建設関連業務総合評価落札方式

岐阜県県土整備部一般競争入札試行要領(建設関連業務総合評価落札方式)
(目 的)
第1
この要領は、岐阜県県土整備部が発注する建設関連業務総合評価落札方式の試行業務におい
て、一定の資格要件を満たした者による条件付き一般競争入札(以下「一般競争入札」という。)
を試行するために必要な事項を定めることを目的とする。
(対象業務)
第2
1件の委託費が、原則として、予定価格5百万円以上の総合評価落札方式で行う建設関連業務
(測量業務、建設コンサルタント業務、地質調査業務及び補償関係コンサルタント業務)のうち建
設コンサルタント業務(以下「対象業務という」。)とする。
(公 告)
第3
対象業務を一般競争入札とする場合は、地方自治施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の
6及び岐阜県会計規則(昭和 32 年岐阜県規則 19 号)第 127 条の規定に基づき、入札情報サービス
(インターネット)、対象業務を発注する業務担当課(以下「業務担当課」という。)及び現地機
関において掲示の方法により公告するとともに、新聞等に公表する。
ただし、各部長が特に掲示する現地機関を定めた場合はその現地機関とする。
2
公告する内容は、第1号様式(標準入札公告例【事後審査型・総合評価落札方式】)(以下、
「入札公告」という。)とする。
3
入札公告には、(1)から(3)までを別冊として含める。
(1) 委託業務契約書(案)
(2) 入札心得
(3) 図面及び仕様書等
(参加資格)
第4
地方自治法施行令第1 6 7条の5 の規定に基づき、競争に参加する者に必要な資格(以下「参加
資格」という。)に関する事項として、次の事項を公告する。
(1) 地方自治法施行令第1 6 7条の4 の規定に該当しない者であること。
(2) 岐阜県建設工事入札参加資格者名簿に登載されていること。
(3) 会社更生法(平成 14 年法律第1 5 4号)第 17 条第1項又は第2項の規定による更生手続開始の
申し立て(同法附則第2条の規定によりなお従前の例によることとされる更生事件に係るものを
含む。)をした者にあっては、同法第1 9 9条第1項若しくは第2項又は第2 0 0条第1項の規定に
よる更生計画認可(同法附則第2条の規定によりなお従前の例によることとされる更生事件に係
るものを含む。)の決定を受けていること。
(4) 民事再生法(平成 11 年法律第2 2 5号)第 21 条第1項及び第2項の規定による民事再生手続開
始の申し立てをした者にあっては、同法第 174 条第 1 項の規定による再生計画認可の決定を受け
ていること。
(7) 直近10か年度に対象業務と同種又は類似の業務実績があること。
(8) 対象業務に配置を予定している管理技術者及び照査技術者が適正であること。
(9) 岐阜県建設工事請負契約に係る参加資格停止等措置要領に基づく参加資格停止措置を、入札参
加資格確認申請期限日(以下「申請期限日」という。)から当該業務の 落札決定の日までの間、
受けていないこと。
(10) 岐阜県が行う契約からの暴力団の排除措置に関する措置要綱に基づく入札参加資格停止措置を、
当該業務の開札の日までに受けていないこと。又は同要綱別表に掲げる措置要件に該当しないこ
と。
(11) 岐阜県が発注した業務のうち、直近2か年度に完了・引き渡された業務の実績がある場合にお
いて、対象業務に係る業務成績評定の平均が65点以上であること。
(13) 入札に参加しようとする者の間に資本関係又は人的関係がないこと。
(参加資格の決定)
第5
前条の参加資格は、岐阜県建設工事入札参加資格委員会規程で規定する岐阜県建設工事入札参
加資格委員会(以下「参加資格委員会」という。)の審議に付し決定する。
(参加資格確認の申請)
第 6 一般競争入札に参加を希望する者(以下「入札参加希望者」という。)の参加資格を確認する
ため、入札参加希望者から所定の期限までに入札参加資格確認申請書(以下「申請書」とい
う。)の提出を求める。
2
申請書の提出期間は、原則として、入札公告の交付を開始した日の翌日から 14日間とする。
3
申請書は、対象業務を発注する各部において指定した課(以下「指定した課」という)へ持参に
より提出するものとし、郵送又は電送によるものは受け付けない。ただし、電子入札対象案件の場
合は、電子入札システムにより申請書を提出するものとする。
4
期限までに申請書を提出しない者は、当該一般競争入札に参加できない。
5
第1 項及び第2 項に規定する事項を公告し、第1 項から前項までに規定する事項及び次の事項を
入札公告に示す。
(1) 申請書は、入札公告の様式により作成すること。
(2) 申請書の作成及び提出に係る費用は、入札参加希望者の負担とすること。
(3) 提出された申請書を、参加資格の確認以外に入札参加希望者に無断で使用しないこと。
(4) 提出された申請書は、返却しないこと。
(5) 申請期限日以降に、原則として、申請書の差し替え及び再提出は認めないこと。
(6) 申請書に関する問い合わせ先
(7) その他県が必要と認める事項
(現場説明会)
第 7 現場説明会は、業務担当課長が特に必要があると認める場合を除き、行わない。
2
現場説明会は、原則として、入札参加資格確認通知をした翌日から起算して2 日後までとする。
3
現場説明会を行う場合は、現場説明会を行うことを公告し、次の事項を入札公告等で示す。
(1) 現場説明会を行う旨
(2) 現場説明会の日時及び場所
(3) その他必要と認める事項
(仕様書・積算内訳等に対する質問)
第 8 現場説明及び仕様書・積算内訳等に対する質問書の提出があった場合は、回答書を閲覧に供す
