お 知 ら せ 記者発表資料 平成27年 2月18日 ■同時発表先:合同庁舎記者クラブ、鳥取県政記者会、島根県政記者会、岡山県政記者クラブ 広島県政記者クラブ、山口県政記者会、山口県政記者クラブ、山口県政滝町記者クラブ 中国地方建設記者クラブ 平成26年度 中国地方整備局入札監視委員会 第一部会第3回定例会議の審議概要について 中国地方整備局入札監視委員会第一部会は、平成26年度第3回定例会議を平成26 年12月15日(月)に開催し、平成26年7月1日から平成26年9月30日までの 間に発注した工事、建設コンサルタント業務等、役務の提供等及び物品の製造等の中か ら抽出した10件の事案について、入札及び契約の過程並びに契約内容について審議を 行いました。 審議の概要については、次項以降にてお知らせします。 <問い合わせ先> 中国地方整備局入札監視委員会事務局 (第一部会)082-221-9231(代表) し み 主任監査官 総務部 企画部 契約管理官 技術開発調整官 清 ず 水 か つ ひ こ 勝 彦 みねみつ ま さ と 峰 正 光 郎 つ の だ ふみとし 角 文 田 敏 (内線2114) (内線2222) (内線3120) 【広報担当窓口】 さ か も と 広報広聴対策官 環 境 調 整 官 し げ ゆ き 坂 本 繁 た お かずなり 幸 (内線2117) 田 尾 和 也 (内線3114) 中国地方整備局入札監視委員会(第一部会)審議概要 開催日時及び場所 委 平成26年12月15日(月) 14時30分~17時30分 中国地方整備局 建政部 3階会議室 部 委 委 委 員 審 議 対 象 期 間 抽 出 案 件 会 長 員 員 員 竹下 河合 福田 水中 平成26年 7月 1日 総件数 10件 祐二 研至 和恵 誠三 ~ (大学院教授) (大学院教授) (公認会計士・税理士) (弁護士) 平成26年 9月30日 (備考) 審議対象工事等の案件については、 別紙1のとおり 工事 一般競争入札方式 (WTO 対象) 1件 一般競争入札方式 (WTO 対象外) 5件 建設コンサルタント業務等 簡易公募型競争入札方式 1件 簡易公募型プロポーザル方式 1件 随意契約方式 1件 役務の提供等及び物品の製造等 一般競争入札方式 1件 意見・質問 委員からの意見・質問、 それに対する回答 別紙2のとおり 委員会による意見の具申 又は勧告の内容 なし 説明・回答 別紙2のとおり 別紙1 (期間 平成26年7月1日~平成26年9月30日) 抽出事案一覧表 【工事】 (一般競争入札方式:政府調達に関する協定適用対象工事) 工事名 工事種別 競争参加資格を 確認した者の数 入札参加者数 28 28 一般土木工事 休山改良休山トンネル東工事 契約の相手方 契約締結日 平成26年8月26日 西松建設(株) 契約金額 (単位:千円) 2,413,260 落札率 (単位:%) 備考 90.03 広島国道事務所 (一般競争入札方式:政府調達に関する協定適用対象工事以外のもの) 工事名 工事種別 競争参加資格を 確認した者の数 入札参加者数 契約の相手方 契約締結日 鳥取西道路桂見高架橋鋼上部工事 鋼橋上部工事 7 7 平成26年7月17日 (株)東京鐵骨橋梁 弥栄ダム取水放流設備外整備工事 機械設備工事 1 1 平成26年9月12日 (株)IHIインフラ建設 斐伊川新田川背割堤整備第1工事 一般土木工事 7 7 国道2号大樋橋拡幅下部その3工事 一般土木工事 2 国道9号みなと原井大橋塗替工事 塗装工事 7 契約金額 (単位:千円) 183,384 落札率 (単位:%) 備考 89.45 鳥取河川国道事務所 71,280 98.42 弥栄ダム管理所 平成26年9月11日 出雲土建(株) 162,745 88.63 出雲河川事務所 2 平成26年7月24日 (株)三幸工務店 281,340 95.65 岡山国道事務所 7 平成26年9月30日 (株)西工務店 103,248 89.56 浜田河川国道事務所 【建設コンサルタント業務等】 (簡易公募型競争入札方式) 業務名 業種区分 手続への参加資 格及び業務実施 上の条件を満た 入札参加者数 す参加表明書の 提出者数 土木関係建設コンサル タント業務 倉吉管内橋梁点検業務 5 5 契約の相手方 契約締結日 平成26年8月12日 (株)エイト日本技術開発 契約金額 (単位:千円) 97,805 落札率 (単位:%) 79.64 備考 倉吉河川国道事務所 (簡易公募型プロポーザル方式) 業務名 業種区分 苫田ダム管理フォローアップ検討他業務 手続への参加資 格及び業務実施 技術提案書の 上の条件を満た 