2011年度圃修士制作梗概 民間分譲集合住宅のコミュニティ形成を促進するコモンスペースのデザイン 手法50の有効性について 悌掩ctiveness oで50 common Space design patterns めr the Condomi血um complex commu血ty llO23012 平林 まみ 主査 篠原 聡子 教授 副査 定行 まり子 教授 石川 孝重 教授 コモンスペースのデザイン手法50,コミュニティ,民間分譲集合住宅 50 common Space de壷gn pattems, commu血ty, condomi血um Complex 序章 本研究では、それらの手法の考え方を基にコモ 第1章 研究の背景・目的 ンスペースのデザイン手法の可能性を拡張す 1・1研究背景 ること、また、手法50を取り入れた竣工分譲 居住環境は時代と共に変化し、どの様な環境 集合住宅の実態調査を通して、手法50の有効 に住まうかを個人が各々の求める条件によっ 性を探り、コミュニティを形成する空間の要因 て選択可能となっている。昨今、変容を続けて 、きた「家族」という枠組みは、選択的ライフス について言及する。 万イルにまで解体している。 第2章 論文構成 ) ) _家制度の解体が地域社会や近隣共同体の解 i i体につながり、居住環萌における他者との関わ 序論 1研究背景・目的 りが極めて希薄化していく中、 「個人」という 最小単位まで細分化された居住単位ばその身 呈」L_旦型 先行研究 軽きみよって様々なライフスタイルの実現を 可能とする反面、家族や近隣とのネットワーク 本論 の希薄化を促進している。 ・他者と関わりを持たない生活は、孤独死や子 宅のコミュニティに 分譲集合住宅 育て期の母親の孤立化、犯罪や災害といった危 害と手法50の作成 関する研究 険を避けるための手段すら持たない生活と化 I し、日常的なリスクを革むことは必定である。 4調査l したがって、居住環蕗におけるネットワークの 法50の実施事例調査l 再構築である「"コミュニティ"の形成」は 住居計画において急務の課題と言える。 5分析」 堆さ研究目的 も先行研究において、分譲集合住宅におけるコ 結論 モンデザインのひな型として「コミュニティ形 成 を促進するコモンスペースのデザイン手法 (以下手法50 と記す)が提案されている。 I 6 結論 2011年度圃修士制作梗概 2011年度圃修士制作梗概 第3章 先行研究における集合住宅のコモン 表3十2-1コミュニティ観による分類 3-4 コモンデザインの2つのフェーズ スペースとコミュニティの関連 □Facめrl:同居者(家族・ペットなど)を介した付 <プロセスのデザイン> 3-1マンションユミュニチイの育ち方 2007年8月下旬一9月中旬にかけて,野村 不動産株式会社のプラウドシリーズ(以下Pシ リーズと記す)におけるコミュニティの状況に □Factor2 :人付き合いに対して積極的な方だ は偶発的な行為による「愛着型」、もう一つは □Facもor3 :人付き合いを今後さらに広めていきたい 計画的行為による「ガバナンス型」である。 「愛 Fl 把" ついて調査を行った。心地よいと感じる人付き ○ 合いは極めて多様であり、そうした多様な人々 ○ の共存を可能とする空間設計のため、アンケー コモンデザインには2つの起点がある。一つ き合いを積極的にしたい × F3 イ (7 ○ ○ イ ○ X6ィ6X4( ネケ 源 マツ に住んでいる時に偶然出会う場合のことで、挨 丿y*8ナ hッゥ の「ガバナンス型」は計画的な行為によって契 齪フ亜Xァ佛 機が生まれるもので計画的な行為とは管理組 0 × イ イ × × × ○ 3-2 コミュニティとユモンデザイン∼コモン ○ × × ( ク査鰄ナ 稲Y; ゥ eHャ ゥ 合や自治会が招集するイベントなどを示す。 ナ ミュニティが形成されるプロセスを可能とす xナ Mクナ 図3-2-2-1コモンスペースのデザイン手法50 島order 分譲集合住宅では:.これら2つの起点からコ るコモンデザインが必要となる。 (図 シ佛 xケ 図3-3十1アクティビティのサイズ 341-1 ・図342-1) <距離をデザインする> 雛毎期 -細〇一〇農一一章一一一〇一一一〇一一一一一一章一一一一一〇m一一一 田 観察・ヒアリング調査より、コミュニティ形 X ケ 圏 < 異による分類を試みた。 (表3十2-1) スペースのデザイン手法訊)∼ 韻骨 董痙轟 園パス港ち 防災部願′ 宰 季節のお祭り 一 一 一 t 着 i 一 書 による分類とは異なる「コミュニティ観」の差 映画露賓会 拶を交わすなどの行為が想定される。もう一つ (ナ ト調査で得られた人付き合いに対する考え方 より、一般的に使用される年齢や家族構成など 着型」は日常動線ですれ違ったり、好きな場所 ● 筆 書 ● ● 成や成熟のプロセスに、空間、特にコモンスペ ースのデザインが関わっている実態を確認し 心地よい人付き合いには、 「程良い距離感」 つなぐ手法私のお気に入りlolお気に入りの椅子02アトなインフラシェルター03アートな遊具04日が楽しむ が重要なキーワードとなってくる。そこで、 8 た。それらから得られたコミュニティ形成に関 アイストップ05グリーンベルトは散歩道i見せたいお気l クラスターそれぞれの異なる「程良い距離感」 わるとみられる空間的要因を抽出し、言語化・ 圃06き-かけフック07要注意ポーチ08マイゲ「 視覚化した「コモンスペースのデザイン手法 ト09ひんぷんスクリーン10ツートンバルコニー11飾 離,個人と集団との距離、集団と集団との距離 50」を策定した。 (図3-2-2-1) れる手すり12プレゼンガーデン13プレゼンパーキング を居住者自身がコントロールできるような「近 3-3 ユミュニチイを形成するアクティビティ みんなのお気に入りl14ツリースポト15みんなの木16 のサイズとコモンデザインの4要素 実のなる木17コミュニケーションボード18近道寄り道 づく仕掛け」と「離す仕掛け」が必要となる。 ・近づく仕掛け‥何か少しでも話のきっかけに なるような仕掛けがあれば居住者同士の自然 に関わるとみられるアクティビティを時間と つとテーブル22きっかけのEVホール23チャットパー な接触を増やすことが出来る。例えば廊下で 空間の相関図へと落とし込み、行為のサイズで ク24お向かいキッチンにしかけ講座5マルチなベンチ 偶然にすれ違った居住者同士の側に、ちょっと S・M・Lに分類した(図3-3・1-1)。 26踊り場ホール27グリーンバック28ウェイテインダス 溜まれる膨らみがあるなど、顔を合わせる機会 ペース29ドリンクステーション30アウトドアリビング を創出し、会話を促し、共同行為に結びっく様 131ハーフ&ハーフ32街にひらくコモン33気醍ラウンジ な仕掛けで居住者同士が近づく方向へ距離を また、コモンスペースは以下の4要素によっ て分類される(図3-3-2-1)。 ・コア:場所にアイデンティティを作りだし、 視覚的に印象的な中心をつくるもの ・スペース:集会室の様な章グループでの活動 の空間。次第に個人のネットワーク-と繋がる。 ・フィールド:居住者の中に次第に場所に対す る愛着を育み、日常生活の領域を形成する。 ・ボーダー:居住者が帰属意識をもつフィール 図3-3・2-1コモンデザインの4要素 が共存可能な空間とするため、個人と個人の距 回り道直垂]19ドラマな辻20廊下にピット21ちよ コモンスペースにおけるコミュニティ形成 つくることができる。 