会社説明会 2005年7月12日 リバーエレテック株式会社 (JASDAQ:6666) http://www.river-ele.co.jp/ お問合せ先: 社長室 IR課 TEL: 0551-20-1277 1 会社概要 (2005年3月末現在) 社 名 所在地 設 立 リバーエレテック株式会社 事業内容 資 本 金 電子部品の製造販売 売上高(連結/単独) 経常利益(連結/単独) 従業員(連結/単独) グループ会社 7,525百万円/6,983百万円 (2005年3月期実績) 山梨県韮崎市富士見ヶ丘2丁目1−11 1951年3月9日 1,070百万円 576百万円/623百万円 (2005年3月期実績) 830人/116人 (臨時・派遣を含む) 青森リバーテクノ株式会社 RIVER ELECTRONICS (SINGAPORE) PTE.LTD. RIVER ELECTRONICS (IPOH) SDN.BHD. 台湾利巴股份有限公司 2 沿革 1951年3月 東京都新宿区に富士産業株式会社設立 1968年1月 山梨県韮崎市に本社を移転、旧本社を東京営業所へ 1975年10月 台湾に台湾利巴股份有限公司を設立(出資比率60%) 1979年 水晶製品の本格的な製造を開始 1982年5月 栃木県宇都宮市に宇都宮営業所を開設 1985年4月 大阪府守口市に大阪営業所を開設 1986年10月 名古屋市名東区に名古屋営業所を開設 1988年6月 シンガポールにRIVER ELECTRONICS (SINGAPORE) PTE.LTD.を設立 1989年11月 青森県青森市に青森リバーテクノ株式会社を設立 1990年7月 マレーシアにRIVER ELECTRONICS (IPOH) SDN.BHD.を設立 (出資比率60%) 1991年10月 商号を『リバーエレテック株式会社』に変更 1998年8月 ISO9001取得 2001年5月 ISO14001取得 2003年10月 青森リバーテクノ株式会社が、他の国内製造子会社3社を吸収合併 2004年8月 JASDAQ市場に上場 3 リバーグループネットワーク 【 アメリカ 】 RIVER ELECTRONICS (SINGAPORE) PTE. LTD. (U.S.A. OFFICE) 【 台湾 】 TAIWAN RIVER CO.,LTD. 【 マレーシア 】 RIVER ELECTRONICS (IPOH) SDN. BHD. 【 日本 】 青森リバーテクノ㈱ 【 シンガポール 】 RIVER ELECTRONICS (SINGAPORE) PTE. LTD. 宇都宮営業所 東京営業所 名古屋営業所 大阪営業所 本社 営業所 製造会社 4 リバーグループ関連図 国内 海外 青森リバーテクノ株式会社 リバーエレテック株式会社 RIVER ELECTRONICS (IPOH) SDN. BHD. RIVER ELECTRONICS (SINGAPORE) PTE. LTD. 台湾利巴股份有限公司 国内取引先 (電機メーカー、商社、その他) 研究開発および販売会社 製造会社 販売会社 (台湾利巴ではその他製品の製造あり) 製品 5 材料および半製品 海外取引先 (電機メーカー、商社、その他) 2005年3月期 海外売上比率(連結) 24.3% リバーエレテック主力製品 水晶振動子 6 水晶デバイスの種類と当社取扱品 水晶振動子 水晶デバイス 水晶発振器 SMD(表面実装)タイプ の小型製品に特化 (SMD:Surface Mount Device) 水晶フィルタ SAWデバイス 光デバイス ( 7 は当社の取扱製品) 経営資源を集中 高収益を実現 水晶製品小型化の変遷 当社シェア 0.2cc 15% 最先端の小型デバイスで 必ず業界をリード 当社シェア 20% 業界初の 量産化 当社シェア 0.1cc 70% 0.0cc 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 約 1 / 100の体積 FCX-01 11.9×5.3×2.8㎜ (注) 