プレスリリース 2015 年 3 月 5 日 2015 年ミラノ国際博覧会 日本館 「2015 年ミラノ国際博覧会」の開幕直前 日本館の展示内容詳細をはじめ、レストラン提供メニューやユニフォームが決定 “特別大使”にハローキティ就任 2015 年 5 月 1 日から 10 月 31 日の 184 日間、イタリア・ミラノで開催される「2015 年ミラノ国際 博覧会」(以下、「ミラノ万博」)の開幕まで、残り 2 カ月を切りました。 ミラノ万博は、「地球に食料を、生命にエネルギーを」をテーマに、約 140 の国と国際機関が参加 し、それぞれ魅力的なパビリオンを展開します。 日本館の出展にあたっては、農林水産省および経済産業省を幹事省、国土交通省を副幹事省、日本 貿易振興機構(ジェトロ)を参加機関として、鋭意準備を進めております。 このたび、日本館の展示内容詳細をはじめ、ジャパンデーの詳細、イベント広場参加自治体・団体、 レストラン提供メニュー、アテンダントユニフォームなどが決定しましたので、ご案内申し上げます。 ※日本館公式ウェブサイトはこちら: www.expo2015.jp <プレスリリース> ■日本館の展示 ■ジャパンデー ■イベント広場 ■レストラン ■ユニフォーム ■ハローキティ特別大使就任 ■日本館サポーター ■協賛団体・企業 <別添> 資料① 展示詳細 Scene III INNOVATION 資料② 展示詳細 Scene IV COOL JAPAN DESIGN GALLERY 資料③ フードコートメニュー 資料④ イベント広場参加自治体・団体 1 ■日本館の展示 ~“Harmonious Diversity”を巡る旅~ “Harmonious Diversity” に込められたメッセージ それは、自然を慈しみ、食に関わる様々な人びとを想う、感謝の気持ち このメッセージを、産地から食卓まで、「食を巡る遥かなる旅」の体験を通して、 来場者へ届けます。 【展示メッセージ】 あらゆる生命を慈しみ、自然と共生する日本の農。 多様な発酵食品や植物性蛋白質を中心とした一汁三菜に代表される 栄養バランスに優れた日本の食。 伝統と革新によって生み出され育まれた多彩な日本の食文化。 「共存する多様性」を相互に尊重し感謝する精神を礎に、地球的課題に独創的に取り組み、 明るい未来を切り拓く。 2 【展示の構成】 PROLOGUE ●人と自然が共に生きる相生(あいおい)の世界 人と自然の「相生」を物語る正面の映像スクリーンでは、雨に恵ま れた日本と、人による環境破壊と再生を、書画で展開します。光と影、 生と死、相反するようで、どちらかが欠けても存在できない様々な事 象を、日本語の彫刻に。その左右の壁面には、ヨーロッパにも馴染み ある日本文化浮世絵の連作のように見立て、日本の壌土を育む豊かな 水の、四季をめぐる物語「雨の一生」 。エントランスを一つの「絵巻物」 のようにし、人と自然が共に生きる日本を、日本館の始まりの空間と して表現します。 Scene I HARMONY ●自然と寄り添い、多様な恵みを育む日本の食の産地 多雨・多湿な気候で急峻な土地に切り拓かれた日本の水田は、水をその土地に留め、地表を水が覆うことにより、 豊かな植生と生物多様性を保持する国土を生み出しました。そして、人びとはそこから食の恵みを得ると同時に、洪 水や渇水など、時に災いをもたらす自然をも治めてきました。このような営みを、自然と共生する日本の農林水産業 として、豊かな生態系が維持されなければ生息できない「コウノトリ」をシンボルに紹介します。 ZONE 02 ZONE 01 壁に設置されたハーフ・ミラーの無限反射と映像装置を組み合わせた幻想的な空間。 最新のプロジェクションマッピング技術により、四季折々の農村風景を演出。 ZONE 01 イメージ CG+テキストメッセージ ZONE 02 コウノトリに誘われ、日本の産地を巡る旅。 映像に囲まれた空間で、インタラクティブに展示体験できる。 3 Scene II CORRIDOR ●日本庭園の石畳をイメージさせる細長い「おもてなし」の回廊空間 回廊では、音と香りで季節感を演出し、日本各地で見られる四季折々の風景と祭事を紹介。 