平成28 年東北経済・産業の10 大ニュース

平成28年12月13日
東 北 経 済 産 業 局
東北経済産業局が選んだ「平成 28 年東北経済・産業の 10 大ニュース」
東北経済産業局では、毎年 12 月この1年間を振り返り、東北の経済・産業に関わる印象的な出来事、支
援内容等をとりまとめてお知らせしております。
このたび、局内からエントリーされた項目を全職員によって投票を行い、ニュース性の高かった下記出来
事を 10 項目選定しましたので、お知らせします。
今年は、北海道新幹線や仙台空港の民営化などインフラの整備による経済、観光への効果や東日本大震災
の被災地のインフラ復旧によるさらなる復興など今後への期待がうかがえる案件が多くみられました。ま
た、甚大な被害を受けた台風 10 号の被災地への支援も選ばれました。
記
1. 北海道新幹線が開通。東北と北海道が海を越えて高速鉄道のネットワークでつながり、津軽海峡を通じ
た新たな経済圏、観光圏としての発展が期待。
2.台風 10 号が岩手県に上陸。久慈市、岩泉町、宮古市を中心に、死者・行方不明者は 20 人を超え、被害
総額は約 1,400 億円の甚大な被害。
3.仙台空港が民営化。全国の国管理空港で初、東北地域の「食」の輸出拡大や交流人口の増加が期待。
4.仙台駅周辺に大型商業施設のオープン相次ぐ。これに伴い駅周辺への人の流れが強まるとともに、地下
鉄東西線効果も相まって、仙台市中心部の人の流れが変化。
5.JR常磐線小高駅-仙台間が約 5 年 9 月ぶりにつながる。小高駅-原ノ町駅間が 7 月 12 日、相馬駅-浜
吉田駅間が 12 月 10 日に運行を再開。
6.電力の小売全面自由化スタート。電気の利用者が、電力会社やライフスタイルに合った料金メニューを
自由に選択。
7.岩手県・宮城県の津波被災地の駅前中心市街地等の商業施設が次々着工、オープン。沿岸部の土地の嵩上げ整
備等が進み、生活環境の復興が着実に進展。
8.トヨタ自動車国内生産再編!東北地域に小型車を集約。東北地域で生産されている「シエンタ」等の販売が好
調を維持するとともに、岩手工場における新車種生産も決定。
9.東北六魂祭が一巡。東京や海外での開催など、東北の祭りは次のステージへ。東日本大震災から立ち上
がった東北の姿を国内外に発信。
10.福島県では浜通りの避難指示解除が進み、全域が避難区域にある福島県富岡町で「準備宿泊」が始ま
った。商業施設の整備も進み、住民帰還に向けた後押しが期待。
【選定方法】
局内各課室や東北各県を担当する地域サポーターから今年のニュース項目を募集し、41 項目の候補案件
に絞り込む。その後、5日間にわたって局内全職員による投票(職員1人につき 10 項目まで)を行い、
職員 156 名の投票を得て集計した結果です。
(本発表資料のお問い合わせ先)
東北経済産業局広報・情報システム室長 藁谷 尊
担当者: 有路
電 話:022-221-4867(直通)