小規模企業者等設備導入資金助成法施行規則(昭和41年7月2日通商産業省令第74号) 最終改正:平成24年3月1日経済産業省令第13号 (平成24年4月1日施行) (設備資金貸付事業及び設備貸与事業の業務の方法の基準) 第1条 小規模企業者等設備導入資金助成法(以下「法」という。) 第14条第2号の経済産業省令で定める基準は、次のとおりとする。 (1) 貸与機関が小規模企業者等設備導入資金の貸付けを受けて行う設備資金貸付事業に係る資金の貸付け(以下「資金貸付け」という。)又は貸与機関 が小規模企業者等設備導入資金の貸付けを受けて行う設備貸与事業に係る設備の譲渡し若しくは貸付け若しくはプログラム使用権の提供(以下「設備 貸与」という。 )は、小規模企業者等又は創業者のうち、一般の金融機関から当該資金又は当該設備の設置若しくは当該プログラム使用権の取得に要 する資金の融通を受けることが困難であり、かつ、当該資金貸付けに係る償還又は当該設備貸与に係る対価の支払が確実に行われると認められる者で あって、次の要件を満たすことが見込まれるものに対して行われること。 イ 次の式により算定した率が100%を上回ることがないこと。 当該事業年度中に受ける設備資金貸付事業に係る貸付金額(公害防止施設(別表第一に掲げる設備のうち、 法第5条第1項ただし書に規定する設備 をいう。 以下同じ。 )に係るものを除く。 )の合計額÷第3号に規定する貸付金額の上限額+当該事業年度中に利用する設備貸与事業に係る設備の 価格(公害防止施設に係るもの及び第6号により前納した部分を除く。 )の合計額÷第6号による設備の価格の上限額 ロ 次に掲げる業種に属する事業の用に供する設備に係る資金貸付け又は設備貸与を受けることがないこと。 1) 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第122号)第2条第5項に規定する性風俗関連特殊営業に該当する業種 その他公の秩序又は善良の風俗を害する観点から対象とすることが適当でないと認められる業種 2) 1)に掲げるもののほか、特別の理由により対象とすることが適当でないと都道府県知事が認める業種 (2) 資金貸付けの対象設備は、次に掲げる設備(土地及び建物(小売業及びその事業の形態が小売業に類するサービス業に属する事業に係る店舗の内 装工事及び外装工事に係るものを除く。) 、物品賃貸業における賃貸用の物品等のうち、主としてその者の管理下に置かれていない状態で使用される ものその他特別の理由により対象とすることが適当でないと都道府県知事が認める設備を除く。)であること。 イ 法第2条第5項第1号に掲げる設備 ロ 法第2条第5項第2号に掲げる設備(当該設備を導入することにより付加価値額(営業利益、人件費及び減価償却費の合計額をいう。以下同じ。 ) 若しくは従業員一人当たりの付加価値額の増加率が5年間で10パーセント、4年間で8パーセント若しくは3年間で6パーセント(法第2条第1 項第2号に掲げる小規模企業者等にあっては、5年間で15パーセント、4年間で12パーセント又は3年間で9パーセント)以上となると見込ま 1 れるもの又は別表第一に掲げるものに限る。 ) (2)の 2 資金貸付けを受ける者と設備の販売会社との間で締結される売買契約(これに準ずるものを含む。以下同じ。)において、貸与機関からの貸付 金相当額が原則として貸付金の受取後1月以内に当該販売会社に支払い、かつ、当該設備の価額のうち貸与機関からの貸付金相当額を控除した額が 原則として貸与機関との契約締結後6月以内又は設備の導入完了後6月以内に支払うべき旨が定められていること。 (3) 資金貸付けの対象者に対する当該事業年度中に貸し付けることができる金額(以下、「貸付最大限度額」という。 )は、50万円以上4千万円以下 (資金貸付の対象者が創業者であって、事業を開始した日(会社の設立により創業を行った場合にあっては、その設立の日)以降1年を経過したも のにあっては、50万円以上6千万円以下、それ以外の創業者にあっては25万円以上4千万円以下)とする。ただし、次に掲げる場合の資金貸付 けの対象者に対する貸付最大限度額は、66万円以上6千万円以下とする。 イ 産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法(平成11年法律第131号)の認定中小企業経営資源活用計画に従って設備の導入をす る場合(同法の規定により当該認定中小企業経営資源活用計画に従って中小企業経営資源活用を実施する中小企業者とみなされる者が、そのみなさ れる事由となる計画に従って設備の導入をする場合又はそのみなされる事由に係る事業活動等に必要な設備の導入をする場合を含む。 ) ロ 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律(平成19年法律第40号)の承認企業立地計画及び承認事業高度 化計画に従って設備の導入をする場合 ハ 中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律(平成20年法律第38号)の認定農商工等連携事業計画に従って設備の導 入をする場合 ニ 商店街の活性化のための地域住民の需要に応じた事業活動の促進に関する法律(平成21年法律第80号)の認定商店街活性化事業計画に従って 設備の導入をする場合 (4) 貸与機関は、資金貸付けの対象者に対して、対象設備の価額のうち貸与機関からの貸付金相当額を除いた額の支払が完了した後速やかに完了検査 (当該貸付金の適正な執行を確保するための現地調査及び書面審査をいう。 )に着手すること。 (5) 設備貸与の方法は、設備の購入代金を2月以上の期間にわたり、かつ、3回以上に分割して支払われることを条件として、全部の支払義務が履行 される時までは、設備の所有権が貸与機関に留保される割賦販売(以下単に「割賦販売」という。 )及びリース取引によるものであること。 (6) 設備貸与の対象設備は、次に掲げる設備(土地及び建物、物品賃貸業における賃貸用の物品等のうち、主としてその者の管理下に置かれていない 状態で使用されるものその他特別の理由により対象とすることが適当でないと都道府県知事が認める設備を除き、設備貸与の対象者に当該事業年度 中において設備貸与を行う設備の価格の合計額が原則として100万円以上8千万円以下(8千万円を超える場合は、その超える部分を前納させる こと。この場合において、当該超える部分に ついては、8千万円の概ね2割を限度とする。)とする。)であること。 イ 法第2条第6項第1号に掲げる設備 ロ 法第2条第6項第2号に掲げる設備(当該設備を導入することにより付加価値額若しくは従業員一人当たりの付加価値額の増加率が5年間で10 パーセント、4年間で8パーセント若しくは3年間で6パーセント(法第2条第1項第2号に掲げる小規模企業者等にあっては、5年間で15パー セント、4年間で12パーセント若しくは3年間で9パーセント)以上となると見込まれる設備又は別表第一に掲げる設備) 2 (7) 貸与機関は、当該設備貸与を受けた者に対し、特にその必要性がないと認める場合を除き保証人を立てさせ、必要に応じ担保を徴求すること。 (8) 設備貸与のうち、割賦販売を行う際に、保証金を徴収し当該割賦販売を受けた者の責めに帰すべき事由により受けた損害の全部又は一部に充てる こととする場合には、当該保証金の額は、当該割賦販売の対価の合計額の10分の1に相当する額の範囲内とするものであること。