VOL9_NO.3 - 国立病院機構岡山医療センター

CONTENTS
地域災害拠点病院
地域医療支援病院
地域がん診療連携拠点病院
総合周産期母子医療センター
岡山医療センターの理念
人にやさしい病院
HumanFr
i
e
ndl
yHos
pi
t
al
1患者さまにやさしい病院を目指します
2病院で働く人にやさしい病院を目指します
3地域の人にやさしい病院を目指します
2 特集 院内災害医療訓練
4 INTACTワークショップ
5 金川病院だより
6 学生ボランティアによる聖歌隊
7 第2回せとうち連携室ネットワーク参加報告
岡山医療センター今昔
8 健康レシピ
9 看護助産学校通信/初期研修医通信
1
0リソースナース室通信
臨床研究推進室便り
1
1 地域医療連携室
1
2 TOPICS!
医療安全レポート
編集後記
表紙写真:2014.
12.
17
クリスマスコンサート
携帯サイトを
開設しました!
特集
平 成26
成2 6年
年度
度
院 内 災害
災害医療
療訓
訓練
◆災害拠点病院について・・・
当院は平成24年に地域災害拠点病院と同時にDMAT指定医療機
関となりました。
災害拠点病院とは日本において、地震・津波・台風・噴火などの初期
救急医療体制の充実強化を図るための医療機関です。
災害時に必要な備蓄(備品・食料・飲料水)等が備えてある倉庫が、
病院北側にあります。
災害備蓄倉庫
災害時の当院の受入れ体制は以下のとおりです。
●重症者(赤)
は10名以内とする
●外来患者:200~400名/日
(最大400名)
●中等症者(黄)
は20名以内とする
●入院患者:30名~
●軽症者(緑)
は引き受ける
◆院内災害訓練を実施しました
12月6日(土)の午前中、院内災害訓練を実施しまし
た。今回の訓練は、岡山空港での旅客機衝突事故を想
定し、短時間に多数の患者(
重傷者4人、中等症者5人、
軽症者21人のち1人重症者に変更)
が救急搬送された
場合、災害拠点病院として適切な対応ができるかを検
証するために実施し、職員(
医師25人、メディカルス
タッフ12人、看護41人、事務13人)
・看護学生(
患者
役30人、家族役30人、搬送係47人)
約200人が参加
しました。
訓練実施にあたり、事前に災害医療についての基本
的な講習会を訓練参加者対象に実施しました。また、平
成25年度に災害対策マニュアルとして作成したアク
ションカードを各エリアにより適したものにするための
改訂も行いました。
訓 練 当 日 は、
アクションカード
を 基に 初 動 体 制
を確立した上で、
災 害 本 部で の 活
動、トリア ー ジ、
患者搬送、各エリ
アでの初期治療に重点を置き活動しました。
訓練終了後は、各エリアからの報告があり、参加者全
員で反省点などについて話し合いを行いました。訓練
のアンケート集計は図の通りです。
皆様にはご理解とご協力のほどよろしくお願いいた
します。
平成26年度院内災害医療訓練アンケート集計
1.
活動場所
本部等
トリアージ
赤エリア
黄エリア
緑エリア
家族控室
放射線科
検査科
薬剤科
患者役
家族役
搬送役
THE
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2
20
8
12
12
13
3
6
3
1
30
30
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3.
今回の訓練を体験して、
実災害時活動について
2.
