テクニカル分析 - 三菱UFJ証券 - 三菱UFJフィナンシャル・グループ

2015 年 1 月 14 日
投資情報部
テクニカル分析 / マンスリー
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト
No.131
エクイティリサーチ転載レポート
コモディティ
(原油相場):WTI 先物の短期サポートレベルは 43.83~41.15 ドル
(金相場):2015 年は 1432~1619 ドルを目指す
米国株
「反落なき上昇」は終了するか?
アジア新興市場
(上海総合指数): 3500 付近から、(C)波の弱気相場入りが想定される
(香港ハンセン指数):24300 付近でリバウンドは終了し、そこからは調
整局面再開か
(台湾加権指数):当面、8745 付近への下値試しか
(韓国総合株価指数):2015 年前半は調整局面
(ムンバイ SENSEX 指数):調整局面に入ったとみられる
米国長期金利
10 年長期金利は 1.86%割れも
日本長期金利
10 年長期金利は過去最低水準を更新。20 年長期金利は 2003 年 6 月の
0.753%を試す展開へ
ドル/円
2015 年 3 月に向けた円高を想定、113.82~112 円がターゲット
ユーロ/ドル
大きなリバウンドの前に、1.1640~1.1213 ドルを試す可能性も
ユーロ/円
目先の分岐点に差し掛かる
日経平均・TOPIX
18030 円(12/8)からは(2)-C 波の下落に入ったとみられ、3 月頃にかけて
15600~14250 円を試すとみられる。しかし底打ち後はプライマリー第(3)
波の上昇に入るだろう。2017~18 年には、日経平均が 30000 円を試すこ
とになってもおかしくない。
巻末に重要な注意事項を記載していますので、ご参照下さい。
宮田 直彦
チーフテクニカルアナリスト
エクイティリサーチ転載レポート
本資料に関するお問合せは、
三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券
の最寄の店舗までご連絡ください。
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
コモディティ
[WTI 原油先物価格]
5年9ヵ月ぶり安値を更新
原油価格の急落が続いている。1 月 13 日に WTI 原油先物価格は、
一時 1 バレル=44.20
ドルと 5 年 9 ヵ月ぶり安値を更新した。ほんの 7 ヵ月前には 107 ドルを越えていた
から、当時の水準からは 60%近くも下げたことになる。このような一方的な下落は、
エリオット波動では、第 3 波にこそ典型的な動きといえる。
(波動カウント)
2008 年高値(147.27 ドル)からは(A)-(B)-(C)の下落局面が進行中。(A)波の下落率が 78%
だったことから、(C)波が同率下げなら、25 ドル(25.26 ドル)付近がターゲットになる。
前回のマンスリーに書いたように、(C)波が終わる時期としては、2018 年に注目して
いる。
(C)-2 波は三角保ちあいとなり、それは昨年 6 月の 107.73 ドルで終了した。そこから
は、(C)-3 波の急落局面が進行しているとみられる。(C)-3 波の後には、(C)-4 波のリ
バウンドが続くことになる。上記のように、(C)-2 波が三角保ちあいだったことから、
次のリバウンドはジグザグになる可能性が高い。
図表 1:(C)-3 波の下落局面が進行中
170
図表 2 : 先物買い越しは引き続き高水準
ドル/バレル
150
200
'08/7/11
147.27
WTI原油先物価格 週足
130
(B)
'11/5/2
114.83
2
'14/6/20
107.73
74.95
'11/10/4
1
(C)-3波の
急落局面
50
(A)
10
2008
650000
550000
100
450000
50
350000
買いポジションは急減
しかし、かつての「買われ過ぎ」
水準に戻ったに過ぎない
0
90
30
WTI原油先物価格 (左軸)
150
110
70
枚
ドル/バレル
250000
-50
150000
-100
50000
43.83
'09/4/21
-150
32.40
'08/12/19
2009
-50000
非商業部門の原油先物ポジション (右軸)
2010
2011
2012
2013
2014
2015
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
-200
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
-150000
2015
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
当面のサポートレベルは?
目先では 2009 年 4 月安値の 43.83 ドル付近のサポートが注目できる。この水準は、
2011 年高値(114.83 ドル)に黄金分割 0.382 を乗じることで得られる価格(43.87 ドル)
にほぼ一致しており、比較的強いサポートと思われる。
2
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
この下には、もう一つの黄金分割のサポートレベル・41.15 ドルがある。それは昨年
6 月高値(107.73 ドル)に 0.382 を乗じることで得られるものだ。
ここまで下がると、40 ドル割れも視野に入る。その際の下値メドは、2011 年高
値に対して、いわゆる「半値・八掛け・二割引き」(高値から 68%下落)の 36.75 ド
ル辺りとみる。しかし、それも割り込んでしまうようだと、いよいよ 08 年安値
の 32.40 ドル試しの展開となるだろう。
原油価格がリバウンドに入っても上値は重そうだ
ヘッジファンドによる原油先物ポジションは、昨年 6 月の約 46 万枚の買い越しから
減少したとはいえ、1 月 6 日現在でも約 27 万枚ある。この残高は数年前なら「買われ
過ぎ」とされたレベルであり(2011 年~13 年半ばにかけての買い越しは 25~26 万枚)、
依然として原油買いポジションは高水準である。
原油価格の当面の底入れは近いかもしれないが、大量の買いポジションの存在は需
給的な重石とみられ、リバウンドに入っても、上値は重そうである。
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
3
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
[NY 金先物価格]
(波動分析)
NY 金先物価格は、2011 年高値(1921 ドル)から(A)-(B)-(C)の下落局面にある。下落局
面のすべてが終わるのはまだ先のことであり、8 年サイクルに基づけば、それは 2016
年とみられる。
しかし、3 年間の下落局面・(A)波は、昨年 11 月 7 日の 1131 ドルを以て終了したと
みられ、そこからは(B)波のリバウンド局面に入った可能性が高い。
(B)波は短くとも数ヵ月は続き、(A)波の下げ幅に対して 38.2%~61.8%を戻すだろう。
これを計算すると(B)波の上値レンジとして、1432~1619 ドルが導かれる。
3ヵ月ぶり水準へ上昇
NY 金先物価格は 1 月 13 日に一時 1244 ドルと、およそ 3 ヵ月ぶり水準へ上昇した。
目先的には昨年 10 月 21 日の高値(1255 ドル)が意識されそうだが、それを抜いてく
ると上昇基調が強まりやすく、次は昨年 7 月高値・1345 ドルへ向けた動きとなりそ
うだ。
図表 3:(B)波のリバウンドが想定される
2000
図表 4 : NY 金先物価格・2016 年までの波動イメージ
11/9/6
1921
(ドル/ トロイオンス)
8年サイクル
高値
2
2011年高値
12/10/5
1796
1800
NY金先物価格 (週足)
フラット
(B)
2015年
1600
1
1400
8/28
トライアングル
1433
1532
11/9/26
4
14/7/10
1345
1200
1155 (61.8%)
1157
10/7/28
1131 5
11/7
(A)
(A)
11月1週のローソク足は
底入れ暗示の「たくり」
8年サイクル
始点
800
3
1180
13/6/28
1044
10/2/5
1000
現在地点
682
08/10/24
600
2008
2009
2016年?
