資料2

特定非営利活動法人
吉里吉里国
津波の前よりも、もっと豊かな海を復活させる
津波から助かった(助けられた)私たちは、犠牲になられた方々に恥ずかしくない生き方をしていかねばなりません。それは津波の前
よりも、もっと豊かな海を復活させることだと信じます。
そのために、私たちは山に入ります。
長いこと手つかずの、真っ暗な人工林にまず太陽の光を与えようと思います。
そこから、多種多様な植物・生物にとってより良い環境が創りだされ、しいては豊かな山となります。山からは、養分豊富なきれいな水
が湾内に注ぎこまれ、魚介類の健全な発育を促進してくれます。
間伐材は、原木から木の葉にいたるまで、全て有効利用せねばと考えます。また、これからは特に子供たちを中心とした「森林教室」を
定期的に開催していこうと思います。後継者育成のためです。
貧しくはない質素な暮らしの中(薪文化の復活)に、心豊かな日々を送る人たちの住む大槌町、吉里吉里をみんなで創っていきたいです。
限界集落とか人口流失なる言葉を耳にする昨今、若者が、地元で生きてゆくことに誇りを抱くには、我々がその誇りを持つことです。自
然の恵みを授かる術をしっかりと身に付けたに己に、誇りを抱くことだと信じます。
この地域では、きちんとした自然なくして(豊かな山や川、そして海。)子供たちの将来は無いことを、私たちは知っています。
<会員募集のお知らせ>~御支援・御協力よろしくお願いします~
<会員及び会費>
入会金
年会費
正会員
賛助会員
個人
団体
個人
3,000円 10,000円
1,000円
10,000円
3,000円 10,000円一口3,000円一口10,000円
<目 的>
私たちは、大槌町を愛する有志達が、津波災害復興に向けて新たな雇用の創出と、経済復興に関わる地域主体の取り組みを地元住民と一体となって地域再生に取り組むものです。地域
の環境を育む森林資源を有効に活用しながら、吉里吉里の森はやがて海の再生へとつながり、この活動が次世代に残していく活動になり、地域社会に寄与することを目的としています。
<事 業>
「復活の森」プロジェクト
吉里吉里地区の里山人工林は、その約8割が漁業者の所有林です。まず間伐手入
れを行うことから、豊かな森を取り戻そうとしています。
自伐林業の普及
山林所有者が、自ら自分の山で間伐・森林整備を行い、その中から山の恵み
(副業等)を得る。【そのことを自伐林業・自伐林家と言います。】
間伐作業から生み出される木質・木材は「建築用材」、「復活の薪・第2弾」、「木工製
品」、「バイオマス燃料材」等として有効利用していきます。
海が時化た時など漁期の合間に山で働くことは、昔の漁師たちにとっては、ごく
当たり前の事でした。まず私たちが率先して、自伐林業から副収入が得られること
さらに、「地域通貨システム」を確立させることで地元経済の発展を目指し、それらの
活動を地区民・行政一体となり続けていくことで、雇用の場を創り出し、しいては美しい
大槌の街がつくられていきます。
を山林所有者に教えます。次に私たちが身につけた林業技術を彼らに与えたいと
思います。
地域に自伐林家が増えれば、三陸沿岸の森林整備も飛躍的にその速度を増す
でしょう。町や沿岸広域の復興と連携した自伐林業を普及させます。
薪文化の復活・継承
森林教室の開催
そう遠くない昔、薪は人々の生活の中で物心両面を支えてきました(薪文化)。
避難所で瓦礫廃材の焚き火を、毎日大勢の避難者が囲んでいました。その炎は、絶
望の淵から立ち上がる力と勇気を私たちに授けてくれました。
森の現場で、森のことを学ぶ教室を定期的に開催していきます。(特に幼児~
小学生を対象に力をいれます。)
子供たちに鉛筆やノートではなく、鉈・鋸を握らせ、森の中で額に汗する喜びを
安価で入手できる薪ストーブ(蓄熱式ストーブ等)をこの被災地に普及させたいと思い
ます。
H24年10月、「薪まつり」の開催を予定しています。海外からも参加者を募り、薪のあ
る暮らしを皆で考える場にします。
豊かな海と山に囲まれながら、質素(薪の生活)で心豊かな日々を送る人々。そんな
美しい人がいっぱい住む大槌の街を創っていこうと思います。
子供たちの代までかけて。
学ばせます。汗を流すことからしか、自信と勇気は得られぬことも学ばせます。
そこから、故里の自然の尊さを知ってもらい、さらにその中で生きることに誇りを
持たせます。
人口流失・限界集落なる言葉を耳にする昨今、故里に本物の誇りを抱く若者は、
必ずやこの大槌の地に残ってくれるでしょう。
必ず、この地に還ってくれるでしょう。
〈連絡先〉
〒028-1101
岩手県上閉伊郡大槌町吉里吉里3-6-28
NPO法人 吉里吉里国 理事長 芳賀 正彦
E-mail :[email protected]
URL:http://kirikirikoku.main.jp