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2011. Dec No.450 - 公益財団法人 日本国際医学協会

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ISSN0535-1405
目 次
第 401 回国際治療談話会例会
時 / 平成 23 年 9 月 15 日(木) 所 / 学士会館
司会
日本国際医学協会理事 ・・・・・・・・・・ 首 藤 紘 一
p.2、5(7、11)
《第 1 部》= 漢方(東洋医学) =
【講演Ⅰ】 現代漢方頻用処方
自治医科大学 地域医療学センター 東洋医学部門 特命教授
村 松 慎 一 先生 p.2(8)
【講演Ⅱ】 21 世紀における東洋医学の役割
東京大学 医学部附属病院 内科
永 井 良 樹 先生 p.3(10)
《第 2 部》
【感 想】 聖書の薬用植物・世界の薬用植物
清泉女子大学ラファエラアカデミア講師
廣 部 千恵子 先生 p.5(11)
※( )の数字は英文抄録の頁数
No.450
2011. Dec
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International Medical News
司会のことば
えられる。これらの講演を機会に漢方についての現代的な理解が出
漢方(東洋医学)
来たらいいかと思う。
日本国際医学協会理事 首 藤 紘 一
感想の講演(広部千恵子先生)は、漢方と近い存在である民間薬、
世界の薬用植物を主題とした話である。医薬同源ということは、健
この談話会は最新の医療についての話が多
康であるためには、新薬よりも、また、漢方よりも食事は大切であ
い。特に外科に関わる領域では最先端の医療技
るということである。
術がしばしば紹介されてびっくりする。薬につ
いては、新薬(新薬といわれるものはすべて西
洋薬である)の有効性、副作用や使い方につい
【講演Ⅰ】
て最近の傾向や治療の現場が紹介される。
最近の新薬には有効と“おもえる”ものが多
首藤紘一 先生
くなっている。確かに抗菌薬はよく効くのが当たり前になっている。
循環器系も確かに血圧を下げてくれるよい薬が沢山ある。しかし、
現代漢方頻用処方
自治医科大学地域医療学センター東洋医学部門特命教授 村 松 慎 一
本当に延命や QOL の向上に寄与しているかどうかは、よくわから
漢方薬は、後漢の傷寒論・金匱要略に記載さ
ない。特に大規模臨床試験を実施してはじめて有意差が出てくる場
れた葛根湯、当帰芍薬散などをはじめ、その多
合には、本当に役立つ薬かどうか疑問な場合がしばしばである。糖
くは近代科学の成立より遙か昔に創薬された。
尿病にしても色々な薬が沢山あって、もう血糖を下げる薬は要らな
日本には、1200 年以上前に中国大陸から伝
いとまでいわれている。それにもかかわらず患者は増えているとい
来したが、江戸中期以降に腹診の重視など中国
うことは、糖尿病は薬で簡単には治らないということでもある。癌
や朝鮮半島と異なる特有の発展をとげてきた。
の治療薬は有効といわれるものでも、かなり特殊な場合でないと有
個々の処方は、主として植物からなる生薬を配
効といってよいかどうか疑問の場合が多い。固形癌は手術が出来る
合したもので、例えば、桂枝湯は、桂枝、芍薬、大棗、生姜、甘草の
場合はそれが第一選択になっているままである。総じて、感染症以
5 種類の生薬により構成され、葛根湯はこれに葛根と麻黄を加えて
外は今の医薬の多くは限界をもっているものが多い。難治性の疾患
いる。 葛根湯において、麻黄のエフェドリンが重要な薬理効果を
には免疫関係が多い。これらには抗体療法などに目覚しい進歩はあ
持つことは間違いないが、麻黄を含む他の多くの処方との適応の違
るものの、少なくとも現時点では副作用や投与法などに問題をはら
いは単一成分では説明し難い。 構成生薬中の多数の成分が複雑な
んでいる。
代謝と相互作用を呈し、さらに服用する患者の個人差(代謝酵素活
いい新薬が出てきて病気が治るようになったと勘違いしていると
性、腸内細菌叢など)が加わるので、漢方薬の薬理学的な解析は容
ころがある。なかなか簡単には病気が治らないのである。この理解
易ではない。 そのため、現在でも各処方の適応は、古典に記載され
が少なくなっているのではないだろうか。老化というのも病気の一
た臨床医の経験則に依ることになる。
つかもしれない。これもなかなか治らない。こういう中にあって、
昨年、地域医療における漢方薬使用の現状を調査し、今後の東
漢方及び東洋医学を無視しているわけにはいかない。
洋医学教育の基礎資料とするため、自治医科大学の卒業生のうち
今回の講演をいただく村松真一先生は東洋医学漢方治療を専門の
300 床以下の病医院に所属する臨床医を対象として、郵送による
一つにしている傍ら、パーキンソン病の遺伝子治療の最前線を、実
アンケート調査を実施した。 有効回答数は 679(回答率 44%)
際に実施している、いわば二刀流の先生である。漢方外来にて非常
で日本全国から回答を得た。 日常診療に漢方薬を積極的に取り
に多くの患者を診療している永井良樹先生であり、考えの転換を教
入れているのは 30%、ときどき(週に数人程度)処方するのは
村松慎一 先生
International Medical News
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45%、たまに(他院からの継続など)処方するのは 22% であり、
追記:自治医大のアンケート調査は、厚生労働科学研究費補助金(地
全く処方しないのは 3% であった。 使用頻度の高い処方は、芍薬
域医療基盤開発推進研究事業)により実施した。
甘草湯、大建中湯、葛根湯、六君子湯、補中益気湯などで、大部分
はエキス製剤であったが、少数ながら湯液も使用されていた。 漢
方薬が役に立つ理由としては、
「感冒・頭痛などのよく見られる疾
【講演Ⅱ】
患や、不定愁訴・心身症に使用しやすい」を 60% が選択した。
使用しにくい理由では、
「使用法がわからない」34%、
「多種類を
21 世紀における東洋医学の役割
