「メディア心理学」(H17.5.13 担当 酒井) ケータイでのコミュニケーション1

「メディア心理学」(H17.5.13
担当
酒井)
ケータイでのコミュニケーション1~通話とメールの違い~
はじめに
・通話とメールの特徴の違い
・メディア利用と対面コミュニケーションの関係
表1
人と話す時間
会話時間とメディア利用の関係(文献①を一部改変)
電話回数
電話時間
携帯電話回数
電子メール回数
テレビ時間
パソコン時間
10 分未満
10.1
4.5
4.8
3.3
203.6
18.6
10 分以上 90 分未満
11.6
7.9
4.1
4
182.3
34.9
90 分以上
12.1
8.2
6.6
6
166.7
44
通話
・通信時間別にみた電話利用の 4 段階
・通話での物理的・心理的なコミュニケーション空間
・留守番電話によるオフライン対話
メール
・手紙との違い
・パソコンメールとの違い
・キューレス・メディア
・親しい関係の維持のための利用
①関係の維持の道具
表2
ケータイメールの相手(文献①を一部改変)
ふだんよく会う友人
73.4
ふだんあまり会わない友人
43.4
恋人
19.6
同居の家族
18.2
別居の家族
8.4
②フルタイム・インティメート・コミュニティの道具
表3
ケータイでの伝達内容(文献①を一部改変)
音声
メール
68
52
仕事上の報告、連絡、相談
37.8
14
そのときあった出来事や気持ちの伝達
21.3
66
とくに用件のないおしゃべり
18.2
40.7
待ち合わせなどの約束や連絡
③自己開示が高い
・メールでの感情伝達方法
①顔文字・絵文字
②擬音語・擬態語
ケータイがあると困る点は?
小レポートテーマ例 ケータイで通話とメールをいかに使い分けて利用しているか
参考文献 ①小林正幸 2001『なぜ、メールは人を感情的にするのか』ダイヤモンド社
②松尾太加志 1999『コミュニケーションの心理学』ナカニシヤ出版