研修案内(PDF:489KB)

各位
平成 27 年 2 月吉日
一般社団法人埼玉県作業療法士会
会 長 星 克司
第 1 回 埼玉県作業療法士会認知症専門研修会
中級コース開催のご案内
拝啓 時下、皆様におかれましては益々御健勝のこととお喜び申し上げます。
団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年度を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分ら
しい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提
供される地域包括ケアシステムの構築が求められています。また、高齢者人口の約 1 割が認知症高齢者、要
介護認定者の約 6 割が認知症高齢者であり、今後も増加が予想されている現状があり、加えて、認知症高齢
者の半数は在宅生活をしており、各介護サービスにおいても認知症への対応が求められています。そして、
各地域の実情に応じた医療サービスから介護サービスへのシームレス(切れ目のない)なサービス提供とその
ための対応や連携が重要であり、
各自治体では、今後地域包括ケアシステムの構築を含めた街づくりを行い、
その際には認知症施策に主眼においた街づくりが求められています。
厚生労働省は、認知症施策検討プロジェクトチームが平成 24 年 6 月にとりまとめた「今後の認知症施策の
方向性について」や、同年 8 月に公表した認知症高齢者数の将来推計などに基づいて、「認知症施策推進 5
か年計画(オレンジプラン)」を策定しています。この計画では、「認知症になっても本人の意思が尊重され、
できる限り住み慣れた地域の環境で暮らし続けることができる社会」を目指し、医療・介護サービス、見守
りなどの日常生活支援サービスを地域で包括的に提供することができる体制を構築が求められます。その為
に、①標準的な認知症のケアパスの作成・普及、②早期診断・早期対応、③地域での生活を支える医療サー
ビスの構築、④地域での生活を支える介護サービスの構築、⑤地域での日常生活・家族の支援強化、⑥若年
性認知症施策強化、⑦医療・介護サービスを担う人材の育成の 7 つの視点に立った施策を進めています。
以上のように国を挙げて地域支援・認知症施策が進められてきている中、人材育成は重要な課題になって
います。そこで、当埼玉県作業療法士会においても認知症の方に対する専門的な人材育成を目的とした研修
会を開催するにいたりました。
今回の認知症に対する実践研修を実施することで、認知症リハビリテーションの理解並びに技術等の向上
を図る。またできる限り自分らしい生活を継続できるようにリハビリテーションの立場から適切な支援やサ
ポートができることとし、各地域において認知症のリハビリテーションリーダーとして対応できる基礎知識
を修得する。その為に、①認知症リハビリテーションの基本知識及び技術を理解し説明できる。②認知症の
人並びに家族の方に対して、自分らしい生活を継続できるようにリハビリテーションの立場から適切に支援
できるようにする。③リハビリテーション専門職として、地域におけるリーダーとして対応や助言をできる
ようにする。④地域における認知症も対する理解を深める為に多職種との連携を図り、社会資源の整理並び
に活用や啓発活動等のリーダーとして対応できる知識等を修得する。
敬具
*本研修会は一般社団法人埼玉県作業療法士会による修了証が発行されます。
*日本作業療法士協会会員の方に関しましては生涯教育ポイント(基礎コース4ポイント)が発行され
ます。
1.
主
催
一般社団法人埼玉県作業療法士会
2.
概
要
1) 課目名
実践力向上(中級コース)
2) 目的
認知症の人と家族における生活支援の重要性を理解しリハビリテーションの立場からの具体的支援方
法を整理し知識並びに技術の向上を図る。
3) 内容
別紙プログラム参照
3.
日
時
2015 年 2 月 28 日(土)~2015 年 3 月 1 日(日)
1 日目 受付 8:40~、講義 9:00~17:05
2 日目 9:00~17:20
4.
会
場
文京学院大学 ふじみ野キャンパス 西館 2F W201
〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保 1196
*ふじみ野駅前よりスクールバスが発着しております。ご利用ください。
*スクールバスダイヤ:http://www.u-bunkyo.ac.jp/about/page/schoolbus.html
*3/1(日曜日)は、臨時運行になります。
文京学院大学スクールバス運行時刻
2/28(土)
ふじみ野駅発
35 分, 45 分
大学発
8時
17 時
10 分, 40 分
18 時
10 分
3/1(日)
ふじみ野駅発
15 分,40 分
大学発
8時
17 時
25 分, 50 分
5.
受講要件、及び定員
(1)埼玉県作業療法士会認知症専門研修初級コース修了者、認知症専門看護師、認知症ケア専門士、認知
症サポーター・キャラバン・メイト, 認知症ライフパートナー応用検定修了者
(2)定員 150 名程度
6.