2010
2011
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
4
(C)
2012
2013
2014
2015
出所:MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
米国株式
歴代4位の長さとなった「反落なき上昇」
2014 年の米国株式相場は、ダウ平均・S&P500 のいずれも、高値から 10%を上回る
ような反落が一度もみられなかった。昨年 9 月から 10 月にかけてのリスクオフ局面
においてさえ、S&P500 の高値からの下落率(ザラバベース)は 10%未満(9.83%・図表
5)、ダウ平均では 8.6%にとどまった。実際のところ、このような「反落なき上昇」
は 2011 年 10 月から継続している。
1932 年以降で、S&P500 が 10%以上の調整を行わないまま上昇を続けた期間注 1 を、
長い順から列挙すると次のようになる。
(1) 1990 年 10 月~96 年 5 月の 67 ヵ月間(5 年 7 ヵ月)注 2
(2) 2003 年 3 月~07 年 7 月の 52 ヵ月間(4 年 4 ヵ月)
(3) 1962 年 10 月~66 年 2 月の 40 ヵ月間(3 年 4 ヵ月)
今月で「反落なき上昇」は 3 年 3 ヵ月目に突入、既に歴代 4 位の長さ注 3 であり、2 月
に高値を更新することになれば歴代 3 位に並ぶ。
注1
通算 10%以上の調整が終わった月から 10%以上の調整が始まった月までの期間(両端入れではない)。
注2
ダウ平均でみると 1994 年 1 月から 4 月にかけて 10.88%下げており、ダウ平均の「反落なき上昇」は
1990 年 10 月~94 年 1 月の 39 ヵ月(3 年 3 ヵ月)だった。
注3
歴代 5 位の長さは 1984 年 7 月~87 年 8 月の 37 ヵ月間(3 年 1 ヵ月)。
図表 5:3 年サイクル下落率(S&P500)
図表 6 : 「反落なき上昇」はいつまで?
指数
S&P500 log
高値日
1987/8/25
1990/7/16
1994/1/31
1996/5/23
1999/7/19
2000/3/24
2005/8/3
2007/10/11
2011/5/2
2014/9/18
高値
337.89
369.78
482.85
681.1
1420.14
1552.87
1245.86
1576.09
1370.58
2019.26
安値日
1987/10/20
1990/10/11
1994/4/4
1996/7/16
1999/10/18
2002/10/10
2005/10/13
2008/11/21
2011/10/4
2014/10/19
安値
216.46
294.51
435.86
605.88
1233.66
768.63
1168.2
666.79
1074.77
1820.66
下落率
-35.94%
-20.36%
-9.73%
-11.04%
-13.13%
-50.50%
-6.23%
-57.69%
-21.58%
-9.83%
2000
1000
600
400
??ヵ月
200
100
40
(1)
20
(2)
37ヵ月
67ヵ月
10
(3)
52ヵ月
「反落なき上昇」
40ヵ月
年
28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96 00 04 08 12 16
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
米国株はいつ天井を付けてもおかしくない
しかし今年は米利上げが年央にもあるとされている。もしそうだとすると、利上げ
実施に先行し、米国株は今年前半のどこかで天井を付けると思われる。
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
5
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
また先にみたように、
「反落なき上昇」の持続期間は 3 年プラスα月ということが多
かった。これらを考え合わせれば、米国株はいつ調整に入ってもおかしくない。
昨年12月に天井を付けた可能性も
あるいは、ダウ平均は既に、昨年 12 月 26 日の 18103 ドルで天井を付けた可能性も
ある。昨年末よりダウ平均は、急落・急反発が連日のように起こる波乱の動きとな
っている。今年最初の 6 営業日(1/2~9)中 5 営業日で、ダウ平均は前日比で 100 ドル
以上変動した。足元の投資家心理は不安定さを増しており、当分の間は急騰はもち
ろん、急落も起こりやすいだろう。
今後ダウ平均が 17262 ドル(1/6 安値)を割り込むようだと、それはヘッド・アンド・
ショルダーズ型天井からの下放れ開始を意味するものとなる。この場合は、「反落な
き米国株の上昇」はついに終わり、調整に入った可能性が高いといえそうだ。
図表 7:米国株は年初から荒い動き
20
図表 8 : ネックライン割れに注目
(1月当たり回数)
18500
(ドル)
今年1月2日~9日の6営業日中、
5日間でダウ平均は100ドル以上
上下している
18
12/5
17991
18000
16
14
'14/9/19
17350
17500
12
'14/12/26
18103
ネックライン
NYダウが前日比100ドル以上動いた日数
(月別、2014年1月から15年1月9日まで)
10
17000
17067
12/16
17262
'15/1/6
8
16500
NYダウ工業株平均 日足
6
4
16000
2
15855
10/15
(月)
0
1
2
3
4
5
6
7
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
8
9
10
11
12
1
15500
14/09
14/10
(年/月)
14/11
14/12
15/01
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
4月にかけて指数は昨年10月安値割れも
S&P500・ダウ平均が昨年 10 月に付けた安値は、2011 年 10 月の安値からちょうど 3
年後に付けており、それは今のところ 3 年サイクル安値の有力な候補である。しか
し、3 年サイクルというのは半年間の延長をみておくべきであり、実際には今年の 4
月までが 3 年サイクルの期間である。
もしもマーケットが 3 年サイクル安値をいまだ付けておらず、この先改めて付けに
いくということなら、その意味するところは重要である。この場合、ダウ平均は今