常備するのが困難」33%、
「エビデンスが不十分」30%、
「西洋医
学で十分」5%、
「効果があるとは思わない」2% となっている。
東京大学医学部附属病院内科 永 井 良 樹
この結果から、地域医療ではほとんどの医師が漢方薬を使用してい
ることがわかる。 しかし、一方で「使用法がわからない」との回
西洋医学の進歩にはめざましいものがある
答が 1/3 に達しており、処方選択は必ずしも東洋医学的な病態認
が、それはある特定の限局された領域について
識に基づいていないことが推察される。 また、効果については否
のことであり、多くの疾患については治療法の
定的ではないものの、エビデンスに乏しいと認識されている。
進歩はほとんど見られていない。
日本漢方生薬製剤協会が平成21年の「薬事工業生産統計年報」
また、西洋医学を主体的に推進する者は西洋
を基に公開している漢方製剤の生産及び輸入金額の上位 10 処方
的倫理観に基づいて行動する西洋人であり、そ
は、補中益気湯、大建中湯、柴苓湯、六君子湯、加味逍遥散、麦門冬
の行動には東洋人である日本人から見て非人道
湯、牛車腎気丸、芍薬甘草湯、小青竜湯、葛根湯となっており、上
的と判断されるような内容をしばしば含んでおり、彼らが行う医学
述のアンケートの頻用上位5処方は全て含まれる。 一方、東亜医
的革新においても東洋医学的倫理観からみて非倫理的と思われる内
学協会発行の「漢方の臨床」誌が、漢方の専門医 101 名を対象に
容がしばしば含まれている。
昨年行った「私の好きな愛用処方」というアンケート調査では、上
したがって、21世紀における東洋医学の役割は、第一に西洋医
位 10 処方として補中益気湯、八味地黄丸、桂枝茯苓丸、柴胡桂枝
学が治し得ぬ疾患を治すことであり、第二に西洋医学における医学
湯、柴胡桂枝乾姜湯、六君子湯、真武湯、加味逍遥散、当帰芍薬散、
的革新に対して東洋医学的倫理観から警鐘を鳴らすことにあるとい
半夏厚朴湯が挙げられている。 漢方の非専門医と専門医の両者に
えるだろう。
永井良樹 先生
共通する頻用処方である補中益気湯は、身体的、精神的疲労の回復
などを目的として使用されるもので、ストレス社会において広く適
1 西洋医学が不得手とし、漢方治療が有効な疾患
応されていると推察される。また、地域の非専門医は、芍薬甘草湯
西洋医学が内科的に治し得ない疾患として、虚弱体質、冷え性、
を神経痛、関節痛などに対する鎮痛薬として使用しており、大建中
更年期障害などの体質的疾患、膝関節障害、変形性股関節症、バネ
湯は製薬企業の PR による効果と推察される。 今後、地域医療に
指、めまい・ふらつき、夜尿症、月経困難症、習慣性流産(不育症)
おける漢方の普及のためには、適切な教育と研究が必要と考えられ
などの身近な疾患、そして糖尿病性足壊疽、アトピー性皮膚炎、ベー
る。
チェット病、肺線維症、拡張型心筋症、潰瘍性大腸炎などのやや重
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International Medical News
い疾患ないし難病を挙げることができる。ここに具体的な名前を挙
52 歳、男。糖尿病に罹患し数年来インシュリン治療を行ってい
げた疾患はすべて漢方治療の適応があるものである。
る。また、糖尿病性網膜症のために視力を失いつつある。ある時左
本例会において、筆者は身近な疾患の中から膝関節障害、バネ指、
足底に潰瘍が生じた。それは感染をともない悪化した。近医で抗生
めまい・ふらつきを、やや重い疾患ないし難病の中から糖尿病性足
物質の治療を受け感染は消失したが潰瘍は治らない。歩行が困難で
壊疽とベーチェット病を取り上げ、それらに対する漢方治療の実際
ある。漢方治療を求めて来診。最初大柴胡湯去大黄合桂枝茯苓丸を、
を示すことにする。
しばらくしてそれに黄耆、当帰、白芷、桔梗を加えて投与した。潰
【症例 1】膝関節痛
77 歳、女。坂道を右足に力を入れて下りたところ、4日後右膝
が痛み出した。そして右膝に水がたまるので、7~ 10 日に一度整
瘍は消失し、正常に歩行することができるようになった。治療に要
した期間は 14 週間であった。
【症例 8】ベーチェット病 65歳、男(略)
形外科医に膝の水をぬいてもらっている。膝を痛めてから 2 年 4
付 平成 23 年 7 月 31 日の読売新聞朝刊くらし・健康欄にお
か月にもなるのに一向に治る気配がない。漢方治療を求めて来診。
いて、「バネ指」とめまいについての読者からの質問にそれぞれの
防已黄耆湯加麻黄附子延胡索当帰に五苓散を合方したところ膝に水
専門医が西洋医学的見地より回答している。いずれにおいても治療
がたまらなくなった。以後順調に経過し初診以来現在まで 2 年 3
についての記載は貧弱であることは否めない。読者のために、新聞
か月治療し、膝痛も軽くなった。
のこのような健康欄には専門医による西洋医学的見地からの回答と
【症例 2】膝関節痛
74 歳、女。社交ダンス中左膝に音がして以来左膝が歩行時や階
ともに漢方専門医による漢方治療法についての解説も掲載されるべ
きである。
段昇降時に痛む。整形外科で MRI をとってもらったところ内側半
月板後角損傷(grade1 ~ 2)と診断された。漢方治療を求めて来院。
2 西洋医学に警鐘を鳴らす
防已黄耆湯加麻黄附子、次いでそれに桂枝茯苓丸を合方した。初診
現在と従来の高血圧の基準値は、それぞれ表 1 のごときもので
以来 2 年 5 か月後症状が消失した。
ある。
【症例3】膝関節痛
高血圧の基準値は、収縮期血圧については従来の 160 mm Hg
60 歳、女。2 か月前日本舞踊中右膝にギクッという音がし、以
(以下単位略)から 140 に、拡張期血圧については従来の 100
来右膝が痛む。漢方治療を求めて来院。防已黄耆湯合桂枝茯苓丸加
から 90 に引き下げられている。すなわち、収縮期血圧 140 ~
麻黄、しばらくして桂枝二超婢一湯加茯苓蒼朮附子烏頭防已黄耆牛
160、拡張期血圧 90 ~ 100 は、従来は非高血圧であったが現
膝延胡索を投与した。2年近く服薬し右膝の痛みがまったくなくな
