信頼性試験の必須基礎知識と効率的な進め方

サイエンス＆テクノロジーセミナーのご案内
故障モデルや信頼性試験の基礎知識を概説し、データ解析、抜き取り試験、加速試験の進め方や
留意点をわかりやすく説明する。
日頃の現場での疑問点や悩みも相談可！
Z120532
信頼性試験の必須基礎知識と
効率的な進め方
日時
会場
2012年5月22日（火） 10：00～16：30
東京・江東区東陽　江東区産業会館第2会議室
受講料 49,980円（税込） ⇒S&T会員 47,250円
※このセミナーのお払い方法は銀行振込のみになります
2名同時申込みで1名分無料 ※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用。
（2名で49,980円） ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
講師
主催
資料・昼食付
(株)Ｒ＆Ｄ支援センター
東京理科大学　非常勤講師、帝京科学大学　非常勤講師　益田昭彦　氏
（元帝京科学大学　教授、元日本電気(株)　主席技師長）
昨年の311の大災害以降、一般の消費者の間でも、製品の信頼性・安全性保証への関心が高まっています。メーカーがそれに
応えて行う最も一般的な方法は製品の信頼性試験です。しかし、そこには「数と時間の壁」という問題があり、時間が掛かる、費用
が掛かる、結果が信頼できるかどうかわからないなどの不満がよく聞かれます。
この講座では、メーカーが押さえておくべき信頼性試験の基本となる原理と法則をやさしく紹介します。これにより、合理的に試験
時間を短縮し、費用を節減し、数値的に信頼性保証を行うことが可能になります。また、数理統計学に基づく信頼性特性値の推定
および検定の方法を演習を交えて体得することにより、試験結果を自信を持って報告することができるようになります。
なお、この講座で学ぶ信頼性試験、ワイブル解析、故障解析（今回は故障モデルのみ）は三位一体の信頼性解析手法といい、ト
ラブルの未然防止に有効な信頼性七つ道具（Ｒ７）の一翼を担うものです。
趣　旨
プログラム１．はじめに
・信頼性試験の効用
・三位一体の信頼性解析
２．信頼性の基礎知識
2.1 故障とは
・ストレス
・故障メカニズム
・故障モード
2.2 信頼性とは
2.3 信頼性の尺度
・信頼度
・故障率
・平均寿命（MTTF, MTBF）
2.4 故障のモデル
A．故障物理的モデル
・ストレス・強度モデル
・累積損傷モデル
・反応論モデル
B．故障分布モデル
・指数分布
・ワイブル分布
・対数正規分布
C．バスタブ曲線モデル
D．システム信頼性モデル
5.4 指数分布に基づく計数逐次抜取方式
5.5 ワイブル分布に基づく計数抜取方式
（形状パラメータｍが既知の場合）
３．信頼性試験の基礎知識
3.1 信頼性試験とは
3.2 信頼性試験における「数と時間の壁」
3.3 信頼性試験の種類
3.4 信頼性試験計画上の留意点
3.5 信頼性試験実行上の留意点
４．信頼性試験データの解析手法
4.1 時間線図による信頼性データの表現法
・動作状態（OS）図
・データ解析（DA）図
・CHM法
4.2 偶発故障データの統計的推定法（演習）
4.3 ワイブル確率プロット法（演習）
4.4 計数データの解析法
６．加速試験の原理
6.1 初歩的な加速の方法
6.2 加速係数の求め方
6.3 故障物理モデルに基づく加速試験法
6.4 複合ストレスの加速モデル
6.5 加速試験の留意点
6.6 定性的加速試験法　－HALT－
７．まとめ
・信頼性七つ道具(R7)における
三位一体の信頼性解析の役割
・信頼性ストーリーにおける信頼性試験の位置付け
（質疑応答・名刺交換・個別相談）
５．信頼性抜取試験の原理
5.1 統計的検定と検査特性（OC）曲線
5.2 信頼性試験のための抜取方式の種類
5.3 指数分布に基づく計数1回抜取方式
※講師、プログラムの内容が変更になる場合もございます。最新の情報はHPにてご確認ください。 ※申込用紙が複数枚必要な場合等は、本用紙をコピーしてお使いください。
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