る。ただし、電子入札対象案件の場合は、電子入札システムによりあわせて回答する。
2
質問書の提出期間は、原則として、入札参加資格確認通知をした翌日から起算して2 日後までと
する。
3
質問書は業務担当課へ持参し、郵送又は電送によるものは受け付けない。ただし、電子入札対象
案件の場合は、電子入札システムにより質問書を提出するものとする。
4
質問に対する回答書の閲覧は、原則として、質問書の提出期間の最終日の翌日から起算して5 日
後までに開始し、入札執行の日の前日に終了する。
5
回答書の閲覧場所は、業務担当課とする。
6
第1 項から第5 項までを入札公告等に示す。
(入札の執行)
第9
入札は、原則として、質問書の提出期間の最終日の翌日から起算して8 日後に執行する。
2
入札の執行に先立ち、参加資格があることを確認した通知書の写しを入札参加者に提出させる。
ただし、電子入札対象案件を除く。
3
入札参加者に積算内訳書の提出を求める。ただし、電子入札対象案件の場合は、電子入札システ
ムにより積算内訳書を提出させる。
4 開札は、入札執行の日時及び場所において、入札者又はその代理人(以下「入札者等」とい
う。)を立ち会わせて行う。この場合において、入札者等が立ち会わないときは、当該入札事務に
関係のない職員を立ち会わせて行うものとする。ただし、入札書に記載すべき事項を記録した電磁
的記録を提出することにより行われる場合であって、収支等命令者が入札事務の公正かつ適正な執
行の確保に支障がないと認めるときは、入札者及び当該入札事務に関係のない職員の立ち会いを行
わせないことができる。
5
第1 項から第4 項までを入札公告に示す。
6
落札者の決定方法を公告することとし、入札公告に示す。
(参加資格の確認)
第 10
入札前の参加資格の確認は、第6の規定による申請書(別記様式1)により行い、原則とし
て申請期限日後速やかに、入札参加希望者へ入札参加資格確認通知書により通知する。ただし、電
子入札対象案件の場合は、電子入札システムにより通知する。
2
開札後の参加資格の確認は、開札後2日以内に落札候補者から提出された第11の規定による資
料(別記様式2)により行い、落札候補者が参加資格を満たしていない場 合には、次順位者の入札
参加資格を確認する。
3
落札候補者の参加資格の有無については、参加資格委員会の審議に付し確認する。
4
開札後の資料の確認において、入札参加資格を満たしていないと認められた者については、入札
参加資格不適格通知書(別記様式第5)により通知する。
5
前項の通知書には、理由を付し、また所定の期限内に参加資格がないと認めた理由について説明
を求めることができる旨を明記する。
6 第1 項から前項までを入札公告等に示す。
(資 料)
第 11 資料は、(1)から(3)までとし、資料の内容を入札公告等において明らかにする。
なお、業務実績及び配置予定の技術者の業務の経験は、申請期限日において、業務が完了し、引
き渡しが済んでいるものに限るものとする。
(1) 業務実績(別記様式3)
(2) 配置予定の技術者(別記様式4)
(3) その他必要とする書類
2
資料は参加資格が確認できるものとし、証明するための書類を添付させる ことができる。
(参加資格がないと認めた者に対する理由の説明)
第 12 一般競争入札の参加資格確認の結果、参加資格がないと認められた入札参加者は、参加資格
不適格通知をした日から起算して7 日(岐阜県の休日を定める条例(平成元年岐阜県条例第5 号)
第1 条に規定する県の機関の休日を含まない)以内に、参加資格がないと認めた理由について業務
担当課に説明を求めることができる。
前項の規定により入札参加希望者が説明を求める場合は、書面(様式は自由)を持参することと
し、郵送又は電送によるものは受け付けない。ただし、電子入札対象案件の場合は、電子入札シス
テムにより書面を提出することとする。
3
第1 項の説明を求めることができる最終日の翌日から起算して、原則として 10 日以内に参加資
格委員会の審議に付し、書面により回答する。ただし、電子入札対象案件の場合は、電子入札シス
テムにより回答する。
4
前項の回答をする場合、必要に応じて岐阜県入札監視委員会設置要綱による岐阜県入札監視委員
会(以下「監視委員会」という。)の意見を聴いて処理することができる。
5
第1 項から第3 項までを入札公告等に示す。
(入札保証金及び契約保証金)
第 13 入札保証金及び契約保証金は、次に掲げるとおりとし、入札公告に示す。
岐阜県会計規則第 114 条各号に該当するときは、免除する。
(入札の無効)
第 14 公告に示した参加資格のない者の入札、申請書又は資料に虚偽の記載をした者の入札、及び
入札に関する条件に違反した入札、並びに岐阜県会計規則第1 3 0条各号に該当する入札は無効とす
る。
なお、無効な入札を行った者は、原則として再度入札に参加できない。
また、無効な入札を行った者を落札者としていた場合は、落札決定を取り消す。
2
参加資格のあることを確認された者であっても、公告に示した第4 の各項の資格を欠く入札参加
希望者は、入札参加資格のない者とする。
3
第1 項及び第2 項を入札公告に示す。
(苦情申し立て)
第 15 一般競争入札の参加資格の確認の結果、当該参加資格を認められなかったことに対して不服
がある者、又は総合評価落札方式における非落札者のうち、落札者の決定結果に対して不服がある
者は、指定した課に対して苦情申立てを行うことができる。
2
指定した課は、苦情の申し立てを監視委員会に諮る。
3
第1 項を入札公告等に示す。
(電子入札対象案件に関する特例)
第 16 この要領に定める電子入札対象案件に関するただし書については、発注者の承諾を得て又は