「押し花アート掛け軸」や「香り演出」など季節感を醸し出す演出を施し、壁面に は映像装置が設置された 8 つのショーウィンドーを配置。 その中で「四季折々の農村風景と生き物たち、四季の祭り」を紹介します。また、指 向性スピーカーにより季節感のある音の演出も展開します。 Scene II DIVERSITY ●日本の農と食、食文化の多様性、さらなる拡がり 世界には様々な農業があり、それに応じた多種多様な食があります。また日本でも同様に、気候や風土に応じて各 地域で独自の農と食、食文化が育まれ、世界からも学びながら、さらなる拡がりをみせています。このゾーンでは農 と食、食文化に関する 1,000 を超えるコンテンツを一望することで、世界と日本の「多様性」を実感していただきます。 産地から食卓まで多種多彩なコンテンツが流れ落ちる「ダイバーシ ティの滝」。滝壺に漂うコンテンツに手を触れると、関連する様々な 情報が映し出されるインタラクティブ体験を提供。 室内に入り、あらかじめインストールしておいたスマートフォンの日本館アプリを起動させ、正しくセットすると 自分のエリアが青く発光。興味のある画像にタッチすると、その画像が体験者の目の前に移動し、スマートフォンに 取り込まれます。退館後にアプリにアクセスすると本展示エリアで取得した画像が蓄積されており、その他のコンテ ンツもアーカイブページで閲覧することができます。 4 Scene II LEGACY ●未来につながる伝統の知恵と技。日本食は「未来食」 「一汁三菜」「発酵・天日干し」「出汁・うま味」「口内調味」「地域や季節に応じた多様な食文化」など、古来 より日本食に込められた様々な知恵と技が、普遍的な価値となって、地球上の人びとの健康的な食生活に貢献する「未 来食」となることを訴求します。 日本食に込められた伝統の知恵と技が凝縮されるショーケース。 「一汁三菜」など栄養バランスに優れた日本の食生活もグラフィ カルに紹介。 メッセージウォール 日本食の未来に向けた可能性や 日本の風土と、農の営みを紹介 食のショーケース 食材から加工品、料理までを 圧倒する量で見た目にも 楽しく賑やかに展示 食育ウォール 未来につながる取り組みとして、 食育への取り組みを紹介。 一汁三菜ウォール 一汁三菜の基本構成と料理の技と心 をわかりやすく伝えたグラフィック展示 5 Scene III 別添資料①をご覧ください INNOVATION ●地球的課題に対し独創的に取組む「日本のクリエイティブ・ソリューション」 世界の様々な食料生産や食生活を、互いに認め合い尊重しながら、独創性に富んだ取組みを行う日本の姿勢を示し ます。その中で、農業や食の画一化、食料の偏在化と栄養バランスの偏りなどの地球規模の課題を共有し、その解決 に向け、農林水産業と地域社会に根ざして人びとの生活を向上させる協同組合組織の確立、栄養バランスに優れた伝 統的な日本型食生活、自然と共生する持続的な農業生産の取組みなどを提案し、国境を越えた食と食料生産支援の国 際貢献や科学・工学など分野を越えた先端技術なども紹介します。 現代の地球が抱える様々な問題を可視化し、課題解決に向けた日本の最先端の技術開発や国際貢献の取り組みを紹 介するフューチャー・ラボ空間。正面の「Future Globe Stage」ではモリゾー・キッコロ、コウノトリ、そしてロボット といった様々なキャラクターが登場し、地球が抱える課題に対する日本のソリューションの数々を情緒的なストーリ ーに織り交ぜてご紹介します。 ●触れる地球 (Interactive Globe) 食にまつわる地球規模の課題や、それらに対する日本のソリューションを、ビッグデータや写真画像を「触れる地 球(Interactive Globe) 」で用いながらインタラクティブに紹介。 