年 4 月にかけて、昨年 10 月安値(15855 ドル)を割り込む展開となる可能性が高い。
(1/13 付テクニカル分析メモ《米国株の「反落なき上昇」は終了するか?》を再掲)
6
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
アジア市場
(中国本土)
図表 9:上海総合指数 (月足・log)
2008 年からの(B)波はフラ
ットを形成中、上値メドは
3500 付近
(B)
C
A
今年は弱気相場・(C)波が
始まる可能性
B
(A)
(C)
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
(香港)
2014 年 9 月高値(25362)
以来、(C)波の下落トレン
ドに入った可能性がある
図表 10:香港ハンセン指数・一目均衡表(月足)
(III)
C(B)
A
足元のリバウンドは
24300 付近までか
調整局面の再開が接近し
ているとみられる
長期サポートライン
B
(A)
MACD
RSI
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
7
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
(台湾)
図表 11:加権指数・一目均衡表 (月足)
C(B)
月間 MACD はデッドクロ
ス接近
A
当面は 2008 年からのサポ
ートライン(現在 8745)を
試す展開が想定される
B
(A)
MACD
RSI
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
(韓国)
図表 12:韓国総合株価指数・一目均衡表(月足)
B
2011 年以降で形成された
三角保ち合い下限を下回
りつつある
当面は 1770(13 年 6 月安
値)を目指す展開が考えら
れる
A
C
2015 年前半は調整局面と
みられる
MACD
RSI
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
8
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
(インド)
図表 13:ムンバイ SENSEX30 種・一目均衡表(月足)
2008 年からのチャネル上
限付近でピークアウト
当面は月足転換線のレベ
ル(25550)へ下押しする可
能性がある
c B
チャネル上限で
ピークアウト
a
(1)
b
A
MACD
RSI
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
(日本 VS アジア)
日本株はアジア新興市場
に対し 2012 年 10 月に底打
ちし、以降で中長期ターム
のアウトパフォーム・トレ
ンドが進行中
2009 年 4 月以来の高値を
回復したが、足元では上げ
渋る動きとなっている
図表 14:対アジア株式市場の日本株パフォーマンス
4.1
250%
(倍)
3.6
200%
3.1
MSCI JAPAN / MSCI アジア新興市場
(ローカル通貨、左軸)
2.6
150%
2.1
100%
1.6
52週線
1.1
50%
0.6
0%
0.1
52週かい離線 (右軸)
(0.4)
2000
-50%
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
9
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
米国長期金利
終値で2%を下回った10年物金利
昨年 11 月上旬から再開した米 10 年長期金利の低下基調が、年明けから一段と強ま
っている。1 月 6 日には終値で 2%を下回ったが、そうなるのは、2013 年 5 月 21 日
(1.9263%)以来のこととなる。
ヘッジファンドの債券先物売りは5年ぶり規模に膨らんだ
ここで、短期筋(主にヘッジファンド)の米債券先物ポジションを確認してみる。昨年
11 月 7 日に金利が戻りピーク(2.3964%)を付けた頃、ヘッジファンドはおよそ 4 万
7000 枚の売り越しに過ぎなかった(11/4 時点)。しかし、その後は売りポジションが増
えていき、昨年末時点においてはおよそ 5 年ぶりの規模となる、26 万枚超まで売り
越し枚数は積み上がった。同じ期間で金利は大きく低下しているから、これをみる
限り、ヘッジファンドの売りポジション(金利上昇に賭けたポジション)は足元でかな
りのダメージを受けていると考えられる。
米10年金利は今後1.86%割れも
今後ヘッジファンドが損失覚悟の債券買戻しに転じることになれば、それは米金利
の一段の低下を招くものとなろう。1 月 9 日に米雇用統計が発表され、その内容は一
見すると悪いものではなかったにもかかわらず、実際のマーケットの反応は大幅な
株安・金利低下であった。雇用統計発表をきっかけに、債券買戻しが始まったのか
もしれない。
図表 15:ヘッジファンドは大幅に先物を売り越し
(米ドル)
1500000
図表 16 :金利はさらに低下する見通し
150
3.25
(%)
1400000
14/1/2
3.0516
140
1300000
1200000
米国債先物 (右軸)
1100000
1000000
130
3
B
120
900000
4/2
2.8081
7/3
2.6868
a
2.75
800000
(枚)
(X)
110
c
700000
100
600000
500000
A
2.5
買い越し
2.568
2/3
90
400000
非商業部門先物ポジション (左軸)
300000
80
0
60
b
2.3011
8/15
2
米10年長期金利 (日足)
-200000
1.8622
10/15
50
-300000
-400000
売り越し
-500000
米債売りは
約5年ぶりの高水準
-600000
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
10
1.75
A
40
30
93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15
11/7
2.3964
5/29
70
-100000
B
C 2.4006
2.25
200000
100000
1.8622%を
下回る展開も
9/19
2.6529
C
(年/月/日)
1.5
13/11/29
14/01/28
14/03/27
14/05/26
14/07/23
14/09/19
14/11/18
15/01/15
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