在は高血圧と診断され降圧薬を服用すべきものとされている。基準
り舞踊が普通にできるようになった。
値の引き下げを根拠づけるエビデンスとして確たるものはないとさ
【症例 4】バネ指
れている。この措置は、製薬会社が医学界を使嗾して両者の利益を
53 歳、女。3 週間前より左拇指がバネ指であるという。当帰四
企図して行ったものと考えられる。
逆加呉茱萸生姜湯を 4 か月投与したところ完治した。その頃右中
「史記」扁鵲倉公列伝には桓侯が扁鵲に「医の利を好むや、疾ま
指がバネ指になったので同処方を更に 2 か月服用したところその
ざる者をもって功をなさんと欲す。(医者は名利を好み、病気でな
バネ指も完治した。3年余り経った頃今度は左中指と薬指、右薬指
いものに対して、病気があると偽って功績としようとする。)」と言っ
がバネ指になった。当帰四逆加呉茱萸生姜湯を 1 か月服用したが
たと記されている。(図1)
効果が認められないので、桂枝二超婢一湯加茯苓蒼朮附子に転方し
桓侯の嘆きは現代の医療の実態、ことに高血圧の基準値の引き下
た。1 か月後同処方に防已黄耆を加味しそれを 2 か月分服用した
げや心房細動に対する抗凝固剤(ワーファリン)の乱用に対する警
ところバネ指はすべて完治した。
告と受け取るべきである。
【症例 5】めまい・ふらつき
59 歳、女。平成 19 年 6 月両下腿痛による間欠性破跛行と高
表1
血圧が出現し、検査にて両側腎動脈狭窄、左腎委縮、左総頸動脈の
完全閉塞等があり、自己免疫的機序による血管炎と考えられステロ
イドを服用している。同じ頃よりめまい・ふらつきが出現し杖歩行
となった。小脳失調・内耳所見は指摘されず、漢方治療を求めて来
診。半夏白朮天麻湯(エキス)を投与したところ卓効し、杖が不要
になった。一日平均8包(標準は3包)服用している。外出のとき
は一度に4包服用してから出かけるという。
【症例 6】めまい・ふらつき 58 歳、男(略)
【症例 7】糖尿病性足壊疽
現在
(2000 年以降)
従来
(2000 年以前)
収縮期血圧
拡張期血圧
高血圧
140 以上
90 以上
正常
140 以下
90 以下
高血圧
160 以上
100 以上
境界領域
150 ~ 160
90 ~ 100
正常
150 以下
90 以下
単位:mmHg
International Medical News
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る所では、すべてのものが生き返る。漁師たちは岸辺に立ち、エン・
ゲディからエン・エグライムに至るまで、網を広げて干す所とする。
そこの魚は、いろいろな種類に増え、大海の魚のように非常に多く
なる。しかし、その沢と沼はきれいにならず、塩を取ることができ
る。川のほとり、その岸には、こちら側にもあちら側にも、あらゆ
る果樹が大きくなり、葉は枯れず、果実は絶えることなく、月ごと
に実をつける。水が聖所から流れ出るからである。その果実は食用
となり、葉は薬用となる。」(エゼキエル書 47:7 - 12)
最初の頃は、この聖書の言葉をヒントとしてエルサレムから死海
に流れる川沿いにある樹木の葉の薬効を調べてみた。まず既に知ら
れているものとしては、オリーブの葉がある。オリーブは実と実か
ら絞った油が健康的であるとして知られているが、オリーブの葉の
健康効果は昔から知られているのにあまり実用化されていない。オ
リーブの薬効成分オレユーロピンは、実より葉に多く含まれ、その
加水分解物はさらに薬効が強くなる。そこで万能の抗ウィルス、抗
図1
菌、抗黴、抗寄生虫薬として多くの目的に使用できる。
イチジクの実の薬効については、列王記下 20:7 にヒゼキヤ王
【感想】
の不治の病をイチジクの乾燥した実が治したという 1 節があるが、
あまり効果のほどが確かではないが、葉からは、蛋白分解酵素を含
紹介
む白い汁が出てイボや魚の目の上につけると効果がある。
日本国際医学協会理事 首 藤 紘 一
その他にもこの川岸には果物の木以外なら沢山の薬草がある。そ
の一つが聖書のヒソプである。ヒソプと書いてあるが、実際には
本日は、清泉女子大学ラファエラアカデミアでハーブ、アロマ、
Majorana syriaca でオレガノに近いハーブである。この成分につい
漢方、食養などを講義し、新宿センタービルで BDORT による健
ても多くの研究がされているし、中東諸国ではこのヒソプとオグと
康相談に応じていらっしゃる廣部千恵子先生に講演いただきます。
ごまなどを混ぜてつくったザータルという粉をパンにつけたり、サ
先生は昭和 34 年に東京薬科大学女子部薬学科を卒業され、卒業
ラダやスープに日常的に入れて楽しんでいる。ドゥルーズの人はこ
論文は赤外線スペクトルについてです。同年 4 月から米国ノート
の葉を子供の時からかんでいる。彼らはヒソプがすべての病によく、
ルダム大学にて赤外線スペクトルを測定されながら物理学を学ば
ことに頭脳明晰になる効果があると考えている。
れ、翌年 5 月から 37 年 4 月まで東京大学薬学部薬化学教室で学
セイヨウニンジンボク Vitex agnus-castus
ばれ、昭和 36 年より清泉女子大学化学助手、平成 9 年 4 月より
聖書には出て来ないが、筆者らはイスラエルの植物の抗腫瘍活性
平成 10 年 3 月まで同大学人間科学課程教授、平成 10 年 4 月よ
を調べてみた。その主な植物を下記に表示するが、この中であまり
り同大学文化史学科教授、平成 15 年 4 月より平成 19 年 3 月に
抗腫瘍活性があるものとして知られていない、イスラエルでアブ
退官されるまで、同大学人文科学研究所教授をされていらっしゃい
ラハムの手と言われているセイヨウニンジンボク、ビィテックス
(Vitex agnus-castus)の抗腫瘍活性についてさらに詳しく調べてみ
ました。
た。ビィテックスは、紀元前後の頃よりホルモン異常による婦人科
の諸疾患に使用されていた。この植物のアルコール抽出物は、月経
前緊張症にことに効果があるとされてきた。この植物の実に抗腫瘍
聖書の薬用植物と世界の薬用植物数種類
活性があり、その植物成分のいくつかも新規、既知のものを純粋に