圃34見えない間仕切り35景色のあるラウンジつ36 ・離す仕掛け: 「程良い距離感」を保つために 居座りラウンジ37見守り配置38ママズラウンジ証 は、ただ近づくだけでなく時には良好な距離を 圃39お祭フォーメーション40お祭サポートセット わける手法Iひとりとひとり匡1ひとりコーナー422way パスlひとりとみんなー43覗けるライブラリー44開閉する 図3-4十1近づく仕掛けのイメージ図 たもっための「離す仕掛け」も必要となる。離 す仕鞄げには、個人と個人が気兼ねせずいられ tiひと')とひとI) i∋みんなとみんを る領域を保てる仕掛けや、複類の集団が共存で 集会室ーみんなとみんな匿2コ1コモン46パッチワーク コモン47集まる水場48けんけんばの小道49キッズネ きる工夫、集団と距離を保ちながら個人が気兼 ねせずい られる領域の確保が挙げられる。 1 ドとその外部との境界領域。 ツトワーク50ガーデンナットワーク詳 : "一一一一一一一一一一一一一一一一一-一事一一一一暮一一一一一一〇暮 ○ 図3-4-2-1離す仕掛けのイメージ図 2011年度圃修士制作梗概 2011年度圃修士制作梗概 第3章 先行研究における集合住宅のコモン 表3十2-1コミュニティ観による分類 3-4 コモンデザインの2つのフェーズ スペースとコミュニティの関連 □Facめrl:同居者(家族・ペットなど)を介した付 <プロセスのデザイン> 3-1マンションユミュニチイの育ち方 2007年8月下旬一9月中旬にかけて,野村 不動産株式会社のプラウドシリーズ(以下Pシ リーズと記す)におけるコミュニティの状況に □Factor2 :人付き合いに対して積極的な方だ は偶発的な行為による「愛着型」、もう一つは □Facもor3 :人付き合いを今後さらに広めていきたい 計画的行為による「ガバナンス型」である。 「愛 Fl 把" ついて調査を行った。心地よいと感じる人付き ○ 合いは極めて多様であり、そうした多様な人々 ○ の共存を可能とする空間設計のため、アンケー コモンデザインには2つの起点がある。一つ き合いを積極的にしたい × F3 イ (7 ○ ○ イ ○ X6ィ6X4( ネケ 源 マツ に住んでいる時に偶然出会う場合のことで、挨 丿y*8ナ hッゥ の「ガバナンス型」は計画的な行為によって契 齪フ亜Xァ佛 機が生まれるもので計画的な行為とは管理組 0 × イ イ × × × ○ 3-2 コミュニティとユモンデザイン∼コモン ○ × × ( ク査鰄ナ 稲Y; ゥ eHャ ゥ 合や自治会が招集するイベントなどを示す。 ナ ミュニティが形成されるプロセスを可能とす xナ Mクナ 図3-2-2-1コモンスペースのデザイン手法50 島order 分譲集合住宅では:.これら2つの起点からコ るコモンデザインが必要となる。 (図 シ佛 xケ 図3-3十1アクティビティのサイズ 341-1 ・図342-1) <距離をデザインする> 雛毎期 -細〇一〇農一一章一一一〇一一一〇一一一一一一章一一一一一〇m一一一 田 観察・ヒアリング調査より、コミュニティ形 X ケ 圏 < 異による分類を試みた。 (表3十2-1) スペースのデザイン手法訊)∼ 韻骨 董痙轟 園パス港ち 防災部願′ 宰 季節のお祭り 一 一 一 t 着 i 一 書 による分類とは異なる「コミュニティ観」の差 映画露賓会 拶を交わすなどの行為が想定される。もう一つ (ナ ト調査で得られた人付き合いに対する考え方 より、一般的に使用される年齢や家族構成など 着型」は日常動線ですれ違ったり、好きな場所 ● 筆 書 ● ● 成や成熟のプロセスに、空間、特にコモンスペ ースのデザインが関わっている実態を確認し 心地よい人付き合いには、 「程良い距離感」 つなぐ手法私のお気に入りlolお気に入りの椅子02アトなインフラシェルター03アートな遊具04日が楽しむ が重要なキーワードとなってくる。そこで、 8 た。それらから得られたコミュニティ形成に関 アイストップ05グリーンベルトは散歩道i見せたいお気l クラスターそれぞれの異なる「程良い距離感」 わるとみられる空間的要因を抽出し、言語化・ 圃06き-かけフック07要注意ポーチ08マイゲ「 視覚化した「コモンスペースのデザイン手法 ト09ひんぷんスクリーン10ツートンバルコニー11飾 離,個人と集団との距離、集団と集団との距離 50」を策定した。 (図3-2-2-1) れる手すり12プレゼンガーデン13プレゼンパーキング を居住者自身がコントロールできるような「近 3-3 ユミュニチイを形成するアクティビティ みんなのお気に入りl14ツリースポト15みんなの木16 のサイズとコモンデザインの4要素 実のなる木17コミュニケーションボード18近道寄り道 づく仕掛け」と「離す仕掛け」が必要となる。 ・近づく仕掛け‥何か少しでも話のきっかけに なるような仕掛けがあれば居住者同士の自然 に関わるとみられるアクティビティを時間と つとテーブル22きっかけのEVホール23チャットパー な接触を増やすことが出来る。例えば廊下で 空間の相関図へと落とし込み、行為のサイズで ク24お向かいキッチンにしかけ講座5マルチなベンチ 偶然にすれ違った居住者同士の側に、ちょっと S・M・Lに分類した(図3-3・1-1)。 26踊り場ホール27グリーンバック28ウェイテインダス 溜まれる膨らみがあるなど、顔を合わせる機会 ペース29ドリンクステーション30アウトドアリビング を創出し、会話を促し、共同行為に結びっく様 131ハーフ&ハーフ32街にひらくコモン33気醍ラウンジ な仕掛けで居住者同士が近づく方向へ距離を また、コモンスペースは以下の4要素によっ て分類される(図3-3-2-1)。 ・コア:場所にアイデンティティを作りだし、 視覚的に印象的な中心をつくるもの ・スペース:集会室の様な章グループでの活動 の空間。次第に個人のネットワーク-と繋がる。 ・フィールド:居住者の中に次第に場所に対す る愛着を育み、日常生活の領域を形成する。 ・ボーダー:居住者が帰属意識をもつフィール 図3-3・2-1コモンデザインの4要素 が共存可能な空間とするため、個人と個人の距 回り道直垂]19ドラマな辻20廊下にピット21ちよ コモンスペースにおけるコミュニティ形成 つくることができる。 圃34見えない間仕切り35景色のあるラウンジつ36 ・離す仕掛け: 「程良い距離感」を保つために 居座りラウンジ37見守り配置38ママズラウンジ証 は、ただ近づくだけでなく時には良好な距離を 圃39お祭フォーメーション40お祭サポートセット わける手法Iひとりとひとり匡1ひとりコーナー422way パスlひとりとみんなー43覗けるライブラリー44開閉する 図3-4十1近づく仕掛けのイメージ図 たもっための「離す仕掛け」も必要となる。離 す仕鞄げには、個人と個人が気兼ねせずいられ tiひと')とひとI) i∋みんなとみんを る領域を保てる仕掛けや、複類の集団が共存で 集会室ーみんなとみんな匿2コ1コモン46パッチワーク コモン47集まる水場48けんけんばの小道49キッズネ きる工夫、集団と距離を保ちながら個人が気兼 ねせずい られる領域の確保が挙げられる。 1 ドとその外部との境界領域。 