米 10 年長期金利は、昨年 11 月以降で C 波の金利低下トレンドにあるとみられ、こ
の見方が正しければ、短期的にも昨年 10 月に付けた 1.8622%を試すだろう。もしも
C 波の長さが、昨年 9 月から 10 月にみられた金利低下(A 波)と同じになるのなら、C
波のターゲットは 1.6057%である。このようにチャート上は、この先 1.8622%を大き
く下回る動きとなっても何ら不思議ではない。
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
11
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
日本長期金利
10年長期金利は過去最低水準を更新
世界的な金利低下が続くなか、日本 10 年長期金利は昨年 12 月 10 日に、岩盤とみら
れた 0.315%をついに下回り、過去最低水準を更新した。年が明けても金利下げ止ま
りの気配はみられず、1 月 13 日には 0.255%まで低下した。
20年長期金利は1%割れ
10 年金利の低下余地がもはや限られるなかで、債券買いの矛先は、超長期債に波及
している。20 年長期金利は 1 月 6 日に 1%を下回り、
その後も 1%を回復していない。
今年 10 月頃までは金利低下の時間帯
これまで指摘のように、2.5 年サイクルに基づくと、長期金利が底打ちするのは 2015
年 10 月頃とみられる。それまでは金利上昇は起こりづらいだろうし、あっても上値
は限定的であろう。
この先は20年長期金利が過去最低水準を試す展開へ
誰がみても 10 年長期金利の下げ余地は限界に近い。しかし、20 年長期金利の方は、
過去最低水準まで低下したわけでなく、まだ今後の低下余地は残されている。おそ
らくは、今後の金利低下の主役は 20 年長期金利に移っていくだろう。そして、それ
は 2003 年 6 月の 0753%を目指して低下していくのだろう。
図表 17:10 年長期金利は過去最低水準を更新
(%)
2.75
3
日本10年長期金利 (月足)
99/2/3
2.44
「15年デフレ」の
上限
(年/月/日)
99/8/26
2.04
2.25
図表 18:20 年長期金利は過去最低水準をトライ
日本20年長期金利 (週足)
2.5
06/5/10
2.005
04/6/17
1.94
(%)
08/6/16
1.895
2
1.75
ダイアゴナル
11/2/11 トライアングル
1.350
1.5
1.25
1.165
05/6/30
1.215
08/3/26
13/5/23
1.00
40ヵ月線
1.02
01/3/21
1
0.820
10/10/6
0.75
0.64
98/9/18
0.315
13/4/5
0.43
03/6/11
0.25
0.5
2015年
10月頃
2.5年サイクル
-0.25
98
99
00
01
02
03
04
05
06
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
12
07
08
09
0.753
03/6/12
10
11
12
13
14
15
16
1%を下回り
過去最低水準に
接近している
0
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
ドル/円
(波動分析)
1 ドル=75.35 円(2011 年 10 月)からの上昇 5 波構成において、第 5 波目の上昇(13 年
10 月の 96.57 円が起点)は、延長(エクステンション)している。
昨年 5 月の 100.82 円からのドル高・円安(5-iii 波)は、同 12 月 8 日・121.85 円で終わ
ったとみられる。以来、第 5 波中第 iv 波(5-iv 波)の円高が進行中とカウントできる。
昨年 1 月から 5 月にかけての 5-ii 波は、狭いレンジでの横ばいの動きだった。オルタ
ネーションによれば、2 波が小動きだと、4 波は大きな動き(急落)になることが多い。
よって、5-iv 波の円高・ドル安は、おそらく値幅を伴う大きなものとなろう。
iv 波のターゲットとして 113.82 円(iii 波の長さに対して 38.2%押し)付近をみているが、
2012 年からのサポートラインを参考にすると、112 円付近への円高があってもおか
しくない。
この iv 波が終わるのは、昨年 5 月から展開中の 10 ヵ月サイクルの終点に一致するだ
ろう。それに基づくと、円高のピークは今年 3 月頃だろう。
この iv 波の円高の後には第 v 波のドル高・円安が開始され、数年来のターゲットで
ある 1 ドル=124.14 円を達成しよう。ターゲットに到達する時期は、順当なら今年
の半ばだろう(2007 年 6 月からの 8 年サイクルが、
2015 年 6 月で終わるということ)。
それを以て、2011 年からのドル高・円安─それを(A)波とカウントすべきだろう─は
一通り終わり、以降では(B)波の円高が始まることになる。
図表 19:5 波の延長
図表 20 : iv 波の円高が進行中とみられる
(1)or(3)
5
v5(A)
14/12/8
121.85
ドル/円 (日足)
波動カウント
延長
3
(2)or(4)
1回目の戻り
4
1
1ドル=円
126
124
122
120
118
116
114
112
110
108
106
104
102
100
98
96
94
92
90
88
86
1
84
82
80
78
76
74
75.35
72 11/10/31
70
68
66
11/10/03 12/03/21
2回目の戻り
5波延長が
始まったところ
2
出所:MUMSS 作成
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
iii
急落
14/1/3
105.44
3
i
iv
横ばい
ii
93.79
13/6/13
4
100.82
14/5/21
96.57
13/10/8
2015年3月頃
2
10ヵ月サイクル
77.13
12/9/13
(年/月/日)
12/09/07
13/02/26
13/08/15
14/02/03
14/07/23
15/01/09
15/06/02
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
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2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
ユーロ/ドル
図表 21:短期的な下値余地が拡がったユーロ/ドル
1.8
図表 22:ドル高の終了は近い?
