生徒指導の窓 安心・安全な学校生活のために 生徒指導担当 山田 正人 1 いじめのない学校づくりのために 黒川中では、生徒会が中心となり、いじめのない学校づくりに向けて取り組んでいます。 今年度も、次のような活動を行っていきます。 ①人間関係力を育てるために ・あいさつを大切にする活動を、生徒会、職員、地域が一体となって取り組みます。 ・学年の枠を超えて助け合う活動を、体育祭や音楽発表会などの行事や、清掃活動など日常 生活の中でも行います。 ②いじめを許さない確かな判断力を育てるために ・学級、学年で道徳の授業に取り組みます。 ・全職員が、いじめは絶対にいけないことであるということを、繰り返し話します。 ③子どもの抱える不安や悩みを早期発見するために ・生活ノートのやりとりを、学級担任が生徒一人一人と行います。 ・全校生徒のようすのきめ細かな観察を、全職員が連携して行います。 2 交通事故ゼロに向けて 黒川中では全校生徒が自転車通学をしています。交通ルールを守って安全に 登下校してほしいと願っています。 そこで「朝の交通安全街頭指導」を4月9日から13日までの5日間、生徒 が登校する時間帯に職員が校区内4カ所で行いました。地域の方や職員の感想 として、 「挨拶がよい」「ヘルメットをかぶっている」と嬉しい話を伺いました。 また、 「交通安全教室」を4月11日、全校生徒を対象に行いました。講師として、黒川と胎内 の駐在さんに来ていただきました。自転車のルールを守らないと法律で罰せられることや、自転 車と車の接触事故の恐ろしさについて、具体的でわかりやすいお話をうかいました。生徒は真剣 な表情で静かに話を聞き、通学路の危険箇所について質問も出されました。 講話で、全校生徒に注意してほしいこととして、次の3点を注意されました。 ①一時停止をすること。 交差点、せまい道路から広い道路に出るときは特に危険です。 ②ヘルメットのあごひもをしっかりと締めること。 ヘルメットは、転倒したときに、頭を、命を守る「切り札」です。 ③一列になって走行すること。 2列3列に広がっていると、他の歩行者や車の通行の妨げになります。並んで走っている自 転車同士が接触して転倒する危険性もあります。 学校全体での集会や各学級でも指導しておりますが、ご家庭や地域でもご指導くださいます ようお願いいたします。また、お子さんのようすで気になるようなことがございましたらご連 絡ください。 黒川中学校 ℡:0254-47-2425 (担当 山田) 平成 23年度末に転出・退職した職員 教 諭 教 諭 教 諭 教 諭 調理員 介助員 非常勤講師 ALT 畔 野 星 野 蝶名林 野 口 板谷越 山 本 内 山 佐久間 智 行 理 恵 知 佳 鮎 子 裕 子 愉利子 達 也 ア キ 田上町立田上中学校へ 新発田市立紫雲寺中学校へ 魚沼市立湯之谷中学校へ 新発田市立本丸中学校へ 胎内市立ふたば保育園へ ※ 本年度も、黒川中学校のホームページに学校の 退 職 様子を掲載していきます。そちらも是非ご覧ください。 退 職 退 職 ( アドレス:http://tainai.ed.jp/~kurokawa-jhs/ ) 黒 中 だ よ り 胎内市立黒川中学校 第 1 号 平成24年4月21日 24年 度 の ス タ ー ト に 当 た っ て 校 長 中 野 國 芳 桜の開花のたよりが聞こえてくる季節となり、木々の新 芽も黒川の地に春の到来を教えてくれています。 東日本大震災と原発の事故からの復興はまだまだ道半ば であり、被災された地域の方々への義援金募金もまだまだ 必 要 と な っ て い ま す 。学 校 で も 今 年 も 募 金 活 動 を 行 い ま す 。 ご協力をお願いいたします。 さて、当校も新入生51人を迎え、全校生徒146人で 平成24年度が始まりました。 職員は新しく転入した8名の教職員を加え、29名の職 員一同で力を合わせ、教育目標「自ら学び鍛え合おう 心豊かにたくましく」の具現化に邁 進いたす所存です。 今年度の入学式では次のような話をしました。 皆さんに、ぜひ心に刻んでほしい3つのことを話します。 第 一 は「 進 ん で あ い さ つ を す る 」と い う こ と で す 。家 族 、先 生 、友 達 、近 所 の 人 な ど 、 どこで誰に会っても、進んであいさつのできる中学生になって欲しいのです。日本人は 昔から礼節を重んじる国民です。あいさつは、お互いを知り合い互いを高め合う、また 相手を思いやる大事なきっかけです。そして自己を高める積極性につながります。いつ もさわやかにあいさつを実行し、自分を高めて下さい。 第 二 は「 自 ら 高 い 目 標 を 持 つ 」と い う こ と で す 。