発注者の指示によりそれぞれ書面で提出する場合等においては、これを適用しないものとする。
(特 例)
第 17 この要領の第2及び第4の規定によりがたいときは、岐阜県入札監視委員会の審議に付す。
(その他)
第 18 契約手続きに使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限ることを 公告することと
し、入札公告に示す。
2
申請書又は資料に虚偽の記載をした場合は、岐阜県建設工事請負契約に係る入札参加資格停止要
領に基づき入札参加資格の停止となることを入札公告に示す。
3
落札者が、当該業務の本契約締結の日までに、岐阜県が行う契約からの暴力団の排除措置に関す
る措置要綱に基づく入札参加資格停止措置を受けたときは、当該落札者と契約を締結しないこと、
また、契約後に当要綱に基づく入札参加資格停止措置を受けた場合は、原則契約を解除す ることを
入札公告等に示す。
4
落札者は、資料に記載した配置予定の技術者を対象業務に配置しなければならないことを入札公
告等に示す。
2
附
則
この要領は、平成 23 年7月1日から施行し、同日以降に公告する案件から適用する。
附
則
この要領は、平成 24 年4月1日から施行し、同日以降に公告する案件から適用する。
附
則
この要領は、平成 26 年5月1日から施行し、同日以降に公告する案件から適用する。
附
則
この要領は、平成 26 年 12 月 22 日から施行し、平成 27 年1月1日以降に公告する案件から適用す
る。ただし、平成 26 年 12 月 31 日以前に公告する案件については、なお従前の例による。
第1号様式(標準入札公告例)【事後審査型・総合評価落札方式】
入
札
公
告
○○○○○○○業務委託に関する一般競争入札公告
○○○○○○○業務委託 について、事後審査型一般競争入札を行うので、岐阜県会計規則(昭和
32年岐阜県規則第19号。以下「規則」という。)第127条の規定により公告します。
平成○○年○○月○○日
岐阜県知事
古 田
肇
(岐阜県○○事務所長 ○○ ○○)
1
一般競争入札に付する委託
(1) 仕様書番号
○○号
委 託 名
○○○○○○○業務委託
(電子入札対象案件)
(2) 委託場所
○○市○○町○-○-○
(3) 委託概要
○○○○○○○業務 N=1式
(4) 工
期
約○か月間(約○○日間)
(5)予定価格
○○○円(消費税及び地方消費税を含む)
(6) 低入札調査基準価格
有(失格判断基準 無)
(7) 本委託は、資料提出及び入札を電子入札システムで行う対象です。なお、電子入札システムに
よりがたいものは、発注者の承諾を得た場合に限り書面で提出すること(以下「紙入札方式」と
いう。)ができます。
(8) 本業務は、技術資料の提案を受け付け、価格以外の要素と価格を総合的に評価して落札者を決
定する建設関連業務総合評価落札方式の試行業務です。
2
入札参加資格
本業務は単体による事後審査型一般競争入札とします。入札に参加する者に必要な資格は、次の
とおりです。
入札参加資格に関する事項
ア 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない者であるこ
と。
イ 岐阜県建設工事入札参加資格者名簿の建設関連業務(測量・建設コンサルタント等業務(○
○))に登載されていること。
ウ 岐阜県内に岐阜県建設工事入札参加資格者名簿に登載されている本店、支店又は営業所が所
在すること。【地域要件を設定する場合のみ】
エ 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条第1項又は第2項の規定による更生手続開始
の申し立て(同法附則第2条の規定によりなお従前の例によることとされる更生事件に係るも
のを含む。)をした者にあっては、同法第 199 条第1項若しくは第2項又は第 200 条第1項の
規定による更生計画認可(同法附則第2条の規定によりなお従前の例によることとされる更生
事件に係るものを含む。)の決定を受けていること。
オ 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条第1項及び第2項の規定による民事再生手続
開始の申し立てをした者にあっては、同法第 174 条第 1 項の規定による再生計画認可の決定を
受けていること。
カ 岐阜県から、岐阜県建設工事請負契約に係る入札参加資格停止等措置要領に基づく資格停止
措置を、入札参加資格確認申請期限日(以下「申請期限日」という。)から当該業務の落札決定
の日までの期間内に受けていないこと。
キ 岐阜県から、岐阜県が行う契約からの暴力団の排除措置に関する措置要綱に基づく入札参加
資格停止措置を、当該委託業務の開札の日までに受けていないこと。又は同要綱別表に掲げる
措置要件に該当しないこと。
ク 岐阜県が発注した業務のうち、平成○○年4月1日から平成○○年3月31日までの2年間
に完了・引き渡された建設コンサルタント業務の実績がある場合において、業務成績評定の平
均が65点以上であること。
ケ 平成○○年度以降に完了・引き渡された同種又は類似業務において1件以上の実績を有する
こと。
同種業務:○○○○業務
類似業務:○○○○業務
コ 配置予定の管理技術者及び照査技術者は平成○○年度以降に完了・引き渡された同種又は類
似業務において1件以上の実績を有すること
同種業務:○○○○業務
類似業務:○○○○業務
サ 入札に参加しようとする者の間に以下の基準のいずれかに該当する関係がないこと。
なお、関係がある場合に、辞退する者を決めることを目的に当事者間で連絡を取ることは、談
