附属94号(2012年12月20日発行)

2012 . 12. 2 0
附
属
第 94 号
第
94
号
2012年12月20日発行
神奈川大学附属中・高等学校
ホームページアドレス
http://www.fhs.kanagawa-u.ac.jp/
題字は初代学校長大澤清克先生揮毫
神大附属がめざすべき教育について
学校長 鈴木 義嗣
『附属』9 3号において、開校 2 0 周年を機に掲げた附属学
校のイメージ戦略「のびのびとした校風・高い進学実績」
そして神奈川大学を含む学園全体の将来構想の中で付け加
えられた「地域で一番信頼される共学校」を、イメージと
してだけでなく具現化するためにどのような学習活動の取
り組みをしてきたか、とくに前二者について述べてきまし
た。将来構想で付け加えられた内容は、前二者の評価結果
と考えられるので特に説明の必要はないと思います。
本稿では具現化へ向けての取り組みの成果と今後の附属
学校の教育がめざすべき方向性について述べていきます。
「のびのびとした校風」は、本校の維持すべき伝統的校風と
して掲げられました。この言葉は別の表現をすれば生徒たち
の自由で闊達な学校生活の態度ということになりますが、時
としてこの言葉の「のびのび 」=「自由」は「自分の勝手気ま
ま」と理解され、生徒たちの行動や態度、例えば服装や挨拶と
いった面の「だらしなさ」となり、それをどのように解決すべ
きかが教員の課題ともなっていました。この面については、
生徒会の活動を通じた改善への取り組みが最善策と考え、生
徒会と教員が話し合いながらそれを模索してきました。その
到達点が現在の「K U P r i d e」
を標語とした取り組みです。こ
の標語は、自由とは何か、学校としてのアイデンティティとは
何かについての理解を踏まえたもので、
「のびのびとした校
風」は名実ともに確立しつつあると評価しています。
「高い進学実績」については、前回で説明した数値目標であ
る国公立・MRACHレベル以上の現役進学率 60%を実現し
つつあります。とくに、ここ数年は国公立大学への進学率が
伸びています。もちろんこの背景には日本の経済事情の変化
も作用していると思いますが、本校の進路指導と教育課程編
成の中で国公立大学に必要な科目、特に数学をしっかり履修
させるなどの体制作りと、担任の高い目標をもたせる指導や
最後まであきらめさせない励ましが、この成果を支えてきた
と考えています。しかし、この成果は毎年、コンスタントに達
成できているわけではありません。これからも各生徒の目標
実現のためのサポートをしっかり行い、いわゆる「国公立難
関大学」への一定数の継続的合格を確実なものにしていくと
いう、次のステップへの進路指導体制を追求していきます。
次に将来を見据えた附属学校がめざす教育の方向性に
ついて見解を述べたいと思います。現在、本校のみなら
ず日本の教育が直面している課題、それがグローバル化
への対応と教育の I C T(Information & Communication
Technology)化の動きです。
ICT 教育についてふりかえると、情報教育あるいは I T 教
育(I C Tと同義と考えて良い)と言われていた段階におい
て、本校はそのパイオニア的役割を担ってきた学校の1つだ
と思います。しかし、現在は情報機器の機能の理解とその利
用だけでなく、あらゆる教科における活用が推進されていま
す。そのための機器として電子黒板やデジタル教科書がつ
くられ、その活用と普及が小・中学校を中心に図られていま
す。この動きには、懐疑的な声も多くあります。教科科目、あ
るいは小・中学校はある程度活用できるが高校では無理だ、
さらには思考能力を低下させる危険性があるなどの声です。
しかし、こうした I CT 教育も、グローバル化の中で発生し
た大きな潮流であることには違いがありません。これを何ら
検証もなく頭から否定するのではなく、それこそ I C T 教育
機器の活用・汎用についてしっかりと研修し、本校の教育の
中で効果的に活用する事を考えていくべきだと私は考えて
います。本校では次年度よりこの研修を開始し、神大附属版
I CT 教育の確立をめざしていきます。
グローバル化への対応について考えると、まずあげられ
るのが英語教育のあり方です。グローバル化が叫ばれ始め
た時、英語教育に求められたのは会話力でした。しかし、
現在ではグローバルな人材として求められる資質は、本当
の意味でのコミュニケーション能力です。ここで肝要な点
は、「自分の考えや意思」を相手に伝える事にあります。
ここにいう自分の考えや意思は、これまでに蓄積された知
識や現状認識をもとに思考し、判断・選択した結果です。
したがって、コミュニケーション能力とは、確かな知識、
思考力、判断・選択力が前提となっているといえます。ま
た、グローバル時代にあっては、日本人としての自覚も大
切な要素だといわれています。したがって、日本の歴史と
文化に対する理解は必須です。そして、もちろんこれらの
ことを伝える世界的に共通な手段が英語なのです。本校の
教育が特別活動や課外活動をしっかり行う理由は、まさに
コミュニケーション能力の育成にあります。この能力がグ
ローバル社会を生き抜くのに必要な資質であることを再認
識して、本校の特別活動や課外活動を再編成すること、そ
して、その手段としての英語教育を再構築することが次年
度からの課題と考えています。
私たちはこれまで「のびのびとした校風」と「高い進学実
績」という二兎を追ってきました。この実績を損なうことなく