清泉女子大学ラファエラアカデミア講師 廣 部 千恵子
とりだした。さらに東京薬科大学の臨床ゲノム教室の大山先生の協
力を得て人のセルラインを用いて多くのがん細胞にたいする活性、
イスラエルの薬草調査のヒントになった聖書の言葉
さらに白血病細胞にたいする活性を見いだしている。
わたしが戻って来ると、川岸には、こちら側に
このビィテックスについての論文は、何報か出されているので参
もあちら側にも、非常に多くの木が生えていた。
考にされたい。
彼はわたしに言った。「これらの水は東の地域
へ流れ、アラバに下り、海、すなわち汚れた海
に入って行く。すると、その水はきれいになる。
川が流れて行く所ではどこでも、群がるすべて
の生き物は生き返り、魚も非常に多くなる。こ
廣部千恵子 先生
の水が流れる所では、水がきれいになるからである。この川が流れ
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International Medical News
Screening Test for Antitumor Activity of Israeli Plants
EPA さらには DHA に変化する。αリノレン酸自身も多くの健康
Plants
Parts μg
100 30
10
3
1
効果がある。エゴマ油は、免疫力を増加し、アディポネクチンを
Rosemarinus
Leaves
0
0
76
100
増やし、アスベストや農薬などの体外への除去作用を認めている。
0
EPA/DHA は魚から有機溶剤で抽出されるので今後放射性物質に
officinalis
Vitex
Fruits
0
0
24
98
105
Withania
Aerial part 0
0
0
0
77
Aerial part 0
0
95
110 118
Fruits
0
0
2
72
90
Leaves
0
1
93
106 109
プに滴下、炒め物に滴下などの使い方をすることが必要である。筆
者は、えごまソフトカプセルをつくり、食事に使用できないときは、
elaterium
Satureja
けることができる。しかしえごまも DHA/EPA と同様に n3 系の
脂肪酸であるから加熱調理はできない。サラダのドレッシング、スー
elaterium
Echbarium
れを良くする薬との併用も危険である。これに比べてαリノレン酸
を主成分とするえごまの場合は、かなり安心して食用として使い続
fruiticosa
Echbarium
題が起きてくることがある。胃カメラや大腸ファイバーを行う時も
しばらくその服用をストップすることが必須である。また血液の流
sommnifera
Salvia
よる海洋汚染が進めば日本にものが摂取不可能になる可能性もあ
る。EPA/DHA 製品を服用している人は、往々にして出血性の問
agnus-castus
Aerial part 0
0
66
100
カプセルの形で服用している。
thymbra
レモンマートル Backhousia citriodora
レモンマートルは、現地では葉よりも、葉を水蒸気蒸留して取れ
るオイルをいろいろのものに使用している。レモンマートルの主成
分は、シトラールで、レモンマートルの主成分は、シトラールで、
そのうち neral と geranial の比はオイルによって多少ちがい
がある。Citral の含量は他の植物でこの成分を含むものに比べてか
なり多くなっている(90%以上)クインズランドなどの海岸線に
住んでいたアボリジニは、レモンマートルの葉を口唇ヘルペスなど
に使用していたようである。
スクピーラ Bawdichia nitida
スクピーラに関する研究はまだなされていないが、ブラジルでは、
長距離ダンプの運転手が、ドライブ中にこの種子を噛むと言われて
いる。スクピーラは非常に硬い種子であるので、それをガム状にな
るまでには、2 時間くらいかかるという。種子は、非常に硬く、樹
脂を多量に含んでいる。筆者らは、スクピーラがサイトメガとウィ
ルスに対して効果があることを確認した。このことは、スクピーラ
が、糖尿病、精神的障害、しびれなどに使用可能であることを示唆
している。
ω3(n3 系)脂肪酸
EPA/EHA は動物性のもので主としていわし、さんま、さばな
発 行 人
編集委員
どの青みの魚からつくる。ところがαリノレン酸は植物性で亜麻仁
油、エゴマ油、しそ油である。亜麻仁油はアマからとり、日本では
あまり作られていなし、有毒成分を除去しなければならない。しそ
油もあまり生産量がない。
編集事務
発 行 所
エゴマ Perilla frutescens var. frutescens
エゴマは、シソ Perilla frutescens var. crispa と大変似た植物で
ある。
エゴマの実を生絞りしたエゴマ油はαリノレン酸を 60%以上
含み、血液をさらさらにする効果がある。エゴマ油は体内で一部
印 刷 所
発 行 日
柳澤正義
石橋健一,山田 明,細田瑳一,
市橋 光,伊藤公一,北島政樹,
首藤紘一,谷口郁夫,浦部晶夫
石橋長孝,長崎孝枝
公益財団法人日本国際医学協会
〒 154-0011 東京都世田谷区上馬 1-15-3
MK 三軒茶屋ビル 3F
TEL  03(5486)0601 FAX   03(5486)0599
E-mail  :  [email protected]
URL  :  http://www.imsj.or.jp/
有限会社 祐光
平成 23 年 11 月 30 日
No.450
ISSN 0535-1405
INTERNATIONAL MEDICAL NEWS
International Medical Society of Japan
Since 1925
November 30, 2011
Published by International Medical Society of Japan, Chairman,
Board of Directors: Masayoshi Yanagisawa, MD, PhD
Editors: K. Ishibashi, MD, PhD, A. Yamada, MD, PhD,
