16/05 - AKchem.com

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-海外化学業界および技術動向に関する情報-
〈5 月度の注目テーマ〉
エンジニアリング樹脂は、自動車、エレクトロニクス、建設分野等でその特質に合わせて使わ
れ、世界的に需要が増しています。今月は、エンプラのうち代表的なポリカーボネート(PC)
、
およびポリアミド(PA)について世界の動向を紹介します。
1: PC および PA の世界動向
*ポリカーボネート(PC)
世界の需要量は、2015 年に前年比 2.6%増加して 380 万トンと推定されます。今後 5 年にわた
って毎年約 3.7%成長して、2020 年に 460 万トンに伸びると予想されます。
用途は、エレクトロニクス分野が 1 番多く、PC 市場の 22%を占め、2020 年までに 25%に達
すると言われます。PC の透明性、強度、外観等が良い機能を生かして、家電製品、スマートホ
ン等の電子デバイスに使われています。電子デバイスは小型化され 1 台当りの PC 使用量が減り
ましたが、台数は劇的に増加したため PC 使用量は結果的に増えました。光ディスク等の光学式
媒体用途は次第に減る傾向です。
建設分野では、北米で商業ビルや個人住宅の建築が増え、屋根からの採光や日光照明、LED の
光拡散等に PC シートおよびフィルムが使われ、北米のシート・フィルム需要は 2015 年に前年比
4%伸びました。今後 5 年にわたって毎年 2.7%成長すると予想されます。
自動車分野は、軽量性と安全性のためガラスや金属の代替が進んでいます。ヘッドライト、テ
ールライト、あるいはオートバイのフロントガラスは代替が済み、ウィンドウガラスやルーフガ
ラスの代替が進みつつあります。
世界の生産能力に関しては、2015 年の平均操業率が 78%で、今後 5 年間もほぼ同様の操業率
を維持すると予想されます。その 5 年間で年産 60 万トン以上の設備投資が計画されています。
追加設備のほとんどは、世界需要の 40%を占める中国内に建設される予定ですが、世界および中
国経済の減速で、中国の PC プラントの投資計画は 1 年以上遅れています。
*ポリアミド(PA)
世界の需要量は、PA の代表格である PA6 および PA66 共にほぼ同量で、これまでの 30 年間、
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世界景気が後退した 3 ヵ年(2001 年および 2008~2009 年)を除いて毎年増加し、2015 年に合
計 740 万トン(推定)になりました。地域的に見ると中国を含めた北東アジアの需要が最も多く、
2010 年に世界需要の 42%から 2015 年には 47%にアップしています。
用途については、自動車分野が PA 需要の成長に重要な推進力になっています。世界の自動車
生産は今後 5 年にわたって毎年 3.5%増加すると予想され、それに加えて CO2 排出削減基準を達
成するため車体の軽量化の推進に PA が一役買っており、PA の耐熱性や強度の機能を利用して金
属部品の代替が進んでいます。例えば、メルセデスベンツ S クラスのエンジンオイルパンに DSM
社(蘭)の Akulon®PA6 が、また同 A クラスのエンジンカバーに EcoPaXX®PA410 が用いられ
ています。内装材としては BMW i3 の運転席および助手席の背もたれに BASF 社(独)の
Ultramid®PA6 が使用されます。タイヤコードやエアバッグの生地には、従来から一般に PA66
が使われています。
供給能力については、世界的に生産設備が過剰です。世界の PA6 の操業率は、2014 年に既に
67%まで低下し 2016 年末には 50%以下になると予想され、2020 年まで低操業状態が続きます。
特に北東アジアでは PA6 が多く、世界の生産量の 58%を占め、中国で計画中の PA 設備の 80%
以上が PA6 です。
PA66 の設備も過剰ですが、PA6 ほどではなく、
2020 年の操業率は 84%になると予想されます。
Invista 社(米)は、2016 年に上海で年産 15 万トンの PA66 工場をスタートさせる予定です。
北東アジアの PA 供給能力は、まもなく西欧に替わって 2 番目に大きい地域になります。
【中国・ASEAN・インド・南米など新興経済国関係】
