調 剤 保 内 規 険 薬 抜 粋 局 用 平成26年5月 西神戸医療センター薬剤部 1 1.錠剤調剤 1)1包化調剤する処方(半錠化含む)(用法毎に 1 包化する) ①「1包化」の指示のある処方(用法毎) ②頓服で錠剤2種類以上の場合 2)1包化しないで投薬する薬剤(表-1参照) 軟カプセル、経口糖尿病薬、吸湿性薬品、冷所保存薬品、取扱上注意を要する薬 品、特殊用法の薬品、その他(変色、配合変化等) 3)原則として割線のある錠剤は、割線のある最小単位まで調剤する。 例外)ダイアモックスは 1/4 まで可能であるが 1/2 までとする。 4)説明書等の添付を必要とする錠剤(表-2参照) 表-1 1包化しないで投薬する錠剤 薬 品 名 薬 品 名 薬 品 名 アイピーディカプセル 100 グリミクロン錠 40mg ネオーラル 25mg カプセル アカルディカプセル 1.25mg グリメピリド錠 1mg ノルバデックス錠 10mg アクトス錠 15 クレストール錠 2.5mg パーロデル錠 2.5mg アクトネル錠 75mg グルコバイ錠 100mg ハーフジゴキシン KY 錠 0.125 アダラートカプセル 10mg コペガス錠 200mg パシーフカプセル 30・60mg アボルブカプセル 0.5mg サラジェン錠 5mg ビオフェルミンR錠 アリセプト D 錠 3・5mg サラゾピリン錠 500mg ビオフェルミン錠 アルファカシドールプセル 0.25μg サリグレンカプセル 30mg プラザキサカプセル 75・110mg アルファロールカプセル 1μg ジゴシン錠 0.25mg ブレディニン錠 50 イムラン錠 50mg ジプレキサザイディス錠 5mg プロマック D 錠 75 イメンドカプセル 80・125mg ジャヌビア錠 50mg ベイスン錠 0.3 イレッサ錠 250 シングレアチュアブル錠 5mg ベネット錠 17.5mg エクア錠 50mg スターシス錠 90mg ペンタサ錠 500mg エストラサイトカプセル 156.7mg ストロメクトール錠 3mg マクサルト RPD 錠 10mg エパデールS900 セイブル錠 50mg メトグルコ錠 250mg エフピーOD 錠 2.5 チガソンカプセル 10 ラジレス錠 150mg MSコンチン錠 10・30mg テモダールカプセル 20・100mg ラステットSカプセル 25mg オーグメンチン配合錠 250RS クラシエ桃核承気湯 オイグルコン錠 2.5mg トラマールカプセル 25mg ラミクタール錠 25mg オキシコンチン錠 5・10・20・40mg トリキュラー錠 21 ルナベル配合錠 LD オパルモン錠 5μg ナゼア OD 錠 0.1mg レベトールカプセル 200mg カバサール錠 0.25・1.5mg ニトロペン舌下錠 0.3mg グラケーカプセル 15mg ニポラジン錠 3mg 2 EKT-61 3 錠/包 ラニチジン錠 150mg 表-2 説明書等の添付を必要とする錠剤 アクトス錠 15 グリメピリド錠 1mg チガソンカプセル 10 ベタニス錠 50mg アクトネル錠 75mg グルコバイ錠 100mg チャンピックス錠 0.5・1mg ベネット錠 17.5mg アコファイド錠 100mg コペガス錠 200mg ドラール錠 15 ペンタサ錠 500mg アサコール錠 400mg コムタン錠 100mg トラムセット配合錠 ミラペックス LA 錠 0.375・1.5mg イグザレルト錠 10・15mg サイトテック錠 200 トリキュラー 21(初回のみ) メトグルコ錠 250mg イリボー錠 5μg サムスカ錠 7.5mg ナゼア OD 錠 0.1mg ラジレス錠 150mg ニトロペン舌下錠 0.3mg リウマトレックスカプセル 2mg イレッサ錠 250 ジスロマック錠 250mg (6 錠未満のみ) ウブレチド錠 5mg ジプレキサザイディス5mg ネオーラル 25mg カプセル リリカカプセル 75mg エクア錠 50mg ジャヌビア錠 50mg バラクルード錠 0.5mg ルナベル配合錠 LD エストラサイトカプセル 156.7mg スターシス錠 90mg ビビアント錠 20mg レキップ CR 錠 2mg オイグルコン錠 2.5mg セイブル錠 50mg フォサマック錠 5 レベトールカプセル 200mg グラケーカプセル 15mg ダイドロネル錠 200mg プラザキサカプセル 75・110mg ワーファリン錠 1mg グリミクロン錠 40mg タミフルカプセル 75 ベイスン錠 0.3 2.