S. Hosoda, MD, PhD, K. Ichihashi, MD, PhD, K. Ito, MD, PhD, M. Kitajima, MD, PhD,
K. Shudo, PhD, I. Taniguchi, MD, PhD, And A. Urabe, MD, PhD
3F, MK Sangenjaya Building, 1-15-3 Kamiuma, Setagaya-ku, Tokyo154-0011, Japan.
TEL 03
(5486)0601 FAX 03(5486)0599 E-mail:[email protected] URL:http://www.imsj.or.jp
The 401st International Symposium on Therapy
drugs, the recent trends and news from the medical treatment
site regarding the efficacy, side-effects and usage of new drugs
The 401st International Symposium on Therapy was held
(Any“new drugs”are all western drugs.)are introduced.
at the Gakushi Kaikan in Tokyo on September 15.2011. Dr. K.
There are many new drugs that “seem” to be effective.
Shudo, Managing Director of the International Medical Society
True, effective antimicrobial drug has become so common
of Japan(IMSJ), presided over the meeting.
recently. Cardiovascular medicine is not an exception, either.
There are many drugs effective to reduce blood pressure. But
Introductory Message from the Chair
it is not so well known whether or not those drugs are really
Chinese medicine(Oriental medicine)
contributing to life expansion or QOL improvement. Especially, if a
drug needs a large-scale clinical trial to identify a significant
Koichi Shudo, PhD
difference, it is often questionable if the drug is really effective
Director, IMSJ
or not. The same goes for Diabetes, for which there are a variety
Most of the topics talked here are about the recent
of drugs, and it is even said that there is no more need for
medicine. Surprisingly, the leading-edge medical care technology
drugs to lower blood glucose. Nevertheless, the fact that the
is often referred to, especially in the area of surgery. As for
number of patients is increasing means that diabetes is not
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easy to cure by drugs. Often times it is questionable whether
International Medical News
the latest herb medicine therapy.
the efficacy of drugs for cancer treatment is actually claimable
Dr. Chieko Hirobe is going to talk about fork medicine or
unless they are exceptionally effective. In the case of solid
medical plants of the world which is close to herb medicine. In
cancer, surgery remains the first-line remedy if it is operable.
China they say“Food is medicine”, meaning that food is more
Overall, most of the medicine of today have limited efficacy
important than a new drug or herb medicine.
except infection. Refractory patients tend to be associated with
immune-related diseases. Although antibody therapy has made a
remarkable progress, it is fraught with problems such as side
effect and administration method at least for now.