2: SABIC、中国で化学プロセス研究の提携に署名
SABIC 社(サウジアラビア)は、中国科学院(CAS)および中国石油天然気集団公司(CNPC)
の指導のもとで大連化学物理研究所(DICP)と、触媒およびプロセス開発を共同研究する了解
覚書に署名しました。内容は、メタンからオレフィンや芳香族を生成するプロセスで、グリーン
技術を使って従来よりも効率的で単純なプロセスを目指し、今までの「中国製」と言われる単な
る製造技術から「中国発」の開発技術へと中国の技術転換を図ります。
3: 中国製 PSU、北米に参入
中国の UJU New Materials 社は、流通会社 Conventus Polymers 社(米)を通して北米市場
にポリスルホン(PSU)樹脂の参入を果たします。北米の PSU 事情は、過去数年にわたって需
要が供給を上回り、
「北米の PSU 危機」と言われる状況です。このほど UJU 製 PSU に対して
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NSF International(公衆安全衛生認証機関)や米食品医薬品局(FDA)等の認可が下り、参入
が可能になりました。UJU は、広東省の工場を拡張する予定で、2016 年後半に PSU およびポ
リフェニルスルホン(PPSU)の第 2 生産設備を稼働させ、同時期にポリエーテルスルホン(PES)
も上市する予定です。
4: 中国自動車部品メーカーMPT、メキシコに次いで米国に生産工場の新設を計画
中国大手の自動車部品成形メーカーJiangnan Mould & Plastic Technology(MPT:江南模塑
科技股份有限公司)社は、米国サウスカロライナ州に生産工場を新設する計画です。同工場は、
同社のメキシコ工場に次いで北米の生産拠点になる予定で、4,500 万米ドルを投資して 2017 年下
期の完全操業を目指します。射出成形設備を揃え、自動車のバンパーや関連部品を製造します。
同社は、中国全域に 6 ヵ所の生産拠点があり、2015 年上期の売上は 16 億中国元(2 億 4,600 万
米ドル)
、純利益は 2 億 1,320 万元(3,290 万ドル)です。
5: DuPont、中国で最大級のコンパウンド工場を開設
DuPont 社(米)の Performance Materials 部門は、6 月末に深圳でエンプラのコンパウンドを
生産する新工場をスタートさせる予定です。新工場は、PA 樹脂 Zytel®、ポリフタルアミド(PPA)
樹脂 Zytel®HTN、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂 Crastin®、ポリアセタール(POM)
樹脂 Delrin®等のコンパウンドを生産し、同社にとって最大級のコンパウンド工場になります。
6: A. Schulman、中国で第 2 工場を開設
材料メーカーA. Schulman 社(米)は 4 月 28 日、中国中部の常熟に新工場を開設しました。
新工場では、樹脂に使用する濃縮着色剤の生産から始めて、2017 年にマスターバッチを、また
2018 年にエンプラコンパウンドを生産する予定で、4 年後まで順次拡張します。全体投資額は
3,000 万米ドルです。同社は、既に中国南部の東莞に工場がありますが、中国で第 2 の生産拠点
を作り、活動範囲を広げる予定です。
7: Solvay、上海に自動車部品テスト研究所の設立計画を発表
Solvay 社(ベルギー)の Engineering Plastics 部門は、中国をはじめアジアの自動車産業の顧
客をサポートするために上海に自動車部品をテストする研究所の設立計画を発表しました。自動
車部品テストの必要性が中国やアジアで増しており、同研究所は、ヨーロッパ以外の地域で初め
ての設立で、金属代替アプリケーションの部品を専門に扱う予定です。
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8: BASF、中国にデザインセンターを開設
BASF 社は、5 月に上海でデザインセンターをオープンします。本社のある Ludwigshafen、
および東京に次いで世界で 3 番目に開設されます。同センターは、上海のデザイナーと強い結び
つきを作り、
持続可能なソリューションを導き、
同社の材料を使用するチャンスをもたらします。
9: ドイツ成形機メーカーArburg、台湾子会社を開設
