26 25 広島大学 松川 寛二 スポーツ時の運動筋血流量はメンタルトレ

スポーツ時の運動筋血流量はメンタルトレ
ーニングにより増強できるか?
研究代表者
広島大学
松川 寛二
スポーツ時には、活動している骨格筋組織へ血液供給
が増加して代謝を高めています。この場合、筋活動によ
って作られた物質が血管内腔を拡げ血液の流れを多くし
ています。本論文は、運動開始時に交感神経系の働きよ
り筋肉への血流が増し、運動準備状態を作るのではない
かということについて検討したものであります。
超音波カラードップラー血流計などを用いた結果、運
動をイメージした時に骨格筋への血流が多くなりました。
この現象は、高次中枢からの交感神経性調節により血管
が拡張されて起こるものであろうと結論付けております。
これから推測すると、スポーツ時の活動筋への血液流は
メンタルトレーニングにより増強でき、運動のパフォー
マンスを向上できることに繋がります。そして、このよ
うな調節は短時間の瞬発的な競技スポーツにメリットを
与えるものと考えています。
メンタルトレーニングで活動筋への血流量が増強できる。
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イメージ開始
イメージ終了
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上
腕
動
脈 25
血
流
量
の
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化
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%
︶
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−30
30
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120秒
運動イメージ
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