「神大版 I CT 教育」と「グローバル時代のコミュニケーショ
ン能力の育成」をしっかり追求していきたいと考えています。
(1)
附
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第 94 号
第2
28
8 回 くすのき祭 くすのき祭 10
10 月
月7日
7日(日
(日)
日)
・8
8日
日(月
(月)
月)
テーマ:GALAXY
テーマ
マ:GALAXY
:GALAXY ∼ KU STARS ∼
1 0 月7日
(日)
と
8日
(月)に、第 28
回くすのき祭が行
われました。初日
に多少の雨が降っ
たものの、2日目は
天 候に恵まれ、両
日で 9, 3 2 1名の来
屏風絵とペットボトルの風車
校者がありました。
「虹の7年計画」も今年で5年目、今年のイメージカ
ラーは黄色でした。本校生徒一人一人を輝く個性をもっ
た星にたとえ、その星々が集まって美しい学校祭を作ろ
うというコンセプトのもと、今年のテーマを「GALAXY
〜 K U STARS 〜」と決めました。
学校祭実行委員会ではこの日に向けて、企画部がポス
ター原画募集・パンフレット作成・企画書や物品の管理・
企画投票の運営を、装飾部がスペースシャトルの制作・
校舎内外の装飾を、運営部がプレイベント・オープニン
グセレモニー・イベントステージ・後夜祭の準備をそれ
ぞれ担当しました。
「虹の7年計画」において、毎年「船のオブジェ」を制
作することが伝統として引き継がれています。そこで、今
年のテーマが「GALAXY 〜 K U STARS 〜」
だったため、
宇宙船を作ろうということになり、最終的にスペースシャ
トルの制作を決めま
した。夏休み前から
ミニチュアのスペー
スシャトルを作るな
ど、高2が中心とな
り、計画的かつ精力
的に制作を行いまし
た。また、ペットボ
トルを再利用した風
スペースシャトル
車を作り、それを黄色の花と見立てて、校門からのアプ
ローチなどを飾りました。風がなびくと一斉にカタカタと
回りだすその風車を、来校者の方々は興味深そうに見て
いました。
1日目の一般公開前に行われたオープニングセレモ
ニーでは、学校祭実行委員会が制作した「マナー C M」
が放映されました。また、各企画は 3 0 秒という限られ
た時間で、自分たちの企画を個性豊かにPRしていま
した。
中1から高1まではクラス企画で、高2は模擬店や劇・
お笑いの企画でくすのき祭に参加しました。また、部活
動や委員会・教科・有志などの各企画も大いに活躍して
いました。
2日目の一般公開後に行われた後夜祭では、学校祭実
行委員会からの特別表彰や、企画投票の結果が発表され、
大いに盛り上がりました。その後、高2から高1へと5
色のタスキがリレーされ、「虹の7年計画」が継承され
ました。サプライズとして副校長特別賞が、学級委員会
の「KU Information Center」と、執行部の「キャン
パスツアー」に贈られました。両企画とも表だった企画
ではありませんが、来校者の方々に必要な情報を的確に
伝え、そのホスピタリティ精神が評価されました。
この2日間で、生徒たちは各企画において、自分の得意な
ことを活かしながら、
日頃の活動成果を来
校者の方々に発表す
ることができました。
くすのき祭を通じて、
仲間と協力し合うこ
とや、同世代以外の
人とのコミュニケー
ションを学んだと思 3年F組
います。 (持永) 「カジノGALAXY~カジノ界の一番星になれ~」
第28 回 くすのき祭 表彰
順位
ポスター部門
部活動・その他部門
クラス企画部門
1位
2年E組 森川 智子
音楽部『 Fantasy ! ~ Festival Concert 2012 ~ 』
2位
2年A組 横関 茉衣
理科部『スーパーウーパーギャラクシー インザサイエンスプラネット』 高2有志お笑い『 TH E O W A RA I 』
3年F組『カジノGALAXY ~カジノ界の一番星になれ~』
3位
1年3組 平山 弘一郎
技術・工作部『 家庭科班も集合!クラフターズ 2012 』
高2有志劇『時をかける少女』
実行委員会
特別表彰
受賞団体
受賞理由
実行委員長賞
軽音同好会
『Strum Best of Rocks』
今年度のテーマである「GALAXY ~ KU STARS ~」の理念をよく理解し、皆の個性を輝かせなが
ら発表していました。
企画部長賞
『高2模擬店』
企画は一次・二次企画書とも内容がすばらしい。企画代表者会議の出席率が大変よく、ポスター・階
段絵の提出期限も守れました。
運営部長賞
3年C組
『鍵をあけてミタ』
装飾部長賞
オープニングセレモニーでは、自分達の企画を個性的にPRし、会場を大いに盛り上げていました。
(内装・外装部門)
2年B組『the ZEN』
今までにはない畳を使うという斬新なアイデアで、企画内容をよく表し来校者の目を引いていました。
(ポスター・階段絵部門)
1年2組『☆劇団星座☆』
今年のテーマ「GALAXY ~ KU STARS ~」をよく表し、色合いがとても良かったです。
(2)
附
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第 94 号
平成24年度 体育大会 9月27日(木)に開催
オリンピッKU
オリンピッ
ン ッKU ∼ 6 大陸 36 か国の頂天へ∼
9月 2 7 日(木)、体
育大会が行われまし
た。天気予報では台
風接近が予想され、
開催が危ぶまれてい
ま し た が、当 日 は、
風が強かったものの
天気も何とか持ちこ
勝利に向かって一致団結!