散剤調剤 1)予包散剤の取り扱いについて 市販予包剤(表-3参照) A:1回投与包数に制限なし(錠剤同様の扱い) B:1回投与包数が3包以上の場合は秤量する 但し、「包」でオ-ダ-された場合は 無制限ヒ-ト可 2)散剤の秤量について ①1つの薬袋に、2種類以上の秤量散剤を入れないこと。 ②単独に分包するもの 抗生物質製剤、ドライシロップ製剤、その他(表-4参照) ③混合不可 アルカリ製剤(重ソウ、SM散)を別包 ⇔VC製剤、INH 3 3)賦形剤の添加 賦形には 乳糖「ホエイ」(EFC) を使用 ①調剤上賦形剤の添加が必要な場合 1日量が0.5g未満の場合、1日1回・頓服で1回量が0.2g未満の場合 には下記のとおり乳糖を加え、処方箋の備考欄に記載する。 1日1回・頓用の場合・・・・・・16歳以上 16歳未満 0.5g/回 0.3g/回 上記以外の場合・・・・・・・・・16歳以上 16歳未満 1.0g/日 0.5g/日 ※「乳糖少なく」との指示がある場合・・1 包宛 0.1g(1 日 0.5g まで) <例外>ロートエキス散単独の場合は、1日量 100mg 未満の場合、分1・頓服 で 50mg 未満の場合に上記とする。 ②下記の薬品は特例的に賦形剤を加えないで調剤する。 抗生物質製剤、ドライシロップ製剤、顆粒製剤 4)錠剤の磨砕 ①錠剤を磨砕する場合 a)「つぶす」「粉で」「磨砕」等の指示がある場合。 b)錠剤しか採用されていないもので、1回量が均等とならず、照会の結果磨 砕の指示があった場合。 c)磨砕の指示があるが、磨砕すると効果が減弱される等の薬品(表―5)に ついては、原則として磨砕せず、処方医に変更を照会すること。 d)磨砕後、3)の①に規定する量に達さない場合でも(表―6)の薬品につ いては乳糖を加えない。 4)予製散薬 チラーヂン末 100 mg/g (乾燥甲状腺末) ジゴシン散 0.5 mg/g デパス散 1mg/g ※ 予製散薬の量にて 乳糖賦形 3)①を適応する。 ※ 乳糖「ホエイ」(EFC) を使用 4 5)説明書等の添付を必要とする散剤等 アーガメイト 20%ゼリー 25g クレメジン細粒分包 2g ボナロン経口ゼリー35mg アレロック顆粒 0.5% ジスロマック細粒小児用 10% ポルトラック原末 ウラリット-U 配合散 ジスロマック SR 成人用 DS2g ミルラクト細粒 50%<2 才未満> カリメート散 セレニカR顆粒 40% メイアクト MS 小児用細粒 10% キプレス細粒 4mg タミフルドライシロッフ 3% ワーファリン顆粒 0.2% クラバモックス小児用配合ドライシロップ テオドールドライシロップ 20% クラリスドライシロップ 10%小児用 経口用トロンビン細粒 1 万単位 表―3 市販品予包剤 A.1回投与包数に制限なし 薬 品 名 アミノレバン EN 配合散 インタール細粒10% ウラリット-U配合散 エレンタール配合内用剤 B.1回投与量が3包以上は秤量 g/包 薬 品 名 g/包 アデホスコーワ顆粒 10% アルサルミン細粒 90% アレロック顆粒 0.5% SM配合散 1.0 5.0 0.5 0.505 0.6 ジスロマック SR 成人用ドライシロップ 2g 2 タウリン散 98%「大正」 1.02 経口用トロンビン細粒1万単位 1万単位 塩酸バンコマイシン散 0.5g 500mg ポルトラック原末 6.0 ガストローム顆粒 66.7% クラリスドライシロップ 10%小児用 クレメジン細粒分包 2g