【Lecture I】
Frequent Formulae of Current Kampo Medicine
It seems to be misunderstood that new drugs make it easier
to cure diseases than before. On the contrary, diseases won’t
Shin-ichi Muramatsu, MD, PhD
heal so easily. Doesn’t it seem that people scarcely understand
Division of Oriental Medicine, Center for Community Medicine,
this these days? Probably aging may be one of the diseases,
Jichi Medical University
but we have not found any good medicine for this. Under the
Many of the Kampo medicines, including kakkonto and
circumstance, Chinese medicine or Oriental medicine should not
be ignored.
tokishakuyakusan which were both described in“ShangHanLun
(Treatise on Cold Damage Diseases)”and“JinGuiYaoLue(Synopsis
Dr. Shinichiro Matsumura who is going to have a lecture
of Prescriptions of the Golden Chamber)”in the Later Han
today is, so to speak, “the master of the tow-sword”:he is
Dynasty(AD 25−220), were originated in ancient China and
studying oriental herb treatment one hand and performing
introduced into Japan more than 1200 years ago. Since the
gene therapy for Parkinson’s disease on the other hand. We
middle Edo period(1700s), Japan-specific Kampo medicine
have a lot to learn from Dr. Yoshiki Nagai, who is treating many
has developed in a different way from that of China or the
out-patients very day, so much as to make us change our way
Korea Peninsula chiefly on the basis of abdominal examination.
of thinking. I would like to take this opportunity to understand
Individual formulae consist mainly of plant-derived crude drugs,
International Medical News
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e.g. keishito composed of five crude drugs(keishi, shakuyaku,
care. Nevertheless, the high percentage(over one-third of the
daiso, shokyo, and kanzo), and kakkonto containing seven crude
responders)of“unclear usage”suggests that formula selection
drugs(these five plus kakkon and mao). In kakkonto, mao-derived
is not always based on pathological recognition from the
ephedrine certainly exerts an important pharmacological effect;
Oriental medicine perspective. The efficacy of Kampo products
however, this single constituent alone cannot fully explain the
may be not deniable but recognized as evidence-deficient.
difference in indications between kakkonto and other mao-
The five frequent formulae mentioned above are included
containing formulae. Since many constituents from component
in the top ten formulae ─ hochuekkito, daikenchuto, saireito,
crude drugs interact via respective metabolisms in different
rikkunsito, kamishoyosan, bakumondoto, goshajinkigan,
patients(with different metabolic enzyme activities, intestinal
shakuyakukanzoto, shoseiryuto, and kakkonto ─ in production
flora, etc.), the complicated interaction of a Kampo formulation
and import values of Kampo products announced by the
is difficult to analyze pharmacologically. Therefore, the usage
Japan Kampo Medicines Manufacturers Association on the
of each Kampo formula has been based on the empirical rules
basis of the “Pharmaceutical Industry Productions Annual
described in classical writings by clinicians.
Statistics Report” in 2009. In another questionnaire survey
In 2010, to obtain underlying data for future education of
involving 101 Kampo specialists about“my favorite formulae,”
Oriental medicine, we surveyed the current state of use of Kampo
conducted in 2010 by the magazine“Kampo no Rinsho(Journal
products in community health care, using postal questionnaires
of Kampo Medicine)”
(publisher:the Association of East-Asian
to the clinicians who are Jichi Medical University graduates
Medicine), the top ten formulae were hochuekkito, hachimijiogan,
and were working in hospitals or clinics with 300 beds or
keishibukuryogan, saikokeishito, saikokeishikankyoto, rikkunshito,
less. There were 679 effective responders(44%)across Japan.
shimbuto, kamishoyosan, tokisyakuyakusan, and hangekobokuto.
Of them, 30% were positive users of Kampo products in
The frequent formula hochuekkito that Kampo specialists and
daily clinical care; 45%, occasional users(for a few patients
non-specialists prefer in common is effective for restoration of
weekly);22%, rare users(for special reasons);and the
both physical and mental fatigue so that it is supposed to be
remaining 3% prescribed no Kampo formulations. Frequent
popularly used in today’s stressful society. Shakuyakukanzoto is
formulae were shakuyakukanzoto, daikenchuto, kakkonto,
prescribed as an analgesic for neuralgia or arthralgia by non-
rikkunshito, and hochuekkito, most being extract products
specialists in communities. Daikenchuto seems to be promoted
and a few being decoctions. Regarding reasons for usefulness
through public relation activities by pharmaceutical companies.
of Kampo products, 60% of the responders selected “easy to
The further spread of Kampo medicine in community health care
use for common diseases(such as influenza or headache)as
will require appropriate education and research.
well as unidentified complaints and psychosomatic disease.”
Note:The questionnaire survey by Jichi Medical University
Among reasons for unlikely use,“unclear usage”was selected
was supported by a Health and Labour Sciences Research
by 34% of the responders; “difficult stock of many kinds,”
Grant(Research on Region Medical)from the Ministry of
by 33%:“insufficient evidence,” by 30%; “satisfactory to
Health, Labour and Welfare.
Western medicine,” by 5%;and “doubtful efficacy,”by 2%.
These responses revealed the prevalence of use of Kampo
products among almost all clinicians engaged in community
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International Medical News
【Lecture II】
[Case 1]77F
The Role of Oriental Medicine in 21st Century
down a slope.
Yoshiki Nagai, MD, PhD
Department of Medicine, the University of Tokyo Hospital
Damage of knee joint
She hurt her right knee joint when she was walking
Four days later she felt a pain there.
Water
accumulated and an orthopedic surgeon drew out water once
in 7~10 days.
Two years and 4 months elapsed since she
In recent years Western medicine has made a huge progress
received injury, but the damage of the joint did not improve.
in some fields, but no substantial progress in the treatment of a
She sought Oriental herbal remedy. I prescribed Bouiougito ka
majority of diseases.
Maou Bushi Engosaku Touki 防已黄耆湯加麻黄附子延胡当帰 and
It will be agreed that Western people tend to adopt their
political measures in accordance with Western ethics while
then added Goreisan 五苓散 to it. Water stopped to accumulate
in her right knee joint.
