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鋼魂 Vol.35

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ハガネ
ダマシイ
鋼 魂
平成 28 年 9 月 発行
(Vol.35)
㈱ 峰 岸 商 会
(本 社) 甲府市増坪町74 TEL055-241-3151 FAX055-241-8530
(営業所) 上野原市新田661 TEL0554-62-3321 FAX0554-62-3322
日頃より、弊社を御愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
今回は現代のものづくりの現場において必要不可欠な存在である
“CADとCAM”についてご説明させて頂きます。
加工部 小林
鋼種
Q&A
龍也
~ CADとCAMについて
CADとは、コンピューター支援設(Computer aided desigh)の略語で、パソコンの画面上で図面を作成す
るためのソフトウェアです。一方、CAMはコンピューター支援製造(Computer aided manufacturing)の略
語でパソコン上でNC工作機械の加工プログラムを作成するソフトウェアです。CADはX・Y平面上で製図を行う2次
元CADと、X・Y・Zの立体空間上に製図を行う3次元CADの2種類に大別されます。近年、設計の現場では2次元
CADでは表現が難しい複雑な曲線や曲面などが視覚的に表現できる3次元CADが幅広く導入されています。
CADの歴史については1960年代アイバンサザランド博士が開発した『Sketchpad』
を原型として米国防総省の肝いりで実用化された航空機の設計を主たる目的とした
『CADAM(キャダム)』が長く用いられていました。航空機の設計には膨大な量の図面
が必要であり、当時軍用機の主力メーカーであったロッキード社が開発に大きく関わって
いたと言われています。
一方、CAMの歴史は1956年マサチューセッツ工科大学にて『APT(アプト)』と呼
ばれるNCプログラム言語が開発され、日本では1972年に純国産のNCプログラム言語
(のちにLanc(ランク)と命名)が開発されたという経緯が有ります。
現在の市場は、CAD・CAMの両方の機能を合わせ持ったCAD/CAMの構成になってい
るソフトウェアがほとんどです。設計からNCデータの作成までをすべて同じシステム内で
行うことができ、また取引先から支給されたCADデータを読み込んだ後、加工する内容に
合わせて形状を編集するといった作業も可能です。
従来の工作機械に加え、多軸制御加工機、複合加工機の普及によってCAD/CAMもより
一層の進化を遂げています。また、生産拠点のグローバル化に伴い、各企業の設計・加工
のノウハウや知識が分散することになり、設計・生産技術の高度化が難しくなるため、熟
練者の日常の設計加工作業の中から、それぞれのノウハウ・知識を自動的にデータベース
として構築し、クラウド管理(インターネット上で保存管理を一元化する事)により世界
中の技術者が活用するシステムが必要となる事でしょう。
CADで作成
CAMでNCプログラム作成
★社長のワンポイント★前回機械要素展の話題を少ししましたが、製品に関してお伝えしたいと思います。以前も3Dプ
リンターのことをお伝えしましたが、今回も私が集中してブースで感じたのは松浦機械製作所さんの「LUMEX AVA
NCE60」特徴1→大型造形物への対応。特徴2→高速化。特徴3→全自動粉末供給・回収・再利用システムの導入。ま
ず加工ワークがL600×W600×Z500造形物許容質量1300㎏。これだけでも驚きますがやはりスピード含め
て、重要な粉末金属です。多くの種類が揃いはじめ、プラ型材料のマルエージング鋼、半導体市場でよく使われているSU
S316L・630、インコネル・チタン等今からもっと多くの鋼種粉末が改良されて出てきます。機械の技術も含めて粉
末金属の進歩で部品価格帯も一気に下がり始める状況になるのではないかと思っております。山梨工業技術センターには試
験用に小型のAVANCE25(L250×W250×Z90)がありますが、製造業にとって生産量は勿論のこと作り方を
今後は考え、コストという世界の中でどの様な設備投資し、次の物づくりに先駆けどこよりも速く、次世代の製造業に一歩
近づく事が大事ではないかということと、当社の材料販売という業界がどのような変化の中に立ち、お客様に提案しなくて
はならないのか今回またあらたに感じた次第であります。
★国中エリア 塚原佳由★
★郡内エリア 望月博隆★
★上野原エリア 山田幸平★
8月に入り稼働状況は7月と比べ停滞しているよう
に感じますが、長期休暇もあった事を考えると少
しですが稼働率も上がってきたように感じます。