今回の訓練について
忙しかった
7
できると思う
6
まあまあ忙しかった
74
何とかできそう
89
まあまあ暇だった
70
ちょっとむずかしい
72
暇だった
33
かなり難しい
17
参加者・学生総数195名中
(職員88名・学生107名) 184名回答
(回答率94%)
今回の訓練に参加した当院DMAT隊員よりひとこと
青
井 (医師)
吉
川 (教員)
2014年度院内災害訓練にご協力いただきありがと
今回訓練の計画・
うございました。参加いただいた皆様は突然の指名&事
準備に関わらせてい
前説明1時間にもかかわらず、素晴らしい対応をしてい
ただき、組織内での
ただきました。スムーズなトリアージ→診断・検査・治療
訓 練 の 大 変さや 大
→入院or
帰宅はこちらの想定外でした!あまりにスムー
切さを痛感しました。組織内の士気を高め、できるだけ
ズに行き過ぎて、本部からは「現場からの依頼が少なく
多くの職員の方に参加してもらうことで、岡山医療セン
て、動きが見えず不安」
という声が上がっていました・・。
ターらしい災害の備えができたらと思います。今後も災
取り敢えず傷病者受け入れは大丈夫ですね。来年度は
害時の基盤を強化していくことに、私自身も一緒に協力
さらにバ ージョンアッ
できたらと思っています。
プした訓練を行います。
片
今後もよろしくお願い
申し上げます。
山 (看護師)
災害訓練に参加させていただきありがとうございまし
た。院内での訓練の参加は初めてでなれないことも多く、
秋
山 (医師)
特に紙カルテの運用はなかなか難しかったと思います。
いくら訓練をしても
また、担当エリア内で知らないスタッフ同士も多く、お互
「想定外」の事態が起こります。その時、最善を尽くした
いコミュニケーションをとって治療をするというのは難し
と信じられるだけの準備をしておかなければきっと後悔
かったのではないかなと思います。エリア内での反省を
するでしょう。この病院に勤める者に課せられた重い責
今後に活かしていきたいと思います。
務を誇れるよう、それでも訓練が必要です。
最後になりましたが、企画から準備まで先生方をはじめ
事務の方には大変お世話になり本当にありがとうございま
加賀宇 (看護師)
した。
今回、初めて院内での災害訓練を行い、机上訓練では気
付かなかった問題点などが分かり、大変勉強になりまし
口
羽 (業務調整員)
た。また、様々な部署との連携が 重要であると感じま
訓練を通して災害医療の基礎を理解できたと思いま
した。今後も、このような研修を通して、院内でもDM
す。次回も様々な想定を考慮した訓練を企画し、災害医
ATの活動を行っていきたいと思います。
療の改善に努めたいと思います。
藤
明
井 (看護師)
星 (業務調整員)
机上だけでなく実際にやってみることでいろいろな問
初めて、短時間に多数の患者が救急搬送された場合
題点が見えてきた。実
に、当院が十分対応できるかの災害訓練を行い、事前準
際 は もっとご ちゃご
備等の問題点などが訓練をしたことによって解りました。
ちゃし、大変になると
この訓練での反省点などをふまえて、次回の訓練につ
思う。いざというとき
なげたいと思いました。また、これから様々なDMAT研
に動けるように定期的
修や院内での活動を行っていきたいと思います。
な 訓 練 を 行う事が 重
要だと感じた。
THE
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3
2014.12 Vol.9 N o.3
医療の
I
NT
n岡山医療センターを開催し
NTACT
ACTワークショ
ワークショップ i
n岡山医療センターを開催して
■新生児センター GCU担当看護師長
河田
映子
我が国の新生児医療の水準は他の先進国と比べて
た弱点分野を中心にケースレビューを行い、当院の
高く、1980年代より新生児死亡率は世界最高水準
課題を提示されました。その後、心身障害児総合医
を維持してきています。一方で、近年では後遺症な
療センターの山口直人先生から周産期診療ガイドラ
き生存や長期入院の回避といった目標に臨床の力点
インの解説がありました。私たちは、このガイドライ
が移ってきています。現在、我が国の周産期医療が
ンをしっかり頭に入れて後のグループ討議に臨む必
抱えている問題は多岐にわたり、人材育成やチーム
要がありました。次いで西田先生から「総合周産期
医療・地域連携の充実、フォローアップを含めた医療
母子医療センターネットワークデーターベース」をも
組織体制の構築などの整備は急務の課題であると言
とに、当院の資源・組織プロファイルの解説とチーム
われています。そのことを受けて、厚生労働省は特
ビルディングの講義がありました。当院の施設基本
別研究事業として「周産期医療の質と安全の向上の
データーは「全国平均から考えると大規模な施設で
ための研究=I
NTACT」を東京女子医科大学母子総
ある。病床数に対して、医師数は多くはないが、中
合医療セン ターの周産期研究事業支援室が中心と
なって2011年から参加施設の公募を開始しました。
堅以上の看護師の割合は比較的恵まれている」や
「I
NTACT参加施設の平均に比べ、医師は新しい診
全国にはI
NTACT参加施設が40施設(2011.
11.
25
療のあり方を重視する傾向、看護師はルールや規律
現在)
、後期介入施設が18施設(2014.
6.
