Saluti et Solatio Aegrorum - 藍野大学

発行元◎
〒567−0012 大阪府茨木市東太田 4 丁目 5 番 4 号 学校法人 藍野学院 TEL:072−627−1711 http://www.aino.ac.jp
Saluti et Solatio
Aegrorum
藍野大学 広報誌〝Solatio〟【ソラティオ】
本年度より、藍野大学の広報誌
〝Solatio〟
(ソラティオ)を刊行します。
Solatio とは、学校法人藍野学院の教育理念である
“Saluti et Solatio Aegrorum”
「病める人々を医やすばかりでなく慰めるために」にある
ラテン語の単語で、「慰安、安心」を意味します。
藍野大学の広報誌として、関係する皆さまに、
大学の「今」と「今後」を伝えてまいります。
発刊に寄せて
藍野大学広報誌ソラティオの
発刊に当たって
学校法人藍野学院 理事長 小山 英夫
藍野大学学長 毛利 平
今日の健康・医療・福祉を取り巻く情勢は
藍野大学開学10年目の節目に当たって、
大きく変わってきました。たとえば全国の
学生、保護者及び卒業生の皆様、更には将
看護系大学の数は十年前に 108 校であった
来仲間の一員になるであろう中高生を含め
ものが、高度な看護教育が社会に要求され
た皆様方に本学の現況や活動、財務内容、
続けてきた結果、本年度は 227 校に増えて
事業計画、卒業生の本学に対するコメント
います。看護系以外の医療技術系、医療工学系の大学学部設置も同様の傾
等々について情報を提供し、価値観を共有すべく広報誌を発刊する運びと
向にあり、今後、大学の評価は、それぞれの大学の内部質保証システムの
なりました。
構築とその評価によって検証されると言われています。質保証の第一義的
誌名にありますソラティオは、我が学院の教育理念であります Saluti et
責任は大学にあることを今一度思い起こし、学生の皆さんはもとより全て
Solatio Aegrorum の Solatio(なぐさめる)であります。只今のところ年二
のステークホルダーに対して本学の高等教育の質が一定水準の「保証」を
回発刊の予定でありますが、この広報誌を通じて皆様との絆を一層深める
得ていることと、その取り組みや改善策を、本広報誌「Solatio」を通し
事が出来たらと願っております。
て今後発信して参ります。
また、10年目の節目を迎えるにあたり、同窓会、保護者の会の設立も考
この広報誌が、新たな藍野大学の発展の糧を見出す一助となることを願い、
えておりますので広報誌の活用など皆様のご協力をお願いいたしまして、
発刊の辞といたします。
発刊のご挨拶といたします。
AINO UNIVERSITY
Ⅰ 事業報告︵概要︶
年生
学生募集の取り組み
看護・医療系の新設大学・学科が急増す
513
235
62
66
569
281
83
63
996
2013
(H25)
752
362
80
111
1,305
理学療法学科
作業療法学科
臨床工学科
計
365
176
53
15
609
876
名が参加し、
年度から﹁大学コンソーシアム大阪 ﹂
に
よる単 位 互 換 事 業にも参 加し、﹁臨 床 医工
認可申請を行いました。
度 を設 け、カリキュラム変 更︵学 則 変 更︶
の
卒業要件単位︵ 単位まで ︶として認める制
位 互 換 授 業 科 目 を 修 得した場 合、本 学の
平成
看護学科の保健師教育課程と
教職課程履修に関する整備
情報学コンソーシアム関西﹂が提供するプロ
種
︵看
る中、定員確保、入学生の質の向上のための
入試・広報活動の重要性は事業計画上もっ
とも上位にあげています。2010︵平成 ︶
■ 入学志願者数の推移
看護学科
理学療法学科
作業療法学科
臨床工学科
計
95:1.19
41:1.03
10:0.25
270:1.13
97:1.21
96:1.20
41:1.03
33:0.83
267:1.11
103:1.29
96:1.20
49:1.23
38:0.95
286:1.19
2013(H25)
101:1.26
101:1.26
49:1.23
58:1.45
※看護学科は、3 年次編入学を除く。
309:1.29
充足状況の推移は、下記のとおりです。
︵C認定︶が3名 、計 名の特 待 生 が 認 定
2 0 1 3︵平 成 ︶年 入 学 生については、 されました。同じく家族入学優待制度につ
年 度 以 降の入 学 志 願 者 数および入 学 定 員
2011(H23)
2012(H24)
看護学科
2010(H22)
﹁コンソーシアム関西大学連携事業﹂
の教育プ
ログラムに臨床工学科
12
延べ 科 目の講 義 を 受 講し ました。 また、
2
看 護 学 科では従 来、看 護 師 と保 健 師 両
2012(平成 24)
年度
グラムと﹁大学コンソーシアム大阪 ﹂による単
事業報告と決算の
概要
方の国家試験受験資格を得る教育課程によ
り、卒業後には通常両方の資格を取得する
︶年 度 入 学 生より 、多くの都道府県で
こととしていました。しかし、2013︵平
成
保 健 師の臨 地 実 習 が 制 限 されることとな
名 と制 限されることとなり ました。
り、大 阪 府 下の既 設 大 学でも 実 習 受 け 入