ツトワーク50ガーデンナットワーク詳 : "一一一一一一一一一一一一一一一一一-一事一一一一暮一一一一一一〇暮 ○ 図3-4-2-1離す仕掛けのイメージ図 2011年度圃修士制作梗概 第4章 調査 2011年廃園修士制作梗概 4-2 手法50実施事例Iに掛するコモンスペ_ 表4十1-1民間分譲集合住宅事例 4-1首都圏の民間分議集合住宅におけるコモ ンスペースの在り方 本研究において、手法50の策定の基盤とな 社名 倬i A 白 蔗 42戸 2 田Xフイ る共用部の位置付けを行う為、同業他社の分譲 4 集合住宅におけるコモンスペースについて、比 5 3 ヲ 3(フイ V乂 未定 S偉イ 所在 ァ ネケ 29戸 釘テン 7 都Hフイ 東京都板橋区 9 I8ネセb ネケ iネ苓 ニ縫 3,800万円- AF膚0-万円 ネケ 8 3Xフイ 5,800万台- 1曳000-万台 ネケ 8ヨ 合住宅から事例を選定した。 9 CHフイ 3,990万円∼ REianT千田 ネケ 8ユル8ネセb #hフイ 4,110万円一 角7年ln一万円 = セb ネハy 神奈川県藤沢市 ( 9dノ8xセb D xス 4ィ 入れたコモンスペースを持つ分 譲集合住宅Iについて、居住者 ネ ク5h4h4 8ィ984 ネハy ネハy ∼ - 農 r I 嘗 A A 1 7 1 - 1 1 日 p ・ f I i y - ← . = ネ゙育2 B 43戸 澱テ# ネ゙育2 ・中庭/テラス/緑地溝(何らかの行為が行わ 18 sHフイ ネケ 3,500万台- tig00-万台 #偉イ ネケ 3,208万円- .R39角 万円 H ネケ 3F趺G) 8揵[リ B 神奈川県横浜市 - iノ 8ユル8ネセb ・ i ・ラウンジ/ロビー 21 都hフイ - 20 鉄侘イ ネハy Y i = - 2,690万円一 審490-万円 リ ー , ら ネハx Vネ ゝ = - 2-480万円 - ネハx Vネ j = t l ・キッズルーム 未定 , 22 涛(フイ フイ 2,720万円∼ 4.31∩ 方円 = ネハy ネ゙育2 i S _ 23 I - ・集会室 i ヽ ▲ 、.4毒纂首ト-I-I テ 9fクセb 35戸 4.970万円 8ユル8ネセb - E フイ ネケ 1 亀 J 8 - - - ・ ・ ・ - r t l <有無の基準となるコモンスペース> 東京都練馬区 2,100万台一 再40∩一万°台 16 塔 17 iネ冷 i.イ X ク 「 8 の人付き合い.コモンスペース ク8 5 X985r x檍 5 ク8 x8ク 「 モンスペースの関係を調査す /パーティつレ-ム/カフェ/ ライブラリー/スタディルーム 管 の利用実態から、文法集合住宅 I内でのコミュニティ形成とコ I 13,500万台∼ &dnOi「方一台 15 鉄Hフイ した。 る○ <ヒアリング調査概要> <調査方法> コモンスペースの利用実態について、観察・ アンケート・ヒアリングの3種の調査を行った。 概要 」_ 対象者 有効回 答総数 倬i ネク ィ y r 14人 また、事例Iについて取り入れられた手法は 50種のうち以下の23種である。 <池袋本町に使用した手法> お気に入りの椅子(ol) ・目が楽しむアイス トップ(04)・グリーンベルトは散歩道(0 調査日 時 場所 内容 D ネ ?「 鋳 ①09:00-10:00 (2組4名) ②10:30-ll:30 (2組4名) r rテ iネ冷 モ s3H 東京都藩区 i 1 ネケ 9[hケ霎b ` 4,100万円∼ 72爵∩ - hフイ . 25 4,200 ネケ 9 8セb 7 「 . SY 26 ネマク 28 都 2,988万円- 483tl 俥仂ィハy - ・その他(ジム・ランドリー・トランクルーム c8フイ 27 ( , _ = ネハy ゥlリヒH . 3,318万円∼ 48葺合 ? Xフイ 一 . I 31 のコモンスペースについて、更に詳しくその傾 32 3 向を探るため、野村不動産株式会社の既分譲集 33 s侘イ 偉イ フイ ネケ 9Wケ(h 4100万台∼ 尋900丁千台 = 2,200万- 41∩∩一方 ywHハy 3,280万- 品亀ln7i ( また、野村不動産様式会社の分譲集合住宅 5.170万 iツ 神奈川県川崎市 _ 30 鉄侘イ 48戸 迭 , 野村 不動 産操 式会 社 ywHハy ネハx ywH Vネ ywH ,b ・H.I-薯廿患忠義豊富慮-,-・鴻繕鰭博- 42戸 g B i F ・ライブラリー 合住宅について、図面上で確認できたコモンス ペースの有無を表にまとめた。 ネケ - = . 住宅において設置頻度の高い共用部を基準と 管) コモンデザイン手法50を取り 辻 一ミ-ス 艇4ネ6(5 3,484万円- 4:油1-万円 13 鼎SXフイ D ・ミニショップ/カフェ 価格 コモンス y62 重 ネネリsCCy 購 #yiネ苓 は、比較の為、野村不動産株式会社の分譲集合 ・キッチンスタジオ ネット上 備考 ○ 53戸 釘テ 12 都hフイ 有無を判断する為のコモンスペースの種類 ・ゲストルーム 野村不動産株式会社のインター 規模 都スフイ ー C 免ツ して平面図から読み取り、表を作成する。 れることを想定した屋外スペース) D纔ネ繪?「盈x 物件名 倬i 築年月 ネ゙育2 8c 月22日(木) 所在 . 各種のコモンスペースの有無について主と 10 調査期間 方法 調査内容 事例概要 ネセb 首都圏における供給戸教の多い6社の分譲集 <調査方法> より調査協力をもらっている。 東京都中野区 8ィク 231名 共同研究に基づいており、野村不動産株式会社 8ユル8ネセb sx冷 事例Iの居住者 なお、本研究は野村不動産株式会社との産学 8ユル8ネセb ネケ 「事例I」共用空間についての ト名 対象者 有効回答 総数 985 ク6r に至った分譲集合住宅について調査を行った。 未定 俥仂ィハx掠$ィ 3,240万円 へ允440-万 概要 アンケ- 先行研究の過程で手法5 0を取り入れ竣工 自_イ" 3,550万円 一一7190-万 フイ 鰭 澱 選定の際には、野村不動産株式会社と同様に 規模 テsラiネ冷 った野村不動産株式会社のPシリーズにおけ 較検討することとした。 <アンケート調査概要> スの実態 5)・ツリースポット(14)・実のなる木(1 6)・コミュニケーションボード(17)・近道 寄り道回り道(18)・ドラマな辻(19)・マ ルチなベンチ(25)・グリーンバック(27)・ ウェイティングスペース(28) "アウトドアリビング(30)・ハーフ&ハー フ(31)・気配ラウンジ(33)・見えない間 仕切り(34)・景色のアルラウンジ(35)・ 見守り配置(37)・ママズラウンジ(38)i お察フォーメーション(39)・2wayパス (42)・覗けるライブラリー(43)・集まる 水場(47)・キッズネットワーク(49) ③14:00-15:00 (1組2名) ④15:30-16:30 (2組4名) 事例I敷地内のパーティールーム 事例I内のコモンスペースを回遊 し実際に各スペースでの行為を思 い返してもらった後、コモンスペ ースをどの様に利用しているかを 聞いた○また、実際に取り入れら れているコモンデザインの手法5 0について説明し認識を深めてか ら、コモンスペースに対する意見 を聞いた○ 結果、どのコモンスペースでどういった行為 が行われているかについて、具体的な利用実態 が明らかとなった。 2011年度圃修士制作梗概 第4章 調査 2011年廃園修士制作梗概 4-2 手法50実施事例Iに掛するコモンスペ_ 表4十1-1民間分譲集合住宅事例 4-1首都圏の民間分議集合住宅におけるコモ ンスペースの在り方 本研究において、手法50の策定の基盤とな 社名 倬i A 白 蔗 42戸 2 田Xフイ る共用部の位置付けを行う為、同業他社の分譲 4 集合住宅におけるコモンスペースについて、比 5 3 ヲ 3(フイ V乂 未定 S偉イ 所在 ァ ネケ 29戸 釘テン 7 都Hフイ 東京都板橋区 9 I8ネセb ネケ iネ苓 ニ縫 3,800万円- AF膚0-万円 ネケ 8 3Xフイ 5,800万台- 1曳000-万台 ネケ 8ヨ 合住宅から事例を選定した。 