2013.7. No. 16 発行所/長野市旭町1098(一般財団法人)長野県教職員組合会館 発行人/加藤 善正 TEL 026(235)6995 FAX 026(235)7002 理事長挨拶 理事長 加藤 善正 暑い日が続いております。 おかげさまで、 現教育会館の建設から30年が経過しようとしています。 この間、 教職員はじめ多くの県民の皆様にご利用いただき、 順調な運営を続けてくることができまし た。 これもひとえに会員の皆様並びに関係団体や近隣の皆様方からのあたたかいご支援のおかげと心 より感謝申し上げます。 2008年の公益法人制度改革に伴い、 当会館は、 一般財団法人移行に向けた準備・検討を重ね、 2012年4月に一般財団法人への移行が完了しました。 昨年度、 公益事業として、 地域の子どもたちを対象にした無料の 映画鑑賞会、 県下の学校への視聴覚教材等贈呈、 「子どもと親・教職員の教育相談室」の運営支援などを展開してまいりま した。 今後とも、 子どもの健やかな成長を願う保護者や教職員の熱い思いに応えてまいりたいと考えております。 また、 県教組と共に推進する組織共済として、 約8700名の皆様にご利用をいただいている「アップル共済」は、 介護保 障特約の新設、 退職後の保障継続等教職員のニーズに合わせ、 制度内容を充実させてきております。 いっそう多くの皆様 のご利用を願っています。 今後も、 県民の皆様からいっそう信頼され、 教育会館の名にふさわしく長野県の教育の充実・発展に寄与できる存在と なるよう、 私ども役職員一同努力してまいりたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 2013年度役員 副理事長 常務理事 蟹澤 恵子(新) 橋本 明典(新) 理 事 三浦 敦男 理 事 窪田 泰治 理 事 小林 一久 監 事 監 桑山 雅徳 事 山岸 監 彰 水上 事 均 2012年4月∼2015年6月評議員 梅 宮 大 田 葭 本 本 塚 代 本 裕 春 一 直 之 大 実 郎 樹 (上高井支部) 神 田 和 幸 (下高井支部) (長 水 支 部) 石 坂 一 彦 (更 埴 支 部) (佐 久 支 部) 相 良 誠 (諏 訪 支 部) (下伊那支部) 北 原 健 吉 (木 曽 支 部) (安曇野支部) 嶺 村 岳 (大 北 支 部) 長野県教育会館職員 事 務 局 長 中谷 仁美 事 務 局 員 根橋 麻衣子 パート職員 金子 聖子 退任役員 副理事長 理 事 ―1― 坂井 木村 弘 典雄 大 岩 伊 龍 綿 口 義 月 二 藤 幹 野 貫 重 人 郎 高 守 延 (下水内支部) (上 小 支 部) (上伊那支部) (松塩筑支部) (障害児学校支部) 2012年度収支決算及び事業報告 【収入の部】 科 受取利息 2% (円) 目 決 算 額 基本財産運用収入 1,594 会館管理事業収入 34,291,154 アップル共済事業収入 37,082,474 民間補助金収入 雑収入 1% 民間補助金収入 0% 基本財産運用収入 0% アップル共済事業収入 50% 会館管理事業収入 47% 100,000 受取利息 1,663,381 雑収入 517,312 当期収入合計(A) 73,655,915 前期繰越 14,634,663 収支差額 収入合計(B) 88,290,578 【支出の部】 科 (円) 目 決 算 額 事業費 34,370,325 管理経費 23,325,197 借入金返済支出 10,000,000 固定資産取得支出 1,155,000 特定資産支出 1,192,843 リース債務支払 予備費 当期支出合計(C) 当期収支差額(A)−(C) 次期繰越収支差額(B)−(C) 固定資産取得支出 2% 特定資産支出 リース債務支出 2% 1% 予備費 0% 借入金返済支出 14% 事業費 48% 375,480 0 70,418,845 管理経費 33% 3,237,070 17,871,733 ○配当金について (2012年3月1日∼2013年2月末日) ア、 遺族年金コース 249,471,485円 (前年 181,041,332円) 年間保険料に対する割合 66.32% (前年 48.49%) イ、 介護保障特約 1,025,831円 (前年 585,576円) 年間保険料に対する割合 17.06% ウ、 医療保障コース 17,021,621円 (前年 15,412,305円) 事業概要 ◎会館管理事業 【収入】 ・貸室収入が増収 【支出】 ・3Fホール水銀灯を蛍光灯に取替工事 ・3F湯沸室キッチン・和室カーテン・照明取替工事 ・7F変圧器室塗装工事 ・テレビアンテナ用ブースター取替工事 ◎文化教育事業 ア、 支払助成金の支払い(協賛助成金) ・「長野県教育研究集会」への助成 3,000,000円 ・「二. 四事件」80周年記念集会への助成 30,000円 ・視聴覚教材の贈呈(教材助成金) DVD 松代大本営 (松代大本営の保存をすすめる会 監修) 390本 イ、 映画鑑賞会の開催 ・期 日 7月28日(土) ・場 所 本会館3Fホール ・上映映画 「おまえうまそうだな」 ・2回上演し、 合計で約320名余の方が入場されました。 ◎アップル共済事業 【支出】 ○保険金支払い件数及び金額 (2012年3月1日∼2013年2月末日) ア、 遺族年金コース 件 数 2件(前年 10件) 金 額 55,000,000円(前年123,000,000円) イ、 介護保障特約 件数・金額 0件 ウ、 医療保障コース 件 数 55件(前年 44件) 金 額 2,959,000円(前年 2,948,000円) ○入院見舞金給付件数及び金額 (2012年4月1日∼2013年3月末日) 件 数 20件(前年 20件) 金 額 1,735,000円(前年 2,395,000円) ◎教育相談事業 ―2― ・教育相談室の充実 ・各種研修会への参加 ・相談員会議の開催 ・2012年度延べ相談件数788件(前年749件) ・県教組新聞号外「相談室のまとめ」を発行しました。 2013年度収支予算及び事業計画 【収入の部】 科 (円) 目 予 算 事業概要 額 基本財産運用収入 1,600 会館管理事業収入 32,939,600 アップル共済事業収入 35,000,000 民間補助金収入 100,000 受取利息 1,660,000 雑収入 397,000 当期収入合計(A) 70,098,200 前期繰越収支差額 9,747,677 収入合計(B) 79,845,877 【支出の部】 科 (円) 目 予 算 額 事業費 35,004,000 管理経費 23,428,500 借入金返済支出 10,000,000 特定資産支出 リース債務支払い 予備費 2,800,000 375,480 100,000 当期支出合計(C) 当期収支差額(A)−(C) 71,707,980 △1,609,780 次期繰越収支差額(B)−(C) 会館2F 0 ◎会館管理事業 ・リニューアル工事 演台リニューアル 3Fスクリーンの位置移動工事 第4・第5会議室点字板交換工事 ◎アップル共済 ・太陽生命職員による加入促進活動 ・県教組定期大会宣伝用ブース設置 ・新規加入者在籍職場にプレゼント贈呈 ◎教育相談事業 ・相談員6人による相談活動 ・県教組新聞号外「教育相談室のまとめ」の発行 ・各種研修会への参加 ◎文化教育事業 ・演劇鑑賞会「なんかよ∼かい」7月27日開催 ・県教研へ助成金 ・県下中学校にDVD等を贈呈 TEL 026-234-3374 FAX 026-234-3386 相談室でもインターネットやケイタイの相談があります。 つたな 若者や子どもたちのコミュニケーションの拙さが問題にされて久しくなります。 コミュニケーション不足 の問題は年々深刻になってきています。 それに並行するかのようにインターネットやケイタイの普及が目覚 ましい発展をしてきました。 ICの進歩によって、 インターネットやケイタイの改良や新機種の開発が相次いできました。 当然のよう に、 相談対象者の若者や子どもたちの手にも次から次へと新しいパソコンやケイタイが渡っていきました。 インターネットやケイタイは相手との交流を容易にし、 瞬時に相手との意志疎通ができ、 大変便利になって きました。 その便利さは日常の生活スタイルさえも変えてきました。 電車の中の高校生を見ますと殆どの人 がケイタイをいじっています。 便利になってきた反面、 インターネットやケイタイを使った犯罪も目立つようになってきました。 便利さ は誰とでも安易に交信が出来るということです。 そのため誰でもが犯罪に巻き込まれる可能性が大きくなっ てきました。 インターネットやケイタイはあくまでも一つのツールです。 使い方を間違えれば大変な事態を 引き起こしかねません。 一方、 インターネットやケイタイを上手に使わないで、 のめり込んでいる人はコミュニケーションをうま くとれないのではないかと心配する声が識者の間であがっています。 インターネットやケイタイは相手と容 易に交信出来るが、 相手と直接会って会話をしているわけではありません。 そのため相手の表情が分からず に自分(受信者)の都合の良いようにコメントを解釈します。 だから、 得てして独りよがりに解釈することも 起こるのです。 そうした体験を中心にして社会に巣立っていった場合、 相手の気持ちが分からず職場や社会 でトラブルを起こしがちになります。 そしてコミュニケーション力不足と指摘されてしまいます。 インターネットやケイタイはツールです。 ツールの可能性と限界、 また社会への影響を知って使う必要が 強く求められる時代となりました。 ―3― (2013年度公益事業) 劇団:風の子(東京) 会館の公益事業として、 今年度は演劇鑑賞会を開催いたします。 目に見えない不思議なことや、 言葉や理屈では割り切れない謎めいた こと・・・そんなおかしなことが物語になりました。 おもしろくて、 楽しくて、 心が温まるそんなお話です。 と き 上映時間 入 場 料 場 所 電 話 7月27日(土) 1回目11:00∼12:00 2回目14:00∼15:10 開場は上映時間15分前となります 無料 長野県教育会館 3Fホール 026(235)6995 ■■■ 2013年度 視聴覚教材贈呈 昨年県下全小学校に贈呈し、 好評をいただいた 「DVD 今、 カメラが捉えた証言の数々 松代大本営」 を、 今年度は 県下全中学校に贈呈いたします。 是非、 ご活用ください。 広島、 長崎、 沖縄・・・・そして、 ここ長野県マツシロにも残る、 戦争の傷跡。 おおい隠された歴史的事実を明らかにし、 マツシロの持つ意味を問う。 大本営とは? 地下壕はだれが何のために掘ったものか? 強制労働をさせられた朝鮮人等、 衝撃の証言が・・・・。 (DVD表紙より) ―4― ■ ■ ■
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