合等不正な行為とは解さない。
①資本関係
以下のいずれかに該当する場合。ただし、子会社又は子会社の一方が民事再生法の規定に
よる再生手続開始の決定や会社更生法の規定による更生手続開始の決定を受けた会社である
場合は除く。
ア 親会社と子会社の関係にある場合
イ 親会社を同じくする子会社同士の関係にある場合
②人的関係
以下のいずれかに該当する場合。ただし、 アについては、会社の一方が更生会社又は再
生手続が存続中の会社である場合は除く。
ア 一方の会社の役員が、他方の会社の役員を現に兼ねている場合
イ 一方の会社の役員が、他方の会社の管財人を現に兼ねている場合
③その他入札の適正さが阻害されると認められる場合
その他上記①②と同視しうる資本関係又は人的関係があると認められる場合
シ 本委託に従事する管理技術者・照査技術者は、本件の入札参加資格確認申請書の受付最終
日以前に3か月以上の恒常的な雇用関係にある者であること。
ただし、合併、営業譲渡又は会社分割による所属企業の変更があった場合、緊急の必要そ
の他やむを得ない事情がある場合については、3か月に満たない場合であっても恒常的な雇
用関係にあるものとみなす。
ス 岐阜県設計業務委託共通仕様書第 1107 条の 3 及び第 1108 条の 2 の条件を満たす管理技術者
及び照査技術者を当該業務に配置できること。
3
担当課
区分
入札担当課
担当課
岐阜県○○事務所○○課○○担当
業務担当課
岐阜県○○事務所○○課○○担当
電話番号
058-111-1111
(内線1111)
058-111-1111
(内線1211)
住所
〒5○○-○○○○
岐阜県○○市○○町○-○-○
岐阜県○○総合庁舎○階
4
入札参加資格確認の申請
この一般競争入札に参加を希望する者は、入札参加資格確認申請書(以下「申請書」という。)
を電子入札システムを用いて提出し、入札参加資格の確認を受けなければなりません。
ただし、入札参加資格は、入札後に実施する入札参加資格の詳細な確認をもって確定するものと
しますので、添付書類は必要ありません。
また、紙入札方式の場合は持参を認めますが郵送又は電送によるものは受け付けません。
5
入札手続等
入札書は、電子入札システムにより提出すること。ただし、発注者の承諾を得た場合に限り紙入
札方式によることができます。
(1) 紙入札方式の場合の入札方法は持参とし、郵送又は電送による入札は認めません。
(2) 見積もった契約希望金額が予定価格を超える場合は、入札を辞退すること。
(3) 開札は、入札の終了後直ちに入札者又はその代理人(以下「入札者等」という。)の立ち会い
の上行います。この場合において、入札者等が立ち会わないときは、当該入札事務に関係のない
職員が立ち会います。ただし、入札書に記載すべき事項を記録した電磁的記録を提出することに
より行われる場合であって、収支等命令者が入札事務の公正かつ適正な執行の確保に支障がない
と認めるときは、入札者及び当該入札事務に関係のない職員の立ち会いを行わないことがありま
す。
(4) 低入札調査基準価格を設けた場合で、入札者が低入札調査基準価格を下回った場合は、入札保
留とし、契約の内容が履行されないおそれがあると認められるか否かについて、入札者から事情
聴取、関係機関の意見聴取等の調査を行い、落札候補者の決定をします。この調査期間に伴う当
該調査の工期延長は行いません。
(5) 本委託業務については、入札金額が低入札調査基準価格を下回る価格であったときは、入札を
「保留」と宣言し、最低入札価格の入札をした者に対して、低入札価格調査を行います。なお、
低入札調査基準価格を下回った価格をもって契約する場合は、第三者による照査等を義務付けま
す。【予定価格500万円以上の場合のみ】
(6) 適正な入札を執行するため収支等命令者が必要があると認めたときは、入札書等を抽選により
選定することがあります。この場合において、選定する入札書等の数は 、収支等命令者が抽選の
際に示します。
(7) 入札後の入札参加資格の確認
開札の結果、落札候補者となった者は、詳細な入札参加資格の確認を行うので、入札参加資格
確認資料(別記様式2)を提出すること。
資料は次により作成してください。
① 同種の委託の実績調べについては、平成○○年度以降申請期限日までに、業務が完了・引き
渡しが済んでいるものに限り記載してください。
② その他
ア 資料の作成に係る費用は、提出者の負担とします。
イ 提出された申請書及び資料を、参加資格の確認以外に提出者に無断で使用しません。
ウ 提出された申請書及び資料は、返却しません。
エ 申請期限日以降に、原則として、申請書又は資料の差し替え及び再提出は認めません。
オ 資料提出等に関する問い合わせは、担当課に照会してください。
(8) 落札者の決定方法
ア 入札参加者の技術資料による評価項目の達成度を評価した「技術評価点」に「価格評価
点」(=40×(予定価格-入札価格)/(予定価格-失格判断基準))を加えた評価値の
最も高い者を落札候補者とします。
イ 開札後に落札候補者から提出された資料を確認し、その結果、参加資格要件を満たしてい
ないと確認した場合は、当該落札候補者が行った入札を無効とした上で、次順位者を落札候
補者とし、入札参加資格確認資料の提出を求めます。
ウ 参加資格要件を満たす落札候補者が2者以上ある場合は、くじによって落札者を決定しま
す。なお、この場合において、くじを引くことを辞退することはできません。
エ 規則第 111 条の規定により定められた予定価格の制限の範囲内であること。
オ 地方自治法施行令第167条の10の2第4項の規定により、落札者を決定しようとする
時は、学識経験を有する者の意見を聴く必要があるため、後日落札者を決定し、すべての入
