こちら - 九州工業大学 大学院工学府 大学院教育改革プログラム

学生のみなさんへ
九州工業大学
ごあんない
~コンピュータビジョンの夢を語る~
Visvanathan Ramesh 氏
講演会
日時:2012年 2月 6日 (月)
13:00~14:30
会場:九州工業大学/戸畑キャンパス
©Siemens
C-3C教室( 定員:288人)
入場無料・申込不要
題目:Systems Engineering for Computer Vision
*
裏面に講演概要を載せています。
当日、発表内容を簡潔にまとめた資料(日本語)を
配布します。
組織的な大学院教育改革プログラム プロジェクトリーダ型博士技術者の育成
Systems Engineering For
Computer Vision
2012/2/6
13:00~14:30
C-3C講義室
Speaker:
Professor Dr. Visvanathan Ramesh, (University of Frankfurt & Frankfurt
Institute of Advanced Studies (FIAS), Frankfurt am Main, Germany)
Abstract:
Rapid advances in
sensing, computing, and
algorithms have paved
the way for visual
perception tasks to be
increasingly realizable in
real-world settings. The
computer vision field
has seen a significant
increase in the range of real world
applications ranging from vision systems
for driver assistance, video surveillance
for security, industrial automation, and
medical imaging.
In this talk, we will highlight the origins
of our methodology for formal design,
analysis and validation of computer
vision systems and illustrate how the
methodology was evolved over several
years through industrial practice. The
methodology was used to develop a
number of real-world vision systems that
demonstrate advanced object detection,
tracking, and recognition functions for
applications in driver assistance, traffic
monitoring and security. The talk will
conclude with a summary of research
challenges in computer vision and future
outlook for our research work.
Acknowledgements:
The
work
described is a summary of years of
collaborative work between the speaker
and various collaborators in academia
and Siemens Corporate Research in
Princeton, NJ.
We
thank
Siemens
Corporate
Research for the permission to use the
picture
講演概要:
センシング、コンピュータ、アルゴ
リズム技術開発の急速な発展によ
り、視覚認知に関する研究は、ます
ます実生活への実用化の方向に進ん
でいき、ドライビングアシスタント
システム、セキュリティ用のビデオ
監視,産業オートメーション、医用
画像など、コンピュータビジョンの
実用化の取り組みは、非常に大きな
広がりを見せている。
本講演では、コンピュータビジョン
システムの設計、解析、妥当性検査
に関する方法論の原点に焦点をあて
る。私たちの方法論は、ドライビン
グアシスタント、交通監視やセキュ
リティへの応用上の物体検出、物体
追跡、物体認識のビジョンシステム
Prof. Visvanathan Ramesh
ビスバナハン・ラメシュ教授
開発に使われたが、その方法論が、
Siemens 社 で リ ア ル タ イ
工業実施を通して数年間でどう展開
ムビジョン開発のリーダを勤
されていったのかについて紹介す
めていた。開発されたビジョ
る。本 講 演 の 終 わ り で は、コ ン
ピュータビジョン研究のやりがい、
ン技術も空港や鉄道の監視・
モニタリングシステムで使わ
れ て い る。ま た、ド イ ツ の
私たちの研究の将来の展望を話した
Simens社での研究開発のご
い。
経験も紹介されるため、企業
謝辞:本講演内容は、ニュージャー
に 就 職 予 定 の 学 生 に も、グ
ジー州のプリンストンで進められて
きたSimens Corporate Researchと大学
間の共同研究の総論である。
世話人:佐藤能臣 (生命体工学研究科脳情報専攻)
浅海賢一 (工学研究院基礎科学研究系)
ローバル・コミュニケーショ
ン力に長けた技術開発博士を
目指す大学院生にも非常によ
い刺激を与えるに違いない。