た え、球 技 部 門・陸
上部門ともにすべての競技を実施することができました。
体育大会実行委員会は、今年ロンドン五輪が開催され
たことと、6学年 3 6 クラスで競い合いたいということ
から、スローガンを「オリンピッK U ~6大陸 36 か国
の頂天へ~」と決定しました。また、委員長と高2生が
中心となって4月から毎週委員会を開催し、大会に向け
て企画・準備を進めてきました。大会当日は、運動部委
員会の協力のもとで、実行委員が大会全体の進行・得点
集計などを行い、大会は生徒によって運営されました。
球技部門は個別の会場で実施され、各種目で白熱した
試合が繰り広げられ、また競技に出場する選手を懸命に応
援するクラスメイトの姿も見られました。サッカーでは、
勝敗を分ける P K 戦で、メンバー全員が肩を組んでシュー
ト成功を祈る姿がたい
へん印象的でした。
陸上部門は、全校生
徒が陸上グラウンドに
集 合 し て 行 わ れ まし
た。中学生は、学年総合
優勝を目指して、クラ
ス対抗長縄跳び、クラ
混合ソフトボールでの一場面
ス対抗リレーに全力を
尽くしていました。ま
た、高校生は学年対抗
ということもあり、飛び
つき綱引き、騎馬戦とも
にクラスを超えた一体
感が感じられました。
高 3 生のラストラン
最終種目の高校学年対
抗リレーでは、高3生が全力で走る姿が感動的でした。
閉会式での野呂太郎委員長(2年2組)の「ありがと
う」という爽やかなメッセージが、今年の大会が成功だっ
たということを物語っていました。
(小俣)
中1 防災キャンプ
高2 大学キャンパスツアー & ミュージカル
8月 2 8 日(火)
、防災キャンプが行われました。
各クラスで、断水時を想定して、トイレを流すのに必
要な水をプールからトイレに運搬し、実際に流したり、
浄水器を使いプールの水を飲み水に変えて、飲んでみま
した。また、テント及び仮設トイレの設置を班員で協力
しながら効率よく組み立てることや、けがをした場合を
想定した車イス、担架の使い方を実際に体験しました。
最後に教室に戻ってからは、非常時に配られる毛布の
感触を 確 認 し ま した。 非 常
食のクラッカーと水、自分で
測って袋詰めしてから炊いて
もらったお米とカレーもおい
しく食べました。
有事の時にも、今日のよう
に協力して、みんなで無事で
ありたいと思います。(関澤)
プールでの水汲み
体 育 大 会 成 績
中学
学 年
中学1年
中学2年
中学3年
中学共通
高校
種 目
優 勝
種 目
優 勝
男子ドッヂボール
F組
男子サッカー
2年2組
女子ドッヂボール
E組
学級対抗リレー
C組
男子
バレーボール
3年5組
学年総合
C組
2年6組
男子サッカー
A組
女子
バレーボール
男女
バスケットボール
A組
女子キックベース
D組
女子
3年5組
バスケットボール
学級対抗リレー
E組
混合ソフトボール 1年1組
学年総合
A組
男子サッカー
C組
男子バレーボール
D組
女子バレーボール
A組
混合バレーボール
F組
学級対抗リレー
B組
学年総合
F組
長縄跳び
1年D組
3年F組
種 別
球技部門
陸上部門
男子
3年5組
バスケットボール
飛びつき綱引き
2年
騎馬戦
3年
学年対抗リレー
2年
Tシャツコンクール
順位
クラス
1位
2年F組
2位
2年1組
3位
2年5組
7月12 日(木)、高校2年生は午前中希望者対象の早
稲田大学・上智大学キャンパスツアーに、そして午後は
劇団四季の「オペラ座の怪人」の鑑賞に参加しました。
多くの生徒にとってミュージカルは縁遠いからでしょう
か、あるいは「さすが劇団四季!」とでも言えばいいの
か、壮大な舞台装置、生演奏、照明、日常から遊離した
世界にどっぷり浸り、新鮮な驚きと感動を味わっていま
「実
し た。
利」と「文
化」との二
点に軸足を
置いた、非
常に有意義
な一日でし
た。
(中川)
四季劇場 海
(3)
附
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属
中2 ファームスティ
今年度のファームステイは、8月3日(金)~5日(日)
の2泊3日、宮城県登米市グリーンツーリズム協議会を
通じ、石越町・東和町・登米町・中田町・米山町・津山町・
南方町の7町 2 7 戸の農家に、2 7 期生 8 9 名(男子 42 名、
女子 4 7 名)の生徒がお世話になりました。
東京駅で8時 4 0 分発のやまびこに乗車し、くりこま
高原駅からバス。到着後は昨年同様、入村式の前に南三
陸町を訪問しました。ボランティアガイドの方と一緒に
バスで被災地を一回りした後、実際にその土地に降り立
ち、当時の状況を語っていただきました。生徒たちは映
像で見ていた風景を目の当たりにし、震災の脅威を肌で
感じ取っていました。
