「コントロールソフトウェア Ver.4.3」の新機能

PCベース計測器 WE7000
「コントロールソフトウェア Ver.4.3 」の新機能
概要
WE7000コントロールソフトウェア Ver.4.3 では、「異種モジュール結合」、および、「モニタ・ビューア」の機能・操作が
改善されています。
新機能
■異種モジュール結合機能
●最大8モジュールまで結合可能
同一ステーション内で、異種モジュール結合の対象モジュールであれば、モジュールの種類、枚数に関わらず、
最大8モジュールまで自由に組み合わせて、異種モジュール結合機能を使用することができます。
(今までは最大2種類)
最大8モジュールまで結合可能
注意
「異種モジュール結合機能」使用時の推奨PC/内部メモリは
PentiumII 400MHz以上/128MB以上 です。
ただし、モジュールの構成によっては、これより速いPCでないと
正しく動作しない場合があります。
●設定情報ファイル(拡張子:wes)で、異種モジュール結合の設定情報もセーブロード可能
今までのバージョンでは、「異種モジュール結合」の設定内容は、設定情報ファイル(拡張子:wes)のセーブ・ロ
ード(※)に反映されませんでしたが、本バージョンから、 「異種モジュール結合」の内容も含め、セーブ・ロードで
きるようになりました。
※ コントロールソフトの現在の設定・状態を一括してファイル(設定情報ファイル。拡張子:wes)にセーブし、
そのファイルを起動するだけで、 元の状態を復元することができる機能
■モニタ・ビューア機能
●モニタのデジタル値の表示フォーマットを指定可能
モニタ画面上を右クリックして表示されるメニューの「瞬時値表示書式の設定」にて、
デジタル表示時の、浮動小数点表示/指数表示の選択、および、小数点以下の桁数を指定できます。
注意
・スケール設定されているチャネルのみが対象となります。
・演算チャネルについては、本機能が有効です。
例1:浮動小数点形式、小数点以下2桁
例2:指数形式、小数点以下2桁
PMK 707701V43
●モニタの設定情報をビューアへドラッグ&ドロップ操作でコピー可能
モニタ上で設定されている表示スケール、波形色、演算式等の内容を、ドラッグ&ドロップ操作にて、
全チャネル、全グループの内容を一括して、ビューアへコピーすることができます。
測定が停止状態でのみ有効です。
モニタ画面
ビューア画面
アイコン表示
波形表示領域で、Ctrlキーを押しながら
ドラッグする。
ビューア上でドロップする。
(表示スケール等がコピーされる。)
●モニタ上の波形データをビューアへドラッグ&ドロップ操作でコピー(追加)可能
モニタ上で表示されている波形データを、ドラッグ&ドロップ操作にて、ビューアへコピー(追加)することができます。
チャネルごとにコピー可能です。測定が停止状態でのみ有効です。
モニタ画面
ビューア画面
アイコン表示
コピーしたい波形上で
Ctrlキーを押しながらドラッグする。
ビューア上でドロップする。
(波形が追加される。)
●CSV形式でのデータ保存操作の改善
CSV形式で波形データをファイルに保存する際、今までは、保存ファイル名の指定と、「時間軸を入れる」の指定が
別画面となっていましたが、本バージョンから、同一画面上で設定できます。
●CSVファイルロード時のコメント表示(ビューアのみ)
CSV形式でも、波形データ保存時に指定した「コメント」がロード時に表示されます。
●モニタのデジタル表示ボタンのツールチップ(ガイド表示)追加
モニタのデジタル表示ボタン上にマウスカーソルを置くと、ツールチップ(ガイド)が表示されます。
追加