提出者数 す参加表明書の 提出者数 土木関係建設コンサル タント業務 1 1 契約の相手方 契約締結日 苫田ダム管理フォローアップ検 平成26年7月24日 討他業務水源地環境センター・ 建設環境研究所 契約金額 (単位:千円) 23,760 落札率 (単位:%) 備考 97.17 苫田ダム管理所 (随意契約方式) 業務名 業種区分 広島西部山系土石流監視警報装置設置(その3)業務 契約の相手方 契約締結日 土木関係コンサルタント業務 平成26年9月30日 アジア航測(株) 契約金額 (単位:千円) 47,196 落札率 (単位:%) 99.23 備考 太田川河川事務所 【役務の提供等及び物品の製造等】 (一般競争入札方式) 業務名 業務分類 平成26年度都市部官民境界基本調査業務 役務の提供等 (鳥取県境港市) 競争参加資格を 確認した者の数 入札参加者数 5 5 契約の相手方 契約締結日 株式会社トーワエンジニアリ 平成26年9月10日 ング 契約金額 (単位:千円) 11,934 落札率 (単位:%) 57.31 備考 中国地方整備局(本局) 別紙2 意見・質問 説明、回答 1.報告及び審議 (1)入札・契約手続きの運用状況等の報告 1)入札方式別発注工事 2)入札方式別発注業務 3)入札方式別発注役務の提供等及び物品の製造等 4)指名停止等の運用状況 5)談合情報等への対応状況 6)再度入札における一位不動状況 7)工事種別毎の低入札価格調査制度調査対象工 事の発生状況 意見・質問なし (2)抽出事案審議 1)休山改良休山トンネル東工事 Q1.A社の「配置予定技術者の資格・経験・重 A1.当該業者は、技術者4名を申請しており、そ 複」の項目で、「一人否、資格有り」となっ のうちの一人が、施工経験について延長が要件 ているが、技術者の資格・経験は、どのよう を満足していなかったため否であるが、残り3 な場合に、競争参加資格が無しとなるのか。 人は要件を満足していたため、資格有りとして いる。 申請の技術者全員が、要件を満足していなか った場合は、その業者は、資格無しとなる。 Q2.技術者の登録は、何名できて、何名が合格 A2.登録者数の上限は、設定していない。 すると、資格有りとなるのか。また、登録者 技術者は、一人でも参加要件を満たしていれ 数の上限はあるのか。一人でも良いとなれば、 ば、資格を認める。一般的に会社は、複数の工 複数人の登録は、必要無いのでは。 事に複数の技術者を準備して申請し、落札した 何か規定は、あるのか。 場合は、技術者を確定させ、落札出来なかった 場合は、技術者を他工事に回して申請するよう な方法を取られているので、技術者の複数申請 がある。 Q3.無効が18者と多いが、何か理由はあるの A3.調査基準価格未満での入札に対し、施工体制 か。 確認の追加資料の提出を求めたが提出が無かっ たため、無効となった。 原因として、標準歩掛の無い項目についての算 出を安く見積られたのではないかと考えられ る。 Q4.配置予定技術者を複数登録しても良いとの A4.技術提案の内容について確認が生じた場合に ことだが、複数の技術者がいる場合、技術提 ヒアリングを行うようになるが、会社として提 案のヒアリングは誰とするのか?また、今回 出された技術提案の内容確認なので、申請され ヒアリングを行っているのか。 た技術者を全員呼んでヒアリングを行うことは ない。なお、本工事ではヒアリングは行ってい ない。 ○本件入札・契約は適正であると判断する。 2)鳥取西道路桂見高架橋鋼上部工事 質疑等 特になし 質疑等 特になし ○本件入札・契約は適正であると判断する。 3)弥栄ダム取水放流設備外整備工事 Q1.入札説明書に、工場製作過程においては専 任を要せず、現地での据付作業をする者と同 一の技術者でなくても良いと記載されている が、工場製作と現地据付の専任技術者は別で も良いのか。 A1.別の技術者でも良い。 意見・質問 説明、回答 Q2.今回は、1者のみが入札に参加しているが、 A2.本工事では、工事内容に4つの設備があるが、 当初取水設備を製作した会社と今回入札した者 入札参加者はそのうちの主要な部分の2設備を は同じなのか。 過去に製作している。 ○本件入札・契約は適正であると判断する。 4)斐伊川新田川背割堤整備第1工事 Q1.地域要件に松江地方生活圏又は出雲地方生 A1. 中心都市とその周辺都市で地域の結びつきが 活圏とあるが、生活圏の定義は何か。 強いエリアについて総務省で設定しているもの を使用している。 ○本件入札・契約は適正であると判断する。 5)国道2号大樋橋拡幅下部その3工事 Q1.