参加費用
埼玉県作業療法士会会員、会員以外の方ともに 5,000 円(2 日間)
7.
参加申し込み
1)参加申し込み締め切り 平成 27 年 2 月 20 日(金)
2)参加申し込み方法
下記 QR コード、または URL から申込みサイトへアクセスし、必要事項を入力してお申込み下さい。
※お申し込み後に、必ずご登録頂いたメールアドレスに返信しています。2 日経っても返信がない、文字
化けして読めないなどありましたらお手数ですが、下記メールアドレスまでご連絡をお願いいたします。
※文字化けの場合は、文字のエンコードを Unicode(UFT-8)にするなど変更していただくと解決する場合
がありますので試してみてください。
※携帯メールの場合は、迷惑フィルターの設定や、特有のアドレス(
「..」
「__」など、ドットやアンダー
バーが二つ以上連続するなど)によって返信できない場合が多くありますのでご留意願います。
参加申込メールフォーム
https://business.form-mailer.jp/fms/d90f820139301
8.
参加費払込手続き

事前申し込み後に、コンビニ振り込み用紙を郵送いたしますので、参加費の振込みをお願い申し上
げます。事前振込の確認を持って、参加確定になります。

参加費払込期限 平成 27 年 2 月 26 日(木)
9. お問い合わせ先:〒356-8533 埼玉県ふじみ野市亀久保 1196
文京学院大学 保健医療技術学部 作業療法学科
埼玉県認知症専門研修 事務局担当 古田常人
FAX:049-261-7942
メール: [email protected]
中級コース講師紹介
篠澤
竹也(しのざわ・たけや)
略歴
埼玉県高齢介護課 認知症・虐待防止担当
福祉部高齢介護課主事
講義内容
◆認知症施策
埼玉県の認知症施策について
伊藤
まつ江(いとう・まつえ)
略歴
介護家族 /(公社)認知症の人と家族の会 埼玉県支部 世話人
埼玉県社会福祉士会 ぱあとなあ 登録成年後見人
認知症キャラバンメイト
講義内容
◆家族機能の理解と支援
介護心理,介護家族の思いや負担の理解 / 早期受診支援方法 / 家族支援の実際,取り組み / ケアの
難しい人の受け皿づくり / 家族,周囲の方の心理・行動の理解 / 終末期ケアにおける倫理的課題と意
思決定 / 終末期ケアにおける介護家族へのサポート
西浦
裕子(にしうら・ゆうこ)
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
福祉機器開発部 福祉機器臨床評価研究室 研究員 作業療法士
略歴
平成 20 年に作業療法士免許を取得し、名古屋大学大学院医学系研究科博士前期・後期課程に所属し
ながら、介護老人保健施設で約 3 年半勤務。在学中に、オーストラリアのアデレード大学へ 8 ヶ月間交
換留学し、教育学等を学びつつ高齢者施設で OT ボランティアを行っていた。帰国後、認知症介護研究・
研修大府センターの非常勤研究員となり、認知症のリハビリテーションプログラム、いきいきリハビリ
の開発と研修会の実施を行っていた。
現在の所属は、
「国立障害者リハビリテーションセンター研究所
福祉機器開発部
福祉機器臨床評
価研究室」研究員。軽度認知症高齢者の自立を支える福祉機器、ロボット開発および研究事業に携わっ
ている。また、認知機能障害に対する福祉機器の国際基準、ISO 規格作成のエキスパート登録、国際作
業部会へ参加している。
講義内容
◆生活支援の専門知識Ⅱ(環境)
認知症の人の環境の意味と捉え方,環境調整 / 家屋構造の調整,福祉機器・環境支援機器の知識
植田 恵(うえだ・めぐみ)
帝京平成大学健康メディカル学部言語聴覚学科 准教授 / 言語聴覚士 / 順天堂医院のメンタルクリ
ニック
略歴
国立リハビリテーションセンター学院卒,桜美林大学老年学研究科博士課程修了(博士(老年学))。
病院で言語聴覚士として勤務後,国際医療福祉大学を経て,現職。
認知症に関連する主な活動
1994 年より国立精神・神経センター武蔵病院(現国立精神医療研究センター)もの忘れ外来にて認知
症の評価・相談に携わる。現在は順天堂医院のメンタルクリニックで週 1 回同業務を行っている。
著書
植田恵:認知症の評価・ケアとリハビリテーション.藤田郁代,関啓子編 標準言語聴覚療法シリー
ズ
高次脳機能障害学,医学書院,2009.
