勤労者退職給与保証法の中間精算制限に関する法令 (2012年7月26日施行) <勤労者退職給与保証法第 8 条> 第 8 条 (退職金制度の設定など) ① 退職金制度を設定しようとする使用者は継続勤労期間の 1 年に対して 30 日分以上の平均賃金を 退職金として退職勤労者に支給できる制度を設定しなければならない。 ② 第 1 項にもかかわらず、使用者は住宅購入など大統領令で定める事由で勤労者が要求する場合に は、勤労者が退職する前に該当勤労者の継続勤労期間に対する退職金を予め精算し支給することが できる。この場合、予め精算し支給した後の退職金精算のための継続勤労期間は精算時点から新たに 計算する。 <勤労者退職給与保障法施行令第 3 条> 第 3 条 (退職金の中間精算の事由) ① 法第 8 条第 2 項前段で住宅購入など大統領令で定めた事由とは、次の各号のどちらかの一つに該 当する場合のことをいう。 1. 無住宅者である勤労者が本人名義で住宅を購入する場合。 2. 無住宅者である勤労者が住居を目的で民法第 303 条による住宅保証金または住宅賃貸借保障法 第 3 条の 2 による保証金を負担する場合。この場合、勤労者が一つの事業または事業場(以下、事業 という)に勤労する間において 1 回限定する。 3. 勤労者、勤労者の配偶者または所得税法第 50 条第 1 項による勤労者または勤労者の配偶者と生 計を共にする扶養家族が病気または負傷で 6 ヶ月以上療養する場合。 4. 退職金の中間精算を申請する日から逆算して5年以内に勤労者が債務者回生及び破産に関する法 律によって破産宣告を受けた場合。 5. 退職金の中間精算を申請する日から逆算し、5年以内に勤労者が債務回生及び破産に関する法律 によって個人回生手続き開始の決定を受けた場合。 6. 雇用保険法施行令第 28 条第 1 項第 1 号から第 3 号までの規定による賃金ピーク制の実施で賃金 が減少する場合。 7. その他、天災地変などで被害を被るなど雇用労働部長官が定め告示する事由と要件に該当する場 合。 ② 使用者は第 1 項各号の事由によって退職金を予め精算し支給した場合、勤労者の退職後から 5 年 になるまで関連証明書類を保存しなければならない。
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