入村式は代表の女子生徒のあいさつで始まり、受け入
れ農家とご対面。緊張の面持ちで各農家に分かれて行き
ました。今年度は例年よりもファームステイ参加者の人
数が多く、一農家につき4名の生徒を受け入れていた
だいた農家の方
もあり、本当に
感謝の気持ちで
いっぱいです。
3日間とも天
候に恵まれ、農
作業には最適で
した。畑の草刈
りや芋掘り、農
作物の選別や梱
取れたて新鮮野菜
第 94 号
包、道の駅での
農作物の販売な
ど各農家で計画
していただいた
体験に取り組み
ま し た。「 腰 が
痛 い 」、「 暑 い
…」と初めての
農作業に四苦八
苦 し な が ら も、
トレーラーの運転
取れたての野菜
に「美味しい」と歓声を上げていました。やはり自分で
収穫した野菜は格別のようです。また、夜はその収穫し
た野菜でバーベキューをしたり、地元のお祭りに参加し
たりと、農作業以外の面でも貴重な体験ができたようで
す。神奈川ではなかなか見ることができない、満天の星
空を眺めることもできました。
事前学習では登米の歴史や神大附属とファームステイ
の歴史、さらには、日本の農業の問題点を学びました。
現地では実際に目で見て学ぶことが多くあったようで
す。そういった実際の体験を通じて短い期間ながらも一
回り成長した生徒たち、離村式の代表の男子生徒のあい
さつも非常にしっかりとしていて、3日間のようすが伺
えました。また、離村式で「また来ます」と笑顔で手を
振っていたのが印象的でした。
慣れない農作業の疲れからか、帰りの新幹線はみな静
かに休んでいましたが、その顔は充実した表情でいっぱ
いでした。
(木下)
中3・高1 勉強合宿
中3 神奈川大学見学会
夏休みに実施している勉強合宿を、今年も7月 27 日
(金)~ 3 0 日(月)の3泊4日で行いました。中学3年生
39 名、高校1年生 4 0 名が参加し、英語科と数学科より
4名ずつの教員が教科指導を担当しました。
この合宿の目的は、
「応用力の育成に則して、生徒の
主体的・自主的な学習活動を支援し、大学に向けた基礎
力を向上すること」にあります。4日間の授業プログラ
ムは例年通り朝9時に始まり、8 0 分の授業を午前、午
後と各2コマずつ行い、さらに、夕食の前後には各 100
分の課題学習時間で、担当教員に指導を受けながら取り
組みました。朝から晩まで勉強漬けの4日間でしたが、
生徒たちの勉強に取組む真剣な姿に圧倒されました。
最終日の昼食
は、充実した4
日間の締めくく
りとして、滝沢
牧場でバーベ
キューが行わ
れ、生徒たちの
大きな歓声と笑
顔が大変印象的
でした。
(小林)
中学3年 英語授業
小春日和の 11 月 10 日(土)に神奈川大学六角橋キャ
ンパスで大学見学会が予定通り行われました。
大学の研究施設や生活関連施設の見学と学習進路支援
部(就職課)の方の講演を通して、大学に関心を持ち、
自らの進路を考える機会とすることができました。
施設見学は大学生が案内してくれたおかげで、とても
楽しく見て回ることができました。視聴覚音響室、図書
館、法廷教室、トレーニングルームが好評でした。また
昼食時には生徒の9割が学食を利用し、食堂の品数と味
の良さに感動していたようです(土曜はソフトクリーム
の販売がなかったのが残念)。
昼食後には外国語学部国際文化交流学科で日本古代史
を担当なさっている前田禎彦先生の講演を通して、12 月
に実施される大和古
文化校外学習の事前
学習をしました。間
に休憩を挟み 90 分
の講義で、大和朝廷
の時代から平城京ま
での基礎知識を得る
ことができました。
(渡辺真)
講演テーマは「企業が求める人物像」
(4)
附
2012 . 12. 2 0
属
進 路 部
2012 年度本校主催大学説明会報告
5月9日より7月4日まで本校主催の大学説明会が実
施されました。今年度は新たに上智大学を加え、全 12
大学の大学関係者の方々にご来校いただきました。本校
の生徒はのべ 550 名が自主参加し、みな熱心にお話を
聞いていました。どの大学の方々も自校の説明だけでは
なく、高校生に向けて様々なメッセージを発信してくだ
さったので、生徒たちにとっては有意義であったり、刺
激的なお話も多数あったようです。
2012 年度 本校主催大学説明会の内訳
日程
曜日
大学
講演者
(敬省略)
時間
場所
役職および所属
参加人数
(概数)
5月9日
水
15:30 ~17:00
講義室1
首都大学東京
松浦克美
高大連携室 / 大学での学び発見室室長
30
話の主な内容
高校生がいまやっておくべきこと
5 月 10 日
木
15:30 ~17:00
427 教室
筑波大学
木越英夫
化学類長
30
大学における化学という学問について
5 月 17 日
木
15:30 ~17:00
大講義室
東京工業大学
真島 豊
教授 工学博士
