資料3 鹿児島県地域防災計画修正案の概要 平成27年3月19日(木) 鹿児島県防災会議 H27.3.19現在 平成26年度県地域防災計画修正案のポイント (原子力災害対策編を除く) 1 災 害 予 防 に 関 す る 修 正 ※【 】内は資料5(新旧対照表)の該当ページ 土砂災害の防止対策 ・ 県が実施する基礎調査の結果の市町村長への通知及び公表を追加 【4~5ページ】 [土砂災害防止法の一部改正に伴う修正] 住宅の確保対策の事前措置 ・ 学校の敷地を応急仮設住宅用地等として定める場合の学校の教育活動への配慮を 追加 【6~7ページ】 [防災基本計画の修正に伴う修正] 事業所の自主防災体制の強化 ・ 高層建築物や地下街等管理権原が分かれている防火対象物における統括防火管理 者の選任等を追加 【8~9ページ】 [消防法の一部改正に伴う修正] -1- 2 災害応急対策に関する修正 気象警報等の受信・伝達 ・ 土砂災害警戒情報の県民への周知を追加 【10~13ページ】 [土砂災害防止法の一部改正に伴う修正] 避難の勧告・指示の実施 ・ 市町村が避難勧告等(土砂災害が発生し,又は発生するおそれがある場合におけ るものに限る。)の解除の際に助言を求めた場合,国又は県が必要な助言を行うこ とを追加 【14~15ページ】 [土砂災害防止法の一部改正に伴う修正] 交通規制の実施 ・ 県公安委員会による道路管理者に対する放置車両等の移動等の要請を追加 【16~17ページ】 [災害対策基本法の一部改正に伴う修正] 緊急輸送道路啓開等 ・ 緊急通行車両の通行を確保する必要がある場合における道路管理者による放置車 両等の移動等を追加 【18~19ページ】 [災害対策基本法の一部改正に伴う修正] -2- 3 特殊災害に関する修正 海上災害対策 ・ 海上災害発生時の情報連絡系統や関係機関の実施事項,災害現地等における関係 機関の円滑な調整を行うための現地連絡調整所における体制や機能の明確化等 【20~33ページ】 [海上災害事故対応訓練等を踏まえた修正] 4 南海トラフ地震防災対策推進計画の追加 南海トラフ地震防災対策推進計画 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 総則 関係者との連携協力の確保 津波からの防護,円滑な避難の確保及び迅速な救助に関する事項 地震防災上緊急に整備すべき施設等の整備計画 防災訓練計画 地震防災上必要な教育及び広報に関する計画 【34~63ページ】 [南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法に基づく修正] -3- 平成26年度県地域防災計画修正案のポイント (原子力災害対策編) 1 総 則 に 関 す る 修 正 ※【 】内は資料6(新旧対照表)の該当ページ 定義 ・ 国事故現地警戒本部,国事故現地対策本部,現地事故対策連絡会議,国現地本部, 原子力災害合同対策協議会等に係る定義の修正 【4~9ページ】 [防災基本計画の修正等に伴う修正] 2 防 災 体 制 に 関 す る 修 正 防災活動体制 ・ 緊急時体制における現地本部等の組織図の修正 【10~11ページ】 [原子力災害対策マニュアルの改訂に伴う修正] 3 原子力災害事前対策に関する修正 緊急事態応急体制の整備 ・ 緊急時モニタリングの組織に係る修正 【12~15ページ】 [緊急時モニタリングセンター設置要領に基づく修正] 避難収容活動体制の整備 ・ UPZ内の住民について,予定した避難所が不適当である場合に避難所を調整す るための原子力防災・避難施設等調整システムを整備することを追加 【16~17ページ】 ・ UPZ内の医療機関及び社会福祉施設の一時移転等に備え,原子力防災・避難施 設等調整システムにより避難先を調整する仕組みを追加 【18~21ページ】 [原子力防災・避難施設等調整システムの整備に伴う追加] -4- 4 緊急事態応急対策に関する修正 緊急時モニタリング実施計画の策定 ・ 緊急時モニタリング実施計画は,県の緊急時モニタリング計画及び空間放射線量 率の結果等を基に策定することへの変更 【22~23ページ】 [原子力災害対策マニュアルの改訂に伴う修正] 避難,屋内退避等の防護措置 ・ 緊急事態の状況により,OILに基づき緊急時モニタリングの結果に応じて住民 の避難,一時移転等の防護措置を実施することの明確化 【24~27ページ】 ・ UPZ内の住民の一時移転等について,予定した避難所が不適当である場合に原 子力防災・避難施設等調整システムを活用して避難所を調整することを追加 【24~25ページ】 ・ UPZ内の医療機関及び社会福祉施設の一時移転等が必要となった場合に,原子 力防災・避難施設等調整システムを活用して避難先を調整することを追加 【28~29ページ】 [原子力防災・避難施設等調整システムの整備に伴う追加] ※ OIL:放射性物質が放出された後,緊急時モニタリングの測定結果に基づき 防護措置の実施を判断する基準である「運用上の介入レベル」のこと。 Operational Intervention Levelの略。 -5- -6- -7- ・施設種別 ・入所定員 ・所在地 ・原発からの距離,方角 社会福祉施設 ・病床数 ・所在地 ・原発からの距離,方角 医療機関 医療機関 ・自治会単位の人口・世帯数 ・所在地 ・原発からの距離,方角 <UPZ内> 避難元の情報 データ 登録 緊急時に避難先候補の リストを迅速に作成 原子力防災・ 避難施設等調整システム データ 登録 ※県内島しょ部は除く ・施設種別 ・入所定員 ・所在地 ・原発からの距離,方角 社会福祉施設 ・病床数 ・所在地 ・原発からの距離,方角 医療機関 ・収容人数 ・所在地 ・原発からの距離,方角 避難所 <UPZ外>(※) 避難先の情報 鹿児島県では、一時移転等の防護措置が必要となった場合に備え、予め選定した避難先が使用出 来なくなった場合の避難先や医療機関、社会福祉施設等の受入先を迅速に調整するため「原子力防 災・避難施設等調整システム」を整備。 同システムは、避難先調整の際に必要となる施設の情報をあらかじめ登録し、緊急時において避難先 を迅速に調整。 6
© Copyright 2024 Paperzz