ドイツの成形機械メーカーArburg 社は台湾に子会社を開設しました。新しい子会社の建屋に
は、ショールーム、トレーニングルーム等を備え、4 月 1 日に正式にオープンしました。台湾は
ハイエンドな企業が多く革新的で有望な市場であり、同社は台湾の顧客に対して迅速に踏み込ん
だ技術サポートを行います。
10: 射出成形機メーカーEngel、上海工場の再拡張に 920 万ドルを投資
射出成形機メーカーEngel Holding 社(オーストリア)は、上海工場の生産能力を拡張するた
め 6,000 万中国元(920 万米ドル)を投資します。同社は、2012 年に同工場の能力を 2 倍にする
と発表し拡張しましたが、中国の上位機種の市場は健在で、能力が再び限界に達したため更なる
建設を進め、2017 年春頃に完工する予定です。中国経済の減速下に投資することで、生産性と効
率性に注力でき競争優位性を強化できるとしています。同社は、2014 年に江蘇省に設立した子会
社 Wintec 社で中国のミドルマーケット向けの低価格で汎用的な成形機も生産しています。
11: DSM、中国およびインドで技術施設を新設
DSM社は、アジア市場の急速な進展に対応するため、中国およびインドに技術施設を新設しま
した。中国では、顧客の製造試験に即応するため江蘇省の江陰リサーチセンターに試験生産ライ
ンをスタートさせました。江陰市は、中国のプラスチック工業地帯の中心に位置します。またイ
ンドでは、自動車関係の顧客をサポートするためプネーに研究開発センターを開設しました。イ
ンドにおける自動車メーカーは数多くの技術センターを開設しており、技術的な連携を深めます。
12: 米成形機メーカーMilacron、インドの工場を拡大
樹脂成形機メーカーMilacron 社(米)は、インド西部のアフマダバードにある生産工場の拡張
プロジェクトの第 3 段階を完了しました。同社は、同プロジェクトに 1,800~2,000 万米ドル投資
し、今回の拡張によって年産能力を 1,500 台から 2,100 台に引き上げます。インドの成形機市場
の成長は著しく、拡張によってリードタイムを短くし、機械生産に柔軟性を加えます。同工場で
は、油圧式オール電化射出成形機、ブロー成形機、および押出機を生産します。
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13: ロシアの樹脂加工機械の購入額、2015 年は前年比 26%減
市場調査コンサルティンググループの MRC 社(露)の調査によると、ロシア企業による 2015
年の樹脂加工機械の購入額は、5 億 3,100 万米ドル(推定)で前年比 26%減少しました。2014
年の同 16%減に続き、2 年連続の縮小です。これは、2014 年から始まり 2015 年にさらに悪化し
たロシアの経済危機の影響です。大きな打撃を受けた分野は、射出成形機が 2015 年に同 39%減
の 1 億 6,900 万ドル、
パイプ製造およびブロー成形用の押出機が同 46%減の 5,100 万ドルでした。
明るい兆しは、フィルムやコンパウンド製造の押出機がやや上向きで、2015 年は 1 億 8,800 万
ドルでした。
【欧米・中東関係】
14: CFRP の世界市場、2022 年までに 235 億ドルと予想
事業コンサルティング会社の Grand View Research 社(米)は、炭素繊維(CF)で強化され
たプラスチック(CFRP)の世界市場は、2022 年までに 235 億ドルに到達すると予測しています。
航空宇宙および防衛産業が市場の主要分野で、2014 年に 30%を占めました。自動車産業は、米
国および欧州の燃費規制により車両の軽量化を推進し、2015 年から 2022 年までの成長速度が最
も速い分野と予想しています。また地域では、欧州が最も成長すると見ています。
15: 医療ポリマーのグローバル市場、2021 年に 29 億ドルと予想
産業分析会社 N-tech Research 社(米)は、「世界的な医療ポリマー市場 2016-2025」を報告
しました。それによると医療ポリマーのグローバル市場は 2021 年に 29 億米ドルに達すると予想
されています。インプラント用ポリマーは、そのうち約 17 億ドルを占め、診断システムに使わ
れるポリマーは 10 億ドル以上になるとしています。ポリマーの種類では、ポリメチルメタクリ
レート(PMMA)が最も市場規模が大きく 2021 年に 7 億 4,500 万ドルになり、他にポリスチレ
