キヤノンシステムソリューションズ 株式会社

A 4 / 表 H 2 9 7 m m×W 2 1 0 m m
ユニアデックス 事 例
ワイヤレスIP 電話ソリューション 独自ソリューション開発のためのインフラとして自社導 入!
通信コストも削 減 へ
®
∼FOMA /無線LANデュアル端末&シスコ固定IP電話対応∼
キヤノンシステムソリューションズ 株 式会社
本 社 移 転を 機に、ワイヤレスIP 電 話 基 盤 上で社 内 の 通 信インフラを 整 備した
C l i e n t P r of ile
キヤノンシステムソリューションズ。
通 信コスト削 減ももちろんだが、最大の狙いは、このインフラでさらに
自社 顧 客 向けのアプリケーションやシステムインテグレーション環 境を 開 発し、
独自のワイヤレスI P 電 話ソリューションとして提 供すること。
キヤノンシステムソリューションズ
株式会社
> 設 立
自社利用に基づく実 践的な商品提供を視 野に入れた、
同社の活用事例を紹介する。
1982年7月1日
>社 長
浅田 和則
>事 業 内容
金 融・製 造・流 通 向けSI&サービス事 業
ネット ワ ー ク 事 業 、
Needs
編 集 制 作システム・CAD/CAM/CAE等
産 業 向 け 画 像 処 理 パッケ ー ジ 販 売
>本 社 〒1 0 8 - 0 0 7 3
> 音声通信運用環境の一元管理により、
移設、増設などのコストを削減したい。
東京都港区三田3丁目11番28号
> ビジネスネットワーク基盤に音声やグループウエアを統合したい。
>電 話
03-5730-7100
>F
A
X
03-5730-7 101
>U
R
L
h t t p ://www.canon-sol.co.jp/
> 通信コストを削減したい。
> それ以上に、実践に耐えうるデータ/音声統合環境を自社顧客に提供したい。
ネットワーク技術センター
N/Iグループグループ長 小 林 尚
氏
アクセスポイント設置の様子と使用風景
ONE Stop Service Solution
開発中の業務アプリケーション画面のサンプル
A 4 / 裏 H 2 9 7 m m×W 2 1 0 m m
(*)AiriP(アイリップ)は、
モビリティー端末を使ったユニアデックス ワイヤレスソリューションの総称です。
「Ai r」を 地 球 上 のすべての 空 間と捉え 、そ こに存 在 するネットワークが IP 技 術 で 結びつ き
情報が縦横無尽に行き交うことをイメージしています。
Solution
レ
社 員 個 人 の 携 帯 電 話 多用 に よる
コスト問題を解決。
フォニーネットワークとなる。これによる通
から開発部門/サービス部門までの同社
信コスト削 減を 見 込 ん で はい るが 、小 林
の肉厚な顧客対応環境をベ ースに、真に
氏 は「 今 回 の 導 入 の 正 否を 握るの は、運
使えるアプリケーションや運用力を構成。
携帯端末から無料 の内線通話ができる。
用性、つまり、活用の視点とアプリケーショ
それを自社 の 実践で揉み上げ、顧客向け
グル ープウエアなどの 社内システムに社
ンの精度だ」と力説する。現在は、商談の
ソリューションに昇 華させる。まさに、顧
外 からで も 手 軽 にアクセスで き 、ビジネ
場 で 速 や か に 受 注 確 認 を す るた め の 販
客 の目線で考え、顧客 の問題解決に貢献
スチャンスを 逃さない 。事 務 所 の 移 転や
売データベースへのアクセスやグループウ
するソリューション提供を使命としている
組 織 変 更 時も、大 げさな 工 事が 不 要 。お
エア連 携を 可 能にする環 境を 模 索し、営
キヤノンSOLならではの対応が始まった。
客さまから見 れ ばピンポイントで 担 当 者
業部門からの評価を拾っては開発に還元
がつ かまる。こうした 効 率 的 なビジネス
している。そのうえで「基 幹 系 へ の アクセ
環 境 を 実 現 す ることで 昨 今 注 目 を 集 め
スは当たり前。さらに、携帯電話ならでは