9 CHフイ 3,990万円∼ REianT千田 ネケ 8ユル8ネセb #hフイ 4,110万円一 角7年ln一万円 = セb ネハy 神奈川県藤沢市 ( 9dノ8xセb D xス 4ィ 入れたコモンスペースを持つ分 譲集合住宅Iについて、居住者 ネ ク5h4h4 8ィ984 ネハy ネハy ∼ - 農 r I 嘗 A A 1 7 1 - 1 1 日 p ・ f I i y - ← . = ネ゙育2 B 43戸 澱テ# ネ゙育2 ・中庭/テラス/緑地溝(何らかの行為が行わ 18 sHフイ ネケ 3,500万台- tig00-万台 #偉イ ネケ 3,208万円- .R39角 万円 H ネケ 3F趺G) 8揵[リ B 神奈川県横浜市 - iノ 8ユル8ネセb ・ i ・ラウンジ/ロビー 21 都hフイ - 20 鉄侘イ ネハy Y i = - 2,690万円一 審490-万円 リ ー , ら ネハx Vネ ゝ = - 2-480万円 - ネハx Vネ j = t l ・キッズルーム 未定 , 22 涛(フイ フイ 2,720万円∼ 4.31∩ 方円 = ネハy ネ゙育2 i S _ 23 I - ・集会室 i ヽ ▲ 、.4毒纂首ト-I-I テ 9fクセb 35戸 4.970万円 8ユル8ネセb - E フイ ネケ 1 亀 J 8 - - - ・ ・ ・ - r t l <有無の基準となるコモンスペース> 東京都練馬区 2,100万台一 再40∩一万°台 16 塔 17 iネ冷 i.イ X ク 「 8 の人付き合い.コモンスペース ク8 5 X985r x檍 5 ク8 x8ク 「 モンスペースの関係を調査す /パーティつレ-ム/カフェ/ ライブラリー/スタディルーム 管 の利用実態から、文法集合住宅 I内でのコミュニティ形成とコ I 13,500万台∼ &dnOi「方一台 15 鉄Hフイ した。 る○ <ヒアリング調査概要> <調査方法> コモンスペースの利用実態について、観察・ アンケート・ヒアリングの3種の調査を行った。 概要 」_ 対象者 有効回 答総数 倬i ネク ィ y r 14人 また、事例Iについて取り入れられた手法は 50種のうち以下の23種である。 <池袋本町に使用した手法> お気に入りの椅子(ol) ・目が楽しむアイス トップ(04)・グリーンベルトは散歩道(0 調査日 時 場所 内容 D ネ ?「 鋳 ①09:00-10:00 (2組4名) ②10:30-ll:30 (2組4名) r rテ iネ冷 モ s3H 東京都藩区 i 1 ネケ 9[hケ霎b ` 4,100万円∼ 72爵∩ - hフイ . 25 4,200 ネケ 9 8セb 7 「 . SY 26 ネマク 28 都 2,988万円- 483tl 俥仂ィハy - ・その他(ジム・ランドリー・トランクルーム c8フイ 27 ( , _ = ネハy ゥlリヒH . 3,318万円∼ 48葺合 ? Xフイ 一 . I 31 のコモンスペースについて、更に詳しくその傾 32 3 向を探るため、野村不動産株式会社の既分譲集 33 s侘イ 偉イ フイ ネケ 9Wケ(h 4100万台∼ 尋900丁千台 = 2,200万- 41∩∩一方 ywHハy 3,280万- 品亀ln7i ( また、野村不動産様式会社の分譲集合住宅 5.170万 iツ 神奈川県川崎市 _ 30 鉄侘イ 48戸 迭 , 野村 不動 産操 式会 社 ywHハy ネハx ywH Vネ ywH ,b ・H.I-薯廿患忠義豊富慮-,-・鴻繕鰭博- 42戸 g B i F ・ライブラリー 合住宅について、図面上で確認できたコモンス ペースの有無を表にまとめた。 ネケ - = . 住宅において設置頻度の高い共用部を基準と 管) コモンデザイン手法50を取り 辻 一ミ-ス 艇4ネ6(5 3,484万円- 4:油1-万円 13 鼎SXフイ D ・ミニショップ/カフェ 価格 コモンス y62 重 ネネリsCCy 購 #yiネ苓 は、比較の為、野村不動産株式会社の分譲集合 ・キッチンスタジオ ネット上 備考 ○ 53戸 釘テ 12 都hフイ 有無を判断する為のコモンスペースの種類 ・ゲストルーム 野村不動産株式会社のインター 規模 都スフイ ー C 免ツ して平面図から読み取り、表を作成する。 れることを想定した屋外スペース) D纔ネ繪?「盈x 物件名 倬i 築年月 ネ゙育2 8c 月22日(木) 所在 . 各種のコモンスペースの有無について主と 10 調査期間 方法 調査内容 事例概要 ネセb 首都圏における供給戸教の多い6社の分譲集 <調査方法> より調査協力をもらっている。 東京都中野区 8ィク 231名 共同研究に基づいており、野村不動産株式会社 8ユル8ネセb sx冷 事例Iの居住者 なお、本研究は野村不動産株式会社との産学 8ユル8ネセb ネケ 「事例I」共用空間についての ト名 対象者 有効回答 総数 985 ク6r に至った分譲集合住宅について調査を行った。 未定 俥仂ィハx掠$ィ 3,240万円 へ允440-万 概要 アンケ- 先行研究の過程で手法5 0を取り入れ竣工 自_イ" 3,550万円 一一7190-万 フイ 鰭 澱 選定の際には、野村不動産株式会社と同様に 規模 テsラiネ冷 った野村不動産株式会社のPシリーズにおけ 較検討することとした。 <アンケート調査概要> スの実態 5)・ツリースポット(14)・実のなる木(1 6)・コミュニケーションボード(17)・近道 寄り道回り道(18)・ドラマな辻(19)・マ ルチなベンチ(25)・グリーンバック(27)・ ウェイティングスペース(28) "アウトドアリビング(30)・ハーフ&ハー フ(31)・気配ラウンジ(33)・見えない間 仕切り(34)・景色のアルラウンジ(35)・ 見守り配置(37)・ママズラウンジ(38)i お察フォーメーション(39)・2wayパス (42)・覗けるライブラリー(43)・集まる 水場(47)・キッズネットワーク(49) ③14:00-15:00 (1組2名) ④15:30-16:30 (2組4名) 事例I敷地内のパーティールーム 事例I内のコモンスペースを回遊 し実際に各スペースでの行為を思 い返してもらった後、コモンスペ ースをどの様に利用しているかを 聞いた○また、実際に取り入れら れているコモンデザインの手法5 0について説明し認識を深めてか ら、コモンスペースに対する意見 を聞いた○ 結果、どのコモンスペースでどういった行為 が行われているかについて、具体的な利用実態 が明らかとなった。 2011年度圃修士制作梗概 2011年度圃修士制作梗概 <販売価格とコモンスペース> 第5章 分析 ある TT1-1野村不動産様式会社におけるコモンス 暮92戸∼173戸:集会室、あるいはその他に ペースの特徴 設置される可能性もある コモンスペースの設置の傾向と販売価格には <居住者のマンションコミュニティに対する 菓174戸∼232戸:集会室があり、キッズルー 特に関係は見られなかった。 意識> を扱う企業の中で、現在の分譲集合住宅におけ ムやゲストルーム等が設置される 5-1・2 事例Iにおける手鞋50の有効性 るコモンスペースの設置状況を比較すること 8233戸∼:集会室があり、多くのコモンスペ で、Pシリーズにおけるコモンスペースの特徴 ースが設置される を探る。