22~)あ
を重視する志向性がやや強い」等の分析結果が報告
ります。
されました。次いで、
「循環管理・脳室内出血予防」
と
当院も2012年からI
NTACT研究に非介入群と
「呼吸管理・未熟児網膜症予防」をテーマに強みを生
して参加しており、診療内容および医療組織体制等
かし、課題を克服するための改善行動計画づくりに
様々な内容のアンケートに回答してきました。今年
向けて4グループに分かれての討議が始まりました。
度、介入施設となり、新生児科森田医師と守新生児
医師と看護師あるいは他施設の方とのグループワー
集中ケア認定看護師が中心となって準備を進め、今
クで意見が出せるのか懸念していましたが、付箋紙
回9月23日(祝)に当院におい てI
NTACTワー ク
を活用して最低一人1枚は意見を書くと言うルール
ショップを開催しました。参加者としては、研究本部
のもと、わいわい言いながらグループワークは進み
支援班の先生方6名と協力施設である倉敷中央病院、
ました。そこでの研究本部支援班の方々のサポート
広島市民病院からも先生方をお招きし当院の参加者
は非常に大きかったと感謝します。またスタッフの
21名と合わせ総勢31名でした。
赤ちゃんに対する熱い思いがビンビンと伝わってき
まず初めに、他施設の方は病棟見学と当院医師か
感動がありました。KJ法にて出て来た意見をカテ
らの説明を受け、西棟研修室に移動後、東京女子医
ゴリーに分けて解決法をまとめていき、様々なアイ
科大学の 西 田俊彦
先 生 よりワ ー ク
ショップの目的や診
療プロファイルの説
明がありました。続
い て 森 田 先 生 が、
極低出生体重児の
管 理 方 針 の 概 要と
本部より指摘のあっ
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デアをテンプレートを活用して具体的な改善行動計
がるのだということが大きな感動でした。このワーク
画にグループで仕上げていきました。そして、最後に
ショップをひとつのステップとして、更なる人財育成
グループ毎に結果の発表をしてワークショップは終了
やチーム医療の充実に発展させていきたいと考えて
しました。本当に達成感のあった充実した一日でした。
います。そして、今まさにワークショップ後の総まと
今回、病棟を上げてこのような取り組みをするのは
めをし、計画をスタッフ全員に説明・総意形成を図り
初めての体験でしたが、事前準備から始まり一人ひと
改善行動計画の確定・導入にかかろうとしています。
りの力を集結するとこんなにも素晴らしい物が出来上
日頃は語れないことも
今日なら深く話すことができました
どんな意見が出たのでしょう!?
森田先生、竹内先生真剣に討論中です
<ワークショップの風景>
湯本先生グループ
話し合いが盛り上がっています♪
森田先生が分かりやすく
発表してくれました
他施設の先生方からも
貴重な意見をいただきました
金川病院だよ
金川病院だより
健康教室を開催していま
健康教室を開催し ています
金川病院では、隔月で
地域住民を対象に健康教
室を開催しています。開
院 間 も な い 平 成24年5
月に、新病院の宣伝と地
ンターの専門医の先生方に
域住民の健康増進・介護
は、ご多忙中にも関わらず快
予防を支援する目的で、
「住民啓発セミナー企画
く講師をお引き受けいただ
チーム」を結成し、イベント企画に関してはド素人
き、感謝しております。
の5人(薬剤師・管理栄養士・言語聴覚士・臨床検
御津は健康に対する関心
査技師・診療放射線技師)が知恵を絞り、大森院長に
が高く勉強熱心な方が多い
助けを求め、毎回なんとか開催しています。季節や
地域で、リピーター率が高く
参加者のニーズに合わ
会場である“大会議室”いっ
せた話題を選び、コメ
ぱいになることもめずらし
ディカルのミニレク
くありません。
チャーと院内外の医師
「地域との絆を大切に」をスローガンに今後とも皆
の講演で構成していま
様に愛される健康教室を企画していきますので、ぜ
す。特に、岡山医療セ
ひご参加ください。
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ティアによる聖歌隊
学生ボラン
サンタが
病室へやってきた!