社 内 7 0 0 台 の F O M A 端 末 利 用を
実践するユニアデックスと協業。
るワイヤレ ス I P 電 話ソリュー ション 。そ
の 使 用 性を 追 求した い 」と力 説 する。そ
の 導 入にシステムインテグレーター の キ
れは、
「例えばカメラからの映像入力性を
今回の導入/構築を担当したユニアデック
ヤノンシステムソリューションズ( キヤノ
生かしたアプリケーション開発であり、さら
スは、2005年3月、600台のFOMA端末
ンSOL)が踏み切った。
に、個人密着性を活かした多人数会議機能」
自社導入に踏み切った(現在700台に拡大)。
とのことだが、詳細は乞うご期待とのこと。
「その実績への評価は高い」と小林氏。
「単
とPHSの二つに分かれていたが、実際には、
いずれにしても、携帯電話ならではの特性
なる移行ではなく、業務アプリとの連携や
離 席 / 外 出 中 の スタッフを 追 い 掛 け る
にフォーカスして開発する方向だという。
番号振り分けといった運用ノウハウに一日
「これまで 当 社 の 通 信 環 境 は、固 定 電 話
の長がある」という。そのノウハウとコラボレー
あまり、社 外 の み ならず 社 内におい ても
コスト削減が主眼ではない!
社 員 個 人 の 携 帯 電 話 が 多 用 さ れ 、そ の
トしたソリューションが、
オフィスはもちろん、
病院や金融機関、学校等、同社が得意とす
コスト問題を解決しなくてはならなかった。
さらに、PHSの老 朽 化による代 替えの 時
キヤノンSOLにとって、今回の導入はイン
るフィールドに具体的に提供される日も遠
期でもあった 。この た め最も可 能 性 の あ
テグレーターならではの先を見 た 投 資で
くはない。また、小林氏はそのアプリケーショ
るワイヤレス I P 電 話に注 目して い た が 、
もある。
「 確かにコスト削減も差し迫った
ン開発についても確固としたポリシーを示
本 社ビ ル 移 転を 好 機と捉 えて 、ビジネス
問 題として 取り組 ん で い るが 、実 は 今 回
した。
「個人への密着性を活かすモバイル
基盤の全面IP化を決断した。」
( 小林 氏 )
の 導 入はそれが主 眼ではない 。あくまで
の運用だからこそビジネスアプリケーショ
デ ー タ/ 音 声 統 合 環 境 を 構 築 す る当 社
ンの確実性が大切。したがって、現時点で
独 自 のソリューションを 開 発 するた め の
はこれまで培ったノウハウが最も活かせる
実験インフラだと考えている。」と小林氏
Java環境をあえて選択した。商品化を視
は 言い 切る。
「 いかに社 内で の 運 用 性を
野に入れても、当面、確実な使用力が得ら
N900iL端末
上げ、同時にノウハウを蓄積し、当社 の顧
れるJavaを中心に考えていきたい」という。
が120台というもの。シスコ製固定IP電
客へ の製品提供とサービスに展開できる
まさに、ビジネス密着型の仕組を作りつづ
話400台 とあわせると 、大 がかりな I Pテ
かを考えたい」というのである。営業部門
けているからこその判断がここにある。
基 幹 系 へ の ア クセ ス は 当 たり前 。
映 像 入 力を何とか 実 現した い 。
その導入規模はFOMA ®
ネットワーク構成概要
既存電話
携帯 IP電話
固定IP電話
CMサーバ
(冗長化)
VPN
固定 IP 電話∼ 400 台
携帯 IP 電話∼ 200 台
大阪事業所
VoLP-GW
SIPサーバ
(冗長化)
コアS/W
公衆網
DHCPサーバ
無線コアS/W
PBX
多機能電話
東京本社
携帯網
無線AP
IP
給電S/W
外線利用
電話 03-5546-4977
IP電話
対象1∼8F
IP
ユニアデックス株式会社
本社 東京都江東区豊洲1-1-1 〒135-8560
内線利用
http://www.uniadex.co.jp/
IP Soft
Phone
※記 載の会社名、製品名は、各 社の商標または登録商標です。
ONE Stop Service Solution
010901405-0 ZD0510(500)