経 済 情 報 企 業 ニ ュ ー ス

フィリピン・レポート4
フィリピン・レポート4月号
経 済 情 報
「 最低賃金引き
最低賃金引き上げ 」「 国内投資 」
最低賃金
フィリピン労働雇用省(DOLE)は、最低賃金引き上げに関する審議の結果を5月15日までに報告
すると伝えてました。マニラ首都圏の最低賃金は404ペソ(日当)であり、75ペソの引き上げが
予測されています。 地方でも、100ペソの引き上げが予想されます。
地方離れが起きない為にも、首都圏より高い賃上げを計画しています。
よって都心と地方の全体が最低賃金の引き上げを実行し、経済の好調さがわかります。
良好なインフレ率の上昇で最低賃金の引き上げは止むを得ません。特に食品物価上昇はフィリピン人
に大打撃です。
当省の代表者によると今年中に全国各地で職業説明会が行われ、14の政府機関により83万人に対
する職場が提供されます。また海外就業先に100万人や海運業界の労働先に2万人の職場を紹介す
る予定にあります。年々、失業率が減少している中、前記の政策の好影響で更なる低率が期待できま
す。
国内投資額
貿易産業省(BOI)のエージェントとしてフィリピン国内の投資紹介やご案内、もちろん外国人や海外
企業の投資誘致もおこなっています。 当機関の発表によりますと、第1四半期の国内投資額が1,
100億ペソまでに上り、昨年の同期比、205%増を記録しました。54開発が認可を受けたと同
時に約1万1千人の雇用先を与えることになります。10年の国内投資額は3461億ペソでした。
第1四半期で昨年の約3分の1近いです。あと3四半期分ありますが、どれくらいまで投資額が上が
るのか楽しみです。
ちなみに昨年の外国直接投資額は1961億ペソでした。もちろん、今年は昨年の数字を超えると予
測されます。国民や国内企業もフィリピンへの投資に利益性があると判断している証拠ではないでし
ょうか。
企 業 ニ ュ ー ス
「 注目を
注目を浴びる農業
びる農業 」
サンミゲル・グループ
大手ビール会社を所有するサンミゲル社はターミナル3の民営化計画(PPP)の入札に参加意向を
伝えています。当グループは銀行、食品産業、エネルギー産業や再生可能性エネルギー業にも事業を
拡大中です。 また地方空港の獲得にも力を注ぐと伝え、驚く成長ぶりをみせています。
Corporate Holdings Management, Inc.
マカティ市から北東にあるサンマテオ市とアンティ・ポーロ市に4,000ヘクタールとなるコーヒ
ー農園の開発を Corporate Holdings Management 社が5年以内におこないます。販売業者はネスレ社
(Nestle)であり、既にセブにある200ヘクタール内の333本(コーヒーノキ)から生産される
コーヒー豆を販売している。この農園も更に300ヘクタールを拡大することになっています。
地元銀行も農業や漁業生産・加工に対しての融資を積極的に受け入れ、投資家が農業投資に興味をも
つため優遇処置も用いられます。
フィルメック
農林水産省の傘下にある The Philippine Center for Postharvest Development and Mechanization (フィルメ
ック)は、コーヒー豆生産地近辺に21基の処理施設を2016年までに建築すると伝えています。
1基約5百万ペソなので、総費用1億5百万ペソです。 製造工程にはブレンド混合粉砕、乾燥、熱
風や焙煎が含まれています。
コーヒーは栽培作物の中でもトップとされていたが海外需要が大きいため輸出が多くありました。し
かし、大きくなっている国内需要の供給を狙う前述のような企業や個人農家も増えてきています。
パイオニア・ハイブレッド社
米国の大手種子会社のパイオニア・ハイブレッド社は、トウモロコシ種の加工工場(約10億ペソ)
をルソン島のターラック市に建設すると発表しました。東南アジア、主にベトナムとパキスタンに輸
出することが目的となります。現在、既に4,000トンを生産していますが、この増設されるプラ
ントにより、12,000トンまで増えます。
当社の東南アジアの代表者は、「アジア地域の市
場は楽観的である。」と述べています。
ターラックの農園は、7.4ヘクタールの土地に400人の農家も働いています。これが5年以内に
4千人まで増え、7,000ヘクタールの農園となります。当社は品質良いものを提供し、なお地元
の農家に職場を増やすことができます。
フィリピン内には6,000トンのトウモロコシ種を生産するプラントが稼動しています。世界での
エタノールの需要が増えている中、トウモロコシ種の値上がりも期待できます。フィリピンは年30
万トンのトウモロコシを輸入しています。
Cebu Pacific
フランスから到着した新 ATR 72-500 が今月から飛行することによりセブ・パシフィック飛行数は
1日82回となります。他航空会社と比べますと、フィリピン航空とエア・フィルを足しても1日6
4回で、フィリピンで一番の発着数を誇ります。国内で増える観光地に伴い、セブ・パシフィックも
飛行先を増やします。 フィリピン1の航空会社もそう遠くもないのではないでしょうか。国内で消
費者が増加している中、セブ、ボラカイやパラワンといった今世界で注目を浴びている地域への旅行
も大幅に期待されています。
タウンハウス開発
タウンハウス開発事業
開発事業
Capitarise Development Corp.