三 年 間 と い う 月 日 は 長 い よ う で す が 、 あっという間に過ぎてしまうものです。それだけにただ日々に追われるのではなく、自 分で高い目標を持ち、実現のために友と互いに励まし合い、鍛え合う、切磋琢磨の精神 が大切です。中学校の三年間は体の面でも、心の面でも、一生のうちで最も成長する時 期です。自分探しの場ということもあります。各教科においても、人間として望ましい 生き方を探す場合においても、身体を鍛える場合においても、自分を見つめ、しっかり とした目標を持ち取り組んで下さい。そして、三年後には自らの進路を決定しなければ なりません。実社会で職に就くにしろ、進学するにしろ、気分や感情だけでは希望はか なえられません。自分の適性を知り、三年間で実力を育てて下さい。 第三は「人を心より思いやる」ということです。思いやりは、全校生徒が気持ちよく 安心して学校生活を送る上で欠かせない大切なものです。思いやるには、まず目の前に いる相手の気持ちを考えることからスタートします。自分が望むのと同じように、相手 が何を望み、何をしてほしいのか心から分かろうとする。そうすれば人のいやがること を言ったり、やったりせず、いじめのない関係が築かれていきます。そしてそのことが 最後には自分の学校生活を豊にしてくれるのです。また、現在日本は東日本大震災や原 発 事 故 か ら 復 興 途 中 に 有 り 、被 災 さ れ た 方 々 へ の 支 援 が ま だ ま だ 必 要 な 時 期 に あ り ま す 。 皆さんが卒業する時に、全員が他の人々を思いやれる、困っている人達に手を差し伸べ られる「思いやりのある人」に成長してくれていることを期待しています。 地域の皆様や、保護者の皆様から御協力や御支援を賜り、職員一同精一杯子供の成長のた め教育活動をおこなっていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。 職員あいさつ 入学式 今年は特に春の訪れが遅く、肌寒さが残る中でしたが、 沢山の来賓の皆様、保護者の皆様をお迎えして、平成24年度の入学式が厳粛な雰囲気の 中で行われました。真新しい制服に包まれた1年生51名の中学校生活がスタートしまし た。式では、新入生を代表して渡辺敬太さんが「今日から黒川中学校の生徒としての誇り と自覚をもち、それぞれの目標に向かって努力、充実した3年間の学校生活を送ります」 と力強く誓いの言葉を発表しました。また、生徒を代表して、生徒会副会長の桐生 開さ んが歓迎の言葉を述べました。 以下、その全文を紹介します。 「元気いっぱい頑張ります」 教諭 山田 正人 同じ胎内市の中条中学校から参りました。自宅は新潟市北区(旧豊栄 市)の岡方中学校区で、42㎞ちょっとの道のりを70分くらいかけて 通っています。教科は保健体育で、専門は剣道、趣味は料理と釣り、夜 の主食はアルコールです。よろしくお願いします。 「よろしくお願いします」 教諭 河内 澄枝 同じ胎内市の中条中学校から参りました。担当教科は理科です。 豊かな自然に囲まれ、挨拶の素晴らしい元気なみなさんがいる黒川中 学校に来ることができ、とても嬉しいです。毎朝、ダチョウとアルパカ を見ながら通勤できて、なんか、得した気分になっています。みなさん と共にいろいろなことを勉強して行きたいです。おねがいします。 「よろしくお願いします」 教諭 猪俣 理恵子 新発田市立第一中学校から参りました猪俣理恵子と申します。生まれ 育ったところは新発田市で、現在も新発田市に住んでいます。大自然豊 かな黒川中学校で勤務できることを嬉しく思っています。教科は英語、 部活動はソフトテニスです。素直で明るく元気のいい生徒たちと共に成 長していきたいと思います。よろしくお願い致します。 「お世話になります」 教諭 島津秀人 前任校のあった上越市は、雪解けが遅く、3月になっても道路脇の雪 は車高より高く、春が待ち遠しかったです。今春、黒川中学校の生徒か ら、初日から明るく元気なパワーをもらい、こちらも負けずに頑張らね ばと背筋が伸びる思いです。3年1組担任、教科は国語、部活動はソフ トテニス部を担当します。よろしくお願いいたします。 「同じ空気感」 教諭 青木陽一 大型商業ビルに挟まれ、新潟駅や朱鷺メッセと目と鼻の先の新潟市立 宮浦中学校から参りました。出身は村上市(旧山北町)で、現在は胎内 市に住んでいます。夜、駐車場から空を見上げると星が近くに感じられ、 故郷に近い印象を受けました。1年2組担任、教科は社会と国語、部活 動はバレーボール部を担当いたします。生徒とともに「目標」に向かっ て精一杯がんばります。よろしくお願いします。 「お願いします」 調理員 井上幸恵 ふたば保育園から参りました。3年間保育園で給食を作ってきました が、学校給食の経験が長いので、この黒川中学校で給食を作れることを うれしく思っています。