5.18裁判員制度廃止!全国集会へ

「司法改革」に断を!
高山懲戒=
高山懲戒 = 立候補資格
剥奪を
剥奪を許さない
5.18裁判員制度廃止! 全国集会へ
めざす会
めざす会ニュース
第105号
2010/2/4
1月25日仙台に始まった8都市の連続講演旅行をひとまず終えた。さまざまな美化偽装の隙間か
ら、刑事裁判のメルトダウンや権力派弁護士づくりと闘おうとする現場がリアルに見える。あきらめと
いう「時代の風」に覆われたり流されたりせず、いまこそ立ち上がろうという気運がやはり見えてくる。
刑事裁判形骸化の非難を浴びた悪名高い「公判前整理手続き」さえ形式化させ、一気に「進行
協議」処理に傾く現場(大阪)。「良い経験をした」と語って権力批判をしない人格に変わる裁判員の
姿(兵庫)。対して、弁護士を国家管理下におく激増政策の根本に触れない二人の候補に何の違い
があるかと問いかける元判事(広島)。制度の憲法違反性をどう主張し運動化するかを実践的に考え
ようと訴える平和運動弁護士(名古屋)。弁護士の在野性に徹底的にこだわろうと提言する会員(同)。
司法支援センター依存を憂え、契約拒否を強調する会員(各地)。
「息も絶え絶え」の状況にある裁判員制度をこの春にも潰してしまおう。激増政策に対する正面からの反撃こそが必要だ。
人数論に解消して問題の所在を曖昧にさせるな。改憲と戦争の
危機切迫にまったく触れない無責任な人たちの思惑を私たちは
峻拒する。私の考えに共鳴・賛同される会員が多く、嬉しい。断
固棄権するという方、何と言っても高山と書くという方。無念の思
日時 5月18日(火)18時
いの深さにひたすら詫びながら、団結と決起を呼びかける「吼え
場所 東京・日比谷公会堂
る高山俊吉っ」の旅であった。
最後にもう一度。全国の会員の皆さん、大恐慌と大失業と戦
主催 裁判員制度はいらない! 大運動
争の時代に生きる弁護士が本当に心をつないで行動しよう。民
〔事務局〕 新都心法律事務所 TEL03(3348)5162
衆の怒りのマグマにつながる私たちのポテンシャルエネルギー
FAX03(3348)5153 http://no-saiban-in.org
を平生から蓄え、新しいうねりを力強く広げましょう。
裁判員制度廃止!全国集会
< トピックス>
トピックス>
戦後史を
戦後史を問う動乱の
動乱の時代
全国ツアー
全国ツアー in 千葉・
千葉・東京・
東京・名古屋
思想弾圧は
思想弾圧は過去の
過去の話ではない 横浜事件
本日、横浜地裁は「横浜事
件」の元被告人ら遺族の再審
「免訴」の刑事補償請求につ
き実質「冤罪」を認めて満額支
払 い を決 定 した 。19 42~ 45
年、治安維持法違反でおよそ
60人の言論・出版関係者が
逮捕され、4人が獄死、約30
人が有罪判決を受けた。判決
は、「竹刀で乱打され、靴でけ
られ、ときにはつるし上げられ
るなどの暴行を加えられた」と
拷問の事実も認めた。
うち第3次再審請求の弁護
団事務局長で、『中央公論』
編集者木村亮さんらの遺族代
理人を務めた森川文人弁護
士(二弁)は、判決後の記者
会見で、「思想弾圧は決して
過去の話ではない」と述べた。
森川さんは、この間、法政大
学における『大学の営業権』
などを口実にした大弾圧(この
3年間で112人の逮捕・33人の
起訴)の主任弁護人でもある。
小沢vs
小沢vs検察
vs検察のデスマッチ
検察のデスマッチ 新段階へ
新段階へ
民主党小沢幹事長の不起
訴で、日本の政治史上未曾
有のデスマッチは終わったの
か。昨年「8.30」総選挙で戦後
自民党支配体制が大崩壊し
た後、「政治主導」「国会改
革」と称して新たな強権独裁
体制をめざす小沢・鳩山政権
と、「8.30」を巻き戻し自民党・
旧官僚支配の復権を図る権
力 実力 部 隊と の死闘 戦であ
る。決着はつかない。さしあた
り、その火は民主党内部のバ
トルに転ずるか。
今こそ、本来の「社会の主
人公」労働者民衆こそが躍り
出るときだ。 日弁連の再生、
労働運動の復権を!
千葉 降り始めた雪を吹っ飛ばして、熱い集
会が始まった。裁判員裁判起訴件数日本一で
破綻必至の千葉の実情が語られ、裁判員制
度と司法改革を打ち破る運動の構築をみんな
で誓い合った。N
で誓い合った。
東京 議論沸騰・発言者多数のため「続会」を求める動議すら無
視する議長に不信任動議、執行部は会場マイクを切断、抗議して
壇上に殺到する弁護士…。この「3000人増員・ロースクール」を強行
した臨時総会(00.11.1)ビデオには改めて怒り。
懲戒制度の現状に対する危機感も強い。「こんな日弁連に何が
期待できるのか」と、若手の発言も続く。弁護士も、自ら立って生活と
未来をたたかいとる以外にない。S
未来をたたかいとる以外にない。
名古屋 全国ツアーの最終地。裁判員裁判を担う弁護士から、現
実の弁護における問題点が様々に指摘された。現実の裁判員裁判
のそれぞれの過程で「適正手続きの崩壊」が顕著に進んでいる事実
が共有された。K
が共有された。
大恐慌の時代、労働者も弁護士も共に闘おう!
全国労働者総決起集会
尼崎事故をくり返すな 1047名解雇撤回 検修業務外注化阻止 派遣法撤廃
と き ○2月13日(土)午後1時~
集会後、JR東日本本社(新宿)へデモ
ところ○代々木公園B地区 野外ステージ
〔よびかけ〕 動労千葉、動労水戸、動労高崎、動労西日本他
憲 法 と 人 権 の 日 弁 連 を め ざ す 会
代 表 高 山 俊 吉
東京都港区虎ノ門1-1-11 マスダビル4F/T E L 0 3 ( 5 1 5 7 ) 5 4 8 8 / F A X 0 3 ( 5 1 5 7 ) 5 4 8 9 / URL http://mezasukai.org/