副看護部長
鈴木
美智子
12月16日(火)に91名の看護・助産学生ボラン
ティアによる聖歌隊が各病棟の患者さんへクリスマ
スソングをプレゼントしました。サンタ帽子を付け、
中にはトナカイやサンタ衣装を身にまとい、キャンド
ルライトや鈴やトライアングルを手にしてクリスマ
ス隊が勢ぞろいです。小児病棟では、ハンドベル演
奏によるパフォーマンスも披露され、子供達の笑顔
が満載でした。4グループに分かれて、病棟を回り、
訪室可能な病室ではクリスマスソングをアカペラで
歌い、メッセージカードを渡してくれました。酸素吸
入をされていたり、手術後の痛みや治療のための苦
「声かけ」が心地よい気持ちを誘い、患者さんだけで
痛がある患者さんも、しばし癒された表情をされて
なく、その場にいた職員も心温まる気持ちになりま
いました。中にはそっ~と涙ぐまれている患者さん
した。ステキな嬉しいクリスマスプレゼントでした。
もおられました。学生のあたたかい「心」や「笑顔」や
ありがとうー♪♪
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岡山医療センター今
岡 山 医 療センター今 昔
当院が 現在地 田益に移転し てまもなく15年が 経とうとし ています。
笹ヶ瀬川のほとり、療養に好適の地であり、山陽自動車道岡山I
Cと国道53
号線を通じて、岡山市中心部へのアクセスがしやすいだけでなく、県北部・
東部へも開けたこの地への移転を機に、当院は大きく飛躍・発展してきまし
た。地域の病院として当院が受入れていただけたことは、病院ボランティア
を始めとした、田益地区を含む津高地域の皆さまからの温かいご協力のお
かげであることはもちろん、地元 御津医師会の先生方のご支援によるも
のであることは言うまでもありません。この地域にゆっくりと根付いていこ
うとしている当院ですが、候補地の決定までには、多くの先達のご苦労が
あったとも聞きます。南方から田益へ、いくつものハードルを越えて成し遂
げられた移転事業を、当時の写真・新聞記事で振り返ってみたいと思います。
田益の移転候補地
(H3ごろ)
着々と進む建築工事の様子
(H10~H11)
開院・開校記念式典
(H13.
3.
24)
安全祈願祭
(田益 H10.
2.
14)
開院式
(H13.
4.
2)
「顔の見える連携」
をめざし
「顔の見える連携」
をめざして
第2回せとうち連携室ネ
トワーク参加報告
第2回せとうち連携室ネットワーク参加報
地域の皆さまが、いつまでも健やかに、慣れ親しん
だ家で家族や馴染みの人達に囲まれて暮らすことが
H13.
3.
25山陽新聞朝刊
H13.
4.
3山陽新聞夕刊
■地域医療連携室
三宅
博之
の連携推進活動について、また連携業務強化のため
の人材育成や成果の視覚化といった講義をいただき、
できるためには、一病院だけでなく、地域全体がひと
当地域、当室の今後の取組みについて指針を得ること
つの大きな施設のように連携することが 必要です。
ができました。後半は「連携の課題とこれから」
をテー
かかりつけ医の先生や介護・福祉施設そして病院など、
マにワールドカフェ形式でグループワークを行い、私
施設や職種の垣根をこえて「顔の見える」関係をつく
自身はテーブルホストとして普段県内でおつきあい
り、連携を深めていくため、当室でも様々な事に取組
のある方だけでなく県外の方と、また職種も医師、看
んでいます。研修会等への参加もそのひとつで、この
護師、MSWや事務に加えて、毎日10件以上の施設
たび第2回せとうち連携ネットワークに行って参りま
を回るという渉外の方など立場の異なる多くの人達と
した。
意見を交わしました。簡単に結論のでるテーマでは
平成26年11月29日、香川・岡山両県をはじめ中
ないですが、施設から外へ出て、直接会って話し「顔
四国各県の多数の施設から約100名が香川労災病院
の見える連携」を進めることの大事さをあらためて感
に集っての大変盛況な会でした。前半は済生会新潟
じました。そして、何より各参加者の連携にかける熱
第二病院の斎川克之先生から、新潟市しまもち地区で
い思いを感じとった一日でした。
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鮭のちゃんちゃん焼き
【材料】
(2人分)
煙鮭切り身
煙塩
煙こしょう
煙キャベツ
煙玉ねぎ
煙にんじん
煙しめじ
煙バター
煙酒
煙みりん
煙砂糖
煙みそ
【1人分当たりの栄養素】
煙エネルギー
310kcal
煙たんぱく質
22.
