Ⅱ-①平成26年度 精神障害者専門部会 活動報告

Ⅱ-①平成26年度 精神障害者専門部会 活動報告
<活動計画>
精神障害者部会は、参加機関からの事例紹介を年度を通して実施。毎回、参加機関から事例提出者・司会者・議事録を設定。
助言者として二次相談支援機関の参加もお願いしている。最終回には全体の振り返りを行い、事例検討を通して地域の課題を
見出すことができるかを模索して行く。
<参加機関>※事務局:南区高齢・障害支援課・南区社会福祉協議会・地域生活支援センター南海・南区生活支援センターサ
ザンウインド
浦舟園・コスモス蒔田・コスモス南太田・恵友ホーム・こども医療センター・サザンワーク・清明の郷・地域活動支援セン
ターBB・地域生活支援センター南海・地域生活支援センター南海 後見的支援・ホームコスモス・南区医師会訪問看護ス
テーション・南区社会福祉協議会・南区生活支援センターサザンウインド・南区福祉保健センター・民衆館・横浜市こども青
少年局青少年相談センター・横浜市総合保健医療センター・横浜市立大学付属市民総合医療センター・横浜市中部地域療育セ
ンター・横浜市発達障害者支援センター・南区地域自立支援協議会事務局
≪第1回 6月20日≫
参加機関
浦舟園
コスモス南太田
恵友ホーム
サザンワーク
地域活動支援センターBB
地域生活支援センター南海
横浜市総合保健医療センター
横浜市立大学付属市民総合医療センター
民衆館
南区医師会訪問看護ステーション
南区生活支援センターサザンウインド
南区福祉保健センター高齢・障害支援課
南区地域自立支援協議会事務局
≪第2回 9月19日≫
参加機関
浦舟園
コスモス蒔田
コスモス南太田
清明の郷
地域活動支援センターBB
地域生活支援センター南海
地域生活支援センター南海・後見的支援
横浜市総合保健医療センター
横浜市立大学付属市民総合医療センター
横浜市発達障害者支援センター
南区生活支援センターサザンウインド
南区福祉保健センター高齢・障害支援課
南区地域自立支援協議会事務局
≪第3回 11月22日≫
参加機関
浦舟園
コスモス蒔田
コスモス南太田
地域活動支援センターBB
地域生活支援センター南海
地域生活支援センター南海 後見的支援
ホームコスモス
横浜市総合保健医療センター
横浜市立大学付属市民総合医療センター
横浜市中部地域療育センター
南区生活支援センターサザンウインド
南区福祉保健センター高齢・障害支援課
南区地域自立支援協議会事務局
議題
1.自己紹介~参加者15名
内容
今年度おこなう精神障害者部会について説明。昨年
同様、各参加機関からの事例検討を継続し、事例を
2.地域自立支援協議会について説明通して各施設の紹介、顔の見える関係・支援者間で
の連携の図れる地域作りを目指することを説明す
3.地域活動支援センターBB施設紹介 る。第1回は昨年度参加機関から希望が多かった、
地域活動支援センターBBの施設紹介をお願いす
○施設長より
る。内容は、プログラム紹介、事例紹介3つ①アル
*施設紹介
コール依存症の方②ギャンブル依存症男性の方③
*プログラム紹介
ギャンブル依存症女性の方。又、支援する上での苦
*事例紹介
労話、どこの機関と連携しているのか?などの紹介
をしている。
4.その他連絡事項
議題
1.自己紹介~参加者19名
内容
今年度も、ホワイトボードを活用しケースに上がっ
た生活情報、生活歴、生活サイクル、生活能力、本
人の希望等、必要な情報をホワイトボードに記入
2.事例検討
*提供者:南福祉保健センター し、それを見ただけで事例がどのような状態にある
MSW かを参加者が推定できるようにする。
事例タイトル:「今後の支援について」
*司会:コスモス南太田
検討内容:46歳・女性・難治性てんかん、うつ病
*ホワイトボード書記:
の方。本人は支援者に対し関わってほしくない。
横浜市総合保健医療センター ほっといてほしい。母は、自分に何かあった時のた
めに、サービスを利用できるようにしたいと希望。
3.その他連絡事項
事例提出者から事例の概要を説明。司会より参加者
の理解を深めるために、利用者の状況について補足
説明を依頼し、事例提出者から再び説明する。ケー
