インターネットITS協議会:IIC

ITS-Japan 地域ITS推進団体連絡会
2012.3.16
進化するICT技術の交通への適用
~新たな技術・サービスによる地域への貢献~
インターネットITS協議会(略:IIC)
事務局長
株式会社
代表取締役
アイアイシー(略:KIIC)
時
津
直
樹
インターネットITS協議会概要
1.設立の経緯
●2001年度に経産省支援のインターネットITSプロジェクトが実施される(首都圏、名古屋)
●プロジェクトメンバーであるトヨタ自動車、デンソー、NECを発起人として、ITS関連民間企業を
中心とした会員にて2002年10月に設立される
2.活動の目標
次の3つの成果を目指し活動を行う
●インターネットITSの社会基盤としての展開シナリオ作成
●インターネットITS技術の開発、実用化、標準化
●会員会社のアライアンスによる新規ビジネスの創出
3.協議会の会員構成
●会長:日本電気(株) 藤江副社長
特別顧問:慶応義塾 村井常務理事
相談役:トヨタ自動車(株) 渡辺前社長
幹事会員 9社 (正会員 11社、賛助会員 68社、特別会員 22大学)(2012年2月現在)
KDDI(株)
(株)デンソー
富士通(株)
新華情報システム(株)
トヨタ自動車(株)
(株)ブロードリーフ
JXホールディング(株)
日本電気(株)
矢崎計器(株)
インターネットITS協議会の目的
2002年開始
全車ネットワーク化を目指してスタート
いつでも情報にアクセスできる世界を創る
安全
コンテンツ
ASP
サービス
ASP
快適
ASP
利便
インターネット
環境
インターネットITS
ネットワーク
安心
携帯網/DSRC網/無線LAN網/地上波デジタル・・・・
10年やって来て
ユーザー
人
3
「時は今・・・」
自動車
事業環境整う!
鉄道
船舶
航空機
オフィス
家庭
事業化に必要な全てのプレイヤーが協議会に集結し
新たな事業の創出を目指す
共通の基盤で自由につなぎあえる世界
CP
CP
ASP
CP
ASP
CP
ASP
IICの会員構造
・コンテンツプロバイダ
・コンテンツプロバイダ
・地図/音楽配信
・地図/音楽配信
・保険/金融
・保険/金融
・ロードサービス
・ロードサービス
・セキュリティサービスetc
・セキュリティサービスetc
・ASP事業者
・ASP事業者
・決済/セキュリティ
・決済/セキュリティ
・ミドルウェア
・ミドルウェア
インターネットITS
・ISP
・ISP
・システムインテグレータ
・システムインテグレータ
・プラットフォーム事業者
・プラットフォーム事業者
・サーバーベンダ
・サーバーベンダ
通信メディア
・電話系
・電話系
・ホットスポット系(官、民)
・ホットスポット系(官、民)
・デジタル放送系
・デジタル放送系
・自動車メーカ
・自動車メーカ
・自動車部品メーカ
・自動車部品メーカ
・車載機器メーカ
・車載機器メーカ
ユーザ
4
・B
・BtotoG、B
G、BtotoB(公共、民)
B(公共、民)
・B
to
C(一般ドライバ)
・B to C(一般ドライバ)
インターネットITSの拡大
北海道
全国へ展開したい
ユーザ参加・地域に根ざした
東北
“ITS”の展開を推進できる体制に
東京
関西
中国・四国
九州
名古屋・岐阜
沖縄
2011年
次世代の自動車プラットフォーム目指し
4つの新しいプロジェクト開始
全国にパートナー作って広めたい
推進中の事業
7
1.プローブ情報システム
自動車情報の安全な活用
2.次世代SS
全ての自動車のEMS
3.自動車クラウド
次世代自動車プラットフォーム構造
4.スマートフォンITS
スマートフォンとITS融合
①
プローブ情報利活用事業
まず必要なのは
車両情報を安全に収集する仕組み
車両情報活用ニーズ
車両情報活用ニーズ拡大
次のITSはプローブシステム
エコ運転支援
スマートコミュニティ
スマートフォン連携
等々
・・・
・・・
・・・
・・・
全国の自動車をインフラ活用
実際の運転とエコ関係見える化