また、民間分譲集合住宅の相違点を見 <会社ごとのコモンスペースの傾向> 5-1-3 事例Iにおける居住者の人付き合いの 会社ごとに価格の高低の傾向はみられたが、 書 . 野村不動産株式会社を含めた分譲集合住宅 がると考える。 4章で抽出したコモンスペースを以下の通 戸数だけでなく会社による傾向もみられる ヒアリング)の結果から分かったコモンスペー き合いの現状と理想についての設問でば現状 スの利用実態をもとに、それぞれの手法が取り よりも理想において、挨拶や会釈を交わす或い 入れられている個所について居住者の利用状 は立ち話をする相手がいることについて、現状 況を抽出した。 に比べ理想で上回る結果が見られた。 比較は、 1戸あたりのコモンスペース数の値 ス(表の項目からは外す) 表5-1-I-4 7社のコモンスペースの戸あたりのコモンスペ 01 ・シアタールーム ・キッチンスタジオ 2 05 8ィ " s c窒R 14 88ィ C社 2 Sォ #23 16 們 ,ネ, 17 18 X6ィ5 F社 CR3 獲その他 <住戸教とコモンスペースの傾向> 3章の先行研究より住戸類とコモンスペー スの設置内容に傾向が見られたため、住戸数が コモンスペースの設置状況と関係すると仮定 し、住戸教での比較を行った。 結果、住戸教により以下の傾向がみられた。 看一64戸:ラウンジやロビーが設置される可 能性がある 鵜65戸∼91戸:集会室が設置される可能性が X- B社 D社 途 Sテ ネ. A社 cs 迭 B 3 C s ( # X 野村不動産 株式会社 ¢シリーズ) r s#H 3逃 3 3SR3俎 また、設問1 0より居住者の人付き合いに対 (7 ク*「メ ク5 ネ紘 リ-ネ藝^ ; ネ6(6r 冦 有効 極的だが、参加については各々のペースでの参 有効 加を期待している傾向にある。 有効 ク5h8x987ク ク6 無効※ アウトドアリビング 冲ネマ ハーブ&ハーフ 冖8マ 7社でのコモンスペースの設置率は、高い順 聞 ンスペースの充実度は高い。また、表5-1二 ←J 1 -2より、設置頻度の高いコモンスペースは、 メ 中庭(あるいは何らかの行為を誘発する植栽ス ペース) ・ラウンジ(ロビー) ・集会室となって 1 おり、Pシリーズに見られた傾向は全体の傾向 と一致した。したがって,本研究の成果は:価 の分譲集合住宅事例にも汎用的に使用できる 可能性があると考えられる。 b 合いを広げたい 合計 b かな 蔦" リ985h8x99> (." あま りあ b b ,B ては リ-ツ まる ネ, ノWH*イ +メ りあ ては リ* ,B リ-ネ.r まら ない " 気配ラウンジ 見えない間仕切り 景色のあるラウンジ 見守り配置 ママズラウンジ お祭フォーメーション 2wayパス 覗けるライブラリー 集まる水場 キッズネットワーク _し- 冲ネマ ・鼻+ ー事` 表5十2-1マンション内の人付き合いの傾向 リ, " 有効 マルチなベンチ 冲ネマ cR3 E社・D社」となっており Pシリーズのコモ ごとに有効な手法を探るとともに、手法の有効 な利用方法(設置方法)について分析する。 近道寄り道回り道 冲ネマ ウェイテンゲか〇一ス 冲ネマ から「社Pシリーズ・C社・F社・B社・ よって居住者のコミュニティに対する意識 有効※ グリーンバック 冲ネマ 全社 塔汀S3嶋 する考え方を見ると、人付き合いに対しては積 有効 48*津s 19 25 27 28 30 31 33 -34 35 37 38 39 42 43 47 49 訂iI。"-庸/冶亀をq・・、.・1-へIJrS? ・ライブラリー 斡8, 04 冦ィ*ィァ ・ミニショップ ・カフェ 表5十2・1事例Iにおける手法の有効表 NOl手法名 剽L効無効 ースの箇所数 E社 ・ゲストルーム ンション外の人付き合いよりも、マンション内 ぞれの会社別にコモンスペースを比較した。 各社の総コモンスペース数/各社の総住戸数 ・キッズルーム 意識の調査をアンケート上で行った。結果、マ 種が取り入れられている。 ことが分かった。加えて、マンション内の人付 鵜計算式 ・集会室 中心としたコモンスペースに関わる以下の23 かにする為、 4章の調査(観察・アンケート・ S偶発的行為を促す ・日常動線上にある必要最低限のコモンスペー 鵜ガバナンス的行為を促す ・中庭/ラウンジ(偶発的行為に分類する) Iにおいて、マンションコミュニティに対する と仮定し、 A∼F社と野村不動産株式会社それ による。 ・ラウンジ 池袋本町では手法50種のうち、特に中庭を に限定した人付き合いの方が、積極的ではない <コモンスペースの分類> ・中庭 手法の有効性に対する調査に先だって、事例 取り入れられた23種の手法の有効性を明ら ・・--∼-l龍璃∼-Iu糠,瞥君-1・・ りに分類し比較する。 i l . - - ュ 1 - - i . i i 〃 l I l ● i - - - - t I I - _ _ l ー m r I - l I つけることで、手法の汎用性を高めることに繋 傾向と手法50 全体 有効※ 有効※ 有効 有効 有効 31 100.0 Q9-1) 人付き 合いに 積極的 ,B loo.0 あて はま らな い 綿.vツ B 125 紕 都 12 54.I ,リ-ツ 80 2繧 73.8 三言5--,. 3:3 田b 5.2 59 絣 c2縒 0 0.0 68 45.0 有効 有効 有効※ 有効 E*※無効.或いは有効であつても考察の必要な手法 表5十2-1より、人付き合いに対して積極的 な居住者が80人、非積極的な人が151人とな っており、非積極的タイプの中でも人付き合い を広めたいと考えている居住者が約半数いる ことが分かった。 そもそも人付き合いに積極的である居住者 " r纈 2011年度圃修士制作梗概 2011年度圃修士制作梗概 <販売価格とコモンスペース> 第5章 分析 ある TT1-1野村不動産様式会社におけるコモンス 暮92戸∼173戸:集会室、あるいはその他に ペースの特徴 設置される可能性もある コモンスペースの設置の傾向と販売価格には <居住者のマンションコミュニティに対する 菓174戸∼232戸:集会室があり、キッズルー 特に関係は見られなかった。 意識> を扱う企業の中で、現在の分譲集合住宅におけ ムやゲストルーム等が設置される 5-1・2 事例Iにおける手鞋50の有効性 るコモンスペースの設置状況を比較すること 8233戸∼:集会室があり、多くのコモンスペ で、Pシリーズにおけるコモンスペースの特徴 ースが設置される を探る。また、民間分譲集合住宅の相違点を見 <会社ごとのコモンスペースの傾向> 5-1-3 事例Iにおける居住者の人付き合いの 会社ごとに価格の高低の傾向はみられたが、 書 . 野村不動産株式会社を含めた分譲集合住宅 がると考える。 4章で抽出したコモンスペースを以下の通 戸数だけでなく会社による傾向もみられる ヒアリング)の結果から分かったコモンスペー き合いの現状と理想についての設問でば現状 スの利用実態をもとに、それぞれの手法が取り よりも理想において、挨拶や会釈を交わす或い 入れられている個所について居住者の利用状 は立ち話をする相手がいることについて、現状 況を抽出した。 に比べ理想で上回る結果が見られた。 