戯言 平成 15 年 4 月 23 日 先日いつものごとく車で仕事に向かっていると

戯言
平成 15 年 4 月 23 日
先日いつものごとく車で仕事に向かっているとタララララ∼ァ、ラァララララー(t.A.T.u
のオール・ザ・シング・シー・セッドをメールの着メロにしています。t.A.T.u 知らない方
はネットで検索してください。) とメールが来たことを知らせる音楽が。運転中にメール
を見るのは危ないので事務所に着きざまメールを開けてみると(笑)知り合いからのメー
ルだったのですが、内容は次のとおりでした。
「友人の子供が悪性のリンパ腫で、手術のために B 型 RH マイナスの血液が必要。」
から始まり、延々と文字が並んでました。最初それを見たときは、これは何とかしなくて
はと思いましたが、読み連ねていくと、「なんじゃ、こりゃ。これはチェーンメールか。」と
気付きました。新手のやつだなと私はその場でそのメールを消去しました。すると翌日
の熊日新聞のこちら編集局で早くも被害者が出たことを知りました。メールの内容をま
ともに受け取った方が友達 3 人にメールを送り、輸血同意者まで探されたのです。昔
から不幸の手紙というのはありますが、経済が疲弊すると心まで病んだ人がでてくるみ
たいです。
毎回この欄で日本経済の活性化を念願する文書を書いているのですが、悪いことば
かりがさらに目立っているような気がします。愛知の誘拐殺人事件では「商工会館」が
何度も出てきました。商工会が地域活性化のことで全国放送で流されるのなら、われ
われも鼻高々なのですが、事件の現場として全国放送で流されたのですから、商工会
館という名は全国に知れ渡ったかもしれませんが、別にわれわれのせいではないので
すが、忸怩たる思いは拭いきれません。
こういう悪いときにはどこからか救世主が現れることになっているのですが、今の時代、
なかなか現れてくれません。やっぱり笛を 3 回吹かないといけないのでしょうか?ピロロ
ピピィ、ピロロピピィ、ピロロピピィ(さて、出てきたヒーローの名は?懐かしヒーローシリ
ーズ第 2 弾)。