エネルギー社会と連携
簡単に車載情報システムが
手法 : CAN情報を活用
メリット
代用ではない本当の情報を活用
大量情報分析で社会の状況が
ビッグデータの処理で新価値が
等々
デメリット
危険性指摘・責任主体の不在
自動車セキュリティが話題に
活用に対して公の議論が無い
等々
本年度の事業内容
通信(車載機~スマホ~センター)
車両
プローブ活用
実証評価システム(センター)
車両情報
TEL網
インターネット
センタ
プローブ
プローブ
分析
サーバ
DB
サーバ
サーバ
エコ分析
セキュリティ情報
エコ運転支援
サーバ
セキュリティ
ITS-ECU
サーバ
セキュリティ
モジュール
車両情報(CA
N)
アクセス要求
システム構造
アクセス権限
安全に情報を収集し活用する仕組みの開発と
自動車セキュリティ構造(ポリシー)策定
ITS‐ECU(IIC車載機 Type1)
ITS-ECU
車両情報
(許可された)
車両情報
セキュリティ構造
(CAN)
ITS‐ECU(IIC車載機 Type2)
車両情報
GW ECU
車両情報
(CAN)
12
②
次世代SS構築事業
まずは、実際に車載機を使って
50台のモニター車両で実施中
次世代SSシステム(車両情報活用具体事例)
クラウドシステム
POS
システム
SS基幹システム
各種
DB
④エコ分析システム
エコドライブ分析
支援サーバ
③SS情報DB
情報集約
コンテンツ
サーバ
⑤顧客向けサービスシステム
SSシステム
②SS車両サービス
情報収集 分析
車両情報収集
車両診断情報分析
表示
コンテンツ配信
顧客車両情報
WiFi AP
顧客車両情報収集
IIC車載機
携帯網
顧客向け表示
コンテンツ配信
サービス情報提供
・来店時情報
・車両診断情報
・キャンペーン広告
・地域クーポン
・etc
サービスアプリケーション
・エコ分析情報
・車両診断情報
・キャンペーン広告
・etc
SS
Digital Signage
顧客スマートフォン
①車両情報収集システム
⑦顧客向け情報表示システム
③
自動車クラウド事業
通信で接続される事が常識になる
スマホからの延長世界
新しい自動車ITプラットフォームへ
3.自動車クラウド事業
ナビはどうなる?
ナビ機能と価格の関係
価格
(万円)
CD
DVD
HDD NW
汎用化・・・車両連携
自動車の頭脳
高付加価値化
30
スマートフォン融合
20
クラウド対応
(車両連携がキー)
5
PND・・・消滅?
1985
1990
2000
2010
2015
この融合をどうしてゆくか?
ユーザーはどちらも欲しい
16
自動車クラウドの基本構造
サービス④サービス(一般)
J-Alert
消防
サービス
地図
リアルタイム
ナビセンタ
自動車サービス
センタ
(V2G、V2H)
プローブサービス
センタ
危機管理センタ
③クラウドサービスセンタ
自動車クラウド GW
クラウドサービス基本構造
GW
アンドロイド
ルータ
スマホ
②クラウドゲートウエイ
①クラウド車載システム
Wi-Fi
ナビより安くて何でも出来る!
ITS ECU
2011/8/4版
こんな世界を実現したい!
平時の場合の自動車クラウド
エネルギー
管理
プローブ
サービスクラウド
様々なユーザ(車)が
安全・安心
自動車サービスクラウド
サービスクラウド
自由にサービスを享受する世界
快適・
利便性
点検修理整備
自動車クラウドゲートウェイ
健康・福祉・
高齢者/過疎
対応
地域情報
宣伝
一瞬で切り替わる
市民の車両 公共車両
ハイブリッド世界
物流車両 工事車両
有時の場合の自動車クラウド
防災
復興支援
緊急時支援
エネルギー
管理
全ての車を
危機管理の戦力に併合する世界
プローブ
危機管理クラウド
安全・安心
点検修理
整備
快適・
利便性
自動車クラウドゲートウェイ
健康・福祉・
高齢者/過疎
対応
地域情報
宣伝
支援車両
公共車両
物流車両 工事車両
特殊車両
震災
復旧
復興
指揮管理系統の一本化
東海地方に必要!
