北日本支部医学検査学会終了しました!!

( い わ て )
201
2014.12
No.298
北日本支部
北日本支部医学検査
医学検査学会
医学検査学会
終了しました!!
終了しました!!
朝夕の冷え込みも本格化してきた 11 月末、
月末、今年の北日本支部医学検査学会は盛岡市のア
イーナを会場に 2 日間の会期を無事終了しました。
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( い わ て )
日臨技北日本支部医学検査学会
(第 3 回)報告
学会長: 安保 淳一
第 3 回を迎えます日臨技北日本支部医学検査学会を一般社団法人岩手県臨床衛生検査技師会が
担当し平成 26 年 11 月 22 日(土)から 23 日(日)、岩手県盛岡市いわて県民情報交流センター(ア
イーナ)にて開催いたしました。会期が 11 月末とあって寒さや積雪が懸念されましたが、
月末とあって寒さや積雪が懸念されましたが、2 日間
を通して穏やかな天候に恵まれ無事学会を成功裏に終えることができました。昨年より、この学
会に向けて理事と学術部門長を中心とした実行委員の皆様には、学会企画から運用まで色々とご
苦労をお掛け致
苦労をお掛け致しましたが、皆様の献身的な働きにより有意義な学会となりました。改めまして
しましたが、皆様の献身的な働きにより有意義な学会となりました。改めまして
御礼申し上げますと共に感謝申し上げます。また、当日、実務委員を担当していただきました皆
様、遠路また朝早くからお集まりいただき、
様、遠路また朝早くからお集まりいただき、2 日間の実務委員お疲れ様でした。誠にありがとう
ございました。
2 日間での学会参加人数は賛助会員を含めて 743 名であり、学会計画での見積もりでは 800 名
を想定しておりましたので、
を想定しておりましたので、50
50 名ほど少ない参加となりました。
学会では
学会では学会テーマを「臨床検査を探求する」~イーハトーブから臨床検査を見つめ直す~と
学会テーマを「臨床検査を探求する」~イーハトーブから臨床検査を見つめ直す~と
掲げ、特別講演 3 題、「臨床検査を探求する」と掲げたシンポジウム、教育講演 5 題、技術セミ
ナー6 題を行いました。
題を行いました。一般演題発表は
一般演題発表は 117 題でありました。特別講演Ⅰでは
題でありました。特別講演Ⅰでは
特別講演Ⅰでは「臨床検査技師業
「臨床検査技師業
務のパラダイムシフト」と題して岩手医科大学医学部臨床検査医学講座教授の諏訪部 章先生に
ご講演いただきました。法改正での検体採取から検査相談・検査説明できる技師について、いま
臨床検査を取り巻く環境の変化の中でどう取り組んでいくのか、対応していくのかを講演してい
ただき貴重な講演でありました。学会最終日には日臨技企画「臨床検査技師等に関する法律改正
ただき貴重な講演でありました。学会最終日には日臨技企画「臨床検査技師等に関する法律改正
―検体採
―検体採取などー」の講演を日臨技下田勝二常務理事に行っていただきました。法改正の経過と
取などー」の講演を日臨技下田勝二常務理事に行っていただきました。法改正の経過と
来年に行います
来年に行います「検体採取等の厚労省指定講習会」
「検体採取等の厚労省指定講習会」
「検体採取等の厚労省指定講習会」について講演いただきました。
について講演いただきました。
について講演いただきました。厚労省指定講
厚労省指定講
習会は 2015 年 1 月 17,18 日(土、日)、
、2 月 21、22
22 日(土、日)に仙台市にて開催予定であり
ます。
今年度から支部学会で取り組んでおります「高校生向け進学支援ガイダンス」では、高校生に
将来の職業として臨床検査技師を目指してもらおうとの取り組みから岩手県内の高校に案内し
11 名の高校生と 1 名の教諭(進路指導担当)の参加者がありました。ガイダンス
ガイダンスでは弘前大学
では弘前大学 大
学院保健学研究科 講師 野坂大喜先生に養成校の紹介と実際のカリキュラム、また、面接試験対
策まで幅広く講演いただきました。その後、今年就職した新人臨床検査技師 2 名による「就職を
しての今の感想など」話していただきました。最後には学会機器展示とシンポジウム会場を見学
してもらい、臨床検査の魅力を少しは感じていただけたのではないかと思います。
情報交換会では、各県からお国自慢の酒を披露していただき、北日本の銘酒がそろい大変好評
でありました。また、余興では盛岡地区の技師会員による「さんさ踊り」があり盛
でありました。また、余興では盛岡地区の技師会員による「さんさ踊り」があり盛り上がりも最