0g
煙脂質
11.
5g
【作り方】
①鮭に塩・こしょうをふっておく。
ち
②キャベツはざく切り、玉ねぎは
1cm幅 の 細 切り、に んじ ん は
5mm幅の短冊切りにする。
ゃんち
2切(1切70g)
少々
少々
120g
1/
2個
1/
2本
100g
15g
大さじ2
大さじ1
大さじ1
大さじ3
焼
ゃん
きとは
?
北海道の漁師町で産まれた代表
の語源は、
「お父ちゃんが焼いて調理す
るから」、「ちゃっちゃと(素早く)作れるか
ら」
など、諸説あります。
一般的には鮭をメインの食材にすること
がほとんどですが、ニジマスなど 他の
魚を使うこともあります。
バターと味噌の香りがたま
らない一品です!
鮭 の お は なし
鮭は身の色が赤いため赤身の魚と思われがちですが、実は鯛や
ヒラメと同じ白身の魚なんです!
魚は、筋肉中に含まれる赤い色素の量によって「赤身」と「白身」
に区別されます。鮭の身が赤いのは、海で赤い色素を持った動物
性プランクトンを食べるためです。
そのため、川で産卵後の鮭の死骸は真っ白になります。
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A
的な郷土料理です。
「ちゃんちゃん」
しめじは石づきをとり、小房にほ
ぐす。
③熱したフライパンにバターを入
れ、鮭の両面の色が変わる程度
焼く。
④①の材料を全て入れ、Aをまわ
しかけて蓋をし、蒸し焼きにする。
THE
}
8
2014.12 Vol.9 N o.3
校
学
産
助
護
看
信
通
19
.
Vol
に り
る
助産 を目指し !
助産学科 4期生 安藤梨枝
私たち助産学科4期生16名は、7月から12月上旬まで
さらに、助産所では泊り込みで実習をおこない、その役
の約4か月間に岡山医療センターを中心として県内施設や
割や嘱託医との連携について学びます。フリースタイルで
高知・香川・広島県にある機構病院で実習を行います。
のお産は、畳の部屋に布団を敷いただけの分娩室で、時間
実習では、10例の分娩介助を行うことと、妊娠中から
をかけてゆっくりと進みます。産まれてきた赤ちゃんは臍
産後1か月までを継続して受け持つ実習1例が卒業要件と
帯がつながったままお母さんの胸の上に抱かれ、“へその
なっています。どの実習施設においても、助産師さんのあ
緒”をお父さんが切ります。自然なお産、そこに集う家族
たたかい指導を受け、分娩を取り上げる技術はもちろん、
や助産師の姿から、本来お産が自然のもの、家族の営みで
分娩進行状態を判断するアセスメント力を磨き、産婦さん
あることを感じ取ることができました。
やご家族にとってお産が心に残る満足できるものになるよ
これらの他にも、NI
CU・GCUや保健所など、様々な分
う関わります。そして何よりも新たな命が産まれてくるこ
野での実習を重ね、助産師の幅広い役割ついて学んでいま
との素晴らしさを実感することができます。働く助産師は、
す。1年という短い期間ではありますが、自覚と責任を
長い経過のお産の場合、勤務交代をしますが、学生は切れ
持った専門職として自立できるよう、残りの数か月を過ご
目のない時間の中で1つのお産に関わることができます。
していきたいと思います。
学生のうちにしかできない貴重な経験をとおして、実習を
受け入れてくださった産婦さん・ご家族に感謝をしながら、
日々取り組んでいます。また、岡山医療センターでの継続
実習では、妊娠期から産後の家庭訪問までを受け持たせて
いただきます。継続して関わる中で、対象の変化をとらえ、
保健指導により出産・育児をより良い方向へ導くことや、
助産師として信頼関係を築く大切さを学びます。長期間関
わらせていただいた方が出産されるとき、そして母子が笑
顔で退院されていく姿をお見送りした時の達成感は、今後、
助産師として働くうえでの心の支えとなり自信になります。
初期研修医通
初期研修医通信
■医師育成キャリア支援室 腎臓内科医長
平成26年の初期研修医も研修が半年を過ぎ、診療に、
病院行事に活躍されています。今回は研修医の感想を
太田
康介
中には将来当院の初期研修を考えておられる医学生さん
がおられると思いますが是非参考にしてみてください。
聞いてみました。このジャーナルを読まれている読者の
研修半年たちました。
■初期研修医1年
内山
幸
こんにちは!!初期研修医1年目の内山幸です。今回
と も あ り ま す。以 前 い た 病
このジャーナルに寄稿する機会を頂いたので、私の岡山
棟の看護師さんに元気にし
医療センターでの研修についてご紹介したいと思います。
て る?と 気 に か け て 頂 い た
現在1年目の初期研修医は全部で6人+岡山大学から
り、院長先生と研修全体につ
のたすきがけ1人です。その中で女子はなんと私1人で
いてお話させて頂くチャンスもありました。こんなにあ
す。初めは不安でいっぱいでしたが、沢山の方に支えら
たたかい病院で働けていることを感謝しています。
れて、なんとか半年以上を終えることが出来ました。
患者さんや病院の皆さんから学ぶことばかりの毎日で