今、最もホットなテーマ
④スマートフォンITS事業
スマートフォンITSコンソーシアム(SITSC)
設立構想
車載スマートフォン市場の動向
海外:車両情報を活用したサービスの試行開始(ラスベガス CES 全盛)
Wifi
Bluetooth
市販
車載機器
OBD2コネクタ
海外製品
Torque
$100~$180
alOBD ScanGenPro
【機能】
•診断トラブルコード、一般的な、メーカー固有の両方を、読んで、
(データベースの3000の一般的なコードの定義)その意味を表示します。
•クリアトラブルコードはとMIL("エンジンチェック"ライト)をオフにする
•ディスプレイ電流センサ値
•インテークマニホールドの圧力
•エンジン回転数
•タイミングアドバンス
•計算負荷の値
•吸気温度
•冷却水の温度
•空気流量
•燃料システムステータス
•絶対スロットルポジション
•車速
•O2センサー値
•短期燃料のトリム
•燃料システムのステータス
•長期燃料のトリム
•燃料の圧力
OBDroid
20
車載スマートフォン市場の動向 (国内事例)
カーナビメーカ ・・・パイオニア殿事例
機能付きクレードルで車両連携を
GPS と 3Dセンサー追加
IIC提案
スマートフォンITS構想
IIC車載機
ITSとスマートフォンの連携世界
EV/コンバージョンEV
スマホ
EV向けサービス
・充電サービス
・燃費診断
・バッテリー診断
・EVエコ運転診断・・・
※goo-net.comより車両写真引用
共通サービス・コンテンツ
EV用車載機
既存車へもEVへも, ITS環境を提供!
ガソリン/HV車
・渋滞情報
・ヒヤリハット地点共有
・位置情報共有サービス
・災害時避難サポート・・・
スマホ
ガソリン車向けサービス
※EETIMES JAPAN URL:http://202.218.219.41/content/3068
「車載ネットワークとつながるIPネットワーク、ツールの活用で開発を効率化」より車両図引用
ガソリン車用車載機
・給油情報サービス
・エコドライブ支援
・車両診断サービス・・・
スマホアプリ市場
・今はスモールビジネス
・一発屋世界
これを
・信頼出来るアプリ
・B2Bでも活用出来る
・流通出来る仕組みへ
スマートフォンITSコンソーシアム設立へ
システムパターン
インターネットサービス
車載機
アプリ A
自車の情報で
成立する
サービス
アプリC
位置情報に
基づいて行う
サービス
共通情報アクセス API
車両情報取得 API
車両情報
アプリB
蓄積した
プローブ情報を
利用する
サービス
アプリ
共通情報
DB
解析
地域情報 /災害
安全・安心
観光/宣伝
などのアプリ
26
スマートフォンITSの事業構造
ITS 新しい自動車社会
スマートフォン 新しい情報社会
スマートフォンITS
・オープンな世界
・広いユーザー層
・高い表現力
・モバイル通信
・大きなマーケット
(新しい名称)
・クローズな世界
・ドライバーの運転情報
・自動車の情報
・温度や湿度などの環境情報
・未開拓の情報市場
目指す世界
・新しい自動車サービスの創出
・ソフトウェア流通の仕組み
社会(BtoG)
エコ
災害
プローブ
共通API
点検整備・
駐車場
D
A
S
安全・
安心
I
IICGW
スマートフォン
車載機
地域情報
共通
ルール
宣伝
健康
CLOSE
業務(BtoB)
楽しみ
OPEN
共通プラットフォームによる
スマートフォンITS
ユーザ(BtoC)
27
コンソーシアムの役割と狙い(概要)
ユーザー
SITSC
(コンソーシアム)
SITAC共通車載機
提供(販売)※
車載機
提供(販売)
SITACアプリストアー
アプリ認証
メンテナンス
アライアンス事業者の承認
(SITSC 参加企業)
車両情報DB
プローブ DB
料金
登録・承認
アプリ登録
ガイドライン/ コンプライアンス
(SITSCルール)
提供
スマートフォンITSプラットフォーム
インターフェース(API)
車載機・開発環境
コンソーシアムの役割
自動車関連の
使えるアプリは
ここに来れば
手に入る!
