COBOL開発環境 操作ガイド 操作書 ご注意 (1) 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。 (2) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。 (3) 本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなど お気付きのことがありましたら、ご連絡ください。 (4) 運用した結果の影響については、(3)項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。 輸出時の注意 本製品 (ソフトウェア)は日本国内仕様であり、外国の規格等には準拠しておりません。 本製品は日本国外で使用された場合、当社は一切責任を負いかねます。また、当社は本製品に関し て海外での保守サービスおよび技術サポート等は行っておりません。 商標類 Microsoft®は、米国およびその他の国における米国 Microsoft Corp.の登録商標です。 Visual C++®は、米国およびその他の国における米国 Microsoft Corp.の登録商標です。 Visual Studio®は、米国およびその他の国における米国 Microsoft Corp.の登録商標です。 Windows®は、米国およびその他の国における米国 Microsoft Corp.の登録商標です。 Windows Server®は、米国およびその他の国における米国 Microsoft Corp. の商標です。 Windows ®7 は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。 発行 2012 年 10 月(第 1 版) 日本電気株式会社の許可なく複製・改変などを行うことはできません。 著作権 Copyright (C) NEC Corporation 2012 はじめに このマニュアルは、次に示すプログラムプロダクトの機能と操作方法について説明したものです。 y COBOL Enterprise Edition 対象読者 このマニュアルは、COBOL 開発環境の操作方法を知りたい方を対象としています。また、COBOL の基本的な言語仕様と、Windows、および Visual Studio 2010 の操作方法について理解していること を前提としています。 マニュアルの構成 このマニュアルは、次に示す章と付録から構成されています。 第1 章 COBOL開発環境を利用した開発 COBOL 開発環境を利用した開発について概要を説明しています。 第2 章 操作環境 COBOL 開発環境を利用してプログラムを開発するときの基本的な操作について説明して います。 第3 章 ソリューション COBOL 開発環境の開発資産を管理するプロジェクトをまとめるソリューションについて 説明しています。 第4 章 プロジェクト COBOL の開発資産を管理するプロジェクトについて説明しています。 第5 章 ファイルの編集 COBOL 開発環境での原始プログラムを編集するエディター操作について説明しています。 第6 章 アプリケーションの生成 COBOL 開発環境での COBOL アプリケーションの生成について説明しています。 第7 章 Visual Studioのカスタマイズ Visual Studio のカスタマイズによる、COBOL 開発環境に関する環境設定について説明してい ます。 第8 章 ツール COBOL 開発環境で利用可能なメニュー項目について説明しています。 第9 章 資産管理 I COBOL 開発環境の開発資産の版管理について説明しています。 付録 A コードスニペット仕様 COBOL 開発環境のコードスニペット機能について、提供するコードスニペットの仕様を 説明しています。 付録 B テンプレート COBOL 開発環境が提供するプロジェクト種別に対応したソースファイルのテンプレート について説明しています。 付録 C 用語解説 このマニュアルで使用している主な用語について説明しています。 付録 D ビルドサーバーの設定 ビルドサーバーに設定可能な項目について説明しています。 関連マニュアル このマニュアルは次のマニュアルと関連があります。必要に応じてお読みください。 y COBOL プログラミングの手引 y COBOL 言語説明書 このマニュアルでの表記 このマニュアル中では、「このシステム」と表現している場合、「COBOL 開発環境」を示していま す。 このマニュアルでは、各製品を次のように表記しています。 製品名 Microsoft® Visual Studio® 2010 Microsoft® Windows Server®2008、 Standard Edition Operating System Microsoft® Windows Server®2008、 Enterprise Edition Operating System Microsoft® Windows Server®2008 R2、 Standard Edition Operating System Microsoft® Windows Server®2008 R2、 Enterprise Edition Operating System Microsoft® Windows 7® Business Operating System Microsoft® Windows 7® Enterprise Operating System Microsoft® Windows 7® Ultimate Operating System このマニュアルでの表記 Visual Studio Windows Server 2008 Windows Server 2008R2 Windows7 y Windows Server 2008、 Windows Server 2008R2 および Windows7 とで機能差がない場合、Windows と表記しています。 キーの表記 II このマニュアルでのジェネリックキーの表記とご利用のキーボードのキーの表記は異なる場合があ ります。キーの対応については、Windows のマニュアルを参照して確認してください。 略語一覧 このマニュアルで使用する英略語の正式名称を次に示します。 英略語 正式名称 CSV Comma Separated Values DLL Dynamic Linking Library GUID Global Unique Identifier SQL Structured Query Language URL Uniform Resource Locator XML eXtensible Markup Language このマニュアルで使用する記号 このマニュアルで使用する記号を次に示します。 記号 意味 [ ]キー 文字キーや F(ファンクション)キーを意味する。 [ ]+[ ]キー +の前のキーを押したまま、後ろのキーを押すことを意味する。 { } この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つを選択することを意 味する。項目が縦に複数行にわたって記述されている場合は、そのうち の 1 行分を選択する。 { }+ この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つ以上を選択すること を意味する。同じ要素の繰り返し指定はできないが、異なる要素であれ ば、複数指定できる。例えば、{A|B|C}+と表記されている場合は、 A・B・C をすべて選択してもよい。項目が縦に複数行にわたって記述さ れている場合は、そのうちの 1 行分を選択する。 〔 〕 この記号で囲まれている項目は、省略してもよいことを意味する。 複数の項目が縦または横に並べて記述されている場合には、すべてを省 略するか、記号{ }と同じく、どれか一つを選択することを意味する。 … 記述が省略されていることを意味する。 この記号の直前に示された項目を繰り返して複数個指定できる。 下線 括弧で囲まれた複数の項目のうち 1 項目に対して使用され、括弧内のす べてを省略したときにシステムが取る標準値を意味する。 | 横に並べられた複数の項目に対して項目間の区切りを示し、「または」 を意味する。 [ ] ウィンドウのメニューバーから選択するメニュー、コマンド、またはボ タンを意味する。 常用漢字以外の漢字の使用について このマニュアルでは、常用漢字を使用することを基本としていますが、次に示す用語については、 常用漢字以外の漢字を使用しています。 個所(かしょ) 罫線(けいせん) 桁(けた) 伝播(でんぱ)貼り付け(はりつけ) KB(キロバイト)などの単位表記について 1KB(キロバイト)、1MB(メガバイト)、1GB(ギガバイト)、1TB(テラバイト)はそれぞれ 1、 024 バイト、1、0242バイト、1、0243バイト、1、0244バイトです。 III 付録 1 COBOL 開発環境を利用した開発 この章では、COBOL 開発環境を利用した開発について説明します。 5 1 COBOL 開発環境を利用した開発 1.1 プロジェクトによる開発資源の管理 プログラムの開発作業を効率的に進めるために、COBOL開発環境では、Visual Studioの「ソリ ューション」や「プロジェクト」という概念で、ソースファイルなど複数の資源を管理しま す。ソリューションとは、複数のプロジェクトを一括して管理するための概念です。ソリュ ーションについては、 「1.2ソリューションによるプロジェクトの管理」を参照してください。 プロジェクトとは、アプリケーションの作成に必要な資源と、翻訳時オプションなど、実行 するためのあらゆる情報を一括して管理することで、アプリケーション開発を統合的に行う ための概念です。 ソリューションやプロジェクトを定義することで、複数のソースファイルのコンパイルから 実行可能ファイルの作成までを一括して実行できます。また、プロジェクト内のファイル間 の依存関係も管理でき、必要なファイルだけを対象とし、効率良くプログラムをコンパイル できます。 開発資源をプロジェクトとして管理するために次に示すような定義をします。 • プロジェクトを構成するソースファイル • プロジェクトを格納するソリューション • コンパイル時などに使用するツールのオプションや環境情報 • コンパイル・リンク時に必要となるプログラム間の依存関係 これらの情報はプロジェクトごとに管理されます。 また、作成するアプリケーションを 32 ビットや 64 ビットといったプラットフォームごとに 管理することも可能です。ここでは、32 ビットプラットフォーム用を win32 用、64 ビットプ ラットフォーム用を x64 用と定義します。 6 1 COBOL 開発環境を利用した開発 1.2 ソリューションによるプロジェクトの管理 ソリューションとは、複数のプロジェクトを一括して管理するための概念です。Visual Studio を使うと、実行可能ファイルや DLL ごとに必要な複数のプロジェクトを、ソリューションで 一元的に管理できます。 ソリューションの活用事例を次に示します。 • DLL 用プロジェクトと、その DLL を使用する実行ファイル用プロジェクトの一 括管理 • COBOL プロジェクトと、Visual C++や Visual Basic のような他言語のプロジェク トの一括管理 • 開発プロジェクトと、その開発で利用する設計メモや技術情報の一括管理 ソリューションおよびプロジェクトの概念図を次に示します。 ソリューションの定義情報、およびソリューションに含まれるプロジェクトの定義情報は、 すべてソリューション定義ファイル(.sln)に格納されます。 7 1 COBOL 開発環境を利用した開発 プロジェクトおよびソリューションは、Visual Studio のソリューションエクスプローラーで管 理します。 ソリューションエクスプローラーについては、「2.5.2プロジェクト管理エリア」を参照して ください。 8 1 COBOL 開発環境を利用した開発 1.3 開発の流れ COBOL 開発環境での、COBOL アプリケーションは以下の流れで開発します。 ① Visual Studio の起動 ②プロジェクトの作成 新規作成の場合 MFAからの移行 既存COBOL資産 のインポート プロジェクトの新規作成 プロジェクトを開く ③ソースファイルの 作成、編集 ④プロジェクトの プロパティ設定 ⑤COBOL資産を資産管理 ツールへ登録 ⑥ビルド ⑦生成モジュールを デバッグ環境へ転送 ⑨ソースファイルの修正 ⑧デバッグ ⑩生成モジュールを資産 管理に登録 開発フロー マニュアル記載箇所 ①Visual Studio の起動 2.1Visual Studioの起動 ②プロジェクトの作成 新規作成の場合 プロジェクトの新規作成 4.2プロジェクトの新規作成第 MFAからの移行 既存 COBOL 資産のインポート 8.1既存COBOL資産のインポート プロジェクトを開く 4.3プロジェクトを開く ③ソースファイルの作成、編集 5 ファイルの編集 ④プロジェクトのプロパティ設定 4.6プロジェクトのプロパティ設定 9 1 COBOL 開発環境を利用した開発 ⑤COBOL 資産を資産管理ツールへ 登録 9 資産管理 ⑥ビルド 6 アプリケーションの生成 ⑦生成モジュールをデバッグ環境 へ転送 6.6転送機能 ⑧デバッグ なし※ ⑨ソースファイルの修正 5 ファイルの編集 ⑩生成モジュールを資産管理に登 録 9 資産管理 ※Visual Studio のデバッグ機能を使用した COBOL アプリケーションのデバッグは提供してお りません。 10 1 COBOL 開発環境を利用した開発 1.4 MFA からの移行手順の概略 MFA (Open COBOL Factory 21 /COBOL85 MFA 開発環境)をご利用中の場合、既存の開発プ ロジェクトを変換するツールを用意しています。MFA のプロジェクトからツールによって、 COBOL 用プロジェクトを作成できます。 作成したCOBOL用プロジェクトを使って開発を行ってください。詳細は8.1「既存COBOL資 産のインポート」を参照してください。 インポートの流れは以下のようになります。 1.インポート対象格納ディレクトリへ既存のCOBOL資産を格納します。 2.インポートを実行します。実行すると、ソリューションディレクトリが作成さ れます。ソリューションディレクトリ下には、ソリューションファイルと COBOLプロジェクトファイルが作成されます。 1.インポート対象格納ディレクトリへ既存COBOL資産の格納します ファイル格納 インポート対象格納ディレクトリ MFAプロジェクトファイル格納ディレクトリ MFAプロジェクト ファイル(*.hcpr) インポート結果格納ディレクトリ ソリューションディレクトリ フ ァ 2.インポートを実行します イ ル 変 換 凡例 ディレクトリ ソリューションファイル (*.sln) COBOLプロジェクト ファイル(*.neccblproj) プロジェクトファイル インポート後に作成されるファイル 11 1 COBOL 開発環境を利用した開発 1.4.1 MFA プロジェクトをインポートする インポートを行う前に、インポート対象格納ディレクトリに既存 COBOL 資産を格納してお く必要があります。ソースファイル等の格納については、インポート後も継続して参照され ることとなりますので、充分に検討することが必要です。 COBOL プロジェクトファイルは以下のように変換されます。 インポート対象格納ディレクトリ MFAプロジェクトファイル格納ディレクトリ(DIR_PRJ) MFAプロジェクトファイル (ソースファイルA、ソースファイルB) (登録集原文M) COBOLソース格納ディレクトリ(DIR_SRC) ソースファイルA サブディレクトリ(SUB) ソースファイルB 登録集原文格納ディレクト(DIR_MCR) 登録集原文M 凡例 ディレクトリ プロジェクトファイル ソースファイル プロジェクトファイルの変換 COBOLプロジェクトファイルからの参照 12 COBOLプロジェクトファイル (*.neccblproj) ソースファイル \DIR_SRC\ソースファイルA \DIR_SRC\SUB\ソースファイルB 登録集格納ディレクトリ \DIR_MCR\ 1 COBOL 開発環境を利用した開発 1.4.2 複数の MFA プロジェクトをまとめてインポートする COBOL プロジェクトファイルは一括して変換されます。この場合、インポート格納ディレク トリ配下のディレクトリに分類して、格納してください。 インポート格納ディレクトリ ・ MFAプロジェクトファイル格納ディレクトリ ・ COBOLソース格納ディレクトリ ・ 登録集原文格納ディレクトリ ・ COBOL/S マクロ マクロオブジェクト登録ディレクトリ ・ GMP マクロ格納ディレクトリ ・ リンクライブラリ格納ディレクトリ インポート対象格納ディレクトリ MFAプロジェクトファイル格納ディレクトリ(DIR_PRJ) [A] MFAプロジェクトファイルA (ソースファイルa) (登録集原文M) COBOLプロジェクトファイルA (*.neccblproj) ソースファイル \DIR_SRC\ソースファイルa 登録集格納ディレクトリ \DIR_MCR\ [A] サブディレクトリ [B] MFAプロジェクトファイルB (ソースファイルb) (登録集原文M) [C] MFAプロジェクトファイルC (ソース指定なし) COBOLプロジェクトファイルB (*.neccblproj) ソースファイル \DIR_SRC\ソースファイルb \DIR_SRC\SUB\ソースファイルbb 登録集格納ディレクトリ \DIR_MCR\ COBOLソース格納ディレクトリ(DIR_SRC) [a] ソースファイルa [b] ソースファイルb サブディレクトリ(SUB) [b] ソースファイルbb COBOLプロジェクトファイルC (*.neccblproj) ソースファイル 登録集格納ディレクトリ \DIR_MCR\ 登録集原文格納ディレクト(DIR_MCR) 登録集原文M 凡例 ディレクトリ プロジェクトファイル ソースファイル プロジェクトファイルの変換 COBOLプロジェクトファイルAからの参照 COBOLプロジェクトファイルBからの参照 COBOLプロジェクトファイルCからの参照 13 2 操作環境 2 操作環境 この章では、Visual Studio に統合された COBOL 開発環境を使ってプログラムを開発 するときの基本的な操作について説明します。 14 2 操作環境 2.1 Visual Studio の起動 開発資源をプロジェクトとして管理したり、各種ツールを使って編集したりするために Visual Studio を起動します。 Visual Studio の起動方法として、以下の方法があります。 ・ スタートメニューから Visual Studio2010 を選択して起動します。 ・ ソリューションファイルをダブルクリックします。 2.1.1 Visual Studio で使用するファイル COBOL の開発環境で使用するファイルの一覧を以下に示します。 拡張子 .cbl 他※ .cbl 他※ .sln ファイル種別 COBOL ソースファイル 登録集原文ファイル ソリューション定義ファイル .neccblproj .dll COBOL プロジェクトファイル ライブラリ(DLL)ファイル .exe .txt 実行可能ファイル テキストファイル 内容 COBOL 原始プログラムを格納するファイル。 登録集原文を格納するファイル。 ソリューションに関する情報を格納するファイル。 (COBOL 以外の言語のプロジェクトが含むことも可 能) COBOL のプロジェクト構成を格納するファイル。 他の実行可能ファイルやライブラリから呼び出し可 能な処理を格納するファイル。 実行可能になったプログラムを格納するファイル。 メモ帳などで参照、更新が可能なテキストファイル。 注※)目的に応じて次の拡張子を使用します。 固定形式で書かれた原始プログラムをコンパイルする場合 .cob、.cobm、.cbl、.cblm、 .pco、.pcom、.cblss、.cblmss、.pcoss、.pcomss、 自由形式で書かれた原始プログラムをコンパイルする場合 .cbf COBOL ソースファイル、登録集原文ファイルおよびそれらの拡張子については、「プログラ ミングの手引」を参照してください。 15 2 操作環境 2.1.2 Visual Studio で使用するファイル名の規則 Visual Studio では、次の規則に従ったファイル名を指定しなければなりません。 ファイル名の規則 次の文字は、ファイル名に使用できません。 #%&¥/:*?"<>| 全角、半角に関係なく、空白とピリオドはファイル名に使用できません。 Windows または MS-DOS の予約語(”nul”、”aux”、”con”、”com1”、”lpt1”)はフ ァイル名に使用できません。 2.1.3 起動時の状態 Visual Studio を起動したとき、初期状態では、[スタートページ]が表示されます。 この[スタートページ]には、最近使ったプロジェクトの一覧や、プロジェクトを開いたり、 作成したりするためのリンクなどが表示されます。 なお、この起動時の状態は、設定で変更することができます。 詳細は、「7.2.4起動時の状態に関する設定」を参照してください。 16 2 操作環境 2.2 Visual Studio の終了 Visual Studio を終了するには、[ファイル]-[終了]コマンドを選択します。 編集ウィンドウの内容を更新している場合は、保存するかを確認するメッセージが表示され ます。 また、プロジェクトやソリューションの構成や設定を変更している場合にも、保存するかを 確認するメッセージが表示されます。 Visual Studio の終了時には、現在の Visual Studio 自身のウィンドウの表示位置と大きさ、最近 開いたファイルやプロジェクト等が保存され、次回の Visual Studio の起動時には、それらの 情報が復元されます。 最近開いたプロジェクトについては、Visual Studio の[スタートページ]に登録され、そこか ら簡単に開くことが可能です。 17 2 操作環境 2.3 Visual Studio での COBOL アプリケーションの開発手順 Visual Studio に統合された COBOL 開発環境では、大きく 2 つのアプリケーションが開発でき ます。 ・ COBOL アプリケーション ・ COBOL ライブラリ これら 2 つのアプリケーション種別に対して、大まかな開発手順を示します。 2.3.1 COBOL アプリケーションの開発 COBOL でアプリケーションを作成できます。アプリケーションは、以下の流れで開発します。 プロジェクトの新規作成/プロジェクトを開く→原始プログラムの作成/編集→プロジェク トのプロパティ設定→ビルド 以後、原始プログラムの編集、ビルド、デバッグを繰り返します。 2.3.2 COBOL ライブラリの開発 COBOL でダイナミックリンクライブラリまたはスタティックリンクライブラリを作成でき ます。ライブラリは、以下の流れで開発します。 プロジェクトの新規作成/プロジェクトを開く→原始プログラムの作成/編集→プロジェク トのプロパティ設定→ビルド 以後、原始プログラムの編集、ビルド、デバッグを繰り返します。 18 2 操作環境 2.3.3 各手順の詳細 各手順の詳細は、以下を参照してください。 ・ プロジェクトの作成/プロジェクトを開く/プロジェクトのプロパティ設 定・・・4 章 ・ プログラムの作成/編集・・・5 章 ・ ビルド・・・6 章 ・ デバッグ 19 2 操作環境 2.4 Visual Studio の画面構成 Visual Studio は、以下に示す画面項目から構成されています。 編集ウィンドウ プロジェクト管理エリア ソリューションエクスプローラー クラスビュー リソースビュー プロパティエリア プロパティウィンドウ オブジェクトブラウザー サーバーエクスプローラー ツールバー メニューバー ステータスバー ツールボックス ダイアログボックス Web ブラウザー オンラインヘルプ 情報出力エリア [出力]ウィンドウ [エラー一覧]ウィンドウ [タスク一覧]ウィンドウ [検索結果]ウィンドウ 20 プログラム等を編集するウィンドウ。 プロジェクトを管理するためのウィンドウエリア。 ソリューションを管理するためのウィンドウ。 プログラムをクラス単位で管理するためのウィンドウ。 リソースを管理するためのウィンドウ。 ソリューションを構成する項目のプロパティが表示されるエリ ア。 プロパティが表示されるウィンドウ。 プロジェクトで使用できるシンボルを調べることができるウィ ンドウ。 データベースのサーバーを管理するためのウィンドウ。 Visual Studio の機能へアクセスするボタン群のまとまった領 域。 メニューが表示されている領域。 Visual Studio の状況を示す領域。 Visual Studio で使用できる項目がアイコンで管理されている ウィンドウ。 Visual Studio でメッセージ等を表示したり、検索を行なった りするためのウィンドウ。 ローカルや外部の情報を表示するためのウィンドウ。 ヘルプを表示するためのウィンドウ。 検索結果やビルド結果などの情報が出力されるエリア。 ビルドの結果や実行結果を表示するためのウィンドウ。 ビルドエラーを一覧で表示するためのウィンドウ。 タスクを一覧で表示するためのウィンドウ。 検索や置換の結果を表示するためのウィンドウ。 2 操作環境 メニューバー ツールバー プロジェクト管理エリア 編集ウィンドウ プロパティウィンドウ 情報出力エリア ステータスバー 各々のウィンドウについては、次節以降にて、説明します。 なお、Visual Studio を全画面表示にするには、[表示]-[全画面表示]コマンドを選択して ください。 21 2 操作環境 2.5 Visual Studio のウィンドウ ここでは、Visual Studio のウィンドウの種類や構成について説明します。 2.5.1 編集ウィンドウ プログラム等の編集に用いる編集ウィンドウは、以下の二つの形式をサポートしています。 ・ タブ付きドキュメントとしてドッキング ・ フローティング 22 図 2-1 タブ付きドキュメントとしてドッキング 図 2-2 フローティング 2 操作環境 また、ウィンドウの状態として、以下の三つパターンがあります。 ドッキングウィンドウ タブ付きドキュメント フローティングウィンドウ 図 2-3 Visual Studio に一体化したウィンドウ。 ドッキングウィンドウとすることで各種のウィンド ウを一つのエリアにまとめることが可能になりま す。 そのため、一つのエリアで特定のウィンドウに着目して 作業する場合に有効です。 タブの付いたウィンドウとして、編集ウィンドウエ リアに表示されるドッキングウィンドウ。 Visual Studio 内で独立して宙に浮いたウィンドウ。 他のウィンドウとは関係なく、自由に配置すること が可能になります。 そのため、複数のウィンドウを並べて作業する場合に有 効です。 ドッキングウィンドウとタブ付きドキュメント タブ付きドキュメントウィンドウ ドッキングウィンドウ 23 2 操作環境 図 2-4 フローティングウィンドウ フローティングウィンドウ ウィンドウの種別の詳細に関しては、MSDN のヘルプ「方法 : ウィンドウを整列およびドッ キングする」を参照してください。 2.5.2 プロジェクト管理エリア プロジェクト管理エリアは、初期状態では、プロジェクトおよびソリューションの管理を行 う[ソリューションエクスプローラー]、クラスの構成を管理するための[クラスビュー]、 リソースを管理するための[リソースビュー]、ヘルプを参照、検索するための[目次][イ ンデックス][検索]の各ウィンドウが表示される領域であり、タブを選択することによっ て、各ウィンドウに切り替わります。 (1) ソリューションエクスプローラー ソリューションエクスプローラーとは、ソリューションを管理するためのウィンドウです。 表示するには、[表示]-[ソリューションエクスプローラー]コマンドを選択します。 24 2 操作環境 このソリューションエクスプローラーでは、ソリューションを構成するプロジェク トおよびファイルの関連をツリー形式で整理して表示することで、各ファイルに対 して容易にアクセスすることができます。 [ソリューションエクスプローラー]へファイルをドラッグアンドドロップした場合には、 ドロップした場所によって、以下のようになります。 ・ プロジェクト名直下:プロジェクト資産として追加されます。 ・ [ソースファイル]直下:ソースファイルとして追加されます。 ・ [その他ファイル]直下:ビルド対象外のファイルとして追加されます。 ソリューションエクスプローラーの詳細については、 MSDN のヘルプ「ソリューション エ クスプローラーの使用」を参照してください。 注意事項 Visual Studio を「管理者として実行」している場合は、ファイルをドラッグアンド ドロップすることができません。 (2) クラスビュー プログラムをクラス単位で管理するためのウィンドウです。 COBOL ではサポートしておりませんので、利用することができません。 クラスビューの詳細については、MSDN のヘルプ「クラスビュー」を参照してください。 25 操作環境 2 (3) リソースビュー プロジェクトで利用するリソースを管理するためのウィンドウです。 COBOL ではサポートしておりませんので、利用することができません。 リソースビューの詳細については、MSDN のヘルプ「リソースビュー ウィンドウ」を参照し てください。 2.5.3 プロパティ ウィンドウ ソリューションエクスプローラーやクラスビュー、リソースビューで選択されてい る項目のプロパティが表示されるウィンドウです。 ソリューションエクスプローラーで選択されている項目にて表示される内容は以下の通りで す。 ソリューションの場合 アクティブ構成 スタートアッププロジェクト パス 説明 現在アクティブな構成が表示される。 スタートアッププロジェクトが表示される。 ソリューションのパスが表示される。 ソリューションの説明が表示される。 プロジェクトの場合 プロジェクトファイル名 プロジェクトフォルダ プロジェクトのファイル名(*.neccblproj)が表示され る。 プロジェクトのフォルダ名が表示される。 ファイルの場合 サイズ ファイル名 ファイルの種類 完全パス 更新日 読み取り専用 選択されているファイルのサイズ(バイト)で表示 される。 選択されているファイル名が表示される。 選択されているファイルの種類が表示される。 選択されているファイルの絶対パスが表示される。 選択されているファイルを更新した日時が表示される。 選択されているファイルが読み取り専用かどうかが表示さ れる。その場合、True/False で表示する。 プロパティウィンドウの詳細については、MSDN のヘルプ「[プロパティ]ウィンドウ」を 参照してください。 26 2 操作環境 2.5.4 オブジェクトブラウザー プロジェクトで使用できるシンボルを調べることができるウィンドウです。 COBOL ではサポートしておりませんので、利用することができません。 オブジェクトブラウザーの詳細については、MSDN のヘルプ「オブジェクト ブラウザー」を 参照してください。 2.5.5 サーバーエクスプローラー データベースのサーバーを管理するためのウィンドウです。 サーバーエクスプローラーの詳細については、MSDN のヘルプ「サーバーエクスプローラー /データベースエクスプローラー」を参照してください。 2.5.6 ツールバー ツールバーは、メニューバーの下に表示されます。ツールバーの表示と非表示を切り替える には、[表示]-[ツールバー]コマンドを選択します。 マウスポインタをボタンの上に持っていくと、ツールバーボタンの用途についての短い説明 をポップアップウィンドウで表示されます。 ツールバーは、各機能用に分類され、それぞれの表示位置をマウスで移動することができます。 [ファイルを検索]ボタンの右側のドロップダウンリストに文字列を入力し、[ファイルを検索]ボタンを選 択すると、アクティブな編集ウィンドウで文字列の検索を行います。 2.5.7 ステータスバー ステータスバーは、Visual Studio の最下行に表示されます。 ステータスバーの左側の部分には、メニューコマンドを選択したときにそれぞれの簡単な説 明が表示されます。また、編集ウィンドウがアクティブになっている場合には、ステータス バーの右側の部分に、挿入/上書きの入力状態およびカーソル位置の行、列、文字位置が表 示されます。 2.5.8 ツールボックス Visual Studio で Windows フォームや Web フォームに追加できるコントロールなどの項目をア イコンで表示するウィンドウです。COBOL では Windows フォームや Web フォームでの画面 設計をサポートしておりませんので、利用することはできません。 ツールボックスについては、MSDN のヘルプ「ツールボックス」を参照ください。 27 操作環境 2 2.5.9 ダイアログボックス コマンドやボタンの選択によって、ダイアログボックスが表示される場合があります。 ダイアログボックス内の項目の選択方法などの操作方法については、OS 添付のヘルプを参照 してください。 2.5.10 Web ブラウザー ローカルや外部の情報を表示するためのウィンドウです。 既定値では、Visual Studio 上で Internet Explorer にて表示されます。 また、[ファイル]-[ブラウザーの選択]コマンドを選択することで、表示するブラウザ ーを選択し、ファイルを表示することも可能です。 Web ブラウザーの詳細については、MSDN のヘルプ「統合開発環境の Web ブラウザー」を参 照してください。 2.5.11 オンラインヘルプ オンラインヘルプを開くには次の方法があります。 ・ ダイアログボックス内の[?]ボタンを選択すると、そのダイアログボックスに関するトピ ックがヘルプビューアーに表示されます。 ・ [ヘルプ]メニューから[ヘルプの表示]を選択し、ヘルプビューアーでトピックを選択 すると、その内容が表示されます。 2.5.12 情報出力エリア Visual Studio での種々の情報が出力される領域であり、タブを選択することによって、各ウィ ンドウに切り替わります。各ウィンドウについては、次項以降を参照してください。 (1) [出力]ウィンドウ ビルド時のエラーメッセージや、アプリケーションのコンソールへの出力メッセージ、デバ ッグ時の実行結果などが表示されるウィンドウです。 28 2 操作環境 出力ウィンドウをクリップボードにコピーするには (1) 出力ウィンドウをアクティブにします。 (2) コピーする部分を選択状態にします。全部を選択する場合には、「全て選択」項目を 選択します。 (3) 出力ウィンドウ上で右クリックメニューを表示します。 (4) 「コピー」項目を選択します。 (2) [エラー一覧]ウィンドウ ビルド時のエラーメッセージが一覧として表示されるウィンドウです。 (3) [タスク一覧]ウィンドウ ビルドエラーなどを元にタスクが表示されるウィンドウです。 COBOL では、ビルドのエラーメッセージを[出力]ウィンドウに表示されており、サポート しておりません。 (4) [検索結果]ウィンドウ ソースファイルなどに対して、検索を行なった場合の結果が表示されるウィンドウです。 (5) [コマンド]ウィンドウ Visual Studio のメニュー動作をコマンドやエイリアスで実行するためのウィンドウです。 詳細は、MSDN のヘルプ「コマンドウィンドウ」を参照してください。 29 操作環境 2 2.6 Visual Studio のメニュー 2.6.1 メニューバー COBOL 開発環境での操作環境は、以下のメニューで構成されます。 (1) ファイル (2) 編集(エディタ) (3) 表示 (4) プロジェクト (5) ビルド (6) デバッグ (7) COBOL (8) チーム (9) データ (10) ツール (11) アーキテクチャ (12) テスト (13) 分析 (14) ウィンドウ (15) ヘルプ ここに示すメニュー以外は利用不可です。 個々のメニューについて、以下に概要を記し、その詳細は併記した章節番号を参照ください。 サポートの有無で使用する記号の意味は、次の通りです。 ○:COBOL でサポートしているメニュー ×:COBOL でサポート対象外のメニュー →:(章節)で示すサブメニューへのリンク なお、サポート対象外のメニューは、表示され選択可能な項目、表示されない項目、 メニューでは表示されますが非活性の項目がありますので注意してください。 (1) [ファイル]メニュー ファイルの新規作成、オープン、クローズ、保存、印刷といったファイルに関する 機能が集約されたメニューです。 メニュー名 30 概要 サポートの有無 2 新規作成 (章節) → (2.6.1(1)(a)) ソリューション、プロジェクトやファイルを開く。 → (2.6.1(1)(b)) ソリューションへプロジェクトを追加する。 → (2.6.1(1)(c)) 現在アクティブなファイルを閉じる。 ○ (5.5) 現在アクティブなソリューションを閉じる ○ (3.4) 編集中のファイルを保存する。 ○ (5.4.1) 編集中のファイルに名前をつけて保存する。 ○ (5.4.3) 保存に関するオプションを設定する。 ○ (5.4.4) 開いているファイルをすべて保存する。 ○ (5.4.2) プロジェクトやファイルをテンプレートとしてエ × クスポートする。 ソース管理(Visual Source Safe)に関するサブメニ × ュー。 ブラウザーで選択されたファイルを表示する。 ○ (2.5.10) ブラウザーを選択した上でファイルを表示する。 ○ (2.5.10) 印刷時のレイアウト設定を行う。 ○ (5.6) 現在アクティブなファイルやヘルプなどを印刷す ○ (5.6) る。 最近使ったファイルの履歴を表示し、選択されたフ ○ (5.3) ァイルを開く。 最近使ったプロジェクトやソリューションの履歴 ○ を表示し、選択されたプロジェクトやソリューショ (3.3) (4.3) ンを開く。 プロジェクトやファイルを新規に作成する。 開く 追加 閉じる ソリューションを閉 じる 選択されたファイル を上書き保存 名前をつけて選択し たファイルを保存 保存オプションの詳 細設定 すべてを保存 テンプレートのエク スポート ソース管理 ブラウザーで表示 ブラウザーの選択 ページ設定 印刷 最近使ったファイル 最近使ったプロジェ クトとソリューショ ン ~の移動先 終了 操作環境 ソリューション配下の項目を移動させたいプロジ ェクトを選択する。 Visual Studio を終了する。 × ○ (a) [新規作成]サブメニュー メニュー名 概要 サポートの有無 (章節) ○ (4.2) × プロジェクト 新規にプロジェクトを作成する。 Web サイト 新規に Web サイトを作成する。 ファイル 新規にファイルを作成する。 チームプロジェ クト 既存コードから プロジェクトを チームプロジェクトを作成する。 ○ (5.2) × ファイル(既存コード)とプロジェクト種別を選択し て、プロジェクトを作成する。 ○ (4.2) 31 操作環境 2 作成 (b) [開く]サブメニュー メニュー名 概要 プロジェクト/ソ リューション Web サイト チームプロジェ クト ファイル プロジェクトまたはソリューションを開く。 変換 ファイルを変換する。(Java→C#、VB6→VB2005) Web サイトを開く。 チームプロジェクトを開く。 ファイルを開く。 サポートの有無 (章節) ○ (4.3) × × ○ (5.3) × (c) [追加]サブメニュー メニュー名 概要 新しいプロジェクト 新しい Web サイト 既存のプロジェクト 既存の Web サイト サポートの有無 (章節) 新規にプロジェクトをソリューションに追加する。 ○ (3.5.1(1)) 新規に Web サイトをソリューションに追加する。 × 既存のプロジェクトをソリューションに追加する。 ○ (3.5.1(2)) 既存の Web サイトをソリューションに追加する。 × (2) [編集]メニュー 開発環境の中でもエディタに関する機能が集約されたメニューです。 メニュー名 元に戻す やり直し 直前の全体的な 操作を元に戻す 直前の全体的な 操作をやり直す 切り取り コピー 貼り付け クリップボード リングの切り替 え 削除 すべて選択 32 概要 サポートの有無 (章節) 最後に行った編集作業を元に戻す。 ○ (5.7.19) [元に戻す]メニューで行った編集作業を再度実行す ○ (5.7.20) る。 リファクタリングで行なった編集を元に戻す。 × リファクタリングで行なった編集をやり直す。 × 選択されているテキストを削除し、クリップボードに 保存する。 選択されているテキストをクリップボードに保存す る。 クリップボードに保存されているテキストをカーソル 位置に貼り付ける。 コピーした内容を順に切り替えて確認しながら貼り付 ける。 ○ (5.7.12) ○ (5.7.13) ○ (5.7.14) ○ (5.7.14) 選択されているテキストを削除する。 ○ (5.7.11) ○ (5.7.8) テキスト全体を範囲選択する。 2 検索と置換 検索と置換に関するサブメニュー。 ジャンプ 指定された行番号へ位置付ける。 テキストとして ファイル挿入 詳細 カーソル位置へ選択されたファイルを挿入する。 ブックマーク ブックマークに関するサブメニュー。 アウトライン アウトラインサブメニュー。 Intellisense Intellisense に関するサブメニュー。 移動 ソース コード内のシンボルやファイルを検索して移 動できる。 その他機能を呼び出すためのサブメニュー。 操作環境 → (2.6.1(2)(a)) ○ (5.13) ○ (5.14) → (2.6.1(2)(b)) → (2.6.1(2)(c)) → (2.6.1(2)(d)) → (2.6.1(2)(e)) × (a) [検索と置換]サブメニュー メニュー名 クイック検索 クイック置換 フォルダーを指 定して検索 フォルダーを指 定して置換 シンボルの検索 概要 サポートの有無 (章節) 現在アクティブな編集ウィンドウに対して検索を実行 ○ (5.9.1) する。 現在アクティブな編集ウィンドウに対して置換を実行 ○ (5.10.1) する。 複数のファイルにまたがった検索を実行する。 ○ (5.9.2) 複数のファイルにまたがった置換を実行する。 ○ (5.10.2) オブジェクトブラウザーにてシンボルを検索する。 × (b) [詳細]サブメニュー メニュー名 キーワード補完 一連番号の振り直 し 一連番号を空白に 戻す 標識領域の編集 ドキュメントのフ ォーマット 選択範囲のフォー マット 選択範囲にタブを 設定 選択範囲のタブの 設定を解除 大文字に変換 小文字に変換 概要 サポートの有無 (章節) 入力途中の文字列を COBOL キーワードに補完する。 ○ (5.15) 一連番号を振りなおす。(固定形式でのみ有効) ○ (5.19.1) 一連番号を空白に戻す。(固定形式でのみ有効) ○ (5.19.2) 標識領域を編集する。(固定形式でのみ有効) ○ (0) アクティブなドキュメントを整形する。 × 選択された範囲を整形する。 × 選択範囲にタブを設定する。 × 選択範囲に設定されたタブを解除する。 × 選択されたテキストを大文字に変換する。 ○ (5.11) ○ 選択されたテキストを小文字に変換する。 33 2 操作環境 左右スペースの削 除 タブを半角スペー スに変換 半角スペースをタ ブに変換 選択範囲のコメン ト 選択範囲のコメン ト解除 スペースの表示 右端で折り返す インクリメンタル 検索 行インデント 行インデント解除 選択されたテキストからスペースを削除する。 タブを半角スペースに変換する。 (5.12) × 選択されたテキストをコメント化する ○ (5.7.22) ○ (5.7.23) × 選択されたテキストのコメントを解除する × スペースやタブを表示する。 ○ (5.7.21) ○ (5.7.24) ○ (5.17) ○ (5.7.16) ○ (5.7.17) 半角スペースをタブに変換する。 コードの表示を右端で折り返す。(自由形式でのみ 有効) 行単位でインデントを設定する。(自由形式でのみ 表示) 行単位でインデントを解除する。(自由形式でのみ 表示) (c) [ブックマーク]サブメニュー メニュー名 ブックマークの設 定/解除 すべてのブックマ ークを有効にする すべてのブックマ ークを無効にする ブックマークを有 効にする 前のブックマーク 次のブックマーク ブックマークをク リア フォルダ内の前の ブックマーク フォルダ内の次の ブックマーク ドキュメント内の 前のブックマーク ドキュメント内の 次のブックマーク ドキュメント内の ブックマークをす べてクリア タスク一覧へのシ 34 概要 ブックマークの設定、解除を行う。 すべてのブックマークを有効にする。 すべてのブックマークを無効にする。 選択されたブックマークを有効にする。 現在設定されているブックマークにて、前のブック マークへ移動する。 現在設定されているブックマークにて、次のブック マークへ移動する。 すべてのブックマークを削除する。 [ブックマーク]ウィンドウのフォルダ内の前のブ ックマークへ移動する。 [ブックマーク]ウィンドウのフォルダ内の次のブ ックマークへ移動する。 現在のドキュメントにて、前のブックマークへ移動 する。 現在のドキュメントにて、次のブックマークへ移動 する。 現在のドキュメントにて、すべてのブックマークを 削除する。 タスク一覧にドキュメントへのショートカットを追 サポートの有無 (章節) ○ (5.8) 2 ョートカット追加 操作環境 加する。 (d) [アウトライン]サブメニュー メニュー名 概要 アウトラインの展 開/折りたたみ すべてのアウトラ インの切り替え アウトラインの中 止 テキストの一部分の展開と折りたたみを交互に実 施。 テキストの全部の展開と折りたたみを交互に実施。 カレントを表示 定義に折りたたむ エディタウィンドウからすべてのアウトライン情報 を削除する。 現在選択されているユーザー定義領域のアウトライ ン情報を削除する。 すべての型のメンバを折りたたむ。 サポートの有無 (章節) ○ (5.18) ○ (5.18) ○ (5.18) ○ (5.18) × (e) [Intellisense]サブメニュー メニュー名 メンバの一覧 入力候補 スニペットの挿入 概要 型や名前空間から有効なメンバを一覧表示する。 入力途中の文字列を補完する。 コードスニペットを挿入する。 サポートの有無 (章節) × × ○ (5.16) (3) [表示]メニュー ツールバーや Visual Studio 内の各ウィンドウの表示/非表示を制御するメニュー です。 メニュー名 開く ファイルを開くア プリケーションの 選択 コード チームエクスプロ ーラ サーバーエクスプ ローラー ソリューションエ クスプローラー アーキテクチャエ クスプローラー ブックマークウィ ンドウ 呼び出し階層 クラスビュー コード定義ウィン 概要 ソリューションエクスプローラーのファイルの編集 ウィンドウを開く (ファイルを選択している時のみ表示) ソリューションエクスプローラーのファイルを、ア プリケーションを選択して開く (ファイルを選択している時のみ表示) 選択されたソースファイルのコードを表示する チームエクスプローラを起動する。 サーバーエクスプローラーを起動する。 ソリューションエクスプローラーを起動する。 アーキテクチャエクスプローラーを起動する。 ブックマークウィンドウを起動する。 コード上のメンバ(クラスに属する変数や関数)に関 する呼び出し情報を表示する。 クラスビューを起動する。 コード定義ウィンドウを起動する。 サポートの有無 (章節) ○ (5.3) ○ (5.3) × × ○ (2.5.5) ○ (2.5.2(1)) × ○ (5.8) × × × 35 2 操作環境 ドウ オブジェクトブラ ウザー エラー一覧 出力 オブジェクトブラウザーを起動する。 × エラー一覧ウィンドウを起動する。 出力ウィンドウを起動する。 スタートページ スタートページを表示する。 プロパティウイン ドウ タスク一覧 ツールボックス 検索結果 プロパティウインドウを起動する。 ○ ○ (2.5.12(1)) ○ (2.1.3) ○ (2.5.3) × × → (2.6.1(3)(a)) → (2.6.1(3)(b)) ○ (2.5.6) ○ (2.4) × その他のウィンド ウ ツールバー タスク一覧を起動する。 ツールボックスを起動する。 検索結果のウィンドウを起動するためのサブメニュ ー。 その他ウィンドウを起動するためのサブメニュー。 各ツールバーの表示/非表示を切り替える。 全画面表示 Visual Studio を全画面表示にする。 保留中のチェック イン 前に戻る チェックアウトされているソース一覧を表示する。 次に進む 次のタスク 前のタスク プロパティページ Web ブラウザーにて一つ前に参照した項目を表示す る。 Web ブラウザーにて次に参照した項目を表示する。 タスク一覧にて次のタスクを表示する。 タスク一覧にて前のタスクを表示する。 プロジェクトのプロパティページを表示する。 ○ ○ × × ○ (4.6) (a) [検索結果]サブメニュー メニュー名 概要 検索結果1 検索結果1ウィンドウを表示する。 検索結果2 検索結果2ウィンドウを表示する。 シンボルの検索 結果 シンボルの検索結果を表示する。 サポートの有無 (章節) ○ (2.5.12(4)) ○ (2.5.12(4)) × (b) [その他のウィンドウ]サブメニュー メニュー名 36 概要 コマンドウィン ドウ Web ブラウザー コマンドベースで Visual Studio を操作するウィンドウ を表示する。 Web ブラウザーを表示する。 レイヤーエクス プローラー マクロエクスプ ローラ レイヤーエクスプローラーを起動する。 マクロエクスプローラを表示する。 サポートの有無 (章節) ○ (2.5.12(5)) ○ (2.5.10) × ○ (8.4) 2 ソース管理エク スプローラー UML モデルエク スプローラー ドキュメントア ウトライン 履歴 保留中の変更 プロパティマネ ージャ リソースビュー F# Interactive パフォーマンス エクスプローラ ー データ収集コン トロール コードメトリッ クスの結果 ソース管理エクスプローラーを起動する。 × UML モデルエクスプローラーを起動する。 × ドキュメントアウトラインを起動する。 × 操作環境 チーム プロジェクト、分岐、フォルダ、またはファイ × ルに関する詳細な履歴データが表示される。 変更がチェックインされるまで、ローカル ワークスペ × ースに保存される。 プロパティマネージャを起動する。 × リソースビューを起動する。 .NET Framework ファミリーの言語のひとつである、 F#を対話形式で利用できる。 パフォーマンスエクスプローラーを起動する。 × × プロファイリング データ ファイルに挿入できるマー クの一覧を表示する。 開発中のコードをより理解できるようにする、ソフト ウェアの一連の基準の結果を表示する。 × × × (4) [プロジェクト]メニュー アプリケーション開発の単位であるプロジェクトを管理するためのメニューです。 なお、このメニューはプロジェクトを開いている際に表示されます。 メニュー名 概要 新しい項目の追加 現在のプロジェクトに新しい項目を追加する。 既存項目の追加 現在のプロジェクトに既存項目を追加する。 新しいソリューシ ョンフォルダーの 追加 すべてのファイル を表示 プロジェクトのア ンロード プロジェクトの再 読み込み すべて非表示 フォルダーの再表 示 参照の追加 スタートアッププロジ ェクトに設定 スタートアッププロジ ェクトの設定 ソリューション配下に新しいソリューションフォル ダを追加する。 プロジェクトフォルダ配下のファイルをすべて表示 する。 プロジェクトをアンロードし、使用不可にする。 アンロードしたプロジェクトを再度読み込み、使用 可能にする。 ソリューションフォルダ配下を非表示にする。 非表示にしたソリューションフォルダ配下を再表示 する。 プロジェクトが参照するアセンブリを追加する。 最初にビルドやデバッグを行うプロジェクトとして選択した プロジェクトを設定する。 最初にビルドやデバッグを行うプロジェクトを設定する。 サポートの有無 (章節) ○ (4.4) ○ (4.5) × × ○ (4.8) ○ (4.8) × × × ○ (3.9) ○ (3.9) 37 操作環境 2 プロジェクトの依存 関係 プロジェクトのビルド 順序 プロジェクトツールボ ックスアイテムを最 新の情報に更新 プロパティ エクスプローラー でフォルダを開く プロジェクト間の依存関係を設定する。 プロジェクトのビルド順序を表示する。 プロジェクトツールボックスアイテムを最新の情報に更新 する。 プロジェクトのプロパティを設定する。 エクスプローラーを起動して、フォルダを開く ○ (3.7.1) ○ (3.7.2) × ○ (4.6) ○ ソリューションエクスプローラーと[プロジェクト]メニューの関係 ソリューションを選択している場合 新しい項目の追加 既存項目の追加 新しいソリューションフォルダの追加 スタートアッププロジェクトの設定 プロジェクトの依存関係 プロジェクトのビルド順序 プロジェクトツールボックスアイテムを最新 情報に更新 プロパティ エクスプローラーでフォルダを開く プロジェクトを選択している場合 新しい項目の追加 既存項目の追加 プロジェクトのアンロード プロジェクトの再読み込み 参照の追加 スタートアッププロジェクトに設定 プロジェクトの依存関係 プロジェクトのビルド順序 プロジェクトツールボックスアイテム を最新情報に更新 プロパティ (5) [ビルド]メニュー プロジェクトならびにその上位にあるソリューション単位でのビルド、リビルドを 行うメニューです。 なお、このメニューはプロジェクトを開いている際に表示されます。 38 2 メニュー名 概要 ソリューションの ビルド ソリューションの リビルド ソリューションの クリーン 選択範囲のビルド 現在のソリューションに含まれるプロジェクトすべ てをビルドする。 現在のソリューションに含まれるプロジェクトすべ てをリビルドする。 現在のソリューションに含まれるすべてのプロジェ クトの出力ファイルを削除する。 現在のソリューションにて選択されたプロジェクト をビルドする。 現在のソリューションにて選択されたプロジェクト をリビルドする。 現在のソリューションにて選択されたプロジェクト の出力ファイルを削除する。 現在アクティブなプロジェクトをビルドする。 選択範囲のリビル ド 選択範囲のクリー ン プロジェクトのビ ルド プロジェクトのリ ビルド プロジェクトのク リーン ビルド成果物のコ ピー ビルド成果物のク ライアントへの転 送 バッチビルド 構成マネージャー 現在アクティブなプロジェクトをリビルドする。 現在アクティブなプロジェクトの出力ファイルを削 除する。 ビルド成果物をビルドサーバー内にコピーする。 ビルド成果物をクライアントへ転送する。 ダイアログにてプロジェクトやモードを選択してビ ルドする。 ソリューションのビルドに関する構成を管理する。 操作環境 サポートの有無 (章節) ○ (6.2.7) ○ (6.3.3) ○ (6.4.3) ○ (6.2.6) ○ (6.3.2) ○ (6.4.2) ○ (6.2.4) ○ (6.3.1) ○ (6.4.1) ○ (6.6.1) ○ (6.6.2) ○ (6.5) ○ (3.8) ソリューションエクスプローラと[ビルド]メニューの関係 ソリューションを選択している場合 ソリューションのビルド ソリューションのリビルド ソリューションのクリーン バッチビルド 構成マネージャー ビルド成果物のコピー ビルド成果物のクライアントへの転送 プロジェクトを選択している場合 39 操作環境 2 ソリューションのビルド ソリューションのリビルド ソリューションのクリーン (プロジェクト名)のビルド (プロジェクト名)のリビルド (プロジェクト名)のクリーン バッチビルド 構成マネージャー ビルド成果物のコピー ビルド成果物のクライアントへの転送 複数のプロジェクトを選択している場合 ソリューションのビルド ソリューションのリビルド ソリューションのクリーン 選択範囲のビルド 選択範囲のリビルド 選択範囲のクリーン バッチビルド 構成マネージャー ビルド成果物のコピー ビルド成果物のクライアントへの転送 (6) [デバッグ]メニュー ビルドしたアプリケーションをデバッグする場合に使用するメニューです。 なお、このメニューはプロジェクトを開いている際に表示されます。 メニュー名 ウィンドウ デバッグ開始 デバッグなしで開 始 プロセスにアタッ チ 続行 すべて中断 パフォーマンス分 析の開始 デバッグの停止 40 概要 デバッグに使用する各ウィンドウを呼び出すサブメ ニュー。 デバッグモードで実行を開始する。 通常モードで実行を開始する。 サポートの有無 (章節) → (2.6.1(6)(a)) × × アタッチするプロセスを選択する。 × デバッグを続行する。 デバッグしているプログラムをすべて中断する。 × × × デバッグを停止する。 × 2 すべてデタッチ すべて中止 再起動 例外 ステップイン ステップオーバー ステップアウト ブレークポイント の設定と解除 ブレークポイント の作成 すべてのブレーク ポイントの削除 すべてのデータヒ ントをクリア データヒントのエ クスポート データヒントのイ ンポート すべてのブレーク ポイントを無効に する オプションと設定 アタッチしているプロセスをデタッチする。 デバッグしているプログラムをすべて終了する。 デバッグしているプログラムを再起動し、デバッグ をやり直す。 例外が発生した場合のデバッグ動作に関する設定を する。 1文を実行して次の文の先頭で中断する。関数呼び 出しの場合は、関数先頭で中断する。 1文を実行して次の文の先頭で中断する。関数呼び 出しの場合は、関数の中の全ての文を実行し、関数 呼び出しの次の文の先頭で中断する。 呼び出された関数から呼び出し元の関数へ戻る。 ブレークポイントを設定、または、解除する。 × × × 関数を指定してブレークポイントを作成する。 × プロジェクト内に設定されているブレークポイント をすべて削除する。 すべてのデータヒントをクリアする。 × データヒントのエクスポートする。 × データヒントのインポートする。 × プロジェクト内に設定されているブレークポイント をすべて無効にする。 × オプション設定画面を開く。 ○ (7.5) 操作環境 × × × × × × デバッグ状態と[デバッグ]メニューの関係 デバッグ開始前 41 2 操作環境 ウィンドウ デバッグ開始 デバッグなしで開始 プロセスにアタッチ 例外 ステップイン ステップオーバー ブレークポイントの設定と解除 ブレークポイントの作成 すべてのブレークポイントの削除 すべてのブレークポイントを 無効にする すべてのデータヒントをクリア データヒントのエクスポート データヒントのインポート オプションと設定 (a) [ウィンドウ]サブメニュー メニュー名 ブレークポイント 出力 ウォッチ 自動変数 ローカル イミディエイト 呼び出し履歴 スレッド モジュール プロセス メモリ 逆アセンブル レジスタ 概要 ブレークポイントウィンドウを表示する 出力ウィンドウを表示する ウォッチウィンドウを表示する 自動変数ウィンドウを表示する ローカルウィンドウを表示する イミディエイトウィンドウを表示する 呼び出し履歴ウィンドウを表示する スレッドウィンドウを表示する モジュールウィンドウを表示する プロセスウィンドウを表示する メモリウィンドウを表示する 逆アセンブルウィンドウを表示する レジスタウィンドウを表示する デバッグ状態と[ウィンドウ]サブメニューの関係 デバッグ開始前 ブレークポイント 出力 イミディエイト 42 サポートの有無 (章節) × × × × × × × × × × × × × 2 操作環境 (7) [COBOL]メニュー メニュー名 概要 ログイン ビルドサーバーへログインする。 ログアウト ビルドサーバーからへログアウトする。 サポートの有無 (章節) ○ (6.2.2) ○ (6.2.3) (8) [チーム]メニュー メニュー名 Team Foundation Server への接続 概要 Team Foundation Server への接続や設定を追加す る。 サポートの有無 (章節) × (9) [データ]メニュー メニュー名 データソースの表示 新しいデータソース の追加 スキーマの比較 データの比較 Transact-SQL スキーマビュー 概要 データソースを表示する。 新しいデータソースを追加する。 スキーマを比較する。 データを比較する。 スキーマビューを起動します。 サポートの有無 (章節) × × × × × × (10) [ツール]メニュー Visual Studio の統合環境以外の別ツールの呼び出し・登録を行うメニューです。 メニュー名 既存 COBOL 資産のイ ンポート プロセスにアタッチ データベースへの接続 サーバーへの接続 SharePoint 接続の追加 コードスニペットマネー ジャー ツールボックスアイテム の選択 アドインマネージャー 概要 ツールボックスへのアイテムを追加、削除を行う。 サポートの有無 (章節) ○ (8.1) × × × × ○ (8.2) × アドインマネージャーを起動する。 × 既存 COBOL 資産のインポートを行う。 アタッチするプロセスを選択する。 データベースへの接続を行う。 サーバーへの接続を行う。 SharePoint 接続を追加する。 コードスニペットマネージャーを起動する。 43 操作環境 2 マクロ 拡張機能マネージャー GUID の作成 DotFuscator Community Edition エラールックアップ ATL/MFC トレースツー ル ILDasm Spy++ Visual Studio コマンド プロンプト WCF サービス構成エ ディター 外部ツール Visual Studio で使うマクロの実行や管理を行うサブメ ニュー。 拡張機能マネージャーを起動する。 GUID を作成する。 DotFuscator Community Edition を起動する。 ○ (8.4) ○ (8.3) × × エラールックアップを起動する。 ATL/MFC トレースツールを起動する。 × × ILDasm を起動する。 Spy++を起動する。 Visual Studio コマンドプロンプトを起動する。 × × × WCF サービス構成エディターを起動する。 × 外部ツールの登録を行う。 ○ (8.6 ) ○ (8.5) ○ 設定のインポートとエク スポート カスタマイズ 環境設定情報のインポート/エクスポートを行う。 オプション 開発環境の設定を行う。 ツールバーのカスタマイズを行う。 ○ (7 ) (11) [アーキテクチャ]メニュー このメニューはサポートしていません。 (12) [テスト]メニュー このメニューはサポートしていません。 (13) [分析]メニュー メニュー名 パフォーマンスウィ ザードの結果 パフォーマンスレポ ートの比較 プロファイラー <プロジェクト名>でコー ド分析を実行 <プロジェクト名>のコー ド分析を構成する ソリューションのコード 分析を構成する 44 概要 パフォーマンスウィザードの結果を表示する。 サポートの有無 (章節) × パフォーマンスレポートの比較を表示する。 × プロファイラーを表示する。 <プロジェクト名>でコード分析を実行、を表示する。 × × <プロジェクト名>のコード分析を構成する × ソリューションのコード分析を構成する × 2 選択したプロジェクトの コードメトリックスを計算 ソリューションのコードメ トリックスを計算 ウィンドウ 選択したプロジェクトのコードメトリックスを計算 × ソリューションのコードメトリックスを計算 × 操作環境 × (14) [ウィンドウ]メニュー Visual Studio 上のウィンドウの制御を行うメニューです。 メニュー名 新規ウィンドウ 分割 分割の解除 フローティング ドッキング タブ付きドキュメン トとしてドッキング 自動的に隠す 非表示 すべて自動的に隠す 水平タブグループの 新規作成 垂直タブグループの 新規作成 すべてのドキュメン トを閉じる ウィンドウレイアウ トのリセット ウィンドウ… 概要 サポートの有無 (章節) 現在アクティブなエディタウィンドウを複製する。 ○ 現在アクティブなウィンドウを分割する。 ○ アクティブなウィンドウの分割を解除する。 ○ ドッキング形式のウィンドウをフローティング形 ○ 式にする。 アクティブなウィンドウをドッキング可能にする。 ○ アクティブなウィンドウをタブ付きドキュメント ○ にする。 アクティブなウィンドウを自動的に隠すようにす ○ る。 ドッキング形式のウィンドウを非表示にする。 ○ アクティブなウィンドウをすべて自動的に隠すよ ○ うにする。 タブ付きドキュメントを上下に並べて表示する。 ○ タブ付きドキュメントを左右に並べて表示する。 ○ ウィンドウをすべて閉じる。 ○ ウィンドウレイアウトを初期状態にリセットする。 ○ 表示されているウィンドウを選択して切り替える。 ○ (15) [ヘルプ]メニュー ヘルプを呼び出すためのメニューです。 メニュー名 カテゴリから検索 検索 目次 キーワード ヘルプのお気に入り ダイナミックヘルプ キーワード検索の結 概要 カテゴリ一覧を表示する。 ヘルプの検索画面を表示する。 ヘルプの目次を表示する。 ヘルプのキーワード一覧を表示する。 ダイナミックヘルプを表示する。 ヘルプのキーワードでの検索結果を表示する。 サポートの有無 (章節) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 45 操作環境 2 果 カスタマフィードバ ックのオプション 製品の登録 最新版の有無をチェ ック テクニカルサポート Microsoft Visual Studio のバージョン 情報 ○ Visual Studio の製品登録を行う。 Visual Studio の最新版の有無をチェックする。 ○ ○ マイクロソフト社のサポートオンラインに接続す る。 Visual Studio のバージョン情報を表示する。 (COBOL 開発環境のバージョン情報も表示する) ○ ○ 注意事項 [製品の登録]、[最新版の有無をチェック]は Visual Studio のための機能であり、COBOL は関与しません。 2.6.2 [コンテキストクリック]メニュー Visual Studio のウィンドウ内でマウスの右ボタンをクリックすると、マウスポインタ位置にコンテキストメニ ューが表示されます。 右クリックを行う場所により、初期状態で表示されるメニュー項目が変わります。 (1) エディタウィンドウ内 メニュー名 46 概要 スニペットの挿入 コードスニペットを挿入する。 ブレークポイント ブレークポイントサブメニュー。 サポートの有無 (章節) ○ (5.16) × 2 カーソル行の前ま で実行 キーワード補完 標識領域の編集 切り取り コピー 貼り付け アウトライン 操作環境 カーソル位置の行の前まで実行する。 × 入力途中の文字列を COBOL のキーワードに補完す る。 標識領域を編集する。 ○ (5.15) ○ (0) ○ (5.7.12) ○ (5.7.13) ○ (5.7.14) ○ (2.6.1(2)(d)) 選択されているテキストを削除し、クリップボード に保存する。 選択されているテキストをクリップボードに保存す る。 クリップボードに保存されているテキストをカーソ ル位置に貼り付ける。 アウトラインサブメニュー。 (2) [ブレークポイント]サブメニュー クリックした行にブレークポイントやトレースポイントが挿入されていない場合 メニュー名 ブレークポイント の挿入 トレースポイント の挿入 概要 ブレークポイントを挿入する。 サポートの有無 (章節) × トレースポイントを挿入する。 × クリックした行にブレークポイントやトレースポイントが挿入されている場合 メニュー名 ブレークポイント の削除 ブレークポイント の無効化 場所 条件 ヒットカウント フィルタ ヒット時 概要 ブレークポイントを削除する。 サポートの有無 (章節) × ブレークポイントを無効にする。 × 場所を変更する。 条件によるブレークを設定する。 ヒットカウントによるブレークを設定する。 フィルタを設定する。 ヒット時の動作を設定する。 × × × × × (3) エディタウィンドウのタブ上 メニュー名 概要 (ファイル名)の保 現在アクティブなファイルを上書き保存する。 存 閉じる 現在アクティブなファイルを閉じる。 このウィンドウ以 外を閉じる 完全パスのコピー このアイテムのフ 選択したウィンドウ以外を閉じる。 選択したドキュメントの完全パスをクリップボード へコピーする 選択したドキュメントを含んでいるフォルダーをエ サポートの有無 (章節) ○ (5.4.1) ○ (5.5) ○ ○ ○ 47 操作環境 2 ォルダーを開く フローティング タブ付きドキュメ ントとしてドッキ ング 水平タブグループ の新規作成 垂直タブグループ の新規作成 クスプローラーで開く フローティングで表示する。 ○ COBOL 開発環境の既定値。エディタウィンドウ形式 ○ をタブ付きで表示する。 タブ付きドキュメントを上下に並べて表示する。 ○ タブ付きドキュメントを左右に並べて表示する。 ○ (4) 出力ウィンドウ内 メニュー名 48 概要 コピー すべてクリア 検索の中止 場所へ移動 情報出力ウィンドウ内のテキストをコピーする。 情報出力ウィンドウ内のテキストをクリアする。 検索を中止する。 検索結果や翻訳エラーの場所へ位置づける。 次の場所へ移動 前の場所へ移動 検索結果や翻訳エラーの次の場所へ位置づける。 検索結果や翻訳エラーの前の場所へ位置づける。 サポートの有無 (章節) ○ ○ ○ ○ (6.2.2) ○ ○ 2 操作環境 (5) 出力ウィンドウのタブ上 メニュー名 フローティング ドッキング タブ付きドキュメ ントとしてドッキ ング 自動的に隠す 非表示 概要 ウィンドウをフローティングウィンドウとして表示 するかどうかを選択する。 タブ付きドキュメントモードの場合、ドッキング可 能にするかどうかを選択する。 ウィンドウをタブ付きドキュメントとして表示する かどうかを選択する。 ウィンドウ内にマウスカーソルが入っているときの み表示するようにする。 ウィンドウを非表示にする。 サポートの有無 (章節) ○ ○ ○ ↑ ○ ○ 49 3 ソリューション 3 ソリューション この章では、Visual Studio に統合された COBOL 開発環境の開発資産を管理するプロ ジェクトをまとめるソリューションについて説明します。 50 3 ソリューション 3.1 ソリューションの概要 Visual Studio では、複数のプロジェクトを一つにまとめて管理する「ソリューション」という 概念があります。このソリューションを活用することで、様々な開発スタイルに合わせたプ ロジェクトの管理を行うことができます。 1. アプリケーションの場合 アプリケーションのプロジェクトを作成し、ソリューションにて管理します。 2. ライブラリ(DLL)の場合 ライブラリのプロジェクトを作成し、ソリューションにて管理します。 また、そのライブラリを利用するアプリケーションのプロジェクトを同一ソ リューション下に作成し、管理します。 アプリケーションからライブラリのプロジェクトを参照することにより、依 存関係を用いて、効率的にビルドを行うことが可能です。(「3.7.1COBOL 開発環境を利用した開発」を参照) また、既存のプロジェクトをソリューションにまとめることや、既存のソリューションへ新 たにプロジェクトを追加することも可能です。なお、ソリューションへ登録可能なプロジェ クトの数に制限はありません。 一時プロジェクト 一時プロジェクトは、プロジェクトの作成時にテンポラリフォルダに作成し、閉じる際に不 要であれば破棄、必要であれば保存という選択が可能なプロジェクト概念です。 Word や Excel 等のオフィスアプリケーションで新規作成時には、ファイルとして保存されて いないことと同じ考え方であり、プロトタイプの作成や簡単な確認を行う場合のようなプロ ジェクトとして残しておく必要がないような場合などに利用されることを想定しています。 一時プロジェクトを有効にする場合には、「7.3.1プロジェクトおよびソリューション全般の 設定」を参照してください。 51 3 ソリューション 3.2 ソリューションの新規作成 何も含まれていない空のソリューションを作成することができます。 作成したソリューションには、プロジェクトやプログラムの作成に必要なソースファイルな どを追加します。 ソリューションを新規に作成するには、以下の手順で行います。 1. [ファイル]メニューから[新規作成]-[プロジェクト]コマンドを実行します。 2. [新しいプロジェクト]ダイアログボックスが表示されます。 3. [新しいプロジェクト]ダイアログボックスで、[プロジェクトの種類]ツリーコントロールで [その他のプロジェクトの種類]-[Visual Studio ソリューション]を選択し、Visual Studio にインストールされたテンプレートから、「空のソリューション」を選択します。 4. [プロジェクト名]テキストボックスに新しいソリューションの名前を指定し、[場所]ドロ ップダウンリストに保存する場所を指定します。 [場所]ドロップダウンリストの初期値は、Visual Studio 2010 プロジェクトの場所になり ます。 変更する場合には、「7.3.1プロジェクトおよびソリューション全般の設定」を参照してく ださい。 5. [OK]ボタンをクリックします。 新しいソリューションが作成され、ソリューションエクスプローラー上に開かれます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、ソリューションは作成されません。 52 3 ソリューション 空のソリューションを作成したあとに、[ファイル]-[追加]から[プロジェクトの追加]コマ ンドを使用して、新規または既存のプロジェクトを追加できます。 また、ソリューションは、プロジェクトを新規に作成する際に同時に作成することもできます。 詳しくは、「4.2プロジェクトの新規作成」を参照してください。 注意事項 ソリューションファイルのないプロジェクトファイルを Visual Studio で開いた場合、そのプ ロジェクトを含んだソリューションが一時的に作成されます。このソリューションは、保存 の際に表示される[名前を付けてファイルを保存]ダイアログで指定した保存先に、ソリュ ーションファイルが作成されます。[名前を付けてファイルを保存]ダイアログの[ファイ ルの種類]ドロップダウンリストは「UTF-8 ソリューションファイル(*.sln)」を選択して ください。ソリューションを保存せずに閉じた場合、ソリューションファイルは作成されま せん。 ソリューションの新規作成については、MSDN のヘルプの「方法:ソリューションのディレ クトリを作成する」を参照してください。 53 3 ソリューション 3.3 ソリューションを開く 既存のソリューションを開く手順を次に示します。 1. [ファイル]メニューから[開く]-[プロジェクト/ソリューション]コマンドを実行しま す。 2. [プロジェクトを開く]ダイアログが表示されます。 ソリューションを開いていない状態でソリューションを開く場合 54 3 ソリューション ソリューションを開いている状態でソリューションを開く場合 フォルダオプションにて、[登録されている拡張子は表示しない]を選択している場合、 [ファイルの種類]ドロップダウンリストに拡張子が表示されません。 [新規作成]オプションボタンをチェックしたままの状態にしてください。 [追加]オプションボタンを選択すると、選択したソリューションを開く操作ではなく、選 択したソリューションに含まれるプロジェクトを現在のソリューションに追加する操作と なります。「3.5.1(3)別のソリューションに含まれるプロジェクトの追加」を参照してくだ さい。 3. [ファイル名]ドロップダウンリストにソリューションファイル名を入力します。 既存のファイルやフォルダを参照するには、フォルダのドロップダウンリストを使用し ます。 フォルダの初期値は、Visual Studio 2010 プロジェクトの場所になります。 変更する場合には、「7.3.1プロジェクトおよびソリューション全般の設定」を参照してく ださい。 4. [開く]ボタンをクリックします。 選択したソリューションが開いてソリューションエクスプローラー上に表示されます。既 にソリューションを開いている状態で別のソリューションを開いた場合、現在開いてい るソリューションは先に閉じられます。このとき開いているファイルに変更があり、その 内容が保存されていない場合には、ファイルを保存するかどうかの確認が行なわれ ます。 55 3 ソリューション [キャンセル]ボタンを選択すると、ソリューションは開かれません。 最近開いたソリューションやプロジェクトは、[ファイル]-[最近使ったプロジェクト]配下に一覧で表 示されますので、[ファイル]-[最近使ったプロジェクト]から選択することで、すばやく開くことが可能 です。頻繁に利用するソリューションやプロジェクトを開くときに活用いただけます。 ただし、COBOL のソリューションやプロジェクトだけでなく、Visual Studio にインストールされているす べての言語のソリューションやプロジェクトが表示の対象となります。 ソリューションファイルやプロジェクトファイルでない拡張子のファイルを選択した場合、以下のようなエ ラーメッセージを表示します。 56 3 ソリューション 3.4 ソリューションを閉じる ソリューションを閉じる手順を次に示します。 1. [ファイル]メニューから[ソリューションを閉じる]コマンドを実行します。 2. 現在開いているソリューションが閉じられます。 ※Visual Studio を終了する場合にもソリューションは閉じられます。 一時プロジェクトが有効となっている場合 プロジェクトを含むソリューションを閉じる際には、以下のような[ソリューションを閉じ る]ダイアログが表示されます。 確認ダイアログにおいて、[上書き保存]を選択した場合、次の[プロジェクトの保存]ダ イアログを表示されます。 [場所]ドロップダウンリストの初期値は、Visual Studio 2010 プロジェクトの場所になります。変更する 場合には、「7.3.1プロジェクトおよびソリューション全般の設定」を参照してください。 プロジェクトの保存先を確認し、選択したフォルダに保存します。 同時にソリューションを作成する場合には、[ソリューションのディレクトリを作成]をチ ェックし、新しいソリューション名を入力して[上書き保存]ボタンをクリックし、保存し ます。 [破棄]を選択した場合、保存されません。 [キャンセル]を選択した場合、ソリューションは閉じられません。 注意事項 ソリューションファイルのないプロジェクトファイルをVisual Studioで開いた場合、そのプ ロジェクトを含んだソリューションが一時的に作成されます。 57 3 ソリューション 一時的に作成されたソリューションを閉じようとして保存する際は、ダイアログに[ファイ ルの種類]ドロップダウンリストが表示されますので、「UTF-8 ソリューションファイル (*.sln)」を選択してください。 58 3 ソリューション 3.5 ソリューションへの追加 ソリューションへプロジェクトを追加する方法を以下に示す。 3.5.1 プロジェクトの追加 開いているソリューションに対して、プロジェクトを追加するには、3つの方法があります。 ・ 新しいプロジェクトの追加・・・追加と同時に新たにプロジェクトを作成す る場合 ・ 既存のプロジェクトの追加・・・既に作成しているプロジェクトをソリュー ションとして管理するために追加する場合 ・ 別のソリューションに含まれるプロジェクトの追加・・・別のソリューショ ンで管理されているプロジェクトを現在のソリューションにて管理する場合 (1) 新しいプロジェクトの追加 1. [ファイル]-[追加]-[新しいプロジェクト]コマンドを選択します。 2. [新しいプロジェクトの追加]ダイアログが表示されます。 [場所]ドロップダウンリストの初期値は、現在、開いているソリューションのフォルダに なります。 注意事項 一時プロジェクトが有効となっていても、プロジェクトを追加する場合には、 場所を指定する必要があります。 59 ソリューション 3 3. インストールされたテンプレートから COBOL を選択します。 4. テンプレートから COBOL アプリケーションまたは COBOL ライブラリを選択します。 5. 名前フィールドにプロジェクトの名前を入力する。 6. 場所フィールドには、追加を行いたいソリューションへのパスが表示されています。 7. 「OK」ボタンを選択すると、テンプレートを元に、ファイルが作成され、編集ウィンドウ が表示されます。 8. [キャンセル]ボタンを選択すると、新しいプロジェクトは追加されません。 (2) 既存のプロジェクトの追加 1. [ファイル]-[追加]-[既存のプロジェクト]コマンドを選択します。 2. [既存プロジェクトの追加]ダイアログが表示されます。 3. フォルダーパスのドロップダウンメニューで、フォルダおよびドライブを選択します。 なお、フォルダーパスのドロップダウンメニューの初期値は、Visual Studio2010 のプ ロジェクトの場所になります。 変更する場合には、「7.3.1プロジェクトおよびソリューション全般の設定」を参 照してください。 4. 開くファイルを選択します。また、[ファイル名]ドロップダウンリストに直接入力するこ ともできます。 5. [開く]ボタンを選択します。 [キャンセル]ボタンを選択すると、既存のプロジェクトは追加されません。 6. 60 選択されたプロジェクトが現在のソリューションに追加されます。 3 ソリューション (3) 別のソリューションに含まれるプロジェクトの追加 現在開いているソリューションに既存のソリューションのプロジェクトを追加する手順を示します。 1. [ファイル]-[開く]-[プロジェクト/ソリューション]コマンドを選択します。 2. [プロジェクトを開く]ダイアログが表示されます。 3. [追加]オプションボタンを選択します。[新規作成]オプションボタンを選択している 場合は、現在開いているソリューションを閉じ、選択したソリューションを開くこととなり ます。 4. [ファイル名]ドロップダウンリストにソリューションファイル名を入力します。 既存のファイルやフォルダを参照するには、[探す場所]ドロップダウンメニューを使 用します。[探す場所]ドロップダウンメニューの初期値は、Visual Studio 2010 プロジ ェクトの場所になります。変更する場合には、「7.3.1プロジェクトおよびソリュー ション全般の設定」を参照してください。 フォルダオプションにて、[登録されている拡張子は表示しない]を選択している場合、 [ファイルの種類]ドロップダウンリストに拡張子が表示されません。 5. [開く]ボタンを選択します。 選択したソリューションに含まれるプロジェクトが現在のソリューションに追加され、ソリ ューションエクスプローラー上に表示されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、プロジェクトは追加されません。 61 ソリューション 3 3.6 プロジェクトへの追加 ソリューションを開いている場合、ソリューション配下に属するプロジェクトへ参照項目を 追加する方法を以下に示します。 3.6.1 依存ファイルの追加 依存ファイルとは、直接コンパイルの対象ではないが、ビルド時に必要となるファイルです。 依存ファイルを指定する目的は、マクロや登録集原文ファイルが変更された場合、それを参 照しているソースファイルもコンパイルする必要があります。マクロや原文ファイルを依存 ファイルとして指定することにより、依存関係により(依存ファイルの日付がソースファイ ルの日付より新しい場合にのみ)ソースファイルのコンパイルが行われるようになります。 依存ファイルには以下のものがあります。 ・登録集原文ファイル(拡張子は.cbl、.cob、.cbf のいずれか) ・GMP マクロオブジェクト(*.mc) ・COBOL/S マクロ(*.macro) ・インポートライブラリ(*.lib) ・スタティックリンクライブラリ(*.lib) ・オブジェクトファイル(*.obj) ・外部リポジトリ(*.rpg) ・C/C++ヘッダファイル(*.h) (1) 登録集原文ファイル追加 1. あらかじめ、プロジェクトのプロパティの COBOL「登録集原文ディレクトリ」 を指定しておく必要があります。 2. ソリューションエクスプローラーにより、依存ファイルの追加を行いたいファ イルを選択し、右クリックメニューより[依存ファイルの追加]を選択するか、 ソースファイルのプロパティを開き、[依存ファイル]の項目を選択します。 依存ファイルの選択ダイアログが表示されます。 3. 62 依存ファイルを選択します。依存ファイルは複数選択することができます。 3 ソリューション (2) GMP マクロオブジェクト追加 1. あらかじめ、プロジェクトのプロパティの GMP「マクロオブジェクト登録ディ レクトリ」を指定しておく必要があります。 2. ソリューションエクスプローラーにより、依存ファイルの追加を行いたいファ イルを選択し、右クリックメニューより[依存ファイルの追加]を選択するか、 ソースファイルのプロパティを開き、[依存ファイル]の項目を選択します。 依存ファイルの選択ダイアログが表示されます。 3. 依存ファイルを選択します。依存ファイルは複数選択することができます。 (3) COBOL/S マクロオブジェクト追加 1. あらかじめ、プロジェクトのプロパティの COBOL/S「マクロオブジェクト登 録ディレクトリ」を指定しておく必要があります。 2. ソリューションエクスプローラーにより、依存ファイルの追加を行いたいファ イルを選択し、右クリックメニューより[依存ファイルの追加]を選択するか、 ソースファイルのプロパティを開き、[依存ファイル]の項目を選択します。 依存ファイルの選択ダイアログが表示されます。 3. 依存ファイルを選択します。依存ファイルは複数選択することができます。 (4) その他の依存ファイルの追加 次の依存ファイルについては、操作手順は同じです。 ・インポートライブラリ(*.lib) ・スタティックリンクライブラリ(*.lib) ・オブジェクトファイル(*.obj) ・外部リポジトリ(*.rpg) 1. あらかじめ、プロジェクトのプロパティのリンク「リンクライブラリ検索ディ レクトリ」を指定しておく必要があります。 2. ソリューションエクスプローラーにより、依存ファイルの追加を行いたいファ イルを選択し、右クリックメニューより[依存ファイルの追加]を選択するか、 ソースファイルのプロパティを開き、[依存ファイル]の項目を選択します。 依存ファイルの選択ダイアログが表示されます。 3. 依存ファイルを選択します。依存ファイルは複数選択することができます。 63 3 64 ソリューション 3 ソリューション 3.7 プロジェクトの依存関係とビルド順序 ソリューションにて複数のプロジェクトを管理する場合、プロジェクトをビルドする際に、 その順序に依存性をもつ場合があります。その場合にプロジェクト間の依存関係を設定する ことでビルド順序を制御することができます。 例えば、ライブラリを使用するアプリケーションのプロジェクトの場合、ビルドする際に、 参照しているライブラリが更新されていれば、先にビルドする必要があります。 このような場合に、プロジェクト間の依存関係を設定し、ビルド順序を制御すると有効です。 3.7.1 プロジェクトの依存関係 プロジェクト間の依存関係を設定するには、以下の手順で行います。 1. [プロジェクト]-[プロジェクトの依存関係]コマンドを選択します。 2. 以下に示す[プロジェクトの依存関係]ダイアログが表示されます。 3. [プロジェクト]ドロップダウンリストから依存する方のプロジェクトを選択します。 選択すると、それ以外のプロジェクトが[依存先]リストボックスに表示されます。 4. [依存先]リストボックスに表示されたプロジェクトの中から依存先となるプロジェクトを チェックします。 5. [OK]ボタンを選択します。そうすると、依存関係が設定されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、依存関係のダイアログが閉じられ、設定がキャン セルされます。 65 3 ソリューション 3.7.2 プロジェクトのビルド順序 設定した依存関係をもとにビルド順序を確認するには、以下の手順で行います。 1. [プロジェクト]-[プロジェクトのビルド順序]コマンドを選択します。 2. 以下に示す[プロジェクトの依存関係]ダイアログが表示されます。 設定されているビルドの順序が、[プロジェクトをビルドする順序]リストボックスに表示 されます。 確認した後は、[OK]ボタン、[キャンセル]ボタンのどちらかでダイアログを閉じます。 なお、ビルド順序を変更する場合には、[依存関係]タブを使用します。 66 3 ソリューション 3.8 構成マネージャー 構成マネージャーとは、構成とプラットフォームによって、ソリューション内のプロジェク トを管理するダイアログです。 この構成マネージャーを利用することで、ソリューションの構成およびプラットフォームに 応じて、プロジェクトとそのビルドを管理することができます。 構成とプラットフォームには、それぞれ ソリューション構成・プロジェクト構成、ソリュー ションプラットフォーム・プロジェクトプラットフォームがあります。 構成マネージャーを表示するには、以下の方法があります。 1. [ビルド]-[構成マネージャー]コマンドを選択します。 2. プロジェクトのプロパティページの[構成マネージャー]ボタンを選択します。 3. ツールバーのドロップダウンリストから[構成マネージャー]を選択します。 以下に[構成マネージャー]ダイアログの各項目について、説明します。 プロジェクト ソリューションに登録されているプロジェクト名が表示されます。 構成 デフォルトの構成として、以下にあげる二つの構成があります。 67 3 ソリューション デバッグ(Debug) リリース (Release) 開発プロセスで利用され、デバッグおよびテストのためのア プリケーションを生成する構成 この機能は提供していません。 運用向けに利用されるモードで、十分にデバッグされた後、 最適化されたアプリケーションを生成する構成 プロジェクト作成直後のデバッグとリリースの違いは、以下のようになります。 デバッグ デバッガ情報 出力フォルダ 出力する プロジェクトフォルダの Debug フォルダ配下 リリース 出力しない プロジェクトフォルダの Release フォルダ配下 なお、オプションはそれぞれの構成ごとに指定可能です。 ソリューションとして、[アクティブソリューション構成]ドロップダウンリストで各プロ ジェクトの構成を一括管理することができます。ビルドする際には、ツールバーにある[ア クティブソリューション構成]ドロップダウンリストにて、そのソリューション構成を選択 することで各構成のアプリケーションを生成できます。 [アクティブソリューション構成]ドロップダウンリストの初期値は、ツールバーの[ソリ ューション構成]ドロップダウンリストの選択に依存します。 新しくプロジェクト構成を作成するには、以下の手順で行います。 1. [アクティブソリューション構成]ドロップダウンリストから[新規作成]コマンドを選択し ます。 2. [新規作成]コマンドを選択すると、以下のような[新しいソリューション構成]ダイアロ グが表示されます。 3. [名前]テキストボックスに新しく作成するプロジェクト構成の名前を指定します。 4. [設定のコピー元]ドロップダウンリストから基となる構成を選択します。 既存の構成を選択した場合は、選択した構成と同じ構成プロパティで新しい構成が 作成されます。「<空>」を選択した場合は、「4.6.2構成プロパティ」に示すRelease構 成の初期状態と同じ構成プロパティで新しい構成が作成されます。 68 3 5. ソリューション 新しく追加する構成を一括管理するソリューション構成を同時に作成する場合には、 [新しいソリューション構成を作成する]チェックボックスを選択します。 6. [OK]ボタンを選択します。選択すると、プロジェクト構成が作成されます。 その際、指定された構成の名前を持つフォルダがプロジェクトフォルダ配下に作成さ れます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、依存関係のダイアログが閉じられ、設定がキャン セルされます。 また、既存のプロジェクト構成に関して、名前を変更したり、削除したりする場合には、[構 成]ドロップダウンリストから[編集]コマンドを選択し[プロジェクト構成の編集]ダイ アログを表示します。 名前の変更は以下の手順で行います。 1. 既存のプロジェクト構成を選択します。 2. [名前の変更]ボタンを選択し、新しい名前を入力します。 3. 以下の確認ダイアログで[はい]ボタンを選択します。[いいえ]ボタンを選択した場合、 名前の変更はキャンセルされます。 なお、構成の名前を変更しても、出力フォルダのフォルダ名は変更されません。 69 3 ソリューション 削除は以下の手順で行います。 1. 既存のプロジェクト構成を選択します。 2. [削除]ボタンを選択します。 3. 以下の確認ダイアログで[はい]ボタンを選択します。[いいえ]ボタンを選択した場合、 削除はキャンセルされます。 <注意事項> プロジェクト構成を削除するとソリューションエクスプローラーからも対応するディレクト リが削除され、再び利用するためには構成を作成し直す必要があります。これは Release 構成 を削除してしまった場合も同様です。 作成した構成の構成プロパティは、[設定のコピー元]の選択に従って設定されます。削除 した構成を作成し直すには、同じ名前の構成を新しく作成した後、構成プロパティを削除前 の状態に再設定する必要があります。 プラットフォーム 生成するアプリケーションが動作するプラットフォームを設定することができます。 この設定には、あらかじめ、「win32」「x64」が登録されます。 ソリューションとして、[アクティブ ソリューション プラットフォーム]ドロップダウン リストで各プロジェクトのプラットフォームを一括管理することができます。 [アクティブ ソリューション プラットフォーム]ドロップダウンリストの初期値は、ツー ルバーの[ソリューションプラットフォーム]の選択に依存します。 ビルド 選択したソリューション構成によって、ビルドするプロジェクトを選択します。 選択しなかったプロジェクトは、プロジェクトの依存関係に関わらず、ビルドされません。 70 3 ソリューション アクティブ ソリューション プラットフォーム ソリューションのビルドに使用できるプラットフォームを表示するとともに、管理すること ができます。 新しくソリューションプラットフォームを作成するには、以下の手順で行います。 1. [アクティブ ソリューション プラットフォーム]ドロップダウンリストから[新規作成]コマ ンドを選択します。 2. [新規作成]コマンドを選択すると、以下のような[新しいソリューション プラットフォー ム]ダイアログが表示されます。 3. [名前]テキストボックスに新しく作成するソリューションプラットフォームの名前を指定 します。 4. [設定のコピー元]ドロップダウンリストから既存のソリューションプラットフォームを選 択します。 5. 選択した場合、選択したプラットフォームと同じ初期設定でプラットフォームが作成さ れます。[<空>]を選択した場合には、デフォルト設定のプラットフォームが作成され ます。 6. [OK]ボタンを選択します。選択すると、ソリューションプラットフォームが作成されま す。 [キャンセル]ボタンを選択すると、新しいソリューション プラットフォームのダイアログ が閉じられ、作成がキャンセルされます。 なお、[新しいプロジェクト プラットフォームを作成する]チェックボックスは選択できま せん。 また、既存のソリューションプラットフォームに関して、名前を変更したり、削除したりす る場合には、[アクティブ ソリューション プラットフォーム]ドロップダウンリストから [編集]コマンドを選択し[ソリューション プラットフォームの編集]ダイアログを表示し ます。 71 3 ソリューション 名前の変更は以下の手順で行います。 1. 既存のソリューションプラットフォームを選択します。 