国土交通省中部地方整備局 三重河川国道事務所 平成27年1月6日 23 2月8日(日) 中勢バイパス 津(野田~久居)工区が開通 ~つながる効果 企業から期待の声~ 1.概 要 のだ たかち゛ゃやこもりちょう 国道23号中勢バイパス津工区(三重県津市野田~津市高茶屋小森町)の開通 日が平成27年2月8日に決定しましたのでお知らせいたします。 なお、当日の開通時間、式典など詳しい内容については、後日お知らせします。 <開通日> <開通区間> 平成27年2月8日(日) 中勢バイパス 津(野田~久居)工区 三重県津市野田~津市高茶屋小森町 延長6.0km <開通により期待される効果> ○通過交通がバイパスへ転換、国道23号現道・津市街地の渋滞が緩和 ○輸送効率アップ、顧客拡大など、沿線企業から期待の声 ○津波の影響を受けない、災害時の復旧支援ルートを確保 2.配付資料 別紙-1 別紙-2 別紙-3 別紙-4 開通区間の概要 期待される開通効果①:渋滞緩和 期待される開通効果②:地域経済の活性化 期待される開通効果③:復旧支援ルートの確保 3.配 布 先 三重県政記者クラブ、三重県第二県政記者クラブ 4.解 指定なし 禁 5.問い合わせ先 国土交通省中部地方整備局 三重河川国道事務所 調査第二課長 松本 康弘(まつもと やすひろ) 電話 059-229-2220 FAX 059-229-2238 ホームページアドレス http://www.cbr.mlit.go.jp/mie/ 道路の異状を発見したら ・ ・ ・ 道路緊急ダイヤル #9910 (通話料無料・24時間受付) 開通区間の概要 別紙-1 ■中勢バイパスは、中勢地域(鈴鹿市、津市、松阪市)の渋滞緩和、地域開発支援、 災害に強いネットワークの確保を目的として計画された延長約33.8kmの道路で す。 ■このうち、津工区(津市野田~津市高茶屋小森町 延長6.0km)が平成27年 2月8日(日)に暫定2車線で開通します。 ■今回の開通により、中勢バイパスの計画延長33.8kmのうち、約8割(28.1km)が 開通します。 ■位置図 中勢バイパス 延長33.8km 久居IC 306 津IC 1 津市 23 津市役所 凡 例 中勢バイパス今回開通区間 中勢バイパス(既開通区間) 高速道路 一般国道 その他の道路 42 至 伊勢市 鈴鹿 市役所 23 H30年度開通予定※ ※開通予定は、標準的な工程を想定した場合であり、 至 四日市市 至 松阪市街 165 鈴鹿市 鈴鹿市御薗町 三重県庁 至 四日市市 163 津市河芸町三行 松阪市 至 亀山市 芸濃IC 写真② 写真① 至 伊勢市 至 亀山市 (起点)鈴鹿市北玉垣町 至 伊賀市 津市野田 一志嬉野IC 今回開通区間 津市高茶屋小森町 (終点)松阪市小津町 至 名張市 今後の予算状況や施工上の条件変更等により変更があります。 ■現在の工事状況 現在、舗装工事、区画線工事、照明灯工事などを施工中です。 写真① 至 松阪市 写真② 至 鈴鹿市 至 松阪市 至 鈴鹿市 平成26年12月撮影 2 平成26年12月撮影 期待される開通効果①:渋滞緩和 別紙-2 ■国道23号現道や津市街地エリアでは、朝夕の通勤時間帯を中心に、主要交差点 で渋滞が発生しています。 ■今回の開通により、津市街地を迂回するバイパスを形成し、通過交通がBPへ転換、 国道23号現道や津市街地内の渋滞が緩和することが期待されます。 