この場合におい て、保証金の賦払割賦料(割賦販売に係る各回ごとの対価をいう。以下同じ。)の合計額(保証金を割賦販売に係る設備の購入価格に基づき算定する 場合は、当該設備の購入価格)に対する割合は、対象者、対象設備、割賦販売に係る設備の購入価格、賦払割賦料の支払期間等の差異にかかわらず 一律とすること。 (9) 設備貸与の対価は、当該設備貸与に係る設備の購入又はプログラム使用権の取得に要する費用に当該費用のうち借入れに係る部分に係る利子の支 払に必要な額、人件費、事務費、信用保険料その他設備貸与の業務に必要な費用を加えた額を基準とし、その算定方法は、別表第二に定める方法と する。 (10) 設備貸与は、当該設備貸与に係る修理及び保守の義務を当該設備貸与を受けた者が負う旨の特約を付し、かつ、当該契約が解除された場合におい て設備貸与を受けた者が負うべき損害賠償の責任及びその額をあらかじめ定めた契約によりするものであること。 (11) 貸付金の償還方法及び設備貸与の対価の徴収方法は、次 によること。 イ 貸付金の償還方法は、据置期間一年以内とし、年賦、半年賦又は月賦で均等償還によるものとすること。 ロ 賦払割賦料の徴収方法は、賦払割賦料のうち割賦販売に係る設備の購入価格相当部分を控除した金額(以下「割賦損料」という。)は原則として 月賦によるものとし、賦払割賦料のうち設備の購入価格相当部分の金額については据置期間は1年以内で、年賦、半年賦又は月賦によるものとす ること。 ハ リース料の徴収は、原則として月賦によるものとすること。 (12) 貸与機関は、資金貸付け又は設備貸与を行うに当たっては、毎事業年度、当該事業年度の事業計画及び収支予算を作成して都道府県知事の承認を 受けるとともに、事業報告書及び収支決算書並びに四半期ごとの対象事業に係る実績報告書を作成して都道県知事に提出すること。 (貸与機関の要件) 第2条 法第14条第4号の経済産業省令で定める要件は、次のとおりとする。 (1) その役員又は社員の構成が設備資金貸付事業及び設備貸与事業の公正な運営に支障を及ぼすおそれがないものであること。 (2) 設備資金貸付事業及び設備貸与事業の運営を適確かつ円滑に行うに十分な経理的基礎を有すること。 (3) その地区が一の都道府県の区域であり、かつ、他の貸与機関の地区と重複するものでないこと。 (4) 設備資金貸付事業及び設備貸与事業並びに法第14条第3号の事業以外の事業を行う場合には、その業務を行うことによって設備資金貸付事業及 び設備貸与事業並びに 同号の事業の公正かつ円滑な運営に支障を及ぼすおそれがないものであること。 (5) 次に掲げる事業ごとに経理を区分して処理するものであること。 イ 小規模企業者等設備導入資金の貸付けを受けて行う設備資金貸付事業 3 ロ 小規模企業者等設備導入資金の貸付けを受けて行う設備貸与事業 ハ イ及びロに掲げる事業以外の事業 (6) 設備資金貸付事業及び設備貸与事業の業務の方法に関する規程を定めるとき(これを変更するときを含む。 )は、都道府県知事の承認を受けること となっていること。 附 則(平成24年3月1日経済産業省令第13号)抄 この省令は、平成24年4月1日から施行する。 4 別表第一 1 公害防止施設等 次に掲げる鉱山保安法(昭和24年法律第70号)第13条第1項の規定により設置する汚水の処理施設並びに水質汚濁防止法(昭和45年法律第1 38号)第2条第2項に規定する特定施設から、排出される汚水又は廃液を処理するための施設並びにこれに附属する施設 イ 沈でん又は浮上装置(汚水又は廃液を連続的に処理するためのものに限る。 ) ロ 油水分離装置(汚水又は廃液中の油脂分を連続的に分離するためのものに限る。 ハ 汚泥処理装置(この欄に掲げる沈でん又は浮上装置、ろ過装置、酸化又は還元装置、凝集沈でん装置又は生物化学的処理装置から発生する処理残さ を処理するためのものに限る。 ) ニ ろ過装置(汚水又は廃液中の固形物を除去するものに限る) ホ 濃縮装置(汚水又は廃液中の固形物を濃縮するものに限る。 ) ヘ 洗浄又は冷却装置(汚水又は廃液を洗浄又は冷却により処理するものに限る。) ト 中和装置(汚水又は廃液を中和の方法により処理するものに限る。) チ 酸化又は還元装置(ばっ気又は薬剤添加等の方法により汚水又は廃液を連続的に処理するものに限る。) リ 凝集沈でん装置(汚水又は廃液を凝集沈でんにより処理するものであって駆動装置を有するものに限る。 ) ヌ 生物化学的処理装置(散水ろ床法、活性汚泥法又は嫌気性処理法により汚水又は廃液を処理するものに限る。 ) ル 輸送装置(汚水又は廃液を公共の被害防止の目的をもって汚水又は廃液処理設備へ輸送するものに限る。 ) ヲ 貯留装置(沈でん、ろ過、中和、酸化又は還元等の前処理として汚水又は廃液を混合し、又は調整するものに限る。) ワ 燃焼処理装置(汚水又は廃液中の燃焼成分を燃焼により処理するものに限る。) カ 吸着処理装置(汚水又は廃液を吸着法により処理するものに限る。) ヨ 測定・分析装置(公害を防止するためのものに限る。) 2 次に掲げる大気汚染防止法(昭和43年法律第97号)第2条第3項に規定するばい煙処理施設及び同条第10項に規定する一般粉じん発生施設又は 同条第11項に規定する特定粉じん発生施設から排出され、又は飛散する粉じんを防止するための施設 イ 集じん又は除じん装置(ばいじんその他の有害物質を重力沈降慣性分離、遠心力分離、ろ過、洗浄、電気捕集又は音波凝集の方法により処理するも のに限る。 ) ロ 洗浄、中和、吸着又は還元装置(いおう酸化物その他の有害物質を洗浄(吸収を含む。)、中和、吸着又は還元の方法により処理するものに限る。 ) ハ 粉じん処理装置(散水、被覆又は密閉により粉じん発生を防止するものに限る。 ) ニ 燃焼改善装置 ホ 測定・分析装置(公害を防止するためのものに限る。) 5 へ 3 冷却装置 次に掲げる鉱山保安法(昭和24年法律第70号)第13条第1項の規定により設置する騒音を防止するための施設及び騒音規制法(昭和43年法律 第98号)第2条第2項の特定工場等において発生する騒音を防止するための施設 イ 防音装置(機械装置から発生する騒音を防止するための設備であって、消音器及び遮音覆いに限る。 ) ロ 遮音塀又は遮音壁 ハ 4 測定装置(公害を防止するためのものに限る。 ) 次に掲げる振動規制法(昭和51年法律第64号)第2条第2項の特定工場等において発生する振動を防止するための施設防振装置(機械装置から発 生する振動を防止する設備であって、吊基礎。浮基礎又は直接指示基礎(板バネ、コイルバネ、空気バネ又は皿バネをいう。 )を使用するものに限る。 ) 5 次に掲げる悪臭防止法(昭和46年法律第91号)第3条に規定する悪臭原因物の事業場からの排出を防止するための施設 イ 脱臭設備(悪臭を洗浄、中和、吸収、吸着、イオン交換、酸化、還元、電気捕集、化学的処理又は希釈により処理するものに限る。) ロ 悪臭密閉施設(悪臭原因物を密閉するものに限る。 ) 6 次に掲げるダイオキシン類対策特別措置法(平成11年法律第105号)第2条第2項に規定するダイオキシン類(同条第1項に規定するダイオキシ ン類をいう。以下同じ。 )の排出を防止するための施設 イ 排ガス処理装置(集じん又は除じん装置)(ダイオキシン類を重力沈降、慣性分離、遠心力分離、ろ過、洗浄、電気捕集又は音波凝集の方法により 処理するものに限る。 ) ロ 排ガス処理装置(洗浄、中和、吸着又は分解装置) (ダイオキシン類を洗浄(吸着を含む。)、中和、吸着又は分解の方法により処理するものに限る。 ) ハ 燃焼装置(ダイオキシン類を燃焼により処理するためのものに限る。 ) ニ 冷却装置(ダイオキシン類を含む排ガスを冷却することによりダイオキシン類の再合成を抑制するためのものに限る。 ) ホ 沈でん又は浮上装置(ダイオキシン類を含む汚水又は廃液を連続的に処理するものに限る。) ヘ 油水分離装置(ダイオキシン類を含む汚水又は廃液中の油脂分を連続的に分離するためのものに限る。) ト 汚泥処理装置(この欄に掲げる沈でん又は浮上装置、ろ過装置、酸化又は還元装置、凝集沈でん装置又は生物化学的処理装置から発生するダイオキ シン類を含む処理残さを処理するためのものに限る。) チ ろ過装置(汚水又は廃液中のダイオキシン類を含む固形物を除去するものに限る。) リ 濃縮装置(汚水又は廃液中のダイオキシン類を含む固形物を濃縮するものに限る。) ヌ 中和装置(ダイオキシン類を含む汚水又は廃液を中和の方法により処理するものに限る。 ) 6 ル 酸化又は還元装置(ばっ気又は薬剤添加等の方法によりダイオキシン類を含む汚水又は廃液を連続的に処理するものに限る。 ) ヲ 凝集沈でん装置(ダイオキシン類を含む汚水又は廃液を凝集沈でんにより処理するものであって駆動装置を有するものに限る。) ワ 生物化学的処理装置(散水ろ床法、活性汚泥法又は嫌気性処理法によりダイオキシン類を含む汚水又は廃液を処理するものに限る。) カ 輸送装置(ダイオキシン類を含む汚水又は廃液を公共の被害防止の目的をもって汚水又は廃液処理設備へ輸送するものに限る。) ヨ 貯留装置(沈でん、ろ過、中和、酸化又は還元等の前処理としてダイオキシン類を含む汚水又は廃液を混合し、又は調整するものに限る。 ) タ 吸着処理装置(ダイオキシン類を含む汚水又は廃液を吸着法により処理するものに限る。 ) レ 逆浸透膜装置(逆浸透膜を利用してダイオキシン類を含む汚水又は廃液中よりダイオキシン類の分離除去処理をするものに限る。 ) ソ 紫外線・オゾンによるダイオキシン類分解装置(ダイオキシン類を含む汚水又は廃液を紫外線・オゾンによる処理で分解するものに限る。 ) ツ 測定・分析装置(ダイオキシン類を含む排ガス又は汚水若しくは廃液の測定・分析を行うためのものに限る。 ) 7 次に掲げるエネルギー等の使用の合理化及び資源の有効な利用に関する事業活動の促進に関する臨時措置法(平成5年法律第18号)第20条第2項 において読み替えて準用する同法第5条第2項に規定する中小企業承認事業計画に従って、同法第2条第7項第1号、第6号又は第7号に規定する特定 事業活動を行うために必要な設備 イ ボイラー効率向上設備(蒸気ドレン回収設備、廃熱ボイラー及び熱交換器に限る。) ロ 自動燃焼管理設備(省エネルギー型工業炉に限る。 ) ハ 廃ガス利用設備 ニ 省エネルギー型燃焼用機器(太陽熱利用冷温熱装置及び蓄熱機に限る。 ) ホ 熱併給型動力発生装置 ヘ 廃熱利用吸着式冷熱製造機 ト 水平蒸気加熱管型蒸発缶 チ 純水製造用蒸留装置 リ 水循環自動管理装置 ヌ 自動力率調整装置 ル 古紙パルプを製造するために必要な設備(離解装置、除塵装置、脱墨装置、漂白装置、洗浄装置、脱水装置及び叩解装置に限る。 ) ヲ カレットから不純物を除去するために必要な設備(ホッパー、破砕機、水洗処理機、ふるい装置、磁選機、バキューム、ブロー選別機、非鉄金属類 除去機、金属検出機及び陶磁器等除去装置に限る。 ) ワ アルミニウムくずを原材料としてアルミニウム二次地金を製造するために必要な設備(選別機、圧縮機、破砕機、焙焼炉、固形化装置、塗料除去装 置、溶解炉、不純物元素除去装置、非金属介在物除去装置及びアルミニウムドロス回収機に限る。 ) カ プラスチックの製造に係る設備であって廃プラスチック類を原材料とするために必要なもの(減容機、洗浄機、選別装置、粉砕機、乾燥脱水機及び 7 押出機に限る。 ) 8 次に掲げるエネルギー等の使用の合理化及び資源の有効な利用に関する事業活動の促進に関する臨時措置法第2条第8項第3号及び第4号に規定す る特定設 イ 洗浄設備(特定物質、トリクロロエチレン及びテトラクロロエチレンを使用しないもの(HFC(ハイドロフルオロカーボン)又はPFC(パーフ ルオロカーボン)を使用するものにあっては、密閉型の設備又は回収装置を有するものに限る。)に限り、乾燥装置又は排水処理装置を同時に設置す る場合は、それを含む。 ) ロ 回収再利用設備 ハ 古紙パルプを成形する方法により古紙を原材料とする容器又は包装材料を製造するために必要な設備(離解装置、除塵装置、脱墨装置、漂白装置、 洗浄装置、成形装置、乾燥装置及びプレス機に限る。) 9 次に掲げる新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(平成9年法律第37号)第9条第2項に規定する認定利用計画に従って設置する設備 新エネルギー利用設備(新エネルギー利用等の種類が、太陽光発電、風力発電、太陽熱、温度差エネルギー、天然ガスコージェネレーション、燃料電池、 廃棄物発電、廃棄物熱利用又は廃棄物燃料製造に該当するものに限る。) 8 別表第二 設備貸与の対価の算定基準 1 賦払割賦料は、次の式により得た額を基準として行うものとすること。 (式) 割賦販売に係る設備の購入価格(第1条第1項第6号により第1条第1項第6号に定める額を 超える部分を前納させる場合は、 その前納させる額を控除した額)÷賦払回数+割賦販売に係る 設備の購入価格の未済賦払相当額×割賦損料の料率×1賦払期間の月数÷12 2 割賦損料の料率は、1年につき3・0パーセント以内において、貸与機関の設備貸与の業務に必要な費用を償うため、市中の金利等を勘案して、都 道府県知事が適当と認める率(以下「基準割賦損料率」という。 )を基準として定めることとし、その率に小数点以下3位未満の端数があるときは、 これを四捨五入すること。 3 割賦損料の料率は、都道府県知事が適当と認める場合には、賦払期間及び割賦販売を受ける者の財務内容等を参酌して、割賦販売契約ごとに変更す ることができるものとすること。 4 月額リース料の算定は、次の式1により得た額を基準として行うものとする。 (式1) リースに係る設備の購入価格×リース期間ごとに定めた月額リース料 この場合における「リース期間ごとに定めた月額リース料率」は、 基準割賦損料率をリース 期間(3年、4年、 5年、6年又は7年)ごとに式2に算入して得た数値とし、 月額リース料率 の変更時期は基準割賦損料率の変更時とすること。 9 (式2) (リース設備購入価格+設備購入資金借入れに要する利息+リース期間中の固定資産税+リース 期間中の損害保険料+リース設備購入価格×(基準割賦損料率-設備購入資金借入利率÷2)+保 証金相当額の運用利息)÷(リース設備購入価格×リース期間(月数)) 5 月額リース料率は、都道府県知事が適当と認める場合には、リース期間及びリース契約を受ける者の財務内容等を参酌して、リース契約ごとに変更 することができるものとすること。 10
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