ボリュームビューセット ポケットカードのご案内

EC C E
Edwards Critical Care Education
ボリュームビューセット
ポケットカードのご案内
エドワーズライフサイエンスの新製品、ボリューム
ビューセットはEV1000クリニカルプラットフォームに接
続することで、肺の状態を含めたボリュームパラメータ
の測定が可能となります。より重症な患者の血行動態
モニタリングにお役立ていただきたい情報をポケット
カードにまとめましたので、ぜひご活用下さい。
販売名:ボリュームビューカテーテル/承認番号:22300BZX00361
販売名:EV1000 クリティカルケアモニター/認証番号:22300BZX00363
販売名:フロートラック センサー/承認番号:21700BZY00348
販売名:プリセップCVオキシメトリーカテーテル/承認番号:21800BZZ10117
販売名:モニタキット/承認番号:20100BZZ01182
製造販売元
本社:東京都新宿区西新宿6丁目10番1号
Tel.03-6894-0500
edwards.com/jp
© 2012 Edwards Lifesciences Corporation.
All rights reserved. EW-2012- 017
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0
ボリュームビューセットとは
VolumeView
ボリュームビュー
10
大腿動脈から挿入するボリュームビューカテーテルとCVCマニ
フォールドおよび中心静脈圧モニタリングキットで構成されていま
す。フロートラック センサーを接続することで、心拍出量等を連
続的に測定することが可能です。
ボリュームビューセット
20
ボリュームビュー
カテーテル
30
40
CVCマニフォールド
中心静脈圧
モニタリングキット
50
60
70
フロートラック
センサー
◦ショックや肺水腫による呼吸状態の悪化を認め、呼吸、循環管
理における厳密な水分コントロールが必要となる場合
100
◦心不全、熱傷、多発外傷、敗血症、肺炎、大手術後など様々な
重症患者
90
適応症例
80
プリセップCV
オキシメトリーカテーテル
(中心静脈カテーテル)
110 mm
VolumeView
ボリュームビュー
ボリュームビューを使用する場合の接続
3
2
4
1
生体情報
モニター
5
1. ボリュームビューカテーテル*1
2. CVCマニフォールド
3. 中心静脈カテーテル*2
4. 中心静脈圧モニタリングキット
5. フロートラック センサー
* 1 ボリュームビューカテーテルは 4Fr(16cm)、5Fr(20cm)の 2 種類あります。
* 2 ScvO 2 を表示するには
ボリュームビューシステムでは、プリセップ CV オキシメトリーカテーテルを中
心静脈カテーテルとして使用することにより、中心静脈血酸素飽和度(ScvO 2)
を連続的にモニタリングすることができます。
第2版EW-2011-076
EW-2011-076 初版
GEF
%
GEDV
mℓ
GEDI
mℓ/m2
PBV
mℓ
mℓ
ITBI
mℓ/m2
心臓の収縮力の
指標
全拡張終期容量
拡張期の全心房
心室内の血液量
前負荷の指標
全拡張終期容量係数
(650-800)
GEDVを体表面積
で除算したもの
肺血液量
肺血管透過性係数
(<3.0)
胸腔内血液量
胸腔内血液量係数
(850-1000)
肺血管内の血液量
肺血管内血液量と
肺血管外水分量の
比により算出される
肺水腫の鑑別(心原
性or非心原性)に
用いられる
左右の心房・心室
および肺血管内の
血液量
70
ITBV
全心駆出率
(>20)
60
-
肺血管外水分量を
PBW(予想体重)
で除算したもの
50
PVPI
肺血管外水分量係数
(0-7.0)
40
mℓ/kg
30
ELWI
肺血管外水分量
20
mℓ
10
EVLW
説明
肺水腫の状態を
表す指標
0
パラメータ
( )内は基準値範囲
VolumeView
ボリュームビューで
測定可能なパラメータ
ITBVを体表面積で
除算したもの
80
90
100
110 mm
VolumeView
ボリュームビューで
測定可能なパラメータ
パラメータ
()内は基準値範囲
概要図
EVLW
mℓ
肺血管外水分量
ELWI
mℓ/kg
肺血管外水分量係数
(0-7.0)
全心駆出率(>20)
GEF
%
GEDV
mℓ
GEDI
mℓ/m2
PBV
mℓ
肺血液量
PVPI
-
肺血管透過性係数(<3.0)
ITBV
mℓ
胸腔内血液量
ITBI
mℓ/m2
ITTV*
mℓ
全拡張終期容量
全拡張終期容量係数
(650-800)
胸腔内血液量係数
(850-1000)
胸腔内熱容量
*モニター上に数値は表示
されません
※それぞれの測定部位を図で示しています。
第2版EW-2011-076
EW-2011-076 初版
心原性肺水腫
◦肺炎◦熱傷
◦敗血症◦外傷など
◦心不全◦腎不全
EVLW
上昇
上昇
ITBV
正常or低下
上昇
PVPI
上昇
正常
原因疾患
10
非心原性肺水腫
(ARDS)
0
非心原性/心原性肺水腫のパラメータの変化
VolumeView
ボリュームビュー
パラメータの考え方
20
30
各種ショック時のパラメータの変化
血液分布
異常性ショック
◦外傷
◦熱傷
◦脱水
◦消化管出血
など
◦敗血症
◦脊髄損傷
◦アナフィラ
キシーなど
低下
上昇~低下
上昇
低下
ITBV
正常~上昇
低下
上昇~低下
70
低下
上昇
60
CO
SVR
50
原因疾患
◦心筋梗塞
◦心タンポ ナーデなど
循環血液量
減少性ショック
40
心原性
ショック
80
90
100
110 mm
VolumeView
ボリュームビューボーラス
の方法
❶
❷
経肺熱希釈測定
熱希釈測定
注入液容量
15 mL
肺切除
なし
パラメータ
係数
アクションボタンから熱希釈測定を
選択してください。
注入液容量、肺切除の有無などを
入力してください。
❸
❹
注入
「お待ち下さい」⇒「注入」と表
冷水注入後計算し、測定値が表示
示が変わったら、冷水を注入してく されます。
必要な回数の冷水注入後
ださい。
「レビュー」ボタンを押してください。
❺
❻
冷水注入は1セットで最大6回まで
可能です。削除したい熱希釈曲線
の上にタッチすると、熱希釈曲線
の上に×印が表示され、平均値の
計算を行う際に除外されます。熱
希釈曲線確認後、
「有効化」ボタン
を押してください。
上記画面が表示されたら、ホーム
ボタンを押してください。モニタリ
ング画面に戻ります。
第2版EW-2011-076
EW-2011-076 初版