指数
(1ユーロ=ドル)
150
1.6
ユーロ/ドル (月足)
ドルインデックス log
長期上値
抵抗線に
接近している
1.4
110
1.2
200ヵ月線
1.1640
05/11/15
1.1213ドル
(61.8%)
1
当面の下値メド
90
0.8
(年)
0.6
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
73
75
77
79
81
83
85
87
89
91
93
95
97
99
01
03
05
07
09
11
13
15
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
ユーロ/ドルは200ヵ月移動平均線を割り込んだ
2014 年末のユーロは対ドルで 1.2098 ドルとなった。この動きによって、2003 年 9 月
以降で初めて、200 ヵ月移動平均線を月末値で下回った。これは、1 ユーロ=1 ドルへ
向かうという長期的な見通しを補強する動きではある。もっとも、200 ヵ月線付近で
はユーロ/ドルがいったん底入れすると考えていたので、この点では見通しを誤った。
1.1640ドルや1.1213ドルを試す可能性も
実際のところ現在のユーロは、対円ではテクニカル的に上がり過ぎといえるものの、
対ドルでは必ずしも下がり過ぎとはなっていない。特に短期的には、ECB による緩
和見通しやギリシャ危機再燃への不安などから、ユーロは売られやすい状況と思わ
れる。したがってユーロ/ドルは当面の底打ちの前に、2005 年安値の 1.1640 ドル付近
や、もしかすると 2000 年~08 年のユーロ上昇の 61.8%押しである 1.1213 ドルなどを
試すことがあるかもしれない。
ユーロ反転の鍵を握るドルインデックス
目先で一段とユーロ安が進むか、あるいは反転するかの動向をみる上で、やはりド
ルインデックスが鍵を握っていよう。足元でドルインデックスは、1985 年と 2001 年
の高値同士を通る長期上値抵抗線をトライしている。この長期上値抵抗線は今月
93.92 に位置するが、ドルインデックスは 92.528 まで上昇(1/8)しており、チャート上
はそろそろドル高一服となっておかしくない。そうであれば、ユーロの底入れと反
発局面も、そう遠いことではないといえよう。
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2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
ユーロ/円
図表 23: ユーロは上がり過ぎ
図表 24: 2012 年からのサポートラインをトライ
30%
180
(1ユーロ=円)
08/7/23
169.96
レンジ上限
170
20%
ユーロ/円 (週足)
160
10%
60ヵ月線の
レベル
14/12/8
149.78
152.06円 (76.4%)
150
13/12/27
145.69
09/6/5
139.22
140
0%
中央値
134.14
14/10/16
130
-10%
サポートラインを
試す動き
120
110
-20%
112.12
09/1/21
100
-30%
ユーロ/円と60ヵ月移動平均線のかい離
90
レンジ下限
94.12
12/7/24
(年/月)
-40%
1980
1984
1988
1992
1996
2000
2004
2008
2012
2016
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
80
08/06 08/12 09/06 09/12 10/06 10/12 11/06 11/12 12/06 12/11 13/05 13/11 14/05 14/11
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
目先の分岐点に差し掛かる
ユーロ/円は昨年 12 月に 1 ユーロ=150 円に迫ったが、その後は急反落。1 月 12 日に
は 140 円を下回る、ユーロ安・円高となった。
足元では、2012 年 7 月安値(94.12 円)からのサポートラインに接近しており、目先の
分岐点に差し掛かっている。
このサポートラインを維持すれば、
1 ユーロ=150 円を目指す展開が再開するだろう。
もっとも、ユーロ/円は昨年 11 月末時点で、5 年移動平均線から 23.19%もかい離する
という、「ユーロは上がり過ぎ・円は下がり過ぎ」の状況である。そのため、この先 1
ユーロ=150 円を超えて、どんどんユーロ高・円安が進む展開にはなりづらいだろう。
せいぜい、149.78 円とダブル・トップを形成するにとどまるのではないか。
一方、サポートラインを下回った場合には、136.64 円(2012 年からのユーロ高の 23.6%
押し)や、昨年 10 月に付けた 134.14 円などへ、ユーロ安・円高が進行しよう。
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2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
日経平均・TOPIX
試される「日銀ギャップ」
昨年 10 月 31 日の日銀による追加緩和決定を受けて、翌営業日(11/4)の日経平均はギ
ャップアップした。10 月 31 日高値と 11 月 4 日安値との間に生じた「日銀ギャップ」
は 16533~16720 円である。
日経平均は 12 月 8 日に一時 18030 円の高値を付けた後、12 月 17 日には一時 16672
円まで下げて、ギャップの一部を埋める場面があった。しかし、そこから日経平均
は急反発を見せており、
「日銀ギャップ」が下値の節目として意識されていることが
わかる。そして年明けからは、「日銀ギャップ」が再び試される局面を迎えている。
ギャップ埋めで高まる株価下落リスク
このギャップが埋められるようなら、昨年 11 月以降で日銀が買い付けた 5239 億円
分(1/6 現在)の ETF すべてが、含み損になってしまう。これはつまり、指数が ETF 買
いで押し上げられた部分が剥落するということである。この場合、日経平均は 3 年
サイクルの高値を 18030 円で付けたと判断でき、現在は 3 年サイクルの安値に向け
た下落局面が進行中とみていいだろう。
図表 25:注目される「日銀ギャップ」
20,000
図表 26 : (2)-C 波のイメージ
19,000
(円)
07/2/26
18300
日経平均 (週足)
06/4/7
17563
18,000
(年/月/日)
cB
14/12//8
18030
18,000
(1)
日銀追加緩和後の
ギャップ
(16533~16720円)
16,000
(円)
17,000
13/5/23
15942
16,000
3
13/12/30
16320
5
a
b
15,000
14,000
14045
06/6/14
12,000
a
4
13,000
12,000
6,000
3年サイクル
8138
12/6/4
6994
08/10/28
10,000
日経平均 (週足)
9,000
8,000
4,000
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016
出所: Bloomberg より MUMSS 作成
C
(2)
1
2015年3月頃
7021
8135
09/3/10 11/11/25
13885
14/4/11
12415
13/6/13
11,000
8,000
b
c
A
10,000
7603
03/4/28
14529
10/17
14,000
10/4/5
11408
8135
11/11/25
2
11/12/02
12/06/01
(年/月/日)
7,000
11/06/03
12/11/30
13/05/31
13/11/29
14/05/30
14/11/28
15/05/29
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
底打ちは3月頃か
繰り返すが、日経平均には 3 年±6 ヵ月で底打ちする、3 年サイクルがある。2011 年
