210 表 天 ※※2010年1月改訂(第12版 指定医薬品の削除) ※ 2008年11月改訂 日本標準商品分類番号 872329 胃炎・胃潰瘍治療剤 R カプセル R 細粒 R 【組成・性状】 〈組成〉 セルパスカプセル50㎎: 1カプセル中 テプレノン 50㎎含有 添加物として乳糖水和物,無水ケイ酸,ポビドン,ト コフェロール,クエン酸水和物,ステアリン酸マグネ シウム,ゼラチン,青色1号,黄色5号,酸化チタン, ラウリル硫酸ナトリウム含有 セ ル パ ス 細 粒 10%: 1g中 テプレノン 100㎎含有 添加物としてD−マンニトール,無水ケイ酸,クエン 酸水和物,ポビドン,トコフェロール,タルク含有 〈製剤の性状〉 セルパスカプセル50㎎: 頭部灰青緑色不透明・胴部淡橙色不透明の硬カプセル 剤である。 識別コード:MH1 3 4(PTP包装) 本体コード:M H 1 3 4 セ ル パ ス 細 粒 10%: 白色∼帯黄白色の細粒剤である。 識別コード:MH1 3 5(分包シート) 【効能・効果】 下記疾患の胃粘膜病変(びらん,出血,発赤,浮腫)の改 善 急性胃炎,慢性胃炎の急性増悪期 胃潰瘍 ○ 297 ○ 薬 価 収 載 販 売 開 始 効 能 追 加 2.高齢者への投与 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量する など注意すること。 3.妊婦,産婦,授乳婦等への投与 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の 有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与す ること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していな い。] 4.小児等への投与 小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少な い)。 5.適用上の注意(カプセル) 薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出し て服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲によ り、硬い鋭角部が食道粘膜に刺入し、更には穿孔をおこ して縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告さ れている。) 【薬物動態】1)2)3)4) 1.生物学的同等性試験 1) セルパスカプセル50㎎ セルパスカプセル50㎎ と標準製剤を、クロスオーバー法により それぞれ3カプセル(テプレノンとして150㎎)を健康成人男 子に食後単回経口投与して血漿中テプレノン濃度を測定し、得 られた薬物動態パラメータ(AUCt,Cmax)について統計解 析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。 (注)150㎎単回経口投与は承認外用量である。 1200 【用法・用量】 セルパスカプセル50㎎: 通常成人、3カプセル(テプレノンとして150㎎)を 1日3回に分けて食後に経口投与する。 なお、年齢,症状により適宜増減する。 セ ル パ ス 細 粒 10%: 通常成人、細粒1.5g(テプレノンとして150㎎)を 1日3回に分けて食後に経口投与する。 なお、年齢,症状により適宜増減する。 【使用上の注意】 1.副作用 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調 査を実施していない。 1) 重大な副作用(頻度不明) 肝機能障害,黄疸:AST(GOT) ,ALT(GPT) ,γGTP,Al - Pの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸があら われることがあるので、異常が認められた場合には、 投与を中止し、適切な処置を行うこと。 2) その他の副作用 頻度不明 消化器 便秘,下痢,嘔気,口渇,腹痛,腹部膨満感 肝臓 AST(GOT),ALT(GPT)の上昇 精神神経系 頭痛 過敏症 注) 発疹,A痒感 その他 血漿中テプレノン濃度 (ng/mL) 貯 法:室温気密保存 使用期限:容器に表示 注 意:取扱い上の注意の項参照 カプセル50㎎ 22000AMX00521000 細粒10% 22000AMX00520000 2008年6月 1999年10月 2007年2月 承 認 番 号 (テプレノン製剤) 900 セルパスカプセル50㎎ 標準製剤(カプセル剤,50㎎) 600 mean±S.E., n=12 300 0 0 6 12 18 時間(hr) 24 30 36 血漿中濃度並びにAUCt,Cmax等のパラメータは、被験者の 選択,体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能 性がある。 判定パラメータ 参考パラメータ AUCt Cmax (ng・hr/mL)(ng/mL) Tmax (hr) セルパスカプセル50㎎ 5488±156 1013±48 4.1±0.2 標準製剤 5641±191 (カプセル剤,50㎎) 1052±72 3.9±0.1 (mean±S.E., n=12) 総コレステロールの上昇,眼瞼の発赤・熱感, 血小板減少 注)このような症状があらわれた場合には投与を中止す ること。 