れが
そのため、保 健 師の資 格を取 得したい学 生
種と高 等 学 校
を選考する仕組みをつくりました。また本
学では、養 護 教 諭
護︶
の教員免許状を取得できる課程を設け
ており、保 健 師 教 育 課 程 と教 職 課 程の履
修上のきまりについても整備しました。
コンソーシアム ︵大学連携機関︶
2011(H23)
2012(H24)
. 2 9 倍 と予
学 部 全 体 として入 学 定 員の1
入試から募集している﹁自宅外通学者奨学
いては、2 名の該 当 学 生に対し入 学 金の免
金 給 付 制 度﹂については、計
除 を 行いました。2 0 1 1︵平 成 ︶年 度
定よりも多い入学生となりました。
2 0 1 2︵平 成 ︶年 度 入 試から導 入さ
れた特 待 生 制 度については、入 学 金および
認 定︶ れ奨学金を給付しています。
名 、初 年 度 授 業 料 の 半 額 免 除 特 待生
初 年 度 授 業 料の半 額 免 除 特 待 生︵
が
︵ 認定︶が 名、入学金のみの免除特待生
名が認 定さ
23
業への参画について
事
22
124:1.55
9
本学では、開学時より﹁大学コンソーシア
ム大 阪 ﹂に加 盟し、高 大 連 携 事 業や地 域 連
︶年度から、
﹁臨
携事業等に参加し、連携強化に取り組んで
いますが、2012︵平成
A
1
2
25
24
1
床医工情報学コンソーシアム関西﹂に参画し、
■ 入学定員充足状況(入学者数:入学定員充足率)
6
1
2
3
2
24
2010(H22)
25 19
1
B
25
20
1
73
70
68
23
合格率
98.6%
97.2%
97.1%
82.1%
全国平均
88.8%
96.0%
88.7%
77.3%
■ 2012
(平成 24)年度就職状況
卒業者数
就職希望者数
就職者数
就職率
看護学科
75 人
73 人
72 人
98.6%
理学療法学科
70 人
68 人
67 人
98.5%
作業療法学科
29 人
23 人
21 人
91.3%
※就職希望者数は、進学者、国家試験不合格者を除いております。
※就職率は、就職者数 ÷ 就職希望者数で求めております。
合計
174 人
164 人
160 人
97.6%
ダンスセラピー
8月 21 日
(火) その理論と実践から
応用まで
98
588,000
児童生徒を取り巻く
心の問題
117
702,000
8月 23 日
(木)
教育相談の
技法と実践
106
636,000
39
成 事 業︵科 学 研 究 費 補 助 金・学 術 研 究 助
,686千
成 基 金 助 成 金︶
の交 付 額は1 7
円です。研究代表者としての採択件数は
件︵前年度からの継続課題が 件︶、分担研
8
︶年 度に行った 市 民 公
研究活動
2 0 1 2︵平 成 ︶年 度の科 学 研 究 費 助
6
究 者 としては 件です。応募件数に関して
4
は 件で、採択は基盤研究︵ ︶と若手研究
︵ ︶、研究活動スタート支援の 件でした。
その 他、受 託 研 究 件︵5
, 4 0 4 千 円︶
C
を獲得しました。
3
2 0 1 2︵平 成
健康で元気な
毎日のために
24
開講座については、次のとおりです。
9 月1 日
(土)
教員免許状更新講習をはじめ
社会貢献活動の取り組み
660,000
33
9月15日
(土) ∼ワンダフルエイジング∼
心身ともに健康な
毎日を送るために
健康で元気な
毎日のために
動の一環として実施している教員免許状更新
110
8
︶年 度の実 施 結 果
収入(円)
については、次のとおりです。
受講者数
国家試験、就職状況について
合格者数
講習名
国 家 試 験の結 果については、学 校 法 人 全
28
∼ストレス対処と
リラックス体操∼
体 としても 重 要 な 位 置づけ を 担ってお り、 大 学の知 名 度 を 高め、広 く 社 会 貢 献 活
70
24
8月 22 日
(水)
教員はもとより、外部講師による対策授業
72
14
も積極的に取り入れた対策をとっています。 講 習の2 0 1 2︵平 成
施 設 を対 象
施 設 を 対 象に 、 理 学 療
月下旬に実 習 先
■ 2012(平成 24)年度 教員免許状更新講習
就職支援としては、学内の就職説明会とし
74
24
2
8
て看 護 学 科が 月 中 旬に藍 野グループと実
作業療法士
B
習 先 病 院 を 対 象に、作 業 療 法 学 科 は
月上旬に実習先
法 学 科は
60
にそ れ ぞ れ 実 施 し ま し た。 2 0 1 2︵ 平
理学療法士
講習名
10
︶年 度の国 家 試 験の結 果 と 就 職 状 況
2
保健師
実施日
5
受講者数
発達障害の理解と
8 月20日
(月)
児童生徒への支援
実施日
成
■ 2012(平成 24)年度 国家試験の結果(現役生)
については、 次のとおりです 。
■ 2012
(平成 24)年度 市民公開講座
4
6
36
12
24
看護師
受験者数
Saluti et Solatio Aegrorum
9,198
補助金収入
237,483
266,988
資産運用収入
事業収入
雑収入
606,250
564,204
管理経費支出
403,280