また、2年前までは黒川保育園におりましたの で、この黒川地区にはご縁があるなあと感じています。早く生徒さんと 地区の皆様のお役に立てるように頑張ります。よろしくお願いいたしま す。 「お願いします」 ALT Jed Canady 私の名前はジェッド キャナディです。アメリカのテキサス州のヒュー ストンからきました。ヒューストンはとても暑く、山がなく雪も降りま せん。3百万人の大きな港町です。私はオースチィンにあるテキサス大 学で建築学を学びました。また、日本語も1年学びました。胎内でも日 本語を勉強していきたいです。去年、ウクライナで大人に英語を教え、 イタリア、フランス、フィンランドでは子どもたちに英語を教えました。 ここで英語を教えることができてうれしいです。よろしくお願いします。 非常勤講師 鈴木寿宏 今年からお世話にな ります。全校生徒の技 術を担当します。 お願いいたします。 栄養士 神田美保 村上第一中学校から 来ました。黒川小と兼 務になります。 育ち ざかりの中学生を、栄 養面でサポートしてい きます。 学校の桜の蕾もふくらみ、春の訪れを感じられる季 節となりました。今日、新しくここ黒川中学校に入学 してきた51名の皆さんご入学おめでとうございます。 私たち在校生一同、皆さんのご入学を心より歓迎致し ます。 皆さんは、今日のこの入学まで、とても大きな不安 と期待を抱えてきたと思います。不安の方が大きい人 もいるでしょう。しかし、心配はいりません。なぜな ら 、皆 さ ん に は も う 沢 山 の 味 方 が つ い て い る か ら で す 。 私たち三年生や二年生の先輩、先生方は優しい人たち ばかりなので、困ったことがあったら何でも聞いてください。 中学生になると、小学生活とは違うことがたくさんあります。例えば、学期に一度行わ れる期末テストです。小学校のテストとは違い、内容も難しくなります。教科ごとではな く、国・数・英・理・社の五教科が一度に行われ、その合計点数で、学年内の順位も決ま ります。このテストは高校入試にも関わる重要なテストです。高得点を狙うには、与えら れた宿題だけをするのではなく、自分で日々コツコツと家庭学習を行う必要があります。 ですが、中学生という高い自覚を持って日々勉強すれば、次第に学習の習慣が身につき、 自分にも自信がつくので安心してください。 他にも、小学校では無かった部活動があります。どの部活動に入ろうか迷っている人も 沢山いると思います。そんな人は、正式に部活を決める前に、その部活を体験できる仮入 部期間を有効に使いましょう。後悔をしないように、この期間にどの部活動に入るかをじ っくり考えましょう。そして、自分の選んだ部活に力一杯取り組んで下さい。部活動を通 じて、同級生、先輩方との交流が深まるので、学校の楽しさがより一層増していきます。 また、先程説明した期末テストの一週間前になると、部活動が停止になります。放課後 の部活動が無く、早帰りができるので、その時間を遊んだりして無駄に使うのではなく、 学習をして有効に活用しましょう。 次に、行事についてお話します。小学校でいう運動会 が体育祭という行事になります。最大の違いは、体育祭 は私たち生徒自身の手で企画運営をすることができる点 です。これは、他の行事も同じです。このような大きな 行事を成功させることができたときは、とても達成感が あります。しかし、成功させるために重要になるのは、 「 自 分 た ち で 考 え 、行 動 す る 」と い う こ と で す 。こ れ は 、 普段の学校生活でも一緒です。学習も部活も、先輩や先 生 に 頼 る ば か り で は 得 る も の は 少 な い で す 。自 分 で 考 え 、 で き る こ と は 自 分 で す る 力 を つ け ま し ょ う 。そ う す れ ば 、 成功の達成感も、力が付いたときの喜びもあなた自身のものです。中学校の三年間は、本 当にあっという間です。私はもう三年生になりましたが 、自分たちが入学したのを、つ いこの前のように感じます。それほど、中学校生活はあっという間なのです。ですから、 一日一日を大切にし、中学校の思い出をたくさんつくり、充実した中学校生活を送って下 さい。 最後に黒川中学校のよいところは、元気で挨拶がよく、活気があるところです。この素 晴らしい伝統を受け継げるように、私たち生徒会本部も皆さんが安心していつでも笑顔で 過ごせるような活動をしていきます。全校生徒全員で協力し、より良い素晴らしい黒中を 築いていきましょう。 平成24年4月9日 在校生代表 桐生 開
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