植田恵:言語聴覚士の役割.日本認知症ケア学会編
認知
症ケア専門士標準テキスト第 3 巻 改訂 4 版・認知症ケアの実際 II:各論,ワールドプランニング,2013.
講義内容
◆コミュニケーション技術
認知症の診断と経過に応じたコミュニケーション能力のアセスメント / 認知症の人のコミュニケー
ション能力を高める支援 / 認知症の特性を踏まえたコミュニケーションスキル
石井
利幸(いしい・としゆき)
医療法人社団慈泉会介護老人保健施設ひもろぎの園 リハビリテーション科長
/ 作業療法士
略歴
1999 年国際医療福祉大学保健学部作業療法学科卒業。2000 年医療法人社団慈泉会 介護老人保健施設
ひもろぎの園入職。リハビリテーション科長、作業療法士として現在も勤務。2001 年痴呆介護指導者養
成研修修了。
主な社会的活動
認知症介護指導者養成研修(認知症介護研究・研修仙台センター)講師/福島県認知症介護実践研修
講師/山形県認知症介護実践研修講師/認知症介護指導者ネットワーク副代表(2005 年-2012 年)/一般社
団法人 日本作業療法士協会
平成 25 年度老人保健健康増進等事業「老人保健施設における効果的退所
支援の在り方検討事業」班長/ 認定介護福祉士(仮称)の在り方に関する検討会 ワーキング委員 等。
著書・論文
基礎から学ぶ介護シリーズ
事例で学ぶ新しい認知症介護.中央法規.2008
(分担執筆)、作業療
法マニュアル 50 入所型作業療法.
(社)日本作業療法士協会.2012 (分担執筆)
石井利幸,小賀野操,下田信明: アルツハイマー型認知症者のお茶入れ遂行中に見られた誤反応パ
ターンの分析.作業療法 31(4)
,
:409-414,2012.
講義内容
◆生活支援の専門知識Ⅳ(支援トピックス 1)
認知症への生活行為向上を踏まえた支援の実践
稲橋 秀樹(いなはし・ひでき)
医療法人社団心の絆 蓮田よつば病院
QOL 推進部長・地域サービス事業部部長兼地域医療相談室室長 /作業療法士
略歴
2001 年に作業療法士の免許取得。飯能老年病センター、医療法人社団翠会和光病院、医療法人社団松
弘会トワーム小江戸病院等で認知症のリハビリテーションを入院患者様、デイケア利用者様に実践。ま
た、重度認知症デイケアの開設、病院の立ち上げに携わりながら認知症リハビリテーションやケアにつ
いて専門職のみならず、広く普及啓蒙活動を行う。
認知症高齢者の地域生活支援を目指し、医療と介護と地域をつなぐ活動を行っている。川越市介護認
定審査会委員、介護系学校の非常勤講師等。
現在は、医療法人社団心の絆蓮田よつば病院にて QOL 推進部長・地域サービス事業部部長兼地域医療
相談室室長として勤務。
講義内容
◆認知症の対応
認知症状とパーソンセンターケア・センター方式アセスメント / 行動・心理症状への対応 /
残
存機能の考え方と活かし方
浅野 有子(あさの・ゆうこ)
介護老人保健施設『涼風苑』 リハビリ室長
認定作業療法士 / 主任介護支援専門員 / 茨城県ケアマネージャー協会 副会長
略歴
1959年 福岡県生まれ。1982年 新潟県犀潟リハビリテーション学院作業療法学科卒業。
埼玉県にて4ヶ所の身障病院(東所沢病院・新所沢潤・和病院・天草病院・上尾中央病院)に勤務。
富士見市・吉川町・杉並区・三郷町の地域ケアに非常勤勤務。1989年(社福法人)恵和社会復帰セ
ンター開設勤務。精神障害者授産、援護寮の訓練・指導・援助。1993年 医療法人 青洲会神立病
院勤務。作業療法部門開設・リハセンター・老健『さくら』
・デイケアセンター・訪問リハ部門開設。2
000年 介護老人保健施設『涼風苑』勤務。
主な社会的活動
茨城県ケアマネージャー実務・現任研修指導者 / 主任介護支援専門員 講師。日本介護支援専門員協
会
施設介護支援専門部会委員。
“これからのリハビリテーションの在り方検討委員会”実務者会議委員。
精神障害者・認知症者支援歴 25 年。
著書
認知症介護支援・認知症リハビリの実践報告 認知症ケア最前線他
日本作業療法士協会作業療法マニュアル 認知症者に対する作業療法 他
講義内容
◆生活支援の専門知識Ⅰ(ADL別支援)
リハビリテーションにおける対人交流への援助 / リハビリテーションにおける食事(摂食・嚥下ケア)
への介入 / リハビリテーションにおける排泄への援助 / リハビリテーションにおける清潔・整容への