仕事で落ち込んだ時、同期や2年目の研修医の先生に
すが、患者さんや病院のために少しでも役に立てるよう
何度も励ましてもらいました。息を切らせて階段を上っ
に、頑張っていこうと思っています。今後とももよろし
ていると、他科の先生に大丈夫?と声をかけて頂いたこ
くお願いいたします。
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2014.12 Vol.9 N o.3
リソース Vol.21
ナース室
通信
手洗いキャンペーンを実施しました
手洗いキャンペーンを実施しました!
10月15日は「世界手洗いの日」です。日頃の手洗いを見直す機会となり
体調管理のお役に立てればと、リンクナースが計画をして10月17日に外来
患者さんやご家族、当院のくるみ保育園の保育士さんと3歳クラスの園児の
みなさんを対象に手洗いキャンペーンを実施しました。
おリや皆
待ク さ
ちエてん
しスほ
てトしこ
いをいん
ま !な
す とこ
! いと
うを
外来患者さんやご家族、保育士の方には手洗いチェッカーを用いて、手洗
いを実施した後どれくらい洗い残しがあるかを確認していただきました。思
った以上に洗い残しがあり、
「日頃の手洗いでは十分ではなかった」というお
声をいただきました。くるみ園の3歳児クラスの皆さんとはユニセフの手洗
いダンスを踊りながら楽しく手洗いを学び、一緒に手洗いを行ってもらいま
した。みなさんとても上手に手を洗うことができていました。院内の職員だ
けでなく患者さんや保育園の園児のみなさんにも正しい手洗いを知って実施
していただけるよう今後も活動を続けていきたいと思います。
最近、治験に協力して頂いている患者様から『テレビで治
験に関する番組を見たよ』などの声をよく聞きます。以
前よりも
「治験」
という言葉が身近になっているようで、私
たち治験コーディネーターも嬉しく思っています。
今年のカレンダーも最後の一枚となりま
した、いかがお過ごしでしょうか。
11月中旬には治験管理室のCRC2名、
事務員2名で第68回国立病院総合医学会
に行ってまいりました。多施設のいい所を
吸収し、意見交換もでき、アドバイスまで
いただき、とても貴重な時間を過ごすこと
ができました。
現在、治験管理室では下記の治験に入っ
てくださる患者様を募集しております。ぜ
ひ自分も治験に参加してみたいという方が
いらっしゃいましたら、担当の医師もしく
は、下記連絡先にご連絡下さい。※下記の
治験以外にも多数実施しております。
新しく始まる治験
■循環器科領域:冠動脈疾患を合併した慢性心不全の方
■整形外科領域:大腿骨近位部骨折に対する整形外科的治療をされた方
■血液内科領域:多発性骨髄腫を発症した方
■代謝内科領域:糖尿病性末梢神経障害に伴う疼痛を発症した方
■神経内科領域:脳梗塞を発症した方
臨床研究推進室(治験管理室)
TEL
:0862949519
(平日のみ)
その他、当院実施中の
治験参加に関する
問い合わせも受付しています
※ただし、どの治験にも「参加できる条件」がございますので、参加をお断りする場合もあります。ご了承ください。
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2014.12 Vol.9 N o.3
~地域医療連携室~
連携診療施設紹介
森クリニック
院長 森 昌忠
2014年8月に「地域の方の生涯フォロー」を合言葉に産声を上げたばかりのクリニック
です。標榜科は内科・神経内科ですが、地域の方々のお役に立てるよう、予防医療・在宅医
療をはじめとして様々な健康相談にも「かかりつけ医」として応じさせていただいております。
患者様とご家族を中心に、地域で頑張っておられる医療・介護スタッフ、公的機関の方々と
も十分な連携をはかりつつ、院長以下6人のスタッフの力を合わせたチーム医療を心がけて
頑張る所存です。
当院は、病気や障がいなどのため、医療機関へ自力で通院することが困難になった方や病
院から退院した後も引き続きご自宅での治療、処置、健康管理を必要とされる方が安心して
生活できますよう可能な限りのご支援をさせていただきます。最新の電子カルテ・ポータブルエコー・心エコー・ポー
タブル心電図などを整備し自宅療養を支援しやすい体制を整えております。また、他の医療機関・訪問看護ステーショ
ンをはじめ、地域のケアマネージャー・
薬局・介護・福祉関係者など在宅医療に
かかわる院外スタッフと積極的に連携
をとるよう努めております。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
374
森クリニック
城南小
● 赤磐市役所支所●
●周匝郵便局
吉井中●
●吉井文化会館
THE
住
所:赤磐市周匝7281
電
話:0869544747
診療科目:内科、神経内科
休 診 日:水・土曜の午後、日曜
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J O U R N A L !!