地球儀 1 課題 1)生命の豊かさを支える「水田」の活用 人口爆発と 食糧危機 2)食糧危機から世界を救う「大豆食」 3)地球の土を再生する「土壌微生物」の見える化 4)マグロ・ウナギの「完全養殖」 地球儀2 す 地球儀3 課題 食の不均衡 (肥満・栄養不足) 伝統食の喪失 食品ロス・廃棄 課題 気候変動 危機に瀕する 世界の農業 1)世界の人々の健康に貢献する「うま味」 2)持続可能な資源活用で伝統食を守る 3)「ミドリムシ」の食料・エネルギー等への活用 4)食品廃棄を減らす「先端保存技術」 1)気候変動に適応する品種開発「イネゲノム」 2)情報技術による農業革命「精密農業」 3)人が創りあげる自然「里山・里海」 4)夢の技術「人工光合成」 地球儀4 課題 食の偏在化 1)家族農業・小規模農家を支える「協同組合」 2)アフリカ・アジア農業支援 3)「給食支援」による国際協力 4)食料安全保障を高める「都市農業」 6 Scene IV COOL JAPAN DESIGN GALLERY 別添資料②をご覧ください ●伝統と革新がもたらす“クールジャパンダイニング” 日本の食文化では、四季折々の食材や料理に合わせた食器も大切な役割を演じます。和食器の形やデザイン、それ を作り出す伝統のワザが現代にも伝承され、伝統的工芸品として日常に使われています。このゾーンは、空間から食 器に至るまで、トータルプロデュースされたギャラリー空間です。その中で、新進気鋭のアーティストによる感性を 伝統で培われた匠のワザにより表現した様々な和食器を、伝統の技を継承し発展させる「クールジャパンデザイン」 として世界に発信していきます。 伝統と革新がもたらすスタイリッシュな「クー ルジャパンダイニング」。「匠の技」と「先端デザ イン」の共存による日本食文化の多様な広がりを 紹介。 Scene IV FOYER - JAPAN SHOW CASE ●魅惑的な“クールジャパンコンテンツ” このゾーンはライブパフォーマンスシアターのウェイティング空間です。シアターガイダンスの他、アニメ、ファ ッションなどの最新ライフスタイルや、日本各地の観光資源、伝統文化の魅力を映像で紹介する「ジャパンショーケ ース」です。 また、日本館で活用される新技術や農と食に関する新技術も合わせて来場者に紹介します。 シアターガイダンス映像 VISIT JAPAN 7 COOL JAPAN 伝統の技 Scene V LIVE PERFORMANCE THEATER ●食卓から始まる人びとの想い、絆。日本食は世界をつなぐ「地球食」 食に関わる全ての人びとや自然の恵みに対する感謝の気持ちを表す言葉「いただきます」や「ごちそうさま」。 この言葉を共有することで、家族の絆を深め、友情を育み、コミュニケーションの輪を拡げていきます。一体感の ある観客参加型のショー演出を通して、日本食が、世界の人びとを笑顔でつなぐ「地球食」となることを体感してい ただきます。 日本館の締めくくりとなる、レストランスタイルのシアターでは、来館者がダイニングテーブル風の客席に着席し てショーを観賞。正面性のある一般的なシアター空間ではなく、ダイニング空間であることを重視した、一体感のあ る円形劇場スタイル。弧を描くように並ぶダイニングテーブル風の客席に囲まれたセンターステージでは、演出の進 行に合わせてキャストがパフォーマンスを行う。観客が囲むメディアテーブルのインタラクションとキャストのパフ ォーマンス、大型映像空間演出により、一体感のあるショーを展開。世界の人々の思いがつながり、笑顔となって喜 びを分かち合う、ダイナミックな参加型エンタテインメント・シアター。 春の演出イメージ。日本の四季に合わせてショーが進行 8 複数の映像ディスプレイを配したメディアテーブル 来場者一人一人がインタラクションを楽しめる 【日本館展示プロデューサー】 ●内藤 純 電通 イベント&スペース・デザイン局 局長 国際博覧会において、数多くのパビリオンをプロデュース。2005 年の愛・地球博では、 トヨタグループ館の総合プロデューサーをはじめ、大型イベントやショールーム、店舗 開発、都市開発など、多くの実績を誇る。また、スペース、映像、グラフィック、プロ ダクトなど幅広い領域でのクリエイター人脈とプロダクションネットワークを有する。 プロデューサーからのメッセージ ミラノ(イタリア)は食の聖地であると同時に、デザイン・アート分野においても世界を魅了し続けている国際都 市です。そこで開催される万博の日本館出展に向けて、世界で活躍する日本のトップクリエイターの方々が集結して くれました。