り上がりも最
高潮に達しました。宮島会長も大変喜んでいました。
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( い わ て )
学会を通しての感想でありますが、学会受付、演題受付(
学会を通しての感想でありますが、学会受付、演題受付(PC
PC file)では業者さんにネットワー
file)では業者さんにネットワー
クを組んでいただき運用したため、朝の混雑や混乱もなく時間通りプログラムを進めることがで
きました。また、
きました。また、11
11 月末とあってクロークの混在も予想されましたが、実務委員の臨機応変な対
応により大きな混雑もなく終えることができました。常務理事様には何度となく平日の夜遅くま
で会議、準備等でお集まりいただきました。誠にありがとうございました。今回の学会では川村
将史さん(受付企画、設営、会場設営など)と事務局の畠山裕司さんの献身的な働きが際立って
いたと感じております。私も安心して今後の学会を任せることができることを嬉しく思います。
少し残念だった点は、岩手県内の会員参加が少なかった点でありあす。折角、
少し残念だった点は、岩手県内の会員参加が少なかった点でありあす。折角、8 年に一度の学
会であります
会でありますので、多くの会員の方々に参加していただきかったと思います。もちろん、我々、
ので、多くの会員の方々に参加していただきかったと思います。もちろん、我々、
学会担当者の宣伝が足りなかった事も反省点であります。この点は今後の課題として引き継ぎた
いと思います。
最後に
最後に、繰り返しになりますが、皆々様のご協力とご支援のもと、かくも盛大に学会を開催で
繰り返しになりますが、皆々様のご協力とご支援のもと、かくも盛大に学会を開催で
きました事を感謝致しますと共に厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
医学検査学会終了して・・・
学会実行委員長: 岩渕 義文
平成 26 年度 日臨技北日本支部医学検査学会が盛岡市の
県民情報交流センター「アイーナ」にて開催されました。
県民情報交流センター「アイーナ」にて開催されました。117
題と多くの演題の応募があり、総参加者が 743 名で学会が開催されました。
また、
また、2 日間の天候も暖かい良い天気で、天は我に味方した(ヨッシャ)と思い、うれしくな
りました。1年前、宮城県で開催された学会に参加して学会運営状況をつぶさに観て、一般(社)
岩臨技の会議では、岩手県ではどのような学会にして行こうか実行委員の中で話されました。
学会当日は、実務委員は 7 時 50 分にアイーナの入口に集合でした。前日まで氷点
分にアイーナの入口に集合でした。前日まで氷点下の朝でし
下の朝でし
たが、当日はやや穏やかな気候でありました。早朝で眠い眼で集まっていただきました。ありが
とうございました。
岩手県での開催では、他道県から来県する会員のみなさんをおもてなしで迎えたらとの気持ち
で色々と企画が提案され、
「さんさ踊り」と「お酒の飲みくらべ」に決めて おもてなしをしよう
となりました。盛岡地区会員のみなさんの協力のもと、多くの方々が情報交換会に参加され、大
いに盛り上がりました。
各会場は多くの会員の方々が学会に参加されたこともあり、各会場で立って演者の発表を聴く
状況でもありました。特
状況でもありました。特別講演や教育講演、シンポジウムにおいては非常に時間が限られた中で
別講演や教育講演、シンポジウムにおいては非常に時間が限られた中で
開催されました。講師の先生や座長の皆さんには大変ご苦労をおかけしました。
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( い わ て )
日臨技企画は2日目の午後で、おにぎりとお茶を用意して参加される会員の方々に配布しまし
た。参加される会員の方が少ないかと思いましたが、アイーナホールが満席になるくらい会員の
皆さんが熱心に聴講していました。
今回の学会開催にあたり、一般(社)岩臨技のみなさんには1年前にスタートして、前日、当
日と季節的には寒く大変な時期でしたが、献身的なご協力をいただき感謝しております。
今回、初めて「高校生向け進学支援ガイダンス」を企画して、9
今回、初めて「高校生向け進学支援ガイダンス」を企画して、 名ほどの高校生が参加されま
した。これから少しずつと思いますが、臨床検査技師という職業が理解していただけると思いま
す。皆さんと共に頑張っていきましょう!! 学会大変お疲れ様でした。ありがとうございまし
た。
先月の医学検査学会を振り返る.