比較は、 1戸あたりのコモンスペース数の値 ス(表の項目からは外す) 表5-1-I-4 7社のコモンスペースの戸あたりのコモンスペ 01 ・シアタールーム ・キッチンスタジオ 2 05 8ィ " s c窒R 14 88ィ C社 2 Sォ #23 16 們 ,ネ, 17 18 X6ィ5 F社 CR3 獲その他 <住戸教とコモンスペースの傾向> 3章の先行研究より住戸類とコモンスペー スの設置内容に傾向が見られたため、住戸数が コモンスペースの設置状況と関係すると仮定 し、住戸教での比較を行った。 結果、住戸教により以下の傾向がみられた。 看一64戸:ラウンジやロビーが設置される可 能性がある 鵜65戸∼91戸:集会室が設置される可能性が X- B社 D社 途 Sテ ネ. A社 cs 迭 B 3 C s ( # X 野村不動産 株式会社 ¢シリーズ) r s#H 3逃 3 3SR3俎 また、設問1 0より居住者の人付き合いに対 (7 ク*「メ ク5 ネ紘 リ-ネ藝^ ; ネ6(6r 冦 有効 極的だが、参加については各々のペースでの参 有効 加を期待している傾向にある。 有効 ク5h8x987ク ク6 無効※ アウトドアリビング 冲ネマ ハーブ&ハーフ 冖8マ 7社でのコモンスペースの設置率は、高い順 聞 ンスペースの充実度は高い。また、表5-1二 ←J 1 -2より、設置頻度の高いコモンスペースは、 メ 中庭(あるいは何らかの行為を誘発する植栽ス ペース) ・ラウンジ(ロビー) ・集会室となって 1 おり、Pシリーズに見られた傾向は全体の傾向 と一致した。したがって,本研究の成果は:価 の分譲集合住宅事例にも汎用的に使用できる 可能性があると考えられる。 b 合いを広げたい 合計 b かな 蔦" リ985h8x99> (." あま りあ b b ,B ては リ-ツ まる ネ, ノWH*イ +メ りあ ては リ* ,B リ-ネ.r まら ない " 気配ラウンジ 見えない間仕切り 景色のあるラウンジ 見守り配置 ママズラウンジ お祭フォーメーション 2wayパス 覗けるライブラリー 集まる水場 キッズネットワーク _し- 冲ネマ ・鼻+ ー事` 表5十2-1マンション内の人付き合いの傾向 リ, " 有効 マルチなベンチ 冲ネマ cR3 E社・D社」となっており Pシリーズのコモ ごとに有効な手法を探るとともに、手法の有効 な利用方法(設置方法)について分析する。 近道寄り道回り道 冲ネマ ウェイテンゲか〇一ス 冲ネマ から「社Pシリーズ・C社・F社・B社・ よって居住者のコミュニティに対する意識 有効※ グリーンバック 冲ネマ 全社 塔汀S3嶋 する考え方を見ると、人付き合いに対しては積 有効 48*津s 19 25 27 28 30 31 33 -34 35 37 38 39 42 43 47 49 訂iI。"-庸/冶亀をq・・、.・1-へIJrS? ・ライブラリー 斡8, 04 冦ィ*ィァ ・ミニショップ ・カフェ 表5十2・1事例Iにおける手法の有効表 NOl手法名 剽L効無効 ースの箇所数 E社 ・ゲストルーム ンション外の人付き合いよりも、マンション内 ぞれの会社別にコモンスペースを比較した。 各社の総コモンスペース数/各社の総住戸数 ・キッズルーム 意識の調査をアンケート上で行った。結果、マ 種が取り入れられている。 ことが分かった。加えて、マンション内の人付 鵜計算式 ・集会室 中心としたコモンスペースに関わる以下の23 かにする為、 4章の調査(観察・アンケート・ S偶発的行為を促す ・日常動線上にある必要最低限のコモンスペー 鵜ガバナンス的行為を促す ・中庭/ラウンジ(偶発的行為に分類する) Iにおいて、マンションコミュニティに対する と仮定し、 A∼F社と野村不動産株式会社それ による。 ・ラウンジ 池袋本町では手法50種のうち、特に中庭を に限定した人付き合いの方が、積極的ではない <コモンスペースの分類> ・中庭 手法の有効性に対する調査に先だって、事例 取り入れられた23種の手法の有効性を明ら ・・--∼-l龍璃∼-Iu糠,瞥君-1・・ りに分類し比較する。 i l . - - ュ 1 - - i . i i 〃 l I l ● i - - - - t I I - _ _ l ー m r I - l I つけることで、手法の汎用性を高めることに繋 傾向と手法50 全体 有効※ 有効※ 有効 有効 有効 31 100.0 Q9-1) 人付き 合いに 積極的 ,B loo.0 あて はま らな い 綿.vツ B 125 紕 都 12 54.I ,リ-ツ 80 2繧 73.8 三言5--,. 3:3 田b 5.2 59 絣 c2縒 0 0.0 68 45.0 有効 有効 有効※ 有効 E*※無効.或いは有効であつても考察の必要な手法 表5十2-1より、人付き合いに対して積極的 な居住者が80人、非積極的な人が151人とな っており、非積極的タイプの中でも人付き合い を広めたいと考えている居住者が約半数いる ことが分かった。 そもそも人付き合いに積極的である居住者 " r纈 2011年度圃修士制作梗概E言 ) 日 当 雪子i 亘 ヽ Ji 1 ,!'-- ;- (, 十 I. 辛 ii i :∴)∴ ..i- i; 高 午 Jii. 詰 iI i) ∴千 言''t i卑 ("言 ..Jit、 I.;1, .: ヽ ) 読 読 一誌 'i轟 1 m ヽ∴ 1 i I I :-./.i I.葺 i.I 蓑 鰐 +I.. -35 f ネコItハ:(4 486h986X4(6X4& 2011年度圃修士制作梗概 に関しては,コモンスペースの使いこなしやイ の中庭を中心とした選択は、立ち止まっても通 の表出」 「集団 ベントの参加が期待される一方、消極的だが人 り過ぎても違和感のない、滞在時間の多様な空 「共同行為 付き合いを広めていきたいと考えている居住 間となっている。 特に「近道寄り道回り道」は、朝の通勤時と えられる。加えて、消極的かつ人付き合いを広 夜の帰宅時通る道を変えたり、居住者との交流 げたいと思っていない居住者に関しては、他の に関して出会う・出会わないを選択できるメリ 居住者と関わるきっかけの他に、離す仕掛けが ットがある。 おおよそ全ての小規模の分譲集合住宅に設 S手法のコモンスペースへのアニブローチ方法 A空間に物を付加する手法○ 椅子や植栽な ど、付加する物体そのもの を示した手法 「物系」 また、 「2wayパス」にあるように、 同じ目 B空間に物を付加する手法○ 椅子や植栽な そこで居住者のコミュニティ意向を、 「積極 的地への動線が2種類以上あることで散歩中 どが付加された空間を示すす手法「物空間 型」 〟 「消極捷張型」 〟 「消極非拡張型」の3種に に得られる情報に多様性が生まれる。また、中 系」 分類し、特に引き込む仕掛けの必要な「消極拡 庭の起伏や道の蛇行によって、中庭を広いプレ 張型」と「消極非拡張型」の2種に関して効果 イコートではなく緑の中を歩ける場とするこ の期待できる手法を考察する。 ここで、消極型の行動の中から交流のきっか とで、中庭への評価が高まっていると考えられ る。水系施設については、前述した噴水や水の けを考察する為,消極拡蹟型・消極非拡張型そ 流れでのキーワードとなっている「水の音」を れぞれに関して、小規模な日常行為(散歩・立 強調した手法が有効であるという結果が得ら ち話・ぼんやり)の行われているコモンスペー れた。 5-2-1コモンスペースのデザイン手軽50 探る。 再考 行為とコモンスペースの関係からわかる事 本研究の調査・分析により、手法 50に手直 は、消極拡張型は消極非捉張型にくらべ散歩で しを加えし、手法50 に含まれない空間的要素 触れるコモンスペースが多いということであ も取り入れる必要があることがわかった。 