援助 / 認知症ケアプラン
◆生活支援の専門知識Ⅴ(事例検討)
守口 恭子(もりぐち・きょうこ)
健康科学大学作業療法学科 教授 / 専門作業療法士(認知症)
略歴
1950年東京都生まれ、広島県育ち。
大学を卒業後、出版社勤務10年を経て、1983年国立療養所東京病院附属リハビリテーション学
院に入学、作業療法士を目指す。卒業後は、長谷川病院(精神科作業療法)
、老人保健施設枚岡の里、高
齢者在宅サービスセンターシャローム南沢に勤務。1996年北里大学医療衛生学部専任講師。200
1年筑波大学大学院教育研究科修士課程終了。2003年より健康科学大学作業療法学科教授。認定作
業療法士、専門作業療法士(認知症)
。
趣味は、音楽を聴く、刺繍などの手仕事をする、朝のスープを作る。
著書
「高齢期における認知症のある人への作業療法」
(三輪書店)、
「老年期障害の作業療法」
(共著、三輪
書店)
、
「基礎作業学」
(分担執筆、医学書院)
、
「作業療法実践の仕組み(事例編)」
(分担執筆、協同医書
出版社)など。
講義内容
◆生活支援の専門知識Ⅲ(原因別支援)
アルツハイマー型認知症への作業療法の実践 / 脳血管性認知症への作業療法の実践 / レビー小体型
認知症への作業療法の実践 / 前頭側頭型認知症への作業療法の実践
◆生活支援の専門知識Ⅴ(事例検討)
山口 智晴(やまぐち・ともはる)
群馬医療福祉大学 准教授 / 作業療法士
略歴
群馬医療福祉大学 准教授/日本作業療法士協会 認知症の人の生活支援推進委員会 / 25,26年度 前
橋市認知症初期集中支援チーム・リーダー
認知症関連業績・社会的活動など
高崎市における認知機能低下の抑制効果に関する研究報告書/前橋市認知症初期集中支援チームH25年
度設置促進モデル事業実施報告書/アルツハイマー病の非薬物療法(日老医誌 2012;49:437―441)/ア
ルツハイマー病における病識低下と残存する病感の検討-患者の病感の理解に基づく共感的ケアがBPSDを
未然に防ぐことにつながる-(老年精神医学雑誌 23(増刊-2): 203-203, 2012.)/認知症患者に対する社
会資源の活用 ―現状と将来への展望―(プラクティス 29(1): 73-79, 2012.)など
講義内容
◆生活支援の専門知識Ⅳ(支援トピックス2)
認知症初期集中支援における実践
◆生活支援の専門知識Ⅴ(事例検討)
認知症専門研修中級コース プログラム
認知症専門研修実行委員会
日程;平成27年2月28日(土曜日) 場所;文京学院大学
目的
(1日目)
講義 時間
9:00~
9:15
1
認知症の人と家族における生活支援の重要性を理解しリハビリテーションの立場からの具体的支援方法を整理し知識並びに技術の向上を図る。
科目
時間
配分
開講式
5
10
9:15~
認知症施策
9:45
30
内容
講師(敬称略)
あいさつ
オリエンテーション
1 埼玉県の認知症施策について
篠澤 竹也 氏
埼玉県 福祉部 高齢介護課
認知症・虐待防止担当
1 介護心理、介護家族の思いや負担の理解
講義;家族の心理や思いについて理解する。
2 早期受診支援方法
3 家族支援の実際、取り組み
2
9:55~ 家族機能の
11:10 理解と支援
75
4 ケアの難しい人の受け皿づくり(特に前頭側頭型認知症)
5 家族、周囲の方の心理・行動の理解
3
生活支援の
11:20~
専門知識Ⅱ
12:20
(環境)
12:20~13:10 休憩
60
13:10~ コミュニケー
14:25 ション技術
講義;倫理的課題と現状を知り意思決定の意義を理解する。
7 終末期ケアにおける介護家族へのサポート
講義;終末期における介護家族へのサポート課題と実践を理解する。
1 認知症の人の環境の意味と捉え方、環境調整
2 家屋構造の調整、福祉機器、環境支援機器の知識
50
75
講義;早期受診支援方法の知識と実際について理解する。
伊藤まつ江 先生
講義;事例報告をとおして現状と課題について理解する。
(介護家族、社会福祉士、元・地
域包括支援センター職員)
講義;事例報告をとおして現状と課題について理解する。
(公・社)認知症の人と家族の会
講義;家族、周囲が抱える心理・行動について理解する。
埼玉県支部世話人
6 終末期ケアにおける倫理的課題と意思決定
