警察署協議会議事概要 協議会名 神奈川県松田警察署協議会 日 時 平成28年4月21日(木)午後1時55分から午後4時30分まで 場 所 神奈川県松田警察署 出 席 者 警察署協議会側 警察署側 会長以下10人 署長以下12人 議事要旨 答申等に対する措置結果の説明 ○ 会計課長 1 遺失、拾得業務の住民周知を目的に案内パンフレットを作ってはどうかという意見について 今後、交番だよりなどの広報誌に警察署の遺失、拾得物業務について定期的に掲載したいと 考えます。 2 開成駅前連絡所において、遺失、拾得業務を取り扱う時間を表示してほしいという意見につ いて 同連絡所は、警察官の勤務がなく交番相談員のみです。拾得物を受理できる時間は、交番相 談員の勤務する時間となります。遺失については、同連絡所の警察電話を通じて本署会計課員 や当直員と話すことにより、いつでも届け出ることができます。同連絡所の掲示板に、この旨 の連絡文を掲示します。 3 神奈川県警遺失物検索システムの検索情報入力画面の項目で、検索者(遺失者)は、遺失し た物が「拾われた日時」と「拾われた場所」を入力することになっている。他県の同様システ ムでは、紛失した日と場所を入力させている。遺失者にとっては落とした日時を入力するほう がわかりやすいのではないか、という意見について 神奈川県警察の拾得物検索システムは、遺失者が県警の保管している拾得物のデータを検索 するものです。拾得物のデータとしては拾得された日時、場所が記録されています。検索者に は自分の落とした物が拾得されたと思われる期間と場所を入力していただくというものです。 遺失した物が拾われないまま、相当の期間が経過したのちに拾得された場合、落とした期間を 入力したのでは合致しません。拾われると推量される期間を入力することによって、検索が合 致しやすくなります。 ○ 生活安全課長 1 少年い集に対する声掛けについて 少年に対する声掛けは犯罪の予防、検挙の観点から現在積極的に実施しています。今後も実 施していきます。 2 パトロールの強化(青パトの貸出)について 警察のパトカーによる赤色灯をつけながら行うレッド警戒は、当署でも実施しています。青 パトの貸出にあっては、各市町に問い合わせたところ、貸し出しは実施していませんが、依頼 があれば、職員が運転する車両に同乗させることは可能な場合があるという回答を得ました。 そのれぞれの市町よって温度差がありました。 3 パトロールカードの配布について 当直勤務の地域警察官が個人宅にパトロールカードを配布しています。今後も積極的に配布 を実施していきます。 4 地域安全情報の発信について 今後も松田警察署ホームページ、タウンニュース、各市町の防災無線を活用し、様々な地域 安全情報を提供していきます。 5 防犯カメラの設置の促進について 当署管内は、松田駅前ロータリー等に防犯カメラの設置が促進されていますが、充実してい るとは言い難いです。防犯カメラは犯罪の抑止、検挙に効果があることは世間一般に理解され ていることから、今後も各団体に対して設置を呼び掛けていきます。 6 空き家対策について 空き家対策自体は直接警察が対応する案件ではありませんが、防犯上の見地から市町との会 合などの際に警察として空き家が防犯上問題があることについて情報発信するなど行政機関と 連携を密にしていきます。 7 防犯講和の実施について 生活安全課では、振り込め詐欺抑止対策を中心とした防犯講和や防犯キャンペーンを数多く 実施しています。少年犯罪抑止の観点から、学校における非行防止講和なども実施していきま す。 諮問 諮問は、警察と地域住民との連携によるテロ対策です。 本年5月26、27日に伊勢志摩サミットが開催されます。 我が国は、平成13年9月11日の「米国における同時多発テロ事件」以降、イスラム過激派から 米国の同盟国として、テロの標的とされています。 昨年1月及び2月には、ISIL、いわゆる「イスラム国」により拘束されていた邦人2人が 殺害されたとみられる画像がそれぞれ配信され、今後も邦人を直接の標的とすることを警告され ています。 また、平成26年8月以降、米国、フランス、イギリス等の有志国連合がISILに対する空爆 を行っていますが、この報復として先月22日には、ベルギーの首都ブリュッセルの空港と地下鉄 において同時テロ事件が発生しています。 このような情勢の中で開催される伊勢志摩サミットや、4年後に開催される東京オリンピック などは、イスラム過激派等のテロリストにとって格好の攻撃対象であり、我が国に対するテロの 脅威が現実のものとなっています。 警察では、テロを未然に防止するため、全国警察が一丸となって ・ 鉄道事業者との連携による駅構内や列車内の警戒強化 ・ 人が多く集まるスポーツ施設、繁華街等における警戒強化 ・ 爆発物の原料となり得る化学物質の販売事業者に対する管理者対策 等の諸対策を推進していますが、テロの未然防止は警察だけでできるものではありません。 住民の皆様からの不審情報の通報や相談といった理解と協力が極めて重要と考えています。 そのようなことから、地域の代表である委員の方々に、 ・ 日本において、どのようなテロの危険を感じているか ・ 警察が行っているテロ対策に接したことがあるか ・ それはどのような対策で、どのような機会に接したか ・ 個人や地域で、テロへの備えをしているか ・ 不審な人物に対する警戒意識や通報などの心構えがあるか 等を視点として、感じていることや考えていることを述べていただき、今後の諸対策に反映させ、 警察と地域住民との連携によるテロ対策の充実強化を図っていくために住民の意見を伺いたいと 思います。 答申 テロに関する住民の危機意識や関心は極めて低いと思います。 しかし、テロ対策は大切だということも認識しているので、警察は地域からの不審者情報の提 供が重要であることを更に住民にピーアールしてください。 業務説明(平成28年1月∼3月の業務推進結果) ○ 警務課長 ・ ホームページについて ・ 警察相談受理件数及び相談内容別受理件数について ○ 生活安全課長 ・ ○ 犯罪発生状況について 地域企画係長 ・ ○ 業務推進重点とその結果について 刑事課長 ・ ○ 捜査推進中の事件について 交通課長 ・ ○ 各種イベントにおける交通対策等の結果について 警備課長 ・ 祭礼警備、交通対策等の警備対策結果について 業務説明(平成28年4月∼6月の業務推進重点) ○ 警務課長 ・ 警察官募集勧奨活動について ・ 相手の立場に立った相談受理 ○ 生活安全課長 ・ 各種強化月間について ・ 管内の防犯カメラ設置の促進について ○ 地域企画係長 ・ 伊勢志摩サミットに伴う警戒について ・ 活動帽に対するアンケートについて ○ 刑事課長 ・ ○ 交通課長 ・ ○ 各種強化月間について 各種イベントにおける交通対策について 警備課長 ・ 警備諸対策、災害対策、関係機関等との連携について
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