60
東工大の使命について
5 月 18 日
金
15:30 ~17:00
講義室1
中央大学
吉原瑞穂
進学アドバイザー
10
きて、短期記憶と長期記憶は違います。ですから、長期
記憶にもっていくようにする必要があります。そのため
に何をすれば良いのでしょうか。
1.‌授業の中で覚えられることはそのときに覚えてしま
うといいです。特に最初の5分と最後の5分が大事
です。今日何を勉強するのか、今日何をしたのかを
確認してください。
2.授業の直後に 30 秒でもいいから復習してください。
3.寝る前に1分思い返してみるのも効果的です。
記憶は寝ている間に整理されていきます。
4.‌一週間のうちにはどこかでまとめて時間をとってき
ちんと復習してください。
5.試験の前にもう一回復習してください。
こんな形で4回復習すれば一夜漬けになりません。そ
して、記憶を整理するためにも6時間は寝てほしいです。
有効に整理するた
めには寝る前にイ
メージしておくと
いいです。」
受験生だけでな
く生徒の皆さん
に、日々の勉強で
ぜひ実践して欲し
いと思います。
(齋藤正)
首都大学東京の説明会のようす
中央大学が資格試験に強い理由
6月6日
水
早稲田大学
石野郁也
15:30 ~17:00
大講義室
教務部 入学センター
110
第 23 期生(高3)の 2013 年度入試始まる
早稲田大学が欲しい人材とは
6月7日
木
15:30 ~17:00
大講義室
明治大学
勝田剛史
入学センター事務室
50
6 月 14 日
木
15:30 ~17:00
大講義室
横浜国立大学
下城 一
大学教育総合センター
入学者選抜部 部門長
110
明治大学についてと入試へ向けての対策
5年後、どうなっていたら誇りをもてるか
6 月 22 日
金
東京理科大学
甚田みか
15:30 ~17:00
講義室1
学科事務センター
30
東京理科大が就職に自信がある理由
6 月 27 日
水
15:30 ~17:00
講義室1
上智大学
岡田るみ
学事局入学センター
50
クロスリスティング制度と上智の国際性について
6 月 28 日
木
15:30 ~17:00
427 教室
立教大学
小嶋 顕
入学センター
30
6 月 29 日
金
15:30 ~17:00
434 教室
法政大学
小須田博司
小金井事務部 次長
10
7月4日
水
15:30 ~17:00
講義室1
青山学院大学
清水 秋
入学アドバイザー
30
立教大学の特徴的な学部・学科
法政大学の入試全般とポーターライン
青山学院大学の施設と学科・入試傾向
計
第 94 号
550 名
内訳の中から本校と協力校関係である首都大学東京の
松浦克美先生が話してくださった勉強法がかなり役立ち
そうな内容でしたので紹介します。
「 一夜漬けの勉強は駄目です。脳の仕組みがわかって
大 学 入 試 が、 す で に
AO・推薦入試から始まり
ました。例年、多数の本校
生が受験する神奈川大学
給費生試験は、12 月 23 日
に実施されます。また、1
月 19、20 日に実施される
センター試験には、高 3
生 213 名中 211 名
(99%)
が出願し、出願率では過
去最高となりました。この
理由には、入試多様化に
よる利用の増加や国公立
志向の高まりなどが考え
られます。また、推薦等で
合格してもセンター試験
の受験を要求する大学が
出てきました。
現 役 生 は、1 1 月 の 最
後の模試以後の伸びる余
地が大きいといわれてい
ます。最後まであきらめ
ず全力で取り組んでもら
いたいと思います。
(今給黎)
(5)
2013 年度 神奈川大学推薦入試
学部
学科
法学部
法律学科
自治行政学科
経済学部
経済学科
現代ビジネス学科
推薦依頼
人数
6
3
12
5
経営学部
国際経営学科
9
外国語学部
英語英文学科
スペイン語学科
中国語学科
国際文化交流学科
3
2
1
2
人間科学部
人間科学科
6
理学部
情報科学科
化学科
生物科学科
数理・物理学科
総合理学プログラム
2
2
2
2
2
工学部
機械工学科
電気電子情報工学科
物質生命化学科
情報システム創成学科
経営工学科
建築学科
総合工学プログラム
3
3
3
3
3
3
3
計
80
推薦依頼人数は、第Ⅰ期と第Ⅱ期の合計。
第Ⅰ期 校内出願 9月 2 8 日締切
合格発表 11月 3 0 日
第Ⅱ期 校内出願 2月 1 8 日締切
合格発表 3月 1 5 日
2012 . 12. 2 0
附
属
生 徒 部
第 94 号
◆生徒の対外活動の記録
■運動部
全国JOCジュニアオリンピック(水泳競技部)
◎拳法・空手部
7月1日 第 13 回関東実践空手道選手権大会
一般女子初級の部 準優勝 田中綾乃
高校男子1年初級の部 優 勝 有賀悠貴
準優勝 戸口翔太郎