Now, 2 years and 3 months after
their political measures are sometimes held as going against
herbal therapy started, she is ridding of pain.
humanity by Japanese in accordance with Oriental ethics.
[Case 2]52M Foot ulcer in diabetes mellitus
Therefore, some medical measures taken by Western people
For a number of years he used insulin for his diabetes
could be judged as going against humanity from the standpoint
mellitus.
of Oriental ethics.
An ulcer appeared on the planter surface of his left foot and
Accordingly, the roles of Oriental medicine in this century
He was losing eyesight due to diabetic retinopathy.
got worse after it was infected.
The foot ulcer remained,
should be primarily to cure the diseases which Western
even after the infection subsided by use of antibiotics, and he
medicine fails to cure, and secondly to warn against unethical
had difficulty walking and sought for Oriental herbal treatment.
measures which Western medicine takes.
I prescribed Daisaikoto kyo Daio go Keishibukuryougan 大 柴
胡 湯 去 大 黄 合 桂 枝 茯 苓 丸 and then added Ougi 黄 耆,Touiki 当
1 Diseases which Western Medicine Fails to Cure while Oriental
Medicine Can Cure
The diseases which Western medicine cannot medically cure
帰,Byakushi 白芷 and Kikyou 桔梗 to it. The ulcer on his sole
disappeared and he was able to walk normally.
The time
needed for complete recovery was 14 weeks.
but Oriental(herbal)medicine can cure are:weak constitution,
sensitivity to coldness, climacteric disorders, damage of knee
joint, osteoarthritis of hip joint, snapping finger, dizziness
or tottering, nocturnal enuresis, dysmenorrhea, habitual
abortion, foot ulcer in diabetes mellitus, atopic dermatitis,
Behcet’s disease, pulmonary fibrosis, hypertrophic cardiomegaly,
ulcerative colitis and so on.
2 Oriental Medicine Warns against Unethical Measures Taken by
Western Medicine
The present and past diagnostic standards for hypertension
are shown in Table 1.
According to Table 1, the standard blood pressures
diagnostic of hypertension were lowered from 160 mmHg
In the lecture I presented cases of the diseases which were
(below unit abridged)to 140 as regards systolic pressure and
successfully treated with Oriental herbal medicine such as damage
from 100 to 90 as regards diagnostic pressure. Persons whose
of knee joint, snapping finger, dizziness or tottering, foot ulcer
systolic blood pressures are between 140 and 160 or diagnostic
in diabetes mellitus and Behcet’s disease. Two cases from
blood pressures between 90 and 100 were in the past classified
them are shown here.
into non-hypertension but are now classified into hypertension
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and are recommended to take antihypertensive drugs.
It is
Herbal plants in the Bible and a few kinds of herbal plants in the world
speculated that pharmaceutical companies tempted medical
societies to lower the diagnostic standards for hypertension for
Chieko Hirobe, PhD
the purpose of profits.
In Shiki(Shiki 史
Rafaela Academia Seisen University
記 a Chinese classic on history)Kankou
(Huanhou 桓侯)told Henjaku(Bianque 扁鵲),“Doctors like to
pursue profits so much that they deceive healthy persons by
saying that they have diseases.”
A passage from the Bible that gave me a clue to the medical herbal
research:
When I am back, there were so many kinds of plants growing along
the river side, on this side and the other side. He said to me,“Water
Kankou’s complaint should be considered as a caution
of this river is going down through the eastern area toward as far as
against the actions taken by Western medicine having lowered
Alava, then running into the sea, that is, polluted sea. In any place,
diagnostic standards for hypertension, or a recent trend of
where a river is running, every kind of gregarious creatures revive their
abuse of anticoagulants, ex. Warfarin, to atrial fibrillation.
lives and fish becomes enriched in its kinds because the water makes
the area clean. Everywhere, from En Gedi to En Eglyme, fishermen
Table 1
Present
(after 2000)
Past
(before 2000)
spread and dry their fish nets. Fish becomes enriched in its kinds and
Systolic blood
Diastolic blood
in numbers like fish in the oceans. But the mountain stream and marsh
pressure
pressure
are still like they used to be, but salt can be quarried. All kinds of
Hypertension
> 140
> 90
fruit trees grow big along the riverside and the riverbank, on this side
Normal
< 140
< 90
and the other side, without withering the leaves, with bearing fruits
Hypertension
> 160
> 100
endlessly every month because the water is running out from the sanctum.
150〜160
90〜100
The fruits are for food the leaves are for medicine.”(The Book of
Borderline
Normal
< 150
< 90
Unit:mmH
Ezekiel 47:7-12)
This passage of the Bible gave me a clue to me in my early days, and I
researched the efficacy of the plants growing along the riverside from
Jerusalem to the Death Sea. First, olive leaves. Olive leaves are not
practically used although the healthy efficacy has been well know from
Introduction of the speaker of discourse
the ancient, whereas olive fruits and olive oil extracted from olive fruits
Koichi Shudo, PhD
are well know as healthy. Oleuropein, one of the medicinal properties
Director, IMSJ
of olives, is involved more in leaves than in fruits, and the hydrolysate
Today, we have Dr. Chieko Hirobe, who is a lecturer on
is even more effective, which is usable as cure-all medicine for various
herb, Chinese medicine, dietics at Seisen University Lafayette
purposes such as anti-virus, anti-germ, anti-fugal, anti-parasite medicine.
