立川労働基準監督署における文書の紛失について 東京労働局(局長

担
厚 生 労 働 省
東京労働局労働基準部
東京労働局発表
監督課長
平成 27 年 2 月 25 日
監察監督官 穐山邦男
当
岡田直樹
電話 03-3512-1612
立川労働基準監督署における文書の紛失について
東京労働局(局長 西岸正人)は、立川労働基準監督署(署長 山下節子。以下「立川署」
という。
)における行政文書の紛失について、下記のとおり当該事案を確認の上、必要な措置
を講ずることとしましたので、概要をお知らせします。
記
1 概要
立川署において、フラットファイルに綴られた監督復命書(1枚目のみ)を一時的にファ
イルから取り外した際、誤って紛失するという事案が発生した。
当該文書には、
A事業場の責任者B氏及び副責任者C氏の職名・氏名が記載されていた。
2 事実経過
(1)平成 26 年 9 月 12 日、立川署の担当者DがA事業場に対する監督を実施し、監督復命
書を作成の上、関係書類とともにフラットファイルに綴じ込み保管した。
(2)同年 11 月 13 日、立川署の担当者DがA事業場の責任者B氏の来署を求め、指導を行
った際、ファイルの一番上に綴られていた監督復命書(1枚目のみ)を一時的にファイル
から取り外した。
(3)同年 11 月 18 日、立川署の担当者Dが、監督復命書(1枚目のみ)が紛失しているこ
とに気付き、同年 12 月 17 日まで捜索したが発見できなかった。
(4)同年 12 月 17 日、立川署の担当者Dが署長に報告し、引き続き立川署において庁舎内
を隈なく捜索したが発見できなかった。
紛失した文書については、他の書類に紛れ込み、誤ってシュレッダーにより廃棄処分
したものと推測される。
(5) 平成 27 年 1 月 14 日、立川署の管理者がA事業場を訪問し経過を説明の上、謝罪し了
承を得た。
3 再発防止対策
(1)立川署においては、平成 26 年 12 月 17 日及び同月 25 日、署長から全職員に対し、本
件事案の経過を説明の上、行政文書管理、特に、各自執務スペースの整理整頓、行政文
書の所定保管場所への保管の徹底を指示するとともに、毎月一回定期に行政文書の保管
状況を確認することとした。
(2)東京労働局では、平成 27 年1月 22 日の会議において、都内の全労働基準監督署(支
署)長に対し、本件事案の経過を説明の上、行政文書管理の一層の徹底及び再発防止に
万全を期すため、改めて具体的対策について指示を行った。