9月23日 国際総合空手道 第 2 9 回全日本空手道選手権大会
防具付 中学生男子(軽・中量級)
優 勝 平賀克
準優勝 相浦紘輝
防具付 中学女子の部 優 勝 颯田千尋
フルコンタクト 中学生男子(軽・中量級)
第3位 佐藤剛、早川一慶
高校男子(軽量級)
準優勝 大熊真太郎
一般女子(軽量級)
第3位 田中綾乃、森彩佳
形 高校生男子の部 準優勝 丸山雄大
◎硬式庭球部(中学)
7月15 ~ 24日 神奈川県私学テニス選手権大会 団体戦
男子 3位 D1徳原功也 - 井出隆登・D2ラウス勉 - 本部南樹
S3佐藤健太・S2松谷優輝・S1佐藤敦史
女子 3位 D1岡本彩乃 - 冨沢のぞみ・D2田中あいる - 小谷千尋
S2木村彩乃・S1杉山幾美・S3三上明穂
◎硬式庭球部(高校)
7月15・16 日他 平成 24 年度横浜地区テニスリーグ
男子 3部リーグ準優勝、2部リーグ昇格
女子 2部リーグ4位、2部リーグ残留
◎なぎなた部
8月10 ~ 13 日 平成 2 4 年度全国高等学校総合体育大会
個人試合 杉田奈美、久保美菜代
演技競技 鳩岡友紀・久保美菜代チーム
中村美伶・滝川貴子チーム(決勝トーナメント出場)
団体試合 佐藤愛梨、杉田奈美、久保美菜代、飯沼美森、
小川晴菜、中村美伶、鳩岡友紀
8月12 日 全日本少年少女武道(なぎなた)錬成大会
演技競技 敢闘賞 武井梓穂・鈴木麻菜美チーム
谷内田里菜・髙山智恵チーム
9月23日 平成 2 4 年度横浜市民大会兼第 47 回横浜市なぎなた大会
演技競技 小・中学生の部 優勝 儀間智美・森田都望恵チーム
2位 村田萌瑛・早川知花チーム
3位 松本真奈・藤井美奈子チーム
団体試合 優勝 松本真奈/2位 鈴木沙羅、鈴木麻菜美
3位 廣井楓夏、後藤あずさ、浅田ほのか、武井梓穂
10月 21日 平成 24 年度神奈川県民体育大会兼第 59 回神奈川県大会
演技競技 中学生の部 優勝 武井梓穂・鈴木麻菜美チーム
2位 谷内田里菜・髙山智恵チーム
3位 芳賀桜・薄井文穂チーム
高校生の部 優勝 中村美伶・滝川貴子チーム
個人試合 中学生の部 優勝 儀間智美
2位 鈴木麻菜美
3位 薄井文穂、鈴木沙羅
高校生の部 優勝 中村美伶
2位 鳩岡友紀
全国大会が8月26 日
(日)~ 3 0 日(木)に大
阪で開催されました。
関東ブロック予選を突
破したC区分(15 歳以
下女子、中学生)とE
区分(18 歳以下女子、
高校生)の2チームが
参加しました。猛暑の
大会会場 大阪市 大阪プールにて
夏に屋外プールで真っ
黒に日焼けしながら、より上を目指して練習をしてきまし
た。C区分では予選トーナメントを勝ち上がり、決勝トー
ナメントに進出しベスト8、E区分は決勝トーナメントで
ベスト16 という結果でした。中学生は部員が7名(水球
は7名で試合を行う)しかおらず交代メンバーがいない
中、唯一の1年生が頑張り何とかチームの形を作ってきま
した。今後は、室内プールが無いので春季の全国大会に
向け厳しい戦いを強いられると思いますが、14 季連続の
出場権を得られるよう頑張って欲しいと思います。
(村上)
全国高等学校総合体育大会(なぎなた部)
2 0 1 2 北 信 越 か が や
き総体なぎなた競技
が、 8 月1 0 日( 金 )~
1 3 日(月)に福井県立
武道館で行われまし
た。今年度は神奈川県
の代表として、団体試
合、個人試合、演技競
福井県立武道館にて
技の全ての種目に本校
の生徒が出場しました。演技競技の中村・滝川チームは
決勝トーナメントに進むことができましたが、個人試合、
団体試合は予選リーグ敗退という悔しい結果になりまし
た。緑あふれる大地で抱いた思いを胸に、来年の全国大
(岸)
会出場に向けて頑張って欲しいと思います。
■学芸部
◎音楽部
7月 23 日 上菅田特別支援学校との交流演奏会
午前中:演奏会、上菅田特別支援学校の生徒による指揮者体験
昼食時:交流会
9月2 2日 TBSこども音楽コンクール厚木地区大会(中学生のみ)
優秀賞
11月10日 日本学校合奏コンクール 2 01 2 全国大会 金賞
◎高校演劇部
7月2 2・2 3日 神奈川県私立高等学校演劇発表会 内木賞(最優秀賞)
9月2 9・3 0日 第 51回県高等学校演劇発表会 横浜地区大会
最優秀賞・横浜中央大会進出
(石井)
生徒会 地域清掃ボランティア
(月)
、7月 23 日
(月)
、10 月
今年の地域清掃は6月25 日
13 日
(土)の3回、西ひかりが丘バス停~中山の緑区役所
まで行いました。7月の時は中山商店街のトラッシュバ
スターズの皆さんと一
緒 に 行 い ま し た。 回
を 追 う ご と に ボラン
ティア希望者が増えて
います。学級委員長の
山本 侑(2年2組)君
を中心に、今後も地域
に貢献できる活動を計
(内園)
画しています。
ゴミたくさん拾ったね ! !