273,852
借入金等利息支出
40,299
40,788
借入金等返済支出
202,320
281,320
71,879
73,234
158,205
135,337
施設関係支出
57,890
67,639
26,462
24,641
設備関係支出
62,368
100,147
0
0
その他の支出
80,634
106,344
2,035,940
2,282,270
資金調整勘定
△ 55,634
△ 67,176
借入金等収入
前受金収入
教育研究経費支出
その他の収入
34,847
47,723
資金調整勘定
△ 1,927,490
△ 2,174,415
(小 計)
3,468,899
3,544,353
(小 計)
3,105,840
2,985,259
前年度繰越支払資金
1,224,065
1,224,065
次年度繰越 支払資金
1,587,124
1,783,159
収入の部 合計
4,692,964
4,768,417
支出の部 合計
4,692,964
4,768,417
科 目
学生生徒等納付金
予 算 額
管理経費
53,591 千円
(4.0%)
2,808,615
手数料
52,901
70,762
寄付金
0
21,845
補助金
237,483
266,988
71,879
73,234
158,205
135,337
資産運用収入
事業収入
事業収入ほか
14,662 千円
(0.8%)
消費支出
1,339,021
千円
教育研究経費
433,601 千円
(32.4%)
人件費
851,829 千円
(63.6%)
平成24年度 学校法人藍野学院 貸借対照表 (単位:千円)
平成 24 年度末
平成 23 年度末
資産の部
固定資産
11,180,310
11,254,232
有形固定資産
11,114,288
11,207,066
その他の固定資産
資産の部 合計
66,022
47,167
1,864,137
1,314,227
13,044,447
12,568,459
負債の部
予 算 額
決 算 額
固定負債
657,326
937,322
1,618,140
流動負債
2,592,990
2,468,319
教育研究経費
839,312
819,318
負債の部 合計
3,250,316
3,405,641
管理経費
432,245
294,550
基本金の部
基本金
14,191,243
13,712,018
基本金の部 合計
14,191,243
13,712,018
科 目
人件費
借入金等利息
消費支出の部 合計
当年度消費収入超過額
40,299
40,788
3,020,289
2,772,797
30,665
152,089
26,462
27,329
前年度繰越消費支出超過額
4,549,200
4,549,200
消費収支差額の部
翌年度繰越消費支出超過額
帰属収入の部 合計
3,325,602
3,404,110
翌年度繰越消費支出超過額
4,518,535
4,397,112
消費収支差額の部 合計
基本金組入額 合計
△ 274,648
△ 479,224
305,313
631,313
消費収入の部 合計
3,050,954
2,924,886
雑収入
補助金
74,234 千円
(3.9%)
1,708,433
決 算 額
2,778,672
1
寄付金
12,524 千円
(0.6%)
帰属収入
1,929,392
千円
科 目
平成24年度 学校法人藍野学院 消費収支計算書 (単位:千円)
12
手数料
44,962 千円
(2.3%)
学生生徒等納付金
1,783,010 千円
(92.4%)
流動資産
表4
14
構 成 比 (藍野大学)
表2
表5
Ⅱ 決算の概要
70,762
0
30
, 5 1 8 万 円︶に 対 し 億
円 で す。予 算︵ 億 6
, 6 1 5 万 円 減 少 し、前 年 度︵ 億 7
,014
2
, 888万円増加しました。ま
万 円 ︶に対し 6
52,901
寄付金収入
決 算 額
1,618,140
た、消 費 支 出 に は 固 定 資 産 の 減 価 償 却 額 等 の
手数料収入
予 算 額
1,708,433
科 目
人件費支出
5
月 日 の 学 校 法 人 藍 野 学 院 の 理 事 会・評
2,808,615
24
決 算 額
2,778,672
資金の支出を伴わない経費の計上も含まれて
予 算 額
議 員 会 に お い て、平 成 年 度 決 算 が 承 認 決 議
科 目
学生生徒等納付金収入
い ま す。藍 野 大 学 の 消 費 支 出 の う ち、平 成
平成24年度 学校法人藍野学院 資金収支計算書 (単位:千円)
表3
24
さ れ ま し た。藍野大学の収支状況は消費収支
590.371
. 4 % を 占 め ま す。
年度の教育研究経費は32
395,248
381,818
1
の と お り と な り、
339,917
帰属収支差額
4
計 算 書 に 基 づ き、次 の 表
当年度消費収入超過額
2
.5%︶
︵学校法人全体では29
1,734,269
その構成比は表 のとおりです。
な お、学 校 法 人 藍 野 学 院︵大 学 を 含 む 法 人
△ 195,123
1,805,092
1,339,021
