「はるかぜ号」を派遣【PDF】

平 成 27 年 2 月 6 日
九 州 地 方 整 備 局
1 1 : 5 0 現 在
徳島県南部付近を震源とする地震を受けた四国地方整備局の
要請による支援のため防災ヘリコプター「はるかぜ号」を派遣
~徳島県南部付近を震源とする地震への九州地方整備局の取り組み(第1報)~
概要
2月6日10時25分頃、四国地方の徳島県南部付近で深さ約10kmを震源とした地震(震度5
強)が発生。
今回の地震を受けた四国地方整備局の要請による支援のため、2月6日に九州地方整備
局より防災ヘリコプター「はるかぜ号」を派遣しました。
平成27年1月末に新たに搭載した『ヘリサット』(衛星通信によりヘリコプター映像を配
信するシステム)の災害調査における初運用となります。 ※別紙参照
1.体制
○災害等応援本部体制履歴
・ 2/6
10:45
注意体制
2.防災ヘリコプター「はるかぜ号」
による被災状況調査
・ 2/6 11:28
福岡空港離陸
・ 2/6
高松空港着予定
・ 2/6
四国地方整備局着予定
(四国地整職員搭乗予定)
ヘリサット(アンテナ)
【問い合わせ先】
国土交通省 九州地方整備局 災害対策本部
企画部 広域計画課長補佐 山口 光治
電 話:092-414-7301(本部直通)
F A X :092-481-9210(本部直通)
防災対策用ヘリコプター「はるかぜ号」のヘリサット(衛星通信システム)整備
九州地方整備局
~ 九州初!陸上・海上を問わず、高画質なリアルタイムヘリ映像の送信が可能~
『ヘリテレ(従来)』方式の特徴と課題
『ヘリサット(今回)』方式の特徴と利点
○ヘリコプターが撮影した映像は、地上のヘリテレ受信基地局(山上
中継所等)を経由して整備局に送信される。
●地上のヘリテレ受信基地局の不感地帯(山間部、海上沖合い等)
では、リアルタイムの映像が見られないエリアがある…
○ヘリコプターが撮影した映像は、衛星回線によりヘリサット受信基地局
へ送信され、国土交通省専用光回線を経由して整備局に送信される。
●ヘリサットは衛星回線を使うため、陸上・海上全国何処の場所からも、
高画質な映像をリアルタイムに伝送可能!
《はるかぜ号に設置したヘリサット(アンテナ)》
高度情報衛星
ヘリサット映像は、従来と同様に九州
地方整備局の光ファイバーネットワー
ク等を活用し、防災関係機関、大学、
自治体等へリアルタイムで配信可能。
今回のヘリサット
映像受信方法
ヘリサット受信
基地局
ヘリからの災害現場ライブ映像
国土交通省
災害現場
(本省、近畿地整)
国土交通省
専用光回線等
従来のヘリ映像
受信方法
cc
国土交通省
(九州地方整備局)
cc
ヘリテレ可搬型
受信装置
ヘリテレ受信基地局
(山上中継所等)
《はるかぜ号の機内設備(キャビン後部)》