飯塚市総合計画審議会資料 平成 28 年 8 月 2 日 資料4 第 2 次飯塚市総合計画(素案)に対する 12 地区住民懇談会 開催概要 1 開催趣旨 2 実施時期 第 2 次飯塚市総合計画素案(素案)の計画概要について説明の上、意見交換を行うもの。 平成 28 年 6 月 29 日(水)~平成 28 年 7 月 22 日(金)(12 日間、19 時開始) 3 対 12 地区 象 4 参加者 177 人 (参加者内訳) (単位:人) 合 計 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 以上 全体 177 1 5 8 39 50 35 39 男 132 0 5 7 28 34 25 33 女 45 1 0 1 11 16 10 6 5 主な意見 区分 主な意見 基 基本理念 本 構 想 ○まちづくりの原点は基本理念にあるとおり「やさしさと豊かな心が育つまち」 であると考える。協働のまちづくりも「やさしさ」がないと出来ない。 基 第1章 本 人権・ 計 市民参画 画 ○自治会でも女性の会長はほとんどいない。男女共同参画という意味でも女性に は頑張って貰いたい。 ○「水と緑豊かな快適で住みよいまち」については、緑があるから水があるため 水と緑は同様であると考える。 「緑豊かな快適で住みよいまち」でよいのではな いか。 ○「高齢者が安心して暮らせるまちづくり」に、高齢者を支える体制づくりとあ るが、今からは人口の 4 分の 1 が超高齢者となると思われるため、高齢者を支 えるのも高齢者しかいなくなる。高齢者を支える若い人がいないなかで、高齢 者自身の体制づくりを考えていただきたい。 ○重点戦略の「次代を担うひとを育てる学びのまちづくり」について、 「次代を担 うひと」の対象は子どもだけでなく、高齢者が高齢者を支えるための人づくり やまちづくり協議会を支える若い人達を育てるなど、まちを支える人達に関す る方策を追加していただきたいと考える。基本計画での記載が無理であれば、 実施計画で是非、市民皆がまちを支えるという方策をつくっていただきたい。 第2章 行政経営 ○全てにおいて人材が財産である。 「職員の能力開発と人材育成の推進」は当然の ことである。市の職員も勉強してもらい頑張って貰いたい。 1 基 第3章 本 健幸・子育て 計 画 第4章 地域経済 ○高齢化率が 30%近いが、健康で長生きする事が大切であり、「高齢者が安心し て暮らせるまちづくり」のように、高齢者に対する施策も重要である。 ○「安心して産み育てやすい環境づくり」に関して、現在は毎日、防災無線を利 用して不審者への注意を呼びかけている。このようなことをしないでよいまち にしたい。 ○人権・市民参画の(★)と同様 ○飯塚市は大学が3つもあり学園都市であるが、卒業する学生の大部分が市外へ 出て行ってしまう。市に働く場や若者に魅力がないためと考える。若い人が留 まるような魅力あるまちづくりが必要。人が集まらないと何もできない。 ○若者の流出が人口減少の一因であると考える。若い世代を呼び戻すためには、 魅力ある仕事や就職先が必要不可欠である。 ○人口が多ければ良いまちとは限らない。就労の場が少なく人口が減ってもそれ なりに対応するようなまちにしておく必要がある。 ○企業誘致は、なかなか難しいだろうが、ほとんどの大学生は飯塚市に残らない。 やはり、若い人がいないとまちが元気にならない。高齢者ばかりだと、出来る と思っていることも出来ないため、 そのような点も踏まえ宜しくお願いします。 第5章 ○「青少年の健全育成」は是非必要である。 教育・文化 ○「生涯学習の振興」により若い人も高齢者も生涯を通じて学ぶ事が大切。 ○子ども達の学力向上には、教員を増やす必要がある。子ども達には様々な経験 が必要であるが、現在の教員数では時間が足りない。 第6章 都市基盤・ 生活基盤 ○「定住環境づくりの推進」にあるように、飯塚に住みたいと思えるような環境 がないと人口増はない。 ○緑豊かなまちにするためには、水質の保全が重要であり、合併浄化槽の整備が 不可欠である。 ○長期間事業化されない都市計画道路による建築制限が地域活性化の一番の弊害 である。これは、担当課のみで協議できる問題ではなく、総合計画で対応でき ないかと思っている。 素案全般 ○素案に記載している内容は、実施出来る見込みがあるのか。 「環境にやさしいま ちづくり」や「快適な生活環境づくり」など、 「ボランティア清掃参加者数」や 「リサイクル率」を主な目標達成指標としているが、地域での溝掃除や草刈な どはほとんど出来ないのが現状である。達成する目標を掲げているのであれば、 もう少し達成できる内容にする必要があるのではないか。 ○総合計画の総論は、どこの都市でも似たり寄ったりであろうが、飯塚市として 特化できるもの(医療機関の充実、住環境がよいなど)を売りにし、関東や関 西から定住者を呼び込むなどの取組みが必要ではないか。3 つの大学と研究機 関の立地というのは、全国的に稀な事例と思っているが、市民と行政も利用で きていないと感じる。是非、大学との連携に力を入れて欲しい。 2
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