TPO オープン1 (Tokyo Pinball Organization Open Tournament 1)の結果 2006 年 10 月 8 日(日)、東京都日野市のネバーランドにて第 1 回 TPO オープントーナメント(TPO オープン1)を開催しました。 17 名のプレイヤーの参加がありました。どうもありがとうございました。第 1 回を記念して TPO が 20 年以上前に行なってい た「総当たりクレジット戦」という試合形式を簡略版にして再現しました。これは2P での 1 対 1 の勝負を全員総当たり(今回は 1 人が 16 試合)で行ない、各試合の勝敗を獲得クレジット数(同点の場合はスコア)で決めるものです。大会の順位は勝ち数 で決めますが、勝ち数が同じ場合は獲得総クレジット数で決めます。それも同じ場合は直接対決の勝敗を見ます。三つ巴の ときはその 3 人の戦いの中に限っての勝利数と獲得クレジット数の順で判定します。結果は以下のようになりました。プレイ ヤー名は英文字表記にしています(姓・名の並び順は本人からの申請による)。 順位 プレイヤー 勝ち数 獲得総クレジット数 WPPR(2006.10.1) 1 Sunao Kono 11 11 ---- 2 Shinjirou Fukuba 11 6 292nd 3 Yoshihiko Sato 11 3 ---- 4 Suzuki Satoshi 10 8 63rd 5 Shoichi Kosuge 10 7 ---- 6 Hoshi Yuichiro 9 5 ---- 7 Takashi Morikawa 8 9 273rd 8 Kazuyuki Dei 8 7 508th 9 Kiminari Imahashi 8 5 ---- 10 Naoki Masuda 8 5 508th 11 Yoshihiro Fujisawa 8 4 280th 12 Shunichi Yasuda 8 4 160th 13 Mitsuyoshi Koito 7 2 ---- 14 Endoh Yoshiki 7 2 175th 15 Ichiro Sakashita 6 4 ---- 16 Hirao Tomohiro 3 4 409th 17 Takako Dei 3 1 ---- (大会運営責任者=HORIGUCHI Masaya) なお IFPA による WPPR 用のポイントは 1∼4 位のプレイヤーが獲得ました。 ↑世界各国 551 人参加 http://www.pinballrankings.com/ 今回は TPO にとって初めてのオープン大会であり、運営も手探りでした。行き届かない面も多々あったと思いますが、参加 者の皆さんのご理解とご協力に心より感謝致します。試合方式は上述のように古い時代に TPO が行なっていたものでした。 20 年以上前の 1980 年代前半では試合に使うマシンの傾向は今と大きく異なっており、クレジットは 1 プレイ中にかなり多く 獲得できることもありました。リプレイも 2 段階や 3 段階あり、スペシャルも狙いやすいマシンが少なくなかったものです。1 回 の対戦でクレジット数が 6 対 5 などという戦いも起こるものであり、その中ではマッチによる 1 クレジットはほど良い味付けで した。今回はネバーランドの通常設定よりもリプレイ点は低くしましたが、それでもそれほど多くのクレジットが獲得されるに は至りませんでした。その状況ではマッチによる 1 クレジットの比重は大きかったようでした。運も実力のうちという勝負事の 要素が極端に取り込まれているこの試合方式は、ピンボールの面白さを演出する一例だとご理解頂ければ幸いです。また 運営上は総当たり戦の厳密な対戦表作りなども非常に大変であり、当日の飛び入り参加が難しいのも難点でした。今後の TPO オープンはより簡単な形式によるスコア戦を行なう考えです。ご参加をどうぞよろしくお願い致します。
© Copyright 2024 Paperzz