また、展示事業者は日本ディスプレイ業界の雄である乃村工藝社と丹青社のコンソーシアムです。日本 代表として、最強のチームが一丸となって、日本館の来場者に最高の感動体験を提供したいと思います。 【参加クリエイター】 ●紫舟/PROLOGUE 書家・アーティスト。日本の伝統的な書を、書画・メディアアート・彫刻へと昇華させ、 世界に日本を発信。世界からも高い評価を受け、2014 年、ルーブル美術館 Carrousel Du Louvre フランス国民美術協会展では、日本代表アーティストに選出され、全作品で「金 賞」、またフランスを代表する美術館や博物館の審査員による最高賞「審査員賞金賞」 も受賞。書や日本の文化が芸術の域にあることを世界に伝えることに成功した。文化庁・ 2020 年に向けた文化イベント等の在り方検討会委員。ミラノ万博日本館サポーター。 ●猪子 寿之/Scene I HARMONY、Scene II DIVERSITY チームラボ代表。2001 年東京大学工学部計数工学科卒業と同時にチームラボ創業。チー ムラボは、プログラマー、エンジニア、数学者、建築家、CG アニメーター、Web デザイ ナー、グラフィックデザイナー、絵師、編集者など、スペシャリストから構成されてい るウルトラテクノロジスト集団。2014 年には、ニューヨーク Pace Gallery にて個展 「teamLab: Ultra Subjective Space」を開催。また、「Art Basel - Hong Kong」、「シンガポ ールビエンナーレ 2013」等で作品の展示を行い、2014 年 11 月末からは、これまで発表 してきたアート作品と最新のデジタルテクノロジーを使ったアトラクションを一度に体 験できる「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」を東京にて開催中(2015 年 5 月 10 日まで)。 9 ●竹村 真一/Scene III INNOVATION 京都造形芸術大学教授。Earth Literacy Program 代表。「触れる地球」(2005 年グッドデ ザイン賞・金賞、2013 年キッズデザイン内閣総理大臣賞)や「100 万人のキャンドルナ イト」、「Water 展」「コメ展」(@六本木デザインサイト 21_21)などを企画・制作。 東京丸の内で「触れる地球ミュージアム」を主宰。東日本大震災後、政府の「復興構想 会議」専門委員に就任。国連 UNISDR より「国連防災白書」のコンセプトデザイン・デ ィレクターに指名される。著書に『地球の目線』『宇宙樹』『地球を聴く』(坂本龍一 氏との対談)など。「宇宙樹」は高校の国語の教科書に採録。 ●清水 亮司/Scene III INNOVATION クリエイティブ・ディレクター、CM ディレクター。1991 年ロボット入社、以降 TVCM を中心に数多くの映像作品を手掛ける。主な受賞歴は 2014 年 ACC 賞ファイナリスト「キ リンビール 淡麗グリーンラベル 草原レース篇」、2011 年度電通広告賞優秀賞「セブ ンイレブンジャパン企業 CM」など。また、CM 以外の主な作品として、2005 年「愛・地 球博」三菱未来館展示映像「もしも月がなかったら」のコンセプトデザイン、2011 年東 京モーターショー TOYOTA ブース映像総合演出、2014 年東芝未来科学館のメイン・ス クリーン映像総合演出など。 ●佐藤 オオキ/Scene IV COOL JAPAN DESIGN GALLERY デザインオフィス nendo 代表。1977 年カナダ生まれ。2002 年早稲田大学大学院理工学 研究科建築学専攻終了後、デザインオフィス nendo を設立。建築、インテリア、プロダ クト、グラフィック、エキシビジョン等、幅広い領域で活躍する日本のトップデザイナ ー。エルメス、ルイヴィトン、バカラなど海外クライアントも多く、ミラノサローネに は 2003 年より参画。Wallpaper*誌をはじめとする世界的なデザイン賞を数々受賞。MoMA (米)や V&A 博物館(英)など世界の主要美術館に多数の作品が収蔵される。 ●齋藤 精一/Scene V LIVE PERFORMANCE THEATER ライゾマティクス代表取締役、東京理科大学理工学部建築学科非常勤講師。建築デザイ ンをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000 年から NY で活動を開始。その後 フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006 年にライゾマティクスを設立。建築 で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティ ブの作品を多数作り続けている。2009 年-2014 年国内外の広告賞を多数受賞。2013 年 D&AD Digital Design 部 門 審 査 員 、 2014 年 カ ン ヌ 国 際 広 告 賞 Branded Content and Entertainment 部門審査員。 10 ■ジャパンデー 万博では、会期中、各参加国の参加を称えるナショナルデーが開催されます。日本のナショナルデ ーである「ジャパンデー」は、2015 年 7 月 11 日(土)に決定しました。 ジャパンデーでは、会場中で公式式典や様々な催事が行われます。その中でも屋内最大規模で行わ れる文化公演は、2005 年愛・地球博の理念継承団体であり、日本館に特別協力を頂いている一般財 団法人地球産業文化研究所が主催し、日本館が共催するイベントです。愛・地球博閉幕から 10 年間、 着実に受け継がれてきた、愛・地球博の理念「自然の叡智」の継承を軸とし、食に関する地球的課題 解決に取組むミラノ万博の場にて、食と命を育む、豊かな自然や生物等との関わり等を、文化交流を 通じて、メッセージとして世界へと発信します。 【文化公演 ●名称: ●主催: ●共催: ●日程: ●時間: ●会場: 開催概要】 「ジャパンデー文化公演」(仮) 一般財団法人地球産業文化研究所(GISPRI) http://www.gispri.or.jp/menu.html ミラノ万博日本館 2015 年 7 月 11 日(土) 開場 16 時 30 分、開演 17 時 30 分、終演 18 時 30 分(いずれも予定) ミラノ万博会場内オーディトリアム(会場キャパシティ: 約 1,200 名) 【文化公演 出演者】 ●きゃりーぱみゅぱみゅ 歌手・モデル。フルネームは、きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみ ゅ。高校を卒業した 2011 年夏に、ワーナーミュージック・ジャパンから、中田ヤス タカ(CAPSULE)プロデュースによるミニアルバム「もしもし原宿」でメジャーデ ビュー。 2012 年 5 月に発売した初のフルアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」 は、オリコンデイリーチャート初登場1位、さらに iTunes でも日本総合チャートや 世界各国のエレクトロチャートで1位を獲得。その後、自身初となる全国ツアー、 日本武道館単独公演、NHK 紅白歌合戦初出場と快進撃を続ける。 2013 年には、初 めてのワールドツアー(8 つの国と地域、13 都市)を大成功させ、2013 年 6 月に満 を持して発表したセカンドアルバム「なんだこれくしょん」は、オリコンウィーク リーチャート初登場 1 位を獲得。そして 2014 年、2 度目となるワールドツアー(11 の国と地域、15 都市)も大成功で終え、サードアルバム「ピカピカふぁんたじん」 は、北南米、欧州、オセアニア、アジア圏など世界 4 大陸、15 ヶ国(地域)で同時 発売。2 作連続となるオリコンウィークリーチャート初登場 1 位を獲得。そして約 3 万 5 千人を動員したホールツアー 「きゃりーぱみゅぱみゅの雲の上の HEAVEN’S DOOR」(15 都市 17 公演)、10 月 18 日よりスタートした自身最大規模のアリーナツ アー「きゃりーぱみゅぱみゅの からふるぱにっく TOY BOX」(9 公演)が大盛況 のうちに終了した。