コランチル配合顆粒 コンバントリンドライシロップ 100mg クラシエ柴苓湯エキス細粒 サワシリン細粒 10% シナール配合顆粒 スルカイン配合顆粒 ユーエフティE配合顆粒 T150 リーバクト配合顆粒 漢方薬(柴苓湯を除く) オキノーム散 5mg・20mg コレバインミニ 83% セルテクトドライシロップ セレニカ R 顆粒 40% 炭酸水素ナトリウム 乳酸カルシウム水和物「ヨシダ」 バクタ配合顆粒 バナンドライシロプ 5% パントシン散 20% PL配合顆粒 1.5 50mg 2.0 1.0 100mg 2.7 100mg 1.0 1.0 5・10mg 50 0.5 1.0 80 カリメート散 キプレス細粒4mg クラバモックス小児用配合ドライシロップ コロネル細粒 83.3% 0.75 4.15 1.0 1.81 フロモックス小児用細粒 100mg ベリチーム配合顆粒 ミルラクト細粒 50% メチコバール細粒 0.1% 5 1.0 2.5mg 1.3 400mg 1.0 1.0 1.0 50mg 1.0 1.0 50mg 1.0 0.5 0.5 表―4 単独で投与する散剤等 薬 品 名 (別薬袋) 規 格 アーガメイト 20%ゼリー25g 25g/個 アトックドライシロップ 40μg 40μg/g 10%アプレゾリン散「チバ」 100mg/g アレジオンドライシロップ 1% 10mg/g イーケプラドライシロップ 50% 500mg/g オキノーム散 5・20mg 5mg/包 オノンドライシロップ 10% 100mg/g クラバモックス小児用配合 DS 0.505g/包 クラリスドライシロップ 10%小児用 100mg/g コンバントリンドライシロップ 100mg 100mg/g サワシリン細粒 10% 100mg/g ジスロマック SR 成人用 DS2g 2g/瓶 ジスロマック細粒小児用 10% 100mg/g セフゾン細粒小児用 10% 100mg/g セルテクトドライシロップ 2% 20mg/g セレニカR顆粒 40% 400mg/g タミフルドライシロップ 3% テオドールドライシロップ 20% 経口用トロンビン細粒 1 万単位 薬 品 名 規 格 ニッパスカルシウム顆粒 100% バクタ配合顆粒 バナンドライシロップ 5% バルトレックス顆粒 50% 塩酸バンコマイシン散 0.5g ピラマイド原末 ファロムドライシロップ小児用 10% 50mg/g 500mg/g 500mg/v フロモックス小児用細粒 100mg ホスミシンドライシロップ 400 ミノマイシン顆粒 2% メイアクトMS小児用細粒 10% 塩酸モルヒネ散 10% ワーファリン顆粒 0.2% 100mg/g 400mg/g 20mg/g 100mg/g 100mg/g 2mg/g 30mg/g 200mg/g 1 万単位 6 1g/包 100mg/g 表―5 粉砕不可の錠剤 薬品名 薬品名 薬品名 アサコール錠 400mg コペガス錠 200mg ファモチジン D 錠 20mg アダラートカプセル 10mg ジプレキサザイディス錠 5mg フェアストン錠 40 アボルブカクセル 0.5mg シロスタゾール OD 錠 50mg フランドル錠 20mg アムロジピン OD 錠 5mg シンフェーズT28 錠 フリバス OD 錠 25mg アリセプト D 錠 3・5mg スタラシドカプセル 100 ブロチゾラム錠 0.25mg アリミデックス錠 1mg ストラテラカプセル 5mg プロテカジン OD 錠 10 アルファカシドールカプセル 0.25μg セレジスト OD 錠 5mg プロマック D 錠 75 アルファロールカプセル 1μg タケプロン OD 錠 15・30 ベシケア錠 OD 錠 2.5mg アレロック OD 錠5 チガソンカプセル 10 ベタニス錠 50mg アロマシン錠 25mg ティーエスワン OD 配合錠 T20・T25 ペンタサ錠 500mg(原則) ウリトス OD 錠 0.1mg デパケンR錠 200 マクサルト RPD 錠 10mg