スを取り巻く関係をホワイトボードに整理し、様々
なアプローチの方法が出され検討した。
議題
1.自己紹介~ 参加者17名
内容
事例タイトル:「地域から繋がってきたケースへの
取り組み」
検討内容:34歳・女性・うつ病、糖尿病の方。本
2.事例検討
*提供者:地域生活支援センター 人の友人からの相談。ひきこもりがちで、利用して
いるサービスはない。一番の問題は金銭管理の問題
南海
で、借金があってお金がない。しかし本人は、支援
*司会:南福祉保健センター
に拒否的で、「話を聞いてもらえればいいんです」
MSW
「お金の事をどうにかしてほしいわけではない」と
*ホワイトボード書記:
言っている。検討の結果、もう少し本人と関わりを
横浜市総合保健医療センター 持ちつつ本人の本当のニーズを探る必要があるので
はないか?また他関係機関との連携の必要ではない
か?との意見が出る。
3.その他連絡事項
≪第4回 1月17日≫
参加機関
浦舟園
こども医療センター
清明の郷
地域生活支援センター南海
地域生活支援センター南海・後見的支援
民衆館
南区生活支援センターサザンウインド
南区福祉保健センター高齢・障害支援課
南区地域自立支援協議会事務局
議題
1.自己紹介~ 参加者11名
内容
横浜市独自事業となる、障害者自立生活アシスタン
トの支援について紹介する。事業の目的・対象者・
支援の特徴について説明。自立生活アシスタントを
2.南区精神障害者自立生活
アシスタントの支援について 利用するにはどのように依頼、相談したら良いかの
流れなども説明あり。最後に3事例①衣食住の支援
○主任アシスタントより
②親と離れ、単身生活になったケース③お金を使い
・自立生活アシスタント概要
過ぎる親子の金銭管理について事例紹介があった。
・支援内容、業務内容紹介
・事例紹介
・その他
2.その他連絡事項
≪第5回 3月6日≫
参加機関
議題
浦舟園
1.自己紹介~参加者19名
コスモス蒔田
こども医療センター
2.横浜市こども青少年局
青少年相談センターについて
恵友ホーム
・青少年相談センターの概要
地域活動支援センターBB
・青少年相談センターの業務
地域生活支援センター南海
地域生活支援センター南海 後見的支援 ・その他
ホームコスモス
*司会:南区生活支援センター
横浜市こども青少年局青少年相談センター
横浜市立大学付属市民総合医療センター
3.自立支援協議会振り返り
横浜市中部地域療育センター
・グループワーク
横浜市発達障害者支援センター
民衆館
南区医師会訪問看護ステーション
南区生活支援センターサザンウインド
南区福祉保健センター高齢・障害支援課
南区地域自立支援協議会事務局
内容
青少年相談センターの概要、事業紹介、相談→支援
開始→終結と継続の流れを説明。相談件数等の紹介
もあった。後半は参加者3グループに分かれ、①部会
に出てみて思ったこと②今後やってほしい内容を話
し合う。①部会に出てみて思ったことは、事例検討
を今後も継続してほしい、事例検討に参加して色々
な角度で見られる、気軽に話ができる場が良かった
等意見あり、また②今後やってほしい内容は、社会
資源を知れる機会(紹介)を入れてほしい、医療機
関の話、事例検討、区MSWの仕事の内容が知りた
い等の意見があった。
<今年度について>
活動の全てに事例検討・発表・情報交換の場の時間を設ける予定である。事例検討・発表をすることで、各事例
からあげられた個別課題についての検討を第一に考え、最終的に地域課題を見出していければと考えている。
又、各事業所の支援内容を他施設・機関に紹介・情報交換する事により、顔の見える関係・支援者間での連携の
図れるネットワーク作りを今後も目指していく。
<来年度について>
事例検討・情報交換の場・各施設・事業所の紹介を設ける予定である。事例検討は、あげられた個別課題につい
ての検討を第一に考え、最終的に地域課題を見出していければと考えている。又、各施設・事業所の紹介・情報
交換の場を設け、他施設を知り支援を知る、顔の見える関係・支援者間での連携の図れるネットワーク作りを今
後も引き続き目指していきたい。