11 月 25 日(安値 8135 円)以来の 3 年サイクルによれば、2015 年 6 月までが 3 年サイ
クル安値を付ける時間帯である。もうひとつ、TOPIX が底打ちした 2012 年 6 月 4 日
(日経平均安値は 8238 円)を起点とすると、3 年サイクル安値は 2015 年 1 月~12 月の
間で付けると予想される。
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巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
これら 2 つのサイクルが重複する期間は 2015 年 1 月~6 月であり、特に 3 月頃が底
打ちタイミングとして注目できよう。今年 3 月頃は、TOPIX が 6 年サイクルの安値
を付けるにふさわしいからだ(図表 27)。
今年 3 月頃に日経平均は、浅くても 15600 円注 4 付近、順当なら 14250 円注 5 付近まで
下押す可能性があるが、これら下値では押し目買いで臨むべきだろう。
注4
[15595 円]…2013 年 12 月高値(16320 円)から 14 年 4 月安値(13885 円)まで日経平均は 2435 円下げた。
それを 14 年 12 月高値の 18030 円から下方へ当てはめることで得られる価格。
注5
2011 年 11 月安値(8135 円)からの通算上昇幅に対し、38.2%押しの水準。
図表 27:2015 年 3 月頃に底打ちか
図表 28 : 今年後半からは長期強気相場入りを想定
2000
30,000
(円)
29,000
28,000
TOPIX 月足
1800
26,000
25,000
1600
(3)
日経平均 (週足)
ロードマップ
27,000
プライマリー
上昇(3)波
24,000
23,000
22,000
21,000
1400
20,000
19,000
18,000
1200
17,000
プライマリー
上昇(1)波
B
(1)
5
3
16,000
2015年
3月頃
1000
15,000
14,000
4
13,000
A
C
12,000
800
600
770.46
'03/4/14
(2)
1
11,000
プライマリー
下降(2)波
10,000
6年
698.46
'09/3/12
'15年1~6月
9,000
6年
8,000
8135
6,000
400
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
2
7,000 ’11/11/25 8238
5,000
11/07/01
'12/6/4
12/06/29
3年サイクル
13/06/28
14/06/27
(年/月/日)
15/06/26
16/06/24
17/06/23
18/06/22
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
新年度からは強気相場入りの公算
日経平均は 3 月頃にプライマリー(2)波の調整を終えて、その後はプライマリー(3)波
の上昇トレンドに入る公算が大きい。底打ちが後ずれした場合でも、遅くとも今年
後半からは強気相場入りとなろう。
2017~18年に日経平均は30000円を試すか
TOPIX を基準にすると、プライマリー(1)波の上昇は、2012 年 6 月安値(692.18)から
14 年 1 月高値(1308.08)まで、ほぼ 1 年半続いた。プライマリー(1)波の上昇率は 89%
だった。
プライマリー(3)波は、期間・上昇スケール、いずれにおいても(1)波より大きくなる。
よって、プライマリー(3)波の上昇は 2~3 年は続くであろうし、安値からの上昇率は
89%を越えて、144%(89%×1.618)まで拡大するかもしれない。
日経平均でいえば、プライマリー(3)波の天井を、2016 年中に付けることはないだろ
う。そして 2017~18 年には、日経平均が 30000 円を試すことになってもおかしくな
いだろう。
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2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
東証 33 業種パフォーマンス(2012 年 6 月 4 日~2015 年 1 月 13 日まで)
220%
200%
199.7%
180%
’12年6月4日(TOPIXの'90年以降最安値)からの騰落率
160%
154.7%
136.9%127.6%
140%
123.1%
115.3%
119.4%
113.6%
115.7%
111.8% 110.2%109.5%
120%
97.7%
92.6%91.7%91.0%
85.7%85.6%85.5%85.2%84.5%84.1%
81.6%79.0%
78.2%
72.4%
69.0%
61.2%
100%
80%
60%
48.5%48.3%
42.0%40.2%
40%
32.4%
15.9%
20%
0%
出所:Bloomberg より MUMSS 作成
投資主体別売買動向
40000
(億円)
30000
20000
二市場1・2部売買代金差額
(左棒グラフ)2013年10月~2014年3月第4週
(中央棒グラフ)2014年4月~2014年9月第4週
(右棒グラフ)2014年10月第1週~12月第5週
(出所)東京証券取引所調べ、MUMSS作成
10000
0
-10000
-20000
-30000
-40000
-50000
18
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2015 年 1 月 14 日
エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
エリオット波動の基本
①
(5)
楽観
二流株上昇
材料陳腐化
売買高減少
基本パターンと
5
(B)
2
3
(3)
波動の「個性」
ファンダメンタル改善
ムード一転・様変わり
売買高急増
3
通常最長の波
5
b
4
1
1
3
a
戻り売りムード
3
(4)
b
1
4
2
ウォーク
ファンダメンタル悪化
強気から弱気への転換
破壊的下落
4
1
5
(A)
押し目買い
ムード
3
5
(C)
②
2
a
c
ショートカバー
2
b
複雑
c ランダム
4
1
5
a
4
2
(1)
見せかけの回復
c
(2)
通常ファンダメンタル最悪局面
深押し
単純
悲観
衝撃波
1 波、3 波、5 波、A 波、C 波。波の重複がない五つの波で構成される。
1 波、3 波、5 波において、3 波が最短になることはない。
修正波
2 波、4 波、B 波。三つの波で構成される。パターン上は、「ジグザグ」、「フラット」、
「トライアングル」の三種、及び混合型に大別される。
ジグザグ
鋭角的。A 波(五波構成)-B 波(三波構成)-C 波(五波構成)。
ダブル・ジグザグ
ジグザグが X 波(三波構成)を挟み連続 2 回。表記法は W-X-Y。
トリプル・ジグザグ
ジグザグが X 波を挟んで連続 3 回。表記法は W-X-Y-X-Z。
フラット
横ばい。A 波(三波構成)-B 波(三波構成)-C 波(五波構成)。
エクスパンディッド・フラット
B 波は A 波より長く、C 波は B 波よりも長くなる。
トライアングル
A 波-B 波-C 波-D 波-E 波から成る。各波とも三波構成。4 波か B 波に出現する。
ダイアゴナル・トライアングル
くさび形状。五波構成だが波は重複。各波とも三波構成。5 波か C 波に出現する。
トレンド転換の前兆。トレンド転換後は、通常このパターンの始点まで戻るとされる。
フェイラー
5 波(C 波)終点が 3 波(A 波)終点を超えることに失敗。ダブルトップ(ボトム)出現となる。
レッサー・ディグリー4 波
修正波は、先行した衝撃波の 4 波領域で止まることが多い。
オルタネーション(交互)
2 波が単純な形状をとると、4 波は複雑な形状となる傾向がある。
波の均等性
一連の五波構成において 3 波が最長のとき、1 波と 5 波は長さが等しくなる傾向が強い。
(参考) “エリオット波動原理”