2. [名前の変更]ボタンを選択し、新しい名前を入力します。 3. 以下の確認ダイアログで[はい]ボタンを選択します。[いいえ]ボタンを選択した場合、 名前の変更はキャンセルされます。 削除は以下の手順で行います。 1. 既存のソリューションプラットフォームを選択します。 2. [削除]ボタンを選択します。 3. 以下の確認ダイアログで[はい]ボタンを選択します。[いいえ]ボタンを選択した場合、 削除はキャンセルされます。 72 3 ソリューション 3.9 スタートアッププロジェクト スタートアッププロジェクトとは、ソリューションに登録されているプロジェクトの中で実 行の対象となる最初のプロジェクトのことです。 スタートアッププロジェクトに設定されているプロジェクトは、Visual Studio の[ソリュー ションエクスプローラー]で、プロジェクト名が太字で表示されます。 スタートアッププロジェクトを設定するには、以下の手順で行います。 1. [ソリューションエクスプローラー]で、スタートアッププロジェクトに指定するプロジェク トを選択します。 2. [プロジェクト]-[スタートアッププロジェクトに設定]コマンドを選択します。 3. 選択したプロジェクトがスタートアッププロジェクトに設定されます。設定されたプロジ ェクト名は太字(BOLD)表示となります。 また、スタートアッププロジェクトは、複数指定することもできます。 以下の手順で行います。 1. [ソリューションエクスプローラー]にて、ソリューションを選択します。 2. [スタートアッププロジェクトの設定]コマンドを選択します。 3. 表示されるダイアログにて、[マルチスタートアッププロジェクト]を選択します。 4. 表示されるプロジェクトごとに[開始][デバッグなしで開始]を選択します。 5. 設定に問題がなければ、[OK]ボタンを選択します。設定を変更しない場合には、[キ ャンセル]ボタンを選択します。 73 3 ソリューション 3.10 プロジェクトの操作 ソリューションエクスプローラーでは、ソリューション配下のプロジェクトに対して以下の 操作が可能です。 ・ 名前の変更 ・ 削除 3.10.1 名前の変更 プロジェクトの名前の変更は、Visual Studio の[ソリューションエクスプローラー]上で実 行できます。 プロジェクトの名前を変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ソリューションエクスプローラー]で、名前を変更したいプロジェクトを選択します。 2. マウスを右クリックして表示されるメニューから[名前の変更]コマンドを選択します。 3. 選択したプロジェクトの名前の部分が編集可能になります。 4. 変更後のプロジェクト名を入力した後、[Enter]キーを押すと、プロジェクト名が変更さ れます。 プロジェクト名の変更の方法については、MSDN のヘルプ「ソリューションエクスプローラ ーの使用」を参照してください。 3.10.2 削除 プロジェクトの削除は、Visual Studio の[ソリューションエクスプローラー]上で実行でき ます。 プロジェクトを削除する場合には、以下の手順で行います。 1. [ソリューションエクスプローラー]で、ソリューションから削除したいプロジェクトを選択 します。 2. マウスを右クリックして表示されるメニューから[削除]コマンドを選択します。 または、[編集]-[削除]コマンドを選択します。 3. 選択したプロジェクトがソリューションから削除されます。 ただし、上記の削除を実行しても、ファイル自体は物理的に削除されません。削除したプロ ジェクトをソリューションのツリー上へ復元するには、[既存のプロジェクトの追加]を行 います。 74 3 ソリューション [既存のプロジェクトの追加]については、「3.5.1 プロジェクトの追加」の「(2) 既存のプ ロジェクトの追加」を参照してください。 削除の方法については、MSDN のヘルプ「ソリューションエクスプローラーの使用」を参照 してください。 75 3 ソリューション 3.11 ファイルの操作 ソリューションエクスプローラーでは、プロジェクト配下のファイルに対して以下の操作が 可能です。 ・ 名前の変更 ・ 削除 3.11.1 名前の変更 ソースファイルなどの名前の変更は、Visual Studio の[ソリューションエクスプローラー] 上で実行できます。 ソースファイルなどの名前を変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ソリューションエクスプローラー]で、名前を変更したいプロジェクトを選択します。 2. マウスを右クリックして表示されるメニューから[名前の変更]コマンドを選択します。 3. 選択したプロジェクトの名前の部分が編集可能になります。 4. 変更後のプロジェクト名を入力した後、[Enter]キーを押すと、プロジェクト名が変更さ れます。 ファイル名の変更の方法については、MSDN のヘルプ「ソリューションエクスプローラーの 使用」を参照してください。 3.11.2 削除 ソースファイルなどの削除は、Visual Studio の[ソリューションエクスプローラー]上で実 行できます。 ソースファイルなどを削除する場合には、以下の手順で行います。 プロジェクトから削除する場合 1. [ソリューションエクスプローラー]で、プロジェクトから削除したいファイルを選択しま す。 2. マウスを右クリックして表示されるメニューから[プロジェクトから削除]コマンドを選択し ます。 3. 選択したファイルがプロジェクトから削除されます。 ただし、上記の削除を実行しても、ファイル自体は物理的に削除されません。削除したファ 76 3 ソリューション イルをプロジェクトのツリー上へ復元するには、[既存項目の追加]を行います。 [既存項目の追加]については、「4.5既存項目の追加」を参照してください。 ファイルを物理的に削除する場合 1. [ソリューションエクスプローラー]で、削除したい項目を選択します。 2. マウスを右クリックして表示されるメニューから[削除]コマンドを選択します。 または、[編集]-[削除]コマンドを選択します。 3. [~は完全に削除されます]と確認メッセージが表示されますので、削除する場合に は、[OK]ボタンを、削除を取り消す場合には、[キャンセル]ボタンを選択します。 4. 選択した項目がプロジェクトから削除されるとともに、ファイルも削除されます。 なお、メインプログラムに指定したソースファイルを削除した場合には、メインプログラム の指定を再度行ってください。 削除の方法については、MSDN のヘルプ「ソリューションエクスプローラーの使用」を参照 してください。 3.11.3 移動とコピー ソースファイルなどの移動やコピーは、Visual Studio のソリューションエクスプローラー上 で実行できます。ソリューションやプロジェクトに関連づけられた項目の移動やコピーは、 プロジェクトツリーから見たファイルの従属関係に対する移動やコピーです。ファイル自体 が物理的に移動されたり、コピーされたりするわけではありません。 なお、プロジェクトに関しては、移動やコピーを行うことはできません。 プロジェクト間で移動する場合 1. [ソリューションエクスプローラー]で、移動したいファイルを選択します。 2. [Shift]キーを押しながら、そのファイルを移動するプロジェクトへドラッグアンドドロッ プします。 3. 選択したファイルが、元のプロジェクトからドロップしたプロジェクトへ移動します。 1. [ソリューションエクスプローラー]で、移動したいファイルを選択します。 2. [編集]-[切り取り]コマンドを選択します。 または、 77 3 ソリューション 3. 移動先のプロジェクトを選択します。 4. [編集]-[貼り付け]コマンドを選択します。 プロジェクト間でコピーする場合 1. [ソリューションエクスプローラー]で、コピーしたいファイルを選択します。 2. そのファイルをコピーするプロジェクトへドラッグアンドドロップします。 3. 選択したファイルが、元のプロジェクトからドロップしたプロジェクトへコピーされます。 1. [ソリューションエクスプローラー]で、コピーしたいファイルを選択します。 2. [編集]-[コピー]コマンドを選択します。 3. コピー先のプロジェクトを選択します。 4. [編集]-[貼り付け]コマンドを選択します。 または、 一方のプロジェクトにて物理的にファイルを削除した場合、共有する他方のプロジェクトで のビルドに影響が出ますので、注意してください。 移動やコピーについては、MSDN のヘルプ「ソリューションエクスプローラーの使用」を参 照してください。 78 4 4 プロジェクト プロジェクト この章では、Visual Studio に統合された COBOL 開発環境の開発資産を管理するプロ ジェクトについて説明します。 79 4 プロジェクト 4.1 プロジェクトの定義 プロジェクトとは、複数のソースファイルを集めて一つのアプリケーションを作成、実行す るためのあらゆる情報(翻訳時オプションなど)をまとめることにより、アプリケーション 開発を統合的に管理するための概念です。 80 4 プロジェクト 4.2 プロジェクトの新規作成 プロジェクトを新規に作成する手順を説明します。 4.2.1 テンプレートからのプロジェクト作成 1. [ファイル]メニューから[新規作成]-[プロジェクト]コマンドを実行します。 2. ソリューションを開いていない場合、以下のような[新しいプロジェクト]ダイアログが表 示されます。 [場所]ドロップダウンリストの初期値は、Visual Studio 2010 プロジェクトの場所になり ます。 プロジェクトの既定の場所を変更する場合には、「7.3.1プロジェクトおよびソリューショ ン全般の設定」を参照してください。 プロジェクトの作成と同時にソリューションが作成されます。その際、[ソリューションの ディレクトリを作成]をチェックした上で、ソリューション名を入力することでソリューショ ン名およびソリューションのフォルダを変更することが可能です。 なお、ソリューションを開いている場合には、開いているソリューションへ追加すること が可能です。その際には、[ソリューション]ドロップダウンリストから[ソリューションに 追加]を選択します。 81 4 プロジェクト 一時プロジェクトが有効となっている場合には、以下のようなダイアログが表示され、 一時プロジェクトの作成ができます。したがって、この場合、場所を指定する必要はあ りません。 ただし、ソリューションを開いている場合には、ソリューションが閉じられた後、一時プ ロジェクトが作成されます。 82 3. プロジェクトの種類に COBOL を選択します。 4. テンプレートから COBOL アプリケーションまたは COBOL ライブラリを選択します。 4 5. 名前フィールドにプロジェクトの名前を入力します。(既定値は空欄) 6. 場所フィールドにディレクトリを指定します。 7. ソリューション名フィールドにソリューション名を入力します。 プロジェクト (既定値は名前フィールドと同じ) 8. [OK]ボタンを選択すると、選択したテンプレートに対するプロジェクトが新規に作成 されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、プロジェクトは作成されません。 <作成時の構成> 作成時には、リリースの構成を作成します。なお、プラットフォームは win32、x64 を作成し ます。 <作成時のリソース構成> 「COBOL アプリケーション」 [ソースファイル]配下に選択した種類の COBOL アプリケーション用テンプレートを登 録します。 「COBOL ライブラリ」 [ソースファイル]配下に COBOL ライブラリ用テンプレートを登録します。 4.2.2 既存コードからのプロジェクト作成 1. [ファイル]-[新規作成]-[既存のコードからプロジェクトを作成]コマンドを選択し ます。 2. 以下のような[既存コード ファイルからの新しいプロジェクトの作成ウィザードへようこ そ]ダイアログが表示されます。[作成するプロジェクトの種類を入力してください]ドロ ップダウンリストにて、「COBOL」を選択します。 83 4 プロジェクト 3. [既存コード ファイルからの新しいプロジェクトの作成ウィザード]において、[キャン セル]ボタンを選択すると、プロジェクトの作成は行なわれません。 [次へ]ボタンを選択すると、以下のような[プロジェクトの詳細の指定]ダイアログが表 示されます。 ・ [ファイルの場所]フィールドでプロジェクトに追加する既存コードが格納さ れているフォルダを指定します。サブフォルダまで含める場合には、[サブフ ォルダを含める]チェックボックスを選択します。 ・ [名前]フィールドに新しいプロジェクトの名前を入力します。 84 4 プロジェクト ・ [出力の種類]ドロップダウンリストからアプリケーションの種別を選択しま す。 選択肢は、[COBOL アプリケーション]と[COBOL ライブラリ]とします。 [完了]ボタンを選択すると、設定された内容でプロジェクトが作成されます。 <作成時の構成> 作成時には、リリースの構成を作成します。なお、プラットフォームは Win32、x64 が作成さ れています。 <作成時のリソース構成> ・ 指定したフォルダにプロジェクトファイルが作成され、プロジェクトフォルダ として扱われます。 ・ 指定したフォルダにあるすべての COBOL ソースファイルおよび登録集原文フ ァイルがソリューションエクスプローラーのプロジェクト直下に登録されま す。 注意事項 指定されたフォルダに含まれる COBOL ソースファイルおよび登録集原文ファイルがプロジ ェクトにすべて追加されますので、作成後、ソリューションエクスプローラーにて振り分け を行うようにしてください。 ・ ビルド対象とする COBOL ソースファイルを[ソースファイル]フォルダ配下 に移動する。 ・ 依存ファイルとする登録集原文ファイルを別のディレクトリに移動する必要 があります。エクスプローラーを起動して、登録集原文ファイルを別のディレ クトリへ移動します。移動先のディレクトリは、プロジェクトの登録集原文格 納ディレクトリとなります。プロジェクトのプロパティを開き、登録集原文デ ィレクトリを設定してください。設定については「4.6.2(1)[COBOL]ページ」 を参照してください。 85 4 プロジェクト 4.3 プロジェクトを開く 既存のプロジェクトを開く手順を説明します。 ソリューションを開いている場合 1. [ファイル]-[開く]-[プロジェクト/ソリューション]コマンドを選択します。 2. [プロジェクトを開く]ダイアログが表示されます。 3. [ファイル名]ドロップダウンリストにプロジェクトファイル名(*.neccblproj)を入力しま す。 既存のファイルやフォルダを参照するには、[探す場所]ドロップダウンメニューを使 用します。 4. [ファイルの種類]ドロップダウンリストの初期値は、すべてのプロジェクトファイルです。 このリストで開くプロジェクトの種類を絞ることができます。COBOL のプロジェクトに絞 る場合、「COBOL プロジェクトファイル(*.neccblproj)」を選択します。 フォルダオプションにて、[登録されている拡張子は表示しない]を選択している場合、 [ファイルの種類]ドロップダウンリストに拡張子が表示されません。その場合、 「COBOL プロジェクトファイル」を選択します。 選択したプロジェクトからソリューションを新規に作成する場合には、[新規作成]を選択し、 現在開いているソリューションに追加する場合には、[追加]を選択します。 86 4 5. プロジェクト [開く]ボタンを選択します。選択した結果、そのプロジェクトを開きます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、プロジェクトは開きません。 プロジェクトファイルでない拡張子のファイルを選択した場合、以下のようなエラーメッセージが表示さ れます。 「新規作成」を選択した場合、そのプロジェクトの上位にソリューションが存在する場合には、そのソリ ューションを開きます。上位にソリューションが存在しない場合には、ソリューションが新規に作成され ます。 その際、既にソリューションを開いている場合は、そのソリューションは閉じられることとなるため、その ソリューションで開いていたファイルが更新されている場合には、ファイルを保存するかどうかの確認 が行われます。 「追加」を選択した場合、開いているソリューション配下に追加され、選択したプロジェクトを開きます。 87 4 プロジェクト ソリューションを開いていない場合 1. [ファイル]-[開く]-[プロジェクト/ソリューション]コマンドを選択します。 2. [プロジェクトを開く]ダイアログが表示されます。 3. [ファイル名]テキストボックスにプロジェクトファイル名(*.neccblproj)を入力します。 既存のファイルやフォルダを参照するには、[探す場所]ドロップダウンメニューを使 用します。 4. [ファイルの種類]ドロップダウンリストの初期値は、すべてのプロジェクトファイルです。 このリストで開くプロジェクトの種類を絞ることができます。COBOL のプロジェクトに絞 る場合、「COBOL プロジェクトファイル(*.neccblproj)」を選択します。 フォルダオプションにて、[登録されている拡張子は表示しない]を選択している場合、 [ファイルの種類]ドロップダウンリストに拡張子が表示されません。その場合、 「COBOL プロジェクトファイル」を選択します。 5. [開く]ボタンを選択します。選択した結果、そのプロジェクトの上位にソリューションが 存在する場合は、プロジェクトともに、そのソリューションが開きます。プロジェクトの上 位にソリューションが存在しない場合は、プロジェクトを開くとともに、ソリューションが 作成されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、プロジェクトは開きません。 88 4 プロジェクト プロジェクトファイルでない拡張子のファイルを選択した場合、以下のようなエラーメッセージが表示さ れます。 共通事項 プロジェクトに登録されているファイルを開いた状態にてプロジェクトを閉じた場合、そのプロジェクトを 再度開いた時には、開いていたファイルも再度開きます。 プロジェクトに含まれているファイルが存在しない場合であっても、ソリューションエクスプローラーのプ ロジェクト配下にアイコンにて表示されます。 ただし、そのファイルを開こうとした場合に、エラーとなります。 エクスプローラーからファイルのアイコンを Visual Studio へドラッグアンドドロップすることにより、プロジ ェクトファイルを開くことができます。 また、最近使ったプロジェクトは、[ファイル]-[最近使ったプロジェクト]配下に登録されていますの で、その配下を選択することで開くことができます。 注意事項 Visual Studio を「管理者として実行」している場合は、ファイルをドラッグアンドドロップす ることができません。 89 4 プロジェクト 4.4 新しい項目の追加 現在のプロジェクトに新しい項目を追加する手順を説明します。 1. ソリューションエクスプローラーで、新しい項目を追加する場所を選択します。 (ソースファイルとして追加する場合には、[ソースファイル]フォルダを選択します。) 2. [プロジェクト]-[新しい項目の追加]コマンドを選択します。 3. 新しい項目の追加ダイアログが表示されます。 4. テンプレートを選択の上、ファイル名を入力します。 拡張子は、既定値では、固定形式は.cbl や.cob、自由形式は.cbf となっていますが、 変更可能です。 5. [追加]ボタンを選択します。 6. 選択したテンプレートを元に、ファイルが作成され、編集ウィンドウが表示されます。 なお、[キャンセル]ボタンを選択すると、新しい項目は追加されません。 注意事項 ・ソースファイルをプロジェクトに追加する場合、追加するソースファイルをプロジェクト配下のディレク トリに配置する必要があります。 ・ソースファイル名に「!」「$」は使用しないでください。使用された場合、生成時にエラーが発生しま す。 90 4 プロジェクト 4.5 既存項目の追加 現在のプロジェクトに既存の項目を追加する手順を説明します。 1. ソリューションエクスプローラーで、既存の項目を追加する場所を選択します。 (ソースファイルを追加する場合には、[ソースファイル]フォルダを選択します。) 2. [プロジェクト]-[既存項目の追加]コマンドを選択します。 3. [既存項目の追加]ダイアログが表示されます。 4. ドロップダウンメニューで、フォルダおよびドライブを選択します。 5. [ファイルの種類]を選択して、表示するファイルを絞ることができます。 なお、この初期値は、”COBOL 原始ファイル(*.cob; *.cobm; *.cbl; *.cblm; *.cbf)”で す。 フォルダオプションにて、[登録されている拡張子は表示しない]を選択している場合、 [ファイルの種類]ドロップダウンリストに拡張子が表示されません。その場合、初期値 は、“COBOL 原始ファイル”です。 6. 開くファイルを選択します。[Ctrl]キーや[Shift]キーを使用しての複数ファイルの選 択も可能です。また、[ファイル名]ドロップダウンリストに直接入力することもできま す。 7. [追加]ボタンを選択します。 8. 選択したファイルが、ソリューションエクスプローラーに追加されます。 なお、[キャンセル]ボタンを選択すると、既存項目は追加されません。 COBOL ソースファイル以外も「その他ファイル」を選択して、追加することで、プロジェク トに追加することができます。 ただし、ビルドの対象とはなりません。 91 4 プロジェクト 注意事項 ・ソースファイルをプロジェクトに追加する場合、追加するソースファイルをプロジェクト配下のディレク トリに配置する必要があります。 ・ソースファイル名に「!」「$」は使用しないでください。使用された場合、生成時にエラーが発生しま す。 92 4 プロジェクト 4.6 プロジェクトのプロパティ設定 プロジェクトのプロパティは、アプリケーションの生成に関するプロパティ(コンパイラオ プション)と、アプリケーション生成後に成果物の転送に関するプロパティ(転送オプショ ン)の二つから構成されます。 そのオプションは、[プロジェクト]-[プロパティ]コマンドを選択して表示される[(プ ロジェクト名)プロパティページ]にて設定します。 設定画面であるプロパティページは、次のプロパティに大別されます。 ・ 共通プロパティ・・・プラットフォームや構成に関係なく使用されるプロパ ティのグループです。コンパイラの各オプションに対応する[アプリケーショ ン]で構成されます。 ・ 構成プロパティ・・・プラットフォームや構成に依存するプロパティのグル ープです。COBOL プロジェクトのビルドに関する[COBOL][リンカ] [Pro*COBOL][COBOL/S コンパイラ][GMP][C/C++]の各ページと、 ビルド後の成果物の転送に関する[転送]ページから構成されます。 [適用]ボタンを選択すると、その時点での内容が有効となります。 一方、[キャンセル]ボタンを選択すると、すべての変更を取り消して、ダイアログが閉じ られます。 ただし、[適用]ボタンを選択した後は、適用後に変更した内容が取り消されます。 次節以降で、各プロパティページにおいて、設定できる内容を示し、対応するコンパイラオ プションを併記します。 ビルド時に指定されるオプションは、プロジェクトのプロパティ設定の画面の順序に従って、 指定します。 各画面内についても、表示されている順序に従い、ビルド時にオプションとして指定します。 93 プロジェクト 4 4.6.1 共通プロパティ (1) [アプリケーション]ページ アプリケーションに関する設定ページです。 全般 項目名 ファイルの形式 ファイル名 メインプログラム 内容 次のいずれかをドロップダウンリストから選択 します。 「コンソールアプリケーション」 「ダイナミックリンクライブラリ」 「スタティックリンクライブラリ」 「オブジェクトファイル」 成果物のファイル名 ドロップダウンリストで、メインに指定するプロ グラムを選択する。 メインプログラムで指定される以外のプログラ ムは、ソリューションエクスプローラーに表示順 序に従ってコンパイルされる。 4.6.2 構成プロパティ 構成に依存した設定を行うためのプロパティです。 構成とプラットフォームを切り替えてそれぞれの設定を変更することができます。 構成とプラットフォームの詳細については、「3.8構成マネージャー」を参照してください。 94 4 プロジェクト 注意事項 プラットフォームを変更しようとして以下のようなエラーが出た場合は、ソリューションエクスプローラー でプロジェクトを選択した上でプロジェクトのプロパティを開き直してください。 (1) [COBOL]ページ コンパイラの翻訳時動作に関する設定を行うページです。 ACOS 互換 項目名 データ項目のサイズとアライ ンを ACOS-4 互換とする 内容 データ項目のサイズとアラインを ACOS4 互換と する ・True ・False(既定値) ポインタデータ項目の割り付 ポインタデータ項目の割り付け境界を ACOS4 互 け境界を ACOS-4 互換とする 換とする ・True ・False(既定値) COMP データの内部表現形式 COMP データの内部表現形式を ACOS-4 互換の を ACOS-4 互換とする 外部 10 進数(DISPLAY)とする ・True ・False(既定値) 比較規則を ACOS-4 互換とする 比較規則を ACOS4 互換とする ・True 95 4 プロジェクト NUMERIC および不正 10 進デ ータの検査を ACOS-4 互換とす る 小入出力先の既定値を ACOS-4 互換とする STOP 命令の ABORT 指定を可 能とする 中間結果領域の小数部桁数を 指定する 英数字から外部 10 進数への転 記時にゾーン部の補正を行わ ない 符号なし外部 10 進数の最右端 バイトの符号部(S)のチェック を行う コンパイルモード 項目名 CODE-SET 句が指定されたも のとして扱う 外部リポジトリを更新する 外部リポジトリとの差分チェ ックを行う プログラムの固有文字集合(内 部コード)を指定する 外部名の英小文字を英大文字 と等価としない 外部データ名中のハイフンを 下線と等価とする デバッグ行 96 ・False(既定値) NUMERIC 検査を ACOS4 互換とする ・True ・False(既定値) 小入出力先の既定値を ACOS4 互換とする ・True ・False(既定値) STOP 命令の ABORT 指定を可能とする ・True ・False(既定値) COMPUTE 命令および条件式の中間結果格納領 域を指定した小数部桁数に基づく固定値とする。 英数字(英数字項目、文字定数、ALL 文字定数) から外部 10 進数への数字転記において、ゾーン 部分のビットの補正を行わない。 ・True ・False(既定値) 符号なし外部 10 進数の最右端バイトの符号部(S) のチェックを行う ・True ・False(既定値) 内容 CODE-SET 句が指定されたものとして扱う ・UTF-8 が指定されたものとして扱う(既定値) ・UCS-2 が指定されたものとして扱う ・STANDARD-2 が指定されたものとして扱う 外部リポジトリを更新する ・True ・False(既定値) カレントフォルダに存在する外部リポジトリと コンパイル時に生成したリポジトリ情報とに差 分があるかをチェックし、差分があれば、警告エ ラーとする。 外部リポジトリを更新しない場合に有効。 ・True ・False(既定値) プログラムの固有文字集合(内部コード)を指定す る ・SJIS(既定値) ・JISP(J) ・Unicode 外部公開される利用者定義語のうち AS 指定のな いものに対して、ソースプログラム中に書かれた とおりにオブジェクトファイルに出力する。 外部公開名に含まれる語中のハイフンを下線と 等価とみなす デバッグ行 4 プロジェクト ・ソース記述に従う(既定値) ・デバッグ行を有効にする ・デバッグ行を無効にする 選択行指定 原始プログラム中の選択行を翻訳行とするか、注 記行とするかを指定する。 ・全ての選択文字を無効にする(既定値) ・全ての選択文字を有効にする ・指定した選択文字を有効にする 「指定した選択文字を有効にする」場合には、テ キストボックスに数字を直接入力して指定す る。なお、複数の数字を指定する場合は、まとめ て指定する。 選択文字 [選択行指定]にて「指定した選択文字を有効に する」を選択した場合には、テキストボックスに 数字を直接入力して指定する。なお、複数の数字 を指定する場合は、まとめて指定する。 連絡節に GLOBAL 句の記述を ベースデータ節に GLOBAL 句の記述を可能とす 可能とする る ・True ・False(既定値) ベースデータ節に GLOBAL 句 ベースデータ節に GLOBAL 句の記述を可能とす の記述を可能とする る ・True ・False(既定値) EXTERNAL 句の記述されたデ EXTERNAL 句の記述されたデータ ータ ・区別を行わない(既定値) ・参照とする ・定義とする 文字列を予約語としない 文字列 str を予約語とせずに翻訳する 暗黙の初期値 暗黙の初期値 ・指定しない(既定値) ・全て ZERO で初期化 ・SAPCE で初期化 ・ZERO で初期化 ・16 進値で初期化 16 進定数 16 進定数 使用する予約語表 使用する予約語表 ・本 COBOL 既定の予約語表を使用する(既定値) ・COBOL85 MFA の予約語表を使用する ・COBOL85 Pro の予約語表を使用する INITIALIZE の展開順序を 85 規 INITIALIZE の展開順序を 85 規格仕様とする 格仕様とする ・True ・False(既定値) リスト出力 項目名 原始プログラムリスト 登録集原文展開リスト 内容 原始プログラムリストを出力する。 ・True ・False(既定値) 登録集原文展開リストを出力する。 97 4 プロジェクト データマップリスト パラメータリスト クロスリファレンスリスト リスト内に印字される行番号 を外部行番号で出力する 警告エラーを抑制する ・True ・False(既定値) データマップリストを出力する。 ・True ・False(既定値) パラメータリストを出力する。 ・True ・False(既定値) クロスリファレンスリストを出力する。 ・True ・False(既定値) 診断メッセージリスト、データマップリスト、ク ロスリファレンスリストの中に印字される行番 号を外部行番号で出力する。 ・True ・False(既定値) 警告(WARNING)および注意(OBSERVE)レベルの エラー出力を抑制する。 ・True ・False(既定値) 実行モード 項目名 重ね符合桁の空白文字を不正 10 進エラーとしない 内容 実行時に重ね符号桁の空白文字を不正 10 進エラ ーとしない。 ・True ・False(既定値) 不正 10 進データチェックを行 不正 10 進データの実行時チェックを行わない。 わない ・True ・False(既定値) データ記述項に 実行効率が高くなるようにデータを割り付ける。 SYNCHRONIZED 句が指定さ ・True れたものとみなす ・False(既定値) システム日付を取得する システム日付を取得する。 ・True ・False(既定値) INITIAL 句と CANCEL 命令は INITIAL 句および CANCEL 文は未使用のため、生成 未使用のため、生成オブジェク オブジェクトを効率化する。 トを効率化する ・True ・False(既定値) 実行効率を低下させる記述を 実行効率を低下させる個所に対しメッセージを 指摘する 出力する。 ・True ・False(既定値) 符号 S がない COMP-3 項目を 偶数桁で PICTURE 文字列に符号 S がない COMP-3 符号領域なしとして動作させ 項目を符号領域なし COMP-3 項目として動作させ る る。 ・True ・False(既定値) 添字の範囲外参照チェックを 実行時に添字、可変長集団項目、および部分参照 98 4 行わない 同桁同符号の外部 10 進同士の 転記を英数字転記で行う 重ね符号桁の表現を Pro*COBOL 互換とする BINARY 項目の 10 進数桁落し をしない CALL 定数における特定の引 数を BYREFERENCE 指定とみ なす 英数字転記の作用対象が重な っている場合の動作を変更す る ON SIZE ERROR 句なしのゼロ 除算結果を 0 とする USAGE COMP を USAGE COMP-5 とする 複数スレッドにて動作できる スレッドセーフなオブジェク トを生成する 最適化 プロジェクト の範囲外参照チェックを行わない。 ・True ・False(既定値) 同桁同符号の外部 10 進数同士の転記を英数字転 記で行う。 ・True ・False(既定値) 重ね符号桁の表現を Pro*COBOL 互換とする。 ・True ・False(既定値) BINARY 項目へのデータ格納時、データが割り付 けられた記憶領域に対応した値まで格納し、 PICTURE 句桁数での桁落としを行わない。 ・True ・False(既定値) CALL 定数における引数について、BY VALUE 指定 のデータ項目が下記である場合、BY REFERENCE 指 定とみなす。 ・True ・False(既定値) ・2 文字以上の英字項目または英数字項目 ・2 桁以上の外部 10 進数項目(独立符号の場合は 1 桁以上) ・2 桁以上の内部 10 進数項目(符号領域なしの場 合は 3 桁以上) ・日本語項目 ・日本語編集項目 ・数字編集項目 ・英数字編集項目 ・指標データ項目 英数字転記の作用対象が重なっている場合の動 作を変更する。 ・処理速度を優先した転記(既定値) ・1 バイト単位で転記 ON SIZE ERROR 句なしのゼロ除算結果を 0 とする。 ・True ・False(既定値) COMP データの内部表現形式を COMP-5 互換とする。 ・True ・False(既定値) 複数スレッドにて動作できるスレッドセーフな オブジェクトを生成する。 ・True ・False(既定値) 最適化。 ・最適化を行わない ・局所的に最適化(不要命令の削除など)を行う (既定値) ・広域的な最適化(中間結果の有効利用など)を 行う その他 99 4 プロジェクト 項目名 COBOL オプション 内容 COBOL オプション 最大 255 バイトの任意の内容の文字列を指定す る。 COBOL オプションに入力した内容に対するチェ ックは行いません。COBOL で使用可能なオプシ ョンを確認の上、入力してください。 ディレクトリ 項目名 登録集原文ディレクトリ 外部リポジトリ検索ディレク トリ 内容 登録集原文ディレクトリ リポジトリ段落で参照する外部リポジトリファ イルの検索フォルダ <ディレクトリの選択方法> ディレクトリを入力する各テキストボックスにおいて、テキストボックスがアクテ ィブになると、フォルダ選択用のボタンが右端に表示されます。 そのボタンをクリックすると、以下のような[フォルダ選択]ダイアログが表示さ れます。 ・ フォルダを追加する場合には、[追加]ボタンをクリックし、そこで表示され る以下のような[フォルダの追加]ダイアログでフォルダを選択し、[開く] ボタンを選択します。 [キャンセル]ボタンを選択すると、フォルダの追加自体がキャンセルされま す。 100 4 プロジェクト ただし、[フォルダ名]ドロップダウンリストに存在しないフォルダなどアク セスできないフォルダを指定すると、以下のようなエラーメッセージが表示さ れます。 ・ 選択したフォルダをリストから削除する場合には、削除するフォルダ名を選択し、[削 除]ボタンを選択します。 ・ 選択したフォルダの順序を変更する場合には、変更するフォルダ名を選択し、[↑] [↓]ボタンを選択します。 ・ [OK]ボタンをクリックすると、その内容がプロパティページに反映されます。 ・ [キャンセル]ボタンをクリックすると、行なった変更が取り消されます。 注意事項 「;」を含むディレクトリは指定しないでください。指定された場合、ファイルの転送などが 失敗する場合があります。 (2) [リンカ]ページ リンクに関する設定をするページです。 101 プロジェクト 4 全般 項目名 リンクライブラリ検索ディレ クトリ リンクライブラリ リンカオプション 内容 リンクライブラリ検索ディレクトリ。 リンクライブラリ。 最大 4096 バイトの任意の内容の文字列で指定す る。 リンカのオプションに arglist を指定する。 最大 255 バイトの任意の文字列で指定する。 リンカオプションに入力した内容に対するチェ ックは行いません。リンカで使用可能なオプショ ンを確認の上、入力してください。 注意事項 「;」を含むディレクトリは指定しないでください。指定された場合、生成が失敗する場合が あります。 「;」を含むリンクライブラリは指定しないでください。指定された場合、生成が失敗する場 合があります。 (3) [Pro*COBOL]ページ Pro*COBOL に関する設定をするページです。 102 4 プロジェクト 全般 項目名 Pro*COBOL オプション 内容 Pro*COBOL オプション。 最大 255 バイトの任意の内容の文字列で指定す る。 Pro*COBOL オプションに入力した内容に対する チェックは行いません。Pro*COBOL で使用可能な オプションを確認の上、入力してください。 COBOL 原始ファイル拡張子選択 COBOL 原始ファイル拡張子選択 ・.cob(既定値) ・.cbl (4) [COBOL/S コンパイラ]ページ COBOL/S コンパイラに関する設定をするページです。 103 プロジェクト 4 全般 項目名 COBOL/S オプション マクロオブジェクト登録ディ レクトリ 内容 COBOL/S オプション。 最大 255 バイトの任意の内容の文字列で指定す る。 COBOL/S オプションに入力した内容に対するチェ ックは行いません。COBOL/S で使用可能なオプシ ョンを確認の上、入力してください。 マクロオブジェクト登録ディレクトリ。 注意事項 「;」を含むディレクトリは指定しないでください。指定された場合、生成などが失敗する場 合があります。 (5) [GMP]ページ GMP に関する設定をするページです。 全般 項目名 GMP オプション 104 内容 GMP オプション。 最大 255 バイトの任意の内容の文字列で指定す る。 GMP オプションに入力した内容に対するチェック は行いません。GMP で使用可能なオプションを確 認の上、入力してください。 4 マクロオブジェクト登録ディ レクトリ プロジェクト マクロオブジェクト登録ディレクトリ 注意事項 「;」を含むディレクトリは指定しないでください。指定された場合、生成などが失敗する場 合があります。 (6) [C/C++]ページ C/C++に関する設定をするページです。 全般 項目名 インクルードディレクトリ C/C++オプション 内容 インクルードディレクトリ C/C++オプション。 最大 255 バイトの任意の内容の文字列で指定す る。 C/C++オプションに入力した内容に対するチェッ クは行いません。C/C++で使用可能なオプション を確認の上、入力してください。 注意事項 「;」を含むディレクトリは指定しないでください。指定された場合、生成などが失敗する場 合があります。 105 プロジェクト 4 (7) [転送]ページ COBOL 開発環境のリモートビルドによって作成されたファイルを、所定の統合場所に転送す る機能について、設定するページです。自動転送を設定すると、ビルド後に転送が行われま す。 全般 項目名 ファイル名 自動転送する 転送先 106 内容 ファイル名を直接入力する、 ファイル名をワイ ルドカードで直接入力、または次のいずれかをド ロップダウンリストから選択します。 「実行モジュール」 「オブジェクトファイル(*.obj)」 「ライブラリ(*.lib)」 「外部リポジトリ(*.rpg)」 「コンパイルリスト(*.list)」 「自動転送する」選択した場合、ビルド終了時に 自動的に転送されます。 次のいずれかをドロップダウンリストから選択 します。 「コピー」 4 ディレクトリ プロジェクト 「クライアントへ転送」 転送先を「コピー」とした場合 ビルドサーバー内の任意のディレクトリを絶対 パスで指定します。UNC には対応していません。 転送先を「クライアントへ転送」とした場合 プロジェクトファイルがあるディレクトリから の相対パスを記述することが可能です。Visual Studio が提供するマクロ「$(xxx)形式の変数」を 記述することが可能です。 4.6.3 プロパティ設定とコンパイラオプションの対応表 プロパティ設定の内容とコンパイラオプションの対応を以下に示します。 初期値は、該当する初期値に「○」を、該当する初期値がリストにない場合には、「なし」 を記載。該当する初期値はあるが、条件等がある場合は、その条件を示します。 プロパティ設定での 設定箇所 [アプリケーション] プロパティページ 全般 ファイル形式 コンパイラ オプション文字列 出力される条件 初期値 リンク時)link 「コンソールアプ リケーション」を 選択した場合 -G リンク時)link 「ダイナミックリン クライブラリ」を選 択した場合 ○(テンプレ ートに COBOL アプ リケーション を選択した場 合) ○(テンプレ ートに COBOL ライ ブラリを選択 した場合) リンク時)lib 「スタティックリン クライブラリ」を選 択した場合 「オブジェクトファ イル」を選択した 場合 空欄の場合 (なし) ファイル名 メインプログラム 構成マネージャー で Win32 または /OUT <プロジェクト 名> /OUT <文字列> -M <ファイル名> (なし) ○ 文字列を入力し た場合 「Win32」を選択 した場合 107 4 プロジェクト x64 を選択する [COBOL]プロパティページ ACOS 互換 データ項目のサイ ズとアラインを ACOS-4 互換とす る ポインタデータ項 目の割り付け境界 を ACOS-4 互換と する COMP データの内 部表現形式を ACOS-4 互換とす る 比較規則を ACOS-4 互換とす る -CM 「x64」を選択した 場合 (なし) False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 ○ False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 ○ False が選択され た場合 True が選択され た場合 ○ 「UTF-8 が指定 されたものとして 扱う」を選択した 場合 ○ -Fa (なし) -Fb (なし) -Fc (なし) -Fd NUMERIC および (なし) 不正 10 進データの 検査を ACOS-4 互 -Fe 換とする 小入出力先の既定 (なし) 値を ACOS-4 互換 とする -Fi STOP 命令の ABORT 指定を可 能とする 中間結果領域の小 数部桁数を指定す る 英数字から外部 10 進数への転記時に ゾーン部の補正を 行わない (なし) -Fl (なし) -Fr<数値> (なし) -Fs 符号なし外部 10 進 (なし) 数の最右端バイト の符号部(S)のチェ -Ft ックを行う コンパイルモード CODE-SET 句が 指定されたものとし て扱う 108 –CC0 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 4 –CC1 –CC2 外部リポジトリを更 新する (なし) -CG 外部リポジトリとの 差分チェックを行う (なし) -CH プログラムの固有 文字集合(内部コ ード)を指定する なし -Cj -Cj 外部名の英小文字 を英大文字と等価 としない (なし) 外部データ名中の ハイフンを下線と 等価とする (なし) デバッグ行 なし -Cs -Cu -Dy -Dn 選択行指定 なし -Na -N<文字列> 「UCS-2 が指定 されたものとして 扱う」を選択した 場合 「STANDARD-2 が指定されたも のとして扱う」を 選択した場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 「SJIS」を選択し た場合 「JISP(J)」を選択 した場合 「Unicode」を選 択した場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 「ソース記述に従 う」を選択した場 合 「デバッグ行を有 効にする」を選択 した場合 「デバッグ行を無 効にする」を選択 した場合 「全ての選択文 字を無効にする」 を選択した場合 「全ての選択文 字を有効にする」 を選択した場合 「指定した選択 文字を有効にす る」を選択した場 合 プロジェクト ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 109 4 プロジェクト 選択文字 -N<文字列> 連絡節に GLOBAL 句の記 述を可能とする (なし) ベースデータ節に GLOBAL 句の記 述を可能とする (なし) EXTERNAL 句の 記述されたデータ なし -Qa -Qb -Si -Sx 文字列を予約語と しない 暗黙の初期値 -U<文字列> なし -vi -vs -vz -v<数字列> 16 進定数 -v<数字列> 使用する予約語表 なし -w1 110 選択行指定が 「指定した選択 文字を有効にす る」を選択した場 合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 「区別を行わな い」を選択した場 合 「参照とする」を 選択した場合 「定義とする」を 選択した場合 文字列を入力し た場合 「指定しない(既 定値)」を選択し た場合 「全て ZERO で初 期化」を選択した 場合 「SAPCE で初期 化」を選択した場 合 「ZERO で初期 化」を選択した場 合 「16 進値で初期 化」を選択した場 合 暗黙の初期値に 「16 進値で初期 化」を選択した場 合 「本 COBOL 既 定の予約語表を 使用する」を選択 した場合 「COBOL85 MFA の予約語表 を使用する」を選 択した場合 ○ ○ ○ なし ○ ○ 4 -w2 INITIALIZE の展開 (なし) 順序を 85 規格仕 様とする -Xi その他 COBOL オプション ディレクトリ 登録集原文ディレ クトリ リポジトリ段落で参 照する外部リポジト リファイルの検索デ ィレクトリ リスト出力 原始プログラムリス ト なし -I<文字列> 文字列を入力し た場合 文字列を入力し た場合 なし -R<文字列> (なし) (なし) (なし) -Hd パラメータリスト (なし) -Hp クロスリファレンスリ スト (なし) -Hs リスト内に印字され る行番号を外部行 番号で出力する (なし) 警告エラーを抑制 する (なし) -Hw -Hx 実行モード 重ね符合桁の空白 文字を不正 10 進 True が選択され た場合 文字列を入力し た場合 -Hc データマップリスト ○ <文字列> -Ce 登録集原文展開リ スト 「COBOL85 Pro の予約語表を使 用する」を選択し た場合 False が選択され た場合 プロジェクト (なし) なし False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 ○ False が選択され た場合 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 111 4 プロジェクト エラーとしない -CB 不正 10 進データ チェックを行わない (なし) -Cd データ記述項に SYNCHRONIZED 句が指定されたも のとみなす システム日付を取 得する (なし) -Ca (なし) -CD INITIAL 句と CANCEL 命令は 未使用のため、生 成オブジェクトを効 率化する 実行効率を低下さ せる記述を指摘す る (なし) 符号 S がない COMP-3 項目を符 号領域なしとして 動作させる 添字の範囲外参照 チェックを行わない (なし) -Ci (なし) -Cm -CN (なし) -Co 同桁同符号の外部 (なし) 10 進同士の転記を 英数字転記で行う -Cr 重ね符号桁の表現 を Pro*COBOL 互 換とする (なし) BINARY 項目の 10 進数桁落しをしな い (なし) -CS -Ct CALL 定数におけ (なし) る特定の引数を BYREFERENCE 指 -Cv 定とみなす 英数字転記の作用 (なし) 対象が重なってい る場合の動作を変 112 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 「処理速度を優 先した転記」が選 択された場合 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 4 更する -Cw ON SIZE ERROR 句なしのゼロ除算 結果を 0 とする (なし) USAGE COMP を USAGE COMP-5 とする (なし) 複数スレッドにて動 作できるスレッドセ ーフなオブジェクト を生成する 最適化 (なし) -CX -C5 -MT -O0 -O1 -O2 [リンカ]プロパティページ 全般 リンクライブラリ検 索ディレクトリ リンクライブラリ リンカオプション <文字列> <文字列> <文字列> [Pro*COBOL]プロパティペ ージ 全般 Pro*COBOL オプ <文字列> ション COBOL 原始ファイ oname=<ファイル名 ル拡張子選択 >.cob oname=<ファイル名 >.cbl [COBOL/S コンパイラ]プロパ ティページ 全般 COBOL/S オプショ <文字列> ン マクロオブジェクト -F<文字列> 登録ディレクトリ 「1 バイト単位で 転記」が選択さ れた場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 False が選択され た場合 True が選択され た場合 「最適化を行わ ない」が選択され た場合 「局所的に最適 化(不要命令の 削除など)を行う」 が選択された場 合 「広域的な最適 化(中間結果の 有効利用など)を 行う」が選択され た場合 文字列を入力し た場合 文字列を入力し た場合 文字列を入力し た場合 文字列を入力し た場合 プロジェクト ○ ○ ○ ○ なし なし なし なし ○ 文字列を入力し た場合 文字列を入力し た場合 なし なし 113 4 プロジェクト [GMP]プロパティページ 全般 GMP オプション マクロオブジェクト 登録ディレクトリ [C/C++]プロパティページ 全般 インクルードディレ クトリ C/C++オプション <文字列> -R<文字列> -Wc:<文字列>の文 字列中に/I <ディレ クトリ指定のリスト> -Wc:<文字列> 文字列を入力し た場合 文字列を入力し た場合 なし なし 文字列を入力し た場合 なし 文字列を入力し た場合 なし [転送]プロパティページ 全般 転送一覧のファイ ル名一覧 転送一覧の転送 先一覧 4.6.4 入力文字数および、入力可能文字の制限一覧 プロパティのテキストボックス項目について、入力文字数および、入力可能文字の制限を示 します。 [アプリケーション]-[全般] 項目名 ファイル名 入力文字数の制限 255 バイト 入力可能文字の制限 ファイル名には「¥/:、;*?"<>|」 が入力不可 拡張子は「exe」または「dll」 指定必要 [COBOL]-[コンパイルモード] 項目名 選択文字 文字列を予約語としない 16 進定数 入力文字数の制限 10 バイト 256 バイト 2 バイト 入力可能文字の制限 0 から 9 までの文字列 入力文字数の制限 入力可能文字の制限 [COBOL]-[ACOS 互換] 項目名 中間結果領域の小数部桁数 を指定する 114 2 バイト 0~30 の数値 4 プロジェクト [COBOL]-[その他] 項目名 COBOL オプション 入力文字数の制限 255 バイト 入力可能文字の制限 入力文字数の制限 4096 バイト 255 バイト 入力可能文字の制限 入力文字数の制限 255 バイト 入力可能文字の制限 入力文字数の制限 255 バイト 入力可能文字の制限 入力文字数の制限 255 バイト 入力可能文字の制限 入力文字数の制限 255 バイト 入力可能文字の制限 [リンカ]-[全般] 項目名 リンクライブラリ リンカオプション [Pro*COBOL]-[全般] 項目名 Pro*COBOL オプション [COBOL/S コンパイラ]-[全般] 項目名 COBOL/S オプション [GMP]-[全般] 項目名 GMP オプション [C/C++]-[全般] 項目名 C/C++オプション 制限のあるテキストボックス項目に対するチェックは、各テキストボックスがアクティブで なくなった場合、[OK]ボタンや[適用]ボタンで確定した場合に行なわれます。 チェックによって、エラーと判定された場合には、以下のようなダイアログが表示されます。 [詳細]ボタンを選択すると、エラー詳細が表示されますので、その内容に従って、修正し てください。 115 4 プロジェクト エラーメッセージについて エラーメッセージは、全て共通であり、「プロパティの値が無効です。」となります。 ダイアログの[詳細]ボタンを選択すると、各エラーの詳細を示します。以下にその詳細を まとめます。 プロパティ ファイル名 中間結果領域の小数部桁数 を指定する 選択文字 文字列を予約語としない 16 進定数 COBOL オプション リンクオプション 116 エラー条件 エラーメッセージ 拡張子が DLL 又は EXE 以外の場合 拡張子は違います。変更してください。 内容が 255 バイトより大きい場合 出力ファイルが 255 バイトまでとなるように指定し てください。 「\n \ / : 、 ; ? * > < |」を使用した場合 ファイル名には次の文字は使えません。 \n \ / : 、 ; ? * > < | フォルダを含んでいる場合 フォルダを含めた指定はできません。 30 より大きい場合 0~30 までの値を指定してください。 数字以外の文字を入力した場合 数字を入力してください。 数字以外の文字を入力した場合 数字を入力してください。 内容が 10 バイトより大きい場合 入力した内容は最大 10 バイトです。 内容が 256 バイトより大きい場合 入力した内容は最大 256 バイトです。 内容が 2 バイトより大きい場合 入力した内容は最大 2 バイトです。 内容が 255 バイトより大きい場合 入力した内容は最大 255 バイトです。 内容が 4096 バイト 4 リンクライブラリ Pro*COBOL オプション COBOL/S オプション GMP オプション C/C++オプション プロジェクト 内容が 255 バイトより大きい場合 入力した内容は最大 255 バイトです 内容が 255 バイトより大きい場合 入力した内容は最大 255 バイトです 内容が 255 バイトより大きい場合 入力した内容は最大 255 バイトです 内容が 255 バイトより大きい場合 入力した内容は最大 255 バイトです 内容が 255 バイトより大きい場合 入力した内容は最大 255 バイトです 117 4 プロジェクト 4.7 ソースファイルのプロパティ設定 ソースファイルのプロパティは、ソースファイルの依存ファイルを指定します。 そのオプションは、プロパティウィンドウにて設定します。プロパティウィンドウを開くに は、ソリューションエクスプローラーで、依存ファイルを設定したいファイルを選択し、[表 示]-[その他のウィンドウ]-[プロパティ ウィンドウ]コマンドを選択するか、右クリ ックしコンテキストメニューから[プロパティ]コマンドを選択します。 依存ファイルに設定されたファイルは、ビルド対象のソースファイルより、更新日時が新し い場合に、ビルド対象となります。リビルドの場合は、更新日時に関わらず、ビルド対象と なります。 依存ファイルには、インポートライブラリを指定することも可能です。 118 4 プロジェクト 4.8 プロジェクトのアンロードと再読み込み プロジェクトを一旦使用できなくすることや、再度、使用するために復元することが可能で す。 詳細は、MSDN のヘルプ「方法:プロジェクトをアンロードして、再読み込みする」を参照 してください。 119 4 プロジェクト 4.9 プロジェクトの排他制御 プロジェクトが格納されているディレクトリがネットワークで共有されていた場合、複数の クライアントから同時にプロジェクトファイルを開いてしまう可能性があります。 このような状況を抑止するために、クライアント開発環境では、プロジェクトの排他制御を 行っています。 プロジェクトの排他は以下のように行われます。 ・ クライアント開発環境で既に開かれているプロジェクトを、他のクライアント 開発環境で開こうとすると、以下のエラーメッセージが表示され、プロジェク トは利用不可の状態で開かれます。 この状態ではプロジェクトの情報を参照したり編集したりすることはできま せん。 ・ クライアント開発環境で既に開かれている COBOL ソースファイルを、他のク ライアント開発環境で開こうとすると、「読み取り専用」で開かれます。 この状態では COBOL ソースファイルの参照はできますが、編集することはで きません。 注意事項 プロジェクトを開いた状態で VisualStudio が異常終了すると、排他制御が残ってしまい、再度 プロジェクトを開くことができなくなります。このような場合は、排他制御に使用している ロックファイルを手動で削除する必要があります。 ロックファイルはプロジェクトと同じディレクトリに格納されています。 プロジェクトのロックファイルの名前は、「<プロジェクト名>.neccobproj.lock」です。 また COBOL ソースファイルのロックファイルの名前は、「<ソースファイル名>.lock」です。 削除はエクスプローラーなどで行ってください。 プロジェクトのディレクトリ下の上記のロックファイル以外のファイルは削除しないでくだ さい。クライアント開発環境が予期しない動作を行う可能性があります。 120 5 5 ファイルの編集 ファイルの編集 この章では、Visual Studio に統合された COBOL 開発環境での原始プログラムを編集 するエディター操作について説明します。 121 5 ファイルの編集 5.1 編集ウィンドウの概要 Visual Studio にて、COBOL の原始プログラムを編集するのに適したエディターを提供します。 なお、編集ウィンドウは、固定形式および自由形式によって、異なります。 以下の 3 種類があります。 ・ 「固定形式」80 バイト ・ 「固定形式」255 バイト(識別領域なし) ・ 「自由形式」 固定形式の場合は、ウィンドウ内の罫線にて、一連番号領域、標識領域、テキスト領域、識別領域に 区分けされます。 図 5-1固定形式 80 バイトの場合 図 5-2固定形式 255 バイト(識別領域なし)の場合 自由形式の場合には、罫線によって区分けされることはありません。 122 5 ファイルの編集 図 5-3自由形式の場合 固定形式、自由形式については、「プログラミングの手引」を参照してください。 固定形式の場合は、テキスト領域の編集を行うことで、一連番号領域と識別領域は自動的に追加さ れます。 自由形式の場合は、一連番号領域や識別領域を自動的に付加することはありません。 また、COBOL 言語の予約語は色分け表示することができます。 予約語については、「COBOL 言語説明書」を参照してください。 予約語の色については、変更が可能です。(「7.4.1(2)フォントおよび色に関する設定」を参照。) なお、予約語は、テキスト領域にて色分け表示されます。 キーワード補完についても、テキスト領域で有効となります。キーワード補完については「5.15キーワ ード補完」を参照してください。 固定形式のエディターにおいて、エディターは浮動指示子の「>>D」を使ったデバッグ行をデバッグ 行としては扱いません。このため、デバッグ行としての強調表示は行われません。また、キーワード補 完の操作は行えます。 123 5 ファイルの編集 5.2 ファイルの新規作成 COBOL プログラムの開発に使用するファイルを、Visual Studio から新規に作成できます。 新規にファイルを作成する手順を次に示します。 1. [ファイル]-[新規作成]-[ファイル]コマンドを選択します。 2. COBOL でサポートするプログラム種別を選択するダイアログが表示されます。 3. COBOL ソースを選択し、[開く]ボタンを選択すると、選択したテンプレートからファイ ルが作成され、編集ウィンドウが表示されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、ファイルは作成されません。 124 5 ファイルの編集 5.3 ファイルを開く Visual Studio からファイルを開く方法について説明します。 1. [ファイル]-[開く]-[ファイル]コマンドを選択します。 2. [ファイルを開く]ダイアログが表示されます。 3. [ファイルの種類]ドロップダウンリストで、表示するファイルの種類を指定します。ドロ ップダウンリストには「すべてのファイル」を含む COBOL ソースファイルの組み合わせ が登録されています。COBOL ソースファイルの組み合わせは以下のとおりです。 分類 COBOL 原始ファイル 拡張子 *.cob、*.cobm *.cbl、*.cblm *.cbf Pro*COBOL ファイル *.pco、*.pcom COBOL/S 原始ファイル *.cblss、*.cblmss *.pcoss、*.pcomss C/C++ファイル *.c、*.cpp 全てのファイル *.* なお、任意のファイルの種類を指定したい場合は、[ファイル名]ドロップダウンリスト に直接入力してください。(例:“*.cob”)複数の種類を指定したい場合は、セミコロン (;)で区切って指定してください。(例:“*.cob;*.cbl”) エクスプローラーのフォルダオプションにて、[登録されている拡張子は表示しない] 125 5 ファイルの編集 を選択している場合、[ファイルの種類]ドロップダウンリストに拡張子が表示されませ ん。 4. ドロップダウンメニューで、フォルダおよびドライブを選択します。 5. 開くファイルを選択します。[Ctrl]キーや[Shift]キーを使用しての複数ファイルの選 択も可能です。また、[ファイル名]ドロップダウンリストに直接入力することもできま す。 6. [開く]ボタンを選択すると、選択したファイルが開きます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、ファイルは開きません。 ソリューションエクスプローラーから開く ソリューションエクスプローラー上でファイルをダブルクリックすることで、そのファイル の編集ウィンドウを開くことができます。 また、以下の手順でも編集ウィンドウを開くことができます。 1. ソリューションエクスプローラーにてファイルを選択する。 2. マウスの右ボタンをクリックし表示されるメニューから[開く]コマンドを選択します。 3. ファイルの編集ウィンドウが表示されます。 エディターが開く際の拡張子の形式 ・COBOL ソースファイルおよび登録集原文ファイルの場合、コードエディターが開く際の形式は COBOL ソースファイルの拡張子で決定します。「拡張子毎のエディターの種類」を元に固定 形式と自由形式に分類します。 形式 固定形式 固定形式 126 エディタ ーカラム 識別 領域 拡張子 80 ○ .cbl COBOL .cblm GMP マクロ含 COBOL .pco Pro*COBOL .pcom GMP マクロ含 Pro*COBOL .cblss COBOL/S .cblmss GMP マクロ含、COBOL/S .pcoss COBOL/S Pro*COBOL .pcomss GMP マクロ含 COBOL/S Pro*COBOL .cob COBOL .cobm GMP マクロ含 COBOL MAX255 - 種類 (COBOL) 5 自由形式 4000000 以上 .cbf ファイルの編集 COBOL ・ファイルの新規作成の際はテンプレートを選択するため、テンプレートが示す拡張子の形 式でエディターが起動します。 ・固定形式で作成した COBOL ソースを自由形式の拡張子に変更して登録することは可能で す。上記の対応表より、同一項番内にある拡張子変更であれば形式の違いによるエラーは発 生しません。また、項番にまたがる拡張子変更については形式エラーがコンパイルエラーと して発生する場合があるので注意が必要です。 ・自由形式で作成した COBOL ソースを固定形式の拡張子に変更して登録することは、翻訳 エラーの可能性が高くなるため推奨しません。 ・登録集原文ファイルは COBOL ソースファイル形式にあわせ、cbl 、 cob 、 cbf のいずれ かから利用します。 ・それぞれの言語に対応する翻訳指示は、拡張子により決定されるため、言語が変更される 拡張子の変更は十分注意してください。(例 cblmss(GMP マクロ含 COBOL/S) -> cblss(COBOL/S) は変更後 GMP マクロが展開されない状態で COBOL/S プリコンパイラが実施 されます。) ・その他のファイルの場合、Visual Studio 標準のファイル拡張子とエディターの関連付けに従 ってエディターが選択され、そのエディターでファイルが開かれます。Visual Studio 標準のフ ァイル拡張子とエディターの関連付けについては、[ツール]-[オプション]でオプショ ンダイアログを開き、[テキストエディター]のファイル拡張子で追加・変更が可能です。 詳細については MSDN のヘルプ「ファイルの種類でエディターオプションを設定する」を参 照してください。 ファイルを開くアプリケーションの選択 ファイルを開く際に使用するアプリケーションを選択し、変更することが可能です。 アプリケーションを選択、変更する手順は以下の通りです。 1. ソリューションエクスプローラーにてファイルを選択する。 2. マウスの右ボタンをクリックし表示されるメニューから[ファイルを開くアプリケーション を選択]コマンドを選択します。 3. [ファイルを開くアプリケーションの選択]ダイアログが表示されます。 127 5 ファイルの編集 4. 表示されるプログラムの一覧から選択し、[既定値として設定]ボタンを選択すると、フ ァイルを開くアプリケーションが変更されます。なお、アプリケーションは拡張子ごとに 変更されます。 COBOL の原始プログラムの場合、通常、ソースコード(テキスト)エディターを使用します が、誤って別のプログラムに変更してしまった場合には、「ソースコード(テキスト)エデ ィター」を設定してください。 エクスプローラーから開く エクスプローラーからファイルをダブルクリックすることで、Visual Studio を起動し、次の状 態に移行します。 ・ COBOL ソースファイルおよび登録集原文ファイルの場合、COBOL プログラム用の編 集ウィンドウが開きます。 ・ COBOL プロジェクトファイルの場合、そのプロジェクトを開きます。 ・ ソリューション定義ファイルの場合、そのソリューションを開きます。 エクスプローラーからファイルのアイコンを Visual Studio へドラッグアンドドロップするこ とにより、ファイルを開くことができます。 ・ COBOL ソースファイルおよび登録集原文ファイルの場合、COBOL プログラム用の編 集ウィンドウが開きます。 128 5 ファイルの編集 ・ ソリューション定義ファイルの場合、そのソリューションを開きます。 ・ その他のファイルの場合、Visual Studio 標準のファイル拡張子とエディターの関連付 けに従ってエディターが選択され、そのエディターでファイルが開かれます。Visual Studio 標準のファイル拡張子とエディターの関連付けについては MSDN を参照くだ さい。なお、ファイル拡張子とエディターの関連付けは[ツール]-[オプション]でオプ ションダイアログを開き、[テキストエディター]のファイル拡張子で追加・変更できま す。 また、最近使ったファイルは、[ファイル]-[最近使ったファイル]配下に登録されてい ますので、その配下を選択することで開くことができます。 注意事項 Visual Studio を「別のユーザーとして実行」している場合や、「管理者として実行」している 場合は、ファイルをドラッグアンドドロップすることができません。 129 5 ファイルの編集 5.4 ファイルを保存する 以下に、編集ウィンドウの内容をファイルに保存する方法を示します。 5.4.1 ファイルを上書き保存する 1. [ファイル]メニューから、アクティブな編集ウィンドウのファイル名が書か れた[~を保存]コマンドを選択します。 2. 現在アクティブなファイルが保存されます。 5.4.2 ファイルをすべて保存する 1. [ファイル]-[すべてを保存]コマンドを選択する。 2. 変更のあったファイルがすべて保存されます。 5.4.3 別の名前をつけて保存する 1. [ファイル]メニューから、アクティブな編集ウィンドウのファイル名を含む[名前をつけ て~を保存]コマンドを選択します。 2. [名前をつけてファイルを保存]ダイアログが表示されます。[ファイル名]ドロップダウ ンリストにはアクティブな編集ウィンドウのファイル名が表示されています。 130 5 ファイルの編集 3. [ファイルの種類]ドロップダウンリストで、表示するファイルの種類を指定します。 ドロップダウンリストにはあらかじめ COBOL で使用する拡張子が登録されています。 任意のファイルの種類を指定したい場合は、[ファイル名]ドロップダウンリストに直接 入力してください。(例:“*.cob”)複数の種類を指定したい場合は、セミコロン(;)で区 切って指定してください。(例:“*.cob;*.cbl”) エクスプローラーのフォルダオプションにて、[登録されている拡張子は表示しない] を選択している場合、[ファイルの種類]ドロップダウンリストに拡張子が表示されませ ん。 4. [保存先]ドロップダウンメニューで、フォルダ、ドライブを選択します。 5. 既存のファイル名にするには、そのファイル名を選択します。また、[ファイル名]ドロッ プダウンリストに直接入力することもできます。 6. [保存]ボタンを選択すると、入力したファイル名で保存されます。 ファイル名に拡張子を含んでいない場合には、元のファイルと同じ拡張子で保存さ れます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、別の名前をつけて保存しません。 5.4.4 保存オプションの詳細設定 保存する際のソースファイルのコード系統と改行コードの形式を設定することができます。 対象ファイルの編集ウィンドウをアクティブにしている場合に設定することができます。COBOL コード エディターは「エンコード」の既定値は「日本語(シフト JIS)-コードページ 932」となっています。また、 「行の終わり」の既定値は「Windows(CR+LF)」となっています。なお、既定値を変更した場合は、ソー スファイルの保存内容、または翻訳結果が予期しない結果となるため注意してください。 1. [ファイル]-[保存オプションの詳細設定]コマンドを選択すると、以下のようなダイア ログが表示されます。そのダイアログには、対象となるファイル名が表示されます。 131 5 ファイルの編集 2. [エンコード]ドロップダウンリストからファイルのコード形式を選択します。 初期状態は「日本語(シフト JIS)-コードページ 932」です。COBOL ソースファイルお よび登録集原文ファイルは、「日本語(シフト JIS)-コードページ 932」を選択してくだ さい。 3. [行の終わり]ドロップダウンリストから改行コードの形式を選択します。 初期状態は、「現在の設定」です。選択する場合には、COBOL ソースファイルおよ び登録集原文ファイルは、「Windows(CR LF)」を選択してください。編集中のファイ ルで用いられている形式から変更しない場合には、「現在の設定」を選択します。 4. [OK]ボタンを選択すると、対象ファイルが選択した条件で更新されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、保存オプションの詳細設定は行いません。 132 5 ファイルの編集 5.5 ファイルを閉じる 1. [ファイル]-[閉じる]コマンドを選択します。 2. 現在アクティブな編集ウィンドウのファイルを閉じます。 閉じるウィンドウが編集ウィンドウで、その内容が変更されている場合は、「以下の項目への変更を保 存しますか?」と確認メッセージを表示されます。 [はい]ボタンを選択するとファイルに上書き保存し、[いいえ]ボタンを選択すると保存せずにウィンド ウを閉じます。[キャンセル]ボタンを選択すると、ファイルを閉じません。 133 5 ファイルの編集 5.6 ファイルの印刷 エディターで開いているファイルを Visual Studio から印刷することができます。 印刷する場合、以下の手順で行います。 1. [ファイル]-[印刷]コマンドを選択すると、以下のような印刷ダイアログが表示されま す。 2. 画面の内容に従って、条件を設定します。 [OK]ボタンを選択すると、対象のファイルが印刷されます。罫線は印刷されません。 [キャンセル]ボタンを選択すると、ファイルは印刷されません。 なお、[印刷]ダイアログでの行番号は、固定形式の一連番号ではなく、相対行番号を指し ます。 印刷にあたって、ページの設定を行う場合には、[ファイル]-[ページ設定]コマンドを 選択します。選択すると、以下のようなダイアログが表示されます。 必要に応じて、設定を変更してください。 [OK]ボタンを選択すると、設定が反映されます。 134 5 ファイルの編集 [キャンセル]ボタンを選択すると、ページ設定は取り消されます。 詳細は、MSDN のヘルプ「方法:エディターのコードを印刷する」を参照してください。 135 5 ファイルの編集 5.7 編集操作 5.7.1 ウィンドウをスクロールするには 1. [Page Up]キーまたは[Page Down]キーで上下に1画面ずつ移動します。 2. カーソル位置をウィンドウの表示外の部分に移動させると、その方向にスクロールしま す。 3. マウスでスクロールバーを移動します。 5.7.2 カーソルを移動するには 1. 矢印キーを押します。[Ctrl]+[左右矢印]キーで単語単位に移動します。 2. カーソルを位置付けるポイントでマウスの左ボタンをクリックします。 3. 左端または右端に位置付ける場合は、[Home]キーまたは[End]キーを押します。 4. テキストの先頭または末尾に位置付ける場合は、[Ctrl]+[Home]キー、[Ctrl]+ [End]キーを押します。 5.7.3 文字を編集するには 1. 文字キーは、挿入モードではカーソル位置に文字を挿入し、上書きモードではカーソ ル位置の文字を置換します。挿入モードと上書きモードを切り換えるには[Insert]キ ーを押します。 2. [Backspace]キーは、カーソルの左の文字を削除します。 3. [Delete]キーは、挿入モードのときは、カーソルの右の文字、上書きモードのときはカ ーソル位置の文字を削除します。 5.7.4 行を挿入/削除するには 1. [Ctrl]+[Enter]キーでカーソルのある行の前に新たな行を挿入します。 2. [Shift]+[Ctrl]+[Enter]キーでカーソルのある行の次に新たな行を挿入します。 3. テキストの末尾にカーソルを位置づけて Enter キーを入力すると、新たな行を 追加します。 4. [Shift]+[Delete]キーでカーソルのある行を削除します。なお、テキストの末尾の場 合、削除されません。 136 5 ファイルの編集 5.7.5 行を分割/結合するには 1. 行を分割するには、分割したい桁位置にカーソルを位置付けて[Enter]キーを押しま す。 2. 行を結合するには、テキスト右端(復改コードの位置)で[Delete]キーまたはその次の 行の先頭で[Backspace]キーを押します。 5.7.6 文字列範囲を選択するには(キー操作) 1. 文字列の開始位置から終了位置まで[Shift]+[矢印]キーでカーソル位置を移動し ます。 2. カーソル位置から行の左端または右端まで選択するには、[Shift]+[Home]キーま たは[Shift]+[End]キーを押します。 3. カーソル位置からテキストの先頭または末尾まで選択するには、[Shift]+[Ctrl]+ [Home]キーまたは[Shift]+[Ctrl]+[End]キーを押します。 5.7.7 文字列範囲を選択するには(マウス操作) 1. 文字列の開始位置でマウスの左ボタンを押して、終了位置までドラッグします。 2. 単語を選択するには、選択したい単語の位置でマウスの左ボタンをダブルクリックしま す。 3. 現在のカーソル位置からマウスポインタの位置まで選択するには、[Shift]+マウスの 左ボタンをクリックします。 5.7.8 テキスト全体を選択するには 1. [編集]-[すべて選択]コマンドを選択します。または、[Ctrl]+[A]キーを押します。 5.7.9 行範囲を選択するには 1. 行頭の文字上でマウスの左ボタンを押して、終了行までドラッグします。 137 5 ファイルの編集 5.7.10 矩形範囲を選択するには 1. 矩形の開始位置で[ALT]+マウスの左ボタンを押して、終了位置(矩形の対角の位 置)までドラッグします。 5.7.11 選択した範囲を削除するには 1. 範囲を選択します。 2. [編集]-[削除]コマンドを選択します。または[Backspace]キー、[Delete]キーを押 します。 文字列範囲、行範囲選択中に文字キーを押した場合は、選択範囲を入力文字で置換します。 テキスト全体、矩形範囲選択中に文字キーを押した場合は、選択範囲を入力文字で置換します。 138 5 ファイルの編集 なお、削除した文字列はクリップボードには保存されません。 5.7.12 選択した範囲を切り取るには 1. 範囲を選択します。 2. [編集]-[切り取り]コマンドを選択します。または[Ctrl]+[X]キーを押します。 切り取った文字列は、選択した形式でクリップボードに保存されます。 5.7.13 選択した範囲をコピーするには 1. 範囲を選択します。 2. [編集]-[コピー]コマンドを選択します。または[Ctrl]+[C]キーを押します。 コピーした文字列は選択した形式でクリップボードに保存されます。 なお、選択しない場合でも、文字が書かれている行で[編集]-[コピー]コマンドを選択すると、その 行がコピーされます。 5.7.14 クリップボードの内容を貼り付けるには 1. クリップボードに文字列がない場合は、切り取るかコピーし文字列を保存します。 2. 貼り付ける位置にカーソルを移動します。 3. [編集]-[貼り付け]コマンドを選択します。または[Ctrl]+[INS]キーを押します。 クリップボードの内容は、カーソル位置に貼り付けられます。 なお、文字列範囲、行範囲選択中に貼り付けを実行すると、選択範囲をクリップボードの文字列で置 換します。 開発環境のクリップボードには最大 15 個まで記憶可能であり、その内容を順に確認しながら貼り付け ることが可能です。 その場合、[編集]-[クリップボードリングの切り替え]コマンドを選択します。または[Shift]+[Ctrl] +[V]キーを押します。 5.7.15 ドラッグ&ドロップで範囲を移動するには 1. 範囲を選択します。 2. 範囲選択した部分でマウスの左ボタンを押してドラッグします。 3. 移動先の位置でマウスの左ボタンを離します。 139 5 ファイルの編集 離すときに[Ctrl]キーを押していると、移動ではなくコピーになります。 5.7.16 インデントを挿入するには 1. 範囲を指定して挿入する場合には、あらかじめ範囲を選択します。 選択する範囲は、複数行に渡る指定、矩形での指定や行の一部指定でも構いませ ん。 2. 範囲選択した部分で[編集]-[詳細]-[行インデント]コマンドを選択します。 なお、矩形範囲選択時には、選択した範囲にインデントが挿入されます。 インデントの挿入には、以下の手順でも可能です。 ・ タブやインデントに関する設定において、[ブロック]を選択した場合、改行 することでインデントが自動挿入されます。(ただし、固定形式で一連番号を 付加している場合は無効となります。) ・ 行の先頭において、[TAB]キーを押すことでインデントを挿入することが可 能です。 なお、[行インデント]は、自由形式専用です。 5.7.17 インデントを削除するには 1. 複数行にわたって削除する場合には、範囲を選択します。 2. 範囲選択した部分で[編集]-[詳細]-[行インデント解除]コマンドを選択します。 なお、[行インデント解除]は、自由形式専用です。 5.7.18 タブコードを挿入するには タブコードを挿入可能にするには、まず、「7.4.2(1)タブやインデントに関する設定」を参照 の上、以下のように変更する必要があります。 ・ [タブの保持]を選択する。 ・ タブサイズをインデントサイズと同じにするか、インデントサイズより小さく する。 設定を変更した上で、以下の手順で挿入します。 1. 140 挿入したい箇所にカーソルを移動します。 5 2. [TAB]キーを押します。 3. 押すと、タブコードが挿入されます。 ファイルの編集 5.7.19 編集操作を元に戻すには 1. [編集]-[元に戻す]コマンドを選択します。または[Ctrl]+[Z]キーを押します。 2. 選択すると、編集操作が元に戻ります。 なお、最後に保存した後で編集した内容のみ元に戻すことが可能です。 5.7.20 元に戻した編集を復元するには 1. [編集]-[やり直し]コマンドを選択します。または[Ctrl]+[Y]キーを押します。 2. 選択すると、直前に[元に戻す]コマンドで元に戻した編集作業をやり直すことができ ます。 なお、最後に保存した後で編集した内容のみ復元することが可能です。 5.7.21 スペースやタブを表示するには 1. [編集]-[詳細]-[スペースの表示]コマンドを選択します。 選択すると、ファイル中に含まれるスペースやタブが表示されます。 5.7.22 タブを半角スペースに変換するには 1. [編集]-[詳細]-[タブを半角スペースに変換]コマンドを選択します。 選択すると、カーソル位置の行に含まれるタブが半角スペースに変換されます。 範囲を選択している場合には、その範囲に含まれるタブが半角スペースに変換され ます。 5.7.23 半角スペースをタブに変換するには 1. [編集]-[詳細]-[半角スペースをタブに変換]コマンドを選択します。 選択すると、カーソル位置の行に含まれる半角スペースがタブに変換されます。 範囲を選択している場合には、その範囲に含まれる半角スペースがタブに変換され ます。 141 5 ファイルの編集 5.7.24 右端で折り返すには 1. [編集]-[詳細]-[右端で折り返す]コマンドを選択します。 選択すると、テキストが右端で折り返した表示となります。 5.7.25 注意事項 1. 予約語のキーワード補完を除いて、Intelliisense に関する機能を使用することができま せん。 2. 予約語以外のキーワード補完を使用することができません。 3. 入力直後に候補一覧を表示する機能を使用することができません。 4. ナビゲーションバー(C++エディターの上段部分にある 2 列のドロップダウンリスト)機 能を使用することができません。 上記の事項について、動作したとしても、保証することができません。 142 5 ファイルの編集 5.8 ブックマーク [ブックマーク]ウィンドウにおいて、ソースの任意の行にブックマーク(しおり)を作成 することができます。また、作成したブックマークによって、ブックマーク間を移動するこ とができます。 詳しくは、MSDN のヘルプ「[ブックマーク]ウィンドウ」を参照してください。 143 5 ファイルの編集 5.9 文字列の検索 文字列の検索には、テキストでの検索と、指定したファイル種別に対するファイル内の検索 があります。 5.9.1 クイック検索 1. [編集]-[検索と置換]-[クイック検索]コマンドを選択すると、以下のようなダイアロ グが表示されます。(初期状態では、[検索オプション]は開いた状態とはなりませ ん。) 2. [検索する文字列]に検索する文字列を入力します。 3. [次を検索]ボタンを選択します。 4. [検索対象]ドロップダウンリストで指定した範囲で検索が実行され、検索条件を満た した箇所にカーソルが移動します。 5. さらに、[次を検索]ボタンを選択すると、検索条件を満たした次の箇所にカーソルが 移動します。検索条件を満たした箇所が見つからない場合には、「検索の開始位置 に達しました」とメッセージが出て検索を終了します。 6. 検索条件を満たした箇所が見つからない場合には、「次の指定されたテキストは見 つかりませんでした」とメッセージが出て検索を終了します。 また、検索を実行し、その結果を元にブックマークを作成することができます。 その場合、[すべてブックマーク]をクリックしてください。 詳細は、MSDN のヘルプ「[クイック検索]([検索と置換]ウィンドウ)」を参照してく ださい。 144 5 ファイルの編集 5.9.2 フォルダーを指定して検索 1. [編集]-[検索と置換]-[フォルダーを指定して検索]コマンドを選択し、以下のよ うなダイアログが表示されます。(初期状態では、[検索オプション]および[結果オプ ション]は開いた状態とはなりません。) 2. [検索する文字列]に検索する文字列を入力します。 3. [すべて検索]ボタンを選択します。 4. [検索対象]ドロップダウンリストで指定した範囲で検索が実行され、その結果は、 [結果オプション]グループで指定した結果の一覧表示先に表示されます。 [検索オプション]グループ-[次のファイルの種類を参照]を指定した場合、そのフ ァイルに対して、検索が実行されます。 詳細は、MSDN のヘルプ「[フォルダーを指定して検索]([検索と置換]ウィンドウ)」 を参照してください。 145 5 ファイルの編集 5.10 文字列の置換 文字列の置換には、テキストでの置換と、指定したファイル種別に対するファイル内の置換 があります。 5.10.1 クイック置換 1. [編集]-[検索と置換]-[クイック置換]コマンドを選択すると、以下のようなダイアロ グが表示されます。(初期状態では、[検索オプション]は開いた状態とはなりませ ん。) 2. [検索する文字列]および[置換後の文字列]をそれぞれ入力します。 3. [次を検索]ボタンを選択します。 4. [検索対象]ドロップダウンリストで指定した範囲で検索が実行され、検索条件を満た した箇所にカーソルが移動します。 5. 置換せずに検索を続ける場合には、[次を検索]を選択します。選択すると、次に検 索条件を満たした箇所にカーソルを移動します。 6. 置換した上で検索を続ける場合には、[置換]ボタンを選択します。選択すると、置換 した上で、次に検索条件を満たした箇所にカーソルが移動します。検索条件を満た した箇所が見つからない場合には、「検索の開始位置に達しました」とメッセージが 出て検索を終了します。 7. すべてを置換する場合には、[すべて置換]ボタンを選択します。選択すると、置換 が実行され、置換した個数がメッセージボックスで通知されます。 8. 検索条件を満たした箇所が見つからない場合には、「次の指定されたテキストは見 つかりませんでした」とメッセージが出て検索を終了します。 146 5 ファイルの編集 また、置換した結果に関しては、保存するまでであれば、[編集]-[元に戻す]にて元に戻すことが 可能です。 固定形式では、置換した結果が「一連番号領域」「標識領域」「テキスト領域」「識 別領域」のそれぞれの境界を超える場合があります。境界を超えた状態で生成を行 うと翻訳エラーとなります。 詳細は、MSDN のヘルプ「[クイック置換]([検索と置換]ウィンドウ)」を参照してく ださい。 5.10.2 フォルダーを指定して置換 1. [編集]-[検索と置換]-[フォルダーを指定して置換]コマンドを選択し、以下のよ うなダイアログが表示されます。(初期状態では、[検索オプション]および[結果オプ ション]は開いた状態とはなりません。) 147 5 ファイルの編集 2. [検索する文字列]および[置換後の文字列]をそれぞれ入力します。 3. [次を検索]ボタンを選択します。 4. [検索対象]ドロップダウンリストで指定した範囲で検索が実行され、検索条件を満た した箇所にカーソルが移動します。 5. 置換せずに検索を続ける場合には、[次を検索]を選択します。選択すると、次に検 索条件を満たした箇所にカーソルを移動します。 6. 置換した上で検索を続ける場合には、[置換]ボタンを選択します。選択すると、置換 した上で、次に検索条件を満たした箇所にカーソルが移動します。 7. すべてを置換する場合には、[すべて置換]ボタンを選択します。選択すると、置換 が実行され、置換した個数がメッセージボックスで通知され、[結果オプション]グル ープで指定したウィンドウに置換した箇所が表示されます。 8. 検索条件を満たした箇所が見つからない場合には、「次の指定されたテキストは見 つかりませんでした」とメッセージが出て検索を終了します。 なお、複数のファイルが対象となっている場合、[ファイルのスキップ]をすることでその ファイルをスキップすることができます。 また、置換した結果に関しては、保存するまでであれば、[編集]-[元に戻す]にて元に戻すことが 可能です。 固定形式では、置換した結果が「一連番号領域」「標識領域」「テキスト領域」「識 別領域」のそれぞれの境界を超える場合があります。境界を超えた状態で生成を行 うと翻訳エラーとなります。 詳細は、MSDN のヘルプ「[フォルダーを指定して置換]([検索と置換]ウィンドウ)」 を参照してください。 148 5 ファイルの編集 5.11 大文字に変換 1. 変換する範囲を選択します。 2. [編集]-[詳細]-[大文字に変換]コマンドを選択します。または[Ctrl]+[Shift]+ [U]キーを押します。 149 5 ファイルの編集 5.12 小文字に変換 1. 変換する範囲を選択します。 2. [編集]-[詳細]-[小文字に変換]コマンドを選択します。または[Ctrl]+[U]キー を押します。 150 5 ファイルの編集 5.13 指定行へのジャンプ 1. [編集]-[ジャンプ]コマンドを選択します。または[Ctrl]+[G]キーを 押します。 2. [指定行へのジャンプ]ダイアログを表示されます。 3. [行番号]テキストボックスにジャンプしたい行番号を入力し、[OK]ボタ ンを選択すると、入力された行番号へ移動します。[行番号]は COBOL の「一 連番号」ではなく、エディターの行番号を入力してください。 [キャンセル]ボタンを選択すると、指定した行番号へは移動しません。 151 5 ファイルの編集 5.14 テキストとしてファイルを挿入 1. 挿入先のファイルをアクティブに、挿入する箇所へカーソルを移動します。 2. [編集]-[テキストとしてファイルを挿入]コマンドを選択すると、[ファイルの挿入]ダ イアログが表示されます。 3. 挿入するファイルを選択し、[開く]ボタンを選択すると、カーソル位置に選択したファ イルが挿入されます。 形式の異なる COBOL ソースを挿入することは可能ですが、挿入先のファイル 形式に従って挿入されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、ファイルは挿入されません。 152 5 ファイルの編集 5.15 キーワード補完 入力途中の文字列を COBOL のキーワードに補完することができます。 1. 編集ウィンドウに COBOL 予約語の途中までキー入力します。 2. [編集]-[詳細]-[キーワードの補完]コマンドを選択します。 もしくは、[CTRL]+[Shift]+[J]を押します。 3. 候補が1件の場合は、カーソル位置直前の文字列を候補文字列に置換します。 候補が複数ある場合は、一覧をリスト形式で表示します。目的のキーワードを選択し て[Enter]キーまたはマウスの左ボタンをダブルクリックすることにより選択文字列が決 定され、カーソル位置直前の文字列と置換されます。一覧をキャンセルするには [Esc]キーを押します。 4. リストの候補をさらに絞りこむ場合は、候補が表示された状態でキー入力を続けます。 キーワード補完は、注釈行、デバッグ行では有効となりません。 キーワード補完は COBOL 予約語に対して行われます。 153 5 ファイルの編集 5.16 コードスニペットの挿入 COBOL で使われる構文をコードスニペットの形態で提供しております。 そのコードスニペットをエディター画面にて呼び出して挿入することができます。 1. COBOL のエディター画面にて右クリックして表示されるコンテキストメニューから[ス ニペットの挿入]を選択します。 2. または、[編集]-[IntelliSense]-[スニペットの挿入]を選択します。 3. スニペットの一覧がプルダウンで表示されます。 4. その中からダブルクリックで選択することで、選択したスニペットのコードが挿入され ます。 なお、スニペットは、COBOL のすべての行において、挿入可能とします。 スニペットは、カーソル位置から右に挿入されます。 例えば、15 カラム目にカーソルある状態でスニペットが挿入された場合、挿入されるスニペ ットの各行は 15 カラム目から右に挿入されます。 挿入後、編集することにより、折り曲げが必要となる場合には、プログラムの形式に合わせ て、折り曲げるようにしてください。 スニペットとして、COBOL の一般形式をベースとし、利用度の高い構文のみをサポートして います。 以下のように階層表示でスニペットを選択することができることとし、階層表示は、Unicode の昇順で表示されます。 154 5 ファイルの編集 スニペットの挿入後は、スニペットを使った編集モードとなります。 色のついた箇所は必要に応じてユーザーが変更する箇所であり、その箇所にマウスカーソル を合わせると、その部分の解説がツールチップにて表示されます。 また、色のついた箇所は、[TAB]キーで順に移動することが可能です。 なお、[ENTER]キーを入力すると、スニペットでの編集が確定され、通常のソース編集に 戻ります。 コードスニペットの詳細については、付録 A を参照ください。 155 5 ファイルの編集 5.17 インクリメンタル検索 1. [編集]-[詳細]-[インクリメンタル検索]コマンドを選択します。 もしくは、[Ctrl]+[I]を押します。 2. 検索文字列を入力します。文字を入力するたびに検索を行い、一致する項目へ移動 します。 3. 156 インクリメンタル検索を終了する場合には、[Esc]キーを押します。 5 ファイルの編集 5.18 コードの折りたたみ コードエディター上で範囲選択した行を折りたたみ/展開します。 1. コードエディター内で、行を選択したあと、[編集]-[アウトライン]-[選 択範囲の非表示]を選択すると該当行が非表示となり、非表示となったことを 示すマーク ⊞ がアウトライン領域へ表示されます。マーク ⊞ 非表示指定した選択行が表示されマークは ⊟ 2. を押下すると マークとなります。 メニューから[編集]-[アウトライン]-[アウトラインの展開/縮小]を選択すると、折り たたみ指定箇所の展開/縮小が交互に行われます。 3. メニューから[編集]-[アウトライン]-[すべてのアウトラインの切り替え]を選択する と、すべての折りたたみ指定箇所に対し展開/縮小が交互に行われます。 4. メニューから[編集]-[アウトライン]-[アウトラインの中止]を選択すると、折りたた み指定が解除されアウトラインマーカーが消えます。 5. メニューから[編集]-[アウトライン]-[カレントの表示]を選択すると、カーソルが位 置づいている箇所の折りたたみ指定が解除されます。 157 5 ファイルの編集 5.19 COBOL 専用機能 5.19.1 一連番号の振り直し 1. [編集]-[詳細]-[一連番号の振り直し]コマンドを選択します。 もしくは、[Shift]+[CTRL]+[ALT]+[R]を押します。 2. 選択すると、開始行番号および増分値を指定するためのダイアログが表示されます。 開始行番号、増分とも 0~999999 までの値が入力可能です。 3. 開始行番号、増分値を入力し、[OK]ボタンを選択すると、一連番号が振り直されま す。 ・ 開始行番号、増分値が入力されていない場合には、「開始行番号と増分値を入 力してください」とメッセージ表示します。必ず、入力するようにしてください。 ・ 開始行番号が0の場合には、「開始行番号が0となりますが、よろしいですか?」 と確認メッセージを表示します。[OK] ボタンを選択した場合に一連番号を振り 直されます。 ・ 開始行番号や増分値の指定によっては、行番号が7桁以上となる場合がありま すが、下6桁を行番号とします。その場合、行番号が昇順とならなくなるため、 「行番号が昇順とはなりませんが、よろしいですか?」と確認メッセージを表示し ます。[OK]ボタンを選択した場合に、振り直されます。 ・ 行範囲選択した状態での一連番号の振り直しを利用可能です。選択した範 囲内でのみ一連番号の振り直しを行います。範囲選択開始行の前行と開始 行番号、範囲選択終了行の次行と増分計算結果を比較し、行番号の昇順と ならなくなる場合は「行番号が昇順とはなりませんが、よろしいですか?」と確 認メッセージを表示します。[OK]ボタンを選択した場合に、振り直されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、一連番号は変更されません。 158 5 ファイルの編集 5.19.2 一連番号を空白に戻す 1. [編集]-[詳細]-[一連番号を空白に戻す]コマンドを選択します。 もしくは、[Shift]+[CTRL]+[ALT]+[D]を押します。 2. 選択すると、すべての行の一連番号が空白となります。 5.19.3 標識領域の編集 1. [編集]-[詳細]-[標識領域の編集]から標識領域に反映する文字、記号 を選択します。 文字、記号は、[注記行:星印]、[注記行:斜線]、[デバッグ行:D]、 [継続行:-]、[空白]の5つから選択できます。さらに、選択行を表す[選 択行:0]~[選択行:9]も選択できます。 [標識領域の編集]サブメニューの選択肢 注記行:星印 注記行:斜線 デバッグ行:D 継続行:- 空白 選択行:0 選択行:1 選択行:2 選択行:3 選択行:4 選択行:5 選択行:6 選択行:7 選択行:8 選択行:9 2. 標識領域に設定される文字または記号 * / D (空白) 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 エディター画面上で範囲が選択されているときに、[標識領域の編集]を選択 した場合、選択されている範囲の標識領域を選択した文字、記号で更新されま す。 範囲の選択については、行単位であっても矩形であっても有効となります。 エディター画面上で範囲が選択されていないときに、[標識領域の編集]を選 択すると、カーソル行の標識領域を選択した文字、記号で更新されます。 また、エディター画面上を右クリックした際に表示されるコンテキストメニュ ーの[標識領域の編集]からも選択することができます。 159 5 ファイルの編集 標識領域に全角文字やタブを含んでいる場合には、指定した文字、記号で標識 領域が更新され、残りは半角空白にて更新されます。 160 6 6 アプリケーションの生成 アプリケーションの生成 この章では、Visual Studio に統合された COBOL 開発環境での COBOL アプリケーシ ョンの生成について説明します。 161 6 アプリケーションの生成 6.1 アプリケーションの概要 アプリケーションを生成する際には、ツールバーにある[ソリューション構成]ドロップダ ウンリストから、生成対象のソリューション構成を、[ソリューションプラットフォーム] ドロップダウンリストから、生成対象のソリューションプラットフォームを選択します。 ソリューション構成とソリューションプラットフォームを選択することで、それぞれのソリ ューション構成、それぞれのソリューションプラットフォームに従ったアプリケーションを 生成することができます。 ソリューション構成とソリューションプラットフォームの詳細については、「3.8構成マネージャー」を参照 してください。 162 6 アプリケーションの生成 6.2 アプリケーションを生成するには COBOL 開発環境では、ビルド機能はリモートビルドのみを提供しています。 アプリケーションを生成する際のクライアントの操作の流れと、対応するビルドサーバー側 の構成イメージを下記に示します。 クライアント ビルドサーバ 準備する ①接続の設定をする(6.2.1) アプリケーョンを生成する ワークスペースB ②ログイン ワークスペースA ②ログイン(6.2.2) ③ビルド ソースコード 依存ファイル ③ビルド(6.2.4) 転送機能 ビルド結果 ④ビルド成果物のコピー(6.6.1) ⑤ビルド成果物のクライアントへの転送(6.6.2) 実行モジュールA ⑤成果物の転送 統合場所 実行モジュールA ④成果物 のコピー 実行モジュールB ワークスペースとは、ビルドの対象のソースファイル、依存ファイルなど、また、ビルド後 の成果物やビルド結果を格納する作業領域です。 ビルドサーバーはクライアントを識別するために、ワークスペースを使用することによって、 異なるユーザーで、同じワークスペースを使用することを可能とします。(但し、同一ワー クスペースへの複数ユーザーの同時ログインできません。) 注意事項 ワークスペース配下には COBOL 開発環境が使用する制御情報が含まれています。ログイン 中にこれらの情報を削除した場合には通信エラーが発生するなど意図しない動作となる可能 性があります。 6.2.1 接続の設定 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 表示された[オプション]ウィンドウにて、[Cobol]-[分散開発]を開く。 163 6 アプリケーションの生成 2. [追加]ボタンを選択すると、[接続設定の追加]ウィンドウが表示されます。 3. 設定を入力します。 設定名 リモートマシン、ポート番号、ユーザー名、ドメイン名、ワ ークセットのセットに対して指定した名前。設定名はログ イン画面で接続先の一覧として表示され、利用者は設定 名を選択して接続先を決定します。 リモートマシン名 ログインするビルドサーバーのホスト名または IP ア ドレスを入力します。IP アドレスは IPv4 のみが指定 できます。 省略不可。 ビルドサーバーとの間で使用するポート番号を指定しま す。既定値は 52000 となっています。 変更する場合はビルドサーバーのポート番号と同じ値を 設定してください。 省略不可。 ポート番号 ユーザ名 164 ビルドサーバーにログインするユーザー名を指定しま す。ビルドサーバーに登録されている必要があります。 6 ドメイン名 ワークスペース 1. アプリケーションの生成 省略不可。 前記で指定したユーザー名がドメインで管理されている 場合にドメイン名を指定します。 ドメインで管理されていない場合は空欄を指定します。 省略可。 ワークスペースとはビルドサーバー上の作業領域であ り、ビルドサーバー上のディレクトリの絶対パスで指定し ます。ワークスペース名はクライアントの識別にも使用し ます。 省略の場合、ログインユーザーの「マイドキュメント \COBOL¥WORKSPACE」がワークスペースとなります。 [OK]ボタンを選択する。 6.2.2 ログイン 利用者はリモートビルドを行う前に、ログインを行ってサーバーとの接続を確立する必要が あります。 ログインは同時に 1 つのサーバーに対してのみ行うことが可能です。 設定名 環境設定で設定した設定名がドロップダウンリストで表示 されます。 リモートマシン名 設定名に対応したリモートマシン名が表示される。変更 はできません。 設定名を変更すると、連動して表示されます。 ポート番号 設定名に対応したポート番が表示されます。変更はでき ません。 設定名を変更すると、連動して表示されます。 165 6 アプリケーションの生成 ユーザ名 設定名に対応したユーザー名が表示されます。変更可 能。 設定名を変更すると、連動して表示されます。 パスワード ユーザー名に対応したパスワードを入力します。パスワ ードは記憶しないのでログインの度に毎回入力する必要 があります。パスワードは暗号化されてから送信されま す。 ドメイン名 リモート設定名に対応したドメイン名が表示されます。変 更可能。 リモート設定名を変更すると、連動して表示されます。 ワークスペース リモート設定名に対応したワークスペースが表示されま す。変更可能。 リモート設定名を変更すると、連動して表示されます。 1. [OK]ボタンを選択します。ログインに成功したかどうかをダイアログボックスで表示し ます。 エラーがあった場合は、エラーの原因をあらわすメッセージが表示されます。 通信についてのエラーメッセージ ネットワークがダウンしています。 ネットワークの接続状況を確認してください。 接続が拒否されました。 ビルドサーバーで COBOL サービスが起動しているか確認してください。 ホストがダウンしています。 ビルドサーバーが起動しているか確認してください。 166 6 アプリケーションの生成 原因不明のエラーが発生しました。 ログインについてのエラーメッセージ ログイン名またはパスワードが誤っています。 最大接続数をオーバーしています。 指定したワークスペースは既に使用されています。 原因不明のエラーが発生しました。 6.2.3 ログアウト 1. [COBOL]-[ログアウト]コマンドを選択します。 6.2.4 プロジェクト単位でアプリケーションを生成するには COBOL 開発環境では、ビルド機能はリモートビルドのみを提供しています。あらかじめ、ロ グインしておく必要があります。 1. [ソリューションエクスプローラー]にて、アプリケーションを生成するプロジェクトを選択 します。 2. [ビルド]-[(プロジェクト名の)ビルド]コマンドを選択します。 3. プロジェクトのビルドが始まります。 ビルドをキャンセルする場合には、[ビルド]-[キャンセル]コマンドを選択します。 ビルド対象について ビルド対象は、ソースファイル配下に登録されているソースファイルのみです。 依存ファイルについて ・ ソースファイルのプロパティの依存ファイルに指定されているファイルが依存ファ 167 6 アプリケーションの生成 イルになります。「4.7 ソースファイルのプロパティ設定」を参照してください。 ビルドの流れ ・ ワークスペース内のすべてのファイルの日付一覧をビルドサーバーからクライア ントへ転送します。 ・ ビルドに必要なファイル(ソースファイルおよび依存ファイル)のうち、ク ライアントに存在するがサーバーに存在しないファイル、サーバーにファ イルは存在するが、日付がクライアントよりも古いファイル、をアーカイブ にします。リビルド時は、すべてのファイルをアーカイブにします。 ・ アーカイブにしたファイルをビルドサーバーへ転送します。 ・ ビルドサーバーにてビルドを行います。情報出力エリアの[出力]ウィンドウにビ ルドレポートを表示します。 ・ 成果物の自動転送の設定がされている場合は、設定に従って、成果物の転送 を行います。転送の設定については、「4.6.2(7) [転送]ページ」を参照してく ださい。 ビルドやリビルドの際に、ファイルを保存するかどうかをオプションにて変更することが 可能です。 設定の詳細は、「7.3.2ビルドおよび実行に関する設定」を参照してください。 4. ビルドが終了すると、情報出力エリアの[出力]ウィンドウに翻訳メッセージが表示され ます。 一時プロジェクトについて 通常のプロジェクト同様に、コンパイルすることが可能です。 6.2.5 エラー箇所に位置付けるには 1. 情報出力エリアの出力ウィンドウまたはエラー一覧をアクティブにします。 出力ウィンドウ 168 6 アプリケーションの生成 エラーウィンドウ 2. 出力ウィンドウ上またはエラー一覧上の位置付けたい翻訳メッセージ本文の行にカー ソルを移動します。 3. マウスの左ボタンをダブルクリックします。または、マウスの右ボタンをクリックし、[場所 へ移動]コマンドを選択します。 4. 原始プログラムファイルを開いていない場合は、コンパイラが参照した原始プログラム ファイルを自動的に編集ウィンドウとして開きます。 5. カーソルは、エラーが発生した行の先頭に位置付けられます。 6.2.6 複数のプロジェクトのアプリケーションを生成するには COBOL 開発環境では、ビルド機能はリモートビルドのみを提供しています。あらかじめ、ロ グインしておく必要があります。 1. ソリューションを選択します。 2. ソリューション配下のプロジェクトを[CTRL]キーを押しながら選択します。 3. [ビルド]-[選択範囲のビルド]コマンドを選択します。 4. 選択されたプロジェクトのビルドが始まります。 5. ビルドが終了すると、情報出力エリアの出力ウィンドウに翻訳メッセージが表示されま す。 6.2.7 ソリューション全体でアプリケーションを生成するには COBOL 開発環境では、ビルド機能はリモートビルドのみを提供しています。あらかじめ、ロ グインしておく必要があります。 169 6 アプリケーションの生成 ソリューション全体を対象にしてアプリケーションを生成する場合も、プロジェクト単位と 手順は同じです。 1. [ビルド]-[ソリューションのビルド]コマンドを選択します。 2. ソリューションのビルドが始まり、含まれるプロジェクトが順番にビルドされます。 3. ビルドが終了すると、情報出力エリアの出力ウィンドウに翻訳メッセージが表示されま す。 ビルドが終わったあと、エラー行に位置づける方法は、プロジェクトのビルドの場合と同様 です。 170 6 アプリケーションの生成 6.3 アプリケーションを再生成するには ビルドを行うと、前回のビルドからソースファイルや登録集原文ファイルが変更されている 場合にコンパイルされます。 無条件にアプリケーションを生成しなおす場合に、再生成を行います。 アプリケーションの再生成には、生成時同様、プロジェクト単位およびソリューション全体 で行うことが可能です。 6.3.1 プロジェクト単位でアプリケーションを再生成するには COBOL 開発環境では、ビルド機能はリモートビルドのみを提供しています。あらかじめ、ロ グインしておく必要があります。 1. [ビルド]-[(プロジェクト名の)リビルド]コマンドを選択します。 2. プロジェクトのリビルドが始まります。 3. リビルドが終了すると、情報出力エリアの出力ウィンドウに翻訳メッセージが表示され ます。 リビルドが終わったあと、エラー行に位置づける方法は、プロジェクトのビルドの場合と同 様です。 6.3.2 複数のプロジェクトのアプリケーションを再生成するには COBOL 開発環境では、ビルド機能はリモートビルドのみを提供しています。あらかじめ、ロ グインしておく必要があります。 1. ソリューションを選択します。 2. ソリューション配下のプロジェクトを[CTRL]キーを押しながら選択します。 3. [ビルド]-[選択範囲のリビルド]コマンドを選択します。 4. 選択されたプロジェクトのリビルドが始まります。 5. リビルドが終了すると、情報出力エリアの出力ウィンドウに翻訳メッセージが表示され ます。 6.3.3 ソリューション全体でアプリケーションを再生成するには COBOL 開発環境では、ビルド機能はリモートビルドのみを提供しています。あらかじめ、ロ グインしておく必要があります。 1. [ビルド]-[ソリューションのリビルド]コマンドを選択します。 171 6 アプリケーションの生成 2. ソリューションのリビルドが始まり、含まれるプロジェクトが順番にリビルドされます。 3. リビルドが終了すると、情報出力エリアの出力ウィンドウに翻訳メッセージが表示され ます。 リビルドが終わったあと、エラー行に位置づける方法は、ソリューションのビルドの場合と 同様です。 172 6 アプリケーションの生成 6.4 アプリケーションを削除するには ビルドしたアプリケーション(出力ファイル)を削除することが可能です。 6.4.1 プロジェクト単位でアプリケーションを削除するには COBOL 開発環境では、ビルド機能はリモートビルドのみを提供しています。あらかじめ、ロ グインしておく必要があります。 1. [ビルド]-[(プロジェクト名の)クリーン]コマンドを選択します。 2. プロジェクトのアプリケーションの削除が始まります。 3. クリーンが終了すると、プロジェクトのアプリケーション(出力ファイル)が削除されま す。 6.4.2 複数のプロジェクトのアプリケーションを削除するには COBOL 開発環境では、ビルド機能はリモートビルドのみを提供しています。あらかじめ、ロ グインしておく必要があります。 1. ソリューションを選択します。 2. ソリューション配下のプロジェクトを[CTRL]キーを押しながら選択します。 3. [ビルド]-[選択範囲のクリーン]コマンドを選択します。 4. 選択されたプロジェクトのアプリケーションの削除が始まります。 5. クリーンが終了すると、選択されたプロジェクトのアプリケーション(出力ファイル)が削 除されます。 6.4.3 ソリューション全体でアプリケーションを削除するには COBOL 開発環境では、ビルド機能はリモートビルドのみを提供しています。あらかじめ、ロ グインしておく必要があります。 1. [ビルド]-[ソリューションのクリーン]コマンドを選択します。 2. ソリューションに含まれているプロジェクトのアプリケーションの削除が始まります。 3. クリーンが終了すると、プロジェクトのアプリケーション(出力ファイル)が 削除されます。 173 6 アプリケーションの生成 6.5 バッチビルド 複数のプロジェクトや構成を組み合わせて、ビルド、リビルド、クリーンを実行することが できます。 通常は、ソリューション内で共通の構成でビルドやリビルドを行いますが、プロジェクトに よって、異なる構成を選択してビルドすることができます。 1. [ビルド]-[バッチビルド]コマンドを選択します。選択すると、以下のよ うなダイアログが表示されます。 2. ビルド、リビルドの対象となるプロジェクトおよび構成の[ビルド]列をチェ ックします。 すべて選択する場合には、[すべて選択]ボタンを、すべての選択を解除する 場合には、[すべて解除]ボタンを選択します。 3. ビルドを実行する場合には、[ビルド]ボタンを、リビルドを実行する場合に は、[リビルド]ボタンを選択します。 4. 選択すると、ビルド、またはリビルドが実行され、結果が[出力]ウィンドウ に表示されます。 詳しくは、MSDN のヘルプ「[バッチ ビルド]ダイアログボックス」を参照してください。 174 6 アプリケーションの生成 6.6 転送機能 COBOL 開発環境のリモートビルドによって作成されたファイルは、ビルドサーバー上のワー クスペース下に格納されます。ビルドで作成されたファイルを、開発者の任意のタイミング で、所定の統合場所に転送する機能を提供しています。 転送機能を利用するには、あらかじめ設定しておく必要があります。転送の設定については、 「4.6.2(7) [転送]ページ」を参照してください。 6.6.1 ビルド成果物のコピー ワークスペース下にあるビルド成果物を、ビルドサーバー内の任意のディレクトリにコピー することができます。 あらかじめ、ログインしておく必要があります。 1. [ビルド]-[ビルド成果物のコピー]コマンドを選択します。 2. コピーが終了すると、出力ウィンドウにログを出力します。 6.6.2 ビルド成果物のクライアントへの転送 ワークスペースの下にあるビルド成果物を、クライアントに転送することができます。 あらかじめ、ログインしておく必要があります。 1. [ビルド]-[ビルド成果物のクライアントへの転送]コマンドを選択します。 2. 転送が終了すると、出力ウィンドウにログを出力します。 175 7 Visual Studio のカスタマイズ 7 Visual Studio のカスタマイズ この章では、Visual Studio のカスタマイズによる、COBOL 開発環境の環境設定につい て説明します。 176 7 Visual Studio のカスタマイズ 7.1 開発環境のカスタマイズ Visual Studioのカスタマイズでは、Visual Studioのいろいろな機能の有効/無効の切り替えや標準動 作等の設定を行うことができます。 Visual Studioに組み込まれた全ての開発環境コンポーネント(C#、COBOLなど)に共通の設定と 個々の開発環境コンポーネントに対する個別の設定が用意されています。 本章ではCOBOL開発環境に関係する設定のみ説明します。それ以外についてはMSDNのヘルプ を参照してください。 <注意事項> 本章で取り上げない機能の設定や、本章で取り上げた機能の設定の中で現われる COBOL には該 当しない項目を変更される場合は、MSDN のヘルプの内容を十分にご理解頂いた上で行ってくださ い。不用意な設定は、COBOL 開発環境で期待しない動作の原因になる可能性があります。 177 7 Visual Studio のカスタマイズ 7.2 Visual Studio 全般の設定 7.2.1 環境全般に関する設定 Visual Studio のウィンドウやメニューなどの表示に関して設定を変更することができます。 ウィンドウメニューに関する設定 [ウィンドウ]メニューのウィンドウ一覧に表示するウィンドウの数を設定することができ ます。 変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[全般]を開きます。 3. [<n>項目をウィンドウ メニューに表示]テキストボックスに表示したいウィンドウの数を 入力します。値としては、1~24 までの数値が入力可能です。初期値は 10 です。 4. [OK]ボタンを選択します。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 最近使ったファイルの表示に関する設定 178 7 Visual Studio のカスタマイズ [ファイル]メニューの[最近使ったファイル]や[最近使ったプロジェクト]配下に表示するファイルやプ ロジェクトを変更することができます。 変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[全般]を開きます。 3. [<n>項目を最近使用した一覧に表示]テキストボックスに表示したいファイルやプロジ ェクトの数を入力します。値としては、1~24 までの数値が入力可能です。初期値は 10 です。 4. [OK]ボタンを選択します。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 視覚的効果に関する設定 Visual Studio の視覚的効果の動作について変更が可能です。 変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[全般]を開きます。 3. [視覚的効果]について、設定を変更します。 クライアントのパフォーマン スに基づいて視覚的効果を自 動的に調整する [リッチ クライアント エク スペリエンスを有効にする] [可能ならハードウェアのグ ラフィックス アクセラレー タを使用する] Visual Studio で視覚的効果を自動的に調整する か、ユーザーが明示的に調整するかを指定します。 この調整によって、色の表示がグラデーションか らフラットに変わったり、メニューまたはポップ アップ ウィンドウでのアニメーションの使用が 制限されたりすることがあります。 グラデーションやアニメーションなど、Visual Studio の視覚的効果のすべてを有効にします。 リ モート デスクトップ接続や古いグラフィックス アダプターを使用している場合は、これらの機能 のパフォーマンスが低下する可能性があるため、 このオプションをオフにします。 このオプション を選択できるのは、[クライアントのパフォーマン スに基づいて視覚的効果を自動的に調整する] を オフにした場合だけです。 可能な場合は、ソフトウェア アクセラレータでは なく、ハードウェアのグラフィックス アクセラレ ータを使用します。このオプションを選択できる のは、[クライアントのパフォーマンスに基づいて 視覚的効果を自動的に調整する] をオフにした場 合だけです。 179 7 Visual Studio のカスタマイズ 4. [OK]ボタンを選択します。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 ステータスバーの表示に関する設定 ステータスバーの表示に関しては、オプションの変更にて可能です。 変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[全般]を開きます。 3. [ステータスバーの表示]チェックボックスにて、表示する場合には、選択し、表示しな い場合には、選択を解除する。 4. [OK]ボタンを選択します。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 ツールウィンドウに関する設定 ツールウィンドウに関して様々な設定を変更することが可能です。 変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[全般]を開きます。 3. 設定を変更します。 [閉じる]ボタンをアクティ ブなツールウィンドウに対し てのみ実行する [自動的に隠す]ボタンをア クティブなツールウィンドウ に対してのみ実行する 4. 180 [OK]ボタンを選択します。 選択した場合、[閉じる]ボタンにて、アクティ ブなツールウィンドウのみを閉じることとなりま す。 なお、選択を解除した場合には、[閉じる]ボタ ンを選択することで、領域を共有するすべてのツ ールウィンドウを閉じることとなります。 選択した場合、[自動的に隠す]ボタンにて、ア クティブなツールウィンドウにカーソルのフォー カスがない場合、自動的に非表示とすることとな ります。 なお、選択を解除した場合には、[自動的に隠す] ボタンを選択することで、領域を共有するすべて のツールウィンドウを自動的に非表示とすること となります。 7 Visual Studio のカスタマイズ [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 7.2.2 Web ブラウザーに関する設定 統合開発環境で利用する Web ブラウザーに関して設定を変更することが可能です。 変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[Web ブラウザー]を開きます。 3. 設定を変更します。 ホームページ 検索ページ ソース表示の選択 Internet Explorer オプション 4. Web ブラウザーを起動した際に表示するページを 設定します。 初期状態では、MSDN のホームページが表示され ます。 内部 Web ブラウザーでの検索ページを設定しま す。 内部 Web ブラウザーからページの[ソースの表 示]を選択した場合に、Web ページを開くエディ ターを選択します。 [ソースエディター][HTML エディター][外 部エディター]を選択することが可能です。 ボタンを選択すると、Internet Explorer のオプショ ン画面が表示されます。Visual Studio だけでなく、 Internet Explorer の設定にも反映されます。 [OK]ボタンを選択します。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 7.2.3 キーボードに関する設定 開発環境のキーボード操作をカスタマイズできます。使用頻度の高い操作のショートカットキーを独 自に設定したり、特定の動作を自由な組み合わせで設定したりできます。 繰り返しの多い編集作業をする場合、ショートカットキーを使うとキー操作の回数を低減でき、処理効 率を向上できます。 これらの設定を変更するには、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[キーボード]を開きます。 181 7 Visual Studio のカスタマイズ [キーボード]ページで設定できる項目を次に示します。 • ショートカットキーの割り当て • ショートカットキーの追加、削除 3. [以下の文字列を含むコマンドを表示]リストボックスにて、設定を行うコマンドを選択 します。 その際、Visual Studio のメニューに対応する文字列を指定してコマンドが選択 できます。編集メニューの場合であれば、「編集.」と入力すると、編集メニ ュー配下をはじめとして、編集に関する機能が一覧に表示されます。 例えば、キーワード補完のショートカットを変更するのであれば、「キーワー ド補完」と入力することで選択できます。 既に割り当てられている場合には、[選択したコマンドへのショートカット] ドロップダウンリストに表示されます。同じキーの組み合わせが使用されてい た場合には、新しいショートカットキーを入力しなおすことで割り当てを変更 することが可能です。 4. 削除する場合には、[削除]ボタンを選択します。 また、追加、もしくは割り当てを行う場合には、[ショートカットキー]テキストボックスに て、ショートカットを入力します。(例えば、CTRL+A を追加したい場合は、[Ctrl]キー を押しながら[A]を押します。)[使用する場所]ドロップダウンリストを選択することで 有効となる範囲を変えることも可能です。 追加、もしくは割り当てを行う場合には、[割り当て]ボタンを選択します。 182 7 5. Visual Studio のカスタマイズ 設定に問題がなければ、[OK]ボタンを選択します。 [キャンセル]ボタンを選択すると、変更されません。 ショートカットキーとしては、文字キーと[Alt]、[Ctrl]のいずれかのキー(複数可)を組み合わせて、指 定することが可能です。また、前述の組み合わせに対して、[Shift]キーを組み合わせることが可能で す。 なお、[PrintScreen/SysRq]、[ScrollLock]、[Pause/Break]、[Tab]、[CapsLock]、[Insert]、[Home]、 [End]、[PageUp]、[PageDown]、[Windows ロゴ キー]、[アプリケーション キー]、すべての方向キ ー、[Enter]、数値キーパッドの [NumLock]、[Del]、または [Ctrl]+[Alt]+ [Del]には割り当てるこ とができません。 [キーボード]ページの設定内容については、MSDN のヘルプの「[キーボード]([オプション]ダイア ログボックス-[環境])」および、「方法:ショーカットキーを使用する」を参照してください。 以下に、COBOL で有効なコマンドを示します。 <ファイルに関する操作> ファイル.このウィンドウ以外すべて閉じる ファイル.すべてを保存 ファイル.ソリューションを閉じる ファイル.ファイルを開く ファイル.プロジェクトを開く ファイル.プロジェクトを閉じる ファイル.新しいファイル ファイル.新しいプロジェクト ファイル.選択されたファイルを上書き保存 ファイル.選択されたファイルに名前をつけて保存 ファイル.閉じる ファイル.保存オプションの詳細設定 <エディターに関する操作> エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[選択行:0] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[選択行:1] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[選択行:2] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[選択行:3] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[選択行:4] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[選択行:5] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[選択行:6] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[選択行:7] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[選択行:8] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[選択行:9] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[注記行:星印] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[注記行:斜線] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[デバッグ行:D] エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[継続行:-] 183 7 Visual Studio のカスタマイズ エディタコンテキストメニュー.コードウィンドウ.標識領域の編集.[空白] 編集.[選択行:0] 編集.[選択行:1] 編集.[選択行:2] 編集.[選択行:3] 編集.[選択行:4] 編集.[選択行:5] 編集.[選択行:6] 編集.[選択行:7] 編集.[選択行:8] 編集.[選択行:9] 編集.[注記行:星印] 編集.[注記行:斜線] 編集.[デバッグ行:D] 編集.[継続行:-] 編集.[空白] 編集.1 ページ下へスクロール 編集.1 ページ下まで選択 編集.1 ページ上へスクロール 編集.1 ページ上まで選択 編集.1 画面下へ移動 編集.1 画面上へ移動 編集.1 語削除 編集.1 行下へ 編集.1 行下へスクロール 編集.1 行下まで選択 編集.1 行下まで列を拡張 編集.1 行上へ 編集.1 行上へスクロール 編集.1 行上まで拡張 編集.1 行上まで列を選択 編集.1 番下の行へスクロール 編集.EOL まで削除 編集.アウトラインの中止 編集.アウトラインの展開、縮小 編集.インクリメンタル検索 編集.インクリメンタル検索を元に戻す 編集.インデントの後で行を開始 編集.カレントを表示 編集.キーワード補完 編集.クイックヒント 編集.クイック検索 編集.クイック置換 編集.クリップボートリングの切り替え 編集.コピー 編集.ジャンプ 編集.シンボルの検索 編集.スニペットの挿入 編集.スペースの表示 編集.半角スペースをタブに変換 編集.すべてのアウトラインの切り替え 編集.すべてのブックマークを無効にします 184 7 Visual Studio のカスタマイズ 編集.すべて選択 編集.タスク一覧へのショートカットの追加 編集.タブの挿入 編集.タブを左へ 編集.タブを半角スペースに変換 編集.ドキュメントのフォーマット 編集.ドキュメントの開始位置に移動 編集.ドキュメントの開始位置まで拡張 編集.ドキュメントの終了位置まで移動 編集.ドキュメントの終了位置まで拡張 編集.ドキュメント内の前のブックマーク 編集.ドキュメント内の次のブックマーク 編集.ドキュメント内のブックマークをすべてクリア 編集.パラメータヒント 編集.パラメータヒントのコピー 編集.パラメータヒントの貼り付け 編集.テキストとしてファイルを挿入 編集.フィルタレベルを上げる 編集.フィルタレベルを下げる 編集.ファイルを開く 編集.フォルダを指定して検索 編集.フォルダを指定して置換 編集.フォルダ内の次のブックマーク 編集.フォルダ内の前のブックマーク 編集.ブックマークの設定解除 編集.ブックマークのクリア 編集.ブックマークを有効にする ブレイクポイントの挿入 編集.メンバの一覧 編集.やり直し 編集.一連番号を空白に戻す 編集.右に 1 文字移動 編集.右側の 1 文字まで列を選択 編集.右側の 1 文字を選択 編集.下に 1 行挿入 編集.右端で折り返す 編集.検索 編集.検索の中止 編集.元に戻す 編集.現在の単語を検索 編集.行に改行を挿入 編集.行の削除 編集.行の置換 編集.行の切り取り 編集.行を下端にする 編集.行を下端まで拡張 編集.行を上端にする 編集.行を上端まで拡張 編集.行頭に移動 編集.行頭まで拡張 編集.行頭まで列を拡張 編集.行末に移動 編集.行末まで拡張 編集.行末まで列を拡張 編集.左に 1 文字移動 185 7 Visual Studio のカスタマイズ 編集.左側の 1 文字まで列を選択 編集.左側の 1 文字を選択 編集.一連番号の振り直し 編集.最後に戻った場所まで選択 編集.削除 編集.次の単語へ移動 編集.次の単語まで拡張 編集.次の単語まで列を拡張 編集.次を検索 編集.次を検索(選択範囲) 編集.小文字に変換 編集.上に 1 行挿入 編集.上書きモード 編集.切り取り 編集.選択範囲のキャンセル 編集.選択範囲のコメント 編集.選択範囲のコメントを解除 編集.選択範囲のフォーマット 編集.選択範囲の非表示 編集.前のブックマーク 編集.前の単語へ移動 編集.前の単語まで拡張 編集.前の単語まで列を拡張 編集.前を検索 編集.前を検索(選択範囲) 編集.大文字に変換 編集.単語の最後まで削除 編集.単語の最初まで削除 編集.単語の置換 編集.置換 編集.定義に縮小 編集.貼り付け 編集.入力候補 編集.文字の置換 ズーム <プロジェクトに関する操作> 表示.ソリューションエクスプローラー プロジェクト.スタートアッププロジェクトに設定 プロジェクト.プロジェクト依存関係 プロジェクト.プロジェクトのアンロード プロジェクト.プロジェクトのビルド順序 プロジェクト.新しい項目の追加 プロジェクト.既存項目の追加 <ビルド、デバッグに関する操作> ビルド.キャンセル ビルド.ソリューションのビルド ビルド.ソリューションのリビルド 186 7 Visual Studio のカスタマイズ ビルド.プロジェクトのみビルド ビルド.プロジェクトのみのリビルド ビルド.バッチビルド ビルド.構成マネージャー また、Visual Studio では既定のショートカットキーも用意されています。既定のショートカットキーにつ いては、MSDN のヘルプの「ショートカットキー」を参照してください。 7.2.4 起動時の状態に関する設定 Visual Studio の起動時の状態を設定で変更ができます。 変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[スタートアップ]を開きます。 3. [スタートアップ時]ドロップダウンリストにて選択します。 ドロップダウンリストの選択肢は以下の通りです。 なお、既定値は、[スタート ページの表示]です。 ホームページを開く Visual Studio の起動時に[環境]-[Web ブラウザー] の[ホームページ]オプションで設定された既定の Web ページを表示します。 最後に読み込んだソリュー Visual Studio の起動時に、最後に読み込んだソリュー ション ションが読み込まれます。 [プロジェクトを開く] ダ Visual Studio の起動時に、[プロジェクトを開く]ダ イアログ ボックスの表示 イアログが表示されます。 [新しいプロジェクト] ダ Visual Studio の起動時に、[新しいプロジェクト]ダ 187 7 Visual Studio のカスタマイズ イアログ ボックスの表示 空の環境の表示 スタート ページの表示 4. イアログが表示されます。 Visual Studio の起動時に、何も表示されません。 Visual Studio の起動時に、スタートページが表示され ます。 [OK]ボタンを選択する選択します。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 7.2.5 ドキュメントに関する設定 編集するドキュメントに関して設定することができます。 設定を変更するには、以下の手順で設定を変更します。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[ドキュメント]を開きます。 保存済みの現在のドキュメ ントウィンドウを再利用 環境外でのファイルの変更 を検出 読み取り専用ファイルの編 集を有効にし、保存時に警 告する 188 選択した場合、開いたり閉じたりする際に同じドキ ュメントウィンドウを利用します。作業領域に開く ドキュメントの数を抑えたい場合に有効です。 選択した場合、Visual Studio 以外で変更されたかどう かを検出し、警告メッセージを表示します。 なお、[保存する場合、変更を自動的に読み込む] を選択すると、保存する際、他の変更が自動的に読 み込まれるため、変更を検出したことによる警告メ ッセージは表示されません。 Visual Studio でも変更している場合には、外部の変更 を反映するかを確認するメッセージが表示され、反 映すると、Visual Studio での変更が破棄されます。 選択した場合、読み取り専用ファイルを編集が可能 になります。ただし、保存する際に読み取り専用で あることが警告されます。 そのため、編集したファイルは、名前をつけて保存 7 現在アクティブなドキュメ ントのディレクトリを使っ てファイルを開く 読み込み時に行の終わりの 整合性を確認する 全体的に元に戻す操作で編 集したファイルが変更され る場合、警告を表示 その他のファイルをソリュ ーションエクスプローラー に表示 コードページでデータが保 存できない場合、Unicode でドキュメントを保存 3. Visual Studio のカスタマイズ する必要があります。 選択した場合、ファイルを開くダイアログで現在ア クティブなドキュメントのディレクトリが使用され ます。 選択した場合、ファイルを読み込むときに、行の終 わりの整合性をチェックし、不整合があると警告メ ッセージが表示されます。 選択した場合、元に戻す操作を行なって、影響を受 けたファイルをすべてグローバル変更の前にロール バックすることによって、特定のファイルでそれ以 降の変更が破棄される可能性がある場合に、メッセ ージボックスが表示されます。COBOL では無効で す。 選択した場合、プロジェクトに登録されていないファイル を[ファイル]-[開く]-[ファイル]等で開くと、ソリューショ ンエクスプローラーに[その他のファイル]フォルダが表示 され、その下に開いたファイルのアイコンが表示されるよ うになります。 [その他のファイル]フォルダには、[その他のファイル プ ロジェクトに保存された項目]にて指定された数のファイ ルがソリューション情報として保持されますので、プロジェ クトに登録されていないファイルでもソリューションにて管 理することが可能となります。[その他のファイル プロジ ェクトに保存された項目]では、0~256 の整数が入力で きます。 選択した場合、選択されたコードページと互換性の ない情報は、Unicode 形式で保存されます。 なお、COBOL のソースファイルは、Shift-JIS コード で保存されている必要がありますので、この項目は 選択しないでください。 [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合に、それ以降のドキュメントに適用されます。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 7.2.6 検索と置換に関する設定 編集するドキュメントに関して設定することができます。 設定を変更するには、以下の手順で設定を変更します。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[検索と置換]を開きます。 189 7 Visual Studio のカスタマイズ 情報メッセージを表示する 警告メッセージを表示する 検索テキストをエディター から自動的に作成する クイック検索またはクイッ ク置換で一致が見つかった 後、検索と置換ウィンドウ を表示しない 3. 選択した場合、検索や置換を行なった場合に、情報 メッセージが表示されます。 選択した場合、検索や置換を行なった場合に、警告 メッセージが表示されます。 選択した場合、検索や置換を行う時にテキストエデ ィターの現在のカーソル位置から文字列を取得し、 検索する文字列とします。 選択した場合、クイック検索やクイック置換で一致 した箇所があると、検索と置換ウィンドウを閉じま す。 閉じた後、次の一致する文字列に移動する場合に は、F3 キーを使用してください。 [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合に、それ以降のドキュメントに適用されます。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 7.2.7 国際対応に関する設定 国際対応に関して設定することができます。 設定を変更するには、以下の手順で設定を変更します。 190 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[国際対応の設定]を開きます。 7 3. Visual Studio のカスタマイズ [言語]ドロップダウンリストから言語を選択します。 初期値は、「日本語」になります。 現在インストールされている言語と、「Microsoft Windows と同じ」から選択できます。 本製品では、日本語のみサポートしているため、日本語以外の言語は選択しないで ください。 4. [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合に、Visual Studio を再起動する必要があります。再起動 後、Visual Studio 全般(メニュー表示など)に適用されます。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 7.2.8 自動バックアップに関する設定 自動バックアップに関して設定することができます。 設定を変更するには、以下の手順で設定を変更します。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[自動バックアップ]を開きます。 191 7 Visual Studio のカスタマイズ 自動バックアップの実行間 隔 3. 選択した場合、テキストエディターで編集している ファイルを自動的にバックアップされます。 バックアップの間隔は分単位で指定可能であり、バ ックアップしたファイルは指定された日数保存され ます。 [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合に、Visual Studio 全般に適用されます。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 7.2.9 設定のインポートとエクスポートに関する設定 設定のインポートとエクスポートに関して設定することができます。 設定を変更するには、以下の手順で設定を変更します。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[環境]-[設定のインポートとエクスポート]を開 きます。 192 7 このファイルに自動的に設 定を保存する チーム設定ファイルを使用 する 3. Visual Studio のカスタマイズ 指定されたファイルに Visual Studio の設定が保存さ れます。 選択した場合、設定されたファイルで共有すること ができます。 なお、パスは、UNC パスか、ローカルパスでなくて はなりません。 [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合に、Visual Studio 全般に適用されます。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 193 7 Visual Studio のカスタマイズ 7.3 プロジェクトおよびソリューションに関する設定 7.3.1 プロジェクトおよびソリューション全般の設定 プロジェクトの場所に関する設定 プロジェクトの保存場所を変更するためには、以下の手順で設定を変更します。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[プロジェクトおよびソリューション]-[全般]を開 きます。 