札参加者に対して通知します。
カ 落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の8に相当する額
を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた額)
をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税業者である
かを問わず、見積もった契約希望金額の108分の100に相当する金額を入札書に記載し
てください。
なお、見積もった契約希望金額が予定価格を超える場合は、入札を辞退すること。
キ 予定価格を事前に公表したものにあっては、再度入札を行いません。
ク 一度提出した入札書は、これを書換え、引替え又は撤回をすることはできません。
ケ その他入札執行については、地方自治法、同法施行令及び規則に定めるところによります。
(9) 積算内訳書の提出
① 入札書に記載される入札金額に対応した積算内訳書について電子入札システムによる提出を
求めます。
② 積算内訳書の様式は自由であるが、記載内容は最低限、数量、単価、金額等を明らかにして
ください。
③ 積算内訳書が以下の各号のいずれかに該当する者の入札書については、規則第130条によ
り無効とすることがあります。
ア 積算内訳書の合計金額と入札額が一致していないもの
イ 記載すべき項目を満たしていないもの
ウ 一括値引きがあるもの
エ 端数処理されているもの
オ その他不備があるもの
④ 積算内訳書は返却しません。
⑤ 積算内訳書は参考図書として提出を求めるものであり、入札及び契約上の権利義務を生じる
ものではありません。
⑥ 紙入札方式の場合は、入札書とともに積算内訳書を持参して提出してください。
(10) 入札保証金及び契約保証金
規則第 114 条各号に該当するときは、免除する。
(11) 入札の無効に関する事項
本公告に示した入札参加資格のない者及び申請書等に虚偽の記載をした者の入札、入札に関す
る条件に違反した入札並びに規則第 130 条各号のいずれかに該当する入札は、無効とします。
① 本公告に示した参加資格のない者の入札、申請書又は資料に虚偽の記載をした者の入札及び
入札に関する条件に違反した入札並びに次の各号の1に該当する入札は無効とします。
ア 入札者が同一事項に対し、2以上の入札をしたとき。
イ 入札者が他人の代理をし、又は代理人が他人の代理を兼ねたとき。
ウ 入札保証金を納付しなければならない入札であって、その全部又は一部が納付されていな
いとき。
エ 入札に関し談合等の不正行為があったとき。
オ 入札書に記名押印がないとき。(電子入札システムによる場合は、電子認証書を取得して
いない者が入札したとき。)
入札書の記載事項の確認ができないとき。
入札参加資格を有しない者が入札をしたとき。
その他収支等命令者があらかじめ指定した事項に違反したとき。
また、無効の入札を行った者を落札者としていた場合は、落札決定を取り消します。
② 参加資格のあることを確認された者であっても、公告において示した参加資格各項の資格を
欠く入札参加希望者は、入札参加資格のない者とします。
(12) 入札又は開札の中止及びこれによる損害に関する事項
天災その他やむを得ない理由により、入札又は開札を行うことができないときは、これを中止
します。この場合における損害は、入札者の負担とします。
(13) 落札の無効に関する事項
落札者が、落札の通知を受けた日から、原則として1週間以内に契約を締結しないときは、そ
の落札は無効とします。
(14) 苦情申し立て
一般競争入札の手続に不服がある者は、担当課に対して苦情申立てを行うことができます。
(15) 契約手続において使用する言語及び通貨
日本語及び日本国通貨に限ります。
(16) 談合その他不正行為があった場合の違約金
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号)又は刑法(明治 4
0 年法律第 45 号)第 96 条の 6 及び同法第 198 条に規定する違反行為が認められた場合は、違
約金として請負金額の 10 分の 2 に相当する額を支払わなければなりません。
カ
キ
ク
6
入札日程
手続等
設計図書の閲覧
方法・場所
電子入札システムよりダウンロード
入札担当課による閲覧
質問の受付
電子入札システムによる
※紙入札の場合 業務担当課まで持参
回答書の閲覧
電子入札システムによる
業務担当課による閲覧
入札参加申請
電子入札システムによる
※紙入札の場合 別記様式1を入札担当
課まで持参
(技術資料の提出)
【総合評価落札方式の対象業務の場合】
( 技術資料申請様式1及び2を添付)
参加資格の確認
平成○○年○○月○○日まで
電子入札システムによる
入札書提出受付
平成○○年○○月○○日(○)午前9時から 電子入札システムによる
平成○○年○○月○○日(○)午後4時まで
開札
平成○○年○月○日(○)
電子入札システムによる
午前○時から
岐阜県○○総合庁舎○階○入札室
※紙入札の場合、入札参加資格確認通
知書の写しを持参のこと
確認資料の提出
平成○○年○○月○○日(○)午前9時から 別記様式2を業務担当課まで持参
(落札候補者のみ)
平成○○年○○月○○日(○)午後4時まで
参加資格がないと認 参加資格不適格通知をした日から起算して7 業務担当課まで持参
めた者に対する理由 日以内(県の機関の休日を含まない)
書面(様式は自由)
の説明
理由の説明に対する 説明を求めることができる最終日の翌日から 書面により回答
回答
起算して10日以内
入札結果の公表
落札決定した日
入札情報サービスによる
入札担当課による閲覧