ヤング天城会議
8月12 日
(日)~14 日
(火)に静岡県伊豆市IBMホーム
ステッドにて、第3回ヤング天城会議が開催され、生徒会
長の江島伊織さんが参加しました。この会議は、ますます
激しさを増すグローバル化の流れの中で、日本の将来を背
負って立つ高校生に、グローバルな世界で生きていくため
の自分のあり方、世界で活躍するためのチャレンジングな
精神を身につけることを目的とし開催されています。今年
のテーマは「日本が世界に先駆けるイノベーションを考え
る」となり、全国から集まった高校生からよい刺激を受け、
自分の見識や知識を高める場となったようです。
(鈴木健)
(6)
附
2012 . 12. 2 0
属
教 務 部
◆ 夏期補習一覧
対象学年
今年度の夏期講習・補習が別表の通り実施されました。
夏期講習の講座は実施内容が明確に示されているので、
数多くある講座を吟味しながら上手に組み合わせて受講
することになります。補習は、英語・数学・国語で実施
され、指名された生徒が受講しました。
(柴田)
中1
中2
◆ 夏期講習一覧
教科
国語
地歴
公民
数学
理科
英語
対象学年
高1
高1
高2
高2
高3
高3
高3
高3
高3
高3
高3
高2
高2
高2・3
高2・3
高2・3
高3
高3
高3
高3
高3
高3
高3
高3
高3
高3
高3
高3
高3
中3
中3
中3
高1
高1
高2
高2
高3
高3
高3
高3
高1
高2
高2・3
高2・3
高2・3
高2・3
高3
高3
中2
中2
中2
中3
中3
中3
中3
高1
高1
高2
高2
高3
高3
第 94 号
講習名
わかる古典文法
背伸びする現代文
背伸びする古典文法
続・背伸びする現代文
入試のための古典文法
上智の現代文分析
センター対策現代文
古典文学史(上代~近世)
早稲田の現代文分析
早稲田・上智の古典分析
センター対策漢文
高2世界史(特講)
高2世界史(特講)
自然環境の地理
自然環境の地理
はじめよう倫理
現代社会 センター対策
日本史文化史特講
政治・経済
日本史演習
センターまでがんばる倫理・夏~日本思想~
地理総合問題演習①
地理総合問題演習①
世界史Ⅰ(文化史)
世界史Ⅱ大学入試問題演習
日本史文化史特講
地理総合問題演習②
地理総合問題演習②
日本史演習
数学①
計算道場
数学②
方程式・不等式
場合の数・確率
ベクトル
数列
数学Ⅲ①
数学入試問題演習
数学Ⅲ②
数Ⅲ演習
化学基礎(物質量・反応式)
力学
化学Ⅰ(熱化学・酸と塩基)
化学Ⅰ(無機物質)
化学Ⅰ(有機化合物)
化学Ⅰ(酸化・還元)
電磁気
光波
Basic Communicative English / TOEIC Bridge
Basic Communicative English / TOEIC Bridge
Basic Communicative English / TOEIC Bridge
Standard Communicative English / TOEIC Bridge
高校英語の基礎 1
高校英語の基礎 1
高校英語の基礎 2
高1 英文法基礎完成
高1 総合英語演習
高2 英文法実践問題演習
高2 英語長文実践問題演習
高3 速読英文読解演習1
高3 速読英文読解演習2
担当者
新川
大場
加野
中川
榊原
中川
大場
宮本
田中(敦)
林(伸)
渡辺(一)
今給黎
今給黎
岩佐
岩佐
阿部
木下
湯浅
河合
湯浅
岩佐
福元
福元
宮田
宮田
湯浅
福元
福元
湯浅
力丸
山口
力丸
川瀬
登坂
矢村
馬場
浅賀
高橋
浅賀
中野
小柳
佐藤
小柳
伊藤
伊藤
齋藤(正)
齊藤(隆)
中山
Jeremy
Amanda
Robert
Thomas
藤澤
深澤
市川
林(宣)
辻
白玉
湊谷
阪東
加藤
*同一の講習名が複数あるのは時期をずらして実施していることを示します。
中3
高1
開講日
教科
7月
数学
担当者
濱砂
7月
数学
田中(孝)
8月
数学
濱砂
8月
英語
関澤
8月
英語
佐伯
7月
英語
町村
7月
英語
酒井
7月
数学
重永
8月
数学
重永
8月
英語
町村
8月
英語
戸羽・柴田
8月
国語
渡辺(真)
8月
数学
力丸・山口
7月
数学
持永
7月
英語
中嶋
7月
国語
後藤・大場
8月
英語
中嶋
8月
英語
久保
*同一の講習名が複数あるのは時期をずらして実施していることを示します。
神大生授業参観
神奈川大学の学生による授業参観が 11 月13 日(火)~
16日(金)の日程で行われ、184名の教職を志す学生達が、
附属学校の授業を参観しました。授業参観後には、授業
担当者と参加学生との懇談会が設けられ、真剣で熱心な
質疑応答が交わされていました。
学生が参観した授業は表の通りです。 (柴田)
教科
科目
担当者名
学年・組
参加
人数
実施日
曜日
時限
地理
古屋 克俊 1年F組
4
11 月 14 日
水
2時限
歴史
宮田 明人 1年A組
9
11 月 15 日
木
2時限
歴史
今給黎 信 2年B組
社会・
地歴
公民1
小俣 淳一 3年C組
公民
現代社会 岸野かしこ 1年5組
9
11 月 15 日
木
2時限
10
11 月 14 日
水
1時限
地理B
岩佐 賢史 2年4組
日本史B 湯浅 元雄 2年5組
理科
体育
情報
英語
11 月 15 日
木
2時限
5
11 月 15 日
木
1時限
8
11 月 14 日
水
1時限
力丸 昌央 3年EF組
10
11 月 15 日
木
3時限
数学
登坂 信明 1年4組
10
11 月 14 日
水
5時限
数学
持永 渥子 1年4組
9