キャピタライズ社
キャピタライズ社
弊社はキャピタライズ社を設立。
マルチナショナル・ビレッジ内に建設されます
ヴェロニカ・ハイツ(Veronica Heights) が第一号のタウンハウス開発です。
タウンハウスや戸建の建設・販売の需要が高い今、キャピタライズ社も同事業をはじめ、利益性の高いイン
ハウスローンで当タウンハウス開発を販売します。
ヴェロニカ・ハイツは計98ユニットが建設予定にあります。3階建て、2階建てと選択肢もありますし、
共用施設のクラブハウス(プール付)もあります。
イメージ図: 3階建ての6連棟
銀行金利
1年
3年
5年
10年
15年
20年
7.88%
9.75%
10.00%
11.00%
11.25%
11.50%
インハウスローン
1年
3年
5年
10年
15年
20年
10.00%
12.60%
14.00%
16.00%
18.00%
20.00%
左記の通り、インハウスローンの固定金利は高いですが、
銀行とは違い必要書類と予約金を用意するのみですので、
ハードルがものすごく低く時間もかからないため購入者が
インハウスローンを選択することが多いです。
銀行は融資までの時間だけではなく、審査も厳しいです。
弊社がなぜタウンハウス事業を開始するのか。それは今の住宅需要の動向、当事業の収益性にあります。
デベロッパーが金融機関の役目を果たすため、物件の販売利益だけではなくインハウスローンによる金利
収益もあります。また成長が続くことで物件の値上がり利益もあります。 購入者が支払いを留めた場
合、物件はデベロッパーへ返還されるため再販売でき、前購入者の支払いが全て利益となります。
当開発だけではなく、次なる開発も視野にいれており、フィリピンの成長、特に住宅マーケットに期待で
きると弊社は予測しています。
プレビルド 建設現場
~ プレビルド物件
プレビルド物件のアップデート
物件のアップデート ~ 4月29日撮影
29日撮影
ワンセントラル
今月に入りワンセントラルの建築スピードはかなり早くなっ
てきました。
ここ現地で毎日見ているにも関わらず、日に日に階数が積み
重なっていくのが分かります。
現在16階の床まで完成しております。残り34階です。
お問い合わせは担当
わせは担当の
担当の松井(
松井([email protected] )までご連絡
までご連絡ください
連絡ください。
Beacon
Beacon もワンセントラル同様建築作業が進
んできました。
Tower1 と Tower2、Tower3 で繋がる駐車場
の7階部分を現在建築しております。
ショールームからの写真では建設現場から
あまりにも近い為、離れたところから撮っ
ております。
タワー1
タワー1
タワー2
タワー2
お問い合わせは Beacon 担当の
担当の寺岡(
寺岡( [email protected] )までご連絡
までご連絡ください
連絡ください。
ください。
TMS Global Consultancy
Philippines Incorporation
37th Floor LKG Tower, 6801 Ayala Avenue. Makati City Philippines 122
+ 63 2 859 2886
(日本語)
+ 63 2 859 2899