「わたしたちが大切にしたいこと」 子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとし たら、さまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。 幼い子ども時代は、この土壌を耕すときです。 レイチェル・カーソン著「センス・オブ・ワンダー」より アメリカの作家で海洋生物学者でもあったレイチェルのことばです。子どもは、生まれ ながらにして、神秘さや不思議さに目を見はる感性(センス・オブ・ワンダー)を持って いて、それが生涯生きていくための土壌になる。そして、幼児期がこの土壌を耕してあげ る大切な時期だと説いています。 たきの森のようちえんは、幼児期の子どもたちがのびのびと遊ぶことができる場を提供 し、森を中心とした自然体験による健やかな成長を願い、四季の自然の中でかかわる方の すべてが共に育ちあうことを目指します。 森が教えてくれる 森での活動は、五感をフルに使って感じとり、多くのことを学ぶことができる場所です。 太陽のあたたかさを知り、木の葉が風にゆれる音に耳をすまし、森の香りに心地よさを感 じて、実際にさわって感触を味わうことができます。 子どもたちは森あそびの天才。珍しいことや未知のことがいっぱいで何より“楽しい空 間”である森。森に足を踏み入れると、自然物でのおままごとや工作、どろんこ遊びなど 創造力は無限に広がります。 子どもたちを信じて 子どもを自然にふれさせる活動の中で、オトナのよくある対応として、 「きたない∼」、 「あ ぶない∼」、 「ダメ∼」と言ってすぐに口や手を出してしまうこと。だけど、それによって、 子どもたち成長の機会を奪ってしまっているかもしれません。自由に遊ぶ中で人とのかか わりや繋がりを感じ、工夫することや責任感など心の成長の根本が育つと信じています。 オトナはそばで見守っていてあげること。森の中でやって「ダメ」なことは基本的にない はずです。子どもが持っている感覚や感性を信じ、共感できるかかわりを持つことで豊か な成長につなげます。 2012年度 「親子コース」予定プログラム 幼児期の子どもたちがのびのびと遊ぶことができる場を提供し、森を中心とした自然体 験による健やかな成長を願い、四季の自然の中でかかわる方のすべてが共に育ちあうこと を目指します。 ■5月∼2月の第2・4水曜日 10時∼14時(9 回目のみ 16 時∼20 時) 締め切りは各回の7日前まで必着(多数時抽選) 日 程 1 5月 メインテーマ はじめまして 森のお散歩で春探し 5月23日 ぐりとぐらのおやつ 野外オーブンでカステラ作り 3 6月13日 たきののおさんぽ 滝野のまちを探検 4 6月27日 くさばなあそび 草笛遊び 5 7月11日 どろんこあそび どろ遊び 7月25日 かわあそび アシリベツ川での水遊び 7 8月 みずでっぽうであそぼ 水鉄砲づくりと水遊び 8 8月22日 あまいのつくろう 果実ジャム作り 9 9月12日 よるもたのしもう キャンプファイヤー 10 9月26日 おいしいじかん アウトドアクッキング 10月10日 はっぱでアート 木の葉でお絵描き遊び 12 10月24日 もりのレストラン 森の恵みで見立て遊び 13 11月14日 もりづくりをしよう 間伐で豊かな森をつくる 14 11月28日 たきびでふっくらパン たき火でねじりパン焼き 15 12月12日 あわてんぼうのクリスマス クリスマス工作 16 12月26日 もうすぐおしょうがつ ぐにゃぐにゃ凧あげ ゆきあそび カラダいっぱい雪遊び 2 9日 内 容(予定) 春 6 夏 11 8日 秋 17 1月 9日 冬 18 1月23日 あったかまくら かまくら遊び 19 2月13日 そりすべり そり&チューブすべり 20 2月27日 そつえんしき みんなにありがとうの会 ※予定内容は参加者の様子、天候や季節事象により予告なく変更する場合があります。
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