Academy and also offers health consultations using BDORT
With regard to the efficacy of figs, a passage from 2 Kings 2:1 in
(the Bi-Digital O-Ring Test)at Shinjuku Center bldg. Dr.
the Bible says that King Hezakiah’s fatal disease was cured by dried
Hirobe graduated from Tokyo University of Pharmacy and Life
figs, which may or may not sound true. Anyway, the white juice in the
Science Women’s Pharmaceutical Department in Showa 34
leaves contains proteolytic enzyme which is effective when applied to
(1959). Her graduation thesis was on infrared spectrum. From
warts or corns.
April of the same year, She started to study physics as well
Other than fruit trees, there are many other medical herbs growing
as evaluation of infrared spectrum at the University of Notre
on this riverbank. One of which is Ezob described in a passage in the
Dame in the US. From May in the next year to April Showa
Bible. It says“Ezob”, but actually it refers to Majorana syriaca, an
37, She studied at Pharmaceutical Chemistry Department
herb close to oregano. Many studies on its efficacy have been done so far.
of Faculty of Pharmaceutical Sciences at Tokyo University,
In the Middle East countries, people use Ezob in their daily life to make
and from Showa 36 served as a chemistry assistant. From
powder called zaatar by mixing it with Ogu and sesame. They apply zaatar
April Heisei 9 to March Heisei 10, served as a professor at
to bread or use when cooking salad or soup. People in Deleuze have
Department of Culture History of the university. From April
been biting this herb since childhood. They believe Ezob is effective to
Heisei 15 to her retirement on March Heisei 19, served as
all diseases and makes them brilliant.
a professor of Institute for Research in Humanities of the
university.
Agnus castus and Vitex agnus-castus
Authors studied about anti-tumor activity of plants in Israel, though
they are not described in the Bible. We will describe the main plants
of them below, some of which are not well know for its anti-tumor
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activity. Out of them, we especially studied Agnus castus and Vitex
Ω 3(n3 system)fatty acid
agnus-castus called“a hand of Abraham”in Israel. Vitex agnus-castus
EPA/EHA is animal fatty acid and made out of mainly bluefish such
has been used for patients with gynecological diseases caused by
as sardine, cololabis saira and mackerel. On the other hand, alpha-
hormone abnormality since around the beginning of the first century.
linolenic acid is vegetable oil and found in linseed oil, perilla oil and
The alcoholic extract of this plant has been said to be effective for
shiso oil. Linseed oil is made out of flax, which is rarely found in
premenstrual tension syndrome. The fruit of this plant has anti-tumor
Japan and toxic component must be eliminated. Shiso oil is also rarely
activity, and we extracted some other new, or already-known, pure
produced in Japan.
botanical ingredients. Further, with the help of Dr. Ohyama of the
clinical genomics class of Tokyo University of Pharmacy and Life
Perilla frutescens var. frutescens(Perilla)
Science, we have identified anti-activity for many kinds of cancer cells
Perilla is a plant so similar to Perilla frutescens var. crispa(shiso).
and leukemia cells using human cell lines. Just for your reference,
Alpha-linolenic adic accounts for more than 60% in freshly squeezed
please let me remind you of some papers published on Vitex agnus-
Perilla, and effective to clean the blood. A part of Perilla transforms
castus.
into EPA or DHA in human body. Alpha-linolenic adic itself also has
a lot of healthy influence. Perilla oil is confirmed of its efficacy of
Screening Test for Antitumor Activity of Israeli Plants
improving immunity, increasing adiponectin and excreting asbestos or
Plants
Parts μg
100
30
10
3
1
agrichemicals. Since EPA/DHA are extracted from fish using organic
Rosemarinus
Leaves
0
0
0
76
100
solvent, there is a possibility that we can not consume these if marine
officinalis
Vitex
pollution by radiation continues for many years to come. People taking
Fruits
0
0
24
98
105
agnus-castus
Withania
sommnifera
Salvia
fruiticosa
Echbarium
gastroscopy or colonofiberscopy, the dosage must be stopped for a
Aerial part
Aerial part
Fruits
0
0
0
0
77
0
0
95
110
118
thymbra
is alpha-linolenic acid, can be used safely as edible food for a long,
continuous time. But since Perilla is also n-3 fatty acid just as DHA/
0
0
2
72
90
EPA, it can not be cooked with heat. It is better to use for salad or
soup as a dressing on salad or as an addition to soup or stir-fried
Leaves
0
1
93
106
109
elaterium
Satureja
while. It is also dangerous to take them in combination with drugs to
facilitate the flow of blood. In contrast, Perilla, whose main ingredient
elaterium
Echbarium
EPA/DHA tend to have hemorrhagic problems. When undergoing
dishes. The author makes“perilla soft capsule”and takes it when it is
not used for food.
Aerial part
0
0
66
100
Bachhousia citriodora(Lemon myrtle)
Bachhousia citriodora, not only of which leaves but also of which oil
steam-distilled from the leaves, is used for various purposes there. One
of the main ingredients is citral. The ratio of neral and geranial varies
among oils. Its citral content is much more than(more than 90%)
other plans which contain citral. It is thought that the Aborigines who
lived on Queensland’s coastline used to use the leaves of Bachhousia
citriodora to cure labial herpes.
Bawdichia nitida(Sucupira)
No study on Bawdichia nitida has been done yet, but it is said
that in Brazil long-distance dump car drivers chew this seeds while
driving. The seeds of Bawdichia nitida are so hard that it is said to
take about two hours to chew them into gum. The seeds are very hard
and resinous. Authors confirmed that Bawdichia nitida is effective for
cytomegalovirus, which suggests that Bawdichia nitida is usable for
diabetes, psychic disorder and paralysis.
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