西浦 裕子先生
環境調整の意義と実際を理解する。
作業療法士
国立障害者リハビリテーションセン
ター研究所 福祉機器開発部 研究員 家屋改造の調整などの実際を理解する。
昼食・休憩
1
4
認知症の診断と経過に応じたコミュニケーション能力のア
セスメント
2 認知症の人のコミュニケーション能力を高める支援
植田恵先生
言語聴覚士
帝京平成大学
3 認知症の特性を踏まえたコミュニケーションスキル
3
5
14:35~ 生活支援の専
門知識Ⅳ(支援
15:25 トピックス1)
15:35~ 認知症の対
17:05 応
習得目標
50
2 認知症への生活行為向上を踏まえた支援の実践
90
1 認知症状とパーソンセンターケア・センター方式アセスメン
ト
2 行動・心理症状への対応
3 残存機能の考え方と、活かし方
コミュニケーション能力のアセスメントの基礎並びに実際を理解する。
コミュニケーション能力を高める支援の基礎並びに実際を理解する。
認知症の特性並びに経過を考慮した本人並びに家族とのコミュニケーション
並びに実践を理解する。
石井利幸 先生
介護老人保健施設ひもろぎの園 認知症に対して、環境や関わりの中で、興味・関心、役割などを意識し
た、支援方法を理解する。
作業療法士
稲橋秀樹先生
蓮田よつば病院
作業療法士
講義・GW;パーソンセンタードケアの概論と実践について理解する。
パーソンドセンターケアの視点からの対応について理解する。
リハビリテーションの視点から残存機能並びに活かし方を理解する。
認知症専門研修中級コース プログラム
認知症専門研修実行委員会
日程;平成27年3月1日(日) 場所;文京学院大学
目的
(2日目)
講義 時間
認知症の人と家族における生活支援の重要性を理解しリハビリテーションの立場からの具体的支援方法を整理し知識並びに技術の向上を図る。
科目
時間
配分
内容
講師(敬称略)
リハビリテーションの視点から対人援助の基本並びに実践を理解す
る。
1 リハビリテーションにおける対人交流への援助
2
1
9:00 生活支援の専
~ 門知識Ⅰ(ADL 120
11:00 別支援)
リハビリテーションにおける食事(摂食・嚥下ケア)への介
入
3 リハビリテーションにおける排泄への援助
4 リハビリテーションにおける清潔・整容への援助
浅野有子先生
リハビリテーションの視点から食事の基本並びに実践を理解する。
介護老人施設涼風苑
作業療法士
リハビリテーションの視点から排泄の基本並びに実践を理解する。
茨城県ケアマネージャー協会副
会長
リハビリテーションの視点から清潔・整容の基本並びに実践を理解す
る。
5 認知症ケアプラン
2
11:10 生活支援の専
~ 門知識Ⅲ(原因 80
12:30 別支援)
12:30~13:20 休憩
2
45
13:20 生活支援の専
~ 門知識Ⅲ(原因 40
14:00 別支援)
1 アルツハイマー型認知症への作業療法の実践
2 脳血管性認知症への作業療法の実践
習得目標
事例を通して、認知症のケアプランの立て方について理解する。
守口 恭子先生
専門作業療法士(認知症)
健康科学大学 教授
アルツハイマー型認知症(急性期・回復期・維持期)の支援・介入方法、
及び作業療法の実践を理解する。
脳血管性認知症(急性期・回復期・維持期)の支援・介入方法、及び作
業療法の実践を理解する。
昼食・休憩
3 レビー小体型認知症への作業療法の実践
4 前頭側頭型認知症への作業療法の実践
3
14:10 生活支援の専
~ 門知識Ⅳ(支援 40
14:50 トピックス2)
3 認知症初期集中支援における実践
4
15:00 生活支援の専
~ 門知識Ⅴ(事例 120
17:00 検討)
1 認知症支援計画
5
17:00
~
17:20
評価
20
(2日目研修についてアンケート実施)
守口 恭子先生
専門作業療法士(認知症)
健康科学大学 教授
山口智晴先生
群馬医療福祉大学
作業療法士
レビー小体型認知症への支援・介入方法、及び作業療法(急性期・回
復期・維持期)の実践を理解する。
前頭側頭型認知症への支援・介入方法、及び作業療法(急性期・回復
期・維持期)の実践を理解する。
認知症初期集中支援における実践を理解する。
山口智晴先生、守口恭子先生、
講義・GW;援助計画の意義と実際を理解しGWで実施する。
浅野有子先生