ン(PS)系、低密度ポリエチレン(LDPE)およびポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を重
要な医療ポリマーに挙げ、それら 4 種類で医療ポリマー市場の 54%を占めると推定しています。
16: Honeywell、PA 事業の売却を考慮中
Bloomberg 社(米)の報告によると、Honeywell International 社(米)は、PA 化学事業の売
却を考慮している模様です。売却範囲には、PA6 原料モノマーのカプロラクタムおよび関連製品
も含まれ、1928 年から操業を続けるバージニア州の北米最大のカプロラクタム工場も入ります。
Honeywell はコメントを辞退しています。
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17: 米コンパウンダーTeknor、ドイツのコンパウンダーを買収
米国のコンパウンダーTeknor Apex 社は、エンジニアリング樹脂および熱可塑性エラストマー
のカスタムコンパウンダーPlastic-Technologie-Service(PTS)社(独)を買収しました。PTS
は、
年産能力 2 万トンの工場があり、
Teknor Apex と 15 年間業務提携を続け、
最近の 1 年は Teknor
Apex のコンパウンドを生産していました。Teknor Apex は、ベルギー、米国、シンガポール、
中国に生産工場があり、今回の買収でドイツが加わります。
18: Solvay、透明で高耐熱性 PES の医療グレードを開発
Solvay 社は、新しい医療グレードの透明な PES 樹脂 Veradel ®HC A-301 を開発しました。同
グレードは、ISO 10993(医療機器の生物学的評価)でテストされ、USP(米国薬局方)クラス
VI(非経口製剤用容器やアクセサリーとして使用)の適合性をクリアする予定です。同グレード
の性能は、同社の PPSU 樹脂 Radel®と同等の耐熱性を示し、またポリエーテルイミド(PEI)
と同等の強度、透明度、寸法安定性や、蒸気滅菌・薬剤殺菌に対する耐性があり、流動性は PEI
よりも優れています。用途として医療診断、モニター、ろ過等の装置のハウジングおよび内部構
造コンポーネントが期待されます。
19: CF で強化した PA 系ブロックコポリマーのコンパウンドを開発
化学メーカーArkema 社(仏)および特殊コンパウンダーXenia Materials 社(伊)は、PA 系
樹脂 Pebax®を CF で強化したコンパウンドを共同開発しました。Arkema の製品 Pebax®は、熱
可塑性ポリエーテル・ポリアミドブロックコポリマーで、Xenia には熱可塑性ポリマーに CF を配
合してコンパウンド化する技術があります。新コンパウンドは、高い剛性を備えながら、低温で
も柔軟性および耐衝撃性があり、また優れた成形加工性があります。スポーツ製品、光学製品、
家電製品の分野に展開する予定です。
20: 旭化成、ドイツに子会社を設立
旭化成は、ヨーロッパのビジネスを拡大するため、ドイツのデュッセルドルフに 100%子会社
の Asahi Kasei Europe(旭化成ヨーロッパ)を設立しました。4 月 1 日からスタートした旭化成
ヨーロッパは、化学、ポリマー、繊維、電子デバイスの販売およびマーケッティングを行います。
旭化成は、4 月 1 日から旭化成ケミカルズ、旭化成せんい、および旭化成イーマテリアルズの子
会社 3 社を吸収してマテリアル事業領域を組織化すると発表していました。
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21: Covestro、LED の冷却エレメント用 PC を開発
Covestro 社(独)は、LED の冷却エレメント用の熱伝導性 PC 樹脂 Makrolon® TC8030 を開
発しました。LED は発光時に熱を放散しますが、十分に冷却しないと光変換効率および寿命の低
下につながります。LED の冷却エレメントには従来アルミニウムが使われていましたが、開発さ
れた PC を用いれば、アルミニウム並みの高い熱伝導率を提供できるうえに高度なデザイン自由
度があり、射出成形で簡単に冷却エレメントの形状を加工できます。
22: Covestro、ガラスウールで強化した PC の開発で日本企業と提携