そのかわいい容姿からは想像がつかないほど自由奔放で、オリ ジナリティ溢れる表現でファンを魅了し続けている。アーティスト活動とファッシ ョン面での活動を掛け合わせた、「HARAJUKU」のアイコンとしての存在が、全世 界から注目を集める。ミラノ万博日本館サポーター。 11 ●宝生流第二十世宗家 宝生 和英(ほうしょう かずふさ) 1986 年 19 代宗家宝生英照の長男として生まれる。祖父・18 代宝生英雄、父・宝生 英照に師事。平成 3 年「西王母」子方で初舞台を踏む。平成7年「岩船」で初シテを勤 め、これまでに「鷺」「石橋(連獅子)「道成寺」「翁」「乱」を披く。平成 20 年宝生流 20 代 宗家を襲名。東京藝術大学非常勤講師、公益社団法人宝生会常務理事。演能会「和の 会」を主宰する。 能楽プロデュース/NPO 法人せんす www.sense-nohgaku.com ●紫舟 書家・アーティスト。日本の伝統的な書を、書画・メディアアート・彫刻へと昇華 させ、世界に日本を発信。世界からも高い評価を受け、2014 年、ルーブル美術館 Carrousel Du Louvre フランス国民美術協会展では、日本代表アーティストに選出さ れ、全作品で「金賞」、またフランスを代表する美術館や博物館の審査員による最 高賞「審査員賞金賞」も受賞。書や日本の文化が芸術の域にあることを世界に伝え ることに成功した。文化庁・2020 年に向けた文化イベント等の在り方検討会委員。 ミラノ万博日本館サポーター。 ●吉田兄弟 吉田良一郎 1977 年 7 月 26 日生 / 吉田健一 1979 年 12 月 16 日生 津軽三味線奏者。北海道登別市出身。ともに 5 歳より三味線を習い始め、 1990 年より津軽三味線奏者 初代佐々木孝に師事。津軽三味線の全国大会 で頭角を現し、1999 年アルバム「いぶき」でメジャーデビュー。邦楽界で は異例のヒットを記録し、以降、現在まで 13 枚のアルバム他をリリース。 最新アルバムは「HORIZON」。 2003 年の全米デビュー以降、世界各国での演奏活動や、国内外問わず様々 なアーティストとのコラボレーションも積極的に行い、日本の伝統芸能の 枠を超えて、ワールドワイドに活躍できるアーティストとして期待されて いる。 12 ●打打打団天鼓(だだだだん てんこ) 1987 年 舞台芸術家 伊瑳谷 門取によって創設された和太鼓グループ。 「オモロ迫力」をテーマにした大阪発のユニークなコンサートはエンタテ イメント性に溢れ、そのドラマティックな演出と共に大きな注目を集めて いる。数々のビッグイベントやテレビへの出演、またライブハウスから数 千人クラスの劇場まで、世界二十数カ国 1,100 公演を超え「伝統とモダニ ズムを融合させた稀有のチーム」と評されている。 ●モリゾー・キッコロ 2005 年日本国際博覧会(愛・地球博)の公式キャラクター。モリゾーは、 森のおじいちゃん。キッコロは、森のこども。愛知県瀬戸市にある海上の 森に住んでいる森の精。ミラノ万博日本館サポーター。 別添資料③をご覧ください ■イベント広場 2 階のフードコートの隣に位置するイベント広場では、自治体や団体等による日本の食・食文化等 に関連したワークショップ、パフォーマンス、映像放映、実物・パネルによる展示等が行われます。 現在参加が決まっているのは 27 組 35 自治体・19 団体・3 官公庁(2015 年 3 月時点)で、日本館へ の参加自治体数としては過去最多となります。 今回イベント内容が決定しましたので、発表いたします。 13 ■レストラン 日本館レストランは「Feel the Japan Passion 理解を共感に変える、日本の食の体験」をテーマに、 一般社団法人日本フードサービス協会(JF)コンソーシアムが運営する「本格日本食レストラン」と 「フードコート」を展開します。同コンソーシアムには、株式会社壱番屋、株式会社柿安本店、株式 会社サガミチェーン、株式会社モスフードサービス、株式会社人形町今半、株式会社美濃吉、株式会 社吉野家ホールディングス(京樽)が参加します。 本格日本食レストラン「美濃吉」 技、空間、おもてなしなど、日本の食の魅力を深く追求した日本最高峰の京風カウンター会席を、 美濃吉の運営のもと出店します。 