※紙入札方式の場合は、持参を認めますが郵送又は電送によるものは受け付けません(期間・期日は同じ)。
7
期間・期日
平成○○年○○月○○日(○)午前9時から
平成○○年○○月○○日(○)午後4時まで
平成○○年○○月○○日(○)午前9時から
平成○○年○○月○○日(○)午後4時まで
平成○○年○○月○○日(○)午前9時から
平成○○年○○月○○日(○)午後4時まで
平成○○年○○月○○日(○)午前9時から
平成○○年○○月○○日(○)午後4時まで
総合評価落札方式に関する事項【総合評価落札方式の対象業務の場合のみ】
(1) 総合評価落札方式の仕組み
本業務の総合評価落札方式は以下の方法により落札者を決定する方式とします。
①評価値は、入札書が無効でないものについて、次の算式により算定する。
評価値=価格評価点+技術評価点
②価格評価点と技術評価点の配点は次のとおりとする。
(ア)価格評価点
40点
(イ)技術評価点
40点
③価格評価点は、次の算式により算定する。
価格評価点=40×(予定価格-入札価格)/(予定価格-失格判断基準)
[小数点以下第4位四捨五入]
なお、入札価格は各入札者の入札金額とする。
④技術評価点は以下に示す項目について評価を行う。
(ア)企業能力に関する事項
(イ)配置予定技術者の能力に関する事項
(ウ)地域要件に関する事項
(エ)業務遂行能力に関する事項
具体的な技術的要件及び入札の評価に関する基準等については、「総合評価方式の内容」におい
て明記しています。
(2) 資料作成説明会を行います。【資料作成説明会を実施する場合のみ】
(3) 資料のヒアリングを行います。【資料のヒアリングを行う場合のみ】
8
その他
(1) 談合情報があった場合は、談合の事実の有無にかかわらず、そのすべてを公表することがあり
ます。
(2) 談合情報どおりの開札結果となった場合は、談合の事実の有無にかかわらず、契約の締結をし
ないことがあります。
なお、この場合は原則として改めて公告をし入札を行うものとします。
(3) 申請書又は資料に虚偽の記載をした場合は、岐阜県建設工事請負契約に係る入札参加資格停止
等措置要領に基づき参加資格の停止となります。
(4) 予定価格を超える金額で入札書を提出した場合、不誠実な行為として入札参加資格停止の措置
を行うことがあります。
(5) 電子入札システムは、県の機関の休日を除く、月曜度及び金曜日の午前8時から午後6時まで、
火曜日から木曜日の午前8時から午前0時まで稼働しています。また、稼働時間を変更する場合
等は、岐阜県電子入札案内ページ(URL http://www.cals.pref.gifu.jp/)と岐阜県建設CAL
S/ECのホームページ(URL http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11690/calsec/top.htm)で
公開します。
(6) 落札者が、岐阜県から、「岐阜県が行う契約からの暴力団排除に関する措置要綱」に基づく入
札参加資格停止措置を、入札の日から本契約締結の日までの期間内に受けたときは、当該落札者
と契約を締結しないものとする。
また、契約後に同要綱に基づく入札参加資格停止措置を受けた場合は、原則、契約を解除す
る。
(7) システム操作上の手引き書としては、「岐阜県電子入札システム操作マニュアル (受注者版)」
を参考としてください。同マニュアルは、岐阜県電子入札案内ページで公開しています。
(8) 障害発生時及び電子入札システム操作等の問い合わせ先は岐阜県電子入札システムヘルプデス
クとし、方法及び受付時間は岐阜県電子入札案内ページ内の「お問合せ」によります
ただし、申請書類、応札等の締め切り時間が切迫しているなど緊急を要する場合は、入札担当
課へ連絡してください。
(9) 入札参加業者が電子入札システムで書類を送信した場合には、通知、通知書及び受付票を送信
者に発行するので、必ず確認してください。
(10) 電子入札システムを使用して提出された入札、申請書及び資料等は、県の使用に係る電子入札
システムに用いる電子計算機に備えられたファイルへの記録がされた時に県に到達したものとみ
なします。
(11) その他詳細不明な点については、担当課に照会してください。
(12) 本業務は、建設関連業務総合評価落札方式の試行案件であるため、今後の運用の参考として実
施するアンケート調査にご協力をお願いします。【アンケートを行う場合のみ】
別記様式1
(紙入札参加希望者用)
(用紙A4)
平成
年
月
日
岐 阜 県 知 事 様
(岐阜県○○事務所長 様)
住
所
商号又は名称
代表者氏名
印
入 札 参 加 資 格 確 認 申 請 書
平成○○年○○月○○日付けで公告のありました○○○○業務委託に係る参加資格につい
て、下記の書類を添えて確認申請します。
なお、成年被後見人及び被保佐人並びに破産者で復権を得ない者でないこと並びに添付
書類の内容については事実と相違ないことを誓約します。
記
1
2
3
4
調達案件番号
調達案件名称
公
告
日
附 属 書 類
平成
年
別添のとおり
月
日
※本様式は、紙入札者が入札執行前に提出するもので、電子入札による場合は不要です。
※総合評価落札方式による場合は、技術資料を添付して下さい。
ただし、開札後、落札候補者の方は、発注機関の指定する日までに入札参加資格確認資料を提出するもの
とします。なお、提出できない場合は、入札が無効となります。
※申請書に虚偽の記載をした場合は、岐阜県建設工事請負契約に係る入札参加資格停止等措置要領に基づき
参加資格の停止となりますので、十分注意ください。
別記様式1-2
(入札参加希望者用)
(用紙A4)
平成
年
月
日
