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Jan 2012
ONYXホワイトペーパ
Zund Cut Centerワークフローは、X10のビルド10.1用のカットパッチがあります。
序文
このドキュメントでは、X10 のビルド 10.1 用のカットパッチでZund Cut Centerワークフローの追加に関
する情報をカバーしています。このカッターパッチは、バージョンX10.1 でのみ動作するこることに注意
してください。さらに、パッチにあるカッターは更新されていますが、このドキュメントではZundの最新版
の部分のみカバーしています。ONYXのプリントおよびカットワークフローのセットアップの詳細につい
て は 、 「 輪 郭 カ ッ ト ワ ー ク フ ロ ー 」 PDF を 参 照 し て く だ さ い 。 こ の ド キ ュ メ ン ト は 、
www.onyxgfx.com/support にアクセスしてダウンロードでき、またONYX X10の「輪郭カットワークフ
ロー」PDFを検索することができます。
パッチのインストール
Zund Cut Center ワークフローの追加は X10 のビルド 10.1 用のカットパッチが含まれ、また
「ONYX_x10_1_cutter_patch.msi」ファイルからインストールすることができます。インストーラを実行
し、インストールウィザードの指示に従います。
Zund Cut Centerを使用するためにONYX CUT-Serverを設定する
ONYX CUT-Server の Zund Cut Center ドライバ用のカッターパッチの目的は、ONYX RIP と Zund カ
ッターワークフロー間をシンプルで低メンテナンスの統合を可能にすることです。これは Zund カッターメ
ディアプロファイルに関する情報を ONYX CUT-Server へのアクセスを許可することによって行われま
す。この例では、「¥ONYX10¥CUT-Server¥ZCC Material」ディレクトリを使用します。これは ONYX
CUT-Server を実行する前に行う必要があります。
いったんメディアを Zund Cut Manage からエクスポートしたら、ONYX CUT-Serve を起動します。[カッ
ターの管理]ボタンをクリックして Zund Cut Center ドライバを選びます。
Zund Cut Center ドライバの隣にある[設定]ボタンをクリックし、ポートを選択します。
「フォルダにカット」は、ジョブを Zund Cut Center で設定したホットフォルダに出力することができるとい
うことです。TCP/IP はジョブを Zund Cut Center キューに直接送ることができます。
[新規ファイルを自動的にカット]を選ぶことにより、オペレータインタラクションを必要とせずに、ONYX
CUT-Server は RIP から受信したファイルをすぐに Zund Cut Center に送信します。
次に Zund Cut Center ドライバ用にデフォルト設定を設定します。ONYX CUT-Server は Zund カッタ
ーメデァイプロファイルの場所を自動的に指示し、上記の最初の手順でエクスポートします。いったん
配置場所を選択したら、設定ダイアログが表示されます。
複数の設定を作成し、どれでもデフォルトとして選択することができます。このダイアログは作成した各
設定を表示します。さらに速度、標準、品質モードの選択に加え、このダイアログではユーザが Zund
カッターメディアプロファイルの割り当てに、[ジョブからメディア名を使用]と[メディア名の選択]の 2 つの
方法を選ぶことができるようになっています。
[ジョブからメディア名を使用]は生産中にユーザインタラクションの最小量を必要としますが、セットアッ
プ中に特別な手順があります。この設定は、ONYX RIP-Queue が Zund Cut Center メデァイプロファ
イルと同じ名前であることを予期しています。これは Zund Cut Center メデァイプロファイルと一致する
同じ名前に「ONYX10¥db¥Printers¥printer」ディレクトリでメデァイの名前を変更することにより、簡単
に行えます。(.xml 拡張なしで)Zund メデァイプロファイルの名前を選び、メディア(またはコピー)用に
ONYX RIP-Queue フォルダにペーストします。ONYX のメディア名と Zund Cut Center メディアプロフ
ァイル名が一致するかぎり、設定は自動的に適用されます。名前の変更は、RIP-Queue が閉じている
時に行う必要があることに注意してください。
別のオプションは、[メデァイ名の選択]です。これは ONYX のメディア名が Zund Cut Center メディア
プロファイル名と一致しない時に使用するオプションです。このオプションを選択すると、リストされてい
るすべての Zund Cut Center メディアプロファイルがドロップダウンメニューにリストされ、この設定ファ
イルを使ってカットした全てのジョブは、このメディアプロファイルを使用します。
選択した別のメディアプロファイルで複数の設定を作成することができます。ですが、現在の
CUT-Serverのアーキテクチャでは、Zund Cut Centerメディアエクスポートディレクトリが各設定を設
定するために選択されている必要があります。
自動レイヤ/カット方法の一致
Zund Cut Center ドライバはメディアの利用可能なカット方法を読み込み、ONYX のレイヤ名との一致
を自動的に探します。例えば、キャンバスでカットする場合、ドライバは Zund カッターモードで利用でき
るそれぞれの方法を ONYX レイヤ名と比較します。ONYX のレイヤ名は Zund の方法名を含む必要が
ありますが、正確に一致する必要はありません。例えば、「CutContourThru-Cut」と名前のついた
ONYX レイヤは、Zund のカットモードでスルーカット方法と一致させられます。
有効なカット方法:
• Register
• Draw
• Score
• Crease
• Kiss-cut
• Punch
• Drill
• Engrave
• V-cut
• Bevel-cut
• Thru-cut
• Route
全てのメディアがすべての方法をサポートするわけではありません。レイヤ/方法が指定されていない
場合、または指定したレイヤ/方法がメディアでサポートされていない場合は、ジョブはカットパスが方法
を割り当てるまで「準備ができていません」というメッセージを Zund Cut Center で表示します。
ジョブ準備をしている間にレジストレーションマークを追加する
ONYX RIP-Queueはジョブの周囲にレジストレーションマークを自動的に追加しますが、時にはイメー
ジ内に追加のレジストレーションマークを置くことが必要な時があります。これは
「CutContourRegister」という名前のついた黒の塗りとストロークで円を作成することにより、Zund Cut
Centerワークフローで実現することができます。黒の塗りはジョブにマークをプリントし、ONYXカッター
ドライバはZund Cut Centerがレジストレーションマークとして解釈するレジストレーションレイヤにスト
ロークを配置します。
注: マークをレジストレーションマークとして認識するアプリケーションのために、Cut Center のレジスト
レーションレイヤを開いたり閉じたりする必要があることがあります。
この設定で ONYX RIP-Queue からプリント、および Zund Cut Center でカットすることは、簡単で高
度に自動化したプロセスである必要があります。