落札したのは、価格面では最低ではない者 A1.落札した者は、価格については、最低から2 だが、落札者の評価値が高くなったポイント 番目ではあるが、総合評価ということで、価格 は何か。 と技術点を総合的に評価して、評価値が上回っ ている。 加算点の差が10点くらいあり、企業の成績、 下請け企業の表彰、技能者の従事計画、技術者 の成績等で差がついている。 Q2.同種工事の経験や成績などは評価が主観的 A2.入札説明書に企業と技術者の成績について評 になるのではないか。また、過去の成績の評 価方法を記載しており、評価は機械的に行って 価方法は、どのようにしているのか。 いる。なお、成績は、過去2年間の平均として いる。 Q3.総合評価方式で過去の成績を評価する場合、 A3.総合評価では品質も重視しており、過去の成 新規参入者が受注するにはどのようにしたら 績も評価項目に入れているが、新規参入者が入 良いのか考えた場合、価格を落とすしかない 札に参加しやすいように参加要件の緩和や地方 と思うが。 自治体の実績も認めるなど、品質確保との兼ね 合いも見ながら工夫をしている。 ○本件入札・契約は適正であると判断する。 6)国道9号みなと原井大橋塗替工事 Q1.予定価格超過の者が2者あるが、過去には A1.全社が予定価格超過の場合にヒアリングを行 ヒアリングをして入札を行った事例も合った うケースもあるが、今回は予定価格以下の者が と思うが、今回は2者ともに予定価格超過で いるためヒアリングは行わずに落札決定してい 入札を終えているのか。 る。 ○本件入札・契約は適正であると判断する。 7)倉吉管内橋梁点検業務 Q1.技術提案提出要請者選定資料は選定後の入 A1.簡易公募型競争では参加表明のあった者の中 札には関係ないのか。 から上位の10者を指名し、技術提案書の提出 を要請するもので、入札時の総合評価の内容と は別のものである。 Q2.工事ではすべての加算点を足して価格で除 A2.総合評価は、技術力と価格から総合的に評価 しているが、業務では価格で除した価格評価 を行うものであるが、業務内容によっては、技 点に技術評価点を足して評価値を決定してお 術力にウエイトをおいた方式で評価する等、業 り、評価値の重みが異なってくる。 務の性質を考慮し、評価方法の使い分けを行っ 項目の設定・評価方法を検討した方が良い ている。 のではないか。 ○本件入札・契約は適正であると判断する。 意見・質問 説明、回答 8)苫田ダム管理フォローアップ検討他業務 Q1.参加表明者は1者だが、本業務は何か特殊 A1.フォローアップは5年毎に行うが、前回は5 な事情があるのか。 者入札に参加している。他地整でも同様な業務 が公告されていたため技術者の配置が難しかっ たことや、現地状況を確認しながら業務を行う 必要があるため、現地状況がある程度わからな いと業務が出来ないことから参加者が少なくな ったのではないか。 ○本件入札・契約は適正であると判断する。 9)広島西部山系土石流監視警報装置設置(その 3)業務 Q1.随契理由書に災害応急対策に関する基本協 A1.21者と結んでいるが、そのうち本件のよう 定とあるが、協定は何者と結んでいるのか。 な観測は4者である。 Q2.毎年協定の更新をしているのか。 A2.25年度までは毎年行っていたが、25年度 からは2年毎とした。 Q3.その3とあるが、他にも同じ業務があるの A3.土石流監視警報装置を安佐南区で20箇所設 か。 置する必要があり、3件発注している。 Q4.特記仕様書の業務内容に雨量の装置も入っ A4.当初は雨量観測も行う予定だったが、業務途 ているが、雨量観測も行っているのか。 中で土石流の監視のみに変更した。 ○本件入札・契約は適正であると判断する。 10)平成26年度都市部官民境界基本調査業務 (鳥取県境港市) Q1.落札率が低いが原因は何か。 A1.測量機材の良いものを持っており、作業を効 率的に出来ることからこの価格で入札されたよ うである。 Q2.測量機材の良いものを使っているのであれ A2.積算は面積ベースで価格を算定するようにな ば、今回が前例となって予定価格が安くなり、 っており、使用機器の種類については考慮して 今後、積算価格の改定につながるのでは。 いない。 ○本件入札・契約は適正であると判断する。 (3)再苦情処理の報告 該当事案なし 平成26年度入札監視委員会 第4回定例会議(第一部会) 平成27年3月16日(月) 13時30分~ 中国地方整備局 建政部 3階会議室 抽出委員 福田委員
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