平成28年7月20日 北陸ライフサイエンスクラスター推進室 北陸ライフサイエンスクラスター(HLSC) H28.6 月活動報告 1.地域連携推進会議への参加(6月20日:東京都中央区八重洲あすか会議室) 北海道地域の呼びかけにより、地域イノベーション戦略推進事業を実施している栃木、神奈川、静 岡、けいはんな、和歌山、沖縄の各地域が集まり、これまで地域ごとに実施されてきた地域イノベー ション戦略支援プログラムについて、連携を図ることによってイノベーションを加速していくための 新しいプロジェクトの創設を文部科学省へ提案するための協議を行った。 2.北陸ライフケアシステム研究会の開催(6月24日:石川県庁8階801会議室) ゲストとして参加されたリジョイスカンパニー赤井社長から、石川地区で弁当の宅配と共に高齢者 の見守りを行っている事業の紹介を受けた後、研究会メンバーの富山大学の田村教授、金沢大学の渡 辺准教授、北陸先端科学技術大学院大学の丹教授、池田教授の研究紹介があり、今後とも情報共有と 幅広い議論を進めていくことを確認した。 3.招へい研究者の研究開発支援活動 ・福井大学水谷研究室の研究活動支援(6月2日:HLSC 川上コーディネータ) 昨年度までの研究代表者であった宮本教授の後任である山田教授の研究室を訪問し、水谷准教授、 前野研究員から研究開発の状況説明を行うとともに、今後の展開について意見交換を行った。 ・富山大学榊研究室の事業化支援(6月13日:HLSC 高森コーディネータ) 遺伝子組換酵母による代謝物受託作製事業を推進するため、長野県の I 社を訪問して技術の詳細な 内容について説明し、今後の受託作製の可能性について協議した。 ・北陸先端科学技術大学院大学高村研究室のラボ・ミーティング開催 (6月17日:HLSC 福井プロジェクトディレクター、村上研究アドバイザー、 沢柳コーディネータ、国岡コーディネータ) HLSC 推進室スタッフが高村研究室を訪問し、レニン測定方法等の研究開発の進展状況について 説明を受けるとともに、レニンアプタマ―のライセンスアウト等による事業化について協議した。 ・金沢医科大学竹内研究室のラボ・ミーティング開催 (6月17日:HLSC 福井プロジェクトディレクター、村上研究アドバイザー、 沢柳コーディネータ、国岡コーディネータ) HLSC 推進室スタッフが竹内研究室を訪問し、TAGE 測定キットの研究開発の進展状況について 説明を受けるとともに、特許出願や技術移転による事業化について協議した。 ・若狭湾エネルギーセンターのラボ・ミーティングの開催 (6月23日:HLSC 福井プロジェクトディレクター、村上研究アドバイザー、 沢柳コーディネータ、川上コーディネータ) HLSC 推進室スタッフが福井県地域産業・技術振興課の担当者とともに久米グループの研究室を訪 問し、研究開発の進展状況について説明を受けるとともに、試作機の福井県立病院での評価結果を踏 まえて事業化に協力いただける企業を探していくことなどについて協議した。 ・金沢大学金子研究室のラボ・ミーティングの開催 (6月17日:HLSC 福井プロジェクトディレクター、村上研究アドバイザー、 沢柳コーディネータ、国岡コーディネータ) HLSC 推進室スタッフが金子研究室を訪問し、糖尿病薬の効果に関する検体の遺伝子発現パターン の解析等の研究開発の進展状況について説明を受けるとともに、糖尿病薬の効果を予測する検査の事 業イメージ等について協議した。 4.知のネットワーク構築の活動 ・クロモジの機能性評価支援(6月3日:HLSC 高森コーディネータ) 富山県の M 社の代表と富山県工業技術センター生活工学研究所を訪問し、クロモジ成分の機能 性調査及び原料となる枝の乾燥方法等について協議した。 ・福祉機器開発支援(6 月 7 日:HLSC 国岡コーディネータ、高森コーディネータ) 石川県工業試験場を中心とした研究グループが JST のマッチングプランナープログラムに提案し て採択された福祉機器開発のキックオフミーティングを行い、研究分担、知財の確保等について協議 を行った。 ・抗菌性壁紙材料の開発支援(6 月 8 日:HLSC 高森コーディネータ) 富山高等専門学校の准教授が JST のマッチングプランナープログラムに提案して採択された抗菌 性壁紙材料の開発について、企業ニーズの提供者である富山県の N 社と今後の研究開発について打 合せを行った。
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