3
基本金組入額
△ 41,901
消費収入の部 合計
1,465,175
24
、表
基本金組入額 合計
消費支出の部 合計
がそれぞれ資金収支計算書、消費収支
1,929,392
、表
1,846,993
帰属収入の部 合計
5
全 体︶の 平 成 年 度 決 算 状況 に 関 し、表
6,197
に は 校 地・校 舎・機 器 備 品・図 書・現 預 金 な
8,105
1,768
4
学校法人が教育研究活動を行っていくため
4,200
雑収入
計算書および貸借対照表となります。
事業収入
要 が あ り ま す。学 校 法 人 会 計 で は、当 該 年 度
360
ど の 資 産 を 持 ち、こ れ を 永 続 的 に 維 持 す る 必
500
資産運用収入
消費収支計算書
53,591
へ 組 入 れ る︵=維 持 す べ き 金 額︶仕 組 み と な っ
103,963
に お い て﹁資 産 の 取 得 に 充 て た 金 額﹂を 基 本 金
管理経費
74,234
容を示すとともに消費収支の均衡状況を明か
12,524
補助金
1
消費収支計算書は消費収入と消費支出の内
0
126,661
寄付金
24
年 度 の 基 本 金 組 入 額は 、
433,601
て い ま す。こ れ が 基 本 金 組 入 額 と 呼 ば れ る も
462,725
の で す。 平 成
教育研究経費
に す る も の で す。企 業 に お け る 損 益 計 算 書 に
851,829
44,962
32,466
手数料
,512万円となりました。
億9
決 算 額
898,487
科 目
近 い も の で す が、学 校 法 人 は 営 利 を 目 的 に す
予 算 額
人件費
1,783,010
る も の で は な い の で、原 則 と し て 収 支 の 均 衡
決 算 額
1,681,398
5
消費収入
︵支出︶超過額
予 算 額
をめざします。
科 目
学生生徒等納付金
消費収入の部合計より消費支出の部合計を差
平成24年度 藍野大学 収支状況 (消費収支計算書) (単位:千円)
表1
し 引 く と 当 年 度 消 費 収 入︵支 出︶超 過 額 が 算 出
3
1
帰属収入
24
学校法人の負債とならない収入で返済義務
帰属収支差額
されます。藍野大学において、平成 年度 は
,525万円の消費収入超過となりました。
億9
一般企業でいう経常利益にあたるものです。
5
消費支出﹂で触れるよう
大 学 に お け る 平 成 年 度 の帰 属 収 支 差 額 は
24
6
の 伴 う 借 入 金、預 り 金 等 を 除 い た も の で、学
帰属収入の部合計より消費支出の部合計を差
19
3
生 生 徒 等 納 付 金・手 数 料・寄 付 金・補 助 金・
人件費、管理費用を賄うための原資になるもの
に学校法人が行う教育研究活動やそのための
し 引 く と 帰 属 収 支 差 額 が 算 出 さ れ ま す。藍 野
18
資 産 運 用 収 入・資 産 売 却 差 額・事 業 収 入・雑
,939
年 度 の 帰 属 収 入は 億 2
,037万円となり、大学本来の帰属的な
億9
24
収入をいいます。﹁
で す。平 成
資金収入で大学の教育研究等のための資金支
出を賄えているということを示します。
今後の展望
営 管 理、教 学 運 営 等 の 抜 本 的 改 善 に 着 手 し、
, 6 9 9 万 円︶に 対 し
万 円 で す。予 算︵ 億 4
, 2 4 0 万 円 増 加 し、前 年 度︵ 億 1
,176
8
1
18
7
22
,763万円増加しました。
億1
17
万円︶に対し
24
平 成 年 度 に 学 生 募 集 戦 略、経 営 分 析、経
経営改善計画および中期財務計画の改定を行
いました。平成 年度においても、前記計画の
24
2
消費収入
17
帰
属
収
入
か
ら
基
本
金
組
入
額を控除した額を
, 4 2 7 万 円 で す。
い い、平 成 年 度 は 億 3
18
適正履行により経 営 基 盤 の 安 定 を 確 保 し て い
5 17
,082万円減
予算︵ 億 509万円︶に対し7
, 1 1 6万 円︶に 対 し
少 し、前 年 度︵ 億 8
,689万円減少しました。
4
消費支出
3
ま す。 具 体 に 次 年 度 繰 越 支 払 資 金 は 億
, 3 1 6 万 円 確 保 さ れ、前 年 度 に 対 し 億
8
,909万円増加、安全性分析の一指標であ
5
÷
行うために必要な学校運営のためのコストで
る流動比率︵流動資産 流動負債 ×
100︶も
. 9% と な り 対 前 年 度 1 8
.7
平成 年度は71
ポイント改善されました。
今後もさらなる経営基盤の安定に向け努力
し、教 職 員 が 一 丸 と な っ て 学 生 生 徒 の 教 育 環
境向上に努めて参ります。
24
学校法人が教育研究等のサービスや管理を
す。教 員 や 職 員 の 給 与 や 手 当︵賞 与︶
、所 定 福
利費︵法定福利費︶
、退職金︵退職給与引当金繰
入額︶などの﹁人件費﹂と、教育や研究のための
13
支出である﹁教育研究経費﹂
、学校の管理運営
のための支出である﹁管理経費﹂