現在の交通状況 至 名張市 165 至 伊賀市 久居IC 一志嬉野IC 至 亀山市 163 至 亀山市 306 津IC 鈴鹿市 津市 至 伊勢市 三重県庁 写真② 大倉交差点 松阪市 写真① 津市役所 垂水交差点 上浜二 交差点 至 鈴鹿市 栗真中山町 交差点 23 至 松阪市街 至 四日市市 23 42 主要渋滞箇所 ※ 主要渋滞区間 ※ 今回開通区間 凡 例 中勢バイパス今回開通区間 中勢バイパス(既開通区間) 高速道路 一般国道 その他の道路 主要渋滞エリア ※ 至 伊勢市 ※出典:中部地方整備局「地域の主要渋滞箇所」 写真①(垂水交差点) 至 至 写真②(栗真中山町交差点) 鈴鹿市 至 至 松阪市 165 163 松阪市 平成26年12月撮影 平成26年12月撮影 津IC 今回の開通により 津市街地の渋滞損失時間が 久居IC 2割減少 23 23 鈴鹿市 (交通量推計により算出) :渋滞損失算出エリア 3 期待される開通効果②:地域経済の活性化 別紙-3 ■中勢バイパスの開通により、人の移動や物流がスムーズになり、地域経済の活性 化を支援します。 ■地域の企業からは、輸送時間短縮、輸送コスト削減、顧客拡大等につながるなど、 今回開通の整備効果に期待する声が出ています。 ■沿線企業の期待 物流事業A社 製造業B社 中勢バイパスの整備により、四日市方 面の輸送時間・輸送コストともに削減され、 業務の効率化につながるので助かります。 中勢バイパスの整備により、 製品の輸送時間・輸送コスト ともに削減が期待されます。 輸送時間が短くなった分だ け、生産活動に余裕が出来、 生産時のミスも少なくなると 思います。 【物流事業A社⇔四日市物流拠点の輸送時間と輸送コスト】 ※ 輸送時間 輸送コスト 年間40万円削減 片道19分短縮 74分 55分 (開通前) (開通後) 350万円 (開通前) (開通後) 至 伊賀市 163 芸濃IC 津市街地の渋滞回避 至 伊勢市 津IC 久居IC 中勢バイパス スーパーC社 スーパーC社 スーパーC社 A社 津市役所 スーパーC社 三重県庁 津市街地の 渋滞エリア 津市 松阪市 鈴鹿市 23 四日市市 至 伊勢市 至 四日市市街 至 松阪市街 23 鈴鹿市役所 スーパーC社 物流センター 三重県地方 卸売市場 開通前のルート 開通後のルート 1 スーパーC社 B社 凡 例 中勢バイパス今回開通区間 中勢バイパス(既開通区間) 鈴鹿IC 高速道路 一般国道 その他の道路 306 165 一志嬉野IC 至 亀山市 至 亀山市 至 名張市 390万円 23 A社 物流拠点 今回開通区間 三重県地方卸売市場 スーパーC社 物流センター 輸送時間・コストともに削減できる。 振動が少なく、早く運べるため、野菜や 鮮魚等、輸送する品物の鮮度を保てる。 また、津・鈴鹿からの仕入客の増加に 期待している。 物流センターから各店舗への 配送時間と輸送距離が短くなるので 輸送コスト削減やドライバーの負担 軽減も期待している。 中勢バイパスの開通後には、 配送ルートの見直しを考えている。 ※ 中勢バイパスは60km/h、その他の道路はH22道路交通センサスの混雑時旅行速度にて試算 輸送コスト=1日のトラック台数×走行距離×燃費×365日 にて燃料費の削減額を試算 1日のトラック台数はA社ヒアリング結果より設定 燃費は中勢バイパス開通前、開通後におけるkm当り燃料費(推計値)を算出 4 出典:事業者ヒアリング結果 期待される開通効果③:復旧支援ルートの確保 別紙-4 ■南海トラフ巨大地震の津波では、人口・産業が集中する沿岸部で浸水が予測され ています。 ■今回の開通により、津波の影響を受けない、迂回ルートを形成し、大規模災害時に は地域のための復旧支援ルートになります。 至 名張市 至 亀山市 至 亀山市 至 伊賀市 今回開通区間 迂回ルートを形成 至 四日市市 至 伊勢市 津市 写真① 鈴鹿市 至 四日市市 至 松阪市街 :浸水予測箇所 津波被災時のイメージ 至 伊勢市 凡 例 中勢バイパス今回開通区間 中勢バイパス(既開通区間) 高速道路 一般国道 その他の道路 出典:三重県HP「津波浸水予測図(平成25年度地震被害想定調査) 至 鈴鹿市 至 伊勢市 写真① 中勢バイパスは浸水予測箇所を通過しているが、 盛土構造のため浸水しない。 平成26年12月撮影 5
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