エストラサイトカプセル 156.7mg テモダールカプセル 20・100mg マグミット錠 250・330mg SPトローチ 0.25mg クラシエ桃核承気湯エキス錠 ミニリンメルト OD 錠 120μg エバステル OD 錠 10mg トリキュラー錠 21 ミラペックス LA 錠 0.375・1.5mg エパデールS900 ナウゼリン OD 錠 5mg メスチノン錠 60mg エフピーOD 錠 2.5 ナゼア OD 錠 0.1mg ユニフィル LA 錠 200mg MSコンチン錠 10・30mg ニトロペン舌下錠 0.3mg ヨウ化カリウム丸 50mg「日医工」 オーグメンチン配合錠 250RS ネオーラル 25mg カプセル ラステットSカプセル 25mg オキシコンチン錠 5・10・20・40mg ノルバデックス錠 10mg ラニチジン錠 150mg オパルモン錠 5μg ハイドレアカプセル 500mg リスパダール OD 錠 1mg カソデックス OD 錠 80mg パシーフカプセル 30・60mg リスモダン R 錠 150mg グラケーカプセル 15mg パリエット錠 10mg ルナベル配合錠 LD グルコバイ錠 100mg ハルナール D 錠 0.2mg レキップ CR 錠 2mg クレストール錠 2.5mg ビビアント錠 20mg レベトールカプセル 200mg 表―6 粉砕後乳糖を加えないカプセル剤 イソメニールカプセル 7.5mg イトリゾールカプセル 50 イメンドカプセル 80mg・125mg デトルシトールカプセル 4mg トラマールカプセル 25mg ネキシウムカプセル 20mg エクセラーゼ配合カプセル エブランチルカプセル 30mg ケタスカプセル 10mg サインバルタカプセル 20mg ペルサンチン-Lカプセル 150mg ヘルベッサーRカプセル 100mg 7 3.内用液剤調剤 1)当院採用の投薬瓶(下線はハイカップ瓶) 30ml、60ml、100ml、150ml、200ml、300ml 500ml 2)使用する瓶の大きさ 下記の条件を満たさず、瓶が2本以上になる時は出来るだけ少ない本数で、均等 の日数、回数になるようにし、同じ大きさの瓶で同じ目盛りを使う。 3)15日以上の長期投与の瓶 3.7)も参照 16 歳以上:分3で10日、分4で7日まで希釈。 16 歳未満:7日まで希釈。 頓用:14回分まで希釈。15回以上は分1の長期とみなし、10 回分(16 歳未満 は 7 回分)を基準に調剤する。(原液投与は除く:<例>デパケンシロップ 10ml 60日分は500ml と100ml の瓶) 表-7 小児(16 歳未満) 瓶 <例外>皮膚科アタラックスPシロップ 小児(16 才未満) 限度目盛 原液の総量 瓶 限度日数 限度目盛 原液の総量 30ml 12 30ml 以下 30ml 2日 8 20ml 以下 60ml 15 60ml 以下 60ml 3日 12 40ml 以下 100ml 21 100ml 以下 100ml 5日 16 80ml 以下 150ml 21 150ml 以下 200ml 7日 28 180ml 以下 200ml 28 113~200ml 300ml 10日 30 280ml 以下 300ml 30 201~300ml 500ml 30 500ml 以下 表―8 大人(16 歳以上) 限度日数 限度目盛 原液の総量 100ml 2日 10 80ml 以下 200ml 5日 15 180ml 以下 300ml 10日 30 280ml 以下 500ml 10日 30 450ml 以下 分3の場合「限度日数」 「限度目盛り」 「原液の総量」の3条件を満たす最小の瓶で投薬。 分2の場合は「限度目盛り」「原液の総量」の2条件を満たす最小の瓶で投薬する。 8 4)デパケンシロップ、デカドロンエリキシル、インクレミンシロップ、イトリゾール内 用液 原則として原液で投与する。 5)投薬瓶が2本以上にわたって投薬する場合は、同じものである事を明記したシールを チャック付きビニール袋に貼付する。 