フードコート「Japan. Star Dining.」 日本ならではの食の楽しさや、世界に誇る食の技術な どを紹介する、バラエティ豊かなブースからなるフード コートを出店します。CURRY HOUSE CoCo 壱番屋、柿 安、サガミチェーン、モスバーガー、人形町今半、京樽 が運営します。 今回、提供が決定したメニューの一部をご紹介します。 14 別添資料④をご覧ください 【フードコートメニュー(一例)】 ●CURRY HOUSE CoCo 壱番屋 ●柿安 <とんかつカレー> カレーのトッピングと言えばとんかつ! 定番中の定番です ※テイクアウトあり <和牛すき焼ご膳> 日本人なら誰でも知っている 日本料理「すき焼」 創業明治 4 年 140 年を越える 歴史に育まれた柿安伝統の味を ミラノでご堪能下さい ●サガミ ●モスバーガー <天ざるそば> 伝統的なそばと 色とりどりの天ぷら <焼肉ライスバーガー> スライスした牛焼肉と新鮮なレタスを たっぷりとライスバーガーにしました 北海コガネのフライと セットでお楽しみ下さい ●今半 ●京樽 <黒毛和牛すき焼き弁当> 薄切り和牛と旬の野菜 豊潤美味の伝統鍋料理 <江戸前鮨とロール鮨> マグロ、サーモン、エビ等の 色鮮やかなロール鮨と 日本伝統の江戸前鮨を 盛り合わせました 15 ■ユニフォーム 【アテンダントユニフォーム】 日本館のアテンダントユニフォームのデザインは、東レ株式会社の協賛により制作されており、東 京、パリ、ミラノ、ニューヨークでグローバルなデザイン活動を行っている嶋﨑隆一郎氏のデザイン によるものです。 和服に用いられるような「1 枚の布で構築した衣服」をテーマとし、「布をたたむ」「ドレープを 寄せる」といったデザインテクニックを用い、日本館シンボルマークとの一体感も演出しています。 また、「従来のアテンダントイメージとは異なるものにする」という点もデザイナーがこだわった 部分のひとつです。 これまでのアテンダントユニフォームに用いられたコスチューム的なデザイン ではなく、エレガントでスタイリッシュなイメージを大切にしました。 カラーリングは、日本館シンボルマークとの調和と日本らしさを考慮し、 「WASHI(和紙)ベージュ」 「URUSHI(漆)レッド」「FUJI(富士)ホワイト」などの、日本の伝統色を使用。 女性のアテンダントユニフォームは、ドレープテクニックを駆使したニットワンピースまたはニット チュニックに、和に通ずる、「羽織るタイプ」のジャケットを合わせます。なお、チュニックには活 動的なストレッチ素材のカプリパンツを組み合わせます。 男性のアテンダントユニフォームは、正装感のあるテーラードジャケットに、半袖ポロシャツ/長 袖シャツ/パンツを組み合わせます。 なお、腕時計にはシチズン時計株式会社の協賛による「Q&Q SmileSolar(Q&Q スマイルソーラー)」 が採用されています。 アテンダントユニフォーム (ジャケット着用) アテンダントユニフォーム (夏用) 16 【スタッフユニフォーム】 運営事務局や広報事務局などの日本館のスタッフユニフォームは、「粋」をコンセプトとし、「ミ ニマムな美」「不変な中に目覚める革新」というスタイルと、「和の心=優しさ」「共存」というメ ッセージを併せ持つデザインです。 丸紅メイト株式会社の協賛のもと、日本館に従事するスタッフが着用します。 日本館事務局(男女) 行催事スタッフ (ブルゾン/ベスト) 運営事務局(男女) 清掃スタッフ (ブルゾン/ベスト) 広報事務局(男女) 展示オペレーションスタッフ (ブルゾン/ベスト) 17 フードコート ホールスタッフ(男女) ■ハローキティ特別大使就任 イタリアでも大人気の「ハローキティ」、日本館特別大使に就任 日本発のキャラクターとして、イタリアを含め欧州での認知度が非常に高く、また国内外にも多く のファンを持つ「ハローキティ」が日本館の特別大使に就任しました。今後、日本館が行う様々なイ ベントに出演し、日本館の PR をしていただきます。 