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Fanfare iTest の活用により、ブレード
ネットワークテクノロジーズが経費の
削減と市場投入時間の短縮を実現
ブレードネットワークテクノロジーズ(BLADE社)は、高性能、低遅延、ロスレス、低消費
電力、および低価格なイーサネットスイッチのリーディングプロバイダです。また、エン
タープライズ・データセンタ向けに仮想マシンアウェアなネットワークの仮想化ソリュー
ションと管理ソリューションも提供しています。世界の主な企業や政府機関でBLADE
スイッチのポートが、800 万ポート以上使用されています。Fanfare iTest®のテスト自
動化ソフトウェアを活用することにより、BLADE社はリソース費と設備費を 500,000 ド
ル節約し、サニティチェック時間と市場投入時間の短縮を実現しました。
エグゼクティブサマリ
課題
より効率的なテスト自動化ツールを採
用することにより、生産性の向上、QA
コストの削減、市場投入時間の短縮
を実現すること
高い生産性の追求と市場投入時間の短縮
2009 年、BLADE 社は、仮想化対応ネットワークへの高まる需要に応えるために新し
い製品機能の開発に重点を置いていました。また、BLADE 社の製品ラインは 2003 年
の独立企業としての設立から大幅に増加していました。その結果、テスト要件のボ
リュームと複雑性が増加して BLADE 社のテストサイクルが増大し、設立当時より 7 倍
以上の時間がかかるようになりました。
ITEST によって実現されること
 スケジュールどおりに適切な製品を
市場に投入できるため、収入機会
が増加
 生産性の向上により、リソース費と
設備費を 500,000 ドル節約
 人員を増やすことなく市場投入時
間と品質の目標を達成
 スクリプト作成コストを 40%以上削
減
 スキルに関わらず、既存リソースを
適切に活用
 メンテナンスリリースにかかる時間
を 1,000%短縮
 不具合の解決が合理化され、品質
テストと開発により多くの時間を費
やすことが可能
製品開発の拡大と市場投入時間の目標に対応するために、BLADE 社は新しいテス
ターを採用し、作業を海外に外注しました。しかし、増大するリソース費を削減する手
段も模索していました。
「開発工程よりも QA(品質保証)の工程がどんどん増加していました。そのため、既存
のテストリソースの生産性を向上させるだけでなくより迅速に製品を市場に投入できる
ブレードネットワークテクノロジーズの
ケーススタディ
ように、市販のテストソリューションを探す時期だと判断したのです」と、BLADE 社の業
務推進担当上級副社長、Clive Surfleet 氏は振り返っています。
全てのスキルレベルで自動化を可能に
BLADE 社は自社内で開発した自動化システムでは間に合わなくなっていました。この
システムは実績のあるテストワークフローに従っていましたが、非効率でリソースに負
担を強いるものでした。テストエンジニアがテストプランを作成してマニュアルテストを
実行してから、自動化チームがスクリプト言語を使用して自動化テストスイートを開発
し、最終ステップとして別のチームがリグレッションテストを実行していたのです。また、
文書作成ツールがなかったため、テストを容易かつ正確に反復できるように文書を作
成するためにも BLADE 社は iTest に注目しました。加えて、特別なエンジニアリングス
キルが必要のないシステムを求めていました。「コスト効率よく品質の高い製品を市場
に投入できるように、全てのスキルレベルのエンジニアが自動化プロセスに貢献でき
るようになるツールが必要でした。当社の評価によると iTest テクノロジは強力ながら
非常に使いやすく、現在の人材で高い生産性の目標を実現できました」と、BLADE 社
のソフトウェアエンジニアリング担当副社長、Tim Chao 氏は説明しています。
効率と生産性の向上
iTest の使用を開始してからわずか 1 年で、BLADE 社は、13 種類にわたる製品で約
3,700 のテストケースを作成しました。現在、65%のテストプランが自動化されていま
す。テストエンジニアは iTest を使用して、テスト、レポート、および文書を含む移植可
能な自動化アセットを作成および共有します。お互いのアセットを活用することにより、
全ての製品ラインの品質ワークフロー全体で効率的に協力してプロセスを自動化する
ことができます。そのため、効率を向上させ、生産性を最大化すると同時に、自動化を
推進できます。品質ワークフローに自動化を導入することにより、BLADE 社のテスト