、﹁借入金利息﹂
,902万
年 度 は 億3
等 をいいます。平成
24
平成 24 年度の決算について
AINO UNIVERSITY
帰属収支差額
負債の部・基本金の部および 消費収支差額の部 合計
4,397,112
4,549,200
△ 4,397,112
△ 4,549,200
13,044,447
12,568,459
※各表の数値は、科目ごとに千円未満を四捨五入しているため、各合計欄の数値と一致しない場合があります。
3
Ⅰ 事業計画︵概要︶
学生募集施策の強化および
修学支援オプションの充実
上記のとおり、学部全体としての収容定
と臨床工学科の入学志願者は安定した状況
員 数は適 正なレベルですが、作 業 療 法 学 科
︶年 度より 看 護 学 科の
にはありません。そこで作業療法士や臨床
定員を確保するための
大学の総合的な課題
2 0 1 2︵平 成
名から 名 へと削
うまでもなく、必要に応じて専門業者の対
策授業等を含め、従来以上に強化して取り
組みます。
教育目標の修正など
自己点検・評価活動の推進
年 次 編 入 学 定 員が
工学 技 士の需 要や職 業 内 容について、的 確
︶年 度
改 定は、大 学 間での志 願 者 獲 得 競 争に一定
減 されたことと、2 0 1 0︵平 成
2013︵平成 ︶年度より、これまでの
︶年度の学部収容定員は970名とな
月
1
成
︶年
の効果が期待できますが、それ以外の取り
り ます。2 0 1 3︵平 成
日時
︶年 度 入 学 生からの学 費
に 広 報 で き るよ う 予 算 配 分 を 行いま す。
3
からの作業療法学科の定員変更および臨床
2013(平成 25)
年度
2 0 1 3︵平 成
事業計画と予算の
概要
工学科の学年進行とあわせ、2013︵平
24
収 容 定 員 数に対 する在 籍 学 生 数は、学 部
の公 開イベントの充 実、独 自の奨 学 金 制 度
び見 直し、オープンキャンパス以外の各 学 科
年 度に完 成 年 度
月
充実させることなどがあげられます。
名 に削 減しましたが、 優 遇 ︶をはじめとする修学支援オプションを
し、 看 護 学 科 の 年次 編 入 学 生の募 集に ︵医療法人恒昭会による奨 学 金 貸 与 制 度の
ついては、 定 員 を
工学 科については、平 成
を迎えますが、収 容 定 員 充 足 率 は
1
点 に力 をい
︶年 度は、完 成 年 度 とな
25
試験対策に向けては、学内教員の努力はい
る臨床工学科も国家試験受験を迎えます。
2 0 1 3︵平 成
本 学 に 課 せ ら れ た 第一義 的 な 使 命 で す。
とも、国 家 試 験に全 員 合 格させることは、
えています。もとよりそういう 情 勢がなく
数などがマスコミで取り上げられる機会が増
家 試 験の合 格 率や 各 種 国 家 資 格 者の輩 出
日時点では % で、収容定員充足に向けた 国家試験全員合格の達成
取り組みがさらに求められます。学 生 募 集 近年の情報公開の義務化、推進により国
5
25
定員充足の課題を残しています。また臨 床
平 成 年度の入学志願者はなく、引き続き
5
3
全体としては適正な水準といえます。ただ
,115名になり、 組みとして、指定校推薦対象校の拡充およ
点での在 籍 学 生 数 は、1
5
3
86
に 関 しては 、 と くに 以 下 の
れます。
教 育 目 標の一部 を改 正し、施 行 することと
なり ました。医 療 専 門 職 としての知 識、技
能はもちろんのこと、学 士 課 程 教 育の質 保
証、生涯にわたり自律的に学び続ける志向
性をもった人材育成を明示することが改正
の お も な 骨 子 で す。こ の 教 育 目 標 は、
2011年に定めたディプロマ・ポリシー︵学
位 授 与 方 針︶に具 体 化されており、まずは
学部および各学科で定めたディプロマ・ポリ
シーが教 育 成 果に反 映しているのかを検 証
し、教育の質の向上を図ります。
4
2
25
25
5
1
1
25
20
25
25
22
3
Saluti et Solatio Aegrorum
AINO UNIVERSITY
研究活動の促進と各学科の
一の最 重 要 課 題に設 定し、高 校 訪 問 等の広
報活動を推進するとともに、近隣の高校生
各 教 員の研 究 活 動の促 進、業 績アップも本
2 0 1 3︵平 成 ︶年 度は、臨 床工学 科が
な ど に 積 極 的 に 取 り 組 み ま す。ま た
具体的な取り組み
向 けの科 学・技 術・医 療に関 する 臨 床 工
学生確保、教育活動の質の向上とともに、
学セミナー、体験授業、高校での模擬授業
学にとって重要な課題です。
看 護 学 科では、2 0 1 3︵平 成 ︶年 度
実 験 科 目、臨 地 実 習 科 目、卒 業 研 究 科 目
完 成 年 度 を 迎 えるため、臨 床 工 学 実 習・
25
員を対象に公開イベントを行います。
理学療法学科では、養成校増加のなか﹁選
ばれる理学療法士養成大学﹂を明確な目標
とし、入学生がさまざまな分野で活躍でき
びその 維持を含む ︶などの教育・研究設備・
機器の整備を行います。
施設設備の整備・修繕