A. J. Frost & Robert R. Prechter, Jr.
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
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エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
フィボナッチ
ペンタグラム
1
1
(五茫星)
0.618(φ)
φ
1
黄金分割
1:
1.618、定数は 1.618(または 0.618)
記号はφ( phi /ファイ)
φ=(1+√5)/2=1.6180339・・・
φ-3=0.236、φ-2=0.382、φ-1=0.618、φ0=1、φ1=1.618、φ2=2.618、
φ3=4.236
フィボナッチ数列
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、・・・
2 つの項の和が次の項になる。
最初の 2 項を例外に、各項の前項に対する増加率は 1.618 に無限に接近していく。連続する 3 項の比率
は 0.618 : 1: 1.618 になる。
目 標 値 の 算 出 例 ①第 1 波の長さが基本メジャーとなる。
(代表的なもの)
②第 2 波の長さは、第 1 波の 0.500 倍か 0.618 倍となることが多い。
③第 3 波の長さは、第 1 波の 1.618 倍(それを超えると 2 倍、2.618 倍)。
④第 4 波の長さは、第 3 波の 0.382 倍であることが多い。
⑤第 5 波の長さは、第 1 波と等倍。あるいは 1 波の始点から 3 波の終点までのネットの長さに対して 0.618 倍。
⑥B 波の長さは、A 波の 0.382 倍か 0.500 倍、あるいは 0.618 倍。
⑦A 波と C 波は等倍、あるいは 1:1.618。
具体例
14000
12000
10000
2波=.618×1波
3波=1波×1.618
4波=3波×.382
1波=5波
10597
5(1)
A波=(1)波×0.500
B波=A波×0.500
12308
3
B
9154
8000
7378
6000
5186
4
1
5846
A
4000
2000
2
1998
1670
C(2)
0
95/2
96/2
97/3
98/3
(出所)MUMSS 作成
20
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エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
Appendix A
アナリストによる証明
本レポート表紙に記載されたアナリストは、本レポートで述べられている内容(複数のアナリストが関与している場合は、それぞれ
のアナリストが本レポートにおいて分析している銘柄にかかる内容)が、分析対象銘柄の発行企業及びその証券に関するアナリスト
個人の見解を正確に反映したものであることをここに証明いたします。また、当該アナリストは、過去・現在・将来にわたり、本レ
ポート内で特定の判断もしくは見解を表明する見返りとして、直接又は間接的に報酬を一切受領しておらず、受領する予定もないこ
とをここに証明いたします。
重要な開示事項
セクター(三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社(以下「MUMSS」)カバレッジ・ユニバース)に対する投資判断の定義
強気
弊社がカバレッジする銘柄ユニバースとの比較で、当該セクターのパフォーマンスが上回るとストラテジスト
が予想する場合
中立
弊社がカバレッジする銘柄ユニバースとの比較で、当該セクターのパフォーマンスが同程度とストラテジスト
が予想する場合
弱気
弊社がカバレッジする銘柄ユニバースとの比較で、当該セクターのパフォーマンスが下回るとストラテジスト
が予想する場合
その他開示事項
MUMSS は、MUMSS のリサーチ部門・他部門間の活動及び/又は情報の伝達、並びにリサーチレポート作成に関与する社員の通信・
個人証券口座を監視するための適切な基本方針と手順等、組織上・管理上の制度を整備しています。
MUMSS の方針では、アナリスト、アナリスト監督下の社員、及びそれらの家族は、当該アナリストの担当カバレッジに属するいず
れの企業の証券を保有することも、当該企業の、取締役、執行役又は顧問等の任務を担うことも禁じられています。また、リサーチ
レポート作成に関与し未公表レポートの公表日時・内容を知っている者は、当該リサーチレポートの受領対象者が当該リサーチレポ
ートの内容に基づいて行動を起こす合理的な機会を得るまで、当該リサーチに関連する金融商品(又は全金融商品)を個人的に取引
することを禁じられています。
アナリストの報酬の一部は、投資銀行業務収入を含む MUMSS の収益に基づき支払われます。
免責事項
本レポートは、MUMSS が、本レポートを受領される MUMSS 及びその関連会社等のお客様への情報提供のみを目的として作成した
ものであり、特定の証券又は金融商品の売買の推奨、勧誘又は申込みを目的としたものではありません。
本レポート内で MUMSS に言及した全ての記述は、公的に入手可能な情報のみに基づいたものです。本レポートの作成者は、インサ
イダー情報を使用することはもとより、当該情報を入手することも禁じられています。MUMSS は株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・
グループ(以下「MUFG」)の子会社等であり、MUMSS の方針に基づき、MUFG については投資判断の対象としておりません。
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ると考えられていますが、その正確性、信頼性が客観的に検証されているものではありません。本レポートはお客様が必要とする全て
の情報を含むことを意図したものではありません。また、MUMSS 及びその関連会社等は本レポートに掲載された情報の正確性・信頼
性・完全性・妥当性・適合性について、いかなる表明・保証をするものではなく、一切の責任又は義務を負わないものとします。本レ
ポートに含まれる情報は、金融市場や経済環境の変化等のために、最新のものでない可能性があります。本レポート内で示す見解は予
告なしに変更されることがあり、また、MUMSS は本レポート内に含まれる情報及び見解を更新する義務を負うものではありません。
MUMSS は関連会社等と完全に独立してレポートを作成しています。そのため、本レポート中の意見、見解、見通し、評価及び目標株
価は、異なる情報源及び方法に基づき関連会社等が別途作成するレポートに示されるものと乖離する場合があります。
本レポート内で直接又は間接的に取り上げられている株式は、株価の変動や発行体の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評
