平成 28 年度 第1学年だより 第8号 6月15日発行 前期教育実習、終了! 二週間の前期教育実習が,先週金曜日に終了いたしました。朝の全校 集会では,教育実習生全員と生徒が体育館に集まり,お別れ式を行いま した。式では,生徒代表3年生小島悠華さんが感謝の言葉を述べ,生徒 全員で「プレゼント」という合唱曲を歌いました。少ない練習時間でし たが、気持ちの込められた合唱を送ることができました。 1時間目は、各クラスで実習生とのお別れ学活が開かれました。1年 生は各クラスとも「フルーツバスケット」を行っていました。いろいろ なお題が出されていて、とても楽しそうでした。会の最後に、実習生一人ひとりがお別れの言葉を 述べました。彼らの言葉を聞いていると、この2週間の充実ぶりが伝わってきました。教員になる、 という思いをさらに強めることができたようです。 附中生にとって、この1時間目のお別れ学活と2時間目の通常授業の切り替えがとても大切なの ですが、1年生はどのクラスもきちんと気持ちを切り替え、集中して授業を受けることができてい ました。10月には後期教育実習が行われます。若い先生方との出会いを、これからも大切にして いってほしいと思います。 室積のよさをたくさん教えていただきました! 昨日、小中合同授業が行われました。今回は、室積について詳しい8 名の方々を講師としてお迎えし、室積のよさについてお話をしていただ きました。20分ずつという大変短い時間ではありましたが、どの講師 の方々も時間いっぱい室積のよさを子どもたちに伝えてくださいまし た。ある講師の方は、「室積は不便なところに立地し、道や町も古い。 しかし、そのようなところだからこそ、人間の原点を失っていない情緒 がある。そんな室積が、人々のくつろぎの場やリフレッシュできる空間 になるとよいと思っています。 」とお話されていました。子どもたちは講師の方々のお話に熱心に耳 を傾け、メモをとっていました。 講演の後、全員が中学校体育館に集まり、短歌の作家として活躍され ている瀬戸内光さんからのお話を伺いました。瀬戸内さんは、「室積の よさを短歌で表現してみませんか」とお話しされ、短歌について説明し てくださいました。短歌は、完成するまでに何度も「日に干す(添削す る)」そうで、とても時間がかかるものだそうです。31文字程度で表 現される短歌は調べのうたとも言われ、耳に心地のよいものである、と もお話しされていました。最後に子どもたちがたくさんの質問をしてい ました。短歌を書く、ということへの興味・関心を高めていました。 今回の小中合同授業では、中学生が司会者や講師の方々の誘導を行 いました。多くの人が自ら立候補し、見事にその役を果たしてくれま した。小中連携授業の目的の一つに、中学生がリーダーシップを発揮 するということがあります。3年後の附属光中学校は、この3学年が 同じ学び舎で生活をともにすることになります。頼もしい1年生の姿 を見ることができて、とてもうれしく思いました。 6月17日(金)まで、自由参観週間となっています。ぜひお子さまの普段の学校生活の様 子を見に来ていただけたらと思います。たくさんのご来校をお待ちしています。
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