半導体関係は年末まで仕事が出ていると先月お伝
えさせて頂きましたが、その後の状況は変わって
いないようです。まだまだ2次、3次の下請けさん
にまで仕事が回るような状況ではないようです
が、大きな落ち込みも無いようです。県外の半導
体関係の仕事も好調のままですが、製造部門に
よっては仕事量の差が大きいようです。車関係は
変わらず高稼働をキープしており、安定した稼働
が続いております。トラック関係は先月と変わら
ず緩やかに下降していますが、お盆明けから徐々
に生産状況が戻って来ているようです。機械メー
カーは依然として厳しい状況が続いており、どこ
のメーカーも模索している状態は変わっていない
ようです。オリンピックも終わり4年後の東京開
催へのインフラ整備も進んでいますが、世界情勢
はまだまだ安心出来る状態ではないようです。今
こそヒューマンパワーを発揮して、なにくそ根性
で乗り越えて行きたいと思っております。
郡内の動向ですが、7月は変わらずと言った感じ
でしたが8月に入り大手会社の夏休みが入り一段
と厳しい状況です。工作機械メ-カ-ではF社、M
社とも仕事量に変化はないようです。F社ではロ
ボット系は順調ですが減収減益で山中、忍野など
税収が下がり影響が出ているとの事。半導体関係
では、T社において装置によって仕事量にかなり
隔たりがあるそうです。そこで忙しい所と仕事が
少ない所とあるそうです。それでも仕事は続くと
通達はあったそうです。郡内における大手半導体
関係は変わりありません。8月は稼働日数が少な
く仕事量に影響がでています。またその他1社で
はSUSの加工が多くあるようですが、他の安い外
注先に集中しているため山梨に恩恵がないのが現
状です。自動車関係でも特に変化はないようで
す。こちらも夏休み大型連休のため仕事は減少傾
向です。いろいろとお客様の所に訪問しています
が、「厳しいね」とおっしゃる方が多くなってお
ります。この先の不安が隠せないのが現状です。
9月に入り通常に戻るので、動向を見て報告して
いきたいと思います。
8月の動向ですが、製造業には厳しい状況が続い
ており、前月同様に仕事量の差が大きい感じがし
ます。半導体や医療機関系では、部署においての
差が大きいようです。エコカーやトラック関係
は、仕事量の増加になっていないようです。短納
期の仕事や、安価な仕事は出回ってるとのお話を
伺いました。東京、埼玉、神奈川方面のお客様も
半導体関係はほぼ横ばいで、安定しないようで
す。また、医療機関系が多少忙しかったようです
が、短納期の仕事との事でした。お盆休みもあり
ましたが例年のような駆け込み注文が全体的に少
なかった様に感じております。また、上野原、東
京、埼玉、神奈川方面においては、仕事量が安定
している状況では無いです。お盆休みで稼働率が
上がらない時期だったと思います。しかしなが
ら、新社屋で仕事スタートされたお客様や、大型
機械導入支度されているお客様など、好調に稼働
されているお客様もあります。また、一部の業種
では、年内は安定して仕事が来ると 話されるお客
様もいます。全体的に上昇傾向になってくれれば
と思います。9月からの動向にしっかり目を向け
て情報収集をして行きたいと思います。
安来今昔 『和鋼博物館総合案内から』 Vol.1
(株)峰岸商会 代表取締役 峰岸 一郎 来年当社は創業50年という節目に当たります。
来年に向けて当社が創業より扱っております安来ハガネについての説明をしたいと
思います。
私が平成元年に御世話になった日立金属(株)安来工場に隣接する『和鋼博物館』
の説明文章を元にお伝えしたいと思っております。
幼少期初めて安来市に父と行き、鋼というものを本格的知ったのが「和鋼記念館」
で鋼を創り出す事に使命を燃やす日立安来男児の姿が鮮明に写真に映し出されて
いたのが印象的でありました。その資料を基に少しだけ・・。
山陰の代表的民謡安来節にも「安来千軒 名の出たところ」と唱われているように、
安来は江戸時代、周辺山間部や伯耆(鳥取県西部)のたたらで生産された和鋼の積
み出し港として、繁栄をきわめてた歴史を持っている。江戸時代中頃、日本海におい
て物資輸送の花形である北前船の往来が活発になると、多くの和鉄が中海を経て日
本海をとおり、各地の金物生産地へ輸送された。北前船は各寄港地において様々な
物資の購入と販売を繰り返しながら航行して利潤をあげる、動くスーパーマーケットと
でもいえるものであった。そのような販売形態のなかで、当地産の和鉄は品質にも定
評があり、時代に即応した商品でもあった。それとともに、重量物を船底に積み込む
ことにより、船の揺れを防止するのにも大いに役立ったとされる。 続く・・・
鉧(ケラ)
和鋼博物館
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