3. [Visual Studio プロジェクトの場所]テキストボックスに保存したいフォルダを設定しま す。インストール直後の初期値は、「マイドキュメント配下の Visual Studio 2010¥Projects」です。 4. [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合に、それ以降に作成するすべてのプロジェクトに適用さ れます。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 ここで設定したフォルダは、 [プロジェクトを開く]などのダイアログに表示される[マイ プ ロジェクト]に関連付けられます。 194 7 Visual Studio のカスタマイズ 一時プロジェクトに関する設定 一時プロジェクトを利用するためには、以下の手順で設定を変更します。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[プロジェクトおよびソリューション]-[全般]を開 きます。 3. [作成時に新しいプロジェクトを保存]チェックボックスのチェックをはずす。 (初期状態では、チェックされています。) 4. [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合に、それ以降に作成するすべてのプロジェクトに適用さ れます。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 ソリューションエクスプローラーの表示に関する設定 ソースファイルなどを編集ウィンドウで開いた際に、ソリューションエクスプローラーの選 択項目と連動させることができます。連動させる場合には、以下の手順で設定を変更します。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[プロジェクトおよびソリューション]-[全般]を開 きます。 3. [アクティブなアイテムをソリューションエクスプローラーで選択された状態にする]チェ ックボックスをチェックします。(初期状態では、チェックされていません。) 4. [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合に、それ以降のビルドに適用されます。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 195 7 Visual Studio のカスタマイズ 7.3.2 ビルドおよび実行に関する設定 ビルド時の保存動作に関する設定 [ビルド]または[リビルド]コマンドを選択した場合に、ファイルを保存するかどうかは、 オプションの設定で変更ができます。 変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[プロジェクトおよびソリューション]-[ビルド/実 行]を開きます。 3. [ビルド開始前に行う保存の操作]ドロップダウンリストにて選択します。 初期値は、「すべての変更を保存」になります。 4. [OK]ボタンを選択します。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 選択肢と、ビルドする前に行う処理の関係は以下の通りです。 すべての変更を保存 開いたドキュメントのみに 変更を保存 196 確認することなく、ソースファイルなどドキュメン トだけでなく、プロジェクトファイルなどすべての 変更内容を保存します。 開いているソースファイルなどドキュメントのみ、 変更内容を保存します。 7 すべての変更の保存時に確 認する 変更を保存しない Visual Studio のカスタマイズ 開いているソースファイルなどドキュメントが変更 されている場合に変更内容を保存するかを確認しま す。 開いているソースファイルなどドキュメントが変更 されていても保存しません。 197 Visual Studio のカスタマイズ 7 7.4 編集ウィンドウに関する設定 7.4.1 言語共通の設定 (1) 言語共通の設定 編集ウィンドウの設定のうち、言語共通で設定される内容があります。 COBOL 以外の言語を使用しており、この設定を変更される場合には注意してください。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウにて、[テキストエディター]-[全般]を開きます。 3. [全般]プロパティページにて、設定を変更する。 ドラッグ アンド ドロップ 編集 区切り記号を自動強調する 変更履歴を記録する シグネチャ(BOM)なしの UTF-8 エンコードを自動 198 選択した場合、テキストをマウスで選択し、別の位 置にドラッグすることでテキストを現在のドキュメ ントや別に開いているドキュメントに移動させるこ とが可能となります。 選択した場合、パラメータまたは項目と値のペアの 区切り文字および対応する中かっこが強調表示され ます。 COBOL では未サポートとなります。 選択した場合、変更されたコードを示す黄色の縦線 が表示され、保存すると、緑色の縦線が表示されま す。 シグネチャ(BOM ※1)がない UTF-8 のファイルや、 シグネチャ(BOM)もエンコードのタグもない UTF-8 7 検出 マージン インジケーター マージン 垂直スクロールバー 水平スクロールバー Visual Studio のカスタマイズ の文書ファイルの場合に、中身の文字コードを調べ て UTF-8 のエンコードかどうかを識別し、エディタ ーのエンコーディング方式を切り替えます。 選択した場合、テキスト領域の左端にマージン領域 が表示されます。マージンのクリックによって、テ キストの 1 行全体を選択することや、マージンをド ラッグすることで連続する行を選択することが可能 となります。 選択した場合、テキスト領域の左端の外側にインジ ケーター マージン領域が表示されます。インジケー タマージンをクリックすることでブレークポイント を設定することが可能となります。 選択を解除した場合には、ブレークポイントが設定 された場合、設定された行全体が反転表示されます。 選択した場合、縦方向のスクロールバーが表示され ます。スクロールバーによって、上下にスクロール することができ、エディターの表示領域外にあるテ キストを表示することができます。 選択を解除した場合には、カーソルキーや[PageUp] キー、[PageDown]キーを使ってスクロールするこ とができます。 選択した場合、横方向のスクロールバーが表示され ます。スクロールバーによって、左右にスクロール することができ、エディターの表示領域外にあるテ キストを表示することができます。 選択を解除した場合には、カーソルキーを使ってス クロールすることができます。 (※1)Unicode のファイルの先頭にはシグネチャあるいは BOM (Byte Order Marker) と呼ばれる Unicode のエンコーディング方式を表すマーカが入れられます。これは本 来、UCS-2、 UTF-16、 UCS-4 がリトルエンディアンかビッグエンディアンかを区別す るためのマーカでしたが、現在では UTF-8 にも入れられることがあります。 Unicode エンコード UCS-2、 UTF-16 UCS-4 UTF-8 シグネチャ(BOM) 0xFEFF(リトルエンディアンではバイト順序が逆 となる) 0x0000FEFF(リトルエンディアンではバイト順序 が逆となる) 0xEFBBBF Visual Studio のエディターは、これらのシグネチャ(BOM)を識別して適切なエンコー ディング方式に切り替えます。文書ファイルの場合は更にエンコードのタグも識別さ れます。BOM もエンコードのタグもない Unicode ファイルは他のテキストファイル同様 に、Windows システムの既定のコードページを使います。「シグネチャ(BOM)なしの UTF-8 エンコードの自動検出」は、BOM もエンコードのタグもない UTF-8 のファイル の場合に、中身の文字コードを調べることで UTF-8 のエンコードであるかどうかを識 別し、エディターのエンコーディング方式を切り替える機能です。 但し、COBOL ソースは日本語(シフト JIS)です。 4. [OK]ボタンを選択します。 199 Visual Studio のカスタマイズ 7 [OK]ボタンを選択した場合には、変更が有効になります。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 (2) フォントおよび色に関する設定 編集ウィンドウでのフォントや色に関する設定を変更することが可能です。 変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウにて、[環境]-[フォントおよび色]を開きます。 3. [設定の表示]ドロップダウンリストから「テキストエディター」を選択します。 4. [表示項目]ドロップダウンリストで変更する項目を選択し、[フォント][サイズ][前景 色][背景色][太字]の各項目を設定する。 5. [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合には、変更が有効になります。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 COBOL では、下記の表示項目が、色やフォントの設定対象です。 200 • キーワード(予約語) • 文字列(文字定数) 7 • コメント(注釈行) • デバッグ行 • コードスニペットフィールド Visual Studio のカスタマイズ フォントを選択するときは、次のことに注意してください。 1. 固定形式のエディターを使う場合は、太字で表示される固定幅のフォント(MS ゴシックなど)を選択します。 2. 自由形式のエディターの場合でも、日本語が表示可能なフォント(MS ゴシッ ク、MS 明朝など)を選択します。 7.4.2 言語共通の設定 (1) タブやインデントに関する設定 タブの扱いや、インデントのサイズについて設定を変更することができます。 変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウにて、[テキストエディター]-[Cobol]-[タブ]を開 きます。 インデント Enter を入力した場合のインデントの扱いを指定す る。 [なし]の場合、新しい行は、インデントなしで追 加する。 201 7 Visual Studio のカスタマイズ タブ [ブロック]の場合、以下の通りとする。 新しい行を次に追加する場合には、カーソルのある 行と同じカラム位置にインデントして追加する。 新しい行を前に追加する場合には、インデントなし で追加する。 固定形式の場合、インデント設定は使用できません。 タブコードを入力した場合の扱いを指定する。 [タブサイズ]は、タブコード 1 文字に該当するバ イト数を指定します。初期状態では、8 とする。 [インデントサイズ]は、行インデント操作によっ てインデントされるバイト数を指定する。初期状態 では、4 とする。 また、タブコードを空白に置き換える場合には、[空 白の挿入]、タブコードのまま保持する場合には、 [タブの保持]を選択する。 初期状態では、「タブの保持」が選択された状態と する。 3. [タブ]プロパティページにて、設定を変更する。 4. [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合には、変更が有効になります。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 タブサイズとインデントサイズが異なる場合、行インデントを行なったあと、行インデント 解除を行なった場合、テキストの位置が正しく戻らない(インデントが正しく解除されない) 場合がありますので、注意してください。 (2) それ以外の設定 [タブ]、[フォントおよび色]以外にも編集ウィンドウに関する設定を変更することが可 能です。 変更する場合には、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウにて、[テキストエディター]-[Cobol]-[全般]を 開きます。 3. [全般]プロパティページにて、設定を変更する。 4. [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合には、変更が有効になります。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 202 7 入力候補 設定 Visual Studio のカスタマイズ [自動メンバ表示]チェックボックスを選択する と、編集中に入力候補を自動表示するかどうかを指 定する。 この機能は、使用できません。 [仮想空白文字を使用]チェックボックスを選択する と、行末より右側にもカーソルを移動することが可 能となります。 また、行末より右側に文字を挿入すると、行末から 文字の前までに空白文字が挿入されます。 [右端で折り返す]チェックボックスを選択する と、表示範囲(ウィンドウの右端)を超えた部分は、 自動的に折り返されます。 ただし、固定形式をご利用になる場合には、行番号 がつかない状態で折り返されます。 [右端で折り返し記号を表示する]チェックボック スを選択すると、長い行を 2 行目に折り返したことを 改行矢印で示します。 表示 [選択領域がない場合は、切り取りまたはコピー コ マンドを空白行に適用する]チェックボックスを選 択すると、空白行で選択領域がない場合、[切り取 り]または[コピー]コマンドを選択すると、クリ ップボードに空白行がコピーされます。なお、一連 番号のみの行の場合、空白行とはみなされないの で、空白行がコピーされるのではなく、その一連番 号のみの行がそのままコピーされます。 [行番号]チェックボックスを選択すると、テキス トの左側に行番号(相対行番号)が表示されます。 [シングルクリックでの URL ナビゲーションを有効 にする]チェックボックスを選択すると、テキスト 中に埋め込まれた URL を[Ctrl]キーを押しながら クリックしたときに、その Web ページが表示されま す。 203 7 Visual Studio のカスタマイズ 7.5 デバッグに関する設定 デバッグに関して設定することができます。但し、デバッグ機能は使用できません。 設定を変更するには、以下の手順で設定を変更します。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択します。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[デバッグ]-[全般]を開きます。 すべてのブレークポイント を削除する前に確認する 1つのプロセスがブレーク するとき、他のプロセスも ブレークする 例外が AppDomain または マネージ/ネイティブの境 界を超える場合にブレーク する アドレスレベルのデバッグ を有効にする ソースがない場合は逆アセ ンブリの表示 ブレークポイントのフィル タを有効にする 例外処理アシスタントを有 効にする 204 選択した場合、[すべてのブレークポイントの削除] コマンドを選択すると、確認メッセージが表示され ます。 選択した場合、デバッグの中断によって、アタッチ しているすべてのプロセスが中断されます。選択を 解除した場合には、[プロセス]ウィンドウに[中 断]ボタンが表示され、プロセスを選択して中断す ることが可能となります。 例外がアプリケーションドメインの境界やマネージ コードとネイティブコードの境界を越える場合に中 断できるようになります。 選択した場合、[逆アセンブル]ウィンドウを用い たデバッグが可能となります。 選択した場合、ソースがなければ、[逆アセンブル] ウィンドウが表示されます。 選択した場合、特定のプロセス、スレッド、または コンピュータだけにフィルタが影響するように、 [ブ レークポイント]ウィンドウで[フィルター]メニ ューが有効になります。 選択した場合、例外発生時に、例外を通知する[例 外]ダイアログではなく、[例外処理アシスタント] のダイアログが表示されます。 7 ハンドルされていない例外 で呼び出し履歴をアンワイ ンドする 'マイ コードのみ' 設定を 有効にする 非ユーザーオブジェクトの すべてのメンバを変数ウィ ンドウに表示する(Visual Basic のみ) 起動時にユーザー コード が見つからないとき警告 .NET Framework ソースの ステッピングを有効にする プロパティおよび演算子を ステップオーバーする(マ ネージのみ) プロパティの評価とその他 の暗黙的な関数の呼び出し を常に有効にする 変数ウィンドウのオブジェ クトに対して文字列変換関 数を呼び出す ソース サーバー サポート を有効にする ソース サーバー診断メッ セージを出力ウィンドウに 表示する ブレークポイントおよび現 在のステートメントのソー ス行全体を強調表示する 元のバージョンと完全に一 致するソース ファイルを 必要とする 出力ウィンドウの文字をす べてイミディエイトウィン ドウにリダイレクトする オブジェクトの生の構造体 を変数ウィンドウに表示す る モジュールの読み込み中に JIT 最適化を抑制する Visual Studio のカスタマイズ [呼び出し履歴] ウィンドウで、未処理の例外が発生 した前の時点に呼び出し履歴をロールバックしま す。 選択した場合、ユーザーコードだけを表示してステ ップインするようになります。 デバッガはユーザー コード ("マイ コード") だけ を表示してステップ インします。システム コード や、その他の最適化されたコードまたはデバッグ シ ンボルを持たないコードは無視されます。 選択した場合、ユーザーコード(“マイコード”) が存在しない場合に、警告を行います。 デバッグ時に .NET Framework ソース コードにス テップ インできます。 このオプションを有効にす ると、[マイ コードのみ] が自動的に無効になりま す。.NET Framework シンボルは、キャッシュの場所 へダウンロードされます。 デバッグ時にマネージ コード内のプロパティおよ び演算子にステップ インしません。 選択した場合、変数ウィンドウと[クイックウォッ チ]ダイアログでプロパティの自動評価と暗黙的な 関数の呼び出しが有効になり、フィールドを更新す ると、プロパティも更新されます。 変数ウィンドウでオブジェクトを評価するときに文 字列変換呼び出しを暗黙的に実行します。 したがっ て、結果は型名ではなく、文字列として表示されま す。 C# コードのデバッグ時にのみ適用されます。 選択した場合、Debugging Tools for Windows に含ま れる SrcSrv ソース サーバー (srcsrv.dll) からコー ドを取得します。COBOL は未サポート。 選択した場合、診断メッセージを出力ウィンドウに 表示します。COBOL は未サポート。 選択した場合、ブレークポイントおよび現在のステ ートメントが強調表示されます。COBOL は未サポー ト。 選択した場合、デバッグ中の実行可能ファイルとビ ルドしたときに使用したソースコードと現在のソー スコードが一致するかをチェックします。 コードが異なる場合、「現在のソースコードを表示 できません」というメッセージが表示され、ソース コードが表示できません。 COBOL では未サポート。 選択した場合、デバッガメッセージをイミディエイ トウィンドウに送信します。 COBOL の場合、出力メッセージのうち、例外発生の メッセージがイミディエイトウィンドウに送信され ます。 選択した場合、すべてのオブジェクトの構造体ビュ ーのカスタマイズを無効にします。 COBOL では未サポート。 選択した場合、デバッガのアタッチ時に JIT の最適化 を無効にします。 205 7 Visual Studio のカスタマイズ 起動時にシンボルが見つか らないとき警告(ネイティ ブのみ) 起動時、スクリプトデバッ グが無効な場合は警告する 選択した場合、プログラムをデバッグするときにそ のプログラムのシンボル情報がない場合は、警告を 示すダイアログ ボックスが表示されます。 選択した場合、デバッガの起動時にスクリプト デバ ッグが無効である場合に警告ダイアログ ボックス が表示されます。 IL 変換を通じてミニダンプ デバッグを行うときは、関 数評価を有効にます(マネ ージのみ) 並列スタックの図を上下逆 に表示 選択した場合、マネージ ダンプをデバッグするとき に、デバッガが IL オペコードを解釈して関数評価 をシミュレートできるようにします。 3. 選択した場合、スタックを [並列スタック] ウィンド ウに表示する方向を制御します。 [OK]ボタンを選択します。 [OK]ボタンを選択した場合に、Visual Studio 全般に適用されます。 [キャンセル]ボタンを選択した場合には、変更されません。 上記以外は、MSDN のヘルプ「[全般]([オプション]ダイアログボックス-[デバッグ])」 を参照してください。 206 8 8 ツール ツール この章では、Visual Studio に統合された COBOL 開発環境で利用可能なメニュー項目 について説明します。説明している項目以外は、保証外とします。 207 8 ツール 8.1 既存 COBOL 資産のインポート 既存COBOL資産のインポートは、既存MFAのプロジェクトファイル(*.hcpr)からCOBOL開 発環境のプロジェクトファイル(*.neccblproj)への変換を行います。 インポートするには、あらかじめ、インポート対象格納ディレクトリへ、既存COBOL資産を 格納しておく必要があります。概要については、「1.4MFAからの移行手順の概略」を参照して ください。 既存COBOL資産のインポートは、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[既存COBOL資産のインポート]を選択します。 2. インポート対象格納ディレクトリを指定します。以下のディレクトリを指定してください。 ・ MFA プロジェクトファイル格納ディレクトリ名 パスを直接入力するか、参照ボタンを押下して、フォルダーの参照ダイアログでパス を指定します。指定したディレクトリ配下のプロジェクトファイルは階層を問わずすべ て取得します。ディレクトリ指定は相対パスを設定可能です。 プロジェクトファイルと同じディレクトリ以外に参照しているファイルがある場合、ファイ ル種別に応じて以下の入力項目に外部ディレクトリを指定する必要があります。 ・ COBOL ソース格納ディレクトリ名 ・ 登録集原文格納ディレクトリ名 ・ COBOL/S マクロ マクロオブジェクト登録ディレクトリ名 ・ GMP マクロ格納ディレクトリ名 ・ リンクライブラリ格納ディレクトリ名 これらのディレクトリは COBOL 開発環境のプロジェクトファイル中に、それぞれの参 照先ディレクトリとして記録されます。 208 8 ツール パスを直接入力するか、参照ボタンを押下して、ディレクトリの参照ダイアログでパス を指定します。 セミコロンによる区切りにより手入力の複数指定可とします。既に指定されて いる場合に[参照]ダイアログでディレクトリを指定した場合は、入力欄は上書きされま す。 3. インポート対象格納ディレクトリを指定します。以下のディレクトリを指定してください。 ・ COBOL プロジェクトファイル格納ディレクトリ名 パスを直接入力するか、参照ボタンを押下して、フォルダーの参照ダイアログでパス を指定します。 ディレクトリ指定は相対パスを設定できます。 [実行]ボタンを選択すると、簡易チェックが行われ、確認ダイアログが表示されます ので[OK]を選択します。 [キャンセル]ボタンを選択すると、インポートは行われません。 インポート実行中およびインポート処理結果は「インポート状況」ダイアログ画面に表 示されます。確認後、[閉じる]ボタンを選択し、画面を閉じます。 同時に実行ログとして新プロジェクトディレクトリ直下にインポート時のログファイルが 出力されます。ログファイルの自動削除などは行われませんので、利用者にて整理 を行ってください。ログファイル名の形式は以下のようになっています。 インポート時のログファイル名 COBOL_Import_(yyyymmdd_hhmmss).log 説明 yyyymmdd_hhmmss はログ取得終了時刻 を表します。 209 8 ツール 注意事項 以下のコンパイルオプションは、インポートを行っても、移行されませんので注意してくだ さい。 ・符号なし外部 10 進数に含まれる重ね符号の値を補正する[-Cp] ・インポートを行うと MFA プロジェクトのディレクトリ配下のファイルを COBOL プロジェ クトのディレクトリ配下にコピーします。登録集原文ファイルなどが MFA プロジェクトのデ ィレクトリ配下に存在する場合、インポート後に適切に配置してください。 ・「;」を含むディレクトリは指定しないでください。指定された場合、インポートが失敗す る場合があります。 210 8 ツール 8.2 コードスニペットマネージャー コードスニペットの追加、削除は、以下の手順で行います。 1. [ツール]-[コードスニペットマネージャー]を選択する。 2. [言語]ドロップダウンリストから「Cobol」を選択する。 3. [コードスニペットマネージャー]ウィンドウの[追加]ボタンを選択すると、[コードスニ ペットディレクトリ]ダイアログが表示され、フォルダーを選択するとそのフォルダーが 追加される。 4. アイテムを選択した状態で、[コードスニペットマネージャー]ウィンドウの[削除]ボタ ンを選択すると、そのアイテムを削除することができる。 5. [コードスニペットマネージャー]ウィンドウの[インポート]ボタンを選択すると、ファイ ル選択ダイアログが表示され、スニペットを追加登録することができる。 不正なスニペットをインポートすると、「選択されたスニペットコードは有効ではありま せん」というエラーとなる。 6. [OK]ボタンを選択すると、追加、削除の内容が反映されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、追加、削除はされません。 コードスニペットを作成するには、MSDN のヘルプ「方法 : 基本的なコード スニペットの 作成」を参照してください。 211 8 ツール 8.3 拡張機能マネージャー Visual Studio の拡張機能を管理することができます。 COBOL 開発環境は、以下の拡張機能がインストールされています。 ・ CobolGuideLine ・ cobolmenu ・ CobolToolOption これらの拡張機能をアンインストールしないでください。 詳細は、MSDN のヘルプ「方法: Visual Studio のツールと拡張機能をインストールまたは削除 する」を参照してください。 212 8 ツール 8.4 マクロ Visual Studio の操作をマクロ化して管理することができます。 詳細は、MSDN のヘルプ「Visual Studio のマクロ」を参照してください。 213 8 ツール 8.5 設定のインポートとエクスポート Visual Studio では、環境設定された内容をファイルにエクスポートしたり、エクスポートした ファイルからインポートしたり、既定の設定状態にリセットしたりすることができます。 実行する場合、[ツール]-[設定のインポートとエクスポート]コマンドを選択すると、 以下のようなウィザードが表示されます。 以後は、実行する操作を選択して、[次へ]ボタンを選択します。 なお、[設定のインポートとエクスポート ウィザード]において、[キャンセル]ボタンを 選択すると、設定のインポートとエクスポートは行なわれません。 8.5.1 設定のエクスポート 設定のエクスポート手順を説明します。 1. [設定のインポートとエクスポート ウィザードへようこそ]のダイアログで[選択された 環境設定をエクスポート]を選択し、[次へ]ボタンを選択すると、以下のようなダイア ログが表示されます。 214 8 ツール COBOL としての設定をエクスポートする場合には、[テキストエディター]配下の [COBOL]をチェックしてください。 2. [エクスポートする設定を指定してください]リストボックスにて、エクスポートする設定 を個別に選択します。 問題がなければ、[次へ]ボタンを選択します。 3. 続いて、表示される[設定ファイルの名前]ダイアログにて、設定ファイルの名前をし ます。 [設定ファイルの名前を指定してください]と[設定を次のディレクトリに格納する]を選 択します。 215 8 ツール 初期状態では、「マイドキュメント」配下の Visual Studio 2010¥Settings フォルダの Exported(現在の日付).vssettings になります。その日にエクスポートしたことがある場 合には、日付の後ろに数字を付加することによってマングリングが行なわれます。 問題がなければ、[完了]ボタンを選択します。 4. エクスポート処理が実行され、結果が[エクスポートの完了]ダイアログにて表示され ます。 結果を確認し、[閉じる]ボタンを選択し、ダイアログを終了します。 8.5.2 設定のインポート 設定のインポート手順を説明します。 1. [設定のインポートとエクスポート ウィザードへようこそ]のダイアログで[選択された 環境設定をインポート]を選択し、[次へ]ボタンを選択すると、以下のようなダイアロ グが表示されます。 216 8 2. ツール [現在の設定の保存]ダイアログにて、行う操作を選択します。 [はい、現在の設定を保存します]を選択する場合には、[設定ファイル名]と[設定を 次のディレクトリに格納する]を選択します。 初期状態では、「マイドキュメント」配下の Visual Studio 2010¥Settings フォルダの CurrentSettings(現在の日付).vssettings になります。その日にエクスポートしたことが ある場合には、日付の後ろに数字を付加することによってマングリングが行なわれま す。 [いいえ、現在の設定を上書きして新しい設定をインポートします]を選択する場合に は、現在の設定を上書きしますので、保存されません。 設定に問題がなければ、[次へ]ボタンを選択します。 3. 続いて、表示される[インポートする設定コレクションの選択]ダイアログにおいて、イ ンポートする設定コレクションを指定します。 217 8 ツール [インポートする設定コレクションを指定してください]リストボックスからインポートする 設定を選択します。[既定の設定]のほかに、以前にエクスポートした環境設定が[ユ ーザーの設定]配下にリストされます。 また、[参照]ボタンを選択して表示されるファイル選択用ダイアログにて、設定を選 択することもできます。 問題がなければ、[次へ]ボタンを選択します。 4. 続いて、表示される[インポートする設定の選択]ダイアログにて、インポー トする設定を指定します。 218 8 ツール [インポートする設定を指定してください]リストボックスにてインポートする設定を個別 に選択します。 COBOL の設定をインポートする場合には、[テキストエディター]配下の[COBOL]を チェックするようにしてください。 問題がなければ、[完了]ボタンを選択します。 5. インポート処理が実行され、結果が[インポートの完了]ダイアログにて表示されま す。 結果を確認し、[閉じる]ボタンを選択し、ダイアログを終了します。 8.5.3 設定のリセット 設定のリセット手順を説明します。 1. [設定のインポートとエクスポート ウィザードへようこそ]のダイアログで[すべての設 定をリセット]を選択し、[次へ]ボタンを選択すると、以下のようなダイアログが表示さ れます。 219 8 ツール 2. [現在の設定の保存]ダイアログにて、行う操作を選択します。 [はい、現在の設定を保存します]を選択する場合には、[設定ファイル名]と[設定を 次のディレクトリに格納する]を選択します。 初期状態では、「マイドキュメント」配下の Visual Studio 2005¥Settings フォルダの CurrentSettings(現在の日付).vssettings になります。その日にエクスポートしたことが ある場合には、日付の後ろに数字を付加することによってマングリングが行なわれま す。 [いいえ、現在の設定を上書きして新しい設定をリセットします]を選択する場合には、 現在の設定を上書きしますので、保存されません。 設定に問題がなければ、[次へ]ボタンを選択します。 3. [次へ]ボタンを選択すると、[設定の既定のコレクションの選択]ダイアログが表示さ れます。ダイアログにて[リセット先の設定コレクションを指定してください]リストボック スが表示され、リセットする設定を選択します。 [完了]ボタンを選択します。 220 8 4. ツール リセット処理が実行され、結果が[リセットの完了]ダイアログにて表示されます。 結果を確認し、[閉じる]ボタンを選択し、ダイアログを終了します。 221 8 ツール 8.6 外部ツールの登録 Visual Studio では、外部ツールを簡単に呼び出せるように登録しておくことが可能です。 1. [ツール]-[外部ツール]コマンドを選択すると、以下のようなダイアログが表示され ます。 2. [ツール]メニューから呼び出せるようにコマンドを登録する場合には、[追加]ボタン を選択します。 3. メニューに表示される文字列を[タイトル]テキストボックスに入力します。 4. 実行するコマンドを[コマンド]テキストボックスに入力します。テキストボックスの右に あるボタンで実行ファイルを選択することも可能です。 5. 実行するコマンドに対して、引数を必要とする場合には、[引数]テキストボックスに入 力します。テキストボックスの右にある右三角のボタンを選択すると、実行時に変換さ れるマクロが選択できます。 例えば、プロジェクトの出力ファイルの場合、「ターゲットパス」を選択してください。 6. 実行時の初期フォルダがある場合には、[初期ディレクトリ]テキストボックスに入力し ます。 7. 出力ウィンドウを使用する場合には、[出力ウィンドウを使用]をチェックします。その 場合には、[Unicode で出力を処理する]が選択可能となります。一方、[終了時にウ ィンドウを閉じる]は選択不可となります。 8. 起動時に引数を入力する場合には、[起動時に引数を入力する]をチェックします。 9. [OK]ボタンを選択すると、設定内容を登録されます。 [キャンセル]ボタンを選択すると、設定内容は登録されません。 222 8 ツール 登録方法などの詳細は、MSDN のヘルプ「方法: Visual Studio から外部ツールを実行する」を 参照してください。 223 9 資産管理 9 資産管理 この章では、Visual Studio SourceSafe による、資産管理について説明します。 224 9 資産管理 9.1 Visual SourceSafe を利用した版管理 9.1.1 Visual SourceSafe の概要 Visual SourceSafe は、ファイルバージョン管理システムであり、Visual Studio の系列製品です。 Visual Studio の統合開発環境に組み込むことで、Visual Studio の様々な機能と一体的に利用で きます。 Visual SourceSafe 機能を、以下に示す。 ・ ・ ・ ・ データベース(ソースコード等の情報をまとめて記録するファイル)を用いて、 ソリューション、プロジェクト、ファイルのバージョン管理を行う。 複数人開発の場合で、他の人の変更を古いバージョンで上書きし、ファイルを 紛失する事故を防ぐ。 ファイルの変更履歴を保管し、任意の時点のバージョンに戻すことが可能であ る。 ファイルリリースにおける分岐、共有、マージ(コードの統合)が可能である。 Visual SourceSafe を利用するには、Visual SourceSafe のオプション設定が必要です。詳細は Visual SourceSafe のヘルプを参照してください。 9.1.2 ファイル管理の設定 Visual Studio 2010 から Visual SourceSafe を利用するには、以下の手順で設定します。 1. [ツール]-[オプション]コマンドを選択する。 2. 表示された[オプション]ウィンドウの[ソース管理]-[プラグインの選択]を開きます。 現在のソース管理プラグインに Microsoft Visual SourceSafe を選択します。 3. [オプション]ウィンドウの[ソース管理]-[環境]を開きます。必要に応じて設定を行 ってください。 225 9 資産管理 4. [オプション]ウィンドウの[ソース管理]-[プラグインの設定]を開きま す。[詳細設定]を選択します。 5. Visual SourceSafe オプション画面が表示されますので、必要に応じて設定を行って ください。詳細については、Visual SourceSafe のヘルプを参照してください。[OK]ボ タンを選択すると設定を完了し、画面を閉じます。[キャンセル]ボタンを選択すると、 設定は反映されずに画面を閉じます。 226 9 6. 資産管理 [オプション]ウィンドウの設定を確定するには、[OK]を選択します。[オプション]ウィ ンドウの設定変更を無効にするには、[キャンセル]を選択します。 227 9 資産管理 9.1.3 ファイル管理の開始 プロジェクトの新規追加時にファイル管理を開始するには プロジェクトの新規追加時にファイル管理を開始するには以下の手順で設定します。 1. [ファイル]-[新規作成]-[プロジェクト]コマンドを選択します。表示された[新しい プロジェクト]ウィンドウ「ソース管理に追加」チェックボックスのチェックオンで、OK ボ タン押下。 2. Visual SourceSafe ログオンダイアログでユーザ、パスワードを入力し、データベース を選択し、OK ボタン選択します。 3. Visual SourceSafe に追加ダイアログでプロジェクト保存先を選択し、任意でプロジェ クト名を入力し、OK ボタンを選択します。 4. ソリューション及び配下のファイルのアイコンに、 マークが付与され、Visual SourceSafe の管理対象になったことが確認できます。 ソリューションエクスプローラーからファイル管理を開始するには 1. ソリューションエクスプローラーで、ソリューションファイルまたは、ソリューション配下 のファイルを右クリックし、コンテキストメニューの「ソリューションをソース管理に追加」 を選択します。 228 9 2. 資産管理 Visual SourceSafe ログオンダイアログでユーザー、パスワードを入力し、データベー スを選択し、OK ボタン押下します。 3. Visual SourceSafe に追加ダイアログでプロジェクト保存先を選択し、任意でプロジェ クト名を入力し、OK ボタン押下します。 4. ソリューション及び配下のファイルのアイコンに、 マークが付与され、Visual SourceSafe の管理対象になったことが確認できます。 注意事項 ソリューションをソース管理に追加する時、以下のメッセージが表示される場合があります。 このような場合、「すべてのファイルをスキップ」を選択してください。 9.1.4 ファイルを管理する Visual Studio 2010 から Visual SourceSafe を利用するには、以下の手順で設定します。 1. Visual Studio 2010 のソリューションエクスプローラーから、Visual SourceSafe 管理対 象であるソースファイルを右クリックし、コンテキストメニューの「編集用にチェックアウ ト」を選択します。チェックアウト状態(対象ファイルのアイコンに、 マークが付与)に なります。 229 9 資産管理 2. Visual SourceSafe 管理のソリューションまたはプロジェクト内に新規ファイル追加する と、そのファイルは Visual SourceSafe へ新規追加対象( マーク)になります。 3. 以下に、Visual Studio 2010 のメニューバー[ファイル]-[ソース管理]のサブメニュー を示します。 下位ファイルがある場合のメニュー一覧 操作 230 説明 最新バージョンの取得 (再帰) Visual SourceSafe データベースに 登録されている、対象ファイルの 最新バージョンを取得、または、 配下のファイルも再帰的に取得し ます。 取得 選択したファイルの Visual 9 資産管理 SourceSafe 上の最新バージョンフ ァイルを取得します。 取得する際に、ローカルファイル に対して取得するファイルで「置 換」、「マージ」 、「変更しない」 を選択可能です。 編集用にチェックアウ ト 対象のファイルを明示的にチェッ クアウトします。 チェックイン状態( マーク)のファ イルに対して実行可能です。 チェックイン チェックアウトしたファイルを Visual SourceSafe データベースの バージョン管理に登録します。チ ェックアウト状態( マーク)新規追 加( マーク)のファイルに対して実 行可能です。 チェックアウトの取り 消し 選択したソリューション配下にあ るチェックアウト状態のファイル に対し、チェックアウトの取り消 しが可能です。「チェックアウト の取り消し」ダイアログで、チェ ックアウトを取り消す項目を選択 し、チェックアウトの取り消しボ タンを押下します。対象ファイル が、チェックアウト前の状態に戻 ります。 履歴の表示 選択したファイルの Visual SourceSafe に登録されているバー ジョンの履歴を表示します。 ステータスの更新 Visual SourceSafe から最新の更新 情報を取得します。 共有 選択したファイルを共有します。 比較 ローカルに現在保持しているファ イルと、Visual SourceSafe 上のファ イルを比較し、相違点を表示しま す。 SourceSafe のプロパテ ィ 選択したファイルの Visual SourceSafe に関する設定情報を表 示します。 ソース管理の変更 ソリューションまたはプロジェク トの Visual SourceSafe への接続/切 断の切り替えや、バインドの登録 解除を行います。 Microsoft Visual SourceSafe を起動 Visual SourceSafe エクスプローラ ーを起動します。 231 9 資産管理 下位ファイルがない場合のメニュー一覧 操作 説明 ‘ファイル名’ の最新バ ージョンを取得 Visual SourceSafe データベースに 登録されている、対象ファイルの 最新バージョンを取得します。 ‘ファイル名’ を取得 選択したファイルの Visual SourceSafe 上の最新バージョンフ ァイルを取得します。 取得する際に、ローカルファイル に対して取得するファイルで「置 換」、「マージ」、「変更しない」 を選択可能です。 編集用にチェックアウ ト 対象のファイルを明示的にチェッ クアウトします。 チェックイン状態( マーク)のファ イルに対して実行可能です。 232 ‘ファイル名’ をチェッ クイン チェックアウトしたファイルを Visual SourceSafe データベースの バージョン管理に登録します。チ ェックアウト状態( マーク)新規追 加( マーク)のファイルに対して実 行可能です。 ‘ファイル名’ のチェッ クアウトを取り消す チェックアウト状態( マーク)のフ ァイルに対し、チェックアウトの 取り消しが可能です。「チェック アウトの取り消し」ダイアログ で、チェックアウトを取り消す項 目を選択し、チェックアウトの取 り消しボタンを押下します。対象 ファイルが、チェックアウト前の 状態に戻ります。 履歴の表示 選択したファイルの Visual SourceSafe に登録されているバー ジョンの履歴を表示します。 ソース管理から ‘ファ イル名’ を除外 対象のファイルを Visual SourceSafe の管理から外します。 Visual SourceSafe データベース上 の情報も削除します。 ステータスの更新 Visual SourceSafe から最新の更新 情報を取得します。 共有 選択したファイルを共有します。 比較 ローカルに現在保持しているファ イルと、Visual SourceSafe 上のファ 9 資産管理 イルを比較し、相違点を表示しま す。 SourceSafe のプロパテ ィ 選択したファイルの Visual SourceSafe に関する設定情報を表 示します。 ソース管理の変更 ソリューションまたはプロジェク トの Visual SourceSafe への接続/切 断の切り替えや、バインドの登録 解除を行います。 Microsoft Visual SourceSafe を起動 Visual SourceSafe エクスプローラ ーを起動します。 233 付録 付録 付録A コードスニペット仕様 付録B テンプレート 付録C 用語解説 付録C ビルドサーバーの設定 234 付録 付録A 付録A.1 コードスニペット仕様 コードスニペット機能にて提供するコードスニペット仕様 V2.0 でサポートするコードスニペット機能について、提供するコードスニペットの仕様を以 下にまとめます。 付録A.2 スニペットのメニュー構成 以下にスニペットのメニュー階層を示します。(実際のメニューの順序は、Unicode の昇順と なります。) ・ ソース単位 ¾ プログラム定義 ¾ 関数定義 ¾ クラス定義 ¾ メソッド定義 プロパティメソッド定義 メソッド定義 ・ 原始文操作 ¾ COPY 文 ¾ COPY REPLACING 文 ¾ REPLACE 文 ・ 環境部 ¾ ¾ 入出力節 入出力節見出し 順ファイル CSV ファイル 構成節 構成節見出し 翻訳用計算機段落 235 付録 実行用計算機段落 特殊名段落 z 特殊名段落見出し z 機能名定義 z 装置名定義 z 符号系名定義 z 記号文字定義 z 字類名定義 z 通貨記号定義 z 小数点定義 リポジトリ段落 z リポジトリ段落見出し z クラス指定子 z プロパティ指定子 z 関数指定子 ・ データ部 ¾ ¾ 236 ファイル節 ファイル節見出し FD 項 FD 項(LINAGE 付き) データ記述項 英字項目 英数字項目 2 進項目 編集項目 集団項目 集団項目(反復項目) 集団項目(可変反復項目) 付録 指標項目 日本語項目 オブジェクト参照項目 内部 10 進項目 ポインタ項目 内部ブール項目 ・ 手続き部 ¾ ¾ ¾ 宣言部分 宣言部分見出し I/O USE 手続き 算術文と転記文 ADD ADD CORR COMPUTE DIVIDE DIVIDE REMAINDER INITIALIZE MOVE MOVE CORR MULTIPLY ON SIZE ERROR 指定 SUBTRACT SUBTRACT CORR SET z 指標増減 z SET 設定先 TO 設定元 z TRUE 設定 制御文 237 付録 CALL CANCEL CONTINUE EVALUATE GOBACK GO TO GO TO DEPENDING IF STOP 定数 STOP RUN INVOKE z ¾ 238 インスタンス生成 そと PERFORM z 手続き呼び出し z 繰り返し回数指定 z 繰り返し終了条件指定 z 繰り返しの開始値・終了値指定 うち PERFORM z 繰り返し回数指定 z 繰り返し終了条件指定 z 繰り返しの開始値・終了値指定 EXIT z EXIT z EXIT FUNCTION z EXIT METHOD z EXIT PERFORM z EXIT PROGRAM 少量入出力文 付録 ¾ ¾ ACCEPT ACCEPT 日付 DISPLAY DISPLAY(改行なし) 入出力文 AT END 指定 CLOSE OPEN READ READ(INTO 指定) REWRITE REWRITE(FROM 指定) WRITE WRITE(改行指定付き) WRITE(改頁指定付き) WRITE(FROM 指定) 文字列操作文 INSPECT(変換) INSPECT(置換) INSPECT(計数) STRING UNSTRING REPLACING 指定 z ALL z CHARACTERS z FIRST z LEADING TALLYING 指定 239 付録 ¾ 付録A.3 z FOR ALLS z FOR CHARACTERS z FOR LEADING 表操作文 SEARCH SEARCH ALL スニペットの詳細 (1) スニペットファイルの格納場所 システム上のパスの表記には、以下の環境変数を用います。 %InstallRoot% : Visual Studio のインストールディレクトリ %LCID% : Locale ID(日本語の場合 1041、英語の場合 1033) スニペットの格納場所は「%InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥」配下です。 例)Visual Studio が既定値のシステムドライブにインストールされており、日本語 用をインストールする場合、格納場所は「C:¥Program Files¥Microsoft Visual Studio 10.0¥Cobol¥Snippets¥1041¥」配下となります。 (2) 形式説明 (a) インデックス用 SnippetsIndex.xml の説明である。 システム上のパス (DirPath 要素) メニュー表記 (LocalizedName 要素) 階層とファイルシステム上のパスとの対応を示す。 スニペットのメニューでの表記を示す。 (b) スニペット用 以下にコードスニペットの定義で使用する表の形式について示す。 メニュー表示用のタイトルを記述する。(Title 要素) ファイル名 スニペットファイルのファイル名を記述する。 なお、ファイル名は、スニペットインストール先(※ 1)からの相対パスで示す。 説明(Description 要素) 何の構文のコードスニペットかを記述する。 種別 コードスニペットの種別を記述する。 Expansion:単純に挿入する。 SurroundWith:選択されたブロックを取り囲んで展 240 付録 開する。(未使用) Refactoring:リファクタリングして挿入する。(未使 用) 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012←カラムメジャ ー テンプレートソース行 ・ 強調表示部分(手直しが必要な部分)は網掛け(※2)する。 ・ 強調表示部分と連動する部分は で囲む。 ・ 決定後のカーソル位置は下線で示す。 (この下線の箇所に A.4(2)(c)で示す$end$を記述する) ・ 行の終わりで、かつ改行コードがない場合には、行継続を意 味する¥で示す。 つまり、行末に¥がない場合、改行コードがあるとみなす。 強調表示部分 網掛けでバルーン表示する説明を記述する。 : ※2 強調表示(網掛け) →強調表示(網掛け)の意味については A.4(2)(c)を参照のこと。 (3) ソース単位 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥SourceGroup ソース単位 (a) プログラム定義 メニュー表示用のタイトルを記述する。(Title 要素) Cobol¥SourceGroup¥Program.snippet ファイル名 説明 プログラム定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 IDENTIFICATION DIVISION. PROGRAM-ID. プログラム名. ENVIRONMENT DIVISION. DATA DIVISION. WORKING-STORAGE SECTION. LOCAL-STORAGE SECTION. LINKAGE SECTION. PROCEDURE DIVISION. END PROGRAM プログラム名 . プログラム名 定義するプログラムの名前を指定します。 (b) 関数定義 関数定義 Cobol¥SourceGroup¥Function.snippet ファイル名 説明 関数定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 IDENTIFICATION DIVISION. FUNCTION-ID. 利用者定義関数名. 241 付録 ENVIRONMENT DIVISION. DATA DIVISION. WORKING-STORAGE SECTION. LOCAL-STORAGE SECTION. LINKAGE SECTION. 01 返却項目 データ記述 . PROCEDURE DIVISION RETURNING 返却項目 . 利用者定義関数名 END FUNCTION . 利用者定義関数名 定義する利用者定義関数の名前を指定します。 返却項目 返却項目の名前を指定します。 データ記述 返却項目のデータ型属性を指定します。 (c) クラス定義 クラス定義 Cobol¥SourceGroup¥Class.snippet ファイル名 説明 クラス定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 IDENTIFICATION DIVISION. CLASS-ID. クラス名 AS ‘外部公開名’ INHERITS スーパクラス名. ENVIRONMENT DIVISION. CONFIGURATION SECTION. REPOSITORY. スーパクラス名 AS ‘外部公開名’. CLASS IDENTIFICATION DIVISION. FACTORY. DATA DIVISION. WORKING-STORAGE SECTION. PROCEDURE DIVISION. END FACTORY. IDENTIFICATION DIVISION. OBJECT. DATA DIVISION. WORKING-STORAGE SECTION. PROCEDURE DIVISION. END OBJECT. END CLASS クラス名 クラス名 外部公開名 スーパクラス名 外部公開名 . 定義するクラスの名前を指定します。 定義するクラスの外部に公開する名前を指定します。 定義するクラスの継承元となるスーパクラスの名前 を指定します。 継承元となるスーパクラスの外部公開名を指定しま す。 (d) メソッド定義 システム上のパス 242 %InstallRoot%¥COBOL¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥SourceGroup¥Method 付録 メニュー表記 メソッド定義 z プロパティメソッド定義 プロパティメソッド定義 Cobol¥SourceGroup¥Method¥PropertyMethod.snippet ファイル名 説明 プロパティメソッド定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 IDENTIFICATION DIVISION. METHOD-ID. GET PROPERTY プロパティ名 OVERRIDE. ENVIRONMENT DIVISION. DATA DIVISION. LOCAL-STORAGE SECTION. LINKAGE SECTION. 01 LS-RETURN データ記述. PROCEDURE DIVISION RETURNING LS-RETURN. END METHOD. IDENTIFICATION DIVISION. OVERRIDE METHOD-ID. SET PROPERTY プロパティ名 DATA DIVISION. LOCAL-STORAGE SECTION. LINKAGE SECTION. データ記述 01 LS-VALUE . PROCEDURE DIVISION USING BY VALUE LS-VALUE. END METHOD. プロパティ名 OVERRIDE . 定義するプロパティの名前を指定します。 オーバーライドする場合に指定します。 該当しない場合にはこの記述を削除してください。 プロパティのデータ型を指定します。 データ記述 z メソッド定義 メソッド定義 Cobol¥SourceGroup¥Method¥Method.snippet ファイル名 説明 メソッド定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 IDENTIFICATION DIVISION. METHOD-ID. メソッド名 OVERRIDE . ENVIRONMENT DIVISION. DATA DIVISION. LOCAL-STORAGE SECTION. LINKAGE SECTION. PROCEDURE DIVISION. END METHOD メソッド名 OVERRIDE メソッド名 . 定義するメソッドの名前を指定します。 オーバーライドする場合に指定します。 該当しない場合にはこの記述を削除してください。 243 付録 (4) 原始文操作 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥SourceTextManipulation 原始文操作 (a) COPY 文 COPY 文 Cobol¥SourceTextManipulation¥Copy.snippet ファイル名 説明 COPY 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 COPY 原文名 IN 登録集名. 原文名 登録集名 登録集原文ファイルを指定します。拡張子を付けずに 引用符で囲まずに指定するか、拡張子を付けて引用符 で囲んで指定します。 登録集原文ファイルが格納されているフォルダの名 前が指定されている環境変数名を指定します。 (b) COPY REPLACING 文 COPYREPLACING 文 Cobol¥SourceTextManipulation¥CopyReplacing.snippet ファイル名 説明 COPYREPLACING 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 COPY 原文名 IN 登録集名 REPLACING ==置換される原文== BY ==置換する原文==. 原文名 登録集原文ファイルを指定します。拡張子を付けずに 引用符で囲まずに指定するか、拡張子を付けて引用符 で囲んで指定します。 登録集名 登録集原文ファイルが格納されているフォルダの名 前が指定されている環境変数名を指定します。 置換される原文 置換される原文を指定します。 置換する原文 置換する原文を指定します。 (c) REPLACE 文 REPLACE 文 Cobol¥SourceTextManipulation¥Replace.snippet ファイル名 説明 REPLACE 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 REPLACE ==置換される原文== BY ==置換する原文==. 置換される原文 置換する原文 置換される原文を指定します。 置換する原文を指定します。 (5) 環境部 システム上のパス メニュー表記 244 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥¥Environment 環境部 付録 (a) 入出力節 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Environment¥IO 入出力節 z 入出力節見出し 入出力節見出し Cobol¥Environment¥IO¥Caption.snippet ファイル名 説明 入出力節の見出しのコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 INPUT-OUTPUT SECTION. FILE-CONTROL. _\ z 順ファイル 順ファイル Cobol¥Environment¥IO¥SequentialFile.snippet ファイル名 説明 順ファイルの環境部指定のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SELECT ファイル名 ASSIGN TO 内部ファイル識別子指定/物理ファイル名指定 ACCESS MODE IS SEQUENTIAL FILE STATUS IS 入出力状態 ORGANIZATION IS SEQUENTIAL. ファイル名 プログラム内で使用するファイル名を指定します。 内部ファイル 内部ファイル識別子をそのままあるいは引用符で囲んで指定しま 名識別子指定/ す。または物理ファイル名を保持する英数字項目を指定します。 物理ファイル 名指定 入出力状態 入出力状態を受け取るデータ項目の名前を指定します。 z CSV ファイル CSV ファイル Cobol¥Environment¥IO¥CSVFile.snippet ファイル名 説明 CSV ファイルの環境部指定のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SELECT ファイル名 ASSIGN TO 内部ファイル識別子指定/物理ファイル名指定 ACCESS MODE IS SEQUENTIAL FILE STATUS IS 入出力状態 ORGANIZATION IS LINE SEQUENTIAL WITH CSV. ファイル名 プログラム内で使用するファイル名を指定します。 内部ファイル 内部ファイル識別子をそのままあるいは引用符で囲んで指定しま 名識別子指定/ す。または物理ファイル名を保持する英数字項目を指定します。 物理ファイル 名指定 入出力状態 入出力状態を受け取るデータ項目の名前を指定します。 245 付録 (b) 構成節 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Environment¥Configuration 構成節 z 構成節見出し 構成節見出し Cobol¥Environment¥Configuration¥Caption.snippet ファイル名 説明 構成節の見出しのコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 CONFIGURATION SECTION. _\ z 翻訳用計算機段落 翻訳用計算機段落 Cobol¥Environment¥Configuration¥SourceComputer.snippet ファイル名 説明 翻訳用計算機段落のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SOURCE-COMPUTER. 計算機名 WITH DEBUGGING MODE. 計算機名 WITH DEBUGGING MODE 翻訳単位を翻訳する計算機を指定します。 デバッグ行のデバッグ指示子を空白として翻訳する場合に指定し ます。空白とせず注記行として翻訳する場合は削除してください。 z 実行用計算機段落 実行用計算機段落 Cobol¥Environment¥Configuration¥ObjectComputer.snippet ファイル名 説明 実行用計算機段落のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 OBJECT-COMPUTER. 計算機名 PROGRAM COLLATING SEQUENCE IS 符号系名. 計算機名 実行モジュールを実行する計算機を指定します。 符号系名 照合順序を定義する符号系を指定します。 z 特殊名段落 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Environment¥Configuration¥SpecialNames 特殊名段落 y 特殊名段落見出し 特殊名段落見出し Cobol¥Environment¥Configuration¥SpecialNames¥Caption.snippet ファイル名 説明 特殊名段落の見出しのコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SPECIAL-NAMES. 246 付録 _\ y 機能名定義 機能名定義 Cobol¥Environment¥Configuration¥SpecialNames¥FunctionName.snippet ファイル名 説明 機能名定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 機能名 IS 呼び名 _\ 機能名 呼び名 CSP、C01、C02、・・・、C12 から選択します。 WRITE 文の ADVANCING 指定で使用する名前を指定します。 y 装置名定義 装置名定義 Cobol¥Environment¥Configuration¥SpecialNames¥DeviceName.snippet ファイル名 説明 装置名定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 装置名 IS 呼び名 _\ 装置名 呼び名 SYSIN、SYSOUT、STDIN、STDOUT、STDERR、CONSOLE およ び GDD から指定します。 ACCEPT 文や DISPLAY 文で使用する名前を指定します。 y 符号系名定義 符号系名定義 Cobol¥Environment¥Configuration¥SpecialNames¥CodeName.snippet ファイル名 説明 符号系名定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 ALPHABET 符号系名 IS コード名 _\ 符号系名 コード名 プログラムで使用する文字符号系の名前を指定します。 NATIVE、STANDARD-1、STANDARD-2、EBCDIC、EBCDIK か ら指定します。 y 記号文字定義 記号文字定義 Cobol¥Environment¥Configuration¥SpecialNames¥SymbolicCharacters.snippet ファイル名 説明 記号文字定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SYMBOLIC CHARACTERS 記号文字名 IS 順序位置 IN 符号系名 _\ 記号文字名 定義する記号文字(表意定数)の名前を指定します。 順序位置 記号文字の表す文字の符号系内での位置(先頭文字は1)を指定し ます。 符号系名 符号系名を指定します。 y 字類名定義 字類名定義 247 付録 Cobol¥Environment¥Configuration¥SpecialNames¥ClassName.snippet ファイル名 説明 字類名定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 CLASS 字類名 IS 文字指定の並び _\ 字類名 文字指定の並 び 定義する字類の名前を指定します。 字類を構成する文字の集合を指定します。文字の順序位置を示す 整数、 '文字'、または'文字' THROUGH '文字'の並びを指定します。 y 通貨記号定義 通貨記号定義 Cobol¥Environment¥Configuration¥SpecialNames¥CurrencySign.snippet ファイル名 説明 通貨記号定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 CURRENCY SIGN IS '通貨記号文字' _\ 通貨記号文字 通貨編集用記号(PICTURE 文字列中で通貨記号として使用する文 字)を指定します。 y 小数点定義 小数点定義 Cobol¥Environment¥Configuration¥SpecialNames¥DecimalPoint.snippet ファイル名 説明 小数点定義のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 DECIMAL-POINT IS COMMA _\ z リポジトリ段落 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Environment¥Configuration¥Repository リポジトリ段落 y リポジトリ段落見出し リポジトリ段落見出し Cobol¥Environment¥Configuration¥Repository¥Caption.snippet ファイル名 説明 リポジトリ段落の見出しのコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 REPOSITORY. _\ y クラス指定子 クラス指定子 Cobol¥Environment¥Configuration¥Repository¥ClassSpecifier.snippet ファイル名 説明 クラス指定子のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 CLASS クラス名 AS '外部公開名'. 248 付録 クラス名 外部公開名 参照するクラスのプログラム内で使用する名前を指定します。 参照するクラスの外部公開名を指定します。 y 関数指定子 関数指定子 Cobol¥Environment¥Configuration¥Repository¥FunctionSpecifier.snippet ファイル名 説明 関数指定子のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 FUNCTION 関数原型名 AS '関数原型外部公開名'. 関数原型名 関数原型外部 公開名 参照する関数原型のプログラム内で使用する名前を指定します。 参照する関数原型の外部公開名を指定します。 y プロパティ指定子 プロパティ指定子 Cobol¥Environment¥Configuration¥Repository¥PropertySpecifier.snippet ファイル名 説明 プロパティ指定子のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 PROPERTY プロパティ名. プロパティ名 参照するプロパティのプログラム内で使用する名前を指定しま す。 (6) データ部 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Data データ部 (a) ファイル節 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Data¥File ファイル節 z ファイル節見出し ファイル節見出し Cobol¥Data¥File¥Caption.snippet ファイル名 説明 ファイル節の見出しのコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 FILE SECTION. _\ z FD 項 FD 項 Cobol¥Data¥File¥FD.snippet ファイル名 説明 FD 項のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 249 付録 FD ファイル名 LABEL RECORD IS STANDARD/OMITTED VALUE OF IDENTIFICATION IS 内部ファイル識別子指定/物理ファイル名指定. _ ファイル名 プログラム内で使用するファイル名を指定します。 STANDARS/OMITTE VALUE OF 句を省略する場合に OMITTED を指定します。 D 内部ファイル識別子 内部ファイル識別子または物理ファイル名を引用符で囲 指定/物理ファイル んで指定します。または内部ファイル識別子または物理フ 名指定 ァイル名を保持する英数字項目を指定します。 z FD 項(LINAGE 付き) FD 項(LINAGE 付き) Cobol¥Data¥File¥FDwithLinage.snippet ファイル名 説明 FD 項(LINAGE 付き)のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 FD ファイル名 LABEL RECORD IS STANDARD/OMITTED VALUE OF IDENTIFICATION IS 内部ファイル識別子指定/物理ファイル名指定 LINAGE IS ページサイズ LINES WITH FOOTING AT 脚書き開始位置 LINES AT TOP 上端部余白行数 LINES AT BOTTOM 下端部余白行数. _ ファイル名 プログラム内で使用するファイル名を指定します。 STANDARD/OMITTE VALUE OF 句を省略する場合に OMITTED を指定します。 D 内部ファイル識別子指 内部ファイル識別子または物理ファイル名を引用符で囲 定/物理ファイル名指 んで指定します。または内部ファイル識別子または物理フ 定 ァイル名を保持する英数字項目を指定します。 ページサイズ ページサイズを整数の定数またはデータ名で指定します。 脚書き開始位置 ページ中で脚書き領域が始まる行番号を整数の定数また はデータ名で指定します。 上端部余白行数 上端部の余白の行数を整数の定数またはデータ名で指定 します。 下端部余白行数 下端部の余白の行数を整数の定数またはデータ名で指定 します。 (b) データ記述項 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Data¥DataDefinition データ記述項 z 集団項目 集団項目 Cobol¥Data¥DataDefinition¥Group.snippet ファイル名 説明 集団項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 01 集団項目名. _ 250 付録 01 集団項目名 レベル番号を指定します。 集団項目の名前を指定します。 z 集団項目(反復項目) 集団項目(反復項目) Cobol¥Data¥DataDefinition¥GroupOccurs.snippet ファイル名 説明 反復を含む集団項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 02 集団項目名 OCCURS n TIMES. _ 02 レベル番号を指定します。 集団項目名 集団項目の名前を指定します。 n 反復回数を指定します。 z 集団項目(可変反復項目) 集団項目(可変反復項目) Cobol¥Data¥DataDefinition¥GroupOccursDependingOn.snippet ファイル名 説明 可変の反復を含む集団項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 02 集団項目名 OCCURS n TIMES DEPENDING ON 制御変数名. _ 02 レベル番号を指定します。 集団項目名 集団項目の名前を指定します。 n 反復回数を指定します。 制御変数名 制御変数の名前を指定します。 z 英字項目 英字項目 Cobol¥Data¥DataDefinition¥Alphabetic.snippet ファイル名 説明 英字項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 01 データ名 PIC A(n)._\ 01 データ名 n レベル番号を指定します。 データ項目の名前を指定します。 英字文字数を指定します。 z 英数字項目 英数字項目 Cobol¥Data¥DataDefinition¥AlphaNumeric.snippet ファイル名 説明 英数字項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 01 データ名 PIC X(n)._\ 01 データ名 n レベル番号を指定します。 データ項目の名前を指定します。 英数字文字数を指定します。 251 付録 z 日本語項目 日本語項目 Cobol¥Data¥DataDefinition¥National.snippet ファイル名 説明 日本語項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 01 データ名 PIC N(n)._\ レベル番号を指定します。 データ項目の名前を指定します。 日本語文字数を指定します。 01 データ名 n z 内部ブール項目 内部ブール項目 Cobol¥Data¥DataDefinition¥Bool¥Bit.snippet ファイル名 説明 内部ブール項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 01 データ名 PIC 1(n) USAGE BIT._\ 01 データ名 n レベル番号を指定します。 データ項目の名前を指定します。 ブール文字数を指定します。 z 内部 10 進項目 内部 10 進項目 Cobol¥Data¥DataDefinition¥PackedDecimal.snippet ファイル名 説明 内部 10 進項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 01 データ名 PIC S9(p)V9(q) USAGE PACKED-DECIMAL._\ 01 データ名 P Q レベル番号を指定します。 データ項目の名前を指定します。 整数部の桁数を指定します。 小数部の桁数を指定します。 小数部がない場合には、V 以降を削除してください。 z 2 進項目 2 進項目 Cobol¥Data¥DataDefinition¥Binary.snippet ファイル名 説明 2 進項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 01 データ名 PIC S9(p)V9(q) USAGE BINARY._\ 01 データ名 p q 252 レベル番号を指定します。 データ項目の名前を指定します。 整数部の桁数を指定します。 小数部の桁数を指定します。 小数部がない場合には、V 以降を削除してください。 付録 z オブジェクト参照項目 オブジェクト参照項目 Cobol¥Data¥DataDefinition¥ObjectReference.snippet ファイル名 説明 オブジェクト参照項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 01 データ名 USAGE OBJECT REFERENCE インタフェース名/クラス名._\ 01 データ名 インタフェース名/ク ラス名 レベル番号を指定します。 データ項目の名前を指定します。 オブジェクトのインタフェース名またはクラス名を指定し ます。 インタフェース名/クラス名は削除した場合には、普遍的オ ブジェクト参照項目となります。 z 編集項目 編集項目 Cobol¥Data¥DataDefinition¥Edit.snippet ファイル名 説明 編集項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 01 データ名 PIC 編集記述._\ 01 データ名 編集記述 レベル番号を指定します。 データ項目の名前を指定します。 編集項目の記述を指定します。 z 指標項目 指標項目 Cobol¥Data¥DataDefinition¥Index.snippet ファイル名 説明 指標項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 01 データ名 USAGE INDEX._\ 01 データ名 レベル番号を指定します。 データ項目の名前を指定します。 z ポインタ項目 ポインタ項目 Cobol¥Data¥DataDefinition¥Pointer.snippet ファイル名 説明 ポインタ項目のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 01 データ名 USAGE POINTER._\ 01 データ名 レベル番号を指定します。 データ項目の名前を指定します。 (7) 手続き部 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Procedure 手続き部 253 付録 (a) 宣言部分 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Procedure¥Declaratives 宣言部分 z 宣言部分見出し 宣言部分見出し Cobol¥Procedure¥Declaratives¥Caption.snippet ファイル名 説明 宣言部分の見出しのコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 PROCEDURE DIVISION USING BY VALUE/REFERENCE 仮引数 RETURNING 受け取り項目. DECLARATIVES. 例外節名 SECTION. END DECLARATIVES. 手続き部節名 SECTION. 段落名. _\ VALUE/REFERENCE 引数の渡し方を指定します。 仮引数 仮引数となるデータ項目の名前を指定します。 受け取り項目 受け取り項目となるデータ項目の名前を指定します。 例外節名 例外手続きの節名を指定します。 手続き部節名 手続き部本体の節名を指定します。 段落名 段落名を指定します。 z I/O USE 手続き I/O USE 手続き Cobol¥Procedure¥Declaratives¥IOUse.snippet ファイル名 説明 I/O USE 手続きのコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 USE 手続き名 SECTION. USE GLOBAL AFTER STANDARD EXCEPTION PROCEDURE ON ファイル名/オープンモード _ USE 手続き名 USE 手続きにつける節名を指定します。 ファイル名/オープン 例外の発生したファイル名かファイルのオープンモードを モード 指定します。オープンモードは、INPUT、 OUTPUT、 I-O、 EXTEND のいずれかを指定します。 (b) 算術文と転記文 システム上のパス メニュー表記 z ADD ADD 254 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Procedure¥ArithmetricAndTransfer 算術文と転記文 付録 Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥Add.snippet ファイル名 説明 ADD 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 ADD 加数作用対象 TO 被加数作用対象 GIVING 受け取り項目 ROUNDED _\ 加数作用対象 一意名または定数 被加数作用対象 一意名または定数 受け取り項目 結果を受け取るデータ項目の一意名を指定します。 ROUNDED 結果を四捨五入して格納する場合に指定します。 四捨五入しない場合は削除してください。 z ADD CORR ADD CORR Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥AddCorr.snippet ファイル名 説明 ADD CORRESPONDING 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 ADD CORR 加数作用対象集団項目 TO 被加数作用対象集団項目 ROUNDED _\ 加数作用対象集団項 目 被加数作用対象集団 項目 ROUNDED 加数となる集団項目を指定します。 被加数となる集団項目を指定します。 結果を四捨五入して格納する場合に指定します。 四捨五入しない場合は削除してください。 z SUBTRACT SUBTRACT Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥Subtract.snippet ファイル名 説明 SUBTRACT 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SUBTRACT 減数作用対象 FROM 被減数作用対象 GIVING 受け取り項目 ROUNDED _\ 減数作用対象 一意名または定数 被減数作用対象 一意名または定数 受け取り項目 結果を受け取るデータ項目の一意名を指定します。 ROUNDED 結果を四捨五入して格納する場合に指定します。 四捨五入しない場合は削除してください。 z SUBTRACT CORR SUBTRACT CORR Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥SubtractCorr.snippet ファイル名 説明 SUBTRACT CORRESPONDING 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SUBTRACT CORR 減数作用対象集団項目 FROM 被減数作用対象集団項目 ROUNDED _\ 減数作用対象集団 項目 被減数作用対象集 団項目 減数となる集団項目を指定します。 被減数となる集団項目を指定します。 255 付録 ROUNDED 結果を四捨五入して格納する場合に指定します。 四捨五入しない場合は削除してください。 z MULTIPLY MULTIPLY Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥Multiply.snippet ファイル名 説明 MULTIPLY 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 MULTIPLY 乗数作用対象 BY 被乗数作用対象 GIVING 受け取り項目 ROUNDED _\ 乗数作用対象 一意名または定数 被乗数作用対象 一意名または定数 受け取り項目 結果を受け取るデータ項目の一意名を指定します。 ROUNDED 結果を四捨五入して格納する場合に指定します。 四捨五入しない場合は削除してください。 z DIVIDE DIVIDE Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥Divide.snippet ファイル名 説明 DIVIDE 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 DIVIDE 除数作用対象 BY 被除数作用対象 GIVING 受け取り項目 ROUNDED _\ 除数作用対象 一意名または定数 非除数作用対象 一意名または定数 受け取り項目 商を受け取るデータ項目の一意名を指定します。 ROUNDED 結果を四捨五入して格納する場合に指定します。 四捨五入しない場合は削除してください。 z DIVIDE REMAINDER DIVIDE REMAINDER Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥DivideRemainder.snippet ファイル名 説明 DIVIDE REMAINDER 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 DIVIDE 除数作用対象 BY 被除数作用対象 GIVING 商の受け取り項目 ROUNDED REMAINDER 剰余の受け取り項目 _\ 除数作用対象 一意名または定数 非除数作用対象 一意名または定数 商の受け取り項 商を受け取るデータ項目の一意名を指定します。 目 ROUNDED 結果を四捨五入して格納する場合に指定します。 四捨五入しない場合は削除してください。 剰余の受け取り 剰余を受け取るデータ項目の一意名を指定します。 項目 256 付録 z COMPUTE COMPUTE Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥Compute.snippet ファイル名 説明 COMPUTE 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 COMPUTE 受け取り項目 ROUNDED = 式 _\ 受け取り項目 ROUNDED 式 結果を受け取るデータ項目の一意名を指定します。 結果を四捨五入して格納する場合に指定します。 四捨五入しない場合は削除してください。 計算を行なう式を指定します。 z ON SIZE ERROR 指定 ON SIZE ERROR 指定 Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥OnSizeError.snippet ファイル名 説明 ON SIZE ERROR 指定のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 ON SIZE ERROR _ NOT ON SIZE ERROR END-算術文名\ 算術文名 ADD、SUBTRACT、MULTIPLY、DIVIDE、COMPUTE から 指定します。 z MOVE MOVE Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥Move.snippet ファイル名 説明 MOVE 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 MOVE 転記元 TO 転記先 _\ 転記元 転記先 一意名または定数 一意名 z MOVE CORR MOVE CORR Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥MoveCorr.snippet ファイル名 説明 MOVE CORRESPONDING 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 MOVE CORR 転記元集団項目 TO 転記先集団項目 _\ 転記元集団項目 転記先集団項目 送り出しの集団項目の一意名を指定します。 受け取りの集団項目の一意名を指定します。 z INITIALIZE INITIALIZE ファイル名 説明 Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥Initialize.snippet INITIALIZE 文のコードスニペット 257 付録 Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 INITIALIZE 初期化対象項目 REPLACING 項類名称 DATA BY 初期値指定 _\ 初期化対象項目 初期化対象となるデータ項目の一意名を指定します。 項類名称 ALPHABETIC、ALPHANUMERIC、 ALPHANUMERIC-EDITED、BOOLEAN、NATIONAL、 NATIONAL-EDITED、NUMERIC、NUMERIC-EDITED、 OBJECT-REFERENCE、ENUM 初期値指定 初期値のための一意名または定数 z SET システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Snippets¥Procedure¥ArithmetricAndTransfer¥Set SET y SET 設定先 TO 設定元 SET 設定先 TO 設定元 Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥Set¥SetTo.snippet ファイル名 説明 SET 文による転記のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SET 設定先 TO 設定元 _\ 設定先 設定元 指標名または一意名 指標名、一意名または整数 y TRUE 設定 TRUE 設定 Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥Set¥SetTrueOrFalse.snippet ファイル名 説明 SET 文の TRUE 設定のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SET 条件名1 TO TRUE _\ 条件名1 論理値を設定する条件名を指定します。 y 指標増減 指標増減 Cobol¥Procedure¥ArithmeticAndTransfer¥Set¥IndexUpDown.snippet ファイル名 説明 SET 文での指標の増減指定のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SET 指標名 UP/DOWN BY 増減値 _\ 指標名 UP/DOWN 増減値 作用対象となる指標名を指定します。 指標の増減を選択します。 一意名または整数 (c) 制御文 システム上のパス 258 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Snippets¥Procedure¥Control 付録 メニュー表記 制御文 z IF IF Cobol¥Procedure¥Control¥If.snippet ファイル名 説明 IF 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 IF 条件 THEN _ ELSE END-IF\ 条件 処理を分ける条件を指定します。 z EVALUATE EVALUATE Cobol¥Procedure¥Control¥Evaluate.snippet ファイル名 説明 EVALUATE 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 EVALUATE 選択主体 ALSO 選択主体 WHEN 選択対象 ALSO 選択対象 _ WHEN OTHER END-EVALUATE\ 選択主体 選択主体 選択対象 選択対象 一意名、定数、算術式、条件、TRUE または FALSE 一意名、定数、算術式、条件、TRUE または FALSE 一意名、定数、算術式、範囲式、TRUE、FALSE、ANY 一意名、定数、算術式、範囲式、TRUE、FALSE、ANY z GO TO DEPENDING GO TO DEPENDING Cobol¥Procedure¥Control¥GoToDepending.snippet ファイル名 説明 GO TO DEPENDING 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 GO TO 手続き名の並び DEPENDING ON 制御変数 _\ 手続き名の並び 制御変数 飛び先の手続き名を一つ以上指定します。 飛び先を制御するデータ項目の一意名を指定します。 z CALL CALL Cobol¥Procedure¥Control¥Call.snippet ファイル名 説明 CALL 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 CALL 'プログラム名' USING BY REFERENCE/CONTENT/VALUE 実引数 259 付録 RETURNING 受け取り項目 _\ プログラム名 プログラム名を指定します。 REFERENCE/CONTENT/VALU 実引数の渡し方を指定します。 E 実引数 実引数となるデータ項目の一意名を指定します。 BY CONTENT および BY VALUE 指定の場合、定数ま たはデータの長さ(LENGTH OF 一意名)も指定で きます。 受け取り項目 受け取り項目となるデータ項目の一意名を指定 します。 z CANCEL CANCEL Cobol¥Procedure¥Control¥Cancel.snippet ファイル名 説明 CANCEL 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 CANCEL 'プログラム名' _\ プログラム名 実行を取り消すプログラムの名前を指定します。 z STOP 定数 STOP 定数 Cobol¥Procedure¥Control¥Stop.snippet ファイル名 説明 STOP 文の定数指定用のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 STOP メッセージ _\ メッセージ 標準出力に表示する定数を指定します。 