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.
受付周辺は大変な混雑でした
(でも想定内!)
でも想定内!)
受付周辺
演題受付・試写
参加受付
スタッフは前日から集まって手順を確認しました
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( い わ て )
一般演題・機器展示
般演題・機器展示
特別講演
諏訪部教授による
「臨床検査技師業務
技師業務のパラダイムシフト」
のパラダイムシフト」
「臨床検査技師業務
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( い わ て )
前回の学会で学術奨励賞に選ばれた
石澤さん
石澤さん((元岩手医大)
元岩手医大)の表彰も行われました
式典・情報交換会
次年度開催地
「北日本支部の忘年会だぁ~!
「北日本支部の忘年会だぁ~!」
北海道技師会のみなさん
by 安保会長
日臨技宮島会長と
とふっちとあまちゃん
All IWATE さんさチームによる余興は大好評
さんさチームによる余興は大好評!!
!! 中央のピエロは八角病院
ピエロは八角病院の
の櫛桁さんです.
中央のピエロは八角病院
衣装もメイクも自前です.(
でぜひカラー写真をごらんください!!)
!!)
衣装もメイクも自前です.(岩臨技 HP でぜひカラー写真をごらんください
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( い わ て )
「岩手医学検査」
岩手医学検査」への投稿を募集いたします
会員の皆様の更なる学術活動の一助となりますよう、岩臨技学術誌
「岩手医学検査」を今年度
も発刊します。つきましては学術論文を募集いたしますので奮ってご応募ください。
1
会誌名
会誌「岩手県医学検査」 Iwate Journal of Medical Technology
2
発
岩手県臨床衛生検査技師会
3
編集委員
会長
4
査読委員
諏訪部
5
投稿規定
会誌「岩手県医学検査」投稿規定による
6
投稿者特典 投稿者に 1 万円分の図書券を進呈する
行
学術部門長
原則として年 1 回
学術部門担当理事
学術委員(部門長など数名)
章(岩手医科大学臨床検査医学講座教授)他
【岩手医学検査の投稿にあたって】
岩手医学検査の投稿にあたって】
1.投稿資格
原則としてこの会の会員に限るものとし、連名執筆者は 7 名以内を基本とします。
2.論文内容
1) 医学検査に関する、他誌に未発表のものに限ります。
2) 誓約書および同意書を必要とします。
3.論文分類
(1)原著、(2)研究、(3)症例、(4)試薬と機器、(5)資料、(6)検査室ノート
(7)広場、(8)読者のページ
4.論文の作成
原稿は Microsoft Word で A4 用紙として作成してください。
【執筆要領】、【記述・用語】、【表、図(写真)】、【文献】は日臨技「医学検査」の
”論文投稿に当たって”を参考にしてください。
詳しい投稿規定は「岩手医学検査」創刊号にあります。
5.論文の提出
Microsoft Word で作成したものを、2 月末頃までにメールに添付し送付してください。
送付先 E-mail Address は問い合わせください。
問い合わせ先:盛岡赤十字病院
病理検査課
井上幸男
電話: 019-637-3111 内線 283
E-mail: [email protected],or,jp
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( い わ て )
今回の“つなぐ”は、
今回の“つなぐ”は、盛岡市立病院の阿部真澄
盛岡市立病院の阿部真澄
盛岡市立病院の阿部真澄さんです
さんです。
さんです。
今回『つなぐ』のバトンを受け取りました盛岡市立病院の阿部真澄です。毎回人ごとのように
楽しく読んではいたのですが
楽しく読んではいたのですが…
…古城さんのうるうるな瞳に見つめられ