当社シェアは日本デバイス工業会資料より(2004年4月∼2005年3月) 8 FCX-06 2.0×1.6×0.5㎜ 水晶デバイスの使用分野 AV機器 情報通信機器 デジタルカメラ/デジタルビデオカメラ/ MDプレーヤー/シリコンオーディオ/ DVDレコーダー/HDビデオ/デジタル TVチューナー 他 携帯電話/Bluetooth/RFモジュール /PDA/パソコン/PC周辺機器/ ICカード/無線モジュール 他 水晶デバイスマーケット 車載用機器 その他 制御システム/キーレスエントリー/ テレマティクス/カメラモジュール/ TPMS/カーナビゲーション/ イモビライザー/ETC 他 クォーツ時計/ロボット/電子玩具/ 監視カメラ/ゲーム機(パチンコ含む)/ 医療機器/白モノ家電/OA機器 他 ※ 青字は当社製品が多く使用されている分野 9 水晶デバイス業界の実績と見通し (百万個) 7,000 ( %) 水晶製品の品種別生産実績(数量) 100.0 6,000 80.0 5,000 60.0 4,000 3,000 40.0 2,000 20.0 1,000 0 0.0 1996 1997 1998 産業用水晶振動子 民生用水晶振動子 水晶フィルタ 1999 2000 2001 音叉型水晶振動子 産業用水晶発振器 SAWデバイス 2002 2003 2004 自動車用水晶振動子 クロック用水晶発振器 SMD率(% ) (注) 日本デバイス工業会資料より。自動車用水晶振動子は2002年度まで民生用水晶振動子に含まれる 10 2005(予) 高まる水晶デバイスへのニーズ 新しい技術と新しい市場 モバイル ブロードバンド デジタル ネットワーク デジタル化による 需要増加 2つの 増加要因 付加機能による 需要増加 水晶デバイスの需要増加 11 水晶デバイス市場の拡大例① ∼デジタルカメラ∼ 80 70 60 50 40 30 20 10 0 デジタルカメラ生産台数推移 百万台 輸出 国内出荷 63.5 51.2 35.0 9.9 4.8 平成13年実績 18.0 6.6 8.4 8.5 8.7 平成14年実績 平成15年実績 平成16年実績 平成17年予測 (出所)カメラ映像工業会「カメラ等品目別出荷見通し」 12 用途 使用数量 画像用 1個/台 マイコン用 1個/台 時計用 1個/台 受光用 1個/台 一般的な使用数(計) 4個/台 水晶デバイス市場の拡大例② ∼携帯電話∼ 機体小型化 部品数増加 構造複雑化 付加機能と共に 小型水晶デバイスの 需要が増加 Bluetooth (情報通信) ICカード (フェリカなど) テレビ カメラ (画像処理) 通話・時計 テレビ テレビ カメラ カメラ カメラ 通話・時計 通話・時計 通話・時計 (メディア端末) 多機能化 通話・時計 ICカード 1台あたり 一般的な使用数 単機能(通話) 13 総合通信ツールへ 市場の予測 (日本水晶デバイス工業会資料より抜粋) 世界の携帯電話生産と水晶デバイス 産業用水晶振動子 音叉型水晶振動子 携帯電話 世界の自動車生産と水晶デバイス 産業用水晶発振器 水晶フィルタ 百万個 自動車(安全・制御)用水晶製品 自動車 百万個・百万台 2,000 400 350 1,500 300 250 1,000 200 150 500 100 50 0 0 '02 14 '03 '04 '05 '06 '07 '02 '03 '04 '05 '06 '07 水晶製品用途別売上高構成比率 2005年3月期実績 水晶製品連結売上5,976百万円 医療機器 0.3% その他 OA機器、 白モノ家電、 ゲーム機 等 TV(ブラウン管含む) 2.6% AV機器関連 無線等 モジュール 31.7% 12.2% 4.9% デジタル スチルカメラ 6.4% 9.1% 携帯電話 9.8% パソコン本体 ・周辺機器 13.1% 9.9% 車載関連 デジタル ビデオカメラ デジタルスチルカメラを中心に、 最先端のエレクトロニクス機器でバランス良く採用 15 主要取引先 ソニー キヤノン シャープ 三洋電機 