岐 阜 県 知 事 様
(岐阜県○○事務所長 様)
住
所
商号又は名称
代表者氏名
入札参加資格確認申請書附属書類
必要な入札参加資格項目(「入札公告」の2入札参加資格)
参加資格条件の有無
確認欄
(1)構成員の資格要件
ア
地方自治法施行令に関する要件
イ
資格者名簿の登載に関する要件
ウ
事業所の所在地に関する条件
エ
会社更生法に関する要件
オ
民事再生法に関する要件
カ
入札参加資格停止に関する要件
キ
暴力団の排除措置に関する要件
ク
業務成績評定点に関する要件
ケ
業務実績に関する要件
コ
配置予定技術者の業務実績に関する要件
サ
資本及び人的関係に関する要件
シ
配置予定技術者の雇用に関する要件
ス
配置予定技術者の資格に関する要件
※本様式は、確認申請時に添付ください。
※参加資格条件の有無の記入にあたっては、「入札公告」の2入札参加資格要件に記載された参加条件を十
分確認のうえ○を記入してください。(確認欄は発注機関で記入)
※申請書に虚偽の記載をした場合は、岐阜県建設工事請負契約に係る入札参加資格停止等措置要領に基づき
参加資格の停止となりますので、十分注意ください。
※添付書類は別途指示がない場合は不要です。
ただし、総合評価落札方式にあっては、技術資料の提出を別途指示していますので、ご確認くださ い。
※入札参加参加資格の有無は、開札後に実施する入札参加資格の詳細な確認をもって確定します。
※申請期限日以降に、原則として、申請書又は資料の差し替え及び再提出は認めません。
別記様式2
(落札候補者用)
(用紙A4)
平成
年
月
日
岐 阜 県 知 事 様
(岐阜県○○事務所長 様)
住
所
商号又は名称
代表者氏名
印
入 札 参 加 資 格 確 認 申 請 書
平成○○年○○月○○日付けで公告のありました○○○○業務委託に係る参加資格につい
て、下記の書類を添えて確認申請します。
なお、成年被後見人及び被保佐人並びに破産者で復権を得ない者でないこと並びに添付
書類の内容については事実と相違ないことを誓約します。
記
1
2
3
業務実績
配置予定の技術者
各種証明(契約書の写、技術者の資格証明書の写等)
※本様式は、開札後、落札候補者の方が提出するものです。
※落札候補者の方は、発注機関の指定する日までに入札参加資格確認資料を提出するものとします。なお、
提出できない場合は、入札が無効となります。
※申請書又は資料に虚偽の記載をした場合は、岐阜県建設工事請負契約に係る入札参加資格停止等措置要領
に基づき参加資格の停止となりますので、十分注意ください。
別記様式3
業
務
実
績
調
べ
(例)
商号又は名称:
参加資格
○○詳細設計
業
務
名
発
注
機
関
業
務
場
所
契
約
金
額
業
務
名
工
業
務
概
要
等
期
○○詳細設計
記載要領
円
1
2
3
4
年
L=
月~
m
年
円
月
年
L=
月~
m
年
円
月
年
L=
月~
年
月
m
この表は、本件業務と同種の施工実績(平成○○年度以降申請期限日まで)について作成してください。(業務
が完了し引き渡しの済んでいるもの)
「業務名」の欄には、具体的に記載して下さい
「業務場所」の欄には、○○県○○町と記載して下さい
「業務概要等」の欄には、設計概要、数量等を記載して下さい
別記様式4
〔改正後〕
配 置 予 定 技 術 者 名 簿
(例)
商号又は名称:
氏
名
(年
最終学歴及
齢)
び卒業年
技 術 資 格 の 名 称
取 得 年 月 日 及 び
登
録
番
号
平成○○年度以降申請期限日までの
○○詳細設計業務従事実績
(主たる業務について記入)
配置予定
(管理or照査技術者)
次
(記載例)
山田太郎
(36)
大学卒
土木工学
昭55
技術士(○○部門)
業 務 名
業 務 量
発注機関名
施 工 場 所
従 事 期 間
従事役職名
○○詳細設計業務
L=○○m
○○県
○○県○○町
平成○年○月~平成○年○月
管理技術者
業
務
名
業
務 量
発注機関名
施 工 場 所
従 事 期 間
従事役職名
記載要領
管理技術者
この表は、本業務に配置予定の技術者を記載してください。
照査技術者
備 考
別記様式5
平成
年
月
日
入札参加資格不適格通知書
資格者番号
住所
商号又は名称
代表者氏名
様
岐阜県知事
(○○事務所長)
印
先に申請のあった下記の調達案件に係る入札参加資格について審査した結果、下記のとおり不適格
と認められましたので通知します。
記
入札公告日
調達案件名称
予定価格
不適格となった理由
総合評価落札方式の内容
(記入例)
※実際に適用する方式や評価内容、評価基準に応じて修正
1 総合評価の方法
①評価値の算出方法
a.評価値は、入札書が無効でないものについて、次の算式により算定する。
評価値=価格評価点+技術評価点
b.価格評価点と技術評価点の配点は次のとおりとする。
(ア)価格評価点
40点
(イ)技術評価点
40点
c.価格評価点は、次の算式により算定する。
価格評価点=40×(予定価格-入札価格)/(予定価格-失格判断基準)
[小数点以下第4位四捨五入]
なお、入札価格は各入札者の入札金額とする。
②落札者の決定方法
次の条件を満たすこと。
入札価格≦予定価格
※落札条件を満たす者が2者以上いる場合は、評価値の最大の者を落札者とする。さらに、
その評価値も同じ場合には、くじ引きにより落札者を決定する。
2 技術評価項目及び技術評価指標
①技術評価項目:(ア)企業能力に関する事項
(イ)配置技術者の能力に関する事項
(ウ)地域要件に関する事項
(エ)業務遂行能力に関する事項
②技術評価指標:(ア)業務成績評定点、同種・類似業務実績、スタッフ数により評価
(イ)同種・類似業務経験、保有資格、継続教育により評価