z STOP RUN STOP RUN Cobol¥Procedure¥Control¥StopRun.snippet ファイル名 説明 STOP RUN 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 STOP RUN _\ z CONTINUE CONTINUE Cobol¥Procedure¥Control¥Continue.snippet ファイル名 説明 CONTINUE 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 CONTINUE _\ z GOBACK GOBACK ファイル名 説明 260 Cobol¥Procedure¥Control¥Goback.snippet GOBACK 文のコードスニペット 付録 Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 GOBACK _\ z INVOKE システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Snippets¥Procedure¥Control¥Invoke INVOKE y インスタンス生成 インスタンス生成 Cobol¥Procedure¥Control¥Invoke¥New.snippet ファイル名 説明 インスタンス生成のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 INVOKE クラス名 'New' RETURNING 受け取り項目 _\ クラス名 受け取り項目 インスタンスを生成するクラスの名前を指定します。 インスタンスを受け取るオブジェクト参照項目の一意名を指定し ます。 z そと PERFORM システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Snippets¥Procedure¥Control¥Perform そと PERFORM y 手続き呼び出し 手続き呼び出し Cobol¥Procedure¥Control¥Perform¥Perform.snippet ファイル名 説明 手続き呼び出しのコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 PERFORM 手続き名 _\ 手続き名 実行する節または段落の名前を指定します。 節や段落が複数にまたがる場合は、手続き名 THROUGH 手続き名と 指定します。 y 繰り返し回数指定 繰り返し回数指定 Cobol¥Procedure¥Control¥Perform¥Times.snippet ファイル名 説明 繰り返し回数指定のそと PERFORM のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 PERFORM 手続き名 回数 TIMES _\ 手続き名 回数 実行する節または段落の名前を指定します。 節や段落が複数にまたがる場合は、手続き名 THROUGH 手続き名と 指定します。 繰り返す回数の定数、または繰り返す回数を含むデータ項目の一 意名を指定します。 261 付録 y 繰り返し終了条件指定 繰り返し終了条件指定 Cobol¥Procedure¥Control¥Perform¥Until.snippet ファイル名 説明 繰り返し終了条件指定のそと PERFORM のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 PERFORM 手続き名 WITH TEST BEFORE/AFTER UNTIL 終了条件 _\ 手続き名 実行する節または段落の名前を指定します。 節や段落が複数にまたがる場合は、手続き名 THROUGH 手続き名 と指定します。 BEFORE/AFTE BEFORE(前判定)か AFTER(後判定)かを指定します。 R 終了条件 手続きの繰り返しの終了条件を指定します。 y 繰り返しの開始値・終了値指定 繰り返しの開始値・終了値指定 ファイル名 Cobol¥Procedure¥Control¥Perform¥Varying.snippet 説明 繰り返しの開始値・終了値指定のそと PERFORM のコードスニペッ ト Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 PERFORM 手続き名 WITH TEST BEFORE VARYING 誘導変数 FROM 開始値 BY 加増分値 UNTIL 誘導変数 >= 終了値 _¥ 手続き名 実行する節または段落の名前を指定します。 節や段落が複数にまたがる場合は、手続き名 THROUGH 手続き名 と指定します。 誘導変数 繰り返しを制御するデータ項目の一意名または指標名を指定し ます。 開始値 誘導変数の開始値の定数またはその値を保持するデータ項目の 一意名を指定します。 加増分値 誘導変数の加増分値の定数またはその値を保持するデータ項目 の一意名を指定します。 終了値 誘導変数の終了値の定数またはその値を保持するデータ項目の 一意名を指定します。 z うち PERFORM システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Snippets¥Procedure¥Control¥Loop うち PERFORM y 繰り返し回数指定 繰り返し回数指定 Cobol¥Procedure¥Control¥Loop¥Times.snippet ファイル名 説明 繰り返し回数指定のうち PERFORM のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 PERFORM 回数 TIMES _ 262 付録 END-PERFORM\ 回数 繰り返す回数の定数、または繰り返す回数を含むデータ項目の一 意名を指定します。 y 繰り返し終了条件指定 繰り返し終了条件指定 Cobol¥Procedure¥Control¥Loop¥Until.snippet ファイル名 説明 繰り返し終了条件指定のうち PERFORM のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 PERFORM WITH TEST BEFORE/AFTER UNTIL 終了条件 _ END-PERFORM\ BEFORE/AFTE BEFORE(前判定)か AFTER(後判定)かを指定します。 R 終了条件 手続きの繰り返しの終了条件を指定します。 y 繰り返しの開始値・終了値指定 繰り返しの開始値・終了値指定 Cobol¥Procedure¥Control¥Loop¥Varying.snippet ファイル名 説明 繰り返しの開始値・終了値指定のうち PERFORM のコードスニペ ット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 PERFORM WITH TEST BEFORE VARYING 誘導変数 FROM 開始値 BY 加増分値 UNTIL 誘導変数 >= 終了値 _ END-PERFORM\ 誘導変数 繰り返しを制御するデータ項目の一意名または指標名を指定し ます。 開始値 誘導変数の開始値の定数またはその値を保持するデータ項目の 一意名を指定します。 加増分値 誘導変数の加増分値の定数またはその値を保持するデータ項目 の一意名を指定します。 終了値 誘導変数の終了値の定数またはその値を保持するデータ項目の 一意名を指定します。 z EXIT システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Snippets¥Procedure¥Control¥Exit EXIT y EXIT EXIT Cobol¥Procedure¥Control¥Exit¥Exit.snippet ファイル名 説明 EXIT 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 263 付録 EXIT _\ y EXIT PERFORM EXIT PERFORM Cobol¥Procedure¥Control¥Exit¥Perform.snippet ファイル名 説明 EXIT PERFORM 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 EXIT PERFORM CYCLE _\ y EXIT PROGRAM EXIT PROGRAM Cobol¥Procedure¥Control¥Exit¥Program.snippet ファイル名 説明 EXIT PROGRAM 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 EXIT PROGRAM _\ y EXIT FUNCTION EXIT FUNCTION Cobol¥Procedure¥Control¥Exit¥Function.snippet ファイル名 説明 EXIT FUNCTION 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 EXIT FUNCTION _\ y EXIT METHOD EXIT METHOD Cobol¥Procedure¥Control¥Exit¥Method.snippet ファイル名 説明 EXIT METHOD 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 EXIT METHOD _\ (d) 少量入出力文 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Procedure¥SmallIO 少量入出力文 z ACCEPT ACCEPT Cobol¥Procedure¥SmallIO¥Accept.snippet ファイル名 説明 ACCEPT 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 ACCEPT 受け取り項目 FROM 呼び名/SYSIN/CONSOLE _\ 受け取り項目 呼び名 /SYSIN/CONSOLE 264 受け取り項目となるデータ項目の一意名を指定します。 入力用の装置名に関連付けられた呼び名、または SYSIN、 CONSOLE を指定します。 付録 z ACCEPT 日付 ACCEPT 日付 ファイル名 説明 Cobol¥Procedure¥SmallIO¥AcceptFromDate.snippet ACCEPT 文の DATE/DAY/DAY-OF-WEEK/TIME 指定のコード スニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 ACCEPT 受け取り項目 FROM DATE/DAY/DAY-OF-WEEK/TIME _\ 受け取り項目 DATE/DAY/DAY-OF- WEEK/TIME 受け取り項目となるデータ項目の一意名を指定します。 DATE、DAY、DAY-OF-WEEK、TIME から選択します。 z DISPLAY DISPLAY Cobol¥Procedure¥SmallIO¥Display.snippet ファイル名 説明 DISPLAY 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 DISPLAY 作用対象 UPON 呼び名/SYSOUT/CONSOLE _\ 作用対象 呼び名/SYSOUT/ CONSOLE 一意名または定数 出力用の装置名に関連付けられた呼び名、または SYSOUT、 CONSOLE を指定します。 z DISPLAY(改行なし) DISPLAY(改行なし) Cobol¥Procedure¥SmallIO¥DisplayWithNoAdcancing.snippet ファイル名 説明 DISPLAY 文の WITH NO ADVANCING 指定のコードスニペッ ト Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 DISPLAY 作用対象 UPON 呼び名/SYSOUT/CONSOLE WITH NO ADVANCING _\ 作用対象 呼び名/SYSOUT/ CONSOLE 一意名または定数 出力用の装置名に関連付けられた呼び名、または SYSOUT、 CONSOLE を指定します。 (e) 入出力文 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Snippets¥Procedure¥IO 入出力文 z OPEN OPEN Cobol¥Procedure¥IO¥Open.snippet ファイル名 説明 OPEN 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 OPEN INPUT/OUTPUT/I-O/EXTEND ファイル名 _\ INPUT/OUTPUT/I-O/EXTEN D ファイル名 オープンモードを指定します。 開くファイル名を指定します。 265 付録 z READ READ Cobol¥Procedure¥IO¥Read.snippet ファイル名 説明 READ 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 READ ファイル名 RECORD _\ ファイル名 読み込むファイル名を指定します。 z READ(INTO 指定) READ(INTO 指定) Cobol¥Procedure¥IO¥ReadInto.snippet ファイル名 説明 READ 文の INTO 指定のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 READ ファイル名 RECORD INTO 受け取り項目 _\ ファイル名 受け取り項目 読み込むファイル名を指定します。 受け取り項目となるデータ項目の一意名を指定しま す。 z AT END 指定 AT END 指定 Cobol¥Procedure¥IO¥AtEnd.snippet ファイル名 説明 AT END 指定のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 AT END _ NOT AT END END-READ\ z WRITE WRITE Cobol¥Procedure¥IO¥Write.snippet ファイル名 説明 WRITE 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 WRITE レコード名 _\ レコード名 書き出すレコードの名前を指定します。 z WRITE(FROM 指定) WRITE(FROM 指定) Cobol¥Procedure¥IO¥WriteFrom.snippet ファイル名 説明 WRITE 文の FROM 指定のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 WRITE レコード名 FROM 転記元 _\ レコード名 266 書き出すレコードの名前を指定します。 付録 転記元 転記元となるデータ項目の一意名を指定します。 z WRITE(改行指定付き) WRITE(改行指定付き) Cobol¥Procedure¥IO¥WriteAdvancing.snippet ファイル名 説明 WRITE 文の改行指定のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 WRITE レコード名 BEFORE/AFTER ADVANCING 行数指定 LINES _\ レコード名 BEFORE/AFTER 行数指定 書き出すレコードの名前を指定します。 行送りする前(BEFORE)に書き出すか、行送りした後 に(AFTER)に書き出すかを指定します。 改行する行数を指定します。 z WRITE(改頁指定付き) WRITE(改頁指定付き) Cobol¥Procedure¥IO¥WriteAdvancingPage.snippet ファイル名 説明 WRITE 文の改頁指定のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 WRITE レコード名 BEFORE/AFTER ADVANCING PAGE _\ レコード名 BEFORE/AFTER 書き出すレコードの名前を指定します。 改頁する前(BEFORE)に書き出すか、改頁した後に (AFTER)に書き出すかを指定します。 z REWRITE REWRITE Cobol¥Procedure¥IO¥Rewrite.snippet ファイル名 説明 REWRITE 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 REWRITE レコード名 _\ レコード名 書き出すレコード名を指定します。 z REWRITE(FROM 指定) REWRITE(FROM 指定) Cobol¥Procedure¥IO¥RewriteFrom.snippet ファイル名 説明 REWRITE 文の FROM 指定のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 REWRITE レコード名 FROM 転記元 _\ レコード名 転記元 書き出すレコード名を指定します。 転記元となるデータ項目の一意名を指定します。 z CLOSE CLOSE Cobol¥Procedure¥IO¥Close.snippet ファイル名 説明 CLOSE 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 267 付録 CLOSE ファイル名 WITH LOCK _\ ファイル名 WITH LOCK 閉じるファイル名を指定します。 ファイルを施錠して同じ実行単位で2度と開けない ようにする場合に指定します。施錠しない場合には 削除してください。 (f) 文字列操作文 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Procedure¥String 文字列操作文 z INSPECT (置換) INSPECT (置換) Cobol¥Procedure¥String¥InspectReplacing.snippet ファイル名 説明 INSPECT(置換)のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 INSPECT 文字列 REPLACING REPLACING 指定\ 文字列 検査対象の文字列を指定します。 REPLACING 指定 置換のための情報を指定します。コードスニペット の REPLACING 指定の中から選んで指定してくださ い。 z REPLACING 指定 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Procedure¥String¥Replacing REPLACING 指定 y CHARACTERS CHARACTERS Cobol¥Procedure¥String¥Replacing¥Characters.snippet ファイル名 説明 すべての文字の置換のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 CHARACTERS BY 置き換え項目 AFTER INITIAL 検索開始文字列 BEFORE INITIAL 検索終了文字列 _\ 置き換え項目 置き換え用文字列の定数、または置き換え用文字列を保持する データ項目の一意名を指定します。 検索開始文字列 置き換え対象区間の開始文字列を指定します。 検索終了文字列 置き換え対象区間の終了文字列を指定します。 y ALL ALL Cobol¥Procedure¥String¥Replacing¥All.snippet ファイル名 説明 すべての一致文字列の置換のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 ALL 検索文字列 BY 置き換え項目 AFTER INITIAL 検索開始文字列 268 付録 検索文字列 置き換え項目 検索開始文字列 検索終了文字列 BEFORE INITIAL 検索終了文字列 _\ 検索する置換対象文字列の定数、またはそれを保持するデータ 項目の一意名を指定します。 置き換え用文字列の定数、または置き換え用文字列を保持する データ項目の一意名を指定します。 置き換え対象区間の開始文字列を指定します。 置き換え対象区間の終了文字列を指定します。 y LEADING LEADING Cobol¥Procedure¥String¥Replacing¥Leading.snippet ファイル名 説明 先行する一致文字列の置換のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 LEADING 検索文字列 BY 置き換え項目 AFTER INITIAL 検索開始文字列 BEFORE INITIAL 検索終了文字列 _\ 検索文字列 検索する置換対象文字列の定数、またはそれを保持するデータ 項目の一意名を指定します。 置き換え項目 置き換え用文字列の定数、または置き換え用文字列を保持する データ項目の一意名を指定します。 検索開始文字列 置き換え対象区間の開始文字列を指定します。 検索終了文字列 置き換え対象区間の終了文字列を指定します。 y FIRST FIRST Cobol¥Procedure¥String¥Replacing¥First.snippet ファイル名 説明 最初の一致文字列の置換のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 FIRST 検索文字列 BY 置き換え項目 AFTER INITIAL 検索開始文字列 BEFORE INITIAL 検索終了文字列 _\ 検索文字列 検索する置換対象文字列の定数、またはそれを保持するデータ 項目の一意名を指定します。 置き換え項目 置き換え用文字列の定数、または置き換え用文字列を保持する データ項目の一意名を指定します。 検索開始文字列 置き換え対象区間の開始文字列を指定します。 検索終了文字列 置き換え対象区間の終了文字列を指定します。 z INSPECT (計数) INSPECT(計数) Cobol¥Procedure¥String¥InspectTallying.snippet ファイル名 説明 INSPECT(計数)のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 INSPECT 文字列 TALLYING TALLYING 指定\ 文字列 検査対象の文字列を指定します。 TALLYING 指定 計数のための情報を指定します。コードスニペット の TALLYING 指定の中から選んで指定してください。 269 付録 z TALLYING 指定 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Procedure¥String¥Tallying TALLYING 指定 y FOR CHARACTERS FOR CHARACTERS Cobol¥Procedure¥String¥Tallying¥ForCharacters.snippet ファイル名 説明 全ての文字数カウントのコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 カウンタ項目 FOR CHARACTERS AFTER INITIAL 検索開始文字列 BEFORE INITIAL 検索終了文字列 _\ カウンタ項目 カウンタのデータ項目の一意名を指定します。 検索開始文字列 計数対象区間の開始文字列を指定します。 検索終了文字列 計数対象区間の終了文字列を指定します。 y FOR ALL FOR ALL Cobol¥Procedure¥String¥Tallying¥ForAll.snippet ファイル名 説明 全ての一致文字列のカウントのコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 カウンタ項目 FOR ALL 検索文字列 AFTER INITIAL 検索開始文字列 BEFORE INITIAL 検索終了文字列 _\ カウンタ項目 カウンタのデータ項目の一意名を指定します。 検索文字列 検索する計数対象文字列の定数、またはそれを保持するデータ 項目の一意名を指定します。 検索開始文字列 計数対象区間の開始文字列を指定します。 検索終了文字列 計数対象区間の終了文字列を指定します。 y FOR LEADING FOR LEADING Cobol¥Procedure¥String¥Tallying¥ForLeading.snippet ファイル名 説明 先行する一致文字列のカウントのコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 カウンタ項目 FOR LEADING 検索文字列 AFTER INITIAL 検索開始文字列 BEFORE INITIAL 検索終了文字列 _\ カウンタ項目 カウンタのデータ項目の一意名を指定します。 検索文字列 検索する計数対象文字列の定数、またはそれを保持するデータ 項目の一意名を指定します。 検索開始文字列 計数対象区間の開始文字列を指定します。 検索終了文字列 計数対象区間の終了文字列を指定します。 z INSPECT(変換) INSPECT(変換) ファイル名 説明 270 Cobol¥Procedure¥String¥InspectConverting.snippet INSPECT(変換)のコードスニペット 付録 Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 INSPECT 文字列 CONVERTING 変換前文字列 TO 変換後文字列 AFTER INITIAL 検索開始文字列 BEFORE INITIAL 検索終了文字列 _\ 文字列 検査対象の文字列を指定します。 変換前文字列 変換前の文字列を一意名または定数で指定します。 変換後文字列 変換後の文字列を一意名または定数で指定します。 検索開始文字列 検索を開始する文字列を一意名または定数で指定し ます。 検索終了文字列 検索を終了する文字列を一意名または定数で指定し ます。 z STRING STRING Cobol¥Procedure¥String¥String.snippet ファイル名 説明 STRING 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 STRING 連結対象文字列の並び1 DELIMITED BY 区切り文字指定1/SIZE 連結対象文字列の並び2 DELIMITED BY 区切り文字指定2/SIZE INTO 受け取り項目 WITH POINTER 格納位置指定 ON OVERFLOW _ NOT ON OVERFLOW END-STRING\ 連結対象文字列の並び1 区切り文字1/SIZE 連結対象文字列の並び2 区切り文字2/SIZE 受け取り項目 格納位置指定 区切り文字指定1/SIZE が適用される連結対象の文 字列の並びを指定します。 文字列の末尾を示す区切り文字を一意名または定数 で指定します。 文字列全体を使う場合は SIZE を指定します。 区切り文字指定2/SIZE が適用される連結対象の文 字列の並びを指定します。 文字列の末尾を示す区切り文字を一意名または定数 で指定します。 文字列全体を使う場合は SIZE を指定します。 連結結果を受け取るデータ項目の一意名を指定しま す。 受け取り項目のどの文字位置から格納するかを示す 値を持つデータ項目の一意名を指定します。 z UNSTRING UNSTRING Cobol¥Procedure¥String¥Unstring.snippet ファイル名 説明 UNSTRING 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 UNSTRING 分割対象文字列 DELIMITED BY ALL 区切り文字指定 271 付録 INTO 受け取り項目1 DELIMITER IN 適用区切り文字1 COUNT IN 文字数1 受け取り項目2 DELIMITER IN 適用区切り文字2 COUNT IN 文字数2 WITH POINTER 開始位置指定 TALLYING IN 分割カウンタ ON OVERFLOW _ NOT ON OVERFLOW END-UNSTRING\ 分割対象文字列 区切り文字指定 受け取り項目1 適用区切り文字1 文字数1 受け取り項目2 適用区切り文字2 文字数2 開始位置指定 分割カウンタ 分割を行なう文字列データ項目の一意名を指定しま す。 [ALL]定数/一意名を OR で連結して指定します。 最初に切り出された文字列を受け取るデータ項目の 一意名を指定します。 受け取り項目1に切り出された文字列の切り出しで 適用された区切り文字を受け取るデータ項目の一意 名を指定します。 受け取り項目1に切り出された文字列の文字数を受 け取るデータ項目の一意名を指定します。 2番目に切り出された文字列を受け取るデータ項目 の一意名を指定します。 受け取り項目2に切り出された文字列の切り出しで 適用された区切り文字を受け取るデータ項目の一意 名を指定します。 受け取り項目2に切り出された文字列の文字数を受 け取るデータ項目の一意名を指定します。 分割対象文字列のどの文字位置からが分割の対象と なるかを示す値を保持するデータ項目の一意名を指 定します。 切り出した文字列の個数をカウントするデータ項目 の一意名を指定します。 (g) 表操作文 システム上のパス メニュー表記 %InstallRoot%¥Cobol¥Snippets¥%LCID%¥ Cobol¥Snippets¥Procedure¥Table 表操作文 z SEARCH SEARCH Cobol¥Procedure¥Table¥Search.snippet ファイル名 説明 SEARCH 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SEARCH 検索対象項目 WHEN 条件 _ END-SEARCH\ 検索対象項目 検索対象となる項目の一意名を指定します。 検索条件 検索条件を指定します。 272 付録 z SEARCH ALL SEARCH ALL Cobol¥Procedure¥Table¥SearchAll.snippet ファイル名 説明 SEARCH ALL 文のコードスニペット Expansion 種別 89012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012 SEARCH ALL 検索対象項目 WHEN 条件 _ END-SEARCH\ 検索対象項目 検索対象となる項目の一意名を指定します。 検索条件 検索条件を指定します。 付録A.4 スニペットファイル (1) スニペットインデックスファイル(snippetsIndex.xml) スニペットインデックスファイルは次のような構成の XML ファイルです。 このスニペットインデックスファイルは、Visual Studio のインストール先ディレクトリ配下に Cobol ディレクトリを作成し、さらにその配下に Snippets ディレクトリを作成した上で、その 配下にロケールごとにディレクトリを作成して格納します。 <?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?> <SnippetsCollection> <Language Lang="Cobol" GUID="{4fc99a00-82ea-11d8-aa52-000d5653cc89}"> <SnippetsDir> <Locale>%LCID%固定</Locale> <DirPath>階層のファイルシステム上のパス</DirPath> <LocalizedName>ロケールでの階層名称</LocalizedName> <SnippetsSubDir> <OnOff>On</OnOff> <Installed>true</Installed> <Locale>%LCID%</Locale> <DirPath>階層のファイルシステム上のパス</DirPath> <LocalizedName>ロケールでの階層名称</LocalizedName> </SnippetsSubDir> :(階層に合わせて、SnippetsSubDir 要素を追加する) </SnippetsDir> </Language> </SnippetsCollection> (a) <SnippetsDir>要素、<SnippetsSubDir>要素 スニペットファイルの階層構造を示す要素です。 サブ要素 <Locale> <DirPath> <LocalizedName> 説 明 スニペットのロケールを指定する。%LCID%固定とします。 階層のファイルシステム上のパスを設定します。 ロケールでの名称を設定します。 273 付録 (2) スニペットファイル(.snippet ファイル) <?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?> <CodeSnippets xmlns="http://schemas.microsoft.com/VisualStudio/2005/CodeSnippet"> <CodeSnippet Format="1.0.0"> <Header> <Title>メニューの表示タイトル</Title> <Shortcut>スニペット選択のショートカット</Shortcut> <Description>本コードスニペットの説明</Description> <SnippetTypes>本コードスニペットが属するカテゴリ</SnippetTypes> <Author>本スニペットファイルの作成者</Author> </Header> <Snippet> <Declarations> ソースコード中の展開変数名の数分記述する <Literal> <ID>ソース行中の展開変数名</ID> <ToolTip>強調表示にカーソルを当てたときに表示される説明 </ToolTip> <Default>展開変数名の既定値</Default> </Literal> : </Declarations> <Code Language="Cobol"> <![CDATA[ソース開始行 ソース中間行 : ソース最終行]]> </Code> </Snippet> </CodeSnippet> </CodeSnippets> (a) <CodeSnippet>要素 <CodeSnippet>要素はコードスニペットのルート要素です。コードスニペットのプロフィール を示す<Header>要素とコードスニペットの内容を定義する<Snippet>要素の2つの要素から 構成されます。 (b) <Header>要素 <Header>要素はコードスニペットの基本的な特徴を記述するための要素です。次のサブ要素 から構成されます。 サブ要素 <Title> <Shortcut> <Description> <SnippetType> 274 説 明 メニューで表示されるタイトルです ショートカットでスニペット選択するときに使う名前です。 ★ COBOL ではショートカットは不可です。 コードスニペットの説明。 コードスニペットが属するカテゴリです。 Expansion:単純に展開を挿入します。 付録 <Author> SurroundWith:選択されたブロックを取り囲んで挿入しま す。 選択ブロック ↓ PERFORM 10 TIMES 選択ブロック END-PERFORM. Refactoring:リファクタリングして挿入します。 ★ COBOL では Refactoring は使用しません。 コードスニペットファイルの作成者です。 (c) <Snippet>要素 <Snippet>要素はコードスニペットの内容を記述するための要素です。<Code>要素と <Declarations>要素から構成されます。 メニューから展開したいコードスニペットを選択すると、次のようなテンプレートのソース 行が展開されます。強調表示(網掛け)の部分は、手直しが必要です。このテンプレートの ソース行全体を定義するのが<Code>要素です。そして、ソース行の強調表示の部分を定義す るのが<Declarations>要素です。 MOVE 転記元 TO 転記先. 挿入後、[Enter]キーまたは、[Esc]キーを押すまでは、テンプレートの編集モード(強調部分 の編集モード)となります。 ソース 編集モード 挿入 スニペット選択 テンプレート 編集モード 確定 ソース 編集モード [Enter]キー [Esc]キー テンプレート編集モードでは、強調表示部分を編集します。強調表示編集用カーソルは、最 初先頭の強調表示に割りついており、 [Tab]キーで移動して編集します。また、このモードで 強調表示にマウスカーソルを合わせると、何を入れればよいかを示すヒントを表示します。 この強調表示部分は、<Declarations>要素中で、<Literal>要素を使って展開変数を定義し、 それを<Code>要素のテンプレートのソース行中で使用することで表現します。 なお、 [Enter]キーを押して確定した場合は、$end$を記述した箇所へカーソルが移動し、 [Esc] キーを押して確定した場合は、その場所にカーソルがとどまります。 1. <Literal>要素 <Literal>要素は展開変数を定義するための要素です。以下のサブ要素から構成されます。 サブ要素 説 明 275 付録 <ID> <ToolTip> <Default> ソース行中で使用する展開変数の名称。 マウスカーソルが合わせられたときに表示するヒント(説明)。 展開変数の既定値。 テンプレートのソース行が展開されるとき、ソース行中の展開変数の部分は既定値を使って 強調表示されます。同じ名前の展開変数がソース行中の複数の箇所で使用された場合は、最 初の展開変数の部分だけが強調表示されて編集可能です。他の部分は、確定時に、最初の展 開変数の変更値によって上書きされます。 2. <Code>要素 <Code>要素はテンプレートのソース行を記述するための要素です。CDATA セクションを使っ て表現します。つまり、ソース行は <![CDATA[ と ]]> で囲んで記述します。強調表示部 分は<Declarations>要素で定義した展開変数で記述します。また、次の既定義の展開変数も 利用できます。 $end$ 276 [Enter]キーでの確定時のカーソル位置を示します。 付録 付録B 付録B.1 テンプレート 概要 Visual Studio に組み込まれた開発環境において、プロジェクトを作成する際には、種別を選択 し、それに見合ったソースファイルがテンプレートとして提供される。また、プロジェクト に新しい項目を追加する際にも、その項目に見合ったソースファイルが同じくテンプレート として提供される。 本章は、そのテンプレートについてまとめたものである。 なお、テンプレートは固定形式で記述しているが、自由形式については、各行先頭 7 カラム を取り除いたものとする。 付録B.2 テンプレート一覧 (1) プロジェクト新規作成用 新規に作成するプロジェクトとして、以下の種類がある。 ・ コンソールアプリケーション ・ クラスライブラリ (a) COBOL アプリケーション 000100* 000200*プログラムのテンプレートです。 000300* 000400 IDENTIFICATION DIVISION. 000500 PROGRAM-ID. COBOL1. 000600 ENVIRONMENT DIVISION. 000700 DATA DIVISION. 000800 WORKING-STORAGE SECTION. 000900 001000 PROCEDURE DIVISION. 001100 主処理. 001200 END PROGRAM COBOL1. (b) COBOL ライブラリ 000100* 000200*プログラムのテンプレートです。 000300* 000400 IDENTIFICATION DIVISION. 000500 PROGRAM-ID. COBOL1. 000600 ENVIRONMENT DIVISION. 000700 DATA DIVISION. 000800 WORKING-STORAGE SECTION. 000900 277 付録 001000 PROCEDURE DIVISION. 001100 主処理. 001200 END PROGRAM COBOL1. (2) 新規項目追加用 新規項目としては、以下の項目が追加可能である。 ・ COBOL ソース(.cbl) 固定形式・固定長 ・ COBOL ソース(.cob) 固定形式・可変長 ・ COBOL ソース(.cbf) 自由形式 (a) COBOL ソース(.cbl) 固定形式・固定長 000100* 000200*プログラムのテンプレートです。 000300* 000400 IDENTIFICATION DIVISION. 000500 PROGRAM-ID. COBOL1. 000600 ENVIRONMENT DIVISION. 000700 DATA DIVISION. 000800 WORKING-STORAGE SECTION. 000900 001000 PROCEDURE DIVISION. 001100 主処理. 001200 END PROGRAM COBOL1. (b) COBOL ソース(.cob) 固定形式・可変長 000100* 000200*プログラムのテンプレートです。 000300* 000400 IDENTIFICATION DIVISION. 000500 PROGRAM-ID. COBOL1. 000600 ENVIRONMENT DIVISION. 000700 DATA DIVISION. 000800 WORKING-STORAGE SECTION. 000900 001000 PROCEDURE DIVISION. 001100 主処理. 001200 END PROGRAM COBOL1. (c) COBOL ソース(.cbf) 自由形式 *> *>プログラムのテンプレートです。 *> IDENTIFICATION DIVISION. PROGRAM-ID. COBOL1. ENVIRONMENT DIVISION. DATA DIVISION. 278 付録 WORKING-STORAGE SECTION. PROCEDURE DIVISION. PROG-MAIN. END PROGRAM COBOL1. 279 付録 付録C 用語解説 (英字) CSV ファイル CSV(Comma Separated Values)形式でデータが記述されたファイルのこと。 CSV 形式とは、表計算プログラムやリレーショナルデータベースでデータを扱える テキストデータの形式をいう。データの区切りをコンマ(、)、レコードの区切り を改行で表す。レコードは可変長形式になる。コンマで区切られた個々のデータは、 セルと呼ばれる。 Visual Studio 2010 Microsoft 社の製品で、原始プログラムの編集に適したテキストエディターや、デバ ッグ機能などを備えた、アプリケーションを開発するための統合開発環境。プログ ラミング言語に依存しないでアプリケーションを作成できる。 XML(eXtensible Markup Language) World Wide Web Consortium(W3C)によって標準化が進められている、文章の構造 を定義するための言語。XML では、テキストファイル中の各データをタグ(<>) で囲むことによって、データの構造を定義する。 (ア行) インタフェース メッセージの送り手から見えるオブジェクトの部分。 オブジェクト データとそのデータを操作するメソッド(手続き)を一体化させたモジュール。オ ブジェクトは、ある特定の仕事を受け持ち、所定のメッセージに対してメソッドを 動作させることで問題を処理する。オブジェクト指向のプログラムでは、オブジェ クト同士がメッセージをやり取りすることによって、問題が処理される。 (カ行) 環境変数 実行可能ファイルおよびその実行環境へのオプションを変数として設定しておく もの。 クラス ある共通の性質を持つオブジェクトを一つのグループにまとめて定義したもの。ク 280 付録 ラスでは、それに属するオブジェクトのデータフォーマットおよびメソッドを定義 することで、そのクラスに属するオブジェクトの型を規定する。 継承 スーパクラスから、その性質(メソッド)をサブクラスが受け継ぐ仕組みのこと。 コンパイル 原始プログラムを翻訳すること。 COBOL 開発環境のコンパイルには、次の二つの方法がある。 y ビルド y リビルド (サ行) サブクラス クラスの階層関係の中の継承する側のクラス。 ソリューション 複数のプロジェクトを管理するための概念。ソリューションにはプロジェクト間の 親子関係や、すべてのプロジェクトに共通する設定を定義する。 ソリューションエクスプローラー Visual Studio のツールウィンドウの一つ。ソリューションエクスプローラーには、 ソリューションに登録されているプロジェクト、原始プログラムファイル、依存フ ァイルなどの情報がツリー形式で表示される。 ソリューション定義ファイル ソリューションの情報を保管するファイル。 (タ行) 登録集原文 COBOL プログラム中でよく利用される標準化した手続き、ファイル記述、レコー ド記述、または完全な一つのプログラムなどを、コンパイルするプログラムとは別 のファイルに登録したもの。 (ハ行) ビルド プロジェクトに登録されたソースファイルや定義ファイルから最終生成ファイル (実行可能ファイル、DLL など)を生成する方法。ビルドの対象となるファイルは、 変更のあったファイルだけである。 281 付録 プロジェクト 実行可能ファイルやダイナミックリンクライブラリ(DLL)を作成するための資源 を一括して管理するための概念。一つのプロジェクトは、一つの実行可能ファイル、 または DLL に対応している。 プロジェクトのプロパティ コンパイラオプションや出力の種類、デバッグオプションなど、プロジェクトごと の設定情報。 プロジェクトファイル ソリューションに含まれるプロジェクトの情報を出力したファイル。 (ラ行) リビルド プロジェクトに登録されたソースファイルや定義ファイルから最終生成ファイル (実行可能ファイル、DLL など)を生成する方法。リビルドの対象となるファイル は、プロジェクトに登録されたすべてのファイルである。 282 付録 付録D ビルドサーバーの設定 ビルドサーバーの設定は、設定ファイルをテキストエディタで作成することにより行います。 設定ファイルのファイル名は、COBOL.INI です。 設定ファイルの格納場所は、サーバ開発環境をインストールしたディレクトリの BIN サブデ ィレクトリです。 設定ファイルの作成は、管理者権限で行ってくください。管理者権限以外では、UAC のファ イル仮想化機能により、正しくインストールディレクトリ下にファイルを作成できない場合 があります。 設定ファイルの内容を以下に示します。 [COBOLSERVICE] MAXCONNECTNUM=nn PORT=nn TIMEOUT=nn nn は数値を表します。 各設設定項目を以下に説明します。 (1) MAXCONNECTNUM クライアントから同時にログインできる接続数の上限を指定します。 1 から 30 まで値を指定可能です。既定の値は 10 です。 注意:ログインした状態のまま、クライアントが終了した場合でも、接続中とみなされるた め、見た目の接続数と実際の接続数が異なる場合があります。 このような場合の接続は、終了したクライアントが再接続を行ってログアウトを実行するか、 タイムアウトが発生するかで、切断されます。 (2) PORT クライアント開発環境と接続するときのポート番号を指定します。 一般的には 49152 から 65535 までの値を指定可能です。既定の値は 52000 です。 (3) TIMEOUT クライアントとの接続のタイムアウト時間を秒単位で指定します。 0 から 2^31-1 までの値を指定可能です。既定の値は 0 です。0 はタイムアウトが発生しないこ とを表します。 283
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