地域・郷土を愛する心を育てる

<教育目標>
いのちを大切に
し 世の中のた
めにつくす人に
なろう
地域・郷土を愛する心を育てる
◇学区域にこんな人が!◇
~5㎏の砲丸でけんだま!~
「ぶらりとに外にでて電車に乗り、途中で気の
向くままに下車して散歩する旅」という趣向の
テレビ番組があります。おとといの30日(土)
正午、その再放送をみていたら、出てきたのが
青梅線の旅でした。同じ画面を、あるいは本放
送を、ごらんになった人も多いと思います。青
梅、東青梅、河辺と、各駅の見慣れた風景が次々
と出てきました。わが学区域もです。
中立性や著作権などへの配慮をわすれて再現
しますと、春日神社の前をジョギングしながら
けんだまをする人が!・・・・調べてみたら、
秋元 悟さんとおっしゃって、けんだまの全国
大会を二連覇(20~21年)
。5kg の砲丸を
けんだまにして特訓。けんだまをしながら富士
山1合目から登頂、などの大変なキャリアの持
ち主です。
地域にすごい人がいると思いました。
◇よその子でもしかる地域◇
今寺水田を自転車で移動中に、たまたま農作
業をしておられた方と話をしました。話がいろ
いろなことに及びました。うかがいますと地元
の子どもたちの遊び方のこともよくご存知。
「こ
のへんはまだ、よその子でもわるいことは叱る
大人がいる地域」とおっしゃっていました。
学校は教育活動全体を通じて望ましい生き方
を教えていきます。それを補ったり深めたりま
とめたりする道徳の時間もあります。でも、そ
れもまず第一に、
「先生や友だちの話をよく聞
く」
「人にめいわくをかけない」など、基本とな
ることが家庭教育の中でどれだけ身につけられ
ているかが基盤になります。また、親も先生も
見ていない所での子どもたちの振る舞いは、地
域の方々が一番よく見ています。
教育は、まず家庭教育があり、集団生活の中
での学校教育があり、地域社会の教育があって
初めて成り立つものだと、
日々実感しています。
「よその子でも叱る」というような地域で生き
られる子どもはたいへん幸せだと思います。
◇三小の思い出、地域の歴史を語る◇
~道徳授業地区公開講座を明日開催~
あす2日(火)学校公開です。午前から4時
間、各教科等の授業。午後の5校時は全学級す
べて道徳の時間です。どうぞおいでください。
そのあと午後2時15分からの道徳授業地区
公開講座「子供たちの心をどう育てるかを語る
会」では、郷土愛を視点に本校OBの四人の方
に三小時代の思い出や地域社会の歴史などにつ
いて語っていただきます。
登壇は吉川博千さん、下田ヨシさん、野﨑森
弘さん、塩野仁史さん。子どもの頃の遊びや勉
強、思い出に残る先生や友だちのこと、いまの
小学生・保護者・先生たちに話したいこと、な
どについて、お話をしていただきます。また、
とくに吉川さんには「三小の教員時代」
、下田さ
んには「一本ひのき」
、野﨑さんには「霞川」
、
塩野さんには「地域の変化」について、じっく
りとうかがいたいと思います。意外な過去が、
いま明らかに。
皆様の来校をお待ちしています。
子どもたちは地域社会に生き、支え発展させ
ます。子どもたちは地域の宝です。子どもたち
一人一人が地域に愛着をもち、地域を愛する人
になってほしいと考え、郷土愛に焦点をあてた
道徳授業地区公開講座にします。
校長