(ウ)営業拠点、災害協定参加等により評価
(エ)技術提案により評価
3 技術評価点の付与
入札参加者に対する技術評価点付与の考え方は下表のとおりである。
各方式別の評価項目と配点
小項目
企業能力
業務遂行能力
技術者能力
地域要件
評価項目
方式
技術評価点
品質・環境配慮
業務成績評定点
業務実績
スタッフ数
技術提案
業務実績
保有資格
継続教育
営業拠点
災害協定参加等
計
実施方針等
特定テーマ
加算式
40点
1
2
2
1
5
15
5
4
2
1.5
1.5
40
管理技術者
2.5
2
1
照査技術者
2.5
2
1
○企業能力について
評価項目
品質管理
環境配慮
業務成績評定点
評価内容
ISO認定取得の状況
直近2か年度に完了引き渡しの済んだ業務の
業務成績評定点の平均点
(岐阜県発注業務のみ対象)
(建設コンサルタント業務のみ対象)
評価基準
技術評価点
ISO9000S並びに14001取得済
1
ISO9000S又は14001取得済
0.5
取得なし
0
80点以上
2
75点以上80点未満
1
75点未満又は実績なし
0
同種(類似)業務実績 直近10か年度に完了引き渡しの済んだ業務 同種業務の実績あり
2
実績の有無
(国及び岐阜県発注業務のみ対象)
※業務成績評定点が65点未満のものは、実
績として認めない。
スタッフ数
常勤雇用の従業員数並びに国家資格を有する
技術者数
○業務遂行能力について
評価項目
技術提案
実施方針等
類似業務の実績あり
1
実績なし
0
常勤雇用の従業員数10名以上並びに国家資格を有する技術者数5名以上
1
常勤雇用の従業員数10名以上又は国家資格を有する技術者数5名以上
0.5
常勤雇用の従業員数10名未満並びに国家資格を有する技術者数5名未満
0
評価内容
特定テーマ
評価基準
技術評価点
業務方針(工程表や業務フローを含む)について、業
務の目的、内容を理解し、企画・独創性や地域性・特
殊性等の着眼点が優れている場合に優位に評価する。
5
特定テーマについて、業務の課題・留意点等を十分に
理解し、業務の地域性・特殊性を踏まえた提案となっ
ている場合に優位に評価する。
15
○配置予定技術者の能力について
評価項目
評価内容
評価基準
同種(類似)業務実績 直近10か年度に完了引き渡しの済んだ業務 同種業務の実績あり
技術評価点
5
の業務実績の有無
(国及び岐阜県発注業務のみ対象)
保有資格
継続教育(CPD)
の取組状況
○地域要件について
評価項目
営業拠点
類似業務の実績あり
2.5
※業務成績評定点が65点未満のものは、実
績として認めない。
実績なし
0
管理(照査)技術者の保有する資格
技術士(○○部門)かつ自然工法管理士
4
技術士(○○部門)
3
RCCM(○○部門)かつ自然工法管理技士
2
RCCM(○○部門)
1
上記以外
0
25単位以上の取得あり
2
15単位以上25単位未満の取得あり
1
15単位未満の取得あり、又は取得なし
0
直近1か年度の各団体が発行するCP
Dの単位取得
単位=ユニット
評価内容
地域内での営業拠点の有無
(県内に本店を有する者のみの場合)
地域内での営業拠点の有無
(県内に本店を有する者がある場合)
評価基準
技術評価点
同一管内に本店あり
1.5
同一管内に支店・営業所あり
0.75
岐阜県内(同一管内を除く)に本店あり
0
同一管内に本店あり
1.5
同一管内に支店・営業所あり又は岐阜県内に本店あり
0.75
岐阜県内(同一管内を除く)に支店・営業所あり
0
災害協定参加等
災害協定への参加や同等の活動実績の有無
岐阜県との協定に参加あり又は直近5か年度のうちで同 1.5
等の活動実績あり
岐阜県内市町村との協定に参加あり又は直近5か年度の 0.75
うちで同等の活動実績あり
参加なし又は活動実績なし
0
4 技術提案
①業務の実施方針等
・業務の実施方針(実施体制を含む)、業務フロー及び工程計画についてA4版2枚までに簡潔に
記載する。特に計画上の制約条件、着眼点、課題について記載する。
・提案者名が分かるような記載は避けること。
②特定テーマに対する技術提案
・次に掲げる特定テーマに対する取り組み方法を具体的に記載する。
特定テーマ:○○○○○○について
・1テーマにつきA4版2枚までの記載とし、概念図、出典の明示できる図表、既往成果、現
地写真を用いることができる。
・提案者名が分かるような記載は避けること。
5 落札者の決定
評価値及び落札者の決定
(入札参加者が6者、予定価格 10,000,000 円(税抜き)、失格判断基準 6,700,000 円の事例)
入
技術評価点①
札
企業
技術
地域
者
能力
能力
要件
技術
価格
計
提案
入札金額
評価点
評価値
評価順位
(税抜き)
②
①+②
(落札者)
A
6.00
8.00
4.00
17.00
35.00
9,000,000
12.121
47.121
6
B
6.00
8.00
4.00
16.00
34.00
8,800,000
14.545
48.545
5
C
6.00
8.00
3.00
18.00
35.00
8,600,000
16.970
51.970
2
D
5.00
6.00
3.00
17.00
31.00
8,400,000
19.394
50.394
4
E
4.00
8.00
0.75
17.00
29.75
8,200,000
21.818
51.568
3
F
5.00
8.00
0.75
18.00
31.75
8,000,000
24.242
55.992
1(落札)
※価格評価点について端数が生じた場合は、小数点第4位を四捨五入とする。
6 実施上の留意事項
①入札参加資格条件
特定テーマに対する技術提案を1項目以上提出する。