サムスン オムロン 松下電器 アルプス電気 パイオニア 富士通 カシオ 日立 東機通商 IBM LG電子 他、国内外数百社 取引先は最先端の大手優良企業が大半 一社に集中せず、安定した売上を確保 16 業績推移と中期成長イメージ 2006年3月期を「新たな成長への本格スタート」と位置付け、 持続可能な成長を達成する カッコ内は経常利益率(%) (百万円) 売上 経常利益 7,981 7,140 7,525 7,788 安定成長の 実現へ 新たな成長の 本格スタート 17 888 (11.1) 586 (8.2) 576 (7.7) 657 (8.4) 03年3月期 (58期)実績 04年3月期 (59期)実績 05年3月期 (60期)実績 06年3月期 (61期)計画 08年3月期 (63期)計画 配当政策と配当推移 中長期的な戦略を考慮し、健全な財務体質を維持しつつ、 連結当期純利益の20%以上の安定的な配当性向を目標 (円) 2005年3月期実績 配当と配当性向の推移 20 18円 15円 15円 配当性向 17.8% 配当性向 30.3% 配当性向 40.9% 03年3月期 実績 04年3月期 実績 05年3月期 実績 15 15円 普通配当 15円 10 JASDAQ上場 記念配当 3円 5 0 ※ 配当性向:当期純利益に対する、配当金の割合 18 06年3月期 計画 戦略キーワード 顧客満足を追求 z設計段階からの提案型営業 z様々なニーズに即応できる 支援体制 どこよりも小さく どこまでも小さく 独創的な技術 高い収益性 z商品の小型化で先行 z製品特性を熟知した自社 開発生産設備 z最先端の高付加価値分 野に集中 z先行利益確保を可能に する社内体制 19 会社説明会 (資料編) リバーエレテック株式会社 (JASDAQ:6666) 20 水晶の圧電特性 水晶:二酸化ケイ素の単結晶で、圧電性を持つ 伸び る 逆圧電効果 圧電性物質に電界を加 えると、変形が生じる 水晶の結晶 電圧を加えると上下に伸びる 縮んで 縮む 正圧電効果 圧電性物質に機械的な 圧力を加えると、電界が 発生する 逆向きの電圧を加えると縮む ブルブル振動 します 交流電圧を加えると周波数がある特定の 値になると,共振して激しく振動する 21 伸びて 水晶の役割① 安定した周波数の維持 携帯電話やテレビ等は、声や画像といった情報を、決められた 電波により、送信または受信している。ここに、水晶の安定した 基準信号が使われる。 22 水晶の役割② 規則正しい基準信号 コンピュータのCPU(中央処理装置)の周辺にある様々な回路を タイミング良く動かすために、正確な基準信号(クロック周波数) を作り出す指揮者のような役割を、水晶が行っている。 CPUとその周辺回路 正確な基準信号 クロック周波数 23 独自技術 電子ビーム封止工法 リッド(フタ)の母材に電子ビームを照射して加熱することで、リッドの裏面の 銀ろうを溶かし、パッケージ上のメタライズ層とリッドをろう付けして封止。 (特許権取得) リッド(コバール製) 水晶片 電極 導電性接着剤 内部端子 メタライズ パッケージ 端子 電子ビーム 電子ビーム リッド(コバール製) Agロウ(クラッド) めっき層(Au) めっき層(Ni) メタライズ層(W) パッケージ (セラミックス製) 24 当資料取り扱い上のご注意 本資料に記載されている、当社の計画、戦略などは、当社が 現時点で入手可能な情報と、合理的であると判断する一定の 前提に基づいた、将来の業績に対する見通しであります。 実際の業績はさまざまな要因により、これらの見通しとは大き く異なることがあります。 また、リスクや不確実な要素には、将来の出来事から発生す る重要かつ予測不可能な影響も含まれます。 なお、当資料は、当社株式など有価証券への投資勧誘を目的 としたものではありません。投資に関する最終的なご判断は、 投資家の方々ご自身がなさるようお願い申し上げます。 25
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