古城さんのうるうるな瞳に見つめられ…
古城さんのうるうるな瞳に見つめられ
機会(チャンス?)とは突然巡ってくるものなのですね。
さて、私の勤務する盛岡市立病院は盛岡南イオンそばにある 268 床の病院で、県内唯一の感染
症病床を備えています。エボラ出血熱が流行を見せてから、感染症対策チームや関係部署はマニ
ュアルを作成したり、必要物品の選定をするなど有事の際の準備に追われています。当院検査技
師も全員感染防護服着用の訓練までしましたが、訓練だけで終わることを祈るばかりです。
当院検査室技師は 5 名。検査内容としては生理検査(心電図・肺機能・ABI
名。検査内容としては生理検査(心電図・肺機能・ABI・ホルター心電図・
・ホルター心電図・
ABPM・脳波)
・脳波)、心臓・血管・腹部超音波検査、検体検査は平成 25 年度より FMS 方式を採用し
ています。検体検査室と生理検査室はドア 1 枚隔てた隣どうし。少ない人数ながらもチャイムが
枚隔てた隣どうし。少ない人数ながらもチャイムが
鳴るとすぐ隣から誰かが駆け付けるという応援体制で頑張っています。実はメンバーは私も含め
て全員前あり!(他施設ですが…)生粋の市立病院っ子はおりませんが、今までの経験を持ちよ
て全員前あり!(他施設ですが )生粋の市立病院っ子はおりませんが、今までの経験を持ちよ
り、時には人脈を使って問題を解決しながら日々の検査に臨んでいます。また、ルーチン業務以
外では、東日本大震災被災者支援としてエコノミークラス症候群予防検診を当院看護・事務スタ
ッフの他、県内外の臨床検査技師の方々と共に行っています。もちろん被災者の方々の健康を維
持するお手伝いをすることは大事ではありますが
持するお手伝いをすることは大事ではありますが…私にとって参加して良かった事は人との出会
私にとって参加して良かった事は人との出会
いです。参加することがなければお話する事はなかったであろう他施設や県外のかわいい後輩達
や大先輩方と言葉をかわし、プチレクチャーなどを受ける機会に恵まれました。そして盛岡地区
技師会の役員にもなったからか同年代の活躍を近くでたくさん目にします。刺激を浴びるように
受け、さぁ私も!とは思うのですが、なかなか行動には起こせません。まずは誘い(依頼)は断
らないから始めましょうか。もう何年も行っていないのについ最近スノボに誘われました。まず
は錆びついた板磨き、体力をつけるところから
は錆びついた板磨き、体力をつけるところから。仕事ではないけど小さな一歩
。仕事ではないけど小さな一歩
。仕事ではないけど小さな一歩…
次回のバトンは土井尻医院の鎌田恭子さんにつなぎます。私の心エコーの師匠の一人であり、
着物の似合う素敵な先輩です。
会報「いわて」第 29
298 号 2014.
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★☆編集後記☆★
一般社団法人岩手県臨床衛生検査技師会
社団法人岩手県臨床衛生検査技師会
北日本支部医学検査学会が終了しました。参加さ
れたみなさま、本当におつかれ様でした。
発行人:
会
私は総合案内を担当していましたが、想定してい
なかった落し物が届られ、総合案内カウンターは急
遽、落し物お預かりカウンターにもなったのでし
長 : 安保 淳一
事 務 局 : 栁本
実
編集責任者 : 伊藤 麻貴子
古城 智絵
た。届られたものは使い捨てコンタクトレンズ(片
〒020-8505
8505 盛岡市内丸 19
19-1 岩手医大中検内
目分)、学会参加者用ネームホルダー、おそらく病
Tel.(019)651-5111
Tel.(019)651
内線 3651 Fax. (019)654-8510
(019)654
院から処方された錠剤、でした。コンタクトを落と
された方は 2 日目の朝になってはじめて片目分な
い事に気づいたと思います。眼鏡、持ってきてたか
な。(こぎ)
8
http://www.iwateamt.or.jp/
会報専用メールアドレス
会報専用メールアドレス:
[email protected]