1 る。これは、マンション内のコモンスペースを さらに、先行研究内でのデザイン手法は「 D動線.配置計画の工夫を示 す手法「動線 配置系」 を促す手法「行為系」 になるにつれて、滞在時間に自由度の高い空間 が限定されているように見受けられる。積極型 いる。 なる重要な場において空間的な計画を言及で きていなかったことが分かる。また、見落とし また、高 層の分譲集合住宅や戸建て分譲算集合住宅での <手法50の分類項目> S手法の転用可能性として分譲戸建て住宅群 壁_哩_塩配ラウン塑_堤 も、「M」と「L」が不足していそ の同調(移動)」と「場所-の剛 「フィールド」「ボーダー」言と-; 」と二上之坐三三二⊥喧塩生入りや堕垂 事が分かる○また、アクティビテ_ イのサイズで 握することで手法の汎用性を高める。 -{一言 て現在挙がっているのが、 「コミュニケ-ショ の仕掛けが含まれておらず、交流のきっかけと 消極型の好むコモンスペースの傾 Sコモンデザインの要素「コア」「スペース」 る。 行為(小)工「共同行為(大)」がニ 不足している 愛着が深まるばかりでなく、他の居住者と触れ また、積極型から消極拡張型、消極非拡張型 皇と写ホール・ラウンジ・住戸壁土となってい この手法には.ゴミ捨て場や駐輪場について 子また、事例Iの調査で得られた 結果の中で、 S居住者の距離をつくる「近づける」「離す子 王÷ゴミ置き場・駐車場・_駐塑塑 加えて、壷毒壁昼型埜圭萱王室堕栽二三と上 「集団-の共感」、「目的行為の鞄 ここで改めて分類し、手法 50の持つ効果を把 に)積極型とも酷似している。 廊 色旦あるラ之シソ=] 「鞄ウ場テラ圭⊥となって なぐ手法」と「わける手法」に分類されていた。 Sアクティビティのサイズ「S」rM」「L」1 メールボックス 上三と壬生三三垂上皇壬生三イン竺三三二 E空間に物ではなく行為を不 寸加して利用 知ることで自身のマンションに対する理解や 利用するコモンスペースは 紳」用者の多い順 つの空間、エントランス 之迎上土」堕迫る壬生_聾 げになっている手法「仕上 事例にも対応可能な手法を補強す ることで、よ り汎用性の高い手法となる○ 極拡張型も消極非拡張型もそれぞれの行為で 置されるコモンスペースとして挙げられる6 これらのコモンスペースに対する手法とし ∴Cもともと必要な壁や床、柱; 梁などが仕掛 手法50を上記7項目で再分類類したところ、 スを抽出し、それぞれのタイプに有効な手法を 合う機会を持っているとも言える。しかし、消 も考察の余地がある。 (小)」「共同行為(太)」 者は、積極的になるきっかけが必要であると考 必要であると考える。 コモンスペース上で重視すべき手法について 向が「場所(居場所) のアクティビティサイズM」に多↓ 小規模な集合住宅ではエントランスの次に交 流のきっかけの場となっていることが分かっ た。 また、日本における震災の影響はコミュニテ ィ形成にも及んでおり、防災対策を兼ねた空間 的提案を手法によって行う必要性があると考 消極型を巻き込んだコモンスペ--ス作りには その2つの項目の酸化も効果的て であると考え られるo :-' ..j高 麗 がちとなっていたのはEVの待合の場であり、 える。 よって、先行研究で策定された手法50対し て、様々なケースを想定したデザイン手法を新 h,ネコHォJ:)mゥ4俎8郊,ネヲy*2 彊-2-コモンスペースのデザイン ン手法50の たに策定することとした。新たに策定した手法 iL ・一一一●-iー のみで見られるツリーハウスやラウンジは,滞 にも利用できるかどうか.._「i 在時間が比較的長く,目的を持って利用してい 漢手法がどの場所で利用できるか「セキユリテ ることが予想される。消極拡張型のテラス利用 イ外」「ゲート(エントランスや敷地の墳界 も目的を持って利用することが予想されるが、 付近など)」「屋内(セキュリティ内)」「屋外 中庭の中の一部としていつでも中庭の散歩へ (セキュリティ内:中庭など)」「住戸付近」 と切り替えることが可能である。消極非拡張型 S役割での分類「場所-の同調(各種)」「情報 再\∴ i一二. 本研究の調査から新たに抽出さ 要素や、他事例から新たに考察され 素を新たな手法として加えること- の汎凪性を高めるo 50種を加え、全100種を「手法カルタ」とし れた空間の れる空間の要 手法50 規模の小さな分譲集合住宅にお ー-t:. , 邑: t J ー l r h ・ ㌢ ける少ない てまとめた。 - 2011年度圃修士制作梗概E言 ) 日 当 雪子i 亘 ヽ Ji 1 ,!'-- ;- (, 十 I. 辛 ii i :∴)∴ ..i- i; 高 午 Jii. 詰 iI i) ∴千 言''t i卑 ("言 ..Jit、 I.;1, .: ヽ ) 読 読 一誌 'i轟 1 m ヽ∴ 1 i I I :-./.i I.葺 i.I 蓑 鰐 +I.. -35 f ネコItハ:(4 486h986X4(6X4& 2011年度圃修士制作梗概 に関しては,コモンスペースの使いこなしやイ の中庭を中心とした選択は、立ち止まっても通 の表出」 「集団 ベントの参加が期待される一方、消極的だが人 り過ぎても違和感のない、滞在時間の多様な空 「共同行為 付き合いを広めていきたいと考えている居住 間となっている。 特に「近道寄り道回り道」は、朝の通勤時と えられる。加えて、消極的かつ人付き合いを広 夜の帰宅時通る道を変えたり、居住者との交流 げたいと思っていない居住者に関しては、他の に関して出会う・出会わないを選択できるメリ 居住者と関わるきっかけの他に、離す仕掛けが ットがある。 おおよそ全ての小規模の分譲集合住宅に設 S手法のコモンスペースへのアニブローチ方法 A空間に物を付加する手法○ 椅子や植栽な ど、付加する物体そのもの を示した手法 「物系」 また、 「2wayパス」にあるように、 同じ目 B空間に物を付加する手法○ 椅子や植栽な そこで居住者のコミュニティ意向を、 「積極 的地への動線が2種類以上あることで散歩中 どが付加された空間を示すす手法「物空間 型」 〟 「消極捷張型」 〟 「消極非拡張型」の3種に に得られる情報に多様性が生まれる。また、中 系」 分類し、特に引き込む仕掛けの必要な「消極拡 庭の起伏や道の蛇行によって、中庭を広いプレ 張型」と「消極非拡張型」の2種に関して効果 イコートではなく緑の中を歩ける場とするこ の期待できる手法を考察する。 ここで、消極型の行動の中から交流のきっか とで、中庭への評価が高まっていると考えられ る。水系施設については、前述した噴水や水の けを考察する為,消極拡蹟型・消極非拡張型そ 流れでのキーワードとなっている「水の音」を れぞれに関して、小規模な日常行為(散歩・立 強調した手法が有効であるという結果が得ら ち話・ぼんやり)の行われているコモンスペー れた。 5-2-1コモンスペースのデザイン手軽50 探る。 再考 行為とコモンスペースの関係からわかる事 本研究の調査・分析により、手法 50に手直 は、消極拡張型は消極非捉張型にくらべ散歩で しを加えし、手法50 に含まれない空間的要素 触れるコモンスペースが多いということであ も取り入れる必要があることがわかった。 1 る。これは、マンション内のコモンスペースを さらに、先行研究内でのデザイン手法は「 D動線.配置計画の工夫を示 す手法「動線 配置系」 を促す手法「行為系」 になるにつれて、滞在時間に自由度の高い空間 が限定されているように見受けられる。積極型 いる。 