品 名 セルパス細粒・カプセル 本コード 仮コード 1412-0015-40 制作日 H21.11.06 校 二校 作業者印 佐 藤 MC N AC 色 スミ トラップ ( ) 角度 調 fgr55 APP.TB 210 裏 2) セルパス細粒10% セルパス細粒10%と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれ ぞれ1.5g(テプレノンとして150㎎)を健康成人男子に食後単 回経口投与して血漿中テプレノン濃度を測定し、得られた薬物 動態パラメータ(AUCt,Cmax)について統計解析を行った 結果、両剤の生物学的同等性が確認された。 (注)150㎎単回経口投与は承認外用量である。 血漿中テプレノン濃度 (ng/mL) 750 セルパス細粒10% 標準製剤(細粒剤,100㎎/g) mean±S.E., n=12 250 0 0 6 12 18 時間(hr) 24 【包 装】 セルパスカプセル50㎎ ……… PTP 100カプセル 1000カプセル バラ 500カプセル セ ル パ ス 細 粒 10% ……… 1kg 0.5g分包×1200 ※【主 要 文 献】 1) シー・エイチ・オー新薬㈱ 社内資料(生物学的同等性試験に関 する資料) 2) シー・エイチ・オー新薬㈱ 社内資料(生物学的同等性試験に関 する資料) 3) シー・エイチ・オー新薬㈱ 社内資料(溶出試験に関する資料) 4) シー・エイチ・オー新薬㈱ 社内資料(溶出試験に関する資料) 5) シー・エイチ・オー新薬㈱ 社内資料(生物学的同等性試験に関 する資料) 6) シー・エイチ・オー新薬㈱ 社内資料(安定性試験に関する資料) 1000 500 天 30 36 【文献請求先】 主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。 マイラン製薬株式会社 研究開発本部 安全管理部 〒105 - 0001 東京都港区虎ノ門5丁目11番2号 TEL 03-5733-9863 FAX 03-5733-9859 血漿中濃度並びにAUCt,Cmax等のパラメータは、被験者の 選択,体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能 性がある。 セルパス細粒10% 判定パラメータ 参考パラメータ AUCt Cmax (ng・hr/mL)(ng/mL) Tmax (hr) 4974±139 922±63 4.1±0.1 標準製剤 4744±237 (細粒剤,100㎎/g) 940±48 4.1±0.2 【学術情報に関するお問い合わせ先】 マイラン製薬株式会社 カスタマーサポートセンター フリーコール 0120-06-6720 (9:00∼17:00/土日祝日を除く) R 登録商標 297 (mean±S.E., n=12) 2.溶出挙動 1) セルパスカプセル50㎎ セルパスカプセル50㎎ は、日本薬局方外医薬品規格第3部に定 められたテプレノン50㎎カプセルの溶出規格に適合しているこ とが確認されている。 2) セルパス細粒10% セルパス細粒10%は、日本薬局方外医薬品規格第3部に定めら れたテプレノン100㎎/g細粒の溶出規格に適合していることが 確認されている。 【薬効・薬理】5) ラット(Wistar系雄性)をもちいた実験潰瘍モデル(インドメタシン 潰瘍,幽門結紮塩酸−アスピリン潰瘍,エタノール潰瘍)において、 潰瘍の発生をプラセボ投与群に比し有意 (P<0.01)に抑制して、抗潰 瘍作用を示した。 【有効成分に関する理化学的知見】 一般名:テプレノン (Teprenone) 化学名:3:2 (5E:5 Z )Geometrical mixture of (9E, 13E ) -6, 10, 14, 18-tetramethyl-5, 9, 13, 17-nonadecatetraen-2-one 分子式:C23H38O 分子量:330.55 構造式: O CH3 CH3 CH3 CH3 C H3C CH3 性 状:テプレノンは無色∼微黄色澄明な油状の液で、わずかに特異 なにおいがあり、味はない。 メタノール,エタノール (95),アセトン,クロロホルム又は ヘキサンに混和し、水にほとんど溶けない。 空気によって変化する。 【取扱い上の注意】6) 1.調剤上の留意事項 細粒剤は、合成ケイ酸アルミニウムとの配合により、次第に黄変 し、含量が低下するので配合剤とせず、組み合わせ剤とすること。 2.安定性試験 1) セルパスカプセル50㎎ 最終包装製品を用いた加速試験(40℃,相対湿度75%,6ヵ月) の結果、セルパスカプセル50㎎ は通常の市場流通下において3 年間安定であることが推測された。 2) セルパス細粒10% 最終包装製品を用いた加速試験(40℃,相対湿度75%,6ヵ月) の結果、セルパス細粒10%は通常の市場流通下において3年間 安定であることが推測された。 発売元 製造販売元 シ ー・エイチ・オー 新薬株式会社 徳島市国府町府中439番地 2010. 1 !2 品 名 セルパス細粒・カプセル 本コード 仮コード 1412-0015-40 制作日 H21.11.06 校 二校 作業者印 佐 藤 MC N AC 色 スミ トラップ ( ) 角度 調 fgr55 APP.TB
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