6)メプチンシロップを含有する場合は、精製水を用いて希釈する。 7)内用液剤は原則として14日分までとする。 14日を超えて投薬する場合は1本の瓶は水で希釈し、他の瓶は原液で投与し、 投薬瓶にシール「この瓶は原液です、矢印まで水を加えてください」を貼付し、 チャック付きビニール袋に説明書を貼付する。 8)単味・原液投与する薬剤 アルロイドG、イソバイド、ラクツロース、ファンギゾンシロップ、トリクロリー ルシロップ、アルファロール液、ケーツーシロップ、リスパダール内用液 ・ 上記薬品はカップまたはスポイドを添付して投薬する。 ・ 「1回 ml お飲みください」の用法指示をする。 9)処方に「原液投与」の指示がある場合は原液投与し、投薬時に患者説明する。 10) 「加水少なく」との指示の場合、総量にもとづいて該当する目盛りのある最小の瓶を 使用し、最少希釈する(原液可)1目盛りにて調剤する。 11)麻薬内用液剤 (塩酸モルヒネ) ①10%塩酸モルヒネ散を予製してあり、加水して塩酸モルヒネ水を調剤している。 ②1回服用量が 10ml となるように調剤する。 ③投与日数は7日を限度とする。 4.外用剤調剤 容器について(キャップ色、規格) 軟膏 色 規格 その他 色 規格 ボアラ軟膏プロペト等量混合 橙 20,50g プリビナ点鼻液 緑 5ml マイザークリームオイラックス等量混合 桃 20,50g 5 倍希釈オキシドール点耳液 白 10ml 白色ワセリン(プロぺト) 白 20,50g アズノール軟膏 藤 亜鉛華単軟膏 クリーム 20,50g サリチル酸ワセリン軟膏 緑 50g 20,50g 9 1)特殊製剤 ①10%ファンギゾン含そう剤 500ml/本 ファンギゾンシロップ 50ml を精製水 500ml に混和して、外用ポリ容器に て投薬する。 ②アセモトール 100ml/本 酸化亜鉛 5.8333g ハッカ油 0.0833ml タルク 5.8333g 硫酸アルミニウムカリウム 0.8333g サリチル酸 0.4167g 局方エタノール 8.3333ml グリセリン 3.3333ml 精製水を加えて全量 100ml ③フラジール膣錠の軟膏への混合処方 Rp. フラジール膣錠 1錠 混合 プロペト 25g 混合 1 日 2 回から 3 回塗布 製剤方法:フラジール膣錠を粉砕し、軟膏板上で流動パラフィンを少量加 えなじませてから、プロペト25gとよく混合する。 ④5 倍希釈オキシドール点耳薬 10ml(生食で希釈) オキシドール 2ml 生理食塩液 8ml 混合し、点耳薬とする 5.その他 1)薬袋作成について 原則として1処方に1薬袋を用いるが、下記の場合には薬袋が別に作成されるよ うにプログラムされている。 ① 2種類以上で、1回の服用錠数が異なる場合。 ② 用法、用量が患者に理解し難いと判断される薬品が含まれている場合。 ③ 水剤とドライシロップ剤が同一処方内にあり、特に用法指示のない場合。 ④ 用法や保存方法の異なる薬品が含まれている場合。 例)トローチ等 ⑤ 経口糖尿病薬が含まれている場合。「このお薬は糖尿病薬です」の明記。 ⑥ 錠剤1包化扱いの薬剤と秤量散剤が含まれている場合。 ⑦ 錠剤1包化扱いの錠剤または秤量散剤とヒートシール扱いの錠剤及び予包剤 が含まれている場合。 ⑧ 1処方が混合不可などにより、2種類以上の秤量散剤に分かれる場合。 ⑨ 1薬袋に1処方分が入らない場合。 10 2)頓服薬の薬袋について 頓服薬は原則として薬袋を1つとする。 錠剤が2種類以上の時は、1包化扱いとする(1包化しない指示の時でも頓服指 示優先)。なお錠剤1包化で扱わない錠剤が2種類以上あり、1回の服用個数が異 なる場合は、薬袋に色・形・大小等を明記する。 3)当院においては1)2)に従って薬袋を作成してきたが、各薬局においては通例に 従って作成するものとする。ただし、患者様に懸念が生じないように説明をお願い します。 11
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