11 月 14 日
水
5時限
数学
数学
10
理科
伊藤 佳慈 2年C組
9
11 月 16 日
金
6時限
化学
齋藤 正臣 2年1組
7
11 月 15 日
木
3時限
生物
石井亜希穂 3年B組
8
11 月 16 日
金
6時限
保健体育 大塚 哲史 2年D組
20
11 月 13 日
火
3時限
体育
30
11 月 15 日
木
3時限
大塚 禎 1年3組
情報B
小林 道夫 2年4組
1
11 月 13 日
火
6時限
英語
関澤 美和 1年B組
9
11 月 15 日
木
2時限
英語
戸羽 嗣治 3年CD組
9
11 月 15 日
木
3時限
英語Ⅱ
講読
湊谷 真理 2年4組
7
11 月 13 日
火
2時限
教育実習(養護)
7月2日(月)~7月 2 0 日(金)および9月3日(月)~
9月7日(金)に、廣瀬寛子さんが教育実習を行いまし
た。研究授業は中学2年C組で、保健体育の「きずの手
当」でした。綿密な計画性と熱心な取り組みでレベルの
高い実習を行いました。
(柴田)
(7)
附
2012 . 12. 2 0
属
広 報 部
宇宙エレベーターロボット 60 m の挑戦
入試説明会
来る2013 年入試に向け、入試説明会を開催しました。
今回は土曜日の午後に2回( 10月2 0日・10 月 27 日於:
第一体育館)と水曜日の午前に1回( 11月7日於:大
講義室)
、計3回の実施としました。申込受付は、昨年
と同様に本校ホームページ上から行いました。
説明会は、菊池久副校長の司会進行により、学校紹介D
VDの映写の後、鈴木義嗣校長から「建学の精神と教育方
針」と題した挨拶があり、続いて、中野修一副校長から「入
試傾向と募集要項案内」の説明、そして入試出題教科の教
科主任[国語:後藤和雅教諭 数学:馬場有希子教諭 理科:中山知恵子教諭 社会:岩佐賢史教諭]が、それ
ぞれの教科について「入試の傾向(対策)
」について詳しい
説明を行いました。土
曜日の回は、終了後に
希望に応じて個別相談
も行いました。相談内
容は、実際の入学試験
問題に関するものに限
らず、入学後の学校生
10 月 27日の説明会
活に及ぶものも多く、
本校に対する関心の高
実施日
曜日
会場
参加人数
さが感じられるもので
10月20 日 土
第1体育館
864
10月27 日 土
第1体育館
877
した。参加人数等は左
11月 7 日
水
大講義室
270
表の通りです。 (林)
学校説明会
本校を受験しようとお考えの小学生と保護者を対象と
した学校説明会を、夏季休業に入ってまもなく、7月
2 1 日と 23 日の2日間にわたって、大講義室を会場とし
て実施しました。
菊池久副校長の司会進行により、学校紹介 DVDの映
写、
鈴木義嗣校長による「附属学校の教育について」と、
中野修一副校長による「今年度の入試結果及び来年度の
募集概要」の説明のあと、1 2 名程度のグループに分か
れていただき、本校教員が各グループに1人ずつつき、
4 0 分程度の校内見学をご案内しました。参加人数等は
下表の通りです。
(林)
実施日
曜日
参加組数
第 94 号
参加人数
学年別組数
6年生
5年生
4年生以下
7月 21 日
土
141
319
78
52
11
7月 23 日
月
138
269
91
39
8
おしらせ
《転・編入学》
7月 1 2 日付・銭 大澄(中学3年)
9月 1日付・銭 翼(中学1年)・原 伊織(中学1年)
《教職員の異動》
【着任】 7月 1 1 日付・二上 健志(数学科)
1 0 月 1 2 日付・松井 泰潤(理科)
秋 晴 れ の 10
月8日、宇宙エ
レベーター昇降
実験には最高の
コンディション
でした。くすの
き祭の2日目で
したので、サッ
カー場に多くの
見学者が集まり
いざ 60 mにチャレンジ!
ました。はじめ
に、午前中に小学生を対象としたロボット教室で製作し
たロボットで、10 m の昇降実験を行い、7台すべてが
成功しました。次に神奈川大学工学部江上研究室が開発
している、時速 10 0 ㎞ をめざしているクライマーが登
場し、30 m の昇降テストを行いました。
そして最後は本校高校生が製作した 60 mを昇降する
宇宙エレベーターロボットの実験でした。結果は7台
チャレンジし、高校2年生の田中祐也君、相澤信太郎君、
宗近亮弥君が製作した3台が見事 60 mに到達し無事帰
還しました。「来年はぜひ 10 0 m を目指したい!」と目
を輝かせていました。
(小林)
防災避難訓練
今年2回目の防災訓練が 10 月2 9 日(月)に実施されま
した。前日の雨が嘘のように好天に恵まれ、避難場所は
予定通りサッカー・ラグビー場で、また体験訓練も、各
学年計画通り実施することができました。
中学1年生は、火災時に煙の中で移動しながら避難す
る体験、中学2年生は、起震車による地震体験、中学3
年生は、AEDの使用方法を含めた救命救急法、高校1
年生は、初期消火、高校2年生は、4号館3階からの避
難袋による脱出体験を行いました。
今回の避難訓練では、前回5月 21日(月)に実施したと
きに注意した「避難時に話をしない 、靴のかかとを踏ま
ない」という2
点についてはよ
く守られていま
し た。ま た、避
難場所に集合す
る時間も前回よ
り 90 秒 短 縮 さ
れました。
(中野)
初期消火訓練
《謹んでお悔やみを申し上げます》
飯野 涼大 さん(2年3組)
平成 2 4 年8月 2 4 日逝去されました。
辻 宏 様 平成 2 4 年 1 0 月4日逝去されました。
辻久惠教諭(英語科)のご尊父
(石渡)
(8)