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2014.12 Vol.9 N o.3
ザ
ジ
地域医療
研 修 室
日
医療者のための
セミナー・講演会(1月)
程
種
会場:当院西棟8階大研修室
:30~20
:30
時間:19
別
者
演
整形外科医師
平成27年1月13日
(火)
第48回薬剤師研修会
最近の乳がん治療について
(仮)
乳腺・甲状腺外科医長
臼井 由行
三澤
治夫
−セーフティーマネージャー会議より−
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安全に治療を受けましょう
【お 薬 手 帳の 活 用 術 】
【お薬手帳:表紙】
【お薬の説明書】
毎年の恒例行事であるが、京都の清水寺で発表された2014年の漢字は『税』
であった。
これは、清水寺の住職さんが最終的に自分で決めているのではない。(財)日本漢字能力
検定協会が、その年をイメージする漢字一字の公募を日本全国より行い、その中で最も
応募数の多かった漢字一字を、その年の世相を表す漢字として、原則として毎年12月
12日「漢字の日」の午後に京都府京都市東山区の清水寺で発表することになっているそうだ。ちなみに
2位「熱」
、3位「嘘」
、4位
「災」
であった。2015年はもっと夢のある字になってほしい。
THE
J O U R N A L !!
12
2014.12 Vol.9 N o.3
(臼井)
独立行政法人 国立病院機構 岡山医療センター 医療広報推進室
編集後記
【お薬手帳の内容】
編集責任者/臼井由行
薬剤関連グル―プでは、患者様が安全に治療を受けられるよう、
【薬剤師によるお薬確認】を泌尿器科外来から
開始しました。薬剤師によるお薬確認では、調剤薬局等で受け取る『お薬手帳』
『お薬の説明書』を活用し、服用さ
れている処方薬・サプリメントについての問診を行っています。
『お薬手帳』
『お薬の説明書』には患者様一人ひとりの薬の情報が記されおり、今までに処方されたお薬の名前や
量、飲む時間、副作用やアレルギーなどについて確認することができます。
服用しているお薬の中には、手術・治療や検査に影響を及ぼすものが含まれていることがあります。『お薬手
帳』
『お薬の説明書』
は重要な情報源です。
医療機関を受診される時は、是非、
『お薬手帳』
『お薬の説明書』
を持参して下さい。
お薬に関してご不明な点があれば、薬剤師におたずねください。
TEL086-294-9911 FAX086-294-9255 URLhttp:
//okayamamc.
j
p/ E-mai
li
nfo@okayama3.
hosp.
go.
j
p 印刷:
(株)中野コロタイプ
セーフティーマネージャー会 薬剤関連グル―プ
第3号 平成26年12月24日発行
(年4回発行) 発行責任者/津島知靖
医療安全
レポート
岡山市北区田益
煙掲載以外にも、その時々のトピックスから当院の各専門医等によるタイトルをご準備して参ります。詳細は、小誌またはホーム
ページにてご確認ください。
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骨粗鬆症について
(仮)
〒
第28回地域医療研修セミナー
広報第9巻
平成27年1月20日
(火)
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