価の変化、金利・為替の変動等の要因により、投資元本を割り込むリスクがあります。
本レポートは、お客様に対し税金・法律・投資上のアドバイスとして提供する目的で作成されたものではありません。本レポートは、
特定の個人のための投資判断に向けられたものではなく、本レポートを受領される個々のお客様の財務状況、ニーズもしくは投資目的
を考慮して作成されているものではありません。本レポートで言及されている証券・関連投資は、全ての投資家にとって適切とは限り
ません。お客様は、独自に特定の投資及び戦略を評価し、本レポートに記載されている証券に関して投資・取引を行う際には、専門家
及びファイナンシャル・アドバイザーに法律・ビジネス・金融・税金その他についてご相談ください。
MUMSS 及びその関連会社等は、お客様が本レポートを利用したこと又は本レポートに依拠したことによる結果のいかなるもの(直
接・間接の損失、逸失利益及び損害を含むがこれらに限られない)についても一切責任を負わないと共に、本レポートを直接・間接的
に受領するいかなる投資家に対しても法的責任を負うものではありません。最終投資判断はお客様自身においてなされなければなら
ず、投資に対する一切の責任はお客様にあります。
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エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.131
過去のパフォーマンスは将来のパフォーマンスを示唆し、又は保証するものではありません。特に記載のない限り、将来のパフォーマ
ンスの予想はアナリストが適切と判断した材料に基づくアナリストの予想であり、実際のパフォーマンスとは異なることがあります。
従って、将来のパフォーマンスについては明示又は黙示を問わずこれを保証するものではありません。
MUMSS・その他 MUFG 関連会社、又はこれらの役員、提携者、関係者及び社員は、本レポートに言及された証券、同証券の派生商
品及び本レポートに記載された企業によって発行されたその他証券を、自己の勘定もしくは他人の勘定で取引もしくは保有したり、本
レポートで示された投資判断に反する取引を行ったり、マーケットメーカーとなったり、又は当該証券の発行体やその関連会社に幅広
い金融サービスを提供しもしくは同サービスの提供を図ることがあります。本レポートの利用に際しては、上記の一つ又は全ての要因
あるいはその他の要因により現実的もしくは潜在的な利益相反が起こりうることをご認識ください。なお、MUMSS は、会社法第 135
条の規定により自己の勘定で MUFG 株式の売買を行うことを禁止されています。
本レポートで言及されている証券等は、いかなる地域においても、またいかなる投資家層に対しても販売可能とは限りません。本レポ
ートの配布及び使用は、レポートの配布・発行・入手可能性・使用が法令又は規則に反する、地方・州・国やその他地域の市民・国民、
居住者又はこれらの地域に所在する者もしくは法人を、対象とするものではありません。
英国及び欧州経済地域: 本レポートが英国において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である Mitsubishi UFJ
Securities International plc. (以下「MUSI」。電話番号:+44-207-628-5555)により配布されます。MUSI は、英国で登録されており、
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counterparty(適格カウンターパーティー)向けに作成されたものであり、FCA 規則に定義された retail clients(リテール投資家)を
対象としたものではありませんので、誤解を回避するため、同定義に該当する顧客に交付されてはならないものです。MUSI は、本レ
ポートを英国以外の欧州連合加盟国においても professional investors(若しくはこれと同等の投資家)に配布する場合があります。本
レポートは、MUSI の組織上・管理上の利益相反管理制度に基づいて作成されています。同制度には投資リサーチに関わる利益相反を
回避する目的で、情報の遮断や個人的な取引・勧誘の制限等のガイドラインが含まれています。本レポートはルクセンブルク向けに配
布することを意図したものではありません。
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(以下「MUS-USA」。電話番号:+1-212-405-7000) により配布されます。MUS-USA は、United States Securities and Exchange
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米国外の関連会社等により米国内へ配布される場合、本レポートの配布対象者は、1934 年米国証券取引所法の規則 15a-6 に基づく
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て投資の推奨を行う義務、第 36 条:ファイナンシャル・アドバイザーが投資の推奨を行う証券に対して保有する権利等について開示
する義務。本レポートを受領されたお客様で、本レポートから又は本レポートに関連して生じた問題にお気づきの方は、MUS-SPR に
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います。本レポートは Securities and Futures Ordinance により定義される professional investor を配布対象として作成されたもので
あり、この定義に該当しない顧客に配布されてはならないものです。
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は Australian Securities and Investment Commission (ASIC) Class Order Exemption CO 03/1103 に基づき、Corporations Act 2001 が
定める金融サービスの提供者によるオーストラリア金融業免許の保有義務を免除されています。MUS-SPR は ASIC Class Order
Exemption CO 03/1102 により同様に義務を免除されています。本レポートはオーストラリアの Corporations Act 2001 に定義される
wholesale client のみを配布対象としております。本レポートがカナダにおいて配布される場合、本レポートは MUSI 又は MUS-USA
により配布されます。MUSI および MUS-USA は international dealer exemption の措置により次の各州において金融取引業者としての
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