日本人女性として唯一ミラノコレクションに公式参加している、ファッションデザイナーの荻野い づみさんがイタリアから発信しているブランド、 「アンテプリマ」特製の衣装を着用。万博会期中は、 着物スタイルでの出演も予定しています。 「ハローキティ」 ミラノ万博日本館特別大使専用ロゴ ※衣装/アンテプリマ 18 ■日本館サポーター ミラノ万博日本館では、イタリア、ミラノ万博のテーマ、日本館のコンセプトなどに関わりの深い方々 を、 「ミラノ万博日本館サポーター」として、農林水産大臣および経済産業大臣より任命するプロジ ェクトを進めています。就任いただいた日本館サポーターには、その知名度や情報発信力を活かして、 様々な場面でミラノ万博および日本館の魅力発信にご協力いただきます。 <日本館基本計画策定委員会> 秋岡 榮子、出雲 充、犬養 裕美子、岩田 隆次、奥山 清行、加藤 一隆、金井 健、小暮 真久、 服部 幸應、彦坂 裕、宮本 武史 <農林水産> 泉 未紀夫、出井 伸之、伊藤 淳一、江頭 宏、江口 文陽、大川原 けい子、岡田 秀二、 加倉井 豊邦、川田 一光、川村 ひかる、木村 秋則、木村 一男、久保 公利、熊倉 功夫、 黒田 栄継、見城 美枝子、小泉 武夫、河野 良雄、さかなクン、佐藤 重芳、佐藤 俊彰、 柴田 明夫、生源寺 眞一、杉山 修一、武内 和彦、田沼 征彦、逵 浩康、富山 和子、中嶋 康博、 中野 吉實、成田 陽一、西辻 一真、貫井 香織、浜 美枝、萬歳 章、藤田 志穂、藤本 隆明、 藤本 智子、三村 明夫、宮下 盛、室谷 真由美、安田 舜一郎、山下 東子、山下 秀俊、 <産業界> 安部 修仁、大河原 愛子、小湊 芳洋、櫻田 厚、手島 麻記子、豊田 章一郎、中村 利雄、 西藤 久三、二瓶 徹、原 誠、平出 淑恵、政所 利子、溝上 宏、南 直哉、向笠 千恵子、 茂木 友三郎 <建築・デザイン> 伊東 豊雄、伊東 史子、川上 元美、絹谷 幸二、小山 薫堂、佐藤 康三、陣内 秀信、蓮池 槇郎 <料理> 青木 定治、荒木 水都弘、石鍋 裕、市川 晴夫、今田 洋介、緒方 俊郎、奥田 政行、奥脇 裕、 落合 務、小野 二郎、笠原 将弘、片岡 護、坂井 宏行、笹島 保弘、里井 真由美、杉山 衛、 高橋 義弘、田崎 真也、田村 隆、陳 建一、長谷川 在佑、林 基就、日高 良実、細川 貴志、 堀井 良教、本多 哲也、松久 信幸、マリオ・フリットリ、三國 清三、道場 六三郎、宮本 けんしん、 村田 吉弘、山口 尚亨、山﨑 隆、山根 大助、山本 尚徳、山本 益博、脇屋 友詞 19 <イタリア> 安藤 裕康、市川 達也、岩崎 春夫、梅本 和義、大塚 善人、弦間 明、河野 雅治、古賀 京子、 近藤 英雄、高田 和文、谷中 裕季子、佃 和夫、中村 雄二、橋都 浩平、細川 達也、松永 文夫、 松原 亘子、湊 秀郎、山中 毅 <ファッション・スポーツ・文化・他> 荒川 静香、生駒 芳子、荻野 いづみ、荻野 正明、嘉門 達夫、城戸 わこ、きゃりーぱみゅぱみゅ、 近藤 しづか、紫舟、千 玄室、竹田 恆和、附田 祐斗、弘兼 憲史、ふくい 舞、藤岡 篤子、 藤原 和、別所 哲也、馬渕 知子、向井 千秋、モリゾー&キッコロ、山田 外美代、吉川 隆弘 <イベント広場参加自治体> 泉田 裕彦、井戸 敏三、内堀 雅雄、大村 秀章、岡本 栄、門川 大作、蒲島 郁夫、川勝 平太、 河村 たかし、國定 勇人、鈴木 力、高橋 はるみ、高橋 宏明、達増 拓也、立石 義雄、谷本 正憲、 浜田 恵造、広瀬 勝貞、西川 一誠、松崎 晃治、村井 嘉浩、村岡 嗣政、山田 啓二 <イベント広場参加団体> 浅井 総吉、阪口 恵子、榛村 純一 184 名(2015 年 3 月 5 日時点) ※敬称略、分野毎に五十音順で表示。 ※加倉井豊邦さんの「邦」の字は、正しくは辺の部分、上が突き抜けない字になります。 20 ■協賛団体・企業 2015 年 3 月 5 日時点 本リリースに関するお問合せ先 2015 年ミラノ国際博覧会 日本館広報事務局(株式会社ベクトル内) 担当:金子/安藤/宮島 tel.: 03-6672-6139/e-mail: [email protected] 21
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