Covestro 社は、ガラスウールで強化した斬新な PC コンパウンドの開発で Nanodax 社(日)
と業務提携契約を交わしました。Nanodax には、ガラス繊維(GF)より直径が小さく(3~4µm)
柔軟性があるガラスウールで強化したコンパウンド化技術があり、表面平滑性に優れ、極小・極薄
の樹脂成形が可能になります。両社は、自動車、IT、エレクトロニクス分野のアプリケーション
で新 PC コンパウンドの将来性を見込んでいます。
23: より高温に耐える PA を用いた自動車用コネクターの開発
自動車のエンジン小型化、燃焼効率アップ、防音機能向上等でエンジンルーム内が従来と比べ
て更に高温化しており、そこで使われる部品の耐熱劣化の要求水準が上がっています。自動車部
品メーカーAFT Automotive 社(独)は、ブレーキ真空ライン用クイックコネクターの開発に当
たり GF を 30%含有して強化した PA 樹脂のより厳しい熱劣化テストを行った結果、
Akro-Plastic
社(独)の Akromid® C3 GF 30 5 XTC (4499)が最も良好でした。同樹脂は、添加された新安定
剤が樹脂表面に薄膜を作って酸化劣化を防ぐシールド効果があり、熱劣化試験後でも樹脂の強靱
性を維持しています。
24: Lanxess、熱伝導性の良い PA6 コンパウンドを開発
特殊化学品メーカーLanxess 社(独)は、自動車のエレクトロニクス部品用に熱伝導性の良い
PA6 樹脂 Durethan® BTC 75 H3.0 EF を開発しました。
同樹脂には GF を含めた無機成分を 75%
含有させて熱伝導性を高め、120℃における長期耐熱性を備えます。アプリケーション例として、
SFS Intec 社(オーストリア)で射出成形した同樹脂のフランジが Robert Bosch 社(独)の自動
車内部冷却装置のファンモジュールに使われています。
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----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ---------*詳しい内容については、各情報源を参照ください。
<情報源>
1:IHS Chemical Week, 3 月 21 日/ 3 月 28 日号 p.19-24
2:Plastics News.com/China, 4 月 8 日
3:Plastics News.com/China, 4 月 21 日
4:Plastics News.com/China, 4 月 5 日
5:Plastics News.com/China, 4 月 26 日
6:Plastics News.com/China, 4 月 28 日
7:Plastics News.com/China, 4 月 25 日
8:Plastics News.com/China, 4 月 25 日
9:Plastics News.com/China, 4 月 7 日
10:Plastics News.com/China, 4 月 25 日
11:Plastics News.com/China, 4 月 28 日
12:Plastics News.com/China, 4 月 29 日
13:Plastics News.com/China, 4 月 21 日
14:Plastics News.com/China, 4 月 14 日
15:Plastics News.com/China, 4 月 12 日
16:IHS Chemical Week, 4 月 4 日/4 月 11 日号 p.4
17:IHS Chemical Week, 4 月 18 日号 p.5
18:Plastics Technology, 4 月号 p.74
19:Plastics Technology, 4 月号 p.13
20:IHS Chemical Week, 4 月 4 日/4 月 11 日号 p.13
21:Plastics News Europe, 4 月号 p.22
Plastics News.com/China, 4 月 21 日
22:Plastics Technology, 4 月号 p.10
23:Kunstsoffe international, 3 月号 p.54-57
24:Plastics News Europe, 4 月号 p.22
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