平成24年 か き 病 害 虫 防 除 基 準 八女地域農業振興協議会果樹部会 JAふくおか八女 かき部会 2011.12 生育 病害虫 状況 発生時 休 眠 越 期 冬 発 カ 芽 イ 期 ガ 展 葉 期 月旬 対象病害虫 カイガラムシ、ヘタムシ マダラメイガ、コスカシバ 3 コナカイガラムシ類 ― 採光通風改善:密植園はまず縮間伐を行なう。 晩霜対策:万全を期し早くから準備する。 1樹当り 20~40g ― 2倍 スタークル樹幹塗布処理 スタークル樹幹塗布処理: 樹幹塗布処理:多発樹の主幹又は主枝毎 に、幅広く1周きれいに粗皮を削り塗布する。 2000倍 800倍 50cc 125g 300㍑ 加用 デランフロアブル トクチオン水和剤 ○隣接作物がある場合の薬剤散布は十分注意する。 ○西村早生、伊豆は展葉期~開花前に灰色かび病防除 としてゲッター水和剤を散布する。 2000倍 2000倍 1000倍 50cc 50g 100cc 300㍑ 加用 開花直前 デランフロアブル モスピラン水溶剤 アビオンE 33g 66g 500㍑ 加用 ストロビードライフロアブル 3000倍 1500倍 パダンSG水溶剤 ジマンダイセン水和剤 スプラサイド水和剤 500倍 1500倍 200g 66g 500㍑ 加用 キノンドーフロアブル モスピラン水溶剤 1000倍 2000倍 100cc 50g 400㍑ 加用 加用 ジマンダイセン水和剤 アクタラ顆粒水溶剤 500倍 2000倍 200g 50g 誘殺バンド取外し、焼却(2月) 多発樹のみ スタークル顆粒水溶剤 中 炭疽病 フジコナカイガラムシ 炭疽病 カイガラムシ類 中 アザミウマ類 新 梢 伸 長 生 停 理 止 落 果 期 花 芽 分 化 期 灰色かび病・炭疽病 ヘタムシガ・アザミウマ 下 マダラメイガ ハマキムシ 炭疽病 落葉病 上 フジコナカイガラムシ カキノヘタムシガ 開花後期 ○炭疽病被害枝は随時除去し、園外へ処理する。 ○カキノヘタムシガは防除時期を逃さず必ず防除する。 ○ヘタムシ多発園は、アタブロンSC4000倍を散布する。 ○カイガラムシ防除にアプローチBIを使用する。但し、高 温時や展葉期は薬害を生じるので使用しない。 ○フジコナカイガラムシ多発園は、ムラの無いよう散布量 を多くする。 6 中 炭疽病 うどんこ病 下 カイガラムシ類 7 炭 カ 疽 イ 病 ガ ラ ム シ 果 ○摘蕾は果実肥大促進のため必ず実施する。 ○開花期は多くの水分を必要とするため草刈を行なう。 5 び タ 病 ム シ カ イ ガ ラ ム シ 備考 ― 下 上 開 灰 花 炭色 期 疽か ヘ 病 10a当り 散布量 粗皮削り 1 2 4 ラ ム シ 100㍑当り 薬量 農薬名及び濃度 炭疽病 落葉病 上 コナカイガラムシ類 ツノロウムシ幼虫 カメムシ類 中 下 炭疽病 カメムシ類 カキノヘタムシガ 上 コナカイガラムシ類 ヘ タ ム シ 8 炭 カ 疽 イ 病 ガ ラ ム シ 9 加用 農薬使用基準 ストロビードライフロアブル 3000倍 スタークル顆粒水溶剤 2000倍 33g 50g フジコナカイガラムシ 300㍑ 合 ピ レ 剤 カメムシ発生に注意!! 中 台風の影響を受けた場合・・・3日以内にICボルドー412の50倍液を散布する。 炭疽病 100cc 落葉病 1000倍 ビオネクト 下 加用 アタブロンSC 25cc ハマキムシ類 4000倍 (カメムシ) ※ カメムシ発生時は右記薬剤で防除する。 落葉病 以降は 以降は富有のみ 富有のみ 炭疽病 100g 中 1000倍 オーソサイド水和80 うどんこ病 (カメムシ) ※ カメムシ発生時は右記薬剤で防除する。 33g 炭疽病(富有のみ) ストロビードライフロアブル 3000倍 末 カキヘタムシガ・イラガ類 25g フェニックス顆粒水和剤 4000倍 10 ○乾燥前に敷きワラ(敷き草)を行なう。 ○薬害防止のため日中の高温時散布は避ける。 ○炭疽病多発園はICボルドー412の50倍で防除する。 ○ カメムシ防除剤使用基準 カメムシ防除剤使用基準 ※ 実 肥 大 期 300㍑ ○結果過多にならないよう15葉に1果の割合で摘果す る。 ○玉肥として加里を主体に梅雨明け直前に施用する。 250㍑ 倍数 日数 回数 残効 1000 45日 3 B 2000 30日 2 A 2000 14日 2 A 1000 14日 2 A 1000 前日 3 B リ スミチオン水和剤40 1000 45日 3 D アドマイヤー水和剤 1000 7日 3 A ダントツ水溶剤 2000 7日 3 B アクタラ顆粒水溶剤 2000 3日 3 A スタークル顆粒水溶剤2000 前日 3 AA ネ オ ニ コ 系 残効:高い AA――A――B――D 低い 250㍑ ○土壌が過乾燥になる前にかん水を開始する。 ○台風対策として枝が裂けないように結束や支柱を立て る。 ○着色期以降の 着色期以降の展着剤加用は 展着剤加用は薬害の 薬害の恐れがあ るので使用しない。 250㍑ ※秋期の降雨が多い場合は、炭疽病の発生に注意し追 加防除を行なう。発病果は感染源となるので園外へ処理 する。 多発樹の主幹部に誘殺バンドを取付ける。 ○殺菌剤 農薬名 パーマチオン(水) マブリック(水)20 MR.ジョカー(水) テルスター(水) アグロスリン(水) ○殺虫剤 農薬番号 500 45日 2回以内 800 75日 2回以内 015665 500 45日 5回以内 1000 45日 3回以内 009517 500 45日 2回以内 1000 45日 2回以内 020967 5回以内 1000 14日 1500 30日 3回以内 012158 1000 14日 5回以内 1000 7日 3回以内 018211 カキクダ・ヘタムシ・カメムシ・フジコナ 1000 7日 5回以内 2000 7日 3回以内 020798 アザミウマ・ヘタムシ・カメムシ・ コナカイガラムシ類 3000 14日 3回以内 2000 3日 3回以内 020672 ネオ アザミウマ・ヘタムシ・カメムシ・コナカイガラムシ類 スタークル顆粒水溶剤 1000 7日 3回以内 2000 前日 3回以内 020811 5回以内 コナカイガラムシ類 〃 (塗布) 2000 90日 2 発芽期 1回以内 020811 モスピラン水溶剤 1500 前日 6回以内 カイガラムシ類・アザミウマ類 2000 前日 3回以内 019112 ― アプロード水和剤 フジコナカイガラムシ 50 ー 1000 45日 2回以内 015677 IGR ハマキ・ヘタムシ・カキクダ アタブロンSC 4000 14日 3回以内 018138 ヘタムシ・イラガ類 ジアミ フェニックス顆粒水溶剤 4000 7日 2回以内 021917 アザミウマ・ヘタムシ ネオ パダンSG 1500 45日 4回以内 018950 その他 フジコナカイガラムシ・イラガ カーバ オリオン水和剤40 1000 21日 3回以内 018504 ○ 農薬は適量に調剤し出来るだけ散布液が残らないようにする。 合ピ パーマチオン水和剤 1000 45日 3回以内 015458 カメムシ ○ 隣接園への散布薬剤飛散が無いように散布方向や風向き等に注意する。 合ピ マブリック水和剤 2000 30日 2回以内 016714 カメムシ ○ 防除後は、機械洗浄を行い、洗浄液が河川に流入しないように注意する。 合ピ MR.ジョーカー 2000 14日 2回以内 018974 カメムシ ○ 農薬の空き容器は放置せず、適正に処分する。 カメムシ アグロスリン水和剤 合ピ 1000 前日 3回以内 016584 ○ 農薬散布、調合時は保護マスク・防除衣を着用し、自身の安全に努める。 ※スタークル顆粒水溶剤塗布:本剤100g当り水100ccの等量割合で調合し2倍液を作る。1樹に 作った2倍液40~80ccを塗布する。 1 生産履歴の記帳提出100%を励行しましょう! 対象病害 系統 農薬名 マンゼ ジマンダイセン水和剤 ポリカビスダイセン水和剤 炭疽病 落葉病 マンネ エムダイファー水和剤 ビオネクト 銅 うどんこ病・炭疽病 キノンドーフロアブル 炭疽病 キャ オーソサイド水和剤80 炭疽病・灰色かび病 スト ストロビードライフロアブル 灰色かび病 ジェ ゲッター水和剤 デランフロアブル 炭疽病・落葉病 他 トップジンM水和剤 炭疽病 銅 ICボルドー412 倍数 日数 使用回数 農薬番号 010576 010556 010557 021020 017831 021292 019826 017698 021816 013411 018644 対象害虫 フジコナカイガラムシ・アザミウマ フジコナカイガラムシ・イラガ カキクダ・ヘタムシ フジコナカイガラムシ・アザミウマ カメムシ・アザミウマ 2 生産工程管理に取組み、安全・安心果実を生産しましょう。 農薬名 トクチオン水和剤 スミチオン水和剤40 リン ジェイエース水溶剤 スプラサイド水和剤 アドマイヤー水和剤 ダントツ水溶剤 アクタラ顆粒水溶剤 系統 倍数 日数 使用回数
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