ここのアプリは
使える。
SITSC会員
(ソフトベンダー)
・SITSC会員へスマートフォンITSプラットフォームを提供
・アプリストアーでソフトの流通を管理
・クラウド上のプローブDB、車両情報DBを管理
・標準化との相関調整
・会員が車両情報を利用したサービスを創造しやすい環境を提供
・安全かつ保障されたサービスをユーザーに提供
・車両向けアプリケーションの流通を促進
信頼出来る
流通構造
コンソーシアムの役割と狙い(詳細)
SITSC会員
運営主体
(SITSC)
事業主体
(KIIC)
車載機開発
クラウドGWの運用
情報提供
アプリケーション
流通PF運営
開発ツール提供
APIの公開
対象車両選定
必要情報抽出
ビジネス
アイデア
アプリ開発
システム開発
車両情報DB
アプリ認証
プローブDB
ユーザDB
課金
料金回収
(プローブ情報提供)
車載機の販売
APL・サービス販売
プローブ情報
アプリ登録
購入
料金支払
エンドユーザー
ITS関連のアプリ・サービスの活用
(新サービス開発)
対象車両
(メーカ・車種・年式)
コンソーシアム機能(素案)
KIIC
事務局運営
事業企画策定
機器・環境提供
2012.03.05
SITSC
SITSC会員
会員 A
事務局
入会金¥
ステアリングコミッティ
戦略策定・企画・運営
PJ策定・標準化・地域展開等
(KIIC・事務局・会員A他)
会員 B
システム管理機構
開発システム
システム支援
APL管理機構
開発サポート
APL登録・抹消
APL検証
DB管理機構
車載器・CAN情報管理
プローブDB管理
サービス管理機構
機器
APL
万円 年会費¥
万円
アプリ販売可(公開アプリ)
会員 C
入会金¥
万円 年会費¥
万円
自社使用(法人アプリ)
会員 D
入会金¥
万円 年会費¥
万円
個人使用
会員 E 大学・機関
入会金 ¥0 年会費 ¥0
研究使用 (成果フィードバック)
ユーザ
ユーザ B2C
B2G B2B システム
サービス・メンテ
会員管理機構
会員登録・管理
費用管理
万円
ステアリング参画可・システム販売可
入会金¥
SITSC機能
万円 年会費¥
会員へのサービス提供(素案)
会員
特典
特典1 運営参加
ステアリングへの参加
WG設定権
技術交換会主催
特典2 開発支援
開発ツール
(@ 万円)
開発環境の使用 (
円/日)
特典3 検証
APL検証
(@
スマホ通信検証 (@
万円)
万円)
特典4 ビジネス支援
システム販売
(含機器)
APL販売
APL販売手数料
特典5 セキュリティ
車両情報
(1種類/ 万円/年)
車載機登録管理
プローブDB利用
特典6 販売支援
アプリ優先表示
ロゴ使用
会員A
2012.03.05
会員B
会員C
会員D
会員E
今後の情報展開
スマートフォンITS協議会 HPから決定事項を展開します。
各種 お問い合わせにも対応いたします。
http://www.kiic.co.jp/sitsc/index.html
日本から世界へ
インターネットITS協議会へのご参加を
全国の強力パートナーを求めます!
全国に新しいITSコアが出来るのを期待します
なんなりとお申し付け下さい
新しい自動車社会の創出
Japan Inside
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