ります。また、例年どおりNSCAのトレー
研究を支援するために研究機器の充実を図
が年ごとに増 えていま す。2 0 1 3︵平 成
に、老朽化による修繕箇所や空調機の更新
の旧短期大学から使用している建物を中心
︶年 度 も 必 要な既 存の設 備 更 新 以 外に、
スポーツトレーナー支援も行います。
作業療法学科では、国家資格の取得だけ
高いものから教 育 機 器・施 設の充 実 を図っ
学 内 無 線 L A Nの設 置 など、優 先 順 位の
療 法 士の養 成を目 指しています。そのため
地域で幅広く働くことができる良質な作業
東口から校舎にかけての、現在駐車場や駐
整備が行われ、2013
︵平成 ︶
年度には、
場 側︶と北 口︵アゴラキャンパス側︶
の門 扉の
図り学生の学習環境を整備していきます。
臨床工学科では、志願者の定員充足を第
に学内での検査器具と備品の更新・充実を
開 講し、医 療 施 設だけでな く 福 祉 分 野や なお、昨年度より大学の東口︵正面駐車
AVシステムを利用できる講義室を増やし、
でなく、メンタルヘルスマネジメントや住環境
ていきます。
25
コーディネーターの資格取得に向けた講座を
い、市民公開講座開講、近隣高等学校への
ナー認定などセカンドキャリアサポートも行
るために学生の研究能力を開発し、教員の 本 学 も 開 学から9 年が経 過し、開 学 前
るように具体的かつ効果的な教育を実現す
3
と銘 打 ち、学 生、地 域 住 人や 看 護 希 望 教
また﹁ふれあいaino看護広場シリーズ﹂ の整 備︵法 令で定められた必 置 機 器、およ
看護を学ぶ公開講座をシリーズで行います。 のための施設・実習設備、および実験機器
から国内にいる外国人講師を招聘し、国際
25
ンコースとして整備される予定です。
輪 場 となっている部 分が大 学にふさわしいコ
25
5
2
1,939,209
1,805,092
帰属収支差額
576,726
381,818
構 成 比 (藍野大学)
表2
学生生徒等納付金
1,943,104 千円
(93.7%)
手数料
47,263 千円
(2.3%)
帰属収入
2,074,085
千円
管理経費
87,656 千円
(5.8%)
表5
補助金
72,023 千円
(3.5%)
学 科
名 称
静脈点滴注射モデル人形
CPS 実習ユニット
事業収入ほか
11,695 千円
(0.5%)
消費支出
1,497,359
千円
平成25年度購入 藍野大学教育研究用等機器備品 (単位:千円)
看護学科
母性総合シミュレーター
バイタルサインベビー
人件費
914,532 千円
(61.1%)
教育研究経費
495,171 千円
(33.1%)
理学療法学科
平成25年度 学校法人藍野学院 資金収支予算書 (単位:千円)
表3
科 目
学生生徒等納付金収入
手数料収入
平成 25 年度
平成 24 年度
3,024,824
2,778,672
72,784
52,901
平成 25 年度
平成 24 年度
1,799,529
1,708,433
教育研究経費支出
674,629
606,250
管理経費支出
科 目
人件費支出
寄付金収入
300
0
377,370
403,280
補助金収入
283,560
237,483
借入金等利息支出
33,654
40,299
資産運用収入
71,754
71,879
借入金等返済支出
243,920
202,320
資産売却収入
205,902
0
施設関係支出
281,630
57,890
事業収入
119,998
158,205
設備関係支出
125,327
62,368
17,295
26,462
その他の支出
79,923
80,634
250,000
0
予備費
20,000
0
2,135,813
2,035,940
△ 54,923
△ 55,634
雑収入
借入金等収入
前受金収入
その他の収入
資金支出調整勘定
34,847
34,847
資金収入調整勘定
△ 2,268,101
△ 1,927,490
(小 計)
3,948,976
3,468,899
(小 計)
3,581,059
3,105,840
前年度繰越支払資金
1,710,356
1,224,065
次年度繰越支払資金
2,078,273
1,587,124
収入の部 合計
5,659,332
4,692,964
支出の部 合計
5,659,332
4,692,964
科 目
学生生徒等納付金
手数料
平成 25 年度
平成 24 年度
3,024,824
2,778,672
72,784
52,901
寄付金
300
0
補助金
283,560
237,483
71,754
71,879
119,998
158,205
資産運用収入
事業収入
雑収入
平成 25 年度
平成 24 年度
1,799,529
1,708,433
教育研究経費
908,697
839,312
管理経費
科 目
人件費
416,772
432,245
借入金等利息
33,654
40,299
予備費
20,000
0
3,178,652
3,020,289
消費支出の部 合計
17,295
26,462
211,464
30,665
帰属収入の部 合計
3,590,515
3,325,602
当年度消費収入超過額