なる重要な場において空間的な計画を言及で きていなかったことが分かる。また、見落とし また、高 層の分譲集合住宅や戸建て分譲算集合住宅での <手法50の分類項目> S手法の転用可能性として分譲戸建て住宅群 壁_哩_塩配ラウン塑_堤 も、「M」と「L」が不足していそ の同調(移動)」と「場所-の剛 「フィールド」「ボーダー」言と-; 」と二上之坐三三二⊥喧塩生入りや堕垂 事が分かる○また、アクティビテ_ イのサイズで 握することで手法の汎用性を高める。 -{一言 て現在挙がっているのが、 「コミュニケ-ショ の仕掛けが含まれておらず、交流のきっかけと 消極型の好むコモンスペースの傾 Sコモンデザインの要素「コア」「スペース」 る。 行為(小)工「共同行為(大)」がニ 不足している 愛着が深まるばかりでなく、他の居住者と触れ また、積極型から消極拡張型、消極非拡張型 皇と写ホール・ラウンジ・住戸壁土となってい この手法には.ゴミ捨て場や駐輪場について 子また、事例Iの調査で得られた 結果の中で、 S居住者の距離をつくる「近づける」「離す子 王÷ゴミ置き場・駐車場・_駐塑塑 加えて、壷毒壁昼型埜圭萱王室堕栽二三と上 「集団-の共感」、「目的行為の鞄 ここで改めて分類し、手法 50の持つ効果を把 に)積極型とも酷似している。 廊 色旦あるラ之シソ=] 「鞄ウ場テラ圭⊥となって なぐ手法」と「わける手法」に分類されていた。 Sアクティビティのサイズ「S」rM」「L」1 メールボックス 上三と壬生三三垂上皇壬生三イン竺三三二 E空間に物ではなく行為を不 寸加して利用 知ることで自身のマンションに対する理解や 利用するコモンスペースは 紳」用者の多い順 つの空間、エントランス 之迎上土」堕迫る壬生_聾 げになっている手法「仕上 事例にも対応可能な手法を補強す ることで、よ り汎用性の高い手法となる○ 極拡張型も消極非拡張型もそれぞれの行為で 置されるコモンスペースとして挙げられる6 これらのコモンスペースに対する手法とし ∴Cもともと必要な壁や床、柱; 梁などが仕掛 手法50を上記7項目で再分類類したところ、 スを抽出し、それぞれのタイプに有効な手法を 合う機会を持っているとも言える。しかし、消 も考察の余地がある。 (小)」「共同行為(太)」 者は、積極的になるきっかけが必要であると考 必要であると考える。 コモンスペース上で重視すべき手法について 向が「場所(居場所) のアクティビティサイズM」に多↓ 小規模な集合住宅ではエントランスの次に交 流のきっかけの場となっていることが分かっ た。 また、日本における震災の影響はコミュニテ ィ形成にも及んでおり、防災対策を兼ねた空間 的提案を手法によって行う必要性があると考 消極型を巻き込んだコモンスペ--ス作りには その2つの項目の酸化も効果的て であると考え られるo :-' ..j高 麗 がちとなっていたのはEVの待合の場であり、 える。 よって、先行研究で策定された手法50対し て、様々なケースを想定したデザイン手法を新 h,ネコHォJ:)mゥ4俎8郊,ネヲy*2 彊-2-コモンスペースのデザイン ン手法50の たに策定することとした。新たに策定した手法 iL ・一一一●-iー のみで見られるツリーハウスやラウンジは,滞 にも利用できるかどうか.._「i 在時間が比較的長く,目的を持って利用してい 漢手法がどの場所で利用できるか「セキユリテ ることが予想される。消極拡張型のテラス利用 イ外」「ゲート(エントランスや敷地の墳界 も目的を持って利用することが予想されるが、 付近など)」「屋内(セキュリティ内)」「屋外 中庭の中の一部としていつでも中庭の散歩へ (セキュリティ内:中庭など)」「住戸付近」 と切り替えることが可能である。消極非拡張型 S役割での分類「場所-の同調(各種)」「情報 再\∴ i一二. 本研究の調査から新たに抽出さ 要素や、他事例から新たに考察され 素を新たな手法として加えること- の汎凪性を高めるo 50種を加え、全100種を「手法カルタ」とし れた空間の れる空間の要 手法50 規模の小さな分譲集合住宅にお ー-t:. , 邑: t J ー l r h ・ ㌢ ける少ない てまとめた。 - 2011年度圃修士制作梗概 *結論* 図5-3-工 手法カルタ(一部) ′ ︰ 第6章 結論 ' 6・1コミュニティ形成とコモンデザインの有 効性 コモンスペースのデザイン手法50のうち、 21種が有効であることが5章の分析によって 明らかとなった。このことからコミュニティ形 成には、ソフト面での仕掛けに限らず、コモン スペースのデザインというハード面からのア プローチも必要であり、ハード面と連動した時 に更なる成熟-と繋げることができると期待 される。 ?.-,...+ '詰_-a i.I_, 偖ネ耳 ツ 偵「メ粐メヨ 6-2 今後の課題と展望 <コミュニティ形成の段階のおける手法の変 容> ( 賽壷.1 鮭∵_ 艶、i 啗# 「ツrr Y?「ツ f唯粐罟ヒ粐 ツ ラDァD 放H ネ イ 芥鋹? 耳 ネ Rr ネヲやwGH爾 S D「 z8 nネ 2 簫 ツ 耳耳爾 自 「 wCィ イ ノ唐rツ メ薈「ネ " 籌陳粐 耳 ネ 鑄ヒ 2 #イ謦粐罎メ - ?三' r- 蘭滋:, 載ふ M- (-:,=∴ 醗二i-. \ 'IJt "ま,-. :- - 鶴;∴ .l -「,). -I千二、 ㌔.)- t r 一°離::" 顔_綬 -三軍. 1- ∴ 揮豆 繚∴ 'St.+. I.T e. ・書、- 響.I; 秦 轍曇 先行事例での調査でみるマンションのコミ 0. 、.◆、 唳5「ツ ュニティ形成の変密から分かる様に、コミュニ ティ形成のプロセスは、前述した様な愛着型起 <凡例> 点・ガバナンス型起点にとどまらず様々であり、 ①手法の役割での分類 その状況に応じてコモンスペースの利用状況 ②手法番号 も変容していく。そうした利用の変容を受容す ③対応するアクティビティのサイズ る、時間軸を念頭においた手法や手法の配置が、 ④戸建て分譲住宅にも対応するか 長くマンションコミュニティを支える鍵とな ⑤近づける手法か離す手法か ると考える。本研究では、手法5 0を取り入れ ⑥コモンデザインの4要素 た事例Iが竣工より僅か半年であったことを ⑦手法のイメージイラスト 考慮し、今後も定点的に調査を続けることで更 ⑧手法の使用方法・使用したシーン なる空間の利用実態の抽出から新たに有効性 ⑨具体的な使用例 の高い手法が生まれることや、手法の内容が改 ⑲手法の使用場所 変していくことが期待される。 、・蒔 カルタは各手法ごとに①∼⑲が記され、マン く地域を巻き込むコモンデザイン> 串 ションの計画段階でイメージされたアクティ 本研究での事例Iは敷地内の中庭を中心に ビティに別して、期待される役割や使用場所な 配置されたコモンスペースが対象となってい ど様々な条件からの選択が可能となっている。 るが、 2011年に浮かび上がった地域レべノレで また,このカルタが、マンションの計画に のコミュニティ形成の重要性に伴い、これから吉 様々な段階で関わる人々が共通したイメージ の方向性としては、地域を巻き込んだコモンス 作りのプラットフォームとなる。 ペースの在り方-の対応が次の課題とな'るだ *目次* - 一説∴: 霞叡'室.∴ 接着-I+__ 醗言: i一緒:∴ -談3.1∴ L'.. 鷲を 離t'_-.-I ′∴∴ --).:i ヽ`一一' l ろう。 10 喜一 冰 Db
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