西武立川駅南口地区都市計画素案説明会議事要旨 【開催日時・参加者数】 開 催 日 時 8月 26 日(水) 19:00~ 会 場 参 加 者 数 堀向会館 33 人 【主な意見・質問等】 玉川上水北側地区について ・ 玉川上水北側地区は地区整備計画区域内と地区整備計画区域外の部分があり、分かりにくい。 玉川上水北側地区A、玉川上水北側地区Bなどのように地区名称を分けて地区整備計画区域 内と地区整備計画区域外の部分を分かりやすくした方がいい。 ⇒検討させて頂く。玉川上水北側地区という名称は地区計画を協働して策定している立川市 においても地区名称として使用されているため、本市で地区名称を変更した場合に立川市 の地区計画も変更が必要となることも考えられる。なお、同様に住宅地区についても地区 整備計画区域内外の区域がある。 ・ 玉川上水北側地区(新規)の建築物等の高さの最高限度が 15mとなっているが、おおよそ何 階建ての建物が建つのか。補助幹線道路 1 号北側の既存の戸建て住宅の日照確保のための規 制はあるのか。 ⇒マンションは概ね1階の高さが3mと言われており、15mだと5階建てまで建築が可能で ある。この地区の大部分の用途地域は第1種中高層住居専用地域であり、建築基準法にお ける日影規制や斜線制限等を踏まえたうえで本来は5階建て以上の高い建物が建てられる 地区であるが、周辺の住環境や景観等に配慮してもらうため地権者と協議を重ね、本地区 計画で 15mの制限を定めている。 ・ 玉川上水北側地区(新規)の建築物等の高さの最高限度について、総合設計制度等を活用し て、15mを超えることはないのか。 ⇒上限が 15m であるため、総合設計制度を利用しても 15mを超えることはできない。 ・ 住宅地区は建築物等の高さの最高限度が 12mなのに、なぜ玉川上水北側地区(新規)の狭い 区域のみ高さの最高限度が 15mなのか。 ⇒本市の都市計画の基本方針である都市計画マスタープランにおいて、西武立川駅前の地区 は中高層の住宅を誘導していく地区となっている。また本地区の用途地域は、第1種中高 層住居専用地域であり 15mを超える中高層住宅が建築可能な地域である。しかし、周囲に 既存の戸建て住宅が建っており南側には玉川上水が流れていることなどの周辺環境を地権 者に配慮していただき、玉川上水沿いの樹木の高さ程度の 15mとしている。資料の図面で は狭い区域に見えるかもしれないが、約 4,500 ㎡の敷地であり規模は大きい。なお住宅地 区は、地権者が低層なまちづくりを望んでいたこともあり、建築物等の高さの最高限度は 12mとなっている。 ・ 玉川上水北側地区(新規)では建物が建つ位置によっては補助幹線道路 1 号北側の戸建て住 宅に影が落ちる可能性があるのか。 ⇒本地区の開発計画については、9月以降に事業者による説明会が予定されている。市に はまだ日影図など具体的な開発図面が出されていないので、事業者の説明会で開発計画を ご確認していただきたい。 -1- ・ 玉川上水北側地区(新規)の集合住宅の計画は、1階に店舗等が入る可能性はあるのか。 ⇒本地区は、第1種中高層住居専用地域であり床面積 500 ㎡以下の店舗等を建てられるが、 現在、事業者からの相談では店舗が入ることは聞いていない。 道路について ・ 玉川上水北側地区(新規)の東側の区画道路の進行方向を教えてほしい。 ⇒現在、進行方向は決まっていない。今後道路を整備するにあたり、警察と協議し決定され ていく。 ・ 補助幹線道路 1 号は交通量が多く、車もスピードを出す。また以前、子どもを巻き込んだ事 故が発生した。交通安全のため、かけはし公園の前にある横断歩道に信号機を設置してほし い。 ⇒ご要望があったことは道路交通対策の担当課に伝えるが、最終的な設置は警察が判断する こととなる。 ・ 玉川上水沿いの区画道路は、既存の道路に加えて新たに道路が整備されるのか。 ⇒現在の玉川上水沿いの道路は市道に認定されていなく、本開発計画においてこの道路を事 業者が整備し、その後市道として認定する。拡幅等はなくほぼ現道の幅員のままとなる。 ・ 補助幹線道路 1 号及び北側の住宅地区内の区画道路について、街灯が少なく夜は暗く防犯上 危険である。 ⇒道路照明設備の照度は基準があり、その基準に基づいて設置されている。ご意見を頂いた ことを担当課に伝える。 ・ 歩道上のアスファルトから草が生えており、人がすれ違う際の障害となる。こまめに刈って ほしい。また玉川上水沿いの道路の排水溝に土が溜まっており、排水不良の原因となってい る。今年は大雨が多いので、排水溝の掃除をこまめに実施してほしい。 ⇒歩道上の草については、ご意見を頂いたことを担当課に伝える。排水溝については大雨の 予報があった際に、過去に水があふれたことのある排水溝の点検・掃除を担当課が行って いる。近年は予想をはるかに上回る雨量の降雨があり未点検、未清掃の排水溝において水 があふれたと考えられる。ご意見を頂いたことを担当課に伝える。 公園について ・ 公園5号の規模を教えてほしい。 ⇒現在詳細な計画は決まっていなく、正確な数値ではないが概ねの面積は約 900 ㎡であり、 縦 60m、横 15m程度となる。昭島市宅地開発等指導要綱には、開発敷地の面積に対する公 園面積が占める割合が定められており、一定規模の開発行為がある場合に本要綱に基づき 公園が整備される。 ・ 以前、防災組織を設立するにあたり公園内にスタンドパイプ等を保管する防災倉庫を設置し てほしいと管理課に要望したが、設置できないと回答があった。公園5号を整備する事業者 に対して、市は整備する前の段階から防災倉庫の設置を要望できないのか。 ⇒昭島市宅地開発等指導要綱において、一定規模の開発行為の場合には公園の整備に加え、 その公園内に設置すべき施設等が定められている。本要綱では防災倉庫の設置規定はない ため、事業者に要望することは難しい。また都市公園法において、公園内に設置できる施 設面積の割合が定められてもいる。防災倉庫の設置は難しいと思うが、自主防災の観点か -2- らはスタンドパイプ等の保管場所の必要性は理解するので、防災課や管理課と協議した上 で、自治会にご連絡させていただく。 そ の 他 ・ 新たに地区整備計画区域とする箇所の開発について、既にデベロッパーや開発業者等と話が 進んでいるのか。 ⇒地権者から本区域を開発したいという相談があり、良好な住環境を維持するため、地権者 の理解を得ながら本地区計画を作成している。 ・ 新たに地区整備計画区域とする箇所は、住宅地とすることが計画されているが、この区域に 証明書の発行ができる支所等の公共施設を整備する計画はあるのか。 ⇒現在、市全域で公共施設の耐用年数や施設配置のバランス等を再検討している。この検討 を踏まえ、公共施設の配置は今後決定していくこととなるが、本区域に公共施設を整備す ることは難しいと思う。 ・ 新たに地区整備計画区域とする箇所の開発について、本日の説明会に事業者は参加している のか。 ⇒本説明会の主催は市であり、事業者は参加していない。 ・ 新たに地区整備計画区域とする箇所では補助幹線道路と比べて地盤面が高くなっているが、 補助幹線道路1号の地盤面の高さと同じにしてから建築物等の高さの最高限度の 12m、15m としてほしい。 ⇒現在、新たに地区整備計画区域とする箇所の地盤面の高さをどのくらいにするかを把握で きていない。建築物等の高さの最高限度は地盤面からの高さであり、整地した地盤面から の高さ制限となる。ご要望を頂いたことは事業者に伝える。 ・ 駅前商業地区の駅前広場に、今後バス停ができる計画はあるのか。 ⇒現在、市のコミュニティバスを含めバス停ができる計画はなく、立川市のコミュニティバ スについてもバス停ができるという話は聞いていない。しかし、将来的にバス停が設置さ れる可能性があるため、駅前ロータリーで停車場のスペースを確保している。 ・ 地区計画区域内ではあるが、地区整備計画区域外である区域において、将来的に開発がある 場合、地区整備計画は検討されるのか。 ⇒地区計画区域であるため、将来的にルールが必要という状況になれば、地権者の意向等を 把握しながら地区整備計画を検討する。 -3-
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