前年度繰越消費支出超過額
4,368,168
4,549,200
基本金組入額 合計
△ 200,399
△ 274,648
翌年度繰越消費支出超過額
4,156,704
4,518,535
消費収入の部 合計
3,390,116
3,050,954
411,863
305,313
帰属収支差額
※各表の数値は、科目ごとに千円未満を四捨五入しているため、各合計欄の数値と一致しない場合があります。
6
計
570
加速度計システム
350
計
50,820
681
新版 K 式発達検査
376
スポーツ用車いす
1,500
ノートパソコン10台
計
900
600
4,057
ポリグラフシステム
744
生体情報計測用モニター
800
アンプ収容ケース
500
漏れ電流チェッカー
輸液ポンプテスタ
368
2,935
多機能ファクション・ジェネレータ
340
ミックスド・ドメイン・オシロ
350
生体計測キット
302
超音波流量計
1,730
人工心肺装置
12,075
冷温水槽
2,062
心電計
892
汎用人工呼吸器
3,341
ソフトウェア(RMT−X 用)
ソフトウェア(国家試験対策用)
その他14点
770
303
3,026
計
図書配架用棚
30,538
748
パソコン、液晶テレビ
計
学内施設
390
4,135
1,600
平行棒シンクロレール
中央図書館
650
2,095
48,300
簡易上肢機能検査ステフ
臨床工学科
1,000
ビデオ式三次元動作解析システム
座圧分布測定システム
作業療法学科
金
額
三次元動作解析・床反力、筋電図
平成25年度 学校法人藍野学院 消費収支予算書 (単位:千円)
表4
5
, 6 7 3 万 円 と な り、
億7
339,917
消費収入の部 合計
25
年度は
441,850
6
帰属収支差額
当年度消費収入超過額
平成
1,465,175
△ 41,901
大学本来の収入である帰属的な資金収入で大
1,497,359
△ 134,876
27
消費支出の部 合計
基本金組入額 合計
3
月 日 の 学 校 法 人 藍 野 学 院 評 議 員 会・理
1,846,993
1,768
2,074,085
のと見込んでいます。
8,145
帰属収入の部 合計
25
学の教育研究等のための資金支出を賄えるも
雑収入
1
事会において、平成 年度予算が承認決議され
4,200
103,963
ま し た。藍 野 大 学 の 予 算 は 消 費 収 支 予 算 書 に
3,400
事業収入
87,656
管理経費
7
その他
500
24
1
のとおりとなり、その構成比
126,661
150
462,725
基づき、次 の 表
72,023
資産運用収入
495,171
数 増 加 に 伴 う ト イ レ の 増 設 を 行 い ま し た が、
補助金
898,487
教育研究経費
25
25
平成 年度は過年度より課題であった学生
32,466
平成 24 年度
914,532
は表 のとおりです。
な お、学 校 法 人 藍 野 学 院 の 平 成 年 度 予 算
47,263
科 目
4
平成 年度は看護学科実習室改修や空調機設
手数料
平成 25 年度
人件費
億円を予算化しました。
1,681,398
3
がそれぞれ資金収支
平成 24 年度
1,943,104
2
、表
平成 25 年度
状 況 に 関 し、表
科 目
学生生徒等納付金
,000万円、教育研究用等機器備
置 な ど に 約3
品や図書の購入に約
平成25年度 藍野大学 予算状況 (消費収支予算書) (単位:千円)
表1
予算書、消費収支予算書となります。
,409万円を計上しま
億7
20
消費収支予算書
25
1
帰属収入
し た。う ち 学 生 生 徒 等 納 付 金 は 学 生 数 増 加 に
2
平成 年度 は
2
,171万円の増加
億6
,7 09
億2
としました。帰 属 収 入 全 体 で は
よ り、前 年 度 に 対 し
19
万円 増 加 を 見 込 ん で い ま す 。
1
25
2
消費収入
平 成 年 度 は 億3
, 9 2 1 万 円 と し、前 年
,412万円増加を見込んでい
度に対し 億3
,736万円を計上しま
億9
14
ます。
年度 は
25
3
消費支出
した。うち人件費は教職員の増加に伴い前年度
平成
研究活動の資金である教育研究経費は前年度
,605万円増加しました。また、教育
に 対し1
,245万円増加し、教育研究活動以外
に対し3
で学校を運営するために必要な諸経費である
,631万円減少しました。消費支
管理経費は1
,218万円増加を見込んでいま
出全体では3
す。なお、教育研究経費および管理経費には減
,488万円を計上しま
億3
1
価償却額が含まれています。
25
4
基本金組入額
,298万円増加となり
した。前年度に対し 9
1
25
平成 年度 は
25
ま し た が、こ れ は 前 年 度 に 対 し 平 成 年 度 の
教育研究用等機器備品や図書の購入に約
, 5 0 0 万 円 増 額︵ 平 成 年 度 予 算 額 億
6
661万円︶したことによるものです。
億 193万円増
1
消費収入
︵支出︶超過額
4
,185万円の消費収入
億4