エンジニアは既存リソースを用いてより多くの作業を並行して完了することができまし
た。
「iTest を使用することで、1 人のエンジニアに 1 つのテストを作成させ、自動化チーム
に渡して自動化テストスイートを作成するという効率の悪い方法を行わずにすみます。
自動化チームは元々のテストプランを活用してプロセスの早い段階で自動化に移行す
ることで、多くの時間とサイクルを節約できます」と、Chao 氏は述べます。
また、iTest によって、リグレッションテストやメンテナンスリソースサイクルなど、品質
ワークフローの他の主要工程でもかなりの時間が節約されます。その上、自動化ア
セットを共有することで、開発エンジニアとテストエンジニアのコミュニケーションが円滑
になり、決定までにかかる時間が短くなります。開発エンジニアは自身のパソコンで容
易にバグを再現することができるため、両グループの時間が節約され、品質テストと開
発にさらに集中できるようになります。
ブレードネットワークテクノロジーズの
ケーススタディ
市場投入時間の短縮と経費の削減
iTest により、BLADE 社の製品出荷と品質プロセスが改善されたため、各製品の出荷
方法を修正して製品数量、市場投入時間、品質、およびリソースのバランスを効果的
に調整することができるようになりました。その結果、市場投入時間を短縮すると同時
に、テストプロセスに関する経費を大幅に抑えることができました。
「iTest の性能により、リソース費と設備費を約 500,000 ドル節約できました。また、既
存リソースをより効率的に活用できるようになったため、さらに積極的なスケジュール
を設定しながら品質目標を達成できました」と、BLADE 社のソフトウェア品質保証部長、
Khurram Khani 氏は述べています。
「タイミングよく適切な製品を市場
に投入することで、収入機会が増
加します。ビジネスチャンスを捉
えるこの機能こそが Fanfare が
BLADE 社にもたらす最大の利益
です」
—ブレードネットワークテクノロ
ジーズ、ソフトウェアエンジニアリ
ング担当副社長、Tim Chao 氏
既存リソースの最大活用
iTest を使用することにより、BLADE 社は、自動化をさらに推進しながら、既存リソース
を適切に使用してさまざまなスキルセットを最大限に活用できるようになりました。また、
テスト後に文書が自動的に作成され、わかりやすい形で詳細なテスト情報が提供され
ます。テストエンジニアは全員、スキルレベルに関わらず、この文書を使用して迅速か
つ正確にテストを反復することができます。さらに、iTest を使用してテストを作成する
のにスクリプトの専門家である必要はありません。その結果、スクリプトの作成を
Tcl(あるいは Tcl の専門知識を持つテストエンジニア)に頼る必要がなくなったので、
BLADE 社はテストの作成について最大 40%の節約を達成しました。高度なスキルを
持ったテスターがテストをメンテナンスするために貴重な時間を費やす必要もなくなり
ました。iTest のテストは Tcl スクリプトよりもメンテナンスがかなり容易なため、専門の
テストエンジニアは自由にアドホックテストに集中できるので、エンジニアの満足度が
上昇し、製品の品質が向上します。
ブレードネットワークテクノロジーズの
ケーススタディ
「iTest を導入することにより、エンジニアからもたらされる価値の増加、経費の削減、
既存リソースの適切な活用、および市場投入時間の短縮を実現できました」と、
Surfleet 氏はまとめています。
FANFAREについて
Fanfare は、サービスプロバイダ、ネットワーク機器メーカ、および企業がシステムおよ
びデバイスのテストの合理化、製品サイクルの短縮、コストの削減によって品質ワーク
フロー全体の生産性を向上させることができる自動化テストソリューションを提供しま
す。Fanfare 製品を使用すると、品質保証チームと開発エンジニアは共通のテストプ
ラットフォームを活用して、品質の高いサービスと製品をより迅速かつ効率的に市場
投入することができます。
お問い合わせ先:
(株)東陽テクニカ 情報通信システム営業部
iTest 製品担当
〒103-8284 東京都中央区八重洲1-1-6 (TEL) 03-3245-1250
(E-Mail) [email protected] (URL) http:/ / www.toyo.co.jp/spirent/ iTest
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Rev 0710
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