超 過 と な り、 前 年 度 に 対 し
平
成 年度 は
加を見込んでいます。
25
5
平成 25 年度の予算について
Ⅱ 予算の概要
Saluti et Solatio Aegrorum
950
1,698
学内無線 LAN 設備
5,700
学生用メールアドレス
1,000
計
合 計
6,700
97,948
※上表 5 の費用のほか、教育研究活動には消耗品費や図書費、実習指導に伴う謝金等の
教育研究経費(表1参照)などがあります。
施設紹介
藍野大学
卒業生の声
織田 あや さん
藍野大学短期大学部
茨木キャンパス
藍野大学短期大学部
青葉丘キャンパス
2012 年 3 月看護学科卒業
兵庫県立塚口病院(NICU)勤務
藍野高等学校
滋賀医療技術専門学校
2009 年 3 月作業療法学科卒業
辻 菜桜 さん
みどりヶ丘病院勤務
藍野大学再生医療研究所
比嘉 飛鳥 さん
中央図書館
2011 年 3 月理学療法学科卒業
大阪府済生会中津病院
リハビリテーション技術科勤務
看護師として働
私は今、みどりヶ丘病院で作業療法士として勤務
私が勤めている病
き 始 め て、1 年
しています。現在の仕事内容は、脳血管疾患(脳
院は総合病院のた
が 過 ぎ ま し た。
出血や脳梗塞)や整形外科疾患などを患い、危機
め、様々な疾患の
正直この1年間
的状況を過ぎた患者様に対し、作業療法を行って
患者様を担当しま
は、学 生 時 代 か
います。退院に向けて患者様自身の生活や家屋の
す。例えば、人工
ら思い描いてい
状態などを把握し、その方が必要としている機能
呼吸器をつけてい
た看護師生活を
の回復や日常生活活動(着替えや食事、行為、移
て集中治療室にい
思 う と、「こ ん な
乗など)の訓練を、患者様の希望とともに、試行
るような患者様を
はずじゃなかった」と感じることが多かったと思
錯誤しながら従事しています。藍野大学では、様々
担当することや、内科系疾患で心臓の手術をした
います。しかし、それを乗り越えられたのは、学
な授業を受けましたが、中でも今の仕事に結びつ
患者様をみることもあります。臨床の現場では、
生時代からの積み重ねや、出会った多くの人々の
いているのは、解剖学や 生理学などの人体に対す
思っている以上に患者様の命や人生に深く関わる
おかげだと思っています。学生時代は、他大学と
る基礎的な科目や身体障害作業療法学で学んだ動
ことが多いのが現実です。そのため、知識や技術
比べて時間管理、挨拶、コミュニケーションにつ
作分析です。これらは私が身体障害を有する人へ
の前に患者様との信頼関係がなければ治療は成り
いて厳しく言われましたが、それは看護師になっ
の作業療法をする
立ちません。藍野大学では、専門的な知識や技術
て一番に必要とされるものだと思います。毎日出
上 で、今 で も 欠 か
ももちろんですが、何より人として大切な礼儀作
勤し、環境になれることで精一杯の日々です。学
せないものとなっ
法、人を思いやる気持ち、接し方、触れ方など“ 人
生時代に身につけた、人との接し方や忍耐力が本
て い ま す。こ れ ら
と人との繋がり ”を大切にした熱意のある先生方
当に役に立ったと思いました。時には辛いことも
を基礎にしながら
による指導がたくさんあります。臨床に立ち、担
ありますが、その時は学生時代の友人が大きな支
様々な知識や技術
当した患者様が「先生が担当で良かった。ありが
えとなってくれます。
を学んでいるとこ
とう。」と笑顔で退院されていく姿を見る度に、改
ろです。
めて藍野大学で“ 人と人との繋がりの大切さ ”を
学べた事を誇りに思います。
∼藍野大学広報誌発刊にあたって∼
学校法人藍野学院創基 45 周年記念事業について
藍野大学開学 10 年目を迎えるにあたり、広報誌なるものを発刊する運びとなりましたが、
2012(平成 24)年 9 月から卒業生や保護者、教職員、民間団体・企
広報誌の制作といっても、一体何から始めればいいのかわからないというのが正直な気持ち
業などを対象とし、当法人が設置する学校の校舎増改築および設備充実
でした。しかしながら、慣れない作業で試行錯誤してようやく広報誌が完成した時の達成感
事業その他教育活動の充実のために必要な経常経費に充当すること、ま
は、広報誌担当になっての喜びだと思います。広報誌が出来上がるまでには、多くの方にご
た当法人運営および将来計画に資する経費等に充当することを目的に寄
付金募集を行っています。2013(平成 25)年 3 月末日現在における寄
付金状況は次のとおりです。
たくさんのご寄付をいた
だき、皆様のご芳志に深く
感謝申し上げます。
■ 2012
(平成 24)年度 寄付金募集状況
対 象
9 月∼ 3 月
件 数
532 件
金 額
5,626 千円
協力頂いています。皆様に感謝するとともに、今後、さらに皆様へ藍野大学の様々な情報を
公開していきますので、ご理解いただき、ご協力をお願い申し上げます。
*ご意見をお寄せください*
本広報誌をご覧いただき、ご意見・ご要望等(掲載してほしい内容など)ございましたら、
ぜひ下記宛にお寄せください。(お寄せいただいた方には、薄謝を進呈いたします)
宛先◎